JP6105968B2 - ヘッドセット送受話器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドセット送受話器およびヘッドセット送受話器における電源制御方法に関する。
近年、回線通話をおこなう際に、ハンドセット送受話器に代えてヘッドセット送受話器を接続ケーブルで回線機器に接続して用いられるようになってきている。ヘッドセット送受話器は、スピーカおよびマイクを備え、マイク付近に備えられるイヤーフックが耳介に懸架されることにより、スピーカが外耳道孔付近に位置してユーザに出力音声を聴取させ、マイクが口唇付近に位置してユーザの発話音声を検出する。ユーザは、ヘッドセット送受話器を用いて、ハンズフリーで回線通話をおこなうことができる。
特開2012−119889号公報
しかしながら、従来技術によるヘッドセット送受話器では、使用時の利便性が十分なものではない。本願が開示する技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ヘッドセット送受話器の使用時の利便性を高めることを目的とする。
本願が開示するヘッドセット送受話器は、ヘッドセット本体部と、ヘッドセットへ電力を供給する充電器とを含むヘッドセット送受話器であって、ヘッドセット本体部は、充電器と電気的に接続するヘッドセット側端子と、ヘッドセット側端子が配置される面においてヘッドセット側端子を挟む位置関係にある平行な2本の凸状のガイド部と、ガイド部の同一方向の一端にそれぞれ延設されるとともに、ヘッドセット側端子を挟む領域外へ向かう方向へ延伸してガイド部それぞれとともに略L字状を形成する2つの凸部と、ヘッドセット本体部の内部におけるヘッドセット側端子およびガイド部の近傍に長手方向がガイド部と平行となるように位置し、ヘッドセット側端子および前記ガイド部へ向く面側において、凸部側の一端から他端へ向かう途中で切り欠き部分を有する形状の磁性体部材とを備え、充電器は、ヘッドセット側端子と接触により電気的に接続する充電器側端子と、充電器側端子が配置される面において充電器側端子を挟む位置関係にあり、ガイド部それぞれが嵌合する平行な2本の凹状の溝部と、溝部の同一方向の一端にそれぞれ延設されるとともに、充電器側端子を挟む領域外へ向かう方向へ延伸して溝部それぞれとともに略L字状を形成し、ガイド部が溝部それぞれと嵌合しつつ充電器側端子がヘッドセット側端子と接触すると同時に、凸部それぞれと嵌合する2つの凹部と、ガイド部が溝部それぞれに嵌合した状態から凸部が凹部それぞれに嵌合した状態に至るまで、磁性体部材を磁気吸引することでヘッドセット本体部を充電器の定位置へ着装させるとともに、ヘッドセット本体部が充電器の定位置へ着装された状態かつ充電器側端子がヘッドセット側端子と接触した状態を、磁性体部材を磁気吸引することで保持する常磁性部材とを備える。
また、本願が開示するヘッドセット送受話器およびヘッドセット送受話器における電源制御方法は、ヘッドセット本体部と、ヘッドセットへ電力を供給する充電器とを含むヘッドセット送受話器であって、ヘッドセット本体部は、充電器から供給された電力を蓄電する蓄電池が出力する電圧を監視し、電圧を閾値判定し、蓄電池が出力する電圧が所定閾値以下であると判定とされた際に、ヘッドセット本体部が充電器に着装されている場合には、充電器から供給される電力を蓄電池に蓄電開始し、ヘッドセット本体部が充電器に着装されていない場合には、所定時間を計時後にヘッドセット本体部の電源を切断する。
また、本願が開示するヘッドセット送受話器およびヘッドセット送受話器における電源制御方法は、ヘッドセット本体部と、ヘッドセットへ電力を供給するとともに、ヘッドセットとの間で回線通話にかかる信号を送受信する充電器とを含むヘッドセット送受話器であって、ヘッドセット本体部は、回線通話が切断された、もしくは、充電器との間で回線通話にかかる信号の送受信が切断されたか否かを判定し、回線通話が切断された、もしくは、充電器との間で回線通話にかかる信号の送受信が切断されたと判定された際に、所定時間を計時後にヘッドセット本体部の電源を切断する。
本願が開示する技術によれば、ヘッドセットの使用時の利便性を高めることができる。
図1Aは、ヘッドセット本体部を充電器にセットした状態のヘッドセット送受話器の外観を示す上方斜視図である。 図1Bは、ヘッドセット本体部を充電器にセットした状態のヘッドセット送受話器の外観を示す下方斜視図である。 図2Aは、ヘッドセット本体部の外観を示す上方平面図である。 図2Bは、ヘッドセット本体部の外観を示す上方斜視図である。 図2Cは、ヘッドセット本体部の外観を示す下方平面図である。 図2Dは、ヘッドセット本体部の外観を示す下方斜視図である。 図3Aは、イヤーフック収納時のヘッドセット本体部の上方図である。 図3Bは、イヤーフック使用時のヘッドセット本体部の上方図である。 図3Cは、ヘッドセット本体部へのイヤーフックの取り付け部分を示す図である。 図3Dは、ヘッドセット本体部へのイヤーフックの取り付け構造を示す図である。 図3Eは、ヘッドセット本体部の左方にイヤーフックを取り付けた場合の、ヘッドセット本体部からイヤーフックを取り外した状態の左上方斜視図である。 図3Fは、ヘッドセット本体部の左方にイヤーフックを取り付けた状態を示す上面図である。 図3Gは、ヘッドセット本体部の右方にイヤーフックを取り付けた場合の、ヘッドセット本体部からイヤーフックを取り外した状態の右上方斜視図である。 図3Hは、ヘッドセット本体部の右方にイヤーフックを取り付けた状態を示す上面図である。 図4Aは、イヤーフックにリテーナ機構部を取り付ける構造を示す図である。 図4Bは、イヤーフックの外観を示す平面図である。 図4Cは、イヤーフックの断面構造を示す図である。 図4Dは、イヤーフックの一端の構造を示す図である。 図4Eは、リテーナ機構部のイヤーフックとの当接部分の構造を示す図である。 図5Aは、充電器の外観を示す上方平面図である。 図5Bは、充電器の外観を示す下方平面図である。 図6Aは、ヘッドセット本体部を充電器から取り外した場合の縦断面図である。 図6Bは、ヘッドセット本体部を充電器に着装した場合の縦断面図である。 図7Aは、ヘッドセット本体部が充電器から離れている場合に働く磁力の概要を示す図である。 図7Bは、ヘッドセット本体部が充電器へ近づいた場合に働く磁力の概要を示す図である。 図7Cは、磁性体部材の他例(その1)を示す図である。 図7Dは、磁性体部材の他例(その2)を示す図である。 図7Eは、磁性体部材の他例(その3)を示す図である。 図8Aは、ヘッドセット本体部の機能構成を示すブロック図である。 図8Bは、充電器の機能構成を示すブロック図である。 図9Aは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その1)を示すフローチャートである。 図9Bは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その2)を示すフローチャートである。 図9Cは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その3)を示すフローチャートである。 図10Aは、ヘッドセット本体部を左耳介に懸架した場合の態様を示す図である。 図10Bは、ヘッドセット本体部を右耳介に懸架した場合の態様を示す図である。
