JP6108939B2 - 光送受信機 - Google Patents

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この発明は、光の位相および振幅の両方に情報を載せる直角位相振幅変調方式(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)などの多値変調方式にて必須となる変調器ドライバのリニアリティ調整を高精度にかつ簡便に行う光送受信機に関するものである。
従来のトランスポンダで採用されている変調方式の主流は、強度変調方式(OOK:On Off Keying)あるいは位相変調方式(PSK:Phase Shift Keying)である。これらの変調方式では、変調器ドライバ(変調器ドライバ手段)をリミッティング動作させるため、変調器ドライバの調整パラメータとしては擬似ランダムビット列(PRBS:Pseudo Random Bit Sequence)を用いた出力時間波形の振幅およびクロスポイントのみでよい。
特開2011−232553号公報
一方、通信トラフィックの増加に伴い、QAMなどの多値変調方式を採用した高速大容量トランスポンダの研究開発が行われている。多値変調方式を採用した光送受信機における光送信部にはリニアリティが求められるため、従来はリミッティング動作させていた変調器ドライバをリニア動作させる必要がある。しかし、擬似ランダムビット列を用いた従来の変調器ドライバ調整方法では、リニアリティ調整が困難であるという課題があった。
なお特許文献1には、マルチレベル変調方式を採用した光送受信器の光送信信号に監視、長距離伝送に必須の光送信パワーと、光送信波形の線形性とを両立させるために、Ich/Qch変調器を2Vπ未満の振幅で駆動させることについて開示されている。しかしながら、この特許文献1の目的は、線形な電気光変換を実現し、かつIchとQchの信号レベルの差異を抑制することができる光送受信器を得ることであり、上記課題を解消するものではない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、変調器ドライバ手段のリニアリティ調整を高精度にかつ簡便に実現可能な多値変調方式トランスポンダである光送受信機を提供することを目的としている。
この発明に係る光送受信機は、入力された信号を長距離伝送用のフレームに収容し、後段に出力するフレーマ手段と、フレーマ手段の後段に配置され、入力された信号に対して符号化処理を施し、後段に出力するエンコーダ手段と、エンコーダ手段の後段に配置され、入力された信号を低速パラレル信号から高速パラレル信号に多重する多重手段と、多重手段により多重された信号に対し、時間波形のリニアリティを維持したまま振幅を増幅する変調器ドライバ手段と、任意の波長の連続光を出力する光源と、変調器ドライバ手段により振幅が増幅された信号に従い、光源により出力された連続光に対し位相変調および振幅変調を行う変調器手段と、低周期固定パタンとなる信号系列を発生し、フレーマ手段、エンコーダ手段または多重手段のいずれかに出力するリニアリティ調整用パタン発生手段と、変調器ドライバ手段により振幅が調整された信号系列のリニアリティに基づいて、当該変調器ドライバ手段の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整するリニアリティ調整手段とを備えたものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、従来では困難であった変調器ドライバ手段のリニアリティ調整を高精度にかつ簡便に実施可能となる。
この発明の実施の形態1に係る光送受信機を示す全体構成図である。 この発明の実施の形態1に係る光送受信器による変調器ドライバの調整方法を示す時間波形である。 この発明の実施の形態1に係る光送受信器による変調器ドライバの調整方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る光送受信機を示す全体構成図である。 この発明の実施の形態2に係る光送受信器による変調器ドライバの調整方法を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る多値変調方式を採用した光送受信機1を示す全体構成図である。
光送受信機1は、図1に示すように、フレーマ(フレーマ手段)2、エンコーダ(エンコーダ手段)3、多重回路(多重手段)4、変調器ドライバ(変調器ドライバ手段)5、光源6、変調器(変調器手段)7、ローカルオシレータ8、フロントエンド回路9、デジタル信号処理回路10、分離回路11、デコーダ12、リニアリティ調整用パタン発生回路(リニアリティ調整用パタン発生手段)13、リニアリティ調整回路(リニアリティ調整手段)14、送信側伝送路15および受信側伝送路16から構成されている。また、光送受信器1の外部には、オシロスコープ17が設けられている。
