JP6103334B1 - 積層フィルム及び包装材 - Google Patents

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Abstract

本発明は、食品、雑貨、雑誌等を包装する包装材に使用する積層フィルムに関し、プロピレン系樹脂を含有する印刷層を有する積層フィルムの当該印刷層中にスチレン系エラストマーによりスチレンを導入することで、好適な溶断強度を保持しつつ、塩ビ等の樹脂シートに接触した際にも印刷の脱落が生じにくい優れた印刷密着性を実現できる。また、スチレン系エラストマーを使用することで、プロピレン系樹脂との相容性が良好となり、好適な透明性を実現でき、また優れた耐衝撃性を実現できる。

Description

本発明は、食品、雑貨、雑誌等を包装する包装材に使用する積層フィルム及び該フィルムからなる包装材に関する。
従来より、パンやその他の食品等の包装に使用する包装用フィルムとして、複数の樹脂を積層した積層フィルムが使用されている。このような包装用フィルムとしては、ヒートシール性等を得やすいことからオレフィン系樹脂を使用した積層フィルムが広く使用されている。(例えば、特許文献1〜2参照)。
各種の包装に使用される積層フィルムは、出所や内容の表示、意匠性の付与等のため、表層に印刷が設けられることが多いが、当該印刷の密着性が低いと印刷の脱落が生じるため、コロナ処理等の表面処理により印刷の密着性向上が図られている。
特開2002−210897号公報 特開2007−152730号公報
しかし、従来の積層フィルムでは、印刷層が塩ビ等の樹脂シート表面に接触した際に、印刷が当該樹脂シートに転写して印刷が脱落する場合があることから、さらなる印刷密着性の向上が求められている。一方、積層フィルムの表層の印刷密着性を向上させるためにコロナ処理等の表面処理を行うと、印刷密着性は向上するもののフィルムを溶断して密着させる際の溶断強度の低下が生じやすいことから、表面処理によるさらなる印刷密着性の向上は困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、好適な溶断強度を有しつつ、優れた印刷密着性を実現できる積層フィルムを提供することにある。
さらに本発明は、上記課題に加え、好適な透明性と優れた耐衝撃性を有する積層フィルムを提供することを課題とする。
本発明は、一方の表層が印刷層、他方の表層がシール層からなる積層フィルムであって、前記印刷層が、プロピレン系樹脂及びスチレン系エラストマーを含有し、印刷層中のスチレン含有量が2〜15質量%である積層フィルムにより上記課題を解決するものである。
本発明においては、プロピレン系樹脂を含有する印刷層を有する積層フィルムの当該印刷層中にスチレン系エラストマーによりスチレンを導入することで、好適な溶断強度を保持しつつ、塩ビ等の樹脂シートに接触した際にも印刷の脱落が生じにくい優れた印刷密着性を実現できる。また、スチレン系エラストマーを使用することで、プロピレン系樹脂との相容性が良好となり、好適な透明性を実現でき、また優れた耐衝撃性を実現できる。
本発明の積層フィルムは、一方の表層が各種印刷が施される印刷層、他方の表層がシール層からなり、当該印刷層がプロピレン系樹脂及びスチレン系エラストマーを含有し、印刷層中のスチレン含有量が2〜15質量%の積層フィルムである。
[印刷層]
本発明の積層フィルムに使用する印刷層は、プロピレン系樹脂及びスチレン系エラストマーを含有する。プロピレン系樹脂としては、包装用フィルムに使用されるプロピレン系樹脂を好適に使用でき、例えば、プロピレン単独重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、たとえばプロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体、メタロセン触媒系ポリプロピレンなどが挙げられる。これらはそれぞれ単独で使用してもよいし、併用してもよい。
特に積層フィルムを透明な積層フィルムとする場合には、好適な透明性や中間層との密着性を得やすいことから樹脂成分としてプロピレン−エチレンランダム共重合体を使用することが好ましい。プロピレン−エチレンランダム共重合体を使用する場合には、印刷層に含まれるプロピレン系樹脂中のプロピレン−エチレンランダム共重合体の比率を60質量%以上とすることが好ましく、70質量%以上とすることがより好ましい。また、プロピレン系樹脂として、実質的にプロピレン−エチレンランダム共重合体のみを使用することも好ましい。
プロピレン−エチレンランダム共重合体としては、好適な耐ブロッキング性を得やすいことから、エチレン含有量が10質量%以下であることが好ましく、8質量%以下であることがより好ましく、6質量%であることがさらに好ましい。また、好適な耐衝撃性を得やすいことから、エチレン含有量が2質量%以上であることが好ましく、3質量%以上であることがより好ましく、4質量%以上であることがさらに好ましい。