以下に、本願が開示する技術にかかるヘッドセット送受話器およびヘッドセット送受話器における電源制御方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態は、本願が開示する技術を限定するものではなく、また、各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組み合わせることができる。
[実施形態]
(ヘッドセット送受話器の外観)
図1Aは、ヘッドセット本体部を充電器にセットした状態のヘッドセット送受話器の外観を示す上方斜視図である。図1Aに示すように、ヘッドセット送受話器1は、ヘッドセット本体部2、充電器5を有する。ヘッドセット本体部2と充電器5は、互いに分離および合一が可能である。図1Aは、ヘッドセット本体部2と充電器5が合一した状態を示す。
ヘッドセット本体部2は、本体部21と、本体部21から一方向へ延伸するアーム部22を有する。アーム部22は、可撓性を有する素材(例えばエラストマなど)で形成され、ヘッドセット本体部2を耳介にかけて使用する場合に、ユーザにより、マイク位置調整のために、適切な状態へ曲げられる。本体部21は、図1Aに示す裏面側にスピーカ23を有する。また、本体部21は、本体部21とスピーカ23の間に回動部24を有する。
回動部24は、スピーカ23が本体部21へ取り付けらガイド部位の周囲に位置する、後述のリング部材の外周に当接する円環状の部材である。図1Aに示すように、回動部24の所定部位に、リテーナ機構部26が取り付けられる。リテーナ機構部26は、その一端にイヤーフック25が延伸するように取り付けられる。リテーナ機構部26に取り付けられたイヤーフック25は、略U字の形状であり、略U字の一端がリテーナ機構部26に取り付けられ、スピーカ23を略U字で取り囲むように位置する。
なお、図1Aに示すように、充電器5は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル51を有する。充電器5は、USBケーブル51を介して、接続先のコンピュータ(図示せず)から電力を供給されるとともに、ヘッドセット送受話器1を用いた回線通話にかかる信号をコンピュータとの間で送受信する。また、図1Aに示すL−Lの鎖線は、ヘッドセット本体部2の中心点を通過する線を示す。L−Lの鎖線は、後段の説明で用いられる。
図1Bは、ヘッドセット本体部を充電器にセットした状態のヘッドセット送受話器の外観を示す下方斜視図である。図1Bは、図1Aに示すヘッドセット送受話器1を下方から見た図である。図1Bに示すように、イヤーフック25は、スピーカ23を略U字で取り囲むように位置する。また、図1Bに示すように、アーム部22の先端には、マイク孔が設けられ、マイク孔の内部にマイク27が内蔵される。
(ヘッドセット本体部の外観)
図2Aは、ヘッドセット本体部の外観を示す上方平面図である。図2Aに示す「A」方向を示す矢印、「B」方向を示す矢印、「C」方向を示す矢印は、それぞれ「上方向」、「右方向」、「左方向」を指すとする。図2Aでは、リテーナ機構部26が、図2Aに向かって本体部21の左側、すなわち「C」側に取り付けられた状態を示す。「A」〜「C」の各矢印は、以後の説明で用いる。図2Bは、ヘッドセット本体部の外観を示す上方斜視図である。図2Bは、図2Aに示すヘッドセット本体部2を「C」側からみた斜視図である。なお、図2Aにおける「R」は、リテーナ機構部26の縦方向の長さを示す。
図2Cは、ヘッドセット本体部の外観を示す下方平面図である。図2Dは、ヘッドセット本体部の外観を示す下方斜視図である。図2Cおよび図2Dに示すように、ヘッドセット本体部2は、下方面において、スピーカ23および回動部24の下方に、「A」方向二平行な半直線状のガイド部28およびガイド部29を有する。そして、ヘッドセット本体部2は、下方面において、ガイド部28およびガイド部29の間に、充電端子30aおよびスイッチ端子30bを有する。
そして、ヘッドセット本体部2は、ガイド部28およびガイド部29それぞれの一端に、凸部28aおよび凸部29aがそれぞれ位置する。ガイド部28および凸部28aは、高さが同一である。ガイド部28および凸部28aは、一体として、充電端子30aおよびスイッチ端子30bが位置する領域の外へ向かう略L字状を形成する。同様に、ガイド部29および凸部29aは、高さが同一である。ガイド部29および凸部29aは、一体として、充電端子30aおよびスイッチ端子30bが位置する領域の外へ向かう略L字状を形成する。なお、ガイド部28および凸部28aの高さ、ならびに、ガイド部29および凸部29aの高さは、凸部28a、凸部29aがガイド部28、ガイド部29よりもそれぞれ高くてもよい。また、ガイド部28および凸部28aの高さ、ならびに、ガイド部29および凸部29aの高さは、充電端子30aおよびスイッチ端子30bの端子高よりも高い。
(ヘッドセット本体部のイヤーフック取り付け部分)
図3Aは、イヤーフック収納時のヘッドセット本体部の上方図である。図3Aは、ヘッドセット本体部2を、図2A〜図2Dに示す「A」方向から見た図である。図2Aに示すように、リテーナ機構部26は、取付ガイド24aを介して回動部24と接続される。取付ガイド24aは、回動部24の外周方向に対して所定角度をなすように、回動部24に設けられる。これにより、イヤーフック25が、回動部24からオフセットして取り付けられる。取付ガイド24aは、リテーナ機構部26の縦方向の長さ「R」(図2A参照)とほぼ同一の長さで図3Aに示すような「Y」字状の断面が続くものである。ここで、取付ガイド24aの断面が略「Y」字状であるのは、取付ガイド24aの「Y」の二股の先端部分が、リテーナ機構部26の後述の取付ガイド溝26aを押し開く方向に力を及ぼすことで、取付ガイド24aおよび取付ガイド溝26aの接合をより強固にするためである。なお、取付ガイド24aは、断面形状が略「Y」字状に限らず、取付ガイド溝26aとの接合を強固にする形状であれば、いずれの形状でもよい。
図3Bは、イヤーフック使用時のヘッドセット本体部の上方図である。図3Bは、図3Aに示す状態から、イヤーフック25を、リテーナ機構部26を回転軸にして、本体部21から離れる方向へ回転させた状態を示す。図3Bに示すように、イヤーフック25は、リテーナ機構部26を回転軸にして、矢印方向へ回転可能である。
図3Cは、ヘッドセット本体部へのイヤーフックの取り付け部分を示す図である。図3Dは、ヘッドセット本体部へのイヤーフックの取り付け構造を示す図である。図3Cおよび図3Dに示すように、ヘッドセット本体部2において、スピーカ23の周囲には、回動取付部39が取り付けられる。回動取付部39は、「B」方向側および「C」方向側に、数段のラチェットを含むラチェット部39aおよびラチェット部39bをそれぞれ有する。回動部24の内周に回動取付部39が嵌合することにより、回動部24が、回動取付部39に取り付けられる。
