JP6107075B2 - プロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクターに関する。
従来、空気を流通させて内部機構を冷却する冷却部を備えるプロジェクターが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。従来のプロジェクターによれば、冷却部によりプロジェクターの内部機構(例えば、電源部や光学エンジン部)を冷却することが可能となる。
特開2005−31106号公報
しかしながら、広く知られている従来のプロジェクターは、電池やコンセント等からの電力を利用する一般的な型のものであり、当然、冷却部の構成及び配置もそれに応じたものが知られている。このため、電球ソケットから供給される電力を利用するプロジェクター、つまり、電球ソケットに接続して用いるプロジェクターについては、冷却部を備えることや、冷却部の構成や配置は知られていない。また、電球ソケットに接続して用いるプロジェクターに関しては、その性質上小型化が強く求められるため、従来知られている冷却部の構成及び配置をそのまま利用することは困難である。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、電球ソケットに接続して用いるプロジェクターであって、冷却部を備えるものを提供することを目的の一つとする。
本発明のプロジェクターは、電球ソケットに接続可能な接続部と、前記接続部からの電力を供給する電源部と、光を射出する光源部及び前記光源部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部を有する光学エンジン部と、前記接続部と前記光学エンジン部との間に配置され、空気を流通させて前記電源部と前記光学エンジン部とを冷却する冷却部と、を備えることを特徴とする。
本発明のプロジェクターによれば、接続部と光学エンジン部との間に配置され、空気を流通させて電源部と光学エンジン部とを冷却する冷却部を備えるため、コンパクトな冷却経路を構成することができ、プロジェクターの小型化に貢献することが可能となる。
また、本発明のプロジェクターによれば、上記した冷却部を備えるため、1つの冷却部で主要な構成要素を冷却することが可能となり、プロジェクターのコストを低減させることが可能となる。
また、本発明のプロジェクターによれば、従来のプロジェクターと同様に、冷却部を備えるため、冷却部によりプロジェクターの内部機構を冷却することが可能となる。
また、本発明のプロジェクターによれば、電球ソケットに接続可能な接続部を備えるため、電球ソケットが設置されている場所ならば、手軽に取り付けること及び使用することが可能となる。
なお、電源部については、電源部の全部が接続部内に配置されるようにしてもよいし、電源部の一部が光学エンジン部の近くに配置されるようにしてもよい。
本明細書において「電球ソケット」とは、電球を取り付けるためのソケット全般のことをいう。このような電球ソケットとしては、内部側面にねじ山を有し、内部側面と内部底面とが電極になっているもの(いわゆるねじ込み式電球ソケット)が広く用いられているが、本発明のプロジェクターは、対応する接続部を用いることで、ねじ込み式電球ソケットのみならず他の種類の電球ソケット(例えば、引っ掛け式電球ソケット)にも広く適用することが可能である。
本発明のプロジェクターにおいては、前記接続部及び前記光学エンジン部は、前記冷却部を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されることが好ましい。
このような構成とすることにより、単純な構成の冷却部(例えば、軸流式のファンを有するもの)を用いて主要な構成要素を冷却することが可能となる。
本発明のプロジェクターにおいては、前記冷却部は、前記光学エンジン部側から前記接続部側に向かって空気の流れを作り出すことが好ましい。
このような構成とすることにより、発熱量や耐熱温度の観点から冷却の必要性が高い光源部及び光変調部を先に冷却し、プロジェクターの動作安定性を確保することが可能となる。
また、上記のような構成とすることにより、プロジェクターが画像を投写する側から電球ソケットの側に向かう空気の流れを作ることができるため、温まった空気により投写画像が揺らいでしまうのを抑制することが可能となる。
本発明のプロジェクターにおいては、前記光学エンジン部は、前記光変調部により変調された光を投写する投写光学系と、前記光学エンジン部に対して前記投写光学系が光を投写する側以外の側に、前記光源部からの熱を放熱させる放熱部と、を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、光源部を効率的に冷却することが可能となる。
また、上記のような構成とすることにより、光源部から他の構成要素(例えば、光変調部)に伝導される熱を大きく低減することが可能となる。
