JP6108797B2 - プレス成形方法 - Google Patents

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本発明は、プレス成形方法に関し、特に、自動車等の移動体に用いられる強度部材をプレス成形するプレス成形方法に関するものである。
近年、自動車等の移動体に用いられる強度部材では、重量やコストを増大せずに強度を向上する要請が強くなってきている。
特に、かかる強度部材では、その使用時に印加される撃力や繰り返し入力に対して充分な耐力を持たせる必要がある一方で、重量やコストの増大に結びつく単に板厚を増したり高強度の材質に置換する等の構成は採用し難い状況にある。
そのため、強度部材の板厚や材質はそのまま維持して、その応力が高い部分にフランジを延在する構成が採用される場合がある。
かかる状況下で、特許文献1は、先端フランジP1を有するサスペンションアームを成形するプレス成形方法に関し、特に、ワークを平板状素材W0の状態から複数の曲げ工程を経て断面略U字状のU字状部に成形するプレス成形方法であって、ダイス33とワークW2との相対動方向に延びる第1の面33aと第1の面33aに略直交する第2の面33bとをもつ断面略L字状の保持面33Lと、保持面33Lの第1の面33aの端部に接続して相対動方向に対して傾斜して延びる傾斜面33cと、保持面33Lの第2の面33bの端部に接続して相対動方向に延びる平行面33dと、を有するダイス33を用いて、最終曲げ工程を実行する構成を開示する。
特開平11−226648号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1においては、最終曲げ工程で、第2中間品W2の下降により、先端フランジP1と縦壁部P2の接続部である第1の折り曲げ部r1が3曲げダイス33の傾斜面33cと接触しながら、第2中間品W2が折り曲げられる必要がある。そのため、何回かこの最終曲げ工程を実行する間に、傾斜面33cが第1の折り曲げ部r1の接触で摩耗してしまい、折り曲げの精度が低下する傾向があり、かつ、かかる摩耗を防止するには頻繁にダイス33を交換する必要が生じる傾向があるため、プレス成形方法の構成自体が煩雑である。
従って、現状では、簡便で適用の拡張性が高く、型にかける負荷を低減しながらフランジを形成する加工精度の高いプレス成形方法が待望された状況にあるといえる。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、簡便で適用の拡張性が高く、型にかける負荷を低減しながらフランジを形成する加工精度の高いプレス成形方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の局面におけるプレス成形方法は、必要なサイズの第1の中間成形品を成形する第1工程と、前記第1の中間成形品から第1本体部、前記第1本体部に連なる第1傾斜壁及び前記第1傾斜壁に連なる第2傾斜壁を有する第2中間成形品を成形する第2工程と、前記第2の中間成形品から前記第1本体部の形状を維持した第2本体部、前記第2本体部に連なる第1縦壁及び前記第1縦壁に連なる第3傾斜壁を有する第3中間成形品を成形する第3工程と、前記第3の中間成形品から前記第2本体部の形状を維持した第3本体部、前記第1縦壁の形状を維持した縦壁及びフランジを有する第4中間成形品を成形する第4工程と、を有するプレス成形方法であって、前記第2中間成形品において、前記第1本体部と前記第1傾斜壁とのなす角の第1の角度は、鈍角であり、前記第1本体部と前記第2傾斜壁とのなす角の第2の角度は、前記第1の角度よりも小さな鈍角又は直角であり、前記第3工程においては、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に押圧し、その結果得られる前記第3中間成形品において、前記第2本体部と前記第3傾斜壁とのなす角の第3の角度は、鋭角であり、前記第4工程においては、前記第3傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に対して交差する第2の方向に押圧し、その結果得られる前記第4中間成形品において、前記第3本体部と前記フランジとのなす角の第4の角度は、第3の角度より小さな角度である。
