JP6104059B2 - 画像処理装置、撮像装置、被写体の認識方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、撮像装置、被写体の認識方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、撮像装置、被写体の認識方法及びプログラムに関する。
カメラ、ビデオカメラ等で被写体を撮影すると同時に、カメラ、ビデオカメラ等を操作している撮影者を撮影するためのカメラ、ビデオカメラが提案されている。例えば、特許文献1では、2系統の撮像手段を備え、第一の撮像手段で被写体を撮影し、第二の撮像手段で第一の撮像手段を操作する撮影者を被写体として撮像し、それぞれの映像信号を合成して記録媒体に保存する技術が開示されている。また、複数の撮像手段が連携して撮像制御や信号処理の制御を行う撮像装置が提案されている。例えば、特許文献2では、他のカメラで撮影した映像から信号処理して得られる各種の情報、例えば明るさ推定情報、色温度推定情報、被写体検出情報、被写体識別情報などを取得し、カメラの撮影条件や信号処理を制御するカメラに関する技術が開示されている。
特開平6−165029号公報 特開2011−254339号公報
雑踏の中など、撮影者とあまり関係がない人が周囲に多くいる状況であっても、撮影者と関係性が高い被写体を検出し、検出した被写体にピントを合わせたいという要望がある。そこで、被写体の中から、撮影者と関係のある被写体を識別して、ピントを合わせて撮影することが求められる。以下、このような特定の被写体の識別や特定等をまとめて「認識」と呼ぶ。被写体の認識のために被写体の画像を辞書データとして記憶手段に登録しておき、撮影時に認識することが考えられる。しかし、認識用の辞書データの数が多くなると、認識処理にかかる時間が増える。その結果、目的被写体へピントを合わせるのに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃してしまうことがある。また、撮影した画像のうち、閲覧者に関係のある被写体が写っている画像を再生する場合にも、同様の問題によって閲覧に時間を要する場合があった。
本発明はこのような従来技術の課題を少なくとも低減するためになされたものである。本発明は、被写体の認識を用いた動作を行う画像処理装置および被写体の認識方法において、認識に要する時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、被写体を認識するための辞書データを記憶するデータ記憶手段と、前記辞書データを用いて第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識する認識手段と、前記データ記憶手段に記憶された辞書データから、複数の辞書データを選択するデータ選択手段と、を備えた画像処理装置であって、前記データ選択手段は、前記認識手段によって認識された、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を示す辞書データを含まない複数の辞書データを選択し、前記認識手段は、前記データ選択手段で選択された辞書データを用いて、前記第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識することを特徴とする。
本発明によれば、被写体の認識を用いた動作を行う画像処理装置において、認識に要する時間を短縮する画像処理装置を提供する。
撮像装置の例 辞書データ110の構成例 撮像装置100の外観例 撮像装置100の処理フローチャート 辞書データ110の模式的構成例 撮影者が一人の場合の撮影時のLCD306の表示例 撮影時の処理フローを示したフローチャート 撮影時にメイン撮像部101からの被写体を認識するための選択辞書データ105の例 サブ撮像装置が撮影した画像と関連づけられた画像の関係を模式的に示す例。 撮影時の処理フローを示したフローチャート 撮影時にメイン撮像部101からの被写体を認識するための選択辞書データ105の例 閲覧者が一人の場合の、再生時のLCD306の表示例 再生時の処理フローを示したフローチャート 撮影者が複数人いる際の撮影時のLCD306の表示例 撮影時にメイン撮像部101からの被写体を認識するための選択辞書データ105の例 閲覧者が複数人いる場合の再生時のLCD306の表示例 サブ撮像部用辞書データ111およびメイン撮像部用辞書データ112から構成される辞書データ110の模式的構成例 撮影時にサブ撮像部102からの撮影者を認識するための選択辞書データ105の例 再生時の処理フローを示したフローチャート
