JP6106351B2 - 組立式uld装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小口貨物をユニット化して航空機の貨物室に搭載する用具、ULD(Unite Load Device)の中でも、パレット上に貨物を積み付け、その貨物ユニットを、養生資材を使って組み立てる外装箱で覆って固縛する組立式ULD装置に関する。
従来、航空貨物の荷役方法には、大きく分けてバラ積み方式とULD方式の2通りあるが、現在、国内を発着する航空機のほとんどがULD方式により輸送されている。ULD方式には、貨物室の床面に備え付けた緊締装置に固定できる箱形のコンテナを用具とするコンテナ式と、板状のパレットを用具とするパレット式とがある。
コンテナ式は、貨物の出入口が比較的小さいために搭載する貨物の大きさに制限を受け、航空コンテナが独立の輸送容器として税関手続の対象になるために輸送コストが高くなるなどの問題を抱えている。そこで、従来、ULD方式により小口貨物をまとめて航空機の貨物室に搭載する場合は、ベースのパレット上に小口貨物を積み付けてから、ベニヤ板や段ボール等の養生資材で囲い、粘着テープを使って箱形に組み立てる外装箱で貨物ユニット全体を覆って保護するパレット式によることが多く、たとえ航空貨物がゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品であっても、外装箱でそれら小口貨物を覆い隠し、全体を潰さないようにラップ巻きを施し、更にビニールシートを被せてネット掛けしている。
特開2010−64762号 特開2001−322625号
ところが、例年、クリスマス商戦の時期になると、ゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品が空輸されている。ところが、従来のパレット式のULD装置では、窃取目的で貨物を覆った段ボールやネット等の養生資材を、刃物を使って切ったり、外装箱を形成する段ボールやベニヤ板の養生プレートの継目をずらしたりする手口で貨物ユニット(ULD)の中からカートンBOXを簡単に抜き取られるなど、盗難事故が後を絶たないという課題があった。
そこで、本発明は、パレット上に積み付けた貨物ユニットを養生資材を使って組み立てた外装箱で覆い固縛する組立式ULD装置において、貨物ユニットの盗難事故の発生を防止することにある。
そこで、上述した目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、小口貨物をユニット化してパレットP上に積み付け、その貨物ユニットUを、養生資材を使って分解可能に組み立てる外装箱Aで覆って固縛し、航空機の貨物室に搭載する組立式ULD装置Rにおいて、前記パレットPは、前記貨物室の床面に固定する矩形な台座プレートBを備え、前記外装箱Aは、防刃性を有する硬質プラスチックを素材とする前記養生資材であって、前記貨物ユニットUの側方を囲う角筒体Cを組み立てる4セットの側面ボード15〜18と、前記角筒体Cに組み付ける2体の桟組立体Fと、前記貨物ユニットUの上方に被せて蓋体を形成する天面ボード50・55を備え、前記側面ボード15〜18は、前記台座プレートBの四方外縁に起立させる矩形な板本体20と、該板本体20の長さ方向両端にあって高さ方向一側の外壁面21に、一部の取付板部25a・30aを重ねて残りの突当凸部25b・30bが前記板本体20の側端縁22から一定長さ突出した状態で固着した矩形な第1袖パネル25および第2袖パネル30と、それら袖パネル25・30の前記取付板部25a・30aが一方側縁に当接する位置で外壁面21の高さ方向に固定した左右一対の補強板35・40を備え、該補強板35・40と平行に予め前記板本体20に設けた折り目13に従い一側半板20aと他側半板20bの2体に折り曲げて該板本体20の下端縁を差込溝10のコーナーに沿って差し込み、前記第1袖パネル25同士および前記第2袖パネル30同士を上下互い違いに向き合わせて起立配置し、互いの前記突当凸部25b・30bを、前記板本体20の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束して前記角筒体Cを組み立て、前記桟組立体Fは、前記角筒体Cを形成する隣接した前記折曲げ側面ボードの対向する一側半板20aと他側半板20b間に掛け渡す固定桟60と、該固定桟60に基端をヒンジhを介して回動自在に連結した一対の可動桟65とを備え、該可動桟65の先端および前記固定桟60の両端には、横木62・64