また、本発明は、かかる第1の局面に加え、前記第3工程においては、前記第1の方向に相対移動自在な第1の型構造で、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に押圧することを第2の局面とする。
また、本発明は、かかる第2の局面に加え、前記第3工程においては、前記第1の型構造における壁面が前記第2傾斜壁に当接した後で前記第1傾斜壁に当接することにより、前記第2傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に押圧することを第3の局面とする。。
また、本発明は、かかる第2又は第3の局面に加え、前記第4工程においては、前記第1の型構造に対して相対移動自在で前記第3の中間成形品を保持した第2の型構造を相対移動させることにより、前記第3傾斜壁を折り曲げるように前記第2の方向に押圧することを第4の局面とする。
また、本発明は、かかる第4の局面に加え、前記第3工程において得られた状態の前記第3傾斜壁は、前記第1の型構造における凹部から離間しており、前記第4工程において、前記第2の型構造を相対移動させることにより、前記第3傾斜壁が前記凹部に当接しながら折り曲げられることを第5の局面とする。
また、本発明は、かかる第5の局面に加え、前記第2の型構造は、弾性部材で支持されることを第6の局面とする。
また、本発明は、かかる第4から第6のいずれかの局面に加え、更に、前記第2の中間成形品には、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁に対向する対向縦壁が設けられ、前記対向縦壁は、前記第3工程及び前記第4工程において、その形状が維持され、かつ、第3の型構造に当接されることを第7の局面とする。
本発明の第1の局面における構成によれば、第2工程で得られる第2中間成形品において、第1本体部と第1傾斜壁とのなす角の第1の角度が、鈍角であり、かつ、第1本体部と第2傾斜壁とのなす角の第2の角度が、第1の角度よりも小さな鈍角又は直角であり、第3工程においては、第1傾斜壁及び第2傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に押圧し、その結果得られる第3中間成形品において、第2本体部と第3傾斜壁とのなす角の第3の角度が、鋭角であり、更に、第4工程においては、第3傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に対して交差する第2の方向に押圧し、その結果得られる第4中間成形品において、第3本体部とフランジとのなす角の第4の角度が、第3の角度より小さな角度であることにより、簡便で適用の拡張性が高く、型にかける負荷を低減しながらフランジを形成する加工精度の高いプレス成形方法を実現することができる。
また、本発明の第2の局面における構成によれば、第3工程においては、第1の方向に相対移動自在な第1の型構造で、第1傾斜壁及び第2傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に押圧することにより、第2本体部と第3傾斜壁とのなす角の第3の角度が鋭角であるような第3中間成形品をより形状精度よく得ることができる。
また、本発明の第3の局面における構成によれば、第3工程においては、第1の型構造における壁面が第2傾斜壁に当接した後で第1傾斜壁に当接することにより、第2傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に押圧するため、第2本体部と第3傾斜壁とのなす角の第3の角度が鋭角であるような第3中間成形品をより確実に良好な形状精度で得ることができる。
また、本発明の第4の局面における構成によれば、第4工程においては、第1の型構造に対して相対移動自在で第3の中間成形品を保持した第2の型構造を相対移動させることにより、第3傾斜壁を折り曲げるように第2の方向に押圧するため、第3本体部とフランジとのなす角の第4の角度が第3の角度より小さな角度であるような第4中間成形品をより形状精度よく得ることができる。
また、本発明の第5の局面における構成によれば、第3工程において得られた状態の第3傾斜壁が、第1の型構造における凹部から離間しており、第4工程において、第2の型構造を相対移動させることにより、第3傾斜壁が凹部に当接しながら折り曲げられるため、第3本体部とフランジとのなす角の第4の角度が第3の角度より小さな角度であるような第4中間成形品をより確実に良好な形状精度で得ることができる。