回動部24の内周の所定位置には、ラチェット部39aおよびラチェット部39bそれぞれと噛み合うラチェット歯が設けられている。回動部24を、回動取付部39に取り付けると、ラチェット歯がラチェット部39aおよびラチェット部39bのいずれかの段と歯合することにより、回動部24の回動取付部39周りの回動を微調整できる。図3Cおよび図3Dに示すように、例えば、ラチェット部39aおよびラチェット部39bは、それぞれ3段のラチェット歯を有する。例えば、ヘッドセット本体部2において、リテーナ機構部26が「B」側に位置する場合に、ラチェット歯がラチェット部39aと噛み合うことにより、リテーナ機構部26の位置を3段階で微調整できる。また、例えば、ヘッドセット本体部2において、リテーナ機構部26が「C」側に位置する場合に、ラチェット歯がラチェット部39bと噛み合うことにより、リテーナ機構部26の位置を3段階で微調整できる。このように、リテーナ機構部26の位置を微調整できることにより、ヘッドセット本体部2をイヤーフック25により耳介に懸架した場合の位置調整をおこなうことができる。
図3Eは、ヘッドセット本体部の左方にイヤーフックを取り付けた場合の、ヘッドセット本体部からイヤーフックを取り外した状態の左上方斜視図である。ヘッドセット本体部2の回動部24を回動取付部39の周りで回転させて取付ガイド24aがヘッドセット本体部2において「C」側に位置する場合に、図3Eに向かって下向きの矢印の方向へリテーナ機構部26を摺動させる。すると、リテーナ機構部26の取付ガイド溝26aが取付ガイド24aから外れ、イヤーフック25がヘッドセット本体部2から取り外される。逆に、図3Eに向かって上向きの矢印の方向へリテーナ機構部26を摺動させる。すると、リテーナ機構部26の取付ガイド溝26aが取付ガイド24aに嵌め込まれ、イヤーフック25がヘッドセット本体部2に取り付けられる。図3Fは、ヘッドセット本体部の左方にイヤーフックを取り付けた状態を示す上面図である。なお、図3Eおよび図3Fは、ヘッドセット本体部2をイヤーフック25により左耳に懸架する形態を示す。
図3Gは、ヘッドセット本体部の右方にイヤーフックを取り付けた場合の、ヘッドセット本体部からイヤーフックを取り外した状態の右上方斜視図である。回動部24を回動取付部39の周りで回転させて取付ガイド24aがヘッドセット本体部2において「B」側に位置する場合に、図3Gに向かって下向きの矢印の方向へリテーナ機構部26を摺動させる。すると、リテーナ機構部26の取付ガイド溝26aが取付ガイド24aから外れ、イヤーフック25がヘッドセット本体部2から取り外される。逆に、図3Gに向かって上向きの矢印の方向へリテーナ機構部26を摺動させる。すると、リテーナ機構部26の取付ガイド溝26aが取付ガイド24aに嵌め込まれ、イヤーフック25がヘッドセット本体部2に取り付けられる。図3Hは、ヘッドセット本体部の右方にイヤーフックを取り付けた状態を示す上面図である。なお、図3Gおよび図3Hは、ヘッドセット本体部2をイヤーフック25により右耳に懸架する形態を示す。
(イヤーフックおよびリテーナ機構の構造)
図4Aは、イヤーフックにリテーナ機構部を取り付ける構造を示す図である。図4Bは、イヤーフックの外観を示す平面図である。図4Aおよび図4Bに示すように、イヤーフック25の一端には、リテーナ機構部26の挿入孔26bへ挿入するための挿入部25aが設けられる。イヤーフック25は、挿入部25aがリテーナ機構部26の挿入孔26bへ挿入された状態で、リテーナ機構部26の挿入孔26bの反対側からバネを介挿してネジ38によりネジ止めされる。ネジ38は、挿入部25aに設けられた後述の雌ネジ孔25bに螺入されることにより、挿入部25aに固定される。このようにしてイヤーフック25にリテーナ機構部26を取り付けることにより、イヤーフック25は、リテーナ機構部26に対して回転できる。
図4Cは、イヤーフックの断面構造を示す図である。図4Cは、図4Bにおけるイヤーフック25のM−M断面を示す。図4Cに示すように、イヤーフック25のM−M断面は、左右が対称である略逆三角形となっている。なお、イヤーフック25は、いずれの断面においても左右が対称となっている。これは、イヤーフック25が耳介と当接する面が左右いずれの面であっても、同様の機能および装用感を得るためである。すなわち、イヤーフック25は、図3Eおよび図3Fに示す左耳懸架用の形態の場合であっても、図3Gおよび図3Hに示す右耳懸架用の形態の場合であっても、いずれでも同様の装用機能および装用感を得ることができる。
図4Dは、イヤーフックの一端の構造を示す図である。図4Eは、リテーナ機構部のイヤーフックとの当接部分の構造を示す図である。図4Dに示すように、イヤーフック25の挿入部25aの先端部は、雌ネジ孔25bおよび雌ネジ孔25bを取り囲むように形成された山谷部25cを有する。山谷部25cは、雌ネジ孔25bを中心として、環状に山部と谷部が交互に4つずつ設けられた部位である。また、図4Eに示すように、リテーナ機構部26の挿入孔26bの底部には、ネジ孔26cおよびネジ孔26cを取り囲むように形成された山谷部26dを有する。山谷部26dは、ネジ孔26cを中心として、環状に山部と谷部が交互に4つずつ設けられた部位である。
そして、山谷部25cの山部が山谷部26dの谷部と嵌合し、山谷部25cの谷部が山谷部26dの山部とそれぞれ嵌合した状態で、ネジ38がネジ孔26cを貫通して雌ネジ孔25bに螺入されることにより、イヤーフック25がリテーナ機構部26に対して自由に回転することを規制できる。そして、イヤーフック25に力が加えられ、リテーナ機構部26に対して回転させられようとする場合には、バネ37の弾性力に抗して、山谷部25cの山部が山谷部26dの山部に乗り上げ、山谷部26dの山部が山谷部25cの山部に乗り上げ、山谷部25cおよび山谷部26dの山部および谷部が異なる位置で嵌合することになる。山谷部25cおよび山谷部26dの山部および谷部が異なる位置で嵌合すると、山谷部25cおよび山谷部26dは、バネ37の弾性力により嵌合が保持される。
すなわち、山谷部25cの山部が山谷部26dの山部に乗り上げ、山谷部26dの山部が山谷部25cの山部に乗り上げてから、山谷部25cおよび山谷部26dの山部および谷部が異なる位置で嵌合するまでの間、山谷部25cおよび山谷部26dは、できるだけ離間しないようにバネ37の弾性力が及ぶ。このようにして、リテーナ機構部26は、イヤーフック25の回転方向の位置を保持しつつ、わずかに回転力を加えるのみで回転可能になり、かつ、回転後も回転方向の位置を保持できる。
なお、図4Eに示すように、リテーナ機構部26の取付ガイド溝26aは、その水平断面が、挿入孔26bから最も遠い部分が狭く、挿入孔26bへ近づくにつれて広くなっている。図4Eに示すように、取付ガイド溝26aの挿入孔26bから最も近い部分には、取付ガイド24aの「Y」の二股の先端部分が当接する溝26eが、リテーナ機構部26の縦方向に沿って設けられている。取付ガイド溝26aの挿入孔26bから最も遠い部分で取付ガイド24aを締め付けることで、取付ガイド24aへのリテーナ機構部26の取り付けをより確実にする。