以下に、本発明の実施形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわる画像処理装置としての撮像装置の主要な構成である。撮像装置100は、被写体を撮影するメイン撮像部101、撮像装置の操作者を撮影するサブ撮像部102、撮影、再生のモードを設定するモード設定部103、画像の認識に用いる辞書データの選択方法を決定する辞書データ選択方法制御部104を備える。辞書データ選択方法制御部104は、辞書データ選択部120を制御して、サブ撮像部認識結果107に基づいて辞書データ110から選択辞書データ105を抽出する。さらに、メイン撮像部101もしくはサブ撮像部102からの入力画像に対して、選択辞書データ105を用いて認識処理を行う認識部106を備える。撮影した画像は撮像装置100内に設けられた記憶装置又は撮像装置に対して着脱可能な記憶装置に記憶され、閲覧者の操作により撮像装置100が備える表示部で再生したり、外部の表示装置へ出力できる。被写体および撮像装置の操作者を認識するための辞書データ110は、予め撮像装置の操作者が認識したい被写体の画像を、操作者と関連付けて辞書データとして辞書データ記憶部110に記憶しておく。なお、認識に使う辞書データには被写体や操作者の画像データを使うことができる。被写体の認識は従来知られている技術を用いることができる。
図2は、辞書データ110の構成例である。図2に示す辞書データ110の例では、メイン撮像部用辞書データ112とサブ撮像部用辞書データ111とが分けられている。メイン撮像部用辞書データ112は、メイン撮像部101からの入力データに対して認識処理する際に用いる辞書データであり、サブ撮像部用辞書データ111は、サブ撮像部102からの入力データに対して認識処理する際に用いる辞書データである。しかし、辞書データ110は1つにまとめられていてもよい。
図3は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置100の外観例である。撮像装置100の前面部の外観(図3(a))と撮像装置100の背面部の外観(図3(b))を例示している。撮像装置100は、メイン撮像部101用の撮像レンズ301、シャッタースイッチ302、ストロボ303、サブ撮像部102用の撮像レンズ304、各種操作用の操作ボタン305、撮影画像、再生画像、設定内容等を表示するLCD306を備える。サブ撮像部102は、撮像装置110を操作して撮影を行う撮影者や画像の再生を行う閲覧者を撮影する。
本発明の実施形態に係る撮像装置100の全体の処理フローについて図4により説明する。処理が開始されるとS401において撮影モードか再生モードかが判定される。撮影モードのときはS402においてサブ撮像部102が撮影者を撮影して撮影者の認識を行い、撮影処理が開始される。また、再生モードのときはS403においてサブ撮像部102が撮影した再生操作を行っている閲覧者の認識を行い、再生モードが開始される。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1による、撮影時の処理フローの一例を図5、6、7及び8を参照して説明する。撮影者が一人の場合の撮影時のLCD306の表示例を図6に示す。LCD306には、メイン撮像部101から入力した被写体画像601とサブ撮像部102から入力した撮影者画像602が表示されている。モード設定部103により撮像装置100が撮影モードに設定された時の処理フローを図7のフローチャートにより説明する。まず、S701において撮像装置100の処理部によりサブ撮像部102の撮影と撮影者画像602の認識を指示するためのSW1が押されているかどうかが判定される。SW1の押下は、操作ボタン305の操作によって検出されるようにしてもよい。SW1が押されていると判定されると、S702において認識部106は、選択辞書データ105を用いてサブ撮像部102により撮影された撮影者画像602に対する認識処理を行う。認識処理に用いる選択辞書データ105は図5の辞書データ110から辞書データ選択部120により抽出される。辞書データ110には予め被写体の画像が登録されている。辞書データ110への登録はメイン撮像部が撮影した画像から被写体を選択して辞書データとして記憶したり、サブ撮像部が撮影した画像を記憶することにより行う。この例において、操作開始時には選択辞書データ105の内容は辞書データ110の内容と等しい。次に、S703において、辞書データ選択部120は、辞書データ110からS702において認識された撮影者を除き、選択辞書データ105を抽出する。本実施形態では、辞書データ選択部120は図5の辞書データ110から撮影者画像602を除いた図8に示す選択辞書データ105を抽出する。
次に、S704において認識部106によりメイン撮像部101からの被写体画像601に対して、図8に示す抽出された選択辞書データ105を用いて認識処理を行う。S705においてメイン撮像部101からの被写体画像に対する選択辞書データ105を用いた認識部106による認識処理の結果、被写体画像の中に選択辞書データ105内の画像が含まれているか判定される。判定の結果、含まれていた場合は認識処理が成功したとされて、S705からS706に進み、S706において撮像装置100は認識された被写体に対してAFを動作させてピントを合わせる。認識処理が成功しなかった場合、撮像装置100は、S707において顔検出処理などによって検出された被写体に対してピントを合わせる。次にS708においてシャッタースイッチ302が押されたか判定され、押されていた場合は、S709においてメイン撮像部101およびサブ撮像部102により被写体および撮影者を撮影する。撮影された被写体と撮影者の画像は、関連付けされて記憶装置に記憶される。サブ撮像部102で撮影された撮影者の辞書データを除いた選択辞書データ105を用いて被写体認識を行うことにより、撮影者の辞書データを含む場合よりも少ない量の辞書データで、被写体認識が可能である。