また、本発明の第6の局面における構成によれば、第2の型構造が、弾性部材で支持されることにより、第4の工程において、第1の型構造に対して第3の中間成形品を保持した第2の型構造をより簡便かつ確実に相対移動させることができ、本体部とフランジとのなす角の第4の角度が第3の角度より小さな角度であるような第4中間成形品をより確実に良好な形状精度で得ることができる。
また、本発明の第7の局面における構成によれば、第2の中間成形品には、第1傾斜壁及び第2傾斜壁に対向する対向縦壁が設けられ、対向縦壁が、第3工程及び第4工程において、その形状が維持され、かつ、第3の型構造に当接されることにより、第3工程及び第4工程において、第1の型構造及び第2の型構造が不要に偏位されることが抑制できる。
図1(a)は、本発明の実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の断面図であり、図1(b)のA−A断面図に相当し、図1(b)は、かかるプレス成形品の上面図である。 図2は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られる成形品を、かかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。ここで、図2(a)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第1中間成形品の断面図であり、図2(b)のB−B断面図に相当し、図2(b)は、かかる第1中間成形品の上面図である。図2(c)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第2中間成形品の断面図であり、図2(d)のC−C断面図に相当し、図2(d)は、かかる第2中間成形品の上面図である。 図3は、本実施形態におけるプレス成形方法で図2で示す成形品の次に得られる成形品を示す。図3(a)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第4中間成形品の断面図であり、図3(b)のD−D断面図に相当し、図3(b)は、かかる第4中間成形品の上面図である。 図4は、本実施形態におけるプレス成形方法で用いられるプレス成形装置の断面図であり、図4(a)から図4(c)にかかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。 図5は、本実施形態の変形例におけるプレス成形方法で用いられるプレス成形装置の断面図であり、図5(a)から図5(c)にかかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態におけるプレス成形方法につき詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成す。また、説明の便宜上、x軸及びy軸がなす平面は、水平面に平行な平面であり、z軸の正方向は、上方向であるとする。
図1(a)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の断面図であり、図1(b)のA−A断面図に相当する。また、図1(b)は、かかるプレス成形品の上面図である。
図1に示すように、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品10は、全体として平板状で鉄製等の金属製であり、上面視でL字状であるような本体部12を有する。かかる本体部12は、y軸の正方向側に延在する第1端部12a、x軸の負方向側に延在する第2端部12b、及び第1端部12aと第2端部12bとの間でx軸の正方向側に延在する第3端部12cを有する。第1端部12aと第2端部12bとにわたっては、本体部12から下方に垂下される第1縦壁13が配設される。かかる第1縦壁13は、その下端からx軸の正方向側に突設されるフランジ14を有する。一方で、第1端部12aと第3端部12cとにわたっては、本体部12から下方に垂下される第2縦壁15が配設される。ここで、第1縦壁13と第2縦壁15との間には、内方領域Sが画成され、フランジ14は、かかる内方領域Sに向かって突設されることになる。つまり、第1縦壁13のフランジ14は、プレス成形品10の強度を増す延在部分である。また、かかるフランジ14は、水平方向に延在することが強度増強上好ましいが、レイアウト上の要請等応じて、内方領域Sに向かって上昇又は下降するように延在していてもかまわない。