(充電器の外観)
図5Aは、充電器の外観を示す上方平面図である。図5Aに示すように、充電器5は、平行な2本の凹状の溝部52および溝部53を有する。また、充電器5は、溝部52の一端に延設される凹部52aを有する。また、充電器5は、溝部53の一端に延設される凹部53aを有する。また、充電器5は、充電端子54aおよびスイッチ端子54bを有する。凹部52aは、充電端子54aおよびスイッチ端子54bを挟む領域外へ向かう方向へ溝部52から延伸して溝部52それぞれとともに略L字状を形成する。同様に、凹部53aは、充電端子54aおよびスイッチ端子54bを挟む領域外へ向かう方向へ溝部53から延伸して溝部53それぞれとともに略L字状を形成する。
溝部52は、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2のガイド部29が嵌合する部分である。また、溝部53は、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2のガイド部28が嵌合する部分である。また、凹部52aは、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2の凸部29aが嵌合する部分である。また、凹部53aは、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2の凸部28aが嵌合する部分である。また、充電端子54aは、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2の充電端子30aと接合する。また、スイッチ端子54bは、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装された場合に、ヘッドセット本体部2のスイッチ端子30bと接合する。
図5Bは、充電器の外観を示す下方平面図である。充電器5の下方面には、電源スイッチ55が設けられる。なお、図5Aおよび図5Bに示すように、充電器5には、充電器5が接続されるコンピュータから充電器5へ電源を供給し、コンピュータと充電器5との信号を送受するUSBケーブルが設けられる。
(ヘッドセット本体部および充電器の縦断面)
図6Aは、ヘッドセット本体部を充電器から取り外した場合の縦断面図である。図6Bは、ヘッドセット本体部を充電器に着装した場合の縦断面図である。図6Aおよび図6Bは、ヘッドセット本体部2および充電器5の、図1Aに示すL−Lの鎖線に沿った縦断面図である。図6Aおよび図6Bに示すように、ヘッドセット本体部2の内部には、ガイド部28およびガイド部29が外部に位置する部分に、磁性体部材31を有する。磁性体部材31は、常磁性体部材の磁力線により磁化して常磁性体部材に磁力吸引される金属類である。例えば、磁性体部材31は、鉄片である。そして、図6Aおよび図6Bに示すように、磁性体部材31は、充電器5の方向へ突起部分が向かう略L字の縦断面となる立体形状をしている。
また、図6Aおよび図6Bに示すように、充電器5の内部には、充電端子54aおよびスイッチ端子54b、ならびに、溝部52および溝部53が外部に位置する部分に、常磁性体部材56を有する。常磁性体部材56は、磁石である。
図6Aに示すように、ヘッドセット本体部2と、充電器5が離間した状態では、図6Aに示す矢印の方向へ磁力が働き、磁性体部材31が常磁性体部材56に磁力吸引されることによりヘッドセット本体部2が充電器5へ引き寄せられる。そして、図6Bに示すように、ガイド部28および凸部28aが溝部53および凹部53aにそれぞれ嵌合し、ガイド部29および凸部29aが溝部52および凹部52aにそれぞれ嵌合し、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装される。この状態では、ヘッドセット本体部2の充電端子30aおよびスイッチ端子30bは、充電器5の充電端子54aおよびスイッチ端子54bとそれぞれ接合する。
すなわち、ガイド部28および凸部28aならびに溝部53および凹部53aの形状および嵌合形態と、ガイド部29および凸部29aならびに溝部52および凹部52aの形状および嵌合形態と、磁性体部材31の形状ならびに常磁性体部材56との磁力吸引の態様により、ヘッドセット本体部2は、充電器5へスムーズに着装できる。特に、磁性体部材31の形状ならびに常磁性体部材56との磁力吸引の態様は、ヘッドセット本体部2の、充電器5へのスムーズな着装に寄与するところが大きい。
(磁性体部材と常磁性体部材)
図7Aは、ヘッドセット本体部が充電器から離れている場合に働く磁力の概要を示す図である。図7Aの上方の図と下方の図で比較して示すように、充電器5へ向かう方向への縦断面が矩形の立体形状である磁性体部材31dに比べ、磁性体部材31は、常磁性体部材56側の角部を切り欠くことにより重心位置が図7Aに向かって左にずれる。このため、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力のベクトルの向きが、水平方向とのずれの角度が小さくなる方向になる。すなわち、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力のベクトルの水平方向の成分が大きくなる。このため、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力の向きと大きさが、磁性体部材31を常磁性体部材56へ、水平方向に近付ける作用を発揮する理想的な向きとなる。これは、磁性体部材31を含むヘッドセット本体部2および常磁性体部材56を含む充電器5、磁性体部材31、常磁性体部材56の位置関係の相互作用としてみると、最初は、ヘッドセット本体部2および充電器5が互いにすり合うようにして、横方向にスライドしながら近付いていくように、磁力吸引の力の水平方向の成分が大きいことが重要だからである。
また、図7Bは、ヘッドセット本体部が充電器へ近づいた場合に働く磁力の概要を示す図である。図7Bに示すように、磁性体部材31が常磁性体部材56へ近づいた場合、略L字状の突起部分から出る磁力線の作用が大きいため、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力のベクトルの向きが、水平方向とのずれの角度が大きくなる方向になる。すなわち、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力のベクトルの垂直方向の成分が大きくなる。このため、磁性体部材31が常磁性体部材56へ磁力吸引される力の向きと大きさが、磁性体部材31を常磁性体部材56へ、垂直方向に近付ける作用を発揮する理想的な向きとなる。これは、磁性体部材31を含むヘッドセット本体部2および常磁性体部材56を含む充電器5、磁性体部材31、常磁性体部材56の位置関係の相互作用としてみると、最後には、ヘッドセット本体部2および充電器5同士が、垂直方向に摺り合いながら近付いていくので、磁力吸引の力の垂直方向の成分が大きいことが重要だからである。
