JP6102732B2 - 積層コアの焼鈍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積層コアの焼鈍装置に関する。詳しくは、電磁鋼板などが積層されて構成される積層コアの焼鈍装置であって、ひずみを除去して鉄損を減少させるための焼鈍装置に関する。
電動機に適用される一般的な積層コアは、電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いて積層させ、溶接やカシメなどによって接合することによって形成される。ところで、電磁鋼板には、打ち抜き加工の際にひずみが生じることがある。電磁鋼板にひずみが生じると、鉄損が増加して電動機のエネルギー効率が低下する。このため、打ち抜いた電磁鋼板を積層して接合した後に、焼鈍装置を用いてひずみを除去するために焼鈍が実施されることがある。
焼鈍装置を用いた積層コアの焼鈍方法の例として、たとえば、焼鈍装置が備える熱源によって積層コアを所定の温度に加熱し、さらに均熱化のために所定の時間にわたって加熱を継続し、その後徐冷するという方法が用いられる。そして、特許文献1に記載のように、焼鈍装置が熱源として棒状のハロゲンヒーターを備え、この棒状のハロゲンヒーターを積層コアの内部と外周側の少なくとも一方に挿通することによって、積層コアを加熱する方法が提案されている。
国際公開第2013/111726号
しかしながら、ハロゲンヒーターなどの棒状のヒーターは、電力を供給するための端子が長手方向の両端に設けられており、かつ、いったん端子に電源ケーブルなどを固定した場合には、その状態で使用を継続することを前提とした構成となっている。すなわち、焼鈍に用いられる棒状のヒーターは、一回の加熱ごとに端子に電源ケーブルなどを着脱することを想定した構成ではない。このため、積層コアの内周に棒状のヒーターを挿通して加熱する方法では、棒状のヒーターを挿抜するごとに、作業者が端子に電源ケーブルなどを着脱する作業を行わなければならない。したがって、この工程を自動化することが困難であり、実際の設備において生産性の向上を図ることが困難である。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、電磁鋼板が積層されて構成される積層コアの焼鈍において、積層コアに棒状のヒーターを挿抜する工程の自動化を図ることができる焼鈍装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、軸線方向に貫通する筒状の積層コアを焼鈍する焼鈍装置であって、前記積層コアを内部に収容できるチャンバーと、直線棒状に形成され、長手方向の一方の端部の側から前記チャンバーの内部に収容された前記積層コアに挿抜可能なヒーターと、前記ヒーターが前記チャンバーの内部に収容された前記積層コアの内周と外周側の少なくとも一方に挿通されると、前記ヒーターの前記一方の端部に設けられる端子に接触して前記端子と電気的に接続する接触通電式の端子と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ヒーターを積層コアの内周と外周側の少なくとも一方に挿通すると、ヒーターの端部に設けられている端子が接触通電式の端子に接触し、棒状のヒーターに通電(給電)できる状態となる。このため、ヒーターの挿抜工程において、ヒーターの端子に電源ケーブルの着脱の作業が不要になる。したがって、ヒーターの挿抜工程の自動化を図ることができる。
図1は、焼鈍対象物である積層コアの構成例を示す模式図である。 図2は、本発明の実施形態にかかる焼鈍装置の構成を模式的に示す断面図である。 図3は、本発明の実施形態にかかる焼鈍装置の構成を模式的に示す断面図である。 図4は、ヒーターが並列接続される構成の例を示す模式図である。 図5は、ヒーターが直列接続される構成の例を示す模式図である。 図6(a)は、U字ヒーターの構成の例を示す模式図であり、図6(b)は、U字ヒーターの配置の例を示す模式図である。 図7は、本発明の他の実施形態にかかる焼鈍装置の構成を模式的に示す断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態にかかる焼鈍装置の構成を模式的に示す断面図である。 図9は、他の実施形態において、ヒーターが並列接続される構成の例を示す模式図である。 図10は、他の実施形態において、ヒーターが直列接続される構成の例を示す模式図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(積層コア)