また、かかる本体部12は、第1端部12a、第2端部12b、及び第3端部12cの各々の基部となるその中央部において、下方に陥設された凹部16を有する。ここで、第1端部12a、第2端部12b、及び凹部16には、各々対応して孔17、18及び19が形成されている。また、第3端部12cには、円筒状のカラーHが固設されている。
以上の構成のプレス成形品10は、典型的には、四輪自動車のフロントサスペンションのロアアームであり、第1端部12aの孔17は、ホイール側のピボット取り付け孔、第2端部12bの孔18は、車体後方側のピボット取り付け孔、第3端部12cのカラーHは、車体前方側のピボット取り付け部材に、各々相当する。もちろん、第3端部12cには、第1端部12a及び第2端部12bと同様に、カラーHに代えて孔を設けてもかまわない。また、凹部16の孔19は、水抜き及び軽量化のために設けられているが、必要に応じて省略可能である。また、プレス成形品10の板厚等の関係でその強度が十分確保されている場合には、凹部16自体を省略して仮想線TSで示す平面状の上面を付与してもよい。また、プレス成形品10の板厚等の関係でその強度が十分確保されている場合には、第2縦壁15を省略可能である。
また、本実施形態におけるプレス成形方法は、その一連の工程中で、第1縦壁13のフランジ14を形成することを主眼としており、かかる構成を有するプレス成形品であれば、四輪自動車のフロントサスペンションのロアアーム以外のプレス成形品をプレス成形する際に、適宜適用可能であることはもちろんである。
次に、本実施形態のプレス成形方法の一連の工程につき、以上の構成のプレス成形品10をプレス成形する場合を例に挙げ、更に図2から図4をも参照しながら、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、プレス成形品10は、上面視でL字状の部材であり、そこに第2縦壁15及び凹部16が設けられた構成例でもって、説明していく。また、かかるプレス成形方法は、図示を省略するコントローラの制御の下で自動的に行われてもよいし、手動で行われてもよい。
図2は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られる成形品を、かかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。ここで、図2(a)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第1中間成形品の断面図であり、図2(b)のB−B断面図に相当し、図2(b)は、かかる第1中間成形品の上面図である。図2(c)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第2中間成形品の断面図であり、図2(d)のC−C断面図に相当し、図2(d)は、かかる第2中間成形品の上面図である。また、図3は、本実施形態におけるプレス成形方法で図2で示す成形品の次に得られる成形品を示す。図3(a)は、本実施形態におけるプレス成形方法で得られるプレス成形品の第4中間成形品の断面図であり、図3(b)のD−D断面図に相当し、図3(b)は、かかる第4中間成形品の上面図である。また、図4は、本実施形態におけるプレス成形方法で用いられるプレス成形装置の断面図であり、図4(a)から図4(c)にかかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。
プレス成形品10を成形するプレス成形方法においては、まず、平板状の金属製母材を必要なサイズにブランク加工等して、図2(a)及び図2(b)に示すように、上面視でL字状の本体部22を有する第1中間成形品20を形成する。かかる本体部22は、y軸の正方向側に延在する第1端部22a、x軸の負方向側に延在する第2端部22b、及び第1端部22aと第2端部22bとの間でx軸の正方向側に延在する第3端部22cを有する。また、かかる本体部22は、第1端部22a、第2端部22b、及び第3端部22cの各々の基部となるその中央部において、下方に陥設された凹部26を有する。ここで、第1端部22a、第2端部22b、及び凹部26には、各々対応して孔27、28及び29が形成されている。つまり、かかる第1中間成形品20は、相対的に大きなサイズを有する上面視でL字状の平板状部材である。また、本工程においては、1枚の金属板から複数の第1中間成形品20を切り取るものであってもよく、凹部26、並びに孔27、28及び29は、このような加工の後に形成されてもかまわない。