また、プロピレン−エチレンランダム共重合体のメルトフローレート(MFR)は、積層フィルムを形成できる範囲であれば特に制限されないが、良好な成形性を得やすいことから、0.5g/10分以上であることが好ましく、3g/10分以上であることがより好ましく、5g/10分以上であることがより好ましい。また、好適な耐衝撃性を得やすいことから、MFRは20g/10分以下であることが好ましく、15g/10分以下であることがより好ましく、12g/10分以下であることがより好ましい。
プロピレン−エチレンランダム共重合体の密度は、0.88g/cm以上であることが好ましく、0.89g/cm以上であることがより好ましい。
プロピレン−エチレンランダム共重合体の融点は、剛性の低下による製袋適性の低下や滑り性の面から、110℃以上であることが好ましく、115℃以上であることがより好ましい。また、低温時の裂け性や破袋の面から、150℃以下であることが好ましく、145℃以下であることがより好ましい。
印刷層中のプロピレン系樹脂の含有量は、印刷層に含まれる樹脂成分中の60質量%以上であることが好ましく、65質量%以上とすることがより好ましい。また、当該含有量は、95質量%以下とすることが好ましく、90質量%以下とすることがより好ましい。
本発明においては積層フィルムの好適な透明性を実現しやすいことから、樹脂成分中のブロック共重合体の含有量を10質量%以下ですることが好ましく、5質量%以上とすることがより好ましく、実質的に含有しないことが特に好ましい。本発明の積層フィルムは、ブロック共重合体の含有量が少ない印刷層を使用する場合に、特に好適な効果を実現できる。
印刷層に使用するスチレン系エラストマーとしては、スチレン系重合体ブロックと、スチレンと共役ジエン化合物とのランダム共重合体の二重結合部を水素添加したスチレン系ランダム共重合体ブロックとを有する共重合体(A−1)、一般式a−b−a、又はa−b(aはスチレン系重合体ブロックであり、bは共役ジエン重合体ブロック又は共役ジエン重合体中の二重結合部を水素添加して得られるオレフィン重合体ブロックである)で示されるスチレン系ブロック共重合体(A−2)などが挙げられる。これら、共役ジエン部の二重結合部を水素添加したブロック部が含まれるスチレン系エラストマーは、当該部がプロピレン系樹脂との相容性に優れるため、特に好適な透明性を得やすくなる。
前記共重合体(A−1)又は(A−2)の原料として用いる共役ジエン化合物としては、例えば、1,3−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ペンタジエン、2−メチル−1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、4,5−ジエチル−1,3−オクタジエン、3−ブチル−1,3−オクタジエン、クロロプレン等が挙げられ、工業的入手容易性の観点から、1,3−ブタジエン、イソプレンを用いることが好ましい。又、スチレン系重合体ブロックを形成するスチレン系化合物としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、P−メチルスチレン、t−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン、1.1−ジフェニルスチレン、N,N−ジメチル−P−アミノメチルスチレンN,N−ジエチル−P−アミノエチルスチレン等が挙げられるが、スチレンを用いることが好ましい。
市販品としては、例えば、共重合体(A−1)として、スチレン−ブタジエンランダム共重合体水添物(以下、HSBRと略記する。)であるJSR株式会社製「ダイナロン1320P、ダイナロン2320P」が挙げられ、またスチレン系ブロック共重合体(A−2)として、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(以下、SISと略記する。)であるJSR株式会社製「SIS5200」、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(以下、SEBSと略記する。)である「JSR株式会社製ダイナロン8600P、ダイナロン8903P」、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(以下、SEPSと略記する。)であるクラレ株式会社製「セプトン2063、セプトン2004」等が挙げられる。
本発明においては、印刷の密着性を上げるため、印刷層中の樹脂成分に対するスチレン含有量を2質量%以上とすることが好ましく、2.5質量%以上とすることがより好ましく、3質量%以上とすることがさらに好ましい。また、透明性の低下を抑制するため印刷層中のスチレン含有量を15質量%以下とすることが好ましく、13質量%以下とすることがより好ましい。