本発明の実施形態にかかる焼鈍装置は、積層コアの焼鈍に用いられる装置である。ここで、焼鈍の対象物である積層コアについて、構成例を簡単に説明する。図1は、焼鈍の対象物である積層コアの構成例を模式的に示す斜視図である。
積層コア9は、環状に打ち抜き加工された複数の電磁鋼板91が積層されており、全体として軸線方向に貫通する円筒状の構成を有する。積層コア9の内周側には、複数の歯92が形成される。複数の歯92は、それぞれ半径方向の中心側に向かって突出し、軸線方向に延伸する凸状の構成を有する。そして、複数の歯92は、円周方向に所定の間隔をおいて並ぶように形成される。
一般的に、ハイブリッド自動車や電気自動車用の電動機の積層コア9は、外径DOがφ180〜270mm程度であり、内径DIが130〜160mm程度である。また、コンプレッサー用などの小型の電動機の積層コア9は、外径DOがφ90〜120mm程度であり、内径DIが50〜60mm程度である。
本実施形態にかかる焼鈍装置は、積層コア9の寸法に制限されるものではないが、内径DIが130mm程度未満の小型の電動機の積層コア9の焼鈍に好適である。特に、コンプレッサー用などの小型の電動機の積層コア9などといった、内径DIが50〜60mm程度の積層コア9の焼鈍にさらに好適である。
(焼鈍装置)
図2と図3は、本発明の実施形態にかかる焼鈍装置の構成例を模式的に示す断面図である。なお、図2は、焼鈍装置1に積層コア9が収容される前の状態を示し、図3は、焼鈍装置1に積層コア9が収容されている状態を示す。
焼鈍装置1は、熱源として直線棒状のヒーター13(以下、単に「ヒーター13」と記す)を有し、このヒーター13を用いて積層コア9を内周側から加熱する。なお、ヒーター13の数は特に限定されるものではない。そして、焼鈍装置1は、ヒーター13のほかに、チャンバー11(本体)と、チャンバー11に着脱可能なヒーター保持具14とを有する。そして、ヒーター13は、ヒーター保持具14に取り付けられている。また、チャンバー11の内部には、支持台12と搬送機構(図略)と接触通電式の端子16とが設けられる。
ヒーター13には、直線棒状のハロゲンヒーター(ハロゲンランプヒーターとも称する)が適用される。特に、近赤外線(0.78〜2.0μmの波長帯域の赤外線)または近赤外の波長帯域を含む赤外線を発するハロゲンヒーターが好適である。ハロゲンヒーターは、たとえば、筒状の石英ガラス管の内部にタングステンフィラメントが設けられるとともに、不活性ガスおよびハロゲン物質が封入されるという構成を有する。また、長手方向の両端に端子131,132が設けられており、これらの端子131,132を介してタングステンフィラメントに通電(給電)することができる。そして、タングステンフィラメントは、通電によって赤外線を放射する。
なお、ヒーター13には、直線棒状に形成され、長手方向の両端から通電して発熱させる構成であればよく、公知の各種直線棒状のハロゲンヒーターが適用できる。
ヒーター13は、長手方向の一方の端部の側から積層コア9の内周側に挿抜可能なように、長手方向の他方の端部がヒーター保持具14に固定されており、一方の端部は固定されていない。すなわち、ヒーター13は、ヒーター保持具14に片持ち支持される。説明の便宜上、ヒーター保持具14に固定される端部を「基端部」と記し、他方の端部を「先端部」と記す。
ヒーター保持具14には、固定式の端子15が設けられている。そして、ヒーター13の基端部の端子131は、この固定式の端子15に電気的に接続されている。また、固定式の端子15は、外部の電源201に、電源ケーブル202によって電気的に接続されている。この電源ケーブル202は、ヒーター保持具14をチャンバー11に着脱できるように、長さに余裕を持たせてある。外部の電源201としては、商用電源などの単相交流電源が適用される。
