JP6108525B2 - 血圧測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、血圧測定装置に関するものであり、特に、血圧値に関する情報を提供する表示画面に関するものである。
従来より血圧を測定する方法は周知されており、代表的な方法は聴診法(リバロッチ・コロトコフ法)とオシロメトリック法の2つがある。
聴診法は腕に装着したカフを加圧して動脈を駆血した後、徐々にカフを減圧していく段階で、血液が心臓の拍動に合わせて断続的に流れるときに発生する血管音(コロトコフ音、以下K音とする)を聴診器やカフに内蔵したマイクロホンによって検出し、K音の発生及び消滅を確認することによって、血圧値を決定する方法で、一般的には、K音発生開始時のカフ内圧を最高血圧とし、K音が消えたときのカフ内圧を最低血圧としている。
病院などにおいて血圧測定する場合、前述の聴診法はよく用いられている方法であり、多くの医師や看護師によって聴診器を用いて実施されている。しかし、経験豊富な医師や看護師であっても、被験者が安静状態で測定しなければ、得られる情報に血圧に関係のないノイズ成分が多く入ることとなり、高精度で安定した測定がし難い。
一方、オシロメトリック法は、カフを加圧して動脈を駆血した後、徐々にカフを減圧していく段階で、心臓の拍動に同調した血管壁の振動を反映したカフ内圧の変動(圧脈波)を検出し、その変動の発生及び消滅を確認することによって血圧値を決定する方法で、一般的には、変動が急激に大きくなったときのカフ内圧を最高血圧とし、急激に小さくなったときのカフ内圧を最低血圧としている。
この方法は、家庭で使う電子式自動血圧計の多くに採用されているが、主に健常人を対象としており、聴診法と同様に被験者を安静状態で測定しなければ、高精度で安定した測定がし難い。
国民の高齢化が進む中、高血圧症など予防医学や最新医療の分野においては、高齢者を対象にした研究が数多く行われており、被験者を安静状態にし難く体動が激しい場合又は意識の有無など被験者の状態に関係なく血圧測定が可能なシステムの要望があり、また、その血圧測定に対する性能には、高精度で安定したものが求められている。また、被験者が健常人であっても運動中に心拍や血圧がどのように変化するかをモニタする事は臨床研究上、大変有効な情報となる。
そこで、例えば被験者が運動中や体動が激しい場合、心電信号などの生体信号を検出し、前記生体信号と同期させて血圧測定を行おうとしているシステムや血圧測定装置がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。図5は、特許文献1に記載の実施例及び構成図であり、図6は、特許文献2に記載の構成図である。これらの装置は、心電信号をゲート信号として用い、K音の発生が予想されるゲート時間中にK音を含む振動を検出し解析する事でノイズの影響を少なくし、医師や看護師自身の聴覚で行う聴診法では測定困難なノイズ環境における血圧測定を可能としている。
しかし、特許文献1又は特許文献2においては、K音の周波数と同じ周波数を有するノイズとK音との分離が不十分なため、高精度で安定した性能を満たしていない。このため、医師や看護師は前記装置に全て任せて血圧測定をすることができていない。実際には、運動中に血圧測定する場合では、医師や看護師は、測定中は常時、被験者の状態と血圧測定装置に表示される血圧値を目視観察し、経験的に比較評価することで、血圧値の妥当性を医師や看護師自らが確認しながら血圧測定を行っている。
よって、特許文献1又は特許文献2の血圧測定装置では、測定中の医師や看護師らの時間を拘束してしまっており、自動血圧計の本来の役割を十分活かせていない。
一方、血圧測定の表示方法においてK音の視覚化は、測定精度の向上と共にこれまで色々な改良がなされてきた。以下に従来の方法を説明する。
特許文献3には、K音の測定精度を上げるため、カフを2枚使用し被験者の2箇所を同時測定し、K音のカフ内圧に対するK音の振動強度を同一画面上に隣接表示し、目視確認しながら測定を行っている。図7はその表示方法の実施例であり、縦軸をカフ内圧、横軸をK音の振動強度とし、例えば右腕のK音、左腕のK音を左右に隣接させ表示している。