印刷層中のスチレン系エラストマーの含有量は、スチレン含有量が上記範囲となるよう適宜調整すればよいが、剛性の低下を抑制するため、印刷層に含まれる樹脂成分中の40質量%以下であることが好ましく、30質量%以下とすることがより好ましい。また、下限は特に制限されないが、5質量%以上とすることが好ましく、10質量%以上とすることがより好ましい。
印刷層中には、上記プロピレン系樹脂及びスチレンエラストマー以外の他の樹脂を適宜併用してもよい。当該他の樹脂としては、上記以外のオレフィン系樹脂、例えば、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリエチレン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メチルアクリレート(EMA)共重合体、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体(E−EA−MAH)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)等のエチレン系共重合体;更にはエチレン−アクリル酸共重合体のアイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体のアイオノマー等を使用できる。
印刷層中に当該他の樹脂を使用する場合には、樹脂成分中の30質量%以下とすることが好ましく、20質量%以下とすることがより好ましい。
印刷層中には、上記樹脂成分以外の他の成分として、防曇剤、帯電防止剤、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、離型剤、紫外線吸収剤等の成分を本発明の目的を損なわない範囲で適宜添加してもよい。
印刷層表面は、表面の濡れ張力が38mN/m以下の範囲に処理されていることが好ましく、35mN/m以下であることがより好ましい。濡れ張力が当該範囲であると、溶断強度の大幅な低下を生じることなく印刷密着性を向上させることができる。当該表面処理方法としては、例えば、コロナ放電処理、プラズマ処理、クロム酸処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理等の表面酸化処理、あるいはサンドブラスト等の表面凹凸処理等を例示でき、なかでもコロナ放電処理が好ましい。また、濡れ張力の下限は特に制限されるものではないが、30mN/m以上とすることが好ましい。
[シール層]
本発明に使用するシール層は、積層フィルムのシール層同士の接着や、積層フィルムと他の容器やフィルム等との接着に使用する層である。当該シール層は、使用態様や被シール対象に応じて、好適なシール強度が得られる樹脂種を適宜選択すればよい。例えば、シール層同士をシールして包装袋として使用する場合には、適度なシール強度が得られる点から、プロピレン−エチレン(ランダム)共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体等のプロピレン−α−オレフィン共重合体を含有するシール層等を好適に使用でき、なかでも1−ブテン−プロピレン共重合体を含有するシール層であることが特に好ましい。
1−ブテン−プロピレン共重合体を使用する場合には、シール層が1−ブテン−プロピレン共重合体からなるシール層であってもよいが、裂けを抑制しやすいことから、シール層中に含まれる樹脂成分中の1−ブテン−プロピレン共重合体の含有量が55質量%以下であることが好ましく、50質量%以下であることがより好ましく、45質量%以下であることがさらに好ましい。また、好適な低温シール性を得やすいことから、プロピレン含有量が2モル%以上であることが好ましく、3モル%以上であることがより好ましく、5モル%以上であることがさらに好ましい。
また、1−ブテン−プロピレン共重合体を使用する場合には、10質量%以上とすることが好ましく、15質量%以上とすることがより好ましい。1−ブテン−プロピレン共重合体の含有量が当該範囲であると、好適な低温シール性や耐裂け性を得やすく、また低コスト化にも有利である。
上記1−ブテン−プロピレン共重合体に併用する樹脂としては、他のポリオレフィン系樹脂を適宜使用できるが、シール強度を好適に調整しやすいことから、1−ブテン−プロピレン共重合体以外のプロピレン−α−オレフィン共重合体や、エチレン−α−オレフィン共重合体を好ましく使用できる。
1−ブテン−プロピレン共重合体やエチレン−α−オレフィン共重合体中のα−オレフィンの含有量は、特に制限されないが1〜20質量%であることが好ましく、1.5〜15質量%がより好ましい。α−オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン等が例示できる。なかでも、上記中間層にて例示したようなプロピレン−エチレンランダム共重合体を好ましく使用できる。MFRは良好な成形性を得やすいことから、0.5〜20g/10分であることが好ましく、2〜10g/10分がより好ましい。