本発明のプロジェクターにおいては、前記光学エンジン部は、複数の光源部と、前記複数の光源部に対応する複数の放熱部と、を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、光源部ごとに異なる色光を射出すれば、白色光を射出する1つの光源部からの光を複数の色光に分離させることなく、多色カラーの投写画像を投写することが可能となる。また、複数の色光に分離させる構成が必要無いので、プロジェクターの小型化に寄与することが可能となる。
上記の構成においては、複数の放熱部がそれぞれ他の放熱部と熱伝導しないように配置されることが好ましい。このような構成とすることにより、放熱部から放熱部への熱の伝導を抑制し、例えば、発熱量が大きい又は耐熱温度が低い光源部には大きな放熱部を対応させ、発熱量が小さい又は耐熱温度が低い光源部には小さな放熱部を対応させるといったように、それぞれの光源部に適した冷却を行うことが可能となる。
本発明のプロジェクターによれば、前記光学エンジン部は、3つの光源部と、前記3つの光源部からの光を合成して射出する光合成部を有し、前記3つの光源部のうち1つの光源部は、前記光合成部に対し前記投写光学系が光を投写する投写方向とは反対方向に配置され、残りの2つの光源部は、前記光合成部に対し前記投写方向に略直交する方向に配置され、前記1つの光源部に対応する放熱部は、前記1つの光源部と前記冷却部との間に配置され、前記残りの2つの光源部に対応する放熱部は、前記2つの光源部に対し前記投写方向に略直交する方向に配置されることが好ましい。
このような構成とすることにより、3つの光源部を用いるプロジェクターにおいて、各放熱部を適切な位置に配置し、各光源部を効率的に冷却することが可能となる。
本発明のプロジェクターにおいては、前記接続部は、ねじ込み式電球ソケットに接続可能であることが好ましい。
このような構成とすることにより、プロジェクターを、広く使われているねじ込み式電球ソケットに接続して用いることが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクター1000を説明するために示す図。 実施形態1に係るプロジェクター1000の冷却部30による空気の流れを説明するために示す図。 実施形態1における放熱部100R,100G,100Bの斜視図。 実施形態2に係るプロジェクター1002を説明するために示す図。 実施形態3に係るプロジェクター1004の冷却部32による空気の流れを説明するために示す図。
以下、本発明のプロジェクターの実施形態について説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクター1000を説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクター1000の正面図であり、図1(b)はカバー120を取り除いた状態のプロジェクター1000の正面図であり、図1(c)は図1(a)のA−A断面図である。なお、図1を含む各図においては、プロジェクター1000の構成要素のうち、本発明に関連しない構成要素の図示は省略している。
図2は、実施形態1に係るプロジェクター1000の冷却部30による空気の流れを説明するために示す図である。図2において符号Fで示す曲線矢印は、概略的な空気の流れを表すものである。
図3は、実施形態1における放熱部100R,100G,100Bの斜視図である。図3(a)は放熱部100Gの斜視図であり、図3(b)は放熱部100Rの斜視図であり、図3(c)は放熱部100Bの斜視図である。
プロジェクター1000は、図1に示すように、接続部10と、電源部20と、冷却部30と、光学エンジン部40と、カバー120とを備える。
接続部10は、外部から電流を供給する電球ソケットに接続可能に構成されている。さらにいえば、接続部10は、先端部に位置する第1接点部12と、らせん状のねじ山(右ねじ)が形成されている第2接点部14とを有し、本実施形態においては、E26で規定されるねじ込み式電球ソケットに対応する。なお、プロジェクター1000は、電球ソケットに接続可能な接続部10を有することで、種々の電球ソケット、例えば、E26以外のねじ込み式電球ソケットや引っ掛け式電球ソケットに対応することができる。
また、接続部10は、空気の取入口及び排出口となるスリット16をさらに有する。
電源部20は、接続部10内に配置され、電球ソケットから接続部10を介して送られてきた電流を、プロジェクター1000の駆動用電流(電力)として他の構成要素、例えば、後述する各光源部50R、50G、50Bや冷却部30などに供給する。こうした電源部20の全体としての構成は広く知られているため、ここでの詳細な説明は省略する。本実施形態に係るプロジェクター1000においては、図1(c)に示すように、電源部20の一部が接続部10内に配置されており、電源部20の他の部分は、後述する基板110付近に配置されている(図示せず。)。電源部20の一部は、例えば、1次フィルターを有する。
冷却部30は、接続部10と光学エンジン部40との間に配置され、空気を流通させて接続部10内に配置された電源部20と光学エンジン部40とを冷却する。冷却部30に対して、接続部10と光学エンジン部40とは、冷却部30を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。冷却部30は、例えば軸流式のファンを有する。
