JP6105498B2 - 機械振動のパラメトリック制御方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の機械振動のパラメトリック制御方法の1構成例において、前記薄膜は、圧電特性をもつ物質からなり、前記振動誘起ステップは、前記ポンプ機械振動を誘起するための電圧を、前記薄膜の一部の上に形成された電極に印加することにより、前記フォノニック導波路に前記ポンプ機械振動を誘起するステップを含むことを特徴とするものである。
本発明では、機械振動輸送と周波数制御の実現を目指し、フォノニック導波路が有する非線形パラメトリック効果(文献「I.Mahboob and H.Yamaguchi,“Bit storage and bit flip operations in an electromechanical oscillator”,Nature Nanotechnology,Vol.3,p.275-279,2008」参照)を利用した機械振動の増幅法や再生成法、周波数変換法について提案する。
式(5)中の三次高調波生成過程では、ω1,ω2,ω3の三つのフォノンが混合し、それら三つの周波数の和に等しい周波数をもつ四番目のフォノンω4へと変換される(図1(A))。式(4)と(5)より、この三次高調波の生成効率を高めるためには、式(6)かつ式(7)の関係を満たす必要がある。
式(5)中の四波混合過程では、ω1,ω2の二つのフォノンがω3,ω4という周波数の異なる二つのフォノンへと変換される(図1(B)、図1(C))。そのため、その変換効率は、式(4)と(5)より、式(8)かつ式(9)の関係を満足するときに最大となる。特に、ω1とω2が同種の機械振動の場合を縮退四波混合(図1(C))、ω1とω2が異なる機械振動の場合を非縮退四波混合(図1(B))と呼ぶ。
振動増幅では、周波数ωを有する弱機械振動を増幅する場合を考える。導波路に、増幅したい弱機械振動と、それと異なる周波数と波数を有する強機械振動を一つもしくは二つ入力すると、その強機械振動により三次の非線形弾性効果が誘起され、三次高調波や、異周波数振動が一つならば縮退四波混合、異周波数振動が二つならば非縮退四波混合が発現する。その結果、元の弱機械振動によりその四波混合過程から同じ周波数ωをもつフォノンが新たに誘導放出され、周波数ωの機械振動は増幅される(図2(A)〜図2(C))。これにより、フォノニック導波路においてその伝搬による損失から振幅強度を保ちつつ目的の機械振動を長距離輸送することができる。
信号周波数変換では、周波数ωを有する機械振動の振動が小さい場合は、それとは異なる周波数ωaを有する強機械振動、つまり非線形領域の振動を同時に導波路へ入力して縮退四波混合を誘起することで、周波数ωを有する機械振動による誘導放出から式(8)と式(9)が満足する新しい機械振動(ωc=2ωa−ω)をつくることができる(図3(A))。また、周波数ωの機械振動自身が非線形振動を有していれば、非縮退四波混合や第三次高調波を介しても周波数変換ができる(図3(B)、図3(C))。図3(B)は非縮退四波混合による周波数変換の過程を表し、図3(C)は三次高調波による周波数変換の過程を表している。以上のような非線形弾性効果を用いた周波数変換技術により、周波数の異なる機械素子間の導波路を介したダイナミックな結合が可能となる。
信号再生成では、パラメトリック効果において発現する入力振動エネルギーに対する出力エネルギーの非線形応答を用いて、入力機械振動パルス列の消振動比(ER比)の増大を行う。新しく発生する周波数ωoutの機械振動の振動エネルギーをJout、入力として用いる周波数ωinの非線形機械振動の振動エネルギーをJinとすると、それらの関係は次式のように表され、図4のように、周波数ωoutの機械振動のER比(ERout)は周波数ωinの機械振動のER比(ERin)に対して増加する領域を有する。
図5(A)は二次の非線形弾性効果を用いた二次高調波生成過程のエネルギーダイアグラム、図5(B)はパラメトリック下方変換過程のエネルギーダイアグラムである。上述した三次の高調波生成や四波混合過程に対応する二次高調波やパラメトリック下方変換現象では、式(6)、式(8)における周波数ω1,ω2および式(7)、式(9)における波数k1,k2を有する二つのフォノンを周波数ω12および波数k12を有する一つのフォノンで置き換えることで、二次高調波生成は式(11)で、パラメトリック下方変換は式(12)で表すことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図6(A)は本発明の第1の実施の形態に係るフォノニック導波路の平面図、図6(B)は図6(A)のA−A線断面図、図6(C)は図6(A)のB−B線断面図である。