なお、本明細書において、「撮影者の辞書データ」とは、「撮影者を認識するための辞書データ」を意味する。「被写体の辞書データ」も同様に「被写体を認識するための辞書データ」である。また、辞書データ110は、予め記憶部に記憶された被写体となる人物や撮影者の画像データや特徴を表すデータから構成される。本実施形態では、人物の辞書データとして、その人物の顔の画像を辞書データ110として記憶手段に登録するものとして説明するが、画像から抽出した顔の特徴情報など、他の情報を代わりに、あるいは追加して登録してもよい。
次に、図6の例での撮影時における選択辞書データの抽出の別の例について、図9、図10及び図11を参照して説明する。撮像装置100の辞書データ110の構成を図9に模式的に示す。撮像装置の操作者は予め被写体の画像を辞書データ110に登録しておく。また、関連性の強い複数の被写体の辞書データをグループ化しておく。その際に撮像装置100の操作者は、操作者といずれかのグループ化された辞書データを関連づけて辞書データ110に登録する。併せて操作者は、操作者自身の画像も予め辞書データ110に登録しておく。被写体と操作者の画像の登録は、例えばLCD306に表示された画像を操作ボタン305を使って選択することにより行うことができる。あるいは外部のパソコン等を接続して通信機能を使って登録する。関連づけの操作は、例えば被写体の登録の際に被写体と操作者の画像を選択して行うことができる。図10は、撮影時の処理フローを示したフローチャートである。S1001においてSW1が押されたかどうかが判定される。S1002において辞書データ選択部120は辞書データ110から選択辞書データ105を抽出し、認識部106は抽出された選択辞書データ105を用いてサブ撮像部102で撮影した撮影者画像に対して認識処理を行う。S1002におけるサブ撮像部で撮影した画像の認識結果は辞書データ選択部120に入力される。図9はサブ撮像部102が撮影した画像の認識結果と認識された画像に関連づけられた被写体の画像の関係を模式的に示している。サブ認識結果の欄にサブ撮像部102が撮影して認識された画像を示す。サブ認識結果の欄の横の列には、サブ認識結果の欄の画像と関連づけられて登録された被写体の画像が示されている。S1003において辞書データ選択部120は撮影者画像602の認識結果に基づき辞書データ110から、撮影者画像と関連付けされたグループに属する被写体画像を選択辞書データ105として抽出する。
この例では、サブ認識結果の欄の撮影者画像602に関連づけされた4人の被写体が抽出されて(図9の中段)、図11(a)に示す選択辞書データ105となる。S1004において、辞書データ選択部120はS1003で選択された選択辞書データ105にS1002で認識された撮影者自身の撮影者画像602の辞書データが含まれるかを判定する。図11(a)の選択辞書データ105に撮影者の辞書データが含まれているときは、辞書データ選択部120はS1005において、選択辞書データ105からS1002で認識された撮影者画像602の辞書データを削除し、選択辞書データ105の更新を行う。更新された選択辞書データ105の例を図11(b)に示す。選択辞書データ105に撮影者の辞書データが含まれていない場合には、選択辞書データの更新は行われずに、S1006に進む。S1006において、認識部106はメイン撮像部101からの被写体画像601に対して、選択辞書データ105を用いて認識処理を行う。S1007においてメイン撮像部102からの被写体画像に対して認識処理が成功したかどうか判定される。
認識が成功したときはS1008において、撮像装置100はS1006において認識された被写体に対してピントを合わせる。選択辞書データの中に被写体が含まれていなかった等の理由により認識が成功しなかったときは、S1009に進む。この場合、撮像装置100は顔検出処理などによって検出された被写体を選択し、被写体にピントを合わせる。次に、撮像装置100は、S1010においてシャッタースイッチ302が押されたかを判定し、押されたと判定されると、S1011においてメイン撮像部101およびサブ撮像部102で被写体および撮影者を撮影する。撮影された被写体と撮影者の画像は関連づけされて記憶装置に記憶される。図11(b)に示す選択辞書データ105を使うことで、被写体認識に用いる辞書データを削減することができ、かつ撮影者と関係のある被写体に対して適したピントや露出を設定して撮影することができる。