次に、第1中間成形品20をプレス成形することにより、図2(c)及び図2(d)に示すように、上面視でL字状の本体部32を有する第2中間成形品30を形成する。かかる本体部32は、y軸の正方向側に延在する第1端部32a、x軸の負方向側に延在する第2端部32b、及び第1端部32aと第2端部32bとの間でx軸の正方向側に延在する第3端部32cを有する。第1端部32aと第2端部32bとにわたっては、本体部32から下降して傾斜される第1傾斜壁33が配設される。かかる第1傾斜壁33は、その下端から垂下される第2傾斜壁34を有する。一方で、第1端部32aと第3端部32cとにわたっては、本体部32から下方に垂下される第2縦壁35が配設される。ここで、第1傾斜壁33及び第2傾斜壁34と第2縦壁35との間には、内方領域Sが画成される。
また、かかる本体部32は、第1端部32a、第2端部32b、及び第3端部32cの各々の基部となるその中央部において、下方に陥設された凹部36を有する。ここで、第1端部32a、第2端部32b、及び凹部36には、各々対応して孔37、38及び39が形成されている。ここで、図2(c)に示すように、本体部32は、縦断面で凹部36以外の部分は直線状であり、第1傾斜壁33は、縦断面で直線状であり、かつ、第2傾斜壁34も、縦断面で直線状である。つまり、各々このように直線状である第1傾斜壁33と本体部32とのなす角の角度(角の内部側の角度、つまり180°未満の方の角度をいう。以下、同様)をαとすると、かかる角度αは、鈍角に設定されている。また、各々このように直線状である第2傾斜壁34とかかる本体部32とのなす角の角度をβとすると、かかる角度βは、角度αより小さな鈍角又は直角に設定されている。
次に、図4(a)に示すように、第2中間成形品30をプレス成形装置100に収容して保持する。
かかるプレス成形装置100は、第1下型102、第1上型104、弾性部材106、第2下型108、及び第2上型110を備える。第1下型102は、上面102a及び上面102aが下方に陥設された切欠き状の凹部102bを有する。第1上型104は、床Fに固定された第1下型102上に載置されて、第1下型102の上面102aに摺動自在な下面104a、及び縦面104bを有する。第2下型108は、床Fに固定された弾性部材106上に載置されて、凹部108aを有する。第2上型110は、第2中間成形品30を介して第2下型108上に載置されて、凸部110a及び縦面110bを有する。また、第1下型102及び第1上型104は、第1の型構造を構成し、第2下型108及び第2上型110は、第2の型構造を構成する。
つまり、第2中間成形品30は、その凹部36が第2下型108の凹部108aと第2上型110の凸部110aとの間に挟持された状態で、プレス成形装置100に収容される。ここで、弾性部材106は、第2中間成形品30を挟持した第2下型108及び第2上型110が不要に降下しないように支持しこれらを所定位置に維持している。この際、第1上型104に対して、図示を省略する加圧源から加圧力Fxを印加し、その下面104aを第1下型102の上面102aに摺動させながら、縦面104bを第2中間成形品30の第2傾斜壁34に当接させ更にそれをx軸の正方向に押圧していく。ついで、第1上型104の縦面104bが、第2中間成形品30の第1傾斜壁33にも当接して更にそれをx軸の正方向に押圧していき、第2上型110の縦面110bに当接する状態に至る。このように、第1上型104の縦面104bが、第2中間成形品30の第1傾斜壁33を押し切って、第1傾斜壁33及び第2傾斜壁34を折り曲げることにより、図4(b)に示す第3中間成形品30’が形成される。そして、第1上型104の縦面104bが、第2上型110の縦面110bに当接して、第3中間成形品30’が形成されたならば、加圧力Fxの印加を停止する。この際、第1上型104の縦面104bを第2中間成形品30の第2傾斜壁34に当接させ更にそれをx軸の正方向に押圧していく確実性を考慮すれば、第2傾斜壁34と本体部32とのなす角の角度βは、角度αより小さな鋭角であれば足りるが、その確実性をより向上するのであれば、直角に設定されていることが好ましい。また、第1上型104の縦面104bを第2中間成形品30の第1傾斜壁33に当接させ更にそれをx軸の正方向に押圧していく確実性を考慮すれば、第1傾斜壁33と本体部32とのなす角の角度αは、鈍角であれば足りるが、その確実性をより向上するのであれば、145°以下の鈍角に設定されていることが好ましい。