このように、磁性体部材31の形状を充電器5の方向へ突起部分が向かう略L字の縦断面となる立体形状とすることで、ヘッドセット本体部2が充電器5に着装する段階での磁力線の効力をより有効利用して、ヘッドセット本体部2を充電器5に着装する際に、スムーズに着装させるとともに着装後の保持力を高めることができる。また、磁性体部材31の形状を、充電器5の方向へ突起部分が向かう略L字の縦断面となる立体形状とすることで、磁性体部材31の体積を減らしても、常磁性体部材56により及ぼされる磁力線の効力を低下させない。よって、磁性体部材31の使用量削減、磁性体部材31の小型化、磁性体部材31のコスト削減、ヘッドセット本体部2の重量削減などの効果が得られる。また、ヘッドセット本体部2の充電器5への着装時の磁力の過大を抑制するので、充電器5からヘッドセット本体部2を容易に取り外すことができる。
なお、充電器5の方向へ突起部分が向かう略L字の縦断面となる立体形状に限らず、図7Cに示すように、磁性体部材31に代えて、充電器5の方向へ向かう角部を含む三角形を切り欠いた縦断面となる立体形状の磁性体部材31aであっても、上述と同様の効果が得られる。また、図7Dに示すように、磁性体部材31に代えて、充電器5の方向へ突起部分が緩やかに隆起して向かう略L字の縦断面となる立体形状の磁性体部材31bであっても、上述と同様の効果が得られる。また、図7Eに示すように、磁性体部材31に代えて、充電器5の方向へ突起部分が向かう略凸状の縦断面となる立体形状の磁性体部材31cであっても、上述と同様の効果が得られる。
(ヘッドセット本体部の機能構成)
図8Aは、ヘッドセット本体部の機能構成を示すブロック図である。図8Aに示すように、ヘッドセット本体部2は、アンテナ201、増幅部202、コントローラ203、オーディオコーディック部204、充電制御DC/DCコンバータ205、バッテリ206、LED(Light Emission Diode)207、スピーカ23、マイク27、充電端子30a、スイッチ端子30bを有する。
なお、充電制御DC/DCコンバータ205は、充電端子30aを介して充電器5から送出される電力を制御して、バッテリ206へ蓄電する。また、充電制御DC/DCコンバータ205は、バッテリ206に蓄電した電力を増幅部202、コントローラ203、オーディオコーディック部204、LED207へ供給する。
また、充電端子30aおよび充電端子54aは、ヘッドセット本体部2のバッテリ206を充電するための電源である。充電端子30aおよび充電端子54aは、FET(Field Effect Transistor)スイッチ端子およびGRD(GRounD、接地)端子を含む。USBの5V電源は、FETスイッチ端子を経由して出力される。FETスイッチ端子は、ショート防止対策のためのスイッチで、ヘッドセット本体部2が充電器5から外れている時(接続端子が露出している状態)は、スイッチがオフになり、端子に電圧が掛からないようになっている。充電端子30aおよび充電端子54aが接触する際には、FETスイッチ端子にはFETスイッチ端子が対応し、GRD端子にはGRD端子が対応するように接触される。
また、スイッチ端子30bおよびスイッチ端子54bは、第1のコントロール端子および第2のコントロール端子を含む。第1のコントロール端子は、電源スイッチ55の押下状態をヘッドセット本体部2のコントローラ203へ伝えるための端子である。また、第2のコントロール端子は、ヘッドセット本体部2と、充電器5の接続状態をヘッドセット本体部2側へ伝える端子である。第2のコントロール端子の状態を使って、ヘッドセット本体部2を充電器5から外すと、自動的にヘッドセット本体部2の電源をオンにし、ヘッドセット本体部2を充電器5へ戻すと、自動的にヘッドセット本体部2の電を源オフにできる。
増幅部202は、コントローラ203から出力される音声信号を増幅してアンテナ201から送信するとともに、アンテナ201を介して充電器5から受信する音声信号を増幅してコントローラ203へ出力する。なお、ヘッドセット本体部2と、充電器5の無線通信は、例えばBluetooth(登録商標)などに代表される近距離無線通信である。
コントローラ203は、監視部203a、記憶部203b、通信I/F203cを有する、ヘッドセット本体部2の全体制御を司る制御部である。監視部203aは、充電制御DC/DCコンバータ205を制御して、バッテリ206の電圧を監視するなどの電源制御処理を実行する。電源制御処理については、後述する。また、監視部203aは、スイッチ端子30bと、充電器5のスイッチ端子54bの接触を監視する。監視部203aは、スイッチ端子30bと、充電器5のスイッチ端子54bの接触を検出している間は、充電制御DC/DCコンバータ205から各部への電力供給を停止させ、スイッチ端子30bと、充電器5のスイッチ端子54bの接触を検出しなくなると、充電制御DC/DCコンバータ205から各部への電力供給を開始させる。
また、監視部203aは、検出した各種イベント(例えば、通話切断や無線リンク断など)を、アンテナ201および増幅部202を介して充電器5へ送信する。また、監視部203aは、検出した各種イベントや充電器5からの指示に応じて、充電制御DC/DCコンバータ205を制御して、ヘッドセット本体部2の電源オンオフを制御する。
記憶部203bは、監視部203aが実行する電源制御処理プログラムを記憶する。監視部203aは、記憶部203bから電源制御処理プログラムを読み出して実行する。通信I/F203cは、コントローラ203と、増幅部202、オーディオコーディック部204の間の通信インターフェースである。
オーディオコーディック部204は、スピーカ23、マイク27が接続される。オーディオコーディック部204は、コントローラ203から出力された音声信号を復号してスピーカ23から出力する。また、オーディオコーディック部204は、マイク27から入力された音声を音声信号へと符号化し、コントローラ203へと出力する。
LED207は、コントローラ203の制御により、ヘッドセット本体部2のバッテリ206の電圧状態や充電状態、ヘッドセット本体部2の電源オンオフ状態、ヘッドセット本体部2と、充電器5の通信リンク状態などを所定態様で表示する。
(充電器の機能構成)
図8Bは、充電器の機能構成を示すブロック図である。図8Bに示すように、充電器5は、ロードスイッチ501、DC/DCコンバータ502、コントローラ503、増幅部504、アンテナ505、USBケーブル51、充電端子54a、スイッチ端子54b、電源スイッチ55を有する。
ロードスイッチ501は、電源スイッチ55がオンにされており、かつ、スイッチ端子54bの接点が閉じている(ヘッドセット本体部2のスイッチ端子30bと接触している)ことを検出する場合に、USBケーブル51を経由して取得される電力を、充電端子54aから出力する。逆に、ロードスイッチ501は、電源スイッチ55がオフにされており、または、スイッチ端子54bの接点が開いている(ヘッドセット本体部2のスイッチ端子30bと接触していない)ことを検出する場合に、USBケーブル51を経由して取得される電力を、充電端子54aから出力しない。