なお、ここではSW1が押された後に、サブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理を行ったが、これに限られるものではなく、SW1が押される前からサブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理を行っても構わない。また、サブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理に成功してから、メイン撮像部102からの被写体画像に対して認識処理を行ったが、これに限られるものではない。サブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理の成功を待たずに、メイン撮像部102からの被写体画像に対して認識処理を行ってもよい。この場合は、サブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理が成功するまでは、メイン撮像部102からの被写体画像に対して認識処理で用いる辞書データの削減を行うことはできない。しかしながら、サブ撮像部102からの被写体画像に対する認識処理がうまくいかない場合に、メイン撮像部102からの被写体画像に対して認識処理の開始も待たされてしまうという問題を解消することができる。
次に、図9、図11、図12および図13を参照して、画像の再生を例に再生時の処理について説明する。図12(a)、(b)は、閲覧者が一人の場合の、再生時のLCD306の表示例である。LCD306には、再生時に、サブ撮像手段102により撮影される再生を操作してしている閲覧者1201、撮影時にメイン撮像部101で撮像された被写体画像1202および1204が表示される。さらに、LCD306には被写体画像1202および1204を撮影した撮影者画像1203および1205も表示される。被写体画像1202と撮影者画像1203は撮影操作と関連付けされて記憶装置に記憶されており、閲覧者が再生を指示することにより撮影された被写体画像とそれを撮影した撮影者の2つの画像を同時に再生することができる。被写体画像1204と撮影者画像1205も同様に再生される。
図13は再生時の処理フローを示したフローチャートである。撮像装置100を操作して再生をするときに閲覧者はサブ撮像部102を操作して自分を撮影する。この撮影は再生操作に伴って行われてもよい。S1301において、辞書データ選択部120は、予め登録された辞書データ110から選択辞書データ105を抽出し、抽出された選択辞書データ105を用いてサブ撮像部102で撮影された閲覧者の認識を行う。次にS1302において、辞書データ選択部120は、辞書データ110から、S1301で認識された閲覧者1201と関連づけられたグループに属する、図9の中段の列に対応する図11(a)に示されるような選択辞書データ105を抽出する。S1303において、認識部106は図11(a)の選択辞書データ105を用いて、メイン撮像部で撮影されて記憶装置に記憶された画像データの被写体認識処理を行う。S1304において認識に成功したかどうかが判定され、S1305において認識に成功した被写体画像1202,1204が抽出されて表示される。被写体画像の表示と一緒に被写体画像に関連付けされた撮影者画像1203,1205もLCD306に表示する。記憶装置に記憶された被写体の中に選択辞書データ105内の画像がなかったなどの理由により認識が成功しなかったときは、S1306において、撮影した時系列順などにより被写体画像および関連付けされた撮影者画像をLCD306に表示する。これにより、閲覧者と関連がある人物が被写体となった画像を記憶装置から検索して表示することができる。複数枚の画像が検索されたときは、操作ボタン305などにより検索された画像を順次閲覧できるようにすればよい。
なお、閲覧時は閲覧者の辞書データも用いて被写体認識処理を行うことで、例えば閲覧者が写っている画像をもれなく抽出することができる。撮影時には選択辞書データ105から撮影者の認識データを削除したが、閲覧時には逆に選択辞書データ105に閲覧者の認識データを含めるようにしてもよい。
次に、図9、図10、図11および図14を参照して、撮影者が複数人いる場合の撮影時の処理フローを説明する。図14は、サブ撮像部102が撮影した撮影者が複数人いるときの撮影時のLCD306の表示例である。LCD306には、メイン撮像部101から入力された被写体画像1401及びサブ撮像部102から入力された撮影者画像1402が表示されている。以下、図10の処理フローを使って説明するが、既に説明したことは省略する。S1002において、予め登録された辞書データ110から撮影時辞書データ選択部120は、選択辞書データ105を抽出する。次に、認識部106は選択辞書データ105を用いて、サブ撮像部102で撮影された複数人の撮影者画像1402に対して認識処理を行う。