なお、フレーマ2、エンコーダ3、多重回路4、変調器ドライバ5、光源6および変調器7は、光送受信機1の光送信部を構成する。また、ローカルオシレータ8、フロントエンド回路9、デジタル信号処理回路10、分離回路11、デコーダ12およびフレーマ2は、光送受信機1の光受信部を構成する。
フレーマ2は、外部からクライアント信号が入力された場合に、当該クライアント信号を長距離伝送用に構成するフレームに収容し、また、デコーダ12からの信号が入力された場合に、当該信号から長距離伝送用に構成されたフレームを除去してクライアント信号を取り出すものである。このフレーマ2によりクライアント信号が収容されたフレームはエンコーダ3に出力され、また、フレームが除去されて取り出されたクライアント信号は外部に出力される。
エンコーダ3は、フレーマ2からの信号(フレーム)に対して符号化処理を施すものである。なお、符号化処理は、変調器7の変調方式により決定される。このエンコーダ3により符号化処理が施された信号は多重回路4に出力される。
多重回路4は、エンコーダ3からの信号を低速パラレル信号から高速シリアル信号に多重するものである。この多重回路4により多重された信号は変調器ドライバ5に出力される。
変調器ドライバ5は、多重回路4からの信号に対し、時間波形のリニアリティ(線形性)を維持したまた振幅を増幅するものである。この変調器ドライバ5により振幅が増幅された信号は変調器7に出力される。
光源6は、任意の波長の連続光を変調器7に出力するものである。
変調器7は、変調器ドライバ5からの信号に従い、光源6からの連続光に対し位相変調および振幅変調を行うことで、連続光の位相および振幅の両方に情報を載せるものである。この変調器により位相変調および振幅変調された連続光(送信光信号)は送信側伝送路15に出力される。また、変調器7は、変調器ドライバ5からの信号である電気信号を電気・光変換(E/O:Electrical−to−Optical)し、送信光信号を送信側伝送路15に出力する。
ローカルオシレータ8は、フロントエンド回路9における入力信号を中間周波数に変換するための局部的な光をフロントエンド回路9に出力するものである。
フロントエンド回路9は、ローカルオシレータ8からの光に基づいて、受信側伝送路16からの受信光信号を光・電気変換(O/E:Optical−to−Electrical)するものである。このフロントエンド回路9により電気信号に変換された信号はデジタル信号処理回路10に出力される。
デジタル信号処理回路10は、フロントエンド回路9からの信号に基づいて、光源6の連続光に載せられた位相および振幅の両方の情報を再生するものである。このデジタル信号処理回路10による処理結果である信号は分離回路11に出力される。
分離回路11は、デジタル信号処理回路10からの信号を高速シリアル信号から低速パラレル信号に分離するものである。この分離回路11により分離された信号はデコーダ12に出力される。
デコーダ12は、分離回路11からの信号に対して復号化処理を施すものである。なお、復号化処理は、エンコーダ3における符号化処理に対応して決定される。このデコーダ12により復号化された信号(フレーム)はフレーマ2に出力される。
リニアリティ調整用パタン発生回路13は、変調器ドライバ5の調整を行う際に、変調器ドライバ5への入力信号の波形が三角波/鋸波/正弦波などの低周期固定パタンとなる信号系列を発生するものである。このリニアリティ調整用パタン発生回路13により発生された信号系列は多重回路4に出力される。なお、出力先をフレーマ2あるいはエンコーダ3としてもよい。また、リニアリティ調整用パタン発生回路13は、FPGA(Field Programmable Gate Array)に実装してもよいし、フレーマ2/エンコーダ3/多重回路4のいずれかに内蔵してもよい。
そして、リニアリティ調整用パタン発生回路13からの信号系列が入力されたフレーマ2/エンコーダ3/多重回路4では、当該信号系列に対して通常時の場合と同様の処理を行う。また、変調器ドライバ5では、信号の出力先を変調器7からオシロスコープ17に変更する。
リニアリティ調整回路14は、オシロスコープ17によるリニアリティ検出結果に基づいて、変調器ドライバ5の出力信号である増幅された信号系列のリニアリティが改善するように、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整するものである。
オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列に基づいて、変調器ドライバ5で増幅された低周期の固定パタンの時間波形のリニアリティを検出するものである。このオシロスコープ17によるリニアリティ検出結果はリニアリティ調整回路14に出力される。
次に、多値変調方式を採用した光送受信機1における変調器ドライバ5の調整方法について詳細に説明する。図2は実施の形態1による変調器ドライバ5の調整方法を示す時間波形である。図2では、リニアリティ調整用の低周期な固定パタンの一例として、16シンボル周期の三角波パタンを用いている。
図2(a)は変調器ドライバ5のリニアリティ調整を必要としない従来例である。この図2(a)では、信号速度がシンボルレートに等しい擬似ランダムビット列を用い、変調器ドライバ5の出力時間波形の振幅およびクロスポイントが所望の値となるように、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整している。一般的に、変調器ドライバ5の出力時間波形の振幅は変調器7の半波長電圧(Vπ)の整数倍に調整し、変調器ドライバ5の出力時間波形のクロスポイントは50%に調整する。
図2(b)は、図2(a)で調整を行った変調器ドライバ5に、リニアリティ調整用の低周期な固定パタンを入力した場合における変調器ドライバ5の出力時間波形の一例である。図2(b)の変調器ドライバ5の出力時間波形では、ピークおよびボトム付近がリミットされ、良好なリニアリティ検出結果を得られない様子を示している。
リニアリティ検出手段としては、オシロスコープ17のヒストグラム機能がある。図2(b)のようにヒストグラムウインドウを設定した場合、リミットされたピークおよびボトムに対応する度数分布の標準偏差が大きくなる。
一方、図2(c)のように変調器ドライバ5の出力時間波形のリニアリティが良好な場合には、上記標準偏差は小さくなる。
そこで、リニアリティ調整回路14は、変調器ドライバ5の出力時間波形の振幅およびクロスポイントを所望の値とすることに加え、上記標準偏差が最も小さくなるように変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流をフィードバック制御することで、リニアリティの調整を行う。
次に、変調器ドライバ5の調整方法について、図3を参照しながら説明する。
変調器ドライバ5の調整方法では、図3に示すように、まず、リニアリティ調整用パタン発生回路13は、低周期固定パタンとなる信号系列を発生する(ステップST301)。このリニアリティ調整用パタン発生回路13により発生された信号系列は例えば多重回路4を介して変調器ドライバ5に出力され、この変調器ドライバ5にて時間波形のリニアリティを維持したまま振幅が増幅される。
次いで、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形の振幅をモニタする(ステップST302)。
次いで、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形の振幅が設定範囲内であるかを判定する(ステップST303)。
このステップST303において、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形の振幅が設定範囲内であると判定した場合には、当該時間波形のピークおよびボトムに対する度数分布の標準偏差が設定範囲内であるかを判定する(ステップST304)。
このステップST304において、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形のピークおよびボトムに対する度数分布の標準偏差が設定範囲内であると判定した場合には、当該時間波形のクロスポイントが設定範囲内であるかを判定する(ステップST305)。
このステップST305において、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形のクロスポイントが設定範囲内であると判定した場合には、変調器ドライバ5の調整を終了する。
一方、ステップST303において、オシロスコープ17が変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形の振幅が設定範囲内ではないと判定した場合、またはステップST305において、当該時間波形のクロスポイントが設定範囲内ではないと判定した場合には、リニアリティ調整回路14は、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整する(ステップST306)。これにより、従来技術と同様に、変調器ドライバ5の出力信号の振幅・クロスポイント調整を行う。その後、シーケンスはステップST302に戻る。