をT形に組み付けると共にアングル板19の片側曲げ片19aを固着し、他側曲げ板片19bと前記横木62・64間に所定空間の挟み込み部39を形成し、前記固定桟60は、前記一側半板20aと前記補強板35・40の上端を前記挟み込み部39に挟み込んで隣接した前記折曲げ側面ボードの対向する前記一側半板20aと他側半板20b間に横架してから、前記可動桟65を前記ヒンジhを中心に回動し、前記折曲げ側面ボードと前記補強板35・40の上端を前記挟み込み部39に挟み込んで前記固定桟60と、前記折曲げ側面ボードの隣接した一側半板20aと他側半板20b間に懸架し、前記固定桟60の横木64および前記可動桟65の横木62は、それぞれが隣接する横木64、62と端部同士を突き合わせ、その端部64a・62a間を、例えばパッチン錠のような留金手段Wで締結してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の組立式ULD装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記天面ボード50・55は、それぞれ前記角筒体Cの上方開口部Sと対応する大きさの蓋板部51,52と、該蓋板部51,52同士を連結する側を除く3方外縁に連設するフラップ53,54と、前記蓋板部51、52の残りの外縁に一部の取付片部56a・57aを重ねて残りの連結凸片56b・57bを、前記蓋板部51、52の外縁から一定長さ突出させて固着した連結プレート56・57とを備え、該連結プレート56・57同士を互い違いに向き合わせて配置し、互いの前記連結凸片56b・57bを、前記蓋板部51,52の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより前後左右の動きを拘束して前記蓋体を組み立ててなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の組立式ULD装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記外装箱Aは、前記側面ボードおよび前記天面ボードに開けた通し穴59に面ファスナーの固定ベルト12を挿通し、前記角筒体Cを形成する前記側面ボード同士と、前記側面ボードと前記天面ボードとを着脱可能に締結し、前記側面ボード15〜18と前記パレットPの台座プレートBとは、該台座プレートBの四方外縁に有する掛止リング11に前記面ファスナーの固定ベルト12を通して着脱可能に連結してなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の組立式ULD装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記側面ボード15〜18は、前記補強板35・40の両端において前記折り目13寄り側縁に、前記アングル板19の他側曲げ片19bを当てて前記桟組立体Fの固定桟60および可動桟65の位置ずれを規制するストッパ70を取り付けてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3又は4に記載の組立式ULD装置Rにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記パレット70は、前記台座プレートB上に載せる矩形枠状の下架台76と貨物を上載する矩形枠状の上架台77との間に複数の防振手段Vを脚部として立設し、該防振手段でV両架台76・77を上下に連結して前記上架台77を弾性的に支持する防振架台75を備え、前記防振手段Vは、非線形ばね特性を有する非線形圧縮コイルばね78を備え、その圧縮コイルばね78のばね定数を、所定の重量範囲において貨物の搭載重量が変位しても固有振動数が一定になるように設定してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明の組立式ULD装置によれば、貨物ユニットを覆って固縛した外装箱の角筒体を形成する側面ボードとして、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材を使い、それら側面ボードを、一側半板と他側半板の2体に折り曲げて板本体の下端縁を台座プレートの外縁に載せて、第1袖パネル同士および第2袖パネル同士を上下互い違いに向き合わせて起立配置し、互いの突当凸部を板本体の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束された防刃性を有する養生資材の側面ボードにより角筒体を組み立てて貨物ユニットの側方を囲う構成にするから、刃物で養生資材を切ったり段ボール等の養生ボードをずらしてゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品等が入ったカートンBOXを抜き取るなどの手口による盗難事故の発生を防止することができる。