かかる第3中間成形品30’は、第1縦壁33’及び第3傾斜壁34’を有し、その残余の構成は、第2中間成形品30と同じであり、凹部36’等を有する本体部32’や第2縦壁35’の形状は、第2中間成形品30のものを各々維持している。ここで、図4(b)に示すように、第1縦壁33’は、縦断面で直線状であり、かつ、第3傾斜壁34’
も、縦断面で直線状である。つまり、各々このように直線状である第1縦壁33’と本体部32’とのなす角の角度をγとすると、かかる角度γは、直角に設定されている。また、各々このように直線状である第3傾斜壁34’と本体部32’とのなす角の角度をδとすると、かかる角度δは、第2中間成形品30の第2傾斜壁34と本体部32とのなす角の角度βの由来するものであるが、0°よりは大きい鋭角に設定されている。なお、第1上型104の縦面104bが、第2中間成形品30の第1傾斜壁33を押し切る精度や縦面104bの傾斜角等に応じて、第1縦壁33’と本体部32’とのなす角の角度γは、直角に近い鈍角になってもかまわない。
次に、図4(b)に示すように、第3中間成形品30’を挟持した状態の第2下型108及び第2上型110に対して、図示を省略する加圧源から加圧力Fzを印加して、弾性部材106を圧縮しながら第2下型108及び第2上型110を降下させていき、第2下型108及び第2上型110に挟持された第3中間成形品30’の第3傾斜壁34’を、第1下型102の凹部102bに当接させ更にそれを下方に押圧していき、図4(c)に示すように、第3傾斜壁34’が、凹部102bに押し切られてその形状に対応した形状に成形される。この際、第3中間成形品30’の第1縦壁33’は、第1下型102の縦面104bに沿いながら摺動される。このように、第3傾斜壁34’が凹部102bに押し切られてその形状に対応した形状に成形されることにより、図4(c)に示すような第4中間成形品40が形成される。そして、第4中間成形品40が形成されたならば、加圧力Fzの印加を停止した後に第2上型110を上方に引き上げて、第4中間成形品40をプレス成形装置100の外部に取り出す。
かかる第4中間成形品40は、図3(a)及び図3(b)にも示すように、上面視でL字状であるような本体部42を有する。かかる本体部42は、y軸の正方向側に延在する第1端部42a、x軸の負方向側に延在する第2端部42b、及び第1端部42aと第2端部42bとの間でx軸の正方向側に延在する第3端部42cを有する。第1端部42aと第2端部42bとにわたっては、本体部42から下方に垂下される第1縦壁43が配設される。かかる第1縦壁43は、その下端からx軸の正方向側に突設されるフランジ44を有する。一方で、第1端部42aと第3端部42cとにわたっては、本体部42から下方に垂下される第2縦壁45が配設される。ここで、第1縦壁43と第2縦壁45との間には、内方領域Sが画成され、フランジ44は、かかる内方領域Sに向かって突設される。ここで、そのR部以外は本体部42の直線状の部分になる。各々このように直線状であるフランジ44と本体部42とのなす角の角度をεとすると、かかる角度εは、第2中間成形品30の第2傾斜壁34と本体部32とのなす角の角度βよりも小さい鋭角又は0°(平行)に設定されている。但し、第3傾斜壁34’が第1下型102の凹部102bに押し切られる精度や凹部102bの形状等に応じて、フランジ44は、その先端部に向かうに連れて上昇する傾きや曲面状の形状を持ってもかまわない。
また、かかる本体部42は、第1端部42a、第2端部42b、及び第3端部42cの各々の基部となるその中央部において、下方に陥設された凹部46を有する。ここで、第1端部42a、第2端部42b、及び凹部46には、各々対応して孔47、48及び49が形成されている。つまり、かかる第4中間成形品40は、フランジ44以外の残余の構成は、第3中間成形品30’と同じであり、凹部46等を有する本体部42、第1縦壁43、及び第2縦壁45’の形状は、第3中間成形品30’のものを各々維持している。