なお、固定式の端子15の具体的な構成は、特に限定されるものではない。要は、ヒーター13の基端部の端子131を電気的に接続できる構成であればよい。たとえば、ヒーター13の基端部の端子131に端子金具をネジ止めする構成が適用できる。
一方、ヒーター13の先端部の端子132の端子金具は、接触により通電できるように露出している。
チャンバー11は、その内部に積層コア9を収容できる。チャンバー11の内部には、収容された積層コア9を載置する支持台12と、積層コア9を所定の方向に搬送する搬送機構(図略)と、ヒーター13に通電するための接触通電式の端子16とが設けられる。図2と図3においては、積層コア9は紙面に直角な方向に搬送されるものとする。
支持台12は、接触通電式の端子16と干渉することなく積層コア9を載置できる構成であればよく、具体的な構成は限定されるものではない。
搬送機構は、積層コア9を搬送して支持台12に載置すること、および、支持台12に載置されている積層コア9を搬出することができる。搬送機構には、公知の各種コンベアや小型のクレーンが適用できる。なお、搬送機構としてコンベアが適用される場合には、このコンベアが支持台12を兼用する構成であってもよい。
接触通電式の端子16は、図3に示すように、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着された状態で、ヒーター保持具14に取り付けられているヒーター13の先端部の端子132が接触する位置に設けられる。そして、接触通電式の端子16の端子金具161は、ヒーター13の先端部の端子132と接触できるように露出している。このため、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、ヒーター13の先端部の端子132と接触通電式の端子16とが接触し、電気的に接続する。
チャンバー11には、ヒーター13の挿抜に用いられる開口部101が形成される。この開口部101は、チャンバー11の内部と外部とを連通する貫通孔であり、ヒーター保持具14に取り付けられたヒーター13を挿抜可能な寸法および形状に形成される。また、この開口部101は、チャンバー11に収容されて支持台12に載置された積層コア9にヒーター13を挿抜可能な位置に形成される。たとえば、この開口部101は、支持台12に載置された積層コア9の中心線の延長線上に形成される。
そして、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、この開口部101はヒーター保持具14によって塞がれ、チャンバー11の内部は気密状態となる。
なお、チャンバー11の上述以外の構成は、特に限定されるものではない。また、本発明の実施形態においては、ヒーター保持具14に取り付けられたヒーター13を用いて積層コア9を加熱するため、チャンバー11自体にはヒーター13が組み付けられていなくてよい。
このほか、図示を省略するが、焼鈍装置1は、ヒーター保持具14を駆動してヒーター13を積層コア9に挿抜する駆動機構を有する。この駆動機構は、ヒーター保持具14をヒーター13の挿抜方向(支持台12に載置された積層コア9の軸線方向)に往復動させることができればよく、具体的な構成は限定されるものではない。たとえばこの駆動機構には、公知の各種リニアアクチュエータが適用できる。
ここで、固定式の端子15および接触通電式の端子16の構成と、これらの端子15,16によるヒーター13の電気的な接続の構成について説明する。
まず、固定式の端子15と接触通電式の端子16によって、全てのヒーター13が電気的に並列接続される構成について説明する。図4は、焼鈍装置1が複数のヒーター13を有し、全てのヒーター13が電気的に並列接続される構成の例を示す模式図である。なお、図4では、焼鈍装置1が4本のヒーター13を有する例を示すが、ヒーター13の数は限定されるものではない。