DC/DCコンバータ502は、USBケーブル51を経由して取得される電力を、コントローラ503、増幅部504へ供給する。コントローラ503は、制御部503a、記憶部503b、USB I/F503c、通信I/F503dを有する。制御部503aは、記憶部503bに記憶される制御プログラムを読み出して実行するとともに、充電器5の全体制御を司る。
制御部503aは、USBケーブル51を介して接続されるコンピュータと、ヘッドセット本体部2の間で、USB I/F503c、通信I/F503d、増幅部504およびアンテナ505を介して音声信号を送受信する。すなわち、制御部503dは、USB I/F503cを介して、USBケーブル51で接続されるコンピュータ(厳密には通話アプリケーション)からの音声信号を通信I/F503dを介して増幅部504へ出力する。増幅部504は、コンピュータからの音声信号を増幅して、アンテナ505を介してヘッドセット本体部2へ送信する。ヘッドセット本体部2は、この音声信号をアンテナ201で受信して所定処理をおこなう。
また、制御部503aは、ヘッドセット本体部2からの音声信号を、アンテナ505を介して受信する。そして、制御部503aは、増幅部504にて増幅された受信した音声信号を、増幅部504から通信I/F503dを介して受信する。そして、制御部503aは、増幅部504から通信I/F503dを介して受信した信号を、USB I/F503cを介してUSBケーブル51で接続されるコンピュータへ出力する。
以上のヘッドセット本体部2および充電器5の構成によれば、ヘッドセット本体部2と、充電器5の接触状態(接触中:電源オフ、非接触:電源オン)となり、着信時にスイッチを押すなどの操作が不要となり、利便性が向上する。また、ヘッドセット本体部2と充電器5が非接触の状態では、電圧が端子へ印加されないため、人が触れても感電するおそれがなく、端子へ導電性物質が接触してもショートしないなど、安全性が保たれる。
(ヘッドセット本体部における電源制御処理(その1))
図9Aは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その1)を示すフローチャートである。図9Aに示す電源制御処理(その1)は、前述した電源制御処理プログラムにより実現される処理の一つである。電源制御処理(その1)は、所定の周期で起動、実行される。電源制御処理(その1)の概要は、次のとおりである。すなわち、通話中にバッテリの容量が減少し電圧が既定値(閾値1)まで低下した場合、ローバッテリとして検出して、USB経由でHID(Human Interface Device)のイベントとしてコンピュータへ通知する。この通知をコンピュータ上で動作する通話アプリケーションが検知し、コンピュータの画面にローバッテリの警告ポップアップを表示する。そして、ローバッテリの警告発生後、さらにバッテリの容量が減少し電圧が既定値(閾値2)まで低下した場合、ヘッドセット本体部2の電源がオフになる。なお、閾値1>閾値2である。そして、ローバッテリ状態の時に限り、充電器5とヘッドセット本体部2を接続しても、ヘッドセット本体部2の電源をオフにしない。よって、充電器5を接続して充電しながら通話を継続することが可能となる、というものである。
先ず、ヘッドセット本体部2の監視部203aは、バッテリ206の電圧が閾値1以下か否かを判定する(ステップS11)。バッテリ206の電圧が閾値1以下である場合(ステップS11Yes)、監視部203aは、ステップS12へ処理を移し、バッテリ206の電圧が閾値1以下でない場合(ステップS11No)、監視部203aは、ステップS11を繰り返す。
ステップS12では、監視部203aは、バッテリ206の電圧が閾値1以下であることをHIDイベントとして、充電器5が接続されるコンピュータへ通知する。続いて、監視部203aは、ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされているか否かを判定する(ステップS13)。ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされている場合(ステップS13Yes)、監視部203aは、ステップS14へ処理を移し、ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされていない場合(ステップS13No)、監視部203aは、ステップS15へ処理を移す。
ステップS14では、監視部203aは、バッテリ206の充電を開始する。ステップS14が終了すると、監視部203aは、ステップS11へ処理を移す。一方、ステップS15では、監視部203aは、バッテリ206の電圧の監視を継続し、閾値2以下であるか否かを判定する。バッテリ206の電圧が所定閾値2以下である場合(ステップS15Yes)、監視部203aは、ステップS16へ処理を移し、バッテリ206の電圧が所定閾値2以下でない場合(ステップS15No)、監視部203aは、ステップS13へ処理を移す。ステップS16では、監視部203aは、ヘッドセット本体部2の電源をオフにする。ステップS16の処理が終了すると、監視部203aは、電源制御処理(その1)を終了する。
電源制御処理(その1)によれば、通話中にバッテリ電圧が低下した場合でも、ヘッドセット本体部2が充電器5を経由して、コンピュータへ通知するとしたので、コンピュータの画面上でアラートを出すことができ、バッテリ不足による、突然の通話切断を回避できる。また、ローバッテリの時に限り、ヘッドセット本体部2と充電器5を接続しても電源オフとしないため、充電しながら通話継続が可能となる。
(ヘッドセット本体部における電源制御処理(その2))
図9Bは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その2)を示すフローチャートである。図9Bに示す電源制御処理(その2)は、前述した電源制御処理プログラムにより実現される処理の一つである。電源制御処理(その2)は、所定の周期で起動、実行される。電源制御処理(その2)の概要は、通話切断後、ヘッドセット本体部2が充電器5に戻されない状態(外れたままの状態)が所定時間(例えば3分)以上続くと、バッテリの浪費を防止するために自動的にヘッドセット本体部2の電源がオフになるというものである。
先ず、ヘッドセット本体部2の監視部203aは、コンピュータの通話アプリケーションにて通話が切断されたか否かを判定する(ステップS21)。通話が切断された場合(ステップS21Yes)、監視部203aは、ステップS22へ処理を移し、通話が切断されていない場合(ステップS21No)、監視部203aは、ステップS21へ処理を移す。