そして、最後に、第4中間成形品40の第3端部42cにカラーHを溶接し、孔47、48及び49に必要に応じたバーリング加工等を施して、プレス成形品10を得ることになる。
(変形例)
さて、以上のプレス成形方法では、第1の型構造である第1下型102及び第1上型104、及び第2の型構造である第2下型108及び第2上型110を用いたが、更に第3の型構造を用いてもかまわない。以下、第1の型構造及び第2の型構造に加えて、第3の型構造を用いてプレス成形を行う本実施形態の変形例につき、更に図5をも参照して、詳細に説明する。
図5は、本変形例におけるプレス成形方法で用いられるプレス成形装置の断面図であり、図5(a)から図5(c)にかかるプレス成形方法の工程順に時系列的に示す。
本変形例においては、本実施形態で用いた第1の型構造である第1下型102及び第1上型104、及び第2の型構造である第2下型108及び第2上型110に加えて、第3の型構造である横型112を備えたプレス成形装置100’用いることが主たる相違点であり、残余の構成は同様である。よって、本変形例においては、かかる相違点に着目して説明することとし、同様な構成については同一の符号を付して適宜説明を簡略化又は省略する。
具体的には、図5に示すように、横型112は、床Fに固定されて立設される。詳しくは、図5(a)に示すように、第2中間成形品30をプレス成形装置100’に収容して保持した際に、横型112の縦面112aは、第2中間成形品30の第2縦壁35に接する位置まで延在する縦向の長さを有する。
かかる状態で、第1上型104に対して、図示を省略する加圧源から加圧力Fxを印加し、その下面104aを第1下型102の上面102aに摺動させながら、縦面104bを第2中間成形品30の第2傾斜壁34に当接させ更にそれをx軸の正方向に押圧し、ついで、第1上型104の縦面104bが、第2中間成形品30の第1傾斜壁33にも当接して更にそれをx軸の正方向に押圧していく際に、第2中間成形品30の第2縦壁35が横型112の縦面112aに当接しているため、第2中間成形品30、並びにそれを保持した第2の型構造である第2下型108及び第2上型110が不要にx軸の正方向に偏位されることが抑制される。
また、図5(b)に示すように、第3中間成形品30’を挟持した状態の第2下型108及び第2上型110における第2上型110に対して、図示を省略する加圧源から加圧力Fzを印加して、弾性部材106を圧縮しながら第2下型108及び第2上型110を降下させていき、第2下型108及び第2上型110に挟持された第3中間成形品30’の第3傾斜壁34’を、第1下型102の凹部102bに当接させ更にそれを下方に押圧していき、図5(c)に示すように、第3傾斜壁34’が、凹部102bに押し切られてその形状に対応した形状に成形される際においても、第3中間成形品40の第2縦壁45が横型112の縦面112aに当接しているため、第3中間成形品40、並びにそれを保持した第2の型構造である第2下型108及び第2上型110が不要に偏位されることが抑制される。
なお、以上の構成において、第1の型構造の動きと第2の型構造の動きは、原理的には、相対的なものであればよいし、その移動する向きも交差していればよい。また、第1の型構造では、第1下型102は必ずしも静止している必要はなく、例えばx軸の正方向に可動である構成を有していてもよい。また、第3中間成形品30’を得る工程では、第2の型構造を第1の型構造に向けて移動する構成も採用し得るし、第4中間成形品40を得る工程では、第1の型構造を第2の型構造に向けて移動する構成も採用し得る。
また、本発明は、部材の形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、簡便で適用の拡張性が高く、型にかける負荷を低減しながらフランジを形成する加工精度の高いプレス成形方法を提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に自動車等の移動体の強度部材のプレス成形分野に適用され得るものと期待される。
F…床
H…カラー
S…内方領域
TS…平面状の上面
10…プレス成形品
12…本体部
12a…第1端部
12b…第2端部
12c…第3端部
13…第1縦壁
14…フランジ
15…第2縦壁
16…凹部
17、18、19…孔