また、ステップST304において、オシロスコープ17は、変調器ドライバ5からの信号系列の時間波形のピークおよびボトムに対する度数分布の標準偏差が設定範囲内ではないと判定した場合には、当該信号系列のリニアリティを検出する(ステップST307)。そして、リニアリティ調整回路14は、オシロスコープ17によるリニアリティの検出結果に基づいて、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整する(ステップST306)。これにより、変調器ドライバ5の出力信号のリニアリティ調整を行う。その後、シーケンスはステップST302に戻る。
以上のように、この実施の形態1によれば、入力された信号を長距離伝送用のフレームに収容し、後段に出力するフレーマ2と、フレーマ2の後段に配置され、入力された信号に対して符号化処理を施し、後段に出力するエンコーダ3と、エンコーダ3の後段に配置され、入力された信号を低速パラレル信号から高速パラレル信号に多重する多重回路4と、多重回路4により多重された信号に対し、時間波形のリニアリティを維持したまま振幅を増幅する変調器ドライバ5と、任意の波長の連続光を出力する光源6と、変調器ドライバ5により振幅が増幅された信号に従い、光源6により出力された連続光に対し位相変調および振幅変調を行う変調器7と、低周期固定パタンとなる信号系列を発生し、フレーマ2、エンコーダ3または多重回路4のいずれかに出力するリニアリティ調整用パタン発生回路13と、変調器ドライバ5により振幅が調整された信号系列のリニアリティに基づいて、当該変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整するリニアリティ調整回路14とを備えたので、従来では困難であった変調器ドライバ5のリニアリティ調整を高精度にかつ簡便に実施可能となる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2に係る多値変調方式を採用した光送受信機1を示す全体構成図である。図4に示す実施の形態2に係る光送受信機1は、図1に示す実施の形態1に係る光送受信機1と同様の構成であり、オシロスコープ17をスペクトラムアナライザ18に変更したものである。また、リニアリティ調整用パタン発生回路13は、変調器ドライバ5への入力信号の波形が低周期な正弦波パタンとなる信号系列を発生する。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
次に、多値変調方式を採用した光送受信機1における変調器ドライバ5の調整方法について詳細に説明する。
変調器ドライバ5の出力信号のリニアリティが良好な場合、スペクトラムアナライザ18により検出される当該信号の周波数成分は、リニアリティ調整用パタン発生回路13により生成される正弦波成分fのみとなる。一方、変調器ドライバ5の出力信号のリニアリティが良好ではない場合には、変調器ドライバ5のリミッティングによる信号歪が生じる。そのため、スペクトラムアナライザ18により検出される周波数成分は、リニアリティ調整用パタン発生回路13により生成された正弦波成分fに加え、正弦波の整数倍の周波数成分を有する高周波成分fも含まれる。そして、アナログ信号の歪を示す指標として、下式(1)で表される全高周波歪(THD:Total Harmonic Distortion)が知られている。
よって、リニアリティ調整回路14は、変調器ドライバ5の出力スペクトラム波形の全高周波歪が最も小さくなるように、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流をフィードバック制御する。
Figure 0006108939
次に、変調器ドライバ5の調整方法について、図5を参照しながら説明する。
変調器ドライバ5の調整方法では、図5に示すように、まず、リニアリティ調整用パタン発生回路13は、低周期の正弦波パタンとなる信号系列を発生する(ステップST501)。このリニアリティ調整用パタン発生回路13により発生された信号系列は例えば多重回路4を介して変調器ドライバ5に出力され、この変調器ドライバ5にて時間波形のリニアリティを維持したまま振幅が増幅される。
次いで、スペクトラムアナライザ18は、変調器ドライバ5からの信号系列をモニタする(ステップST502)。
次いで、スペクトラムアナライザ18は、変調器ドライバ5からの信号系列のパワーが設定範囲内であるかを判定する(ステップST503)。