請求項1に記載の発明の組立式ULD装置によれば、角筒体の上方開口に組み付ける2体の桟組立体は、それぞれ角筒体を形成する隣接した折曲げ側面ボードの対向する一側半板と他側半板間に掛け渡す固定桟と、固定桟に基端をヒンジを介して回動自在に連結した一対の可動桟とを備え、可動桟の先端および固定桟の両端には、横木をT形に組み付けると共にアングル板の片側曲げ片を固着し、他側曲げ板片と横木間に所定空間の挟み込み部を形成し、固定桟は、一側半板と補強板の上端を挟み込み部に挟み込んで隣接した折曲げ側面ボードの対向する一側半板と他側半板間に横架してから、可動桟をヒンジを中心に回動し、折曲げ側面ボードと補強板の上端を挟み込み部に挟み込んで固定桟と、折曲げ側面ボードの隣接した一側半板と他側半板間に懸架し、固定桟の横木および可動桟の横木は、それぞれ隣接する横木と端部同士を突き合わせ、その端部間を留金手段で締結し、角筒体の上方開口に組み付けた構成であるから、角筒体を内方から補強して組み付け強度が高められ、その結果、強度不足により角筒体に歪みを生じて内部の貨物ユニットが損傷する事故の発生を抑えることもできる。
請求項1に記載の発明の組立式ULD装置によれば、航空コンテナのように独立の輸送容器ではなく、防刃性を有する硬質プラスチックを素材とし、ベニヤ板や段ボール等と同じ養生資材の範疇に入る資材を使って、組立強度や盗難防止の構造や効果は維持しつつ、貨物ユニットを覆って固縛する外装箱を分解可能に組み立てる構成であるため、航空コンテナのように独立の輸送容器として税関手続の対象になることがなく、しかも、分解して繰り返し再使用することができることから、ULD方式により小口貨物をまとめて空輸する場合であっても、それだけ輸送コストを廉価に抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、外装箱の蓋体を形成する天面ボードとして、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材を使い、連結プレート同士を互い違いに向き合わせて配置し、互いの連結凸片を、蓋板部の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより前後左右の動きを拘束して蓋体を組み立てることから、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束した防刃性を有する養生資材の側面ボードと相俟って、刃物で養生資材を切ったり段ボール等の養生ボードをずらしてゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品等が入ったカートンBOXを抜き取るなどの手口による盗難事故の発生を、より一層確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材の側面ボードと天面ボードを使い、台座プレート上に外装箱を組み立てて貨物ユニットを覆う一方、これらボードに開けた通し穴に面ファスナーの固定ベルトを挿通し、そのベルト締め方式により着脱可能に外装箱を組み立てる構成とし、それだけ確実な締結作業に馴染む一方で、適宜に分解して比較的容易に繰り返し再利用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、桟組立体の組み付け時、アングル板の他側曲げ片をストッパに当てて桟組立体の固定桟および可動桟の位置ずれを規制することにより、それだけ桟組立体の組み付け作業を精度よく確実に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、防振架台ごと貨物ユニットの周りにネットを掛けて固くネット締め(固縛)するが、防振手段の圧縮コイルばねは所定の重量範囲において貨物ユニットの搭載荷重の大きさに拘わらず一定の固有振動数が得られる非線形ばね特性を有した非線形圧縮コイルばねであるから、ネット掛けによる締付力程度の荷重が加わっても、締付荷重の大きさに対応して有効巻数が減少し、コイル素線間ピッチが大きくばね定数がより少ない低重量帯のコイル部で撓むことにより、ばねを利かせてネット締めによる締付荷重を緩衝することができる。その結果、本発明によれば、ネット締めの締付力が防振架台に及んでばね性が利かなくなるようなことがなくなるために、防振架台ごと貨物ユニットに専用の固縛用箱をわざわざ被せてネット締めの締付力が防振手段に及ばないように保護する必要がなく、防振架台ごと貨物ユニットに直接ネットを掛けて台座プレートに固縛することができ、その結果、ネット締めのたびに必要であった固縛用箱が大量に不要になって輸送コストを著しく削減することができる。