冷却部30は、図2に示すように、光学エンジン部40側から接続部10側、すなわち電源部20側に向かう空気の流れを作り出す。このため、プロジェクター1000が投写画像を投写する側の空気が光学エンジン部40を冷却した後冷却部30を通過し、さらに電源部20を冷却してスリット16から外部に排出されることとなる。
光学エンジン部40は、図1に示すように、光源部50R,50G,50Bと、光平行化光学系60R,60G,60Bと、光変調部70R,70G,70Bと、クロスダイクロイックプリズム80と、投写光学系90と、放熱部100R,100G,100Bと、基板110とを有する。
光学エンジン部40は、3つの光源部(光源部50R,50G,50B)を有する。光源部50R,50G,50Bは、光を射出する。さらにいえば、光源部50Rは発光部52R(符号を図示せず。)から赤色光を射出し、光源部50Gは発光部52G(符号を図示せず。)から緑色光を射出し、光源部50Bは発光部52B(符号を図示せず。)から青色光を射出する。
3つの光源部50R,50G,50Bのうち1つの光源部50Gは、光合成部であるクロスダイクロイックプリズム80に対し投写光学系90が光を投写する投写方向とは反対方向に配置されている。また、残りの2つの光源部50R,50Bは、光合成部に対し投写方向に略直交する方向に配置されている。
光源部50R,50G,50Bが有する発光部52R,52G,52Bとしては、例えば、発光ダイオード(LED)、半導体レーザー(LD)及び有機EL(OLED)を例示することができる。なお、プロジェクターの大きさ等の事情が許す場合には、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等他の光源を用いてもよい。なお、特許請求の範囲における光源部は、発光部52R、52G、52Bの少なくともいずれか一つ、又は、発光部52R、52G、52Bをそれぞれ含む光源部50R、50G、50Bの少なくともいずれか一つに相当する。
光平行化光学系60R,60G,60Bは、それぞれ対応する光源部50R,50G,50Bからの光を略平行光とする。このような光学系は広く知られているため、ここでの詳細な説明は省略する。なお、必要であれば光源部50R,50G,50Bからの光を均一化する光均一化光学系(インテグレーター光学系)をさらに用いることもできる。また、光源部50R,50G,50Bが射出する光が平行光である場合には、光平行化光学系を用いなくてもよい。
光変調部70R,70G,70Bは、それぞれ対応する光源部50R,50G,50Bからの光を画像情報に応じて変調する。光変調部70R,70G,70Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入した液晶型の光変調装置であり、光源部50R,50G,50Bからの光を画像情報に応じて変調する透過型の光変調装置である。光変調部70R,70G,70Bは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に応じて光の偏光の方向を変調する。なお、図示を省略したが、光変調部70R,70G,70Bの光源部50R,50G,50Bからの光の進行方向に対する前後には、それぞれ、入射側偏光板及び射出側偏光板が介在配置される。これら入射側偏光板、各光変調部及び射出側偏光板によって、入射した各色光の光変調が行われる。
クロスダイクロイックプリズム80は、3つの光源部50R,50G,50Bからの光を合成して射出する光合成部であり、さらにいえば、色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム80は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
投写光学系90は、投写レンズや焦点調整機構を有し、投写画像として投写する。なお、投写光学系90が光を投写する方向を投写方向とする。
投写光学系90の好ましい構成については広く知られているため、図示及び詳細な説明は省略する。
光学エンジン部40は、複数の光源部(3つの光源部50R,50G,50B)に対応する複数の放熱部(3つの放熱部100R,100G,100B)を有する。放熱部100R,100G,100Bは、光源部50R,50G,50Bがそれぞれ光を射出する側以外の側に配置され、光源部50R,50G,50Bにおける発光部52R,52G,52Bからの熱を放熱させる。放熱部100R,100G,100Bは、いわゆるヒートシンクとして機能し、例えば、アルミニウムのように熱伝導性のよい物質からなる。
放熱部100R,100G,100Bは、図1(b)及び図3に示すように、それぞれが対応する光源部50R,50G,50Bの熱的特性及び配置位置に応じて異なる大きさ及び形状を有する。放熱部100R,100G,100Bは、それぞれ他の放熱部と熱伝導しないように配置されている。上記のような配置としては、例えば、放熱部100R,100G,100Bは、互いに接触しないような配置や、互いの間に非伝熱部材を介入させる配置など、互いに非熱伝導となる種々の配置を採用可能である。