S1003において、撮影時辞書データ選択部120により、S1002で認識された複数の撮影者とそれぞれ関連付けされたグループに属する辞書データを選択する。この例では図9の上段と下段の辞書データが抽出されて図15(a)に示される選択辞書データ105が生成される。S1004において、選択辞書データ105内に撮影者1402の辞書データが含まれるかを判定する。ここでは、図15(a)に撮影者1402の辞書データが含まれるとして、S1005において辞書データ選択部120により図15(a)で示される選択辞書データ105から撮影者1402の辞書データを除く。この結果、選択辞書データ105は、図15(b)に示すような選択辞書データ105に更新される。なお、図15(a)に撮影者1402の辞書データが含まれない場合は、選択辞書データ105の更新は行わず、S1006に進む。S1006において、認識部106は図15(b)に示される選択辞書データ105を用いてメイン撮像部102からの被写体画像601に対して認識処理を行う。S1006において認識に成功した場合は、S1007からS1008に進み、S1006において認識された被写体にピントを合わせる。S1006において認識に失敗した場合は、S1007からS1009に進み、顔検出処理などによって検出された被写体に対してピントを合わせる。これにより、複数の撮影者がいても少ない辞書データを用いて、撮影者に関連付けられた被写体にピントや露出を合わせて撮影することができる。
次に図9および図13、図16を参照して、閲覧者が複数人いる場合の再生時の処理について説明する。図16は、閲覧者が複数人いる場合の再生時のLCD306の表示例である。LCD306には、サブ撮像部102から入力した閲覧者画像1601、撮影時にメイン撮像手段101で撮像した被写体画像1602、1604、被写体画像1602および1604を撮影した撮影者画像1603、1605が表示される。被写体画像1602と撮影者画像1603は関連付けされて記憶部に記憶されており、同時に再生される。被写体画像1604と撮影者画像1605も同様に同時に再生される。
次に再生時の処理フローについて図13により説明する。なお、閲覧者が1人の場合の処理フローは既に説明したので主に相違するところを以下に説明する。S1302において、辞書データ選択部120は、認識された閲覧者画像1601と関連づけられたグループに属する選択辞書データ105を選択する。ここでは、閲覧者が2人いるので、辞書データ選択部120はそれぞれに関連付けられた辞書データを図9に示す辞書データ110から選択して、図15(a)に示されるような選択辞書データ105を抽出する。次に認識部106は図15(a)に示す選択辞書データ105を用いて画像記憶装置に記憶された被写体画像の認識処理を行う。S1304において、認識処理が成功したと判別されたときは、S1305において認識した被写体画像1602と撮影者画像1603あるいは被写体画像1604と撮影者画像1605をLCD306に表示する。これにより、複数の閲覧者がいても、それぞれの閲覧者に関係する人物が被写体となった画像を検索して表示することができる。
本実施形態により、撮影時および再生時には、サブ撮像部102で撮像された撮影者もしくは閲覧者を認識した結果により、辞書データを抽出することにより抽出・検索に用いる辞書データを削減できる。
(実施形態2)
以下、図10、図14、図15、図17および図18を参照して、本発明の実施形態2による、撮影時の処理フローについて説明する。辞書データ110の構成を図17に示す。本実施形態では辞書データは、メイン撮像部用辞書データ112およびサブ撮像部用辞書データ111に分けられている。それぞれの辞書データは別々に撮像装置100に登録しておく。サブ撮像部用辞書データ111に登録された辞書データに関連するメイン撮像部用辞書データ112を、サブ撮像部用辞書データ111に関連づけて登録しておく。また、サブ撮像部用辞書データ111とメイン撮像部用辞書データ112とは各撮像部の画素数などの性能に合わせて登録することができる。図17で構成される辞書データ110を用いて図14の撮影者が複数人いる場合を例に、処理の詳細を図10のフローチャートにより説明する。なお、図10の処理フローにおいて主に実施形態1と相違するところについて説明する。S1002において、辞書データ選択部120は、サブ撮像部からの入力画像を認識するために図17の辞書データ110からサブ撮像部用辞書データ111を選択辞書データ105(図18)として抽出する。認識部106は図18に示される選択辞書データ105を用いて、サブ撮像部102からの撮影者画像602に対して認識処理を行う。そしてS1003において、辞書データ選択部120はメイン撮像部用辞書データ112からS1002で認識された撮影者と関連付けされたグループに属する認識用辞書データを選択する。サブ撮像装置102で撮影された撮影者と関連する被写体の画像との関係を模式的に図17のメイン撮像部用辞書データ112に示す。選択の結果、図15(a)に示されるような選択辞書データ105が抽出される。S1004において、選択辞書データ105内に撮影者の辞書データが含まれるかが判定される。ここでは、図15(a)の選択辞書データ105に撮影者の辞書データが含まれているとする。S1005において辞書データ選択部120は、選択辞書データ105から撮影者の辞書データを除き、選択辞書データ105を図15(b)に示される選択辞書データ105に更新する。このように、辞書データ110をサブ撮像部用辞書データ111とメイン撮像部用辞書データ112に分けておき、撮影者認識時には認識部106はサブ撮像部用辞書データ111に基づき認識を行うので、撮影者認識時の辞書データを削減することができる。