図4に示すように、全てのヒーター13の基端部の端子131どうしが、固定式の端子15によって互いに電気的に接続されている。たとえば、固定式の端子15は、電気的な導体からなる1つの端子金具151を有する。そして、全てのヒーター13の基端部の端子131が、この1つの端子金具151にネジなどによって固定される。このほか、ヒーター保持具14に複数の固定式の端子15が設けられる構成であってもよい。この場合には、各々のヒーター13の基端部の端子131が別々の固定式の端子15に電気的に接続され、全ての固定式の端子15がケーブルなどによって電気的に接続される構成であればよい。
同様に、全てのヒーター13の先端部の端子131は、接触通電式の端子16に接触すると、互いに電気的に接続する。たとえば、接触通電式の端子16は、全てのヒーター13の先端部の端子131が接触する1つの端子金具161を有する。そして、各々のヒーター13の先端部の端子131は、1つの端子金具161に接触することにより、互いに電気的に接続する。
そして、固定式の端子15と接触通電式の端子16は、それぞれ、電源ケーブル202によって電源201に電気的に接続される。
このような構成であれば、全てのヒーター13は電気的に並列接続される。ヒーター13が並列接続される構成であると、一部のヒーター13に不具合が生じた場合であっても、他のヒーター13によって積層コア9を加熱できる。
次に、全てのヒーター13が電気的に直列接続される構成について説明する。図5は、焼鈍装置1が複数のヒーター13を有し、固定式の端子15と接触通電式の端子16とによって、全てのヒーター13が電気的に直列接続される構成の例を示す模式図である。
図5に示すように、全てのヒーター13のうちの2本のヒーター13の基端部の端子131は、それぞれ、固定式の端子15と電源ケーブル202とを介して電源201に電気的に接続されている。また、残りのヒーター13については、2本ずつのヒーター13の基端部の端子131どうしが、固定式の端子15の端子金具151によって電気的に接続されている。なお、ヒーター保持具14に複数の固定式の端子15が設けられる構成であってもよい。この場合には、全ての固定式の端子15のうちの2つの固定式の端子15が、それぞれ電源ケーブル202を介して電源201に電気的に接続されている。そして、残りの固定式の端子15のうちの2つずつの固定式の端子15どうしが電気的に接続されている。
一方、接触通電式の端子16は、 ((ヒーター13の数)/2) 個の端子金具161を有する。そして、全てのヒーター13のうち、2つずつのヒーター13の先端部の端子131どうしが、共通の端子金具161に接触して電気的に導通する。なお、チャンバー11にヒーター13と同数の接触通電式の端子16が設けられる構成であってもよい。この場合には、2つずつの接触通電式の端子16どうしが電気的に接続される。
なお、図5では、焼鈍装置1が4本のヒーター13を有する構成の例を示したが、ヒーター13の数は4本に限定されない。
焼鈍装置1が2本のヒーター13を有する構成であれば、2本のヒーター13の基端部の端子131のそれぞれが、固定式の端子15を介して電源201に電気的に接続される。また、接触通電式の端子16は、1つの端子金具161を有し、2本のヒーター13の先端部の端子131は、接触通電式の端子16の1つの端子金具161に接触して電気的に接続する。このような構成であれば、2本のヒーター13が電気的に直列接続する。
このように、焼鈍装置1が複数(特に偶数)のヒーター13を有し、全てのヒーター13が電気的に直列接続される構成であれば、電源ケーブル202をヒーター保持具14に纏めることができ、チャンバー11に電源ケーブル202を配策するための構成を設けなくてもよい。たとえば、チャンバー11に電源ケーブル202を挿通するための通し孔などを形成しなくてもよい。このため、装置構成の簡略化を図ることができる。
また、ヒーター13は、全てが電気的に直列接続される構成、または、全てが並列接続される構成に限定されるものではなく、直列接続と並列接続が組み合わされていてもよい。たとえば、焼鈍装置1が4本以上の偶数のヒーター13を有する構成であれば、2本ずつのヒーター13が一組となって直列接続され、直列接続されるヒーター13の組が並列接続されてもよい。このような構成によれば、電源ケーブル202をヒーター保持具14にまとめることができるとともに、一部のヒーター13に不具合が生じた場合であっても加熱を行うことができる。