1−ブテン−プロピレン共重合体を含有する場合には、低温での易開封シール時のヒートシール温度や強度の調整が容易で、ヒートシール温度幅が広く、易開封シールとして適度なヒートシール強度が容易に得られる。易開封強度が、2〜6N/15mmを得るには1−ブテン−プロピレン共重合体とプロピレン共重合体とを、その重量比が20/80〜50/50となる割合で併用してなる樹脂層であることが好ましく、しかも、ここで用いる1−ブテン−プロピレン共重合体としては、1−ブテン由来成分の含有量が60〜95モル%であるものが特に好ましい。
シール層中には、上記樹脂成分以外の他の成分として、防曇剤、帯電防止剤、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、離型剤、紫外線吸収剤等の成分を本発明の目的を損なわない範囲で適宜添加してもよい。
[中間層]
本発明の積層フィルムにおいては、上記印刷層とシール層との間に、適宜中間層を設けることも好ましい。当該中間層としては、オレフィン系樹脂を好ましく使用することができる。
中間層に使用するオレフィン系樹脂としては、例えば、プロピレン−α−オレフィン共重合体(プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体、メタロセン触媒系ポリプロピレン等)、プロピレン単独重合体、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリエチレン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メチルアクリレート(EMA)共重合体、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体(E−EA−MAH)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)等のエチレン系共重合体;更にはエチレン−アクリル酸共重合体のアイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体のアイオノマー等を使用できる。これらはそれぞれ単独で使用してもよいし、併用してもよい。
なかでも、印刷層、シール層との接着性の観点から、印刷層に使用されるプロピレン系樹脂を好適に使用でき、例えば、プロピレン単独重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、たとえばプロピレン−エチレン共重合体、プロピレン−ブテン−1共重合体、プロピレン−エチレン−ブテン−1共重合体、メタロセン触媒系ポリプロピレンなどを好ましく使用できる。これらはそれぞれ単独で使用してもよいし、併用してもよい。
また、必要に応じて、プロピレン系樹脂の1種以上を主成分として、好ましくは、75質量%以上含有してなり、超低密度ポリエチレン(VLDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリエチレン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メチルアクリレート(EMA)共重合体、エチレン−エチルアクリレート−無水マレイン酸共重合体(E−EA−MAH)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)等のエチレン系共重合体;更にはエチレン−アクリル酸共重合体のアイオノマー、エチレン−メタクリル酸共重合体のアイオノマー等を混合しても良い。
中間層中には、上記樹脂成分以外の他の成分として、防曇剤、帯電防止剤、熱安定剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、アンチブロッキング剤、離型剤、紫外線吸収剤等の成分を本発明の目的を損なわない範囲で適宜添加してもよい。
[積層フィルム]
本発明の積層フィルムは、少なくとも上記の印刷層、中間層及びシール層を有する積層フィルムであり、積層フィルムの一方の表層が印刷層であり、他方の表層がシール層からなる積層フィルムである。当該構成の積層フィルムは、良好な包装適性を有しつつ、内容物を封入する際に裂けが生じにくい好適な耐裂け性を実現できる。また、良好な溶断シール強度、耐衝撃性、耐破袋性を実現しやすく、各種包装用のフィルムとして好適に使用できる。
本発明の積層フィルムの厚みは使用する用途や態様に応じて適宜調整すればよいが、包装用途における減容化や流通時の耐破袋性とを両立させやすいことから、その総厚みが20〜60μmであることが好ましく、25〜50μmであることがより好ましい。