本発明の一実施例である組立式ULD装置を天面ボードを開けた状態で示す斜視図である。 側面ボードを示す展開図である。 折曲げ側面ボードを示す斜視図である。 外装箱を角筒体の組立段階において示す斜視図である。 桟組立体を2体束ねてする保管状態で示す平面図である。 桟組立体を組み立てて展開状態で示す斜視図である。 桟組立体を角筒体の上方開口に組付ける状態において示す斜視図である。 固定桟と横木とアングル板の固定構造を示す斜視図である。 桟組立体の角筒体の上方開口部における組付け構造を示す斜視図である。 天面ボードを示す展開図である。 面ファスナーの固定ベルトを使って側面ボードと(1)台座プレート(2)補強板(3)天面ボードとを連結する構造を示す斜視図である。 最後にネット締めを終えた貨物ユニットを示す斜視図である。 防振手段を備えたパレットを示す組立断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一例である組立式ULD装置Rを外装箱から天面ボードを外して示す分解斜視図、図2は、外装箱の側面を形成する側面ボードの展開平面図である。図示例の組立式ULD装置Rは、小口貨物をユニット化してパレットP上に積み付け、その貨物ユニットUを、養生資材を使って分解可能に組み立てる外装箱Aで覆って固縛し、航空機の貨物室に搭載する荷役手段で、貨物室の床面に固定する矩形な台座プレートBと、貨物ユニットUの外装箱Aとを備える。
台座プレートBは、航空機の貨物室に合わせて定められた、所定サイズ、例えば96インチの矩形な平パレットで、アルミニウム板とこれを縁取るアルミニウム枠材でつくり、通常は連結用金具を掛ける複数の掛止リング11を立設すると共に、ネット締めに使うネットに備えた掛止用フックを掛ける多数の掛止め溝を切ってある。
パレットPは、積み付け時、台座プレートBの上で小口貨物をまとめて、その貨物ユニットUを段ボールで覆って、更にラップを巻いてからビニールを被せて厚さ約1cmの養生資材で固縛する。
外装箱Aは、防刃性を有する硬質プラスチックを素材とした養生資材であって、貨物ユニットUの側方を囲う角筒体Cを組み立てる4セットの側面ボード15〜18と、角筒体Cを補強する2体の桟組立体F・Fと、貨物ユニットUの上方に被せて蓋体を形成する一対の天面ボード50・55とを備える。
側面ボード15〜18は、4セットとも同一形状であるため、一方のみを図示して以下に説明する。側面ボード15は、図2および図3に示すように、矩形な板本体20と、板本体20の長さ方向両端に固着するそれぞれ矩形な第1袖パネル25および第2袖パネル30と、板本体20の外壁面21の高さ方向に固定する左右に一対の補強板35・40を備える。
板本体20は、防刃性を有する硬質プラスチック、図示例は厚さ9mmのプラパール(登録商標)を素材にした養生資材である。第1袖パネルおよび第2袖パネルも同じ厚さ9mmの防刃性を有する硬質プラスチックプラパールを素材にした養生資材である。補強板35・40は、厚さ19mmの帯状の薫蒸処理板材で、両袖パネル25・30の取付板部25a・30aが一方側縁に当接する位置で板本体20の外壁面20aの高さ方向に固定する。図示例では、板本体20に開けた通し穴59に面ファスナー、例えばベルクロ(登録商標)の固定ベルト12を通してビス留めする。
更に、一対の補強板35・40には、それぞれ両端に補強板35・40と平行に板本体20に設けた折り目13寄り側縁に、後記のアングル板19の他側曲げ片19bを当てて桟組立体Fの固定桟60および可動桟65の位置ずれを規制する樹脂製のストッパ70をビス留めする。
そこで、側面ボード15は、板本体20の長さ方向両端にあって高さ方向一側の外壁面21に、第1袖パネル25および第2袖パネル30を、それぞれ一部の取付板部25a・30aを重ねて残りの突当凸部25b・30bが板本体20の側端縁22から一定長さ突出した状態で固着する。そして、同じ4体の側面ボード15〜18を使って貨物ユニットUを囲う外装箱Aの角筒体Cを組み立てるとき、図3に示すように、板本体20に設けた補強板35と平行な折り目13に従い一側半板20aと他側半板20bの2体に折り曲げて折曲げ側面ボード15´(16´・17´・18´)を形成する。