この方法は、カフ内圧と振動強度のみによる評価であるため、評価データに乏しく、また、体動が激しい場合などK音とノイズが混在する場合のノイズ除去について特別な記載はなく、安静時を想定した測定装置となり、K音とノイズが混在する場合の測定には使用できない。また、この方法では、カフを2枚必要としているため、空気回路が2系統必要になるため、装置は割高になり、さらに運動中に使用する場合は、カフが邪魔になってしまう。
特許文献4には、被験者の痛覚情報を検出するため、カフから得られたK音のスペクトル解析をし、得られた周波数スペクトルを画面上に表示し、その波形を目視確認することで痛覚情報として役立てている。図8はその表示方法の実施例であり、縦軸をK音の周波数スペクトル強度、横軸を周波数とし表示している。
この方法は、周波数スペクトルを主に用いた表示方法であるため、血圧に関する記載は少なく、また、K音の周波数スペクトルを求めるにあたって、ノイズ除去方法として固定のカットオフ周波数を設定しているのみで、周波数スペクトルをノイズ除去方法として参酌するような記載はない。また、体動が激しい場合などK音とノイズが混在する場合のノイズ除去についての特別な記載はなく、安静時を想定した測定装置となり、K音とノイズが混在する場合には使用できない。また、この方法では、カフは全体として1枚としているが、精度を上げるためカフの内部に測定用カフ嚢と駆血用カフ嚢とを組み込みカフ嚢を2つ使用しているため、結局、空気回路が2系統必要になり、装置は割高になる。
特許文献5には、被験者の血行動態を把握するため、カフから得られたK音のスペクトル解析をし、得られた周波数スペクトルを画面上にカラー表示し、波形を目視確認することで血行動態の観察に役立てている。図9はその表示方法の実施例であり、横軸を時間とし、縦軸はカフ内圧及び周波数スペクトル強度及び脈波及び血流パターンを重畳して表示している。
この方法は、体動が激しい場合などK音とノイズが混在する場合のノイズ除去について特別な記載はなく、安静時を想定した測定装置となり、K音とノイズが混在する場合の測定には使用できない。
また、この方法では、K音を測定しK音のスペクトル解析後に得られた周波数スペクトル及びカフ内圧を重畳して画面上に表示はしているものの、一般的な時間軸上に表示する方法を採用しており圧力軸上に表示する方法を採用していない。特に運動中や体動が激しい場合などカフ内圧が激しく変動する場合、血圧の妥当性を評価するために、K音を時間軸で確認すると見難くなり、K音をカフ内圧に対する圧力軸で確認すると見易くなる。よって、図9の表示は、カフ内圧が激しく変動する場合には使用できない。また、図7の表示にあるような一般に理解し易いK音の振動強度の表示もないため、医師や看護師は、得られた血圧値の妥当性を評価することができない。
また、特許文献3と特許文献4と特許文献5では、得られたK音や血圧値は疑いのない絶対的な値としているため、いずれも得られたK音や血圧値の妥当性をその後再評価する手段を持っておらず、特に得られたK音や血圧値の妥当性を評価するために有効な情報であるK音の周波数スペクトルにおいては、医師や看護師が容易に血圧値と比較評価できるよう表示できておらず情報の有効活用ができていない。
特開平6−506856号公報 特開昭61−085922号公報 特開2003−290157号公報 WO 01/035822号公報 特開2012−170779号公報
運動中や体動が激しい場合でも測定可能となるよう心電信号をゲート信号としてK音の抽出をしても、ノイズ除去手段に乏しく、またゲート時間中のK音とノイズの分離も不十分なため、装置がノイズをK音と誤認識して血圧値を決定することがある。このため、医師や看護師は血圧測定装置に全て任せて血圧測定をすることができず、測定中は常時、被験者の状態と血圧測定装置に表示される血圧値を目視観察し経験的に比較評価し、血圧値の妥当性を医師や看護師自らがその場で確認しながら血圧測定を行っており、測定中の時間を拘束してしまっている。
運動中や体動が激しい場合などK音とノイズが混在する場合、