ステップS22では、監視部203aは、ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされているか否かを判定する。ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされている場合(ステップS22Yes)、監視部203aは、ステップS23へ処理を移し、ヘッドセット本体部2が充電器5にセットされていない場合(ステップS22No)、監視部203aは、ステップS24へ処理を移す。
ステップS23では、監視部203aは、ヘッドセット本体部2の電源をオフにする。ステップS23の処理が終了すると、監視部203aは、電源制御処理(その2)を終了する。一方、ステップS24では、監視部203aは、タイマによる計時を開始し、例えば3分経過したか否かを判定する。例えば3分経過した場合(ステップS24Yes)、監視部203aは、ステップS23へ処理を移し、例えば3分経過していない場合(ステップS24No)、監視部203aは、ステップS24へ処理を移す。
電源制御処理(その2)によれば、ヘッドセット本体部2の使用時以外の待機電力によるバッテリの放電を減少させることにより、バッテリを長持ちさせることができる。
(ヘッドセット本体部における電源制御処理(その3))
図9Cは、ヘッドセット本体部における電源制御処理(その3)を示すフローチャートである。図9Cに示す電源制御処理(その3)は、前述した電源制御処理プログラムにより実現される処理の一つである。電源制御処理(その3)は、所定の周期で起動、実行される。電源制御処理(その3)の概要は、通話中に近距離無線通信のリンクが切断された状態が所定時間(例えば1分)以上続くと、バッテリの消費を防止するために、自動的にヘッドセット本体部2の電源がオフになるというものである。
先ず、ヘッドセット本体部2の監視部203aは、ヘッドセット本体部2と、充電器5の近距離無線通信のリンクが切断されたか否かを判定する(ステップS31)。近距離無線通信のリンクが切断された場合(ステップS31Yes)、監視部203aは、ステップS32へ処理を移し、近距離無線通信のリンクが切断されていない場合(ステップS31No)、監視部203aは、ステップS31へ処理を移す。
ステップS32では、監視部203aは、タイマによる計時を開始し、例えば1分経過したか否かを判定する。例えば1分経過した場合(ステップS32Yes)、監視部203aは、ステップS33へ処理を移し、例えば1分経過していない場合(ステップS32No)、監視部203aは、ステップS31へ処理を移す。ステップS31では、監視部203aは、ヘッドセット本体部2の電源をオフにする。ステップS31の処理が終了すると、監視部203aは、電源制御処理(その3)を終了する。
電源制御処理(その2)によれば、ヘッドセット本体部2の使用時以外の待機電力によるバッテリの放電を減少させることにより、バッテリを長持ちさせることができる。また、コンピュータの電源をオフにし、充電器5への給電が停止し、近距離無線通信が切断されたような場合や、近距離無線通信の電波が届く範囲外にヘッドセット本体部2を移動させた場合に、一定時間経過後に電源をオフにすることで、バッテリの消耗を最小限にできる。また、ヘッドセット本体部2に電源スイッチが無いため、ヘッドセット本体部2の電源が入ったまま長時間放置されることを最低限し、バッテリを長持ちさせることができる。
(ヘッドセット本体部を左耳介および右耳介に懸架した場合の態様)
図10Aは、ヘッドセット本体部を左耳介に懸架した場合の態様を示す図である。また、図10Bは、ヘッドセット本体部を右耳介に懸架した場合の態様を示す図である。図10Aに示す態様では、図3Eおよび図3Fに示すように、イヤーフック25をヘッドセット本体部2の「C」側に取り付け、左耳介にイヤーフック25を掛けることにより、ヘッドセット本体部2を左耳介に懸架する態様を示す。一方、図10Bに示す態様では、図3Gおよび図3Hに示すように、イヤーフック25をヘッドセット本体部2の「B」側に取り付け、右耳介にイヤーフック25を掛けることにより、ヘッドセット本体部2を右耳介に懸架する態様を示す。このように、ヘッドセット本体部2は、回動部24を回動取付部39の周りで回転させ、イヤーフック25が延設されるリテーナ機構部26を取り付ける取付ガイド24aの位置を調整することで、左右いずれの耳介へも、同様の装用感で装着することができるという利便性を有する。
以上の実施形態によれば、以下のものが提供される。すなわち、ヘッドセット本体部2と充電器5を、磁力で吸着する際に、ヘッドセット本体部2に充電器5へのガイドとなるガイド部28および凸部28a、ならびに、ガイド部29および凸部29aを追加した。ガイド部28および凸部28a、ならびに、ガイド部29および凸部29aの高さは、充電端子30aおよびスイッチ端子30bの端子高よりも若干高い構造としたことで、吸着時の障害をなくし、かつ、吸着途中で、突起が、充電器5の溝部52および凹部52a、ならびに、溝部53および凹部53aに嵌らないように、L型形状とする。
また、充電器5に内蔵した磁石にヘッドセット本体部2がスムーズに吸着できるように、磁力が垂直方向ではなく、水平方向へも働くように、ヘッドセット本体部2に内蔵した吸着用の金属片の形状を、充電器5へ向く方向へ突起部を有する形状とした。これにより、ヘッドセット本体部2のガイド部28および凸部28a、ならびに、ガイド部29および凸部29aが、充電器5の溝部52および凹部52a、ならびに、溝部53および凹部53a上をスムーズに摺動し、充電端子30aおよびスイッチ端子30b、ならびに、充電端子54aおよびスイッチ端子54bの接触をより確実にできる。
また、ヘッドセット本体部2が充電器5の定位置にセットされた場合に、ヘッドセット本体部2を充電器5の定位置に保持するために必要とする磁力を最小限に抑えることができる。なお、ガイド部28および凸部28a、ならびに、ガイド部29および凸部29aの形状は、L字型に限らず、T字型、丸形状、三角形状など、用途に応じて適宜変更可能である。ガイド部28および凸部28a、ならびに、ガイド部29および凸部29aの形状を変更する場合には、その受け手である溝部52および凹部52a、ならびに、溝部53および凹部53aの形状も変更される。
また、ヘッドセット本体部2において、回動取付部39にラチェット部39aおよびラチェット部39bを設け、イヤーフック25をヘッドセット本体部2へ取り付け時の角度調整を容易にし、回動範囲を所定角度、例えば180度に規制することで、ヘッドセット本体部2に対するイヤーフック25の取り付け位置の調整が容易にできる。
また、取付方向を変えることで、左右の両耳介で兼用できるイヤーフック25と、イヤーフック25の取り付け機構を、耳介の上方向からのみ取り外しできる構造としたので、使用中の脱落を防止できる。また、イヤーフック25をヘッドセット本体部2へ取り付けるためにリテーナ機構を採用した。そして、リテーナ機構にバネを組み込み、バネの弾性力によりイヤーフック25から耳介へテンションを与えることで、イヤーフック25の耳介への装着性を向上さることができる。