以上のとおり、支持台12に積層コア9が載置され、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、ヒーター13の先端部の端子131は、チャンバー11の内部に設けられる接触通電式の端子16に接触して電気的に接続する。このように、ヒーター13を積層コア9の内部に挿通するだけで、ヒーター13に通電して積層コア9を加熱できる状態となる。また、この状態では、ヒーター13の先端部の端子131と接触通電式の端子16とは接触しているだけである。このため、ヒーター保持具14をチャンバー11から取り外すと、ヒーター13の先端部の端子131と接触通電式の端子16とが自動的に分離する。このように、本実施形態によれば、ヒーター13の先端部の端子131に電源ケーブル202などを着脱する作業を行わなくてもよいから、ヒーター13の挿抜の工程を自動化できる。また、ヒーター13の挿抜工程に要する時間を短縮できる。
そして、ヒーター13が積層コア9の内周に挿通されるため、積層コア9を内周側から加熱できる。このため、たとえば加熱炉を用いて積層コアを外周側から加熱する構成と比較すると、ヒーター13を積層コア9の歯92に接近させた状態で、直接赤外線を照射することができる。したがって、積層コア9の歯92の加熱に要する時間を短縮できる。
なお、ヒーター13は、積層コア9の全ての歯92を均等に加熱できるようにヒーター保持具14に取り付けられていることが好ましい。たとえば、ヒーター保持具14に1本のヒーター13が取り付けられている場合には、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、この1本のヒーター13が積層コア9の内周の中心に位置することが好ましい。また、ヒーター保持具14に複数のヒーター13が取り付けられている場合には、これら複数のヒーター13は、積層コア9の内周の軸線回り(中心線回り)に等間隔に並ぶことが好ましい。
さらに、積層コア9を軸線方向の全長にわたって均等に加熱できるように、ヒーター13の軸線は、積層コア9の軸線に平行となることが好ましい。
また、積層コア9の端部近傍は、形状効果によって他の部分と温度が相違しやすい。そこで、積層コア9の端面に赤外線を照射して他の部分と均等な温度に加熱できるように、ヒーター13の両端部が積層コア9の両端面から突出していることが好ましい。ただし、この突出長さが過大であると、積層コア9の端面に照射される赤外線が多くなり、他の部分よりも温度が高くなるおそれがある。そこで、この突出長さは、焼鈍対象物である積層コア9の半径の10〜15%程度の長さであることが好ましい。
(焼鈍方法)
次いで、本発明の実施形態にかかる焼鈍装置1を用いた焼鈍方法について、図2と図3を参照して説明する。
まず、ヒーター保持具14がチャンバー11から取り外された状態(図2に示す状態)で、搬送機構によって支持台12に積層コア9を載置する。なお、複数の積層コア9を焼鈍する場合には、複数の積層コア9を軸線方向に重ねて載置する。このような構成によれば、複数の積層コア9を同時に焼鈍できるため、生産性の向上を図ることができる。図3においては、2個の積層コア9が重ねて載置される構成を示すが、重ねられる積層コア9の数は限定されるものではない。
そして、図3に示すように、駆動機構を駆動してヒーター保持具14をチャンバー11に装着する。ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、ヒーター13が積層コア9の内周に挿通され、ヒーター13の先端部の端子131が接触通電式の端子16に接触して電気的に接続する。これにより、電源201から供給される電流をヒーター13に流すことができる状態となる。なお、複数の積層コア9が重ねて載置される場合には、ヒーター13は、重ねられた複数の積層コア9をまとめて貫通する。
そして、ヒーター13に通電し、積層コア9を所定の温度に到達するまで加熱する。ヒーター13は積層コア9の内周側に挿通されるから、積層コア9は内周側(すなわち、歯92が形成される側)から加熱される。なお、「所定の温度」は、700℃以上であることが好ましい。また、「所定の温度」は、従来の焼鈍方法における加熱温度と同じ750℃またはそれ以上であってもよい。