各層の厚み比率は、特に制限されるものではないが、印刷層の厚みが総厚みの10〜35%、中間層が45〜85%、シール層が5〜20%であることが好ましい。各層の厚みは、上記範囲で適宜調整すればよいが、例えば、印刷層の厚みとしては、2〜20μmであることが好ましく、3〜15μmであることがより好ましい。中間層の厚みは3〜30μmであることが好ましく、5〜20μmであることがより好ましい。シール層の厚みが1〜10μmであることが好ましく、2〜8μmであることがより好ましい。
本発明の積層フィルムは、上記印刷層、中間層及びシール層以外の任意の他の樹脂層が積層されていてもよいが、他の樹脂層の厚みは総厚み中の20%以下であることが好ましく、上記印刷層、中間層及びシール層からなる構成が特に好ましい。
本発明の積層フィルムの製造方法としては、特に限定されないが、例えば、各層に用いる樹脂又は樹脂混合物を、それぞれ別々の押出機で加熱溶融させ、共押出多層ダイス法やフィードブロック法等の方法により溶融状態で積層した後、インフレーションやTダイ・チルロール法等によりフィルム状に成形する共押出法が挙げられる。この共押出法は、各層の厚さの比率を比較的自由に調整することが可能で、衛生性に優れ、コストパフォーマンスにも優れた多層フィルムが得られるので好ましい。当該製造方法により得られる積層フィルムは、実質的に無延伸の多層フィルムとして得られるため、真空成形による深絞り成形等の二次成形も可能となる。
印刷層には、印刷インキとの接着性等を向上させるため、表面処理を施すことも好ましい。このような表面処理としては、例えば、コロナ処理、プラズマ処理、クロム酸処理、火炎処理、熱風処理、オゾン・紫外線処理等の表面酸化処理、あるいはサンドブラスト等の表面凹凸処理を挙げることができるが、好ましくはコロナ処理である。
本発明の積層フィルムからなる包装材としては、食品、薬品、工業部品、雑貨、雑誌等の用途に用いる包装袋、容器、容器の蓋材等が挙げられる。
前記包装袋は、本発明の積層フィルムのシール層をヒートシール層として、シール層同士を重ねてヒートシール、あるいは印刷層とシール層とを重ね合わせてヒートシールすることにより、シール層を内側として形成した包装袋であることが好ましい。例えば当該積層フィルム2枚を所望とする包装袋の大きさに切り出して、それらを重ねて3辺をヒートシールして袋状にした後、ヒートシールをしていない1辺から内容物を充填しヒートシールして密封することで包装袋として用いることができる。さらには自動包装機によりロール状のフィルムを円筒形に端部をシールした後、上下をシールすることにより包装袋を形成することも可能である。
また、食パン用の包装袋とする場合には、印刷面を折り込んでシールすることでガゼット部を有する包装袋とすることができる。本発明の積層フィルムは、このようなガゼット部を有する包装袋とした場合にも、優れた印刷密着性と共に、好適な溶断シール強度を確保できるため、当該形態の包装袋用途に特に好適に適用できる。
また、シール層とヒートシール可能な別のフィルムを重ねてヒートシールすることにより包装袋・容器・容器の蓋を形成することも可能である。その際、使用する別のフィルムとしては、比較的機械強度の弱いLDPE、EVA、ポリプロピレン等のフィルムを用いることができる。また、LDPE、EVA、ポリプロピレン等のフィルムと、比較的引き裂き性の良い延伸フィルム、例えば、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(OPET)、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)等とを貼り合わせたラミネートフィルムも用いることができる。
次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をより詳しく説明する。なお、樹脂組成等の配合中の「部」及び「%」は質量基準である。
(実施例1)
印刷層(A)、中間層及びシール層の各層を形成する樹脂成分として、各々下記の樹脂を使用して、各層を形成する樹脂混合物を調整した。これらの樹脂混合物をそれぞれ、印刷層(A)用押出機(口径50mm)、中間層(B)用押出機(口径50mm)及びシール層(C)用押出機(口径50mm)に供給して200〜230℃で溶融し、その溶融した樹脂をフィードブロックを有するTダイ・チルロール法の共押出多層フィルム製造装置(フィードブロック及びTダイ温度:250℃)に供給して溶融押出を行って、フィルムの層構成が(A)/(B)/(C)の3層構成で、各層の厚さが7μm/20μm/3μm(合計30μm)である共押出多層フィルム(X1)を得た。印刷層(A)に濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)〔エチレン含量:4.2%、密度:0.90g/cm、MFR:6g/10分(190℃、21.18N)〕85質量部、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロックポリマー〔スチレン含有量35%、密度:0.92g/cm、MFR:10g/10分(230℃、21.2N)(以下、SEBS(1)と言う)〕15質量部