桟組立体Fは、図5、図6および図7に示すように、角筒体Cを形成する隣接した折曲げ側面ボード15´の向い合う一側半板20a・20a間に掛け渡す固定桟60と、該固定桟60に一端をヒンジhを介して回動自在に連結した一対の可動桟65とを備える。固定桟60は、厚さ19mmの帯状の薫蒸処理板材で、角筒体Cの上方開口Sの開口幅に対応する長さのバー本体61の両端に、同じく厚さ19mmの帯状の薫蒸処理板材の横木62をT形に組み付けると共に、図8に示すように、アルミニウム製アングル板19の片側曲げ片19aを固着し、他側の曲げ板片19bと横木62間に所定空間の挟み込み部39を形成する。可動桟65は、厚さ19mmの帯状の薫蒸処理板材で、側面ボード15の補強板35・40と一側半板20aと他側半板20b間に対応する長さのバー本体63の先端に、同じく厚さ19mmの帯状の薫蒸処理板材の横木64をT形に組み付けると共に、アルミニウム製アングル板19の片側曲げ片19aを固着し、他側の曲げ板片19bと横木64間に所定空間の挟み込み部39を形成する。
桟組立体Fにおいて、固定桟60の横木64および可動桟65の横木62はそれぞれ隣接する横木64、62と互いに突き合わせる端部64a・62a間と62a、64a間を留金手段Wで締結する。図示例では、留金手段Wとしてパッチン錠を使い、例えば一方の横木62の端部62aに錠本体mを取り付け、他方の横木62の端部62aには、錠本体mに回動自在に枢支した開閉レバー66をトーションばねに抗し回動して引っ掛ける係止部を突設した受具nを取り付ける。こうした桟組立体Fは、図5に示すように、固定桟60と可動桟65を、両面が面ファスナーの固定バンド26をバー本体61・63に巻き付けてビス留めし、持ち運びしやすく束ねておく。
天面ボード50・55には、図1および図10に示すように、それぞれ角筒体Cの上方開口Sと対応する大きさの蓋板部51、52と、蓋板部51、52同士を連結する側を除く3方外縁に連設するフラップ53、54と、蓋板部の残りの外縁に一部の取付片部56a・57aを重ねて残りの連結凸片56b・57bを、蓋板部51、52の外縁から一定長さ突出させて固着した連結プレート56・57を備える。天面ボード50・55は、使用しないとき、折れ目80に従い2枚に折り畳んで保管したり運搬したりする。
さて、上述のような構成の組立式ULD装置Rを用い、小口貨物をユニット化して航空機の貨物室に搭載する場合は、例えば台座プレートBの上で小口貨物を一定単位の貨物ユニットUにまとめて、その貨物ユニットUを段ボールで覆って保護してから、全体にラップを巻いて固定し、更にビニールを被せるなど養生資材を用いて固縛する。
しかる後、本発明の組立式ULD装置Rでは、図3および図4まず防刃性を有する硬質プラスチックを素材とする養生資材の側面ボード15〜18をそれぞれ板本体20に有する折り目13に従い一側半板20aと他側半板20bの2片に折り曲げて板本体20の下端縁を台座プレートBのコーナーに沿って起立配置する。このとき、第1袖パネル25同士および第2袖パネル30同士を上下互い違いに向き合わせて起立配置し、互いの突当凸部25b・30bを、板本体20の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束した状態で貨物ユニットUの側方を囲うように角筒体Cを組み立てる。
従って、組立式ULD装置Rは、外装箱Aの角筒体Cを形成する側面ボード15〜18として、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材を使い、それら側面ボード15〜18を、一側半板20aと他側半板20bの2体に折り曲げて板本体20の下端縁を台座プレートBの差込溝10に差し込んで、第1袖パネル25同士および第2袖パネル30同士を上下互い違いに向き合わせて起立配置し、互いの突当凸部25b・30bを板本体20の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束した防刃性を有する養生資材の側面ボード15〜18により角筒体Cを組み立てて貨物ユニットUの側方を囲うことから、刃物で養生資材を切ったり段ボール等の養生ボードをずらしてゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品等が入ったカートンBOXを抜き取るなどの手口による盗難事故の発生を防止することができる。