得られたK音や血圧値の妥当性を評価しようとしても装置に表示される評価データがカフ圧と振動強度のみでは不十分で把握し難く、また、K音の周波数スペクトルが表示されていたとしても、時間軸上に表示されているなど、カフ内圧が激しく変動する場合に不向きな点があり、医師や看護が評価し易い表示で十分なデータの提供ができていない。
発明は、本発明の血圧測定装置が、
被験者の血管を圧迫するために装着されるカフと、
前記カフ内に空気を注入又は排出することによって前記カフ内を加圧又は減圧する圧力制御手段と、
前記カフ内の圧力を測定するカフ内圧測定手段と、
前記カフ内の加圧時又は減圧時に前記血管から発生する振動Aを検出する振動A検出手段と、
前記振動Aからノイズを除去し振動Bを抽出する振動B抽出手段と、
前記振動Bの振動強度を得る振動強度導出手段と、
前記振動Bをスペクトル解析し周波数スペクトルを求めるスペクトル解析手段と、
前記振動強度若しくは前記周波数スペクトル並びに前記カフ内圧により、前記被験者の血圧値を決定する血圧値決定手段と、
前記カフ内圧、及び前記振動強度、及び前記周波数スペクトル、及び前記血圧値を同時に表示する表示手段
を備えたことを主な特徴とする。
発明は、血圧測定装置が、
前記被験者の心電信号を検出する心電信号検出手段と、
前記心電信号を用いた心電図トリガ法によって前記振動A又は前記振動Bを抽出する手段
を備えたことを特徴とする。
発明は、血圧測定装置において、
示手段について、縦軸及び横軸の2軸によるグラフとして表示し、
前記表示手段について、縦軸及び横軸の2軸によるグラフとして表示し、
2軸のうち1軸を前記カフ内圧により、他方の1軸を前記振動強度及び前記周波数スペクトルの周波数により表示し、
前記周波数スペクトルのスペクトル強度を同一色の濃淡又は複数色の色彩又は複数色の濃淡と色彩により表示し、
前記振動強度のグラフと前記周波数スペクトルのグラフを重畳もしくは並列に表示すること
を特徴とする。
発明は、血圧測定装置が、
前記表示手段にいて、2軸によるグラフとして表示するものをX軸及びY軸及びZ軸の3軸によるグラフとして表示し、
3軸のうちいずれか1軸を前記振動強度及び前記周波数スペクトルの周波数により他方の1軸を前記カフ内圧により残りの1軸を前記周波数スペクトルの強度により表示し、
前記振動強度のグラフと前記周波数スペクトルのグラフを重畳もしくは並列に表示すること
を特徴とする
本発明によれば、運動中や体動が激しい場合であっても、K音の周波数スペクトルなどを利用したノイズ除去手段によって、高精度で安定した血圧測定が可能となり、測定後であっても血圧測定装置で得られた振動強度(以下、K音強度とする)とK音の周波数スペクトルのグラフ表示を確認すれば、血圧値の妥当性の評価が可能となることで、測定中は常時、被験者の状態と血圧測定装置に表示される血圧値を目視観察する必要がなくなる。
って、今まで医師や看護師が拘束されていた血圧測定中の時間を、他の医療業務や臨床研究に回す事が可能になる。
また、K音の周波数スペクトルとK音強度を容易に血圧値と比較評価できるよう表示することで、血圧値の妥当性の評価としてK音の周波数スペクトルを視覚的に有効活用することができるようになり、前記評価の結果、装置がK音とノイズを誤認識していると判断する場合、K音の周波数スペクトルを参照しながら測定後でも血圧値を補正できるようにすることで、再測定する必要が無くなる。
本発明による血圧測定装置の表示方法の実施例1の説明図である。 本発明による血圧測定装置のK音強度及び周波数スペクトルを表した説明図である。 本発明による血圧測定装置の表示方法の実施例2の説明図である。 本発明による血圧測定装置の構成を概略的に示すブロック図である。 特許文献1に記載の実施例である。 特許文献2に記載の実施例の構成図である。 特許文献3に記載の表示方法の実施例である。 特許文献4に記載の表示方法の実施例である。 特許文献5に記載の表示方法の実施例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、まず、本発明の血圧測定装置の全体構造について概要を説明し、次に本発明に極めて重要な要素であるK音の検出方法及び解析方法及び表示方法について構造及び動作に触れながら詳細な説明をする。