20…第1中間成形品
22…本体部
22a…第1端部
22b…第2端部
22c…第3端部
26…凹部
27、28、29…孔
30…第2中間成形品
32…本体部
32a…第1端部
32b…第2端部
32c…第3端部
33…第1傾斜壁
34…第2傾斜壁
35…第2縦壁
36…凹部
37、38、39…孔
30’…第3中間成形品
32’…本体部
33’…第1縦壁
34’…第3傾斜壁
35’…第2縦壁
36’…凹部
40…第4中間成形品
42…本体部
42a…第1端部
42b…第2端部
42c…第3端部
43…第1縦壁
44…フランジ
45…第2縦壁
46…凹部
47、48、49…孔
100、100’…プレス成形装置
102…第1下型
102a…上面
102b…凹部
104…第1上型
104a…下面
104b…縦面
106…弾性部材
108…第2下型
108a…凹部
110…第2上型
110a…凸部
112…横型
104…第1上型
104a…下面
104b…縦面
106…弾性部材
108…第2下型
108a…凹部
110…第2上型
110a…凸部
112…横型
112a…縦面

Claims (7)

  1. 必要なサイズの第1の中間成形品を成形する第1工程と、
    前記第1の中間成形品から第1本体部、前記第1本体部に連なる第1傾斜壁及び前記第1傾斜壁に連なる第2傾斜壁を有する第2中間成形品を成形する第2工程と、
    前記第2の中間成形品から前記第1本体部の形状を維持した第2本体部、前記第2本体部に連なる第1縦壁及び前記第1縦壁に連なる第3傾斜壁を有する第3中間成形品を成形する第3工程と、
    前記第3の中間成形品から前記第2本体部の形状を維持した第3本体部、前記第1縦壁の形状を維持した縦壁及びフランジを有する第4中間成形品を成形する第4工程と、
    を有するプレス成形方法であって、
    前記第2中間成形品において、前記第1本体部と前記第1傾斜壁とのなす角の第1の角度は、鈍角であり、前記第1本体部と前記第2傾斜壁とのなす角の第2の角度は、前記第1の角度よりも小さな鈍角又は直角であり、
    前記第3工程においては、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁を折り曲げるように第1の方向に押圧し、その結果得られる前記第3中間成形品において、前記第2本体部と前記第3傾斜壁とのなす角の第3の角度は、鋭角であり、
    前記第4工程においては、前記第3傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に対して交差する第2の方向に押圧し、その結果得られる前記第4中間成形品において、前記第3本体部と前記フランジとのなす角の第4の角度は、第3の角度より小さな角度であるプレス成形方法。
  2. 前記第3工程においては、前記第1の方向に相対移動自在な第1の型構造で、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に押圧する請求項1に記載のプレス成形方法。
  3. 前記第3工程においては、前記第1の型構造における壁面が前記第2傾斜壁に当接した後で前記第1傾斜壁に当接することにより、前記第2傾斜壁を折り曲げるように前記第1の方向に押圧する請求項2に記載のプレス成形方法。
  4. 前記第4工程においては、前記第1の型構造に対して相対移動自在で前記第3の中間成形品を保持した第2の型構造を相対移動させることにより、前記第3傾斜壁を折り曲げるように前記第2の方向に押圧する請求項2又は3に記載のプレス成形方法。
  5. 前記第3工程において得られた状態の前記第3傾斜壁は、前記第1の型構造における凹部から離間しており、前記第4工程において、前記第2の型構造を相対移動させることにより、前記第3傾斜壁が前記凹部に当接しながら折り曲げられる請求項4に記載のプレス成形方法。
  6. 前記第2の型構造は、弾性部材で支持される請求項5に記載のプレス成形方法。
  7. 更に、前記第2の中間成形品には、前記第1傾斜壁及び前記第2傾斜壁に対向する対向縦壁が設けられ、前記対向縦壁は、前記第3工程及び前記第4工程において、その形状が維持され、かつ、第3の型構造に当接される請求項4から6のいずれかに記載のプレス成形方法。
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