光源部50Gに対応する放熱部100Gは、図1(b)及び図1(c)に示すように、接続部10に近い位置、より具体的には、クロスダイクロイックプリズム80に対して投写光学系90が配置される側と反対側に配置される光源部50Gと、冷却部30との間に配置されている。放熱部100Gは、図3(a)に示すように、中心部102Gからフィン104Gが放射状に伸びる形状を有する。
光源部50R,50Bに対応する放熱部100R,100Bは、図1(b)及び図1(c)に示すように、側面側の位置、より具体的には、クロスダイクロイックプリズム80に対して投写光学系90が光を投写する方向に対して略直交する側に配置される光源部50R,50Bの、それぞれ光源部50R,50Bに対し投写方向に略直交する方向(外側)に配置されている。放熱部100R,100Bは、図3(b)及び図3(c)に示すように、円錐の部分外面状の基部102R,102Bからフィン104R,104Bが放射状に伸びる形状を有する。
放熱部100Rは、放熱部100Bよりも大きい。これは、光源部50Rの熱的特性上、光源部50Bよりもより冷却が必要なためである。なお、放熱部の大きさ及び形状は、用いる光源部の熱的特性及び配置位置に応じて様々に設定することができる。
基板110は、プロジェクター1000を駆動するための電子部品を搭載する。
カバー120は、プロジェクター1000が投写画像を投写する側から冷却部30側に向かって断面積が小さくなる略楔形状を有し、光学エンジン部40を囲うように配置されている。当該カバー120を配置することにより、空気が光学エンジン部40付近を通過するように構成でき、冷却効率を向上させることが可能となる。また、カバー120の形状が、前述の通り投写方向側から冷却部30側に向かって断面積が小さくなる略楔形状となっていることにより、冷却部30側に近づくほど空気の流れを速くすることができ、冷却効率を一層向上させることが可能となる。
次に、本実施形態に係るプロジェクター1000の効果を説明する。
本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、接続部10と光学エンジン部40との間に配置され、空気を流通させて電源部20と光学エンジン部40とを冷却する冷却部30を備えるため、コンパクトな冷却経路を構成することができ、プロジェクターの小型化に貢献することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、冷却部30を備えるため、1つの冷却部で主要な構成要素を冷却することが可能となり、プロジェクターのコストを低減させることが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、従来のプロジェクターと同様に冷却部30を備えるため、冷却部によりプロジェクターの内部機構を冷却することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、電球ソケットに接続可能な接続部10を備えるため、電球ソケットが設置されている場所ならば、手軽に取り付けること及び使用することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、接続部10及び光学エンジン部40は、冷却部30を挟んで対向する位置に配置されているため、単純な構成の冷却部を用いて主要な構成要素を冷却することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、冷却部30は、光学エンジン部40側から接続部10側に向かって空気の流れを作り出すため、発熱量や耐熱温度の観点から冷却の必要性が高い光源部50R,50G,50B及び光変調部70R,70G,70Bを先に冷却し、プロジェクターの動作安定性を確保することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、プロジェクター1000が画像を投写する側から電球ソケットの側に向かう空気の流れを作ることができるため、温まった空気により投写画像が揺らいでしまうのを抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、光学エンジン部40は、光源部50R,50G,50Bにおける発光部52R,52G,52Bからの熱を放熱させる放熱部100R,100G,100Bを有するため、発光部を効率的に冷却することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、放熱部100R,100G,100Bを有するため、光源部から他の構成要素に伝導される熱を大きく低減することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、光学エンジン部40は、複数の光源部(光源部50R,50G,50B)を有するため、白色光を射出する1つの光源部からの光を複数の色光に分離させることなく、多色カラーの投写画像を投写することが可能となる。