図4は、本発明の1実施例に係わる血圧測定装置の構成を概略的に示すブロック図であり、図1は、図4の表示部39に表示される本発明の血圧測定装置に係わる表示手段の1実施例である。
まず、図4に記載の本体41の全体構造について大まかな概要を説明をする。
図4において、31はカフ、32はマイク、33はケーブル、34は圧力センサ、35は圧力制御部、36はポンプ、37はCPU、38は心電信号入力部、39は表示部、操作パネル、40は外部入出力、41は本体、本体ケース、42は心電計、43は心電センサ、45は外部機器である。
ケーブル33は、中空のチューブ状の空気回路機能及び電線機能を併せ持つケーブルである。カフ31はケーブル33にて本体41の加圧ポンプ36及び圧力センサ34及び圧力制御部35と接続し、加圧ポンプ36及び圧力センサ34及び圧力制御部35は電気信号回路にてCPU37と接続し、マイク32はケーブル33にて本体41のCPU37と接続する。圧力センサ34にて測定され得られたカフ内圧の圧力信号及びマイク32にて検出された血管から発生するK音を含む振動Aの信号はCPU37へ送られ処理されることで、CPU37はカフ内圧、K音強度、周波数スペクトル、最高血圧値、最低血圧値などのデータを得る。CPU37は表示部39と接続し、前記各データを表示部39に表示する。
心電センサ43は心電計42を本体41の心電信号入力部38に接続することでCPU37と接続する。心電センサ43から得られた信号は、K音を抽出するためのデータとして用い、得られた心拍数は、前記各データと共に表示部39に表示する。また、外部機器45は、メモリ増設用の機器や、別室でのモニタ機器であり、本体41の外部入出力40を通してCPU37に接続する。
次に、図4に記載のカフ31及びマイク32について説明をする。
カフ31及びマイク32は、ケーブル33にて血圧測定装置の本体41に接続されており、カフ31とマイク32を使用する時は、一体となり、被験者の血圧を測定する部位に巻きつけて使用する。この場合、別途専用の袋を設けてその中にカフ31とマイク32を挿入し事前に一体としてまとめておくと利便性が高い。
カフ31の材質は、伸縮する樹脂又はゴム又は樹脂及びゴムの複合物からなり、カフ31の大きさは、新生児、幼児、小児、成人、肥満者などによって使い分ける。なお、カフ31の大きさの目安は、一般に公開され知られており、JIS T 1115-2005-5.4又はJIS T 4203-1976又はWHO Expert Committeeの報告書又はWTO勧告による報告書などで確認ができる。
マイク32には、ECMマイク若しくはMEMSマイクなどの高精度マイク、又は圧電センサ若しくは歪みセンサなど応用した高精度振動センサを用い、被験者にカフ31を巻いた時、血管から発生するK音を含む振動Aを検出し易い位置にマイク32を配置させる。
実際には、マイク32の上からカフ31を重ね合わせるように使用し、カフ31の加圧を流用し、マイク32が前記血管上若しくは血管近傍に固定されるようにするため、使用前からマイク32をカフ31の決められた配置に固定させておくと使用前後の脱着にて利便性が高い。
なお、検出性能を上げるため、マイク32に使用する前記高精度マイク又は高精度振動センサを複数個使用し、複数個所に配置することもできる。また、使用時の利便性よりも性能を求める場合は、事前にマイク32を被験者の血管上に配置させておき、後からカフ31を被験者に巻く方法、若しくは、カフ31を被験者に巻いた後にマイク32をカフ31と被験者の間に挿入する方法がある。
次に、図4に記載の本体41の動作について触れながら詳細の機能を説明をする。
被験者にカフ31及びマイク32を装着させ、操作パネル39に表示される図1に記載の血圧測定開始ボタン17にて測定開始信号を入力すると、ポンプ36が動作しカフ31に空気を送り込んで加圧される。カフ31のカフ内圧は、圧力制御部35によって制御され、安静時の標準的な測定では、加圧されて動脈を駆血する程度の一定の圧力値に達した後、CPU37により圧力制御部35の急速排気弁及び比例制御弁を制御することで、減圧されて測定が完了する。なお、本発明の血圧測定装置では、前記振動Aの検出は、前記加圧時又は前記減圧時のいずれかを選択することが可能で、初期設定時の切り換えによって変更できる。