次いで、角筒体Cの上方開口部Sに桟組立体Fを組み付けて角筒体Cを補強する。その場合、桟組立体Fの2体は、図5に示すように、バー本体61・63に巻き付けてビス留めした両面が面ファスナーの固定バンド26を解いて、図6に示すように桟組立体Fを一体ずつ展開し、図7および図8に示すように、順次、一体ずつ角筒体Cの上方開口Sに組み付ける。桟組立体Fの2体とも同じように組み付けるため、一体の組付けのみを図示して以下に説明する。
例えば固定桟60を、角筒体Cの片側の平面視コ形部分を構成する折曲げ側面ボード15´・16´の対向する一側半板20aと他側半板20b間に掛け渡す。そのとき、固定桟60は、両端の挟み込み部39・39にそれぞれ側面ボード15・16と補強板35・40の上端を挟み込んで隣接する折曲げ側面ボード15´・16´の対向する一側半板20aと他側半板20b間に横架する。
それから、桟組立体Fは、可動桟65をヒンジhを中心に回動し、図9に示すように、折曲げ側面ボード15´・16´の他側半板20bと補強板35・40の上端を挟み込み部39・39に挟み込んで固定桟60と折曲げ側面ボード15´・16´の隣接する一側半板20a間に懸架し、固定桟60の横木62および可動桟65の横木64は、それぞれ隣接する横木62、64と端部62a、64a同士を突き合わせ、その間を留金手段Wで係脱自在に締結する。
図示例では、留金手段Wのパッチン錠を使い、例えば一方の横木64の端部64aに取り付け、他方の横木64の端部64aには、錠本体mに備える開閉レバー66をトーションばねの付勢力に抗して回動し受具n上の係止部に係合する。そのとき、開閉レバー66には、トーションばねにより常に受具nの係止部に係合する付勢力が働き、2体の桟組立体F・F間にズレやガタがあっても留金手段Wで吸収して締結する。
従って、組立式ULD装置Rでは、図1、図8、図9に示すように、角筒体Cの上方開口部Sに組み付け2体の桟組立体F・Fは、それぞれ角筒体Cを形成する隣接した折曲げ側面ボードの対向する一側半板20aと他側半板20b間に掛け渡す固定桟60と、固定桟60に基端をヒンジhを介して回動自在に連結した一対の可動桟65とを備え、可動桟65の先端および固定桟60の両端には、横木64、64をT形に組み付けると共にアングル板19の片側曲げ片19aを固着し、他側曲げ板片19bと横木62、64間に所定空間の挟み込み部39を形成し、固定桟60は、一側半板20aと補強板35、40の上端を挟み込み部39に挟み込んで隣接した折曲げ側面ボードの対向する一側半板20aと他側半板20b間に横架してから、可動桟65をヒンジhを中心に回動し、折曲げ側面ボードと補強板35、40の上端を挟み込み部39に挟み込んで固定桟60と、折曲げ側面ボードの隣接した一側半板20aと他側半板20b間に懸架し、固定桟60の横木64および可動桟65の横木62は、それぞれ隣接する横木62、64と端部同士62a・62a、64a・64aを突き合わせ、その端部間を留金手段Wで締結し、角筒体Cの上方開口部Sに組み付けるから、角筒体Cを内方から補強して組付け強度が高められ、その結果、強度不足により角筒体Cに歪みを生じ、それが原因で内部の貨物ユニットUが損傷する事故の発生を抑えることができる。
更に、組立式ULD装置Rでは、台座プレートB上で角筒体Cに桟組立体F・Fを組み付けた後に、図11(A)に拡大して示すように、側面ボード15〜18と台座プレートBとは、台座プレートBの四方外縁に有する掛止リング11に面ファスナーの固定ベルト12を通して着脱可能に連結し、図11(B)に拡大して示すように、角筒体Cを形成する隣接した側面ボード同士15〜18を着脱可能に締結する。
次に、組立式ULD装置Rでは、図1および図10に示すように、角筒体Cに蓋体の天面ボード50・55を被せる。図示例では、2枚に折り畳んだ連結プレート56・57を開いて、互い違いに向き合わせて配置し、互いの連結凸片56b・57bを、蓋板部51、52の側端部の厚さ方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより前後左右の動きを拘束して蓋体として組み立てる。そして、外装箱Aは、側面ボード15・18および天面ボード50に開けた通し穴59に面ファスナーの固定ベルト12を挿通し、角筒体Cを形成する側面ボード15〜18と天面ボード50・55とを着脱可能に締結する。