次に、図12および図13を参照して、図17の辞書データ110による再生時の処理について説明する。S1301において、図17の辞書データ110から、辞書データ選択部120により、図18に示されるようなサブ撮像部用の選択辞書データ105を抽出する。図18に示される選択辞書データ105を用いて閲覧者1201の認識処理を行う。S1302において辞書データ選択部120は、閲覧者の認識結果に基づいてメイン撮像部用辞書データ112から閲覧者1201と関連づけられたグループに属する辞書データを選択する。この結果、図15(a)に示されるような選択辞書データ105が抽出される。S1303において、図15(a)の選択辞書データ105を用いて、記憶装置に記憶された被写体画像の被写体認識処理を行う。S1304において、記憶装置に記憶された被写体の画像中に選択辞書データ105の画像があったときは、認識処理が成功したと判定される。次に、S1305において被写体画像1202と撮影者画像1203および被写体画像1204と撮影者画像1205とをLCD306に表示する。これにより、閲覧時において、閲覧者の認識に用いる辞書データを削減することができる。
本実施形態では撮影者および閲覧者の認識に用いる辞書データを、サブ撮像部認識用に用意された辞書データに限定できるので削減された辞書データによる認識処理を行うことが可能となる。また、メイン撮像部101とサブ撮像部102の性能が異なる場合、メイン撮像部101とサブ撮像部102で撮像した画像に対して同一の辞書データを用いると、認識精度が低くなる。しかし、メイン撮像部用辞書データ112とサブ撮像部用辞書データ111を予め別々に登録しておくことで、サブ撮像部102の性能に合った辞書データを使用することができ、認識精度が低下するのを防げる。
(実施形態3)
以下、図12および図17、図18、図19を参照して、本発明の実施形態3による、再生時の処理フローについて説明する。図19は再生時の処理フローを示したフローチャートである。なお、既に説明した実施形態と共通な処理については説明を簡単にする。S1901において、図17に示す辞書データ110から辞書データ選択部120は、図18に示されるようなサブ撮像部の画像を認識するためのサブ撮影部用辞書データ111を選択辞書データ105として抽出する。認識部106はサブ撮像部102が撮影した画像と、図18に示す選択辞書データ105とを用いて図12の閲覧者1201の認識処理を行う。S1902において、辞書データ選択部120は、辞書データ110から、S1901で認識された閲覧者1201と関連づけられたグループに属する辞書データを選択し、図11(a)に示される選択辞書データ105を抽出する。S1903において、認識部106はS1901で認識された閲覧者の辞書データを用いて、サブ撮像部102で撮影されて記憶されている撮影者の画像1203の認識処理を行う。S1904において、撮影者画像1203に閲覧者が写っていないと判断されるときは、S1907へ進み、認識部106は図11(a)の選択辞書データ105を用いて、メイン撮像部101で撮影されて記憶されている被写体画像1902の認識処理を行う。図12(b)に示すようにS1904において撮影者画像に閲覧者の画像が含まれている判断されるときは、さらにS1905においてS1903で検索した撮影者画像に、閲覧者が全員写っているかを判定する。次に、S1906において辞書データ選択部120により、S1902で選択辞書データから閲覧者のデータを削除して、選択辞書データ105を更新する。S1907において認識部106はS1906で選択された選択辞書データ105を用いて、被写体画像を認識する。次にS1908においてS1907で認識に成功したかを判定される。S1909において認識に成功して検索された被写体画像および関連付けされた撮影者画像をLCD306に表示する。S1910において被写体画像に認識できる対象がいなかった場合は例えば撮影した時系列順に被写体画像および関連付けされた撮影者画像をLCD306に表示する。
本実施形態により、閲覧者が撮影者の場合を判別し、閲覧者が撮影者のときは、認識に不要な閲覧者(撮影者)の辞書データを除いた辞書データを用いて被写体画像の認識処理を行う。この結果、辞書データの量を削減できる。なお、上述した各実施形態では、撮像装置を例にあげて説明を行ってきたがこれに限られるものではない。被写体を認識するためのアプリケーションをインストールしたパーソナルコンピュータ等の画像処理装置が、メイン撮像部101とサブ撮像部102を備えた撮像装置から、それぞれの撮像部で得られた被写体画像を受け取る。そして、この画像処理装置が、受け取ったそれぞれの画像に対して被写体の認識を行う場合であっても、本発明を適用することができる。