実際には、予想以上に血圧が高い人の場合、前記圧力が動脈の駆血に不十分になることで、さらに追加で加圧したり、前記圧力が体動によって変化し過多になる場合は減圧したりする。この工程を繰り返すことで、安定に血圧測定ができるよう、CPU37を通じて圧力制御部35とポンプ36が制御され測定される。
特に、運動中や体動が激しい場合では、動脈の駆血が正常にできず、前記加圧及び前記減圧する工程を繰り返すことが多い。このような場合、特許文献5に記載のあるような時間軸による表示では、全く評価ができなくなるため、カフ内圧を基準とした圧力軸による表示が必要になる。
また、運動中や体動が激しい場合では、もう一つ別の問題がある。それは、カフ31を激しく動かすと、カフ31が被験者の衣服や周囲の物とぶつかり、擦れることで、ノイズによる振動がマイク32を通してK音と混在して振動Aの信号として検出される点である。
そこで、本発明の血圧測定装置は、事前に被験者の安静時の血圧測定を実施し、そのデータを解析し得られた前記被験者特有のK音の特徴をCPU37に学習させた上で、運動中や体動が激しい場合の血圧測定を実施する機能を備えている。なお、当初の初期状態は標準的な値を設定しているので、実際に安静時の血圧測定を実施しなくても測定に支障はないが、可能な限り安静時のデータを事前に入手しておく方が好ましい。この機能により、測定中は常時、前記学習機能が繰り返し動作しているため、血圧を測定すればするほど得られる血圧値は高精度で安定した真値に近づいていく。
マイク32により検出された振動Aの信号は、CPU37に送られた後、第1のフィルタ(バンドパスアナログフィルタ)で処理され、A/D変換器によりデジタル変換され、第2のフィルタ(FIRフィルタ、有限インパルス応答フィルタ)において、被験者に対するこれまでの測定で得られたK音の周波数スペクトルに応じて形成された専用フィルタが一定時間形成され処理され、振動Bの信号が抽出される。振動Bの信号の大きさからK音強度が導出され、振動Bの信号をFFT(高速フーリエ変換)解析を用いたスペクトル解析をすることで、周波数スペクトルが導出される。その後、前記周波数スペクトルはCPU37に記憶され再度新たな専用フィルタが形成される。
なお、圧力センサ34によって測定され得られた圧力信号は、CPU37に送られた後、前記第1のフィルタ、前記第2のフィルタによって、カフ31のカフ内圧として導出される。
このように、前記学習機能によって得られたK音の特徴を参酌して繰り返し処理することで、前記ノイズから精度の高いK音を抽出することが可能になった。高精度で安定した血圧測定が可能となったことで、測定後であっても血圧測定装置のK音強度とK音の周波数スペクトルのグラフ表示を確認すれば、血圧値の妥当性の評価が可能となり、測定中は常時、被験者の状態と血圧測定装置に表示される血圧値を目視観察する必要がなくなる。よって、今まで医師や看護師が拘束されていた血圧測定中の時間を、他の医療業務や臨床研究に回す事が可能になる。
次に本発明の血圧測定装置について図4にて説明する。外来ノイズが多く測定が困難な場合は、血圧測定装置に加えて心電信号を利用することができる。
図4において、心電計42を本体41の心電信号入力部38に接続し、心電センサ43を被験者に取り付け、血圧測定を開始すると、心電センサ43から検出された心電図トリガ(R波)がCPU37に送られる。前記心電図トリガをゲート信号として利用し、心電図トリガから予測されるK音の発生時間を含むゲート時間を決めることで、そのゲート時間内に発生するK音を含む振動Aの信号又は振動Bの信号からより高精度で安定したK音を含む振動信号を抽出することが可能になる。得られた振動信号は、同様にFFT解析を用いたスペクトル解析をすることで、周波数スペクトルが導出される。
一般に心電図トリガ法とは、心電図のトリガ(R波)を基準として一定時間遅れた時にゲートを開き(遅れ時間)、その後一定時間帯(ゲート時間)のデータを抽出する方法である。なお、本発明では、遅れ時間及びゲート時間も、前述の学習機能を利用して決まる。
また、心電計42が無い場合は、心拍センサ44を被験者に取り付け本体41と接続することで、心拍センサ44から検出した心拍信号を前記心電信号の代わりとして用いることも可能である。