従って、組立式ULD装置Rでは、外装箱Aの蓋体を形成する天面ボード50・55として、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材を使い、連結プレート56・57同士を互い違いに向き合わせて配置し、互いの連結凸片56b・57bを、蓋板部51・52の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより前後左右の動きを拘束して蓋体を組み立てことから、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束した防刃性を有する養生資材の側面ボード15〜18と相俟って、刃物で養生資材を切ったり段ボール等の養生ボードをずらしてゲーム機やデジタル映像機器等の高価な貴重品等が入ったカートンBOXを抜き取るなどの手口による盗難事故の発生を防止することができる。
こうして組立式ULD装置Rでは、防刃性を有する硬質プラスチックを素材にした養生資材の側面ボード15〜18と天面ボード50・55を使い、台座プレートB上に外装箱Aを組み立てて貨物ユニットUを覆う一方、これらボードに開けた通し穴59に面ファスナーの固定ベルト12を挿通し、そのベルト締め方式により着脱可能に外装箱Aを組み立てる構成とし、それだけ精度よく確実な締結作業に馴染む一方で、適宜に分解して比較的容易に繰り返し再利用することができる。
また、組立式ULD装置Rでは、防刃性を有する硬質プラスチックが素材の養生資材の側面ボード15〜18と天面ボード50・55をも使って台座プレートB上に外装箱Aを組み立て、貨物ユニットU全体を、ボードの凹凸の嵌め合いにより上下・左右・前後の動きを拘束した状態にして覆い隠して保護し、更にビニールシートを覆い被せてから、全体を潰さないようにラップ巻きを施して固縛し、最後に、図12に示すように、ネットNを掛けて養生する。ネット締めに使うネットNに備えた前記掛止用フックを、台座プレートBの外縁に沿って幾つも切ってある掛止め溝に掛けて全体に均等に加圧するようにネット締めを行う。
ところで、上述した図示実施の形態において、パレットPは台座プレートB上に外装箱Aを直接に載せて固縛する構成であったが、本発明の組立式ULD装置は、以下に示すように、パレットPを台座プレートB上に防振機能付き防振架台75を備えた構成にすることもできる。
図示他例において、パレットPは、台座プレートB上に載せる矩形枠状の下架台76と貨物ユニットUを上載する矩形枠状の上架台77との間に複数の防振手段Vを脚部として立設し、防振手段Vで両架台76・77を上下に連結して上架台77を弾性的に支持する防振架台75を備え、防振手段Vは、非線形ばね特性を有する非線形圧縮コイルばね78を備え、その圧縮コイルばね78のばね定数を、所定の重量範囲において貨物ユニットUの搭載重量が変位しても固有振動数が一定になるように設定する。
従って、図示他例の組立式ULD装置では、防振架台75ごと貨物ユニットUの周りにネットNを掛けて固くネット締め(固縛)するが、防振手段Vの圧縮コイルばね78は所定の重量範囲において貨物ユニットUの搭載荷重の大きさに拘わらず一定の固有振動数が得られる非線形ばね特性を有した非線形圧縮コイルばね78であるから、ネット掛けによる締付力程度の荷重が加わっても、締付荷重の大きさに対応して有効巻数が減少し、コイル素線間ピッチが大きくばね定数がより少ない低重量帯のコイル部で撓むことにより、ばねを利かせてネット締めによる締付荷重を緩衝することができる。その結果、本発明によれば、ネット締めの締付力が防振架台75に及んでばね性が利かなくなるようなことがなくなるために、防振架台75ごと搭載貨物に専用の固縛用箱をわざわざ被せてネット締めの締付力が防振手段Vに及ばないように保護する必要がなく、防振架台75ごと貨物ユニットUに直接ネットを掛けて台座プレートBに固縛することができ、その結果、ネット締めのたびに必要であった固縛用箱が大量に不要になって輸送コストを著しく削減することができる。
A 外装箱
B 台座プレート
C 角筒体
F 桟組立体
P パレット
R 組立式ULD装置
U 貨物ユニット
S 角筒体の上方開口部
W 留金手段
15〜18 側面ボード
15´〜18´ 折曲げ側面ボード
19 アングル板
20 板本体
20a 一側半板
20b 他側半板
25 第1袖パネル
30 第2袖パネル
35・40 補強板
50・55 天面ボード
59 通し穴
60 固定桟
65 可動桟
62・64 横木
75 防振架台
78 非線形圧縮コイルばね

Claims (5)