本実施の形態では、フォトリソグラフィ法もしくは電子ビーム(EB)リソグラフィ法、リン酸またはフッ化水素酸を用いたウェットエッチング法、及び反応性イオンエッチング等の技術を用いて、化合物半導体であるガリウムヒ素(GaAs)/アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)のヘテロ構造から成るフォノニック導波路108を作製した。
図11に示すように、フォノニック導波路108の一端に設置した電極105aとSiドープGaAs層102との間に信号発生器110から周波数ωの交流電圧(シグナル)と、周波数ωと異なる周波数ωa(ω≠ωa)の交流電圧(ポンプ)とを同時に印加し、ポンプ機械振動とシグナル機械振動をフォノニック導波路108内に誘起する。シグナル機械振動の振幅強度は、電極105aに印加する周波数ωの交流電圧の振幅によって設定可能である。同様に、ポンプ機械振動の振幅強度は、周波数ωaの交流電圧の振幅によって設定可能である。
図11の例では、フォノニック導波路108の他端に設置した電極105bにヘリウムネオンレーザ111からレーザ光を照射し、電極105bからの反射光をフォトダイオード112で受光して、フォトダイオード112の出力をベクトル・シグナル・アナライザ(VSA)113で受けることで、フォノニック導波路108を伝搬した機械振動を電気信号に変換して検出している。
非縮退四波混合による振動増幅では、縮退四波混合の場合と同様に、式(8)と式(9)を満足するように、周波数ωのシグナル機械振動と周波数ωa,ωb(ωa≠ωb≠ω)のポンプ機械振動の各周波数や振幅強度、フォノニック導波路108の構造分散を調整すれば、高い増幅効率が得られる。但し、非縮退四波混合の場合は、周波数ωaとωbの二種類のポンプ機械振動が必要で、この二つのポンプ機械振動が両方とも非線形弾性効果の誘起が可能なほど十分に大きい振幅強度、つまり非線形振動を有する必要がある。
こうして、本実施の形態では、薄膜から構成されるフォノニック導波路を伝搬する機械振動の振動振幅を増幅することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態では、機械振動の周波数変換について説明する。本実施の形態においても、フォノニック導波路の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図6(A)〜図6(C)の符号を用いて説明する。
振動増幅の場合と同様に、図11に示すように、フォノニック導波路108の一端に設置した電極105aとSiドープGaAs層102との間に信号発生器110から周波数ωの交流電圧(シグナル)と、周波数ωと異なる周波数ωaの交流電圧(ポンプ)とを同時に印加し、ポンプ機械振動とシグナル機械振動をフォノニック導波路108内に誘起する。
パラメトリック下方変換による周波数変換では、式(12)を満足するように、周波数ω(図5(B)のω12)のポンプ機械振動の周波数や振幅強度、フォノニック導波路108の構造分散を調整すれば、高い周波数変換効率が得られる。
こうして、本実施の形態では、薄膜から構成されるフォノニック導波路を伝搬する機械振動を異なる周波数をもつ新たな機械振動へ変換可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態では、機械振動の再生成について説明する。本実施の形態においても、フォノニック導波路の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図6(A)〜図6(C)の符号を用いて説明する。
振動増幅の場合と同様に、図11に示すように、フォノニック導波路108の一端に設置した電極105aとSiドープGaAs層102との間に信号発生器110から周波数ωの交流電圧(シグナル)と、周波数ωと異なる周波数ωaの交流電圧(ポンプ)とを同時に印加し、微弱な振幅をもつシグナル機械振動と大きい振幅をもつポンプ機械振動をフォノニック導波路108内に誘起する。
こうして、本実施の形態では、薄膜から構成されるフォノニック導波路を伝搬する機械振動パルス列のER比を改善させることが可能となる。
Claims (7)
- 基板との間に空間をあけて配置された薄膜からなる導波路部と、前記基板上に形成され、機械振動の伝搬方向と垂直な方向から前記導波路部を支える支持部とを備えたフォノニック導波路に、シグナル機械振動と、このシグナル機械振動と周波数が異なるポンプ機械振動とを誘起する振動誘起ステップを含み、