これら心電図トリガを使った測定方法は、外来ノイズが多く測定が困難な場合には、大変有効な方法であり、前述で説明した高精度で安定した血圧測定の性能をさらに向上させるものである。
次に、本発明の血圧測定装置に係わる図1の表示手段について説明をする。図1において、11は最高血圧表示部、12は最低血圧表示部、13は心拍数表示部、14はK音強度表示部、15は周波数スペクトル表示部、16は周波数スペクトル強度指標、17は血圧測定開始ボタン、18は血圧値補正ボタン、19は最高血圧切替ボタン、20は最低血圧切替ボタン、21は最高血圧補正ボタン、21aは最高血圧補正ラインマーカ、22は最低血圧補正ボタン、22aは最低血圧補正ラインマーカ、23はデータ切替ボタンである。
なお、図1のグラフ14は、横軸をK音の振動強度、縦軸を圧力とし、得られたK音強度を表示したグラフであり、図1のグラフ15は、横軸を周波数、縦軸を圧力とし、得られた周波数スペクトルを表示し、且つ周波数スペクトル強度をデータの濃淡で表示したグラフである。
前記周波数スペクトルの一般的な表示手段は、特許文献4に記載の図8又は特許文献5に記載の図9にあるような表示手段であり、周波数や時間軸に対しての表示手段に留まり、圧力軸に対する表示手段は取っていない。
本発明の表示手段では、処理能力が格段に上がったCPUを有効活用することで、K音強度、周波数スペクトル、血圧値、カフ内圧などの各々のデータが相関のある高精度で安定した値になるため、それらを併記して画面上に表示することが可能になった。
よって、血圧値を表示すると共に、カフ内圧に対するK音強度を表示し、K音強度と並列に周波数スペクトルを表示することで、機器が判断するK音としている振動がノイズであるかどうか医師又は看護師が自身の目で識別可能となる。
さらに、測定後でも血圧測定装置のK音強度とK音の周波数スペクトルのグラフ表示を確認すれば、血圧値の妥当性の評価が可能となるため、測定後にK音の周波数スペクトルを参照しながら血圧値を補正できるようにすることが可能となる。
図2は、図1に表示する信号の処理前の前記K音強度及び前記周波数スペクトルの説明図である。図2のグラフ14は、横軸をK音の振動強度、縦軸を圧力とし、得られた前記K音強度を表示したグラフであり、グラフ15aは、横軸を周波数、縦軸を周波数スペクトルの強度とし、前記周波数スペクトルの波形を重畳させて表示したグラフである。なお、重畳された前記周波数スペクトルにおいて、各波形は各々対応した圧力値のデータを持っている。
なお、図2に表すグラフ15aにおいて、奥行き方向の軸に圧力を追加し、前記波形を3次元的にレイアウトさせると、後述する図3に表すグラフ15となり、それを真上から見ると図1に表すグラフ15になる。
図1に表すグラフ15は、表示部39の仕様に合わせて選定する。表示部39に使用する表示用モニタが単色表示用である場合は、図2におけるグラフ15の周波数スペクトル強度を表す波形の高低を指標16に表す濃淡で表示し、カラー色表示用である場合は、指標16に表す複数色の色彩又は指標16に表す複数色の濃淡と色彩で表す。こうすることで、2軸で表示していても周波数スペクトルの波形の高低を想起することが可能になる。なお、図1のグラフ14には、図2のグラフ14を表示させる。
2軸で表示する場合、前記表示用モニタの解像度は汎用品で十分であるため、比較的安価になり、さらに信号処理もし易いため、CPU37の信号処理負担も少なくて良いというメリットがある。
図1に表すグラフ14及びグラフ15の縦軸としている圧力軸を共通の縦軸として並べて表示する。すると、図1に表すとおりグラフ14とグラフ15が縦軸を中心におよそ対称な山型を形成する。よって、表示11及び表示12に表示された血圧値が精度の高い安定したデータであるかどうかが、左右に配置された前記山型の形を目視で比較評価することで、判断することが可能になる。
なお、図1では、グラフ14とグラフ15の前記圧力軸を図1の表示の中心で重ねて配置しているが、前記圧力軸を共通とせず、左右両サイドに分離して配置することもできる。また、図1では、前記圧力軸は鉛直方向であるが、水平方向にしてグラフ14とグラフ15を上下に並べて表示することもできる。その際、前記圧力軸を共通とせず、図1の上下両サイドに分離して配置することもできる。