以上、本発明の撮影時及び再生時における実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、それぞれ説明された構成を組み合わせる等、種々の変形および変更が可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 被写体を認識するための辞書データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記辞書データを用いて、第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体と第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識する認識手段と、
    前記データ記憶手段に記憶された辞書データから、複数の辞書データを選択するデータ選択手段と、を備え、
    前記データ選択手段は、前記認識手段によって認識された、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を示す辞書データを含まない複数の辞書データを選択し、
    前記認識手段は、前記データ選択手段で選択された辞書データを用いて、前記第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記データ記憶手段は、複数辞書データをグループ化して記憶しており、
    前記データ選択手段は、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体に予め関連づけられたグループに属する辞書データから、前記認識手段によって認識された、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を示す辞書データを除く、残りの辞書データを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 第1の撮像手段によって得られた画像を記憶する画像記憶手段と、再生モードにおいて前記画像記憶手段に記憶された画像を再生する再生手段を有し、
    前記再生モードにおいては、
    前記データ選択手段は、前記認識手段によって認識された、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体含む複数の辞書データを選択し、
    前記認識手段は、前記データ選択手段で選択された辞書データを用いて、前記画像記憶手段に記憶された画像に含まれる被写体を認識し、
    前記再生手段は、前記認識手段によって認識された被写体を含む画像を再生することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記データ記憶手段は、前記第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識するための辞書データと、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識するための辞書データを、分けて記憶していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置、前記第1の撮像手段、および前記第2の撮像手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 前記第2の撮像手段は前記撮像装置の操作者を撮像するものであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 認識手段が、データ記憶手段に記憶された辞書データを用いて、第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識する認識ステップと、
    データ選択手段が、前記データ記憶手段に記憶された辞書データのうち、前記第2の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を示す辞書データを含まない複数の辞書データを選択する選択ステップと、
    前記認識手段が、前記選択ステップで選択された辞書データを用いて、第1の撮像手段によって得られた画像に含まれる被写体を認識するステップと、を含むことを特徴とする被写体の認識方法。
  8. 画像処理装置のコンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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