中間層(B):プロピレン単独重合体(1)〔密度:0.90g/cm、MFR:7.5g/10分〕75質量部、プロピレン−エチレン共重合体(2)〔エチレン含量:5.2%、密度:0.90g/cm3、MFR:5.4g/10分間〕15質量部、直鎖状低密度ポリエチレン〔密度:0.905g/cm3、MFRI:4.0g/10分間〕10質量部
シール層(C):プロピレン−エチレン共重合体(2)〔エチレン含量:5.2%、密度:0.90g/cm3、MFR:5.4g/10分間〕50質量部、1−ブテン−プロピレン共重合体(密度:0.90g/cm3、MFR:4g/10分間)45質量部、高密度ポリエチレン(密度:0.955g/cm3)5質量部
(実施例2)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X2)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)80質量部、SEBS(1)20質量部
(実施例3)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X3)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)85質量部、水添スチレンブタジエンラバー〔スチレン含有量16%、密度:0.90g/cm、MFR:10g/10分(230℃、21.2N)(以下、HSBR(1)と言う〕15質量部
(実施例4)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X4)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)80質量部、HSBR(1)20質量部
(実施例5)
印刷層(A)/中間層(B)/シール層(C)にて形成される積層フィルムの各層の厚さが5μm/22μm/3μm(合計30μm)となるように共押出した以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X5)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
(実施例6)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X6)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)75質量部、SEBS(1)15質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)〔密度:0.88g/cm、MFR:4g/10分(190℃、21.18N)〕10質量部
(実施例7)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X7)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)75質量部、HSBR(1)15質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)10質量部
(実施例8)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X8)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)70質量部、スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロックポリマー〔スチレン含有量15%、密度:0.90g/cm、MFR:30g/10分(230℃、21.2N)、(以下、SEBS(2)と言う)〕20質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)10質量部
(実施例9)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X9)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)70質量部、水添スチレンブタジエンラバー〔スチレン含有量10%、密度:0.89g/cm、MFR:10g/10分(230℃、21.2N)(以下、HSBR(2)と言う〕20質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)10質量部
(実施例10)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X10)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A)用樹脂として、プロピレン−エチレン共重合体(1)70質量部、極性基変性スチレン−エチレンブチレン−スチレンブロックポリマー〔スチレン含有量25%、密度:0.91g/cm、MFR:10g/10分(230℃、21.2N)、(以下、f−SEBSと言う)〕20質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)10質量部