図1に表す表示例は正常時のデータであり、グラフ14の山型とグラフ15の山型がおよそ対称な1つの山型を形成しており、グラフ15における前記周波数スペクトルの強度の一番強い箇所が1列に揃っている。装置が誤認識していると判断される表示例としては、ノイズが混入するなどにより、グラフ15における前記周波数スペクトル強度の一番強い箇所が不規則に点在していたり、という事がある。
特許文献5に記載の図9において、表示画面には、最高血圧P4から最低血圧P5が表示されているが、図中のグラフの周波数スペクトルSPはこれら血圧値と直接関連づけられておらず、血圧測定に周波数スペクトルSPは有効活用されていない。
事前に操作パネル39から測定時間設定を入力し、自動的に測定開始及び測定停止する機能を付けることで、長時間の血圧測定が可能になる。例えば、血圧測定を1分間隔で実施し、それを60分間連続で繰り返し測定するなどの設定である。高精度で安定した測定に加え、この機能を用いることで、医師や看護師が血圧測定に拘束されることがなくなり、今まで医師や看護師が拘束されていた血圧測定中の時間を、他の医療業務や臨床研究に回す事が可能になる。
外部入出力40を使用し、CPU37に蓄積するデータが一杯にならないよう、外部機器45にデータ保存用のメモリを増設したり、別室にあるモニタに本体41の画面表示をしたり、データをテレメータ等で出力することで、別室での血圧測定の管理が可能になる。
被験者の生体データを測定し診断する上で、血圧値の高精度で安定した性能は必須であり、そのためには十分なデータの解析及び分析のみならず、医師や看護師が評価し易い表示での十分なデータの提供も必要である。
よって、本発明の血圧測定装置は、装置に全判断を任せて血圧値の数字のみで判断するこれまでの測定機器ではなく、K音について様々なデータを医師や看護師に判り易く視認化したデータとして提供することができるため、今後の医学発展に十分貢献する機器と考える。
図3は、図4の表示部39に表示される本発明の血圧測定装置に係わる表示手段の1実施例である。表示内容は、図1の表示手段と同様であるが、グラフ15において、3軸によって表示する点で図1とは異なる。X軸を周波数、Y軸を圧力、Z軸を周波数スペクトル強度とし表示する。グラフ14は、X軸をK音の振動強度、Y軸を圧力とし、Z軸は使用しない。
表示部39に使用する表示用モニタで表示できる色彩や濃淡には限界があるため、前記周波数スペクトル強度の判別が視認し難いという場合に効果的である。
次に本血圧測定装置に係わる血圧値補正手段について図1を用いて説明する。
図1において、測定データの取得後、表示されたデータを再確認してみると、グラフ15に表示した周波数スペクトルの強度の一番強い箇所が不規則に点在していた場合、K音が誤認識され血圧値が影響を受けている場合がある。特にこの現象は、ノイズが大きく且つ最低血圧の判定部分などK音強度が小さい箇所に発生し易い。
この場合、再測定するとなると、被験者が不在であれば同一者での再測定は即時には不可能であり、もし測定直後であって被験者が傍にいたとしても、全く同じ条件にて測定を再現できるかどうかは疑わしい。特に激しい運動時の血圧測定においては、十分な休憩を取った上で、安静状態になるまで待たなければならず、大変な時間の無駄が発生する。
そこで、取得した測定データを表示部39に表示される周波数スペクトルなどを指標にし、前記測定データを補正できる機能を追加した。
測定が終了した後、表示部39には図1のように表示される。図1には、最高血圧表示11に応じたラインマーカ21a及び最低血圧表示12に応じたラインマーカ22aがグラフ14とグラフ15にまたがり表示される。ラインマーカ21a上には最高血圧補正ボタン21が配置され、ラインマーカ22a上には最低血圧補正ボタン22が配置される。
最高血圧切替ボタン19を押すとラインマーカ21a及び最高血圧補正ボタン21を可動することが可能になるため、グラフ14及びグラフ15を視認しながら測定した最高血圧を血圧値補正ボタン18を押して、若しくは最高血圧補正ボタン21を直接押して、補正することができる。なお、補正後の最高血圧は最高血圧表示部11に表示される。また、最低血圧切替ボタン20を押すとラインマーカ22a及び最低血圧補正ボタン22も可動でき、同様に補正することができる。