筒状の積層コア9の内周側に直線棒状のヒーター13が挿通される構成であるから、積層コア9の内周側に形成される歯92の表面の全体にわたって、赤外線をほぼ均等に照射できる。また、本発明の実施形態にかかる焼鈍装置1によれば、加熱炉を用いる構成(すなわち、積層コア9の外側に熱源が設けられる構成)と比較して、熱源であるヒーター13を歯92の表面に近接させることができる。このため、短時間で均等に積層コア9を加熱することができ、「積層コア9が所定の温度に到達するまでの時間」を短縮することができる。特に、近赤外線を放射するヒーター13が適用される構成であると、昇温の応答性を高めることができる。このため、積層コア9を短時間で所定の温度に昇温させることができる。
積層コア9が所定の温度に到達した後、ヒーター13への通電を停止して積層コア9の加熱を停止する。その後、積層コア9を徐冷する。徐冷の条件(たとえば方法や温度履歴)は特に限定されるものではない。たとえば、従来一般の炉冷や空冷などの条件が適用できる。このため、説明は省略する。
なお、積層コア9の加熱中および徐冷中においては、積層コア9を構成する電磁鋼板91の酸化を防止するため、焼鈍中はチャンバー11の内部には非酸化性のガスが充填されることが好ましい。なお、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、チャンバー11の開口部101が塞がれて気密状態に保たれるため、積層コア9を非酸化性のガスの雰囲気中で焼鈍できる。
積層コア9の焼鈍が終了したら、駆動機構によってヒーター保持具14をチャンバー11から取り外す。そして、搬送機構によって、焼鈍が完了した積層コア9を支持台12から搬出し、次に焼鈍を行う積層コア9を支持台12に載置する。
そして、焼鈍装置1は、このような動作を繰り返すことによって、複数の積層コア9を順次焼鈍する。
本発明の実施形態にかかる焼鈍装置1によれば、直線棒状のヒーター13と接触通電式の端子16を用いることにより、ヒーター13を積層コア9の内周側に挿通できるとともに、ヒーター13を積層コア9に挿抜する際に、ヒーター13のもう先端部の端子131に電源ケーブルなどを着脱する作業を行わなくてもよい。このため、ヒーター13を積層コア9に挿抜する工程の自動化を図ることができる。さらに、ヒーター13を積層コア9に挿抜する工程に要する時間を短縮できるから、生産効率の向上を図ることができる。
また、直線棒状のヒーター13を用いることにより、U字形状のヒーターを用いる構成に比較して、内径が小さい積層コア9を内周から均等に加熱することができる。
図6(a)は、U字形状のヒーターの構成例を示す模式図であり、図6(b)は、U字形状のヒーターが積層コア9の内周に挿通された状態を示す模式図である。
たとえば、U字形状のヒーター81(以下、「U字ヒーター81」と記す)を用いる構成であると、U字ヒーター81を管体が曲げ返される湾曲部812の側から積層コア9に挿抜することにより、加熱ごとに端子131と電源ケーブル202との接続と分離を行わなくてもよい。しかしながら、図6(a)に示すように、U字ヒーター81においては、湾曲部812の曲率半径Rを小さくするにも限度がある。たとえば、一般的には、ハロゲンヒーターの湾曲部812の曲率半径Rは30mmが下限である。このため、直径が10mmのハロゲンヒーターであれば、内径DIが (80mm+隙間C) 以下の積層コア9には適用できない。したがって、コンプレッサー用の電動機の積層コアなど、内径DIが60mm程度の小型の電動機の積層コアには適用できない。
また、図6(b)に示すように、昇温速度の上昇を図るために複数のU字ヒーター81を用いる場合には、全てのU字ヒーター81の直線部811どうしを均等な間隔に配置しなければ、円周方向に偏温が生じることになる。前記のとおり、U字ヒーター81の湾曲部812の曲率半径Rは30mmが下限であるから、U字ヒーター81の直径が10mmであれば、直線部811どうしの中心線間隔P1は70mmが下限となる。このため、たとえば2本のU字ヒーター81を用い、全ての直線部811(すなわち4本の直線部811)を円周方向に均等に配置するためには、一方のU字ヒーター81ともう一方のU字ヒーター81の直線部811どうしの中心線間隔P2も70mmにしなければならない。このため、この場合には、U字ヒーター81と積層コア9の内周との隙間C(C=5mm)を考慮すると、内径DIが120mm以上の積層コア9でなければ、U字ヒーター81の直線部811を円周方向に均等に配置できない。