(比較例1)
印刷層(A)に使用する樹脂混合物の樹脂成分を下記とした以外は実施例1と同様にして共押出多層フィルム(X11)を得た。印刷層(A)には、濡れ試薬による表面張力が34mN/mとなるようコロナ処理を施した。
印刷層(A):プロピレン−エチレン共重合体(1)55質量部、プロピレン−エチレン−1−ブテン三元共重合体〔密度:0.90g/cm、MFR:5.4g/10分(190℃、21.18N)〕35質量部、結晶性エチレン−1−ブテン共重合体(1)10質量部
(比較例2)
比較例1と同様に共押出多層フィルム(X11)を得た後、濡れ試薬による表面張力が40mN/mとなるよう印刷層(A)にコロナ処理を施し、共押多層フィルム(X12)を得た。
上記の実施例及び比較例で得られた積層フィルムを用いて、下記の試験及び評価を行った。得られた結果は下表のとおりである。なお、表中の樹脂組成の数値は、各層中に使用した樹脂成分中の各成分の含有量(質量部)である。
[印刷適性(インキ密着性)]
実施例及び比較例にて得られたフィルムの印刷層(A)表面にインキ(ウレタン型インキ グロッサ709白;DIC社製)を塗布量12g/mにて塗工した。塗工面に塩ビシートを重ね、500g/cmの荷重をかけ、50℃にて24時間静置した後、塩ビシートを剥がし、フィルム表面のインキの剥がれを目視にて評価した。
○ :インキの取られ無し
○−:インキの取られた領域が塩ビシート接地面の10%以下
△ :インキの取られた領域が塩ビシート接地面の10%を超え、25%以下
× :程度インキの取られた領域が塩ビシート接地面の25%を超える
[溶断強度]
インパルス機を用いて、実施例及び比較例にて得られたフィルムの印刷層(A)同士を重ね合わせ、温度300℃にて溶断シールを実施した。シールしたフィルムを23℃で自然冷却後、溶断シール部が幅方向の中央部となるよう高さ70mm、幅15mmの短冊状にサンプルを切り出した。この切り出したサンプルを23℃、50%Rhの恒温室において引張試験機(株式会社エー・アンド・ディー製)を用いて、300mm/分の速度で剥離を行い、溶断強度を測定した。得られた溶断強度の値から、下記の基準によってヒートシール強度を評価した。
○:溶断強度が13N/15mm幅以上
×:溶断強度が13N/15mm幅未満
[透明性]
実施例及び比較例にて得られたフィルムの曇り度を、23℃、50%Rhの恒温室において、JIS K7105に準拠した方法で、ヘーズメーター(日本電飾工業株式会社製)を用いて測定した。
[衝撃強度]
実施例及び比較例にて得られたフィルムを、0℃環境下にて、テスター産業製フィルムインパクトテスターにより、1インチ撃芯径を用いてフィルムインパクト法による衝撃強度を測定した。
Figure 0006103334
Figure 0006103334
Figure 0006103334
上記表から明らかなとおり、実施例1〜10の本発明の積層フィルムは、好適な溶断強度を有しつつ、優れた印刷密着性を有するものであった。また、本発明の積層フィルムは透明性が高く、耐衝撃性にも優れるものであった。一方、比較例1〜2の積層フィルムは、好適な溶断強度と印刷密着性とを兼備できないものであった。

Claims (9)

  1. 一方の表層が印刷層、他方の表層がシール層からなる積層フィルムであって、
    前記印刷層がプロピレン系樹脂及びスチレン系エラストマーを含有し、
    印刷層中のスチレン含有量が2〜15質量%であることを特徴とする積層フィルム。
  2. 前記印刷層表面の濡れ張力が38mN/m以下である請求項に記載の積層フィルム。
  3. 前記シール層が1−ブテンからなる構造単位を有する共重合体を含有する請求項1又は2に記載の積層フィルム。
  4. 前記印刷層及びシール層の間に、プロピレン系樹脂を含有する中間層を有する請求項1〜3のいずれかに記載の積層フィルム。
  5. 前記印刷層に含まれる樹脂成分中のプロピレン系樹脂の含有量が60〜95質量%であり、スチレン系エラストマーの含有量が5〜40質量%である請求項1〜4のいずれかに記載の積層フィルム。
  6. ヘイズ値が10%以下である請求項1〜5のいずれかに記載の積層フィルム。
  7. 包装材に使用する請求項1〜6のいずれかに記載の積層フィルム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の積層フィルムからなることを特徴とする包装材。
  9. 食品用の包装袋である請求項に記載の包装材。
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