本発明の血圧値補正手段であれば、取得した測定データを使って表示部39に表示される周波数スペクトルなどを指標に医師や看護師が自ら補正することができ、改めて再測定せずとも精度の高いデータを入手することが可能となる。
また、比較評価における別途の1実施例として、例えば図1に表示するグラフ14及びグラフ15において、複数の測定データを重畳させ表示する手段がある。図1のデータ切替ボタン23を用いて表示を切り替えることで、同じ被験者の複数の測定データをグラフ14及びグラフ15に重畳させて同時に表示することで比較評価する。当然ではあるが、複数の被験者における測定データも同様に表示することで各被験者を比較評価することも可能となる。
この表示手段により、被験者の測定毎の比較評価が可能となり、高精度で安定した性能の向上に格段の効果を発揮する。
なお、前述の実施例では、聴診法を用いた血圧測定装置を主に記載したが、オシロメトリック法を用いた血圧測定装置でも、同様の事が可能である。
11 最高血圧表示部
12 最低血圧表示部
13 心拍数表示部
14 K音強度表示部
15 周波数スペクトル表示部
15a 周波数スペクトル分布図
16 周波数スペクトル強度指標
17 血圧測定開始ボタン
18 血圧値補正ボタン
19 最高血圧切替ボタン
20 最低血圧切替ボタン
21 最高血圧補正ボタン
21a 最高血圧補正ラインマーカ
22 最低血圧補正ボタン
22a 最低血圧補正ラインマーカ
23 データ切替ボタン
31 カフ
32 マイク
33 ケーブル
34 圧力センサ
35 圧力制御部
36 ポンプ
37 CPU
38 心電信号入力部
39 表示部、操作パネル
40 外部入出力
41 本体、本体ケース
42 心電計
43 心電センサ
44 心拍センサ
45 外部機器

Claims (2)

  1. 被験者の血管を圧迫するために装着されるカフと、
    前記カフ内に空気を注入又は排出することによって前記カフ内を加圧又は減圧する圧力制御手段と、
    前記カフ内の圧力を測定するカフ内圧測定手段と、
    前記カフ内の加圧時又は減圧時に前記血管から発生する振動Aを検出する振動A検出手段と、
    前記振動Aからノイズを除去し振動Bを抽出する振動B抽出手段と、
    前記振動Bの振動強度を得る振動強度導出手段と、
    前記振動Bをスペクトル解析し周波数スペクトルを求めるスペクトル解析手段と、
    前記振動強度若しくは前記周波数スペクトル並びに前記カフ内圧により、前記被験者の血圧値を決定する血圧値決定手段と、
    前記被験者の心電信号を検出する心電信号検出手段と、
    前記心電信号を用いた心電図トリガ法によって前記振動A又は前記振動Bを抽出する手段と、
    前記カフ内圧、及び前記振動強度、及び前記周波数スペクトル、及び前記血圧値を同時に表示する表示手段とを備え
    前記表示手段について、縦軸及び横軸の2軸によるグラフとして表示し、
    2軸のうち1軸を前記カフ内圧により、他方の1軸を前記振動強度及び前記周波数スペクトルの周波数により表示し、
    前記周波数スペクトルのスペクトル強度を同一色の濃淡又は複数色の色彩又は複数色の濃淡と色彩により表示し、
    前記振動強度のグラフと前記周波数スペクトルのグラフを重畳もしくは並列に表示すること
    を特徴とする血圧測定装置。
  2. 請求項1に記載の表示手段にいて、2軸によるグラフとして表示するものをX軸及びY軸及びZ軸の3軸によるグラフとして表示し、
    3軸のうちいずれか1軸を前記振動強度及び前記周波数スペクトルの周波数により他方の1軸を前記カフ内圧により残りの1軸を前記周波数スペクトルの強度により表示し、
    前記振動強度のグラフと前記周波数スペクトルのグラフを重畳もしくは並列に表示すること
    を特徴とする血圧測定装置。
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