このステップST503において、スペクトラムアナライザ18は、変調器ドライバ5からの信号系列のパワーが設定範囲内であると判定した場合には、当該信号系列のスペクトラム波形の全高周波歪が設定範囲内であるかを判定する(ステップST504)。
このステップST504において、スペクトラムアナライザ18は、変調器ドライバ5からの信号系列のスペクトラム波形の全高周波歪が設定範囲内であると判定した場合には、変調器ドライバ5の調整を終了する。
一方、ステップST503において、スペクトラムアナライザ18が変調器ドライバ5からの信号系列のパワーが設定範囲内ではないと判定した場合には、リニアリティ調整回路14は、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整する(ステップST505)。これにより、従来技術と同様に、変調器ドライバ5の出力信号の振幅・クロスポイント調整を行う。その後、シーケンスはステップST502に戻る。
また、ステップST504において、スペクトラムアナライザ18は、変調器ドライバ5からの信号系列のスペクトラム波形の全高周波歪が設定範囲内ではないと判定した場合には、当該信号系列のリニアリティを検出する(ステップST506)。そして、リニアリティ調整回路14は、変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整する(ステップST505)。これにより、変調器ドライバ5の出力信号のリニアリティ調整を行う。その後、シーケンスはステップST502に戻る。
以上のように、この実施の形態2によれば、リニアリティ調整回路14にて、変調器ドライバ5により振幅が調整された信号系列の全高周波歪に基づいて、当該変調器ドライバ5の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整するように構成しても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 光送受信機、2 フレーマ(フレーマ手段)、3 エンコーダ(エンコーダ手段)、4 多重回路(多重手段)、5 変調器ドライバ(変調器ドライバ手段)、6 光源、7 変調器(変調器手段)、8 ローカルオシレータ、9 フロントエンド回路、10 デジタル信号処理回路、11 分離回路、12 デコーダ、13 リニアリティ調整用パタン発生回路(リニアリティ調整用パタン発生手段)、14 リニアリティ調整回路(リニアリティ調整手段)、15 送信側伝送路、16 受信側伝送路、17 オシロスコープ、18 スペクトラムアナライザ。

Claims (3)

  1. 入力された信号を長距離伝送用のフレームに収容し、後段に出力するフレーマ手段と、
    前記フレーマ手段の後段に配置され、入力された信号に対して符号化処理を施し、後段に出力するエンコーダ手段と、
    前記エンコーダ手段の後段に配置され、入力された信号を低速パラレル信号から高速パラレル信号に多重する多重手段と、
    前記多重手段により多重された信号に対し、時間波形のリニアリティを維持したまま振幅を増幅する変調器ドライバ手段と、
    任意の波長の連続光を出力する光源と、
    前記変調器ドライバ手段により振幅が増幅された信号に従い、前記光源により出力された連続光に対し位相変調および振幅変調を行う変調器手段と、
    低周期固定パタンとなる信号系列を発生し、前記フレーマ手段、前記エンコーダ手段または前記多重手段のいずれかに出力するリニアリティ調整用パタン発生手段と、
    前記変調器ドライバ手段により振幅が調整された前記信号系列のリニアリティに基づいて、当該変調器ドライバ手段の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整するリニアリティ調整手段と
    を備えた光送受信機。
  2. 前記リニアリティ調整手段は、前記変調器ドライバ手段により振幅が調整された前記信号系列のピークおよびボトムに対応する度数分布の標準偏差に基づいて、当該変調器ドライバ手段の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の光送受信機。
  3. 前記リニアリティ調整手段は、前記変調器ドライバ手段により振幅が調整された前記信号系列の全高周波歪に基づいて、当該変調器ドライバ手段の設定電圧および設定電流を調整してリニアリティを調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の光送受信機。
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