また、イヤーフック25とその回動部24を一体化し、回転軸をイヤーフック25の中心と同一にした。回動部24の外周方向に対して取付ガイド24aが所定角度をなすように取付ガイド24aを設けることで、イヤーフック25が、回動部24から所定距離だけオフセットされるので、イヤーフック25の左右兼用性と装着感を向上させることができる。また、イヤーフック25の断面形状を、耳介外側方向が幅広となる逆三角形形状とした。これにより、イヤーフック25のフィット感を向上させることができる。
よって、実施形態によれば、耳介の形状にイヤーフック25が柔軟に対応して、装着性が向上する。また、実施形態によれば、少ない部品点数で、ヘッドセット本体部2を左右の耳介兼用とすることができる。また、実施形態によれば、ヘッドセット本体部2と充電器5に設けた充電端子の接触不良を軽減することができる。
また、実施形態によれば、充電器5にヘッドセット本体部2が着装された状態であっても、スピーカ3およびマイク27が充電器5から一定距離だけ離れた位置に位置し、ヘッドセット本体部2の充電器5への着装に関係なくスピーカ3およびマイク27を使用することができる。すなわち、充電器5にヘッドセット本体部2が着装された状態でも、ヘッドセット本体部2を用いた通話が可能となる。
以上、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、ヘッドセット本体部2にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
1 ヘッドセット送受話器
2 ヘッドセット本体部
5 充電器
21 ヘッドセット本体部
22 アーム部
23 スピーカ
24 回動部
24a 取付ガイド
25 イヤーフック
25a 挿入部
25b 雌ネジ孔
25c 山谷部
26 リテーナ機構部
26a 取付ガイド溝
26b 挿入孔
26c ネジ孔
26d 山谷部
26e 溝
27 マイク
28 ガイド部
28a 凸部
29 ガイド部
29a 凸部
30a 充電端子
30b スイッチ端子
31 磁性体部材
37 バネ
38 ネジ
39 回動取付部
39a ラチェット部
39b ラチェット部
51 USBケーブル
52 溝部
52a 凹部
53 溝部
53a 凹部
54a 充電端子
54b スイッチ端子
55 電源スイッチ
56 常磁性体部材
201 アンテナ
202 増幅部
203 コントローラ
203a 監視部
203b 記憶部
204 オーディオコーディック部
205 充電制御DC/DCコンバータ
206 バッテリ
501 ロードスイッチ
502 DC/DCコンバータ
503 コントローラ
503a 制御部
503b 記憶部
504 増幅部
505 アンテナ

Claims (4)

  1. ヘッドセット本体部と、前記ヘッドセットへ電力を供給する充電器とを含むヘッドセット送受話器であって、
    前記ヘッドセット本体部は、
    前記充電器と電気的に接続するヘッドセット側端子と、
    前記ヘッドセット側端子が配置される面において前記ヘッドセット側端子を挟む位置関係にある平行な2本の凸状のガイド部と、
    前記ガイド部の同一方向の一端にそれぞれ延設されるとともに、前記ヘッドセット側端子を挟む領域外へ向かう方向へ延伸して前記ガイド部それぞれとともに略L字状を形成する2つの凸部と、
    前記ヘッドセット本体部の内部における前記ヘッドセット側端子および前記ガイド部の近傍に長手方向が前記ガイド部と平行となるように位置し、前記ヘッドセット側端子および前記ガイド部へ向く面側において、前記凸部側の一端から他端へ向かう途中で切り欠き部分を有する形状の磁性体部材と
    を備え、
    前記充電器は、
    前記ヘッドセット側端子と接触により電気的に接続する充電器側端子と、
    前記充電器側端子が配置される面において前記充電器側端子を挟む位置関係にあり、前記ガイド部それぞれが嵌合する平行な2本の凹状の溝部と、
    前記溝部の同一方向の一端にそれぞれ延設されるとともに、前記充電器側端子を挟む領域外へ向かう方向へ延伸して前記溝部それぞれとともに略L字状を形成し、前記ガイド部が前記溝部それぞれと嵌合しつつ前記充電器側端子が前記ヘッドセット側端子と接触すると同時に、前記凸部それぞれと嵌合する2つの凹部と、
    前記ガイド部が前記溝部それぞれに嵌合した状態から前記凸部が前記凹部それぞれに嵌合した状態に至るまで、前記磁性体部材を磁気吸引することで前記ヘッドセット本体部を前記充電器の定位置へ着装させるとともに、前記ヘッドセット本体部が前記充電器の定位置へ着装された状態かつ前記充電器側端子が前記ヘッドセット側端子と接触した状態を、前記磁性体部材を磁気吸引することで保持する常磁性部材と
    を備える、
    ことを特徴とするヘッドセット送受話器。
  2. 前記ヘッドセット本体部は、
    通話時の着信音声を出力するスピーカの固設部付近に回動可能に取り付けられる円環部材、ならびに、前記円環部材の周外方向から所定角度だけ前記スピーカ側へ向くように前記円環部材の所定部位に位置する取付ガイドを含む回動部と、
    前記取付ガイドを摺動挿入させることにより前記取付ガイドと合一する取付ガイド溝を含む取付部材、ならびに、前記取付部材の一端から延伸して略U字形を形成するように前記取付部材に回転可能に取り付けられ、前記取付ガイドおよび前記取付ガイド溝の合一により前記スピーカの外周を取り巻くように前記回動部に取り付けられる耳介懸架部材を含む懸架部と
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドセット送受話器。
  3. 前記回動部および前記懸架部を除く前記ヘッドセット本体部、ならびに、前記懸架部の横断面は、左右対称の形状であり、
    前記ヘッドセット本体部は、前記円環回動部を回動させて、前記ヘッドセット本体部における前記円環部材の所定部位を第1の位置もしくは前記第1の位置と左右対称の位置である第2の位置に設定して前記取付ガイドおよび前記取付ガイド溝を合一させて前記回動部に前記耳介懸架部材が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2に記載のヘッドセット送受話器。
  4. 前記取付部材は、前記耳介懸架部材の前記略U字の一端の先端が嵌入される孔部を一端に有し、前記孔部の底面に、円周状に連続する複数の山部および複数の谷部が形成され、
    前記耳介懸架部材は、前記略U字の一端の先端面に、円周状に連続する複数の山部および複数の谷部が形成され、前記略U字の一端が前記孔部に嵌入され、前記孔部の底面の複数の山部および複数の谷部、ならびに、前記耳介懸架部材の前記略U字の一端の先端面の複数の山部および複数の谷部がそれぞれ山部と谷部とが歯合した状態で前記取付部材に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のヘッドセット送受話器。
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