また、複数の色光に分離させる構成が必要無いので、プロジェクター1000の小型化に寄与することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、放熱部100R,100G,100Bがそれぞれ他の放熱部と熱伝導しないように配置されているため、放熱部から放熱部への熱の伝導を抑制し、それぞれの光源部に適した冷却を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、3つの光源部50R,50G,50Bのうち1つの光源部50Gは、クロスダイクロイックプリズム80に対し投写光学系90が光を投写する投写方向とは反対方向に配置され、残りの2つの光源部50R,50Bは、クロスダイクロイックプリズム80に対し投写方向に略直交する方向に配置され、1つの光源部50Gに対応する放熱部100Gは、1つの光源部50Gと冷却部30との間に配置され、残りの2つの光源部50R,50Bに対応する放熱部100R,100Bは、2つの光源部50R,50Bに対し投写方向に略直交する方向に配置されるため、3つの光源部50R,50G,50Bを用いるプロジェクター1000において、各放熱部を適切な位置に配置し、各光源部を効率的に冷却することが可能となる。
また、本実施形態に係るプロジェクター1000によれば、接続部10は、ねじ込み式電球ソケットに接続可能であるため、プロジェクターを広く使われているねじ込み式電球ソケットに接続して用いることが可能となる。
[実施形態2]
図4は、実施形態2に係るプロジェクター1002を説明するために示す図である。図4は図1(a)に対応する正面図である。
本実施形態に係るプロジェクター1002は、基本的には上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様の構成を有するが、図4に示すように、カバー120を備えない点が実施形態1に係るプロジェクター1000の場合とは異なる。
このように、本実施形態に係るプロジェクター1002は、カバー120を備えない点が上記実施形態に係るプロジェクター1000の場合とは異なるが、接続部10と光学エンジン部40との間に配置され、空気を流通させて電源部20と光学エンジン部40とを冷却する冷却部30を備えるため、上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様に、コンパクトな冷却経路を構成することができ、プロジェクターの小型化に貢献することが可能となる。
なお、本実施形態に係るプロジェクター1002は、カバー120を備えない点以外は上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様の構成を有するため、上記実施形態に係るプロジェクター1000が有する効果のうち、プロジェクター1000がカバー120を有することにより奏する効果以外の効果を同様に有する。
[実施形態3]
図5は、実施形態3に係るプロジェクター1004の冷却部32による空気の流れを説明するために示す図である。図5において符号Fで示す曲線矢印は、概略的な空気の流れを表すものである。
本実施形態に係るプロジェクター1004は、基本的には上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様の構成を有するが、冷却部の構成が上記実施形態に係るプロジェクター1000の場合と異なる。具体的には、プロジェクター1004は、図5に示すように、接続部10側から光学エンジン部40側に向かって空気の流れを作り出す冷却部32を備える。
冷却部32は、上記実施形態における冷却部30に対し、空気の流れを作り出す方向が逆である。例えば、接続部10や電源部20を優先的に冷却する必要がある場合や、接続部10や電源部20の発熱量が小さく、光学エンジン部40を十分に冷却することができる場合には、本実施形態における冷却部32の構成をとることができる。
このように、本実施形態に係るプロジェクター1004は、冷却部32の構成が上記実施形態に係るプロジェクター1000の冷却部30と異なるが、冷却部32は、接続部10と光学エンジン部40との間に配置され、電源部20と光学エンジン部40とを冷却するため、上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様に、コンパクトな冷却経路を構成することができ、プロジェクターの小型化に貢献することが可能となる。
なお、本実施形態に係るプロジェクター1004は、冷却部32の構成以外は上記実施形態に係るプロジェクター1000と同様の構成を有するため、上記実施形態に係るプロジェクター1000が有する効果のうち、プロジェクター1000が冷却部30を有することにより奏する効果以外の効果をそのまま有する。
[変形例]
以上、本発明を上記の実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。その趣旨を逸脱しない範囲において種々の様態において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