縮退/非縮退四波混合による機械振動のパラメトリック現象を実現する非線形弾性効果が誘起されるように、前記シグナル機械振動と前記ポンプ機械振動の周波数および振幅と、前記フォノニック導波路の寸法が設定されることにより、前記フォノニック導波路を伝搬するシグナル機械振動およびポンプ機械振動と周波数が異なるアイドラ機械振動を生成することを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 基板との間に空間をあけて配置された薄膜からなる導波路部と、前記基板上に形成され、機械振動の伝搬方向と垂直な方向から前記導波路部を支える支持部とを備えたフォノニック導波路に、ポンプ機械振動を誘起する振動誘起ステップを含み、
三次高調波生成、二次高調波生成またはパラメトリック下方変換といった機械振動のパラメトリック現象を実現する非線形弾性効果が誘起されるように、前記ポンプ機械振動の周波数および振幅と、前記フォノニック導波路の寸法が設定されることにより、前記フォノニック導波路を伝搬するポンプ機械振動と周波数が異なるアイドラ機械振動を生成することを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 基板との間に空間をあけて配置された薄膜からなる導波路部と、前記基板上に形成され、機械振動の伝搬方向と垂直な方向から前記導波路部を支える支持部とを備えたフォノニック導波路に、シグナル機械振動と、このシグナル機械振動と周波数が異なるポンプ機械振動とを誘起する振動誘起ステップを含み、
縮退/非縮退四波混合、三次高調波生成、二次高調波生成またはパラメトリック下方変換といった機械振動のパラメトリック現象を実現する非線形弾性効果が誘起されるように、前記シグナル機械振動と前記ポンプ機械振動の周波数および振幅と、前記フォノニック導波路の寸法が設定されることにより、前記フォノニック導波路を伝搬するシグナル機械振動の振幅を増強することを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 基板との間に空間をあけて配置された薄膜からなる導波路部と、前記基板上に形成され、機械振動の伝搬方向と垂直な方向から前記導波路部を支える支持部とを備えたフォノニック導波路に、シグナル機械振動と、このシグナル機械振動と周波数が異なるポンプ機械振動のパルス列とを誘起する振動誘起ステップを含み、
縮退/非縮退四波混合による機械振動のパラメトリック現象を実現する非線形弾性効果が誘起されるように、前記シグナル機械振動と前記ポンプ機械振動のパルス列の周波数および振幅と、前記フォノニック導波路の寸法が設定されることにより、前記フォノニック導波路を伝搬するシグナル機械振動およびポンプ機械振動のパルス列と周波数が異なり、前記ポンプ機械振動のパルス列の消振動比よりも大きな消振動比を有するアイドラ機械振動パルス列を生成することを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 基板との間に空間をあけて配置された薄膜からなる導波路部と、前記基板上に形成され、機械振動の伝搬方向と垂直な方向から前記導波路部を支える支持部とを備えたフォノニック導波路に、ポンプ機械振動のパルス列を誘起する振動誘起ステップを含み、
三次高調波生成、二次高調波生成またはパラメトリック下方変換といった機械振動のパラメトリック現象を実現する非線形弾性効果が誘起されるように、前記ポンプ機械振動のパルス列の周波数および振幅と、前記フォノニック導波路の寸法が設定されることにより、前記フォノニック導波路を伝搬するポンプ機械振動のパルス列と周波数が異なり、前記ポンプ機械振動のパルス列の消振動比よりも大きな消振動比を有するアイドラ機械振動パルス列を生成することを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 請求項1、3、4のいずれか1項に記載の機械振動のパラメトリック制御方法において、
前記薄膜は、圧電特性をもつ物質からなり、
前記振動誘起ステップは、前記シグナル機械振動を誘起するための電圧と前記ポンプ機械振動を誘起するための電圧とを、前記薄膜の一部の上に形成された電極に印加することにより、前記フォノニック導波路に前記シグナル機械振動と前記ポンプ機械振動とを誘起するステップを含むことを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。 - 請求項2、5のいずれか1項に記載の機械振動のパラメトリック制御方法において、
前記薄膜は、圧電特性をもつ物質からなり、
前記振動誘起ステップは、前記ポンプ機械振動を誘起するための電圧を、前記薄膜の一部の上に形成された電極に印加することにより、前記フォノニック導波路に前記ポンプ機械振動を誘起するステップを含むことを特徴とする機械振動のパラメトリック制御方法。
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