  1. 小口貨物をユニット化してパレット上に積み付け、その貨物ユニットを、養生資材を使って分解可能に組み立てる外装箱で覆って固縛し、航空機の貨物室に搭載する組立式ULD装置において、
    前記パレットは、前記貨物室の床面に固定する矩形な台座プレートを備え、
    前記外装箱は、防刃性を有する硬質プラスチックを素材とする前記養生資材であって、前記貨物ユニットの側方を囲う角筒体を組み立てる4セットの側面ボードと、前記角筒体に組み付ける2体の桟組立体と、前記貨物ユニットの上方に被せて蓋体を形成する天面ボードを備え、
    前記側面ボードは、
    外縁に沿って起立させる矩形な板本体と、該板本体の長さ方向両端にあって高さ方向一側の外壁面に、一部の取付板部を重ねて残りの突当凸部が前記板本体の側端縁から一定長さ突出した状態で固着した矩形な第1袖パネルおよび第2袖パネルと、それら袖パネルの前記取付板部が一方側縁に当接する位置で外壁面の高さ方向に固定した左右一対の補強板を備え、該補強板と平行に予め前記板本体に設けた折り目に従い一側半板と他側半板の2体に折り曲げて該板本体の下端縁を差込溝のコーナーに沿って差し込み、前記第1袖パネル同士および前記第2袖パネル同士を上下互い違いに向き合わせて起立配置し、互いの前記突当凸部を、前記板本体の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより上下左右の動きを拘束して前記角筒体を組み立て、
    前記桟組立体は、
    前記角筒体を形成する隣接した前記折曲げ側面ボードの対向する一側半板と他側半板間に掛け渡す固定桟と、該固定桟に基端をヒンジを介して回動自在に連結した一対の可動桟とを備え、該可動桟の先端および前記固定桟の両端には、横木をT形に組み付けると共にアングル板の片側曲げ片を固着し、他側曲げ板片と前記横木間に所定空間の挟み込み部を形成し、前記固定桟は、前記一側半板と前記補強板の上端を前記挟み込み部に挟み込んで隣接した前記折曲げ側面ボードの対向する前記一側半板と他側半板間に横架してから、前記可動桟を前記ヒンジを中心に回動し、前記折曲げ側面ボードと前記補強板の上端を前記挟み込み部に挟み込んで前記固定桟と、前記折曲げ側面ボードの隣接する一側半板と他側半板間に懸架し、前記固定桟の横木および前記可動桟の横木は、それぞれが隣接する横木と端部同士を突き合わせ、その端部間を留金手段で締結してなる、組立式ULD装置。
  2. 前記天面ボードは、それぞれ前記角筒体の上方開口部と対応する大きさの蓋板部と、該蓋板部同士を連結する側を除く3方外縁に連設するフラップと、前記蓋板部の残りの外縁に一部の取付片部を重ねて残りの連結凸片を、前記蓋板部の外縁から一定長さ突出させて固着した連結プレートとを備え、該連結プレート同士を互い違いに向き合わせて配置し、互いの前記連結凸片を、前記蓋板部の側端部の板厚方向外側に重ねて係合し、凹凸の嵌め合いにより前後左右の動きを拘束して前記蓋体を組み立ててなることを特徴とする、請求項1に記載の組立式ULD装置。
  3. 前記外装箱は、前記側面ボードおよび前記天面ボードに開けた通し穴に面ファスナーの固定ベルトを挿通し、前記角筒体を形成する前記側面ボード同士と、前記側面ボードと前記天面ボードとを着脱可能に締結し、前記側面ボードと前記パレットの台座プレートとは、該台座プレートの四方外縁に有する掛止リングに前記面ファスナーの固定ベルトを通して着脱可能に連結してなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組立式ULD装置。
  4. 前記側面ボードは、前記補強板の両端において前記折り目寄り側縁に、前記アングル板の他側曲げ片を当てて前記桟組立体の固定桟および可動桟の位置ずれを規制するストッパを取り付けてなることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の組立式ULD装置。
  5. 前記パレットは、前記台座プレート上に載せる矩形枠状の下架台と貨物を上載する矩形枠状の上架台との間に複数の防振手段を脚部として立設し、該防振手段で両架台を上下に連結して前記上架台を弾性的に支持する防振架台を備え、前記防振手段は、非線形ばね特性を有する非線形圧縮コイルばねを備え、その圧縮コイルばねのばね定数を、所定の重量範囲において貨物の搭載重量が変位しても固有振動数が一定になるように設定してなることを特徴とする、請求項1、2、3又は4に記載の組立式ULD装置。

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