上記各実施形態において記載した各構成要素の寸法、個数、材質及び形状は例示であり、本発明の効果を損なわない範囲において変更することが可能である。
上記各実施形態において、電源部20は、接続部10の内部に配置するようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。電源部20は、接続部10を介して電球ソケットからの電流(電力)を各光源部(発光部)や冷却部などの各部品に供給可能な構成であれば、一部が接続部10内に配置される構成でもよく、また、接続部10の外部に配置される構成でもよい。
上記各実施形態においては、光変調部として液晶型の光変調装置を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。光変調部としては、一般に光源部からの光を画像情報に応じて変調するものであればよく、例えば、マイクロミラー型光変調装置等を用いてもよい。マイクロミラー型光変調装置としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を用いることができる。
上記各実施形態においては、3つの光変調部を備えるプロジェクターを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つ、2つ又は4つ以上の光変調部を用いたプロジェクターにも適用可能である。例えば、1つの液晶型の光変調部を有するプロジェクターの場合、1つの光変調部は、光合成部の後段に配置される構成が挙げられる。また、プロジェクターが光合成部の後段に光均一化光学系を備える場合には、1つの光変調部は、光均一化光学系と投写光学系との間に配置される構成が挙げられる。また、1つの光変調部は、光均一化光学系内に配置される構成としてもよい。
10…接続部、12…第1接点部、14…第2接点部、16…スリット、20…電源部、30,32…冷却部、40…光学エンジン部、50R,50G,50B…光源部、60R,60G,60B…光平行化光学系、70R,70G,70B…光変調部、80…クロスダイクロイックプリズム、90…投写光学系、100R,100G,100B…放熱部、102R,102B…基部、102G…中心部、104R,104G,104B…フィン、110…基板、120…カバー、1000,1002,1004…プロジェクター

Claims (4)

  1. 電球ソケットに接続可能な接続部と、
    前記接続部からの電力を供給する電源部と、
    光を射出する光源部と、前記光源部からの光を画像情報に応じて変調する光変調部と、前記光変調部により変調された光を合成して射出する光合成部と、前記光合成部から射出された光を投写する投写光学系とを有する光学エンジン部と、
    前記接続部と前記光学エンジン部との間に配置され、空気を流通させて前記電源部と前記光学エンジン部とを冷却する冷却部と、
    前記光学エンジン部を囲うように配置されるカバーと、
    を備え
    前記光源部は、第1光源部と、第2光源部と、第3光源部とを有し、
    前記光学エンジン部は、前記第1、前記第2及び前記第3光源部に対応する複数の放熱部を有し、
    前記第1光源部は、前記光合成部に対して前記投写光学系が光を投写する投写方向とは反対方向に配置され、
    前記第2及び前記第3光源部は、前記光合成部に対して前記投写方向に略直交する方向に配置され、
    前記第1光源部に対応する第1放熱部は、前記第1光源部と前記冷却部との間に配置され、
    前記第2光源部に対応する第2放熱部は、前記投写方向に略直交する方向に、前記第2光源部に対して、前記光合成部とは反対側に配置され、
    前記第3光源部に対応する第3放熱部は、前記投写方向に略直交する方向に、前記第3光源部に対して、前記光合成部とは反対側に配置され、
    前記第2及び前記第3放熱部は、前記光合成部を介して互いに対向するように配置され、
    前記複数の放熱部は、それぞれ前記投写方向に沿うように設けられるフィンを有し、
    前記空気は、前記フィンと前記カバーとの間を流通することを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
    前記接続部及び前記光学エンジン部は、前記冷却部を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1又は2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記冷却部は、前記光学エンジン部側から前記接続部側に向かって空気の流れを作り出すことを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のプロジェクターにおいて、
    前記接続部は、ねじ込み式電球ソケットに接続可能であることを特徴とするプロジェクター。
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