これに対して、本発明の実施形態かかる焼鈍装置1によれば、直線棒状のヒーター13を用いる構成であるから、前述のようなU字ヒーター81を用いる場合の制約を受けない。たとえば、1本のヒーター13を用いる構成であれば、内径DIが ((ヒーター13の直径)+(隙間)×2) の積層コア9にも適用できる。また、昇温速度の向上を図るために複数のヒーター13を用いる構成においては、上述のような制約を受けることなく、ヒーター13を近接して均等に配置することができる。このため、内径が120mm未満の積層コア9であっても、複数のヒーター13を用いて昇温速度の向上を図りつつ、均等に加熱することができる。たとえば、直径が10mmのヒーター13を4本用い、ヒーター13どうしの中心線間隔を15mmとすれば、ヒーター13と積層コア9の内周との隙間Cを5mmとする場合であっても、内径DIが31mmの積層コア9に適用が可能である。したがって、内径DIが60mm程度の積層コア9についても、複数のヒーター13を用いて昇温速度の向上を図ることができる。ここではU字ヒーター81を2本挿入することで、直線棒状のヒーター13が4本の場合と同等になる構成例を示したが、直線棒状のヒーター13の本数を6本あるいはそれ以上に増やす場合と同等となるような構成とする場合にも、U字ヒーター81では適用可能な積層コア9の内径DIに制約が生じる。さらに、小型モーターのみならず、内径DIが120mmよりも大きい積層コア9においても、本実施形態の直線棒状ヒーター13を適用することで、U字ヒーター81よりも多くの本数を積層コア9の内周に挿入することが出来る為、加熱時間を短縮することが出来る。
そして、前述のように、ヒーター13の挿抜の工程の自動化を図ることができるから、小型のモーターの積層コア9の焼鈍について、生産性の向上を図ることができる。
(他の形態)
上述の実施形態では、ヒーター13が積層コア9の内周に挿通される構成を示したが、積層コア9の外側に配設される構成であってもよい。ここで、ヒーター13が積層コア9の外側に配設される形態について、図7〜図10を参照して簡単に説明する。図7〜図10は、本発明の他の実施形態を説明する図であり、それぞれ、前述の実施形態を説明する図2〜図5に対応する図である。なお、前述の実施形態と共通の要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
他の実施形態に係る焼鈍装置1は、ヒーター13を用いて積層コア9を外周側から加熱する。ヒーター13は、前述の実施形態と同様に、ヒーター保持具14に片持ち支持される。ヒーター保持具14には、固定式の端子15が設けられており、ヒーター13の基端部の端子131は、この固定式の端子15に電気的に接続されている。ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、ヒーター13は、チャンバー11の内部に収容された積層コア9の外周側に位置する。たとえば、積層コア9の外周側において、円周方向に等間隔に配置される。そして、ヒーター13の先端部の端子132と接触通電式の端子16とが接触し、電気的に接続する。また、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、チャンバー11の開口部101はヒーター保持具14によって塞がれ、チャンバー11の内部は気密状態となる。
他の実施形態においても、図9に示すようにヒーター13が並列接続される構成と、図10に示すように、ヒーター13が直列接続される構成が適用できる。また、直列接続と並列接続が組み合わされる構成であってもよい。具体的なヒーター13の電気的な接続の態様は、図4と図5を参照して説明したとおりである。
他の実施形態によれば、ヒーター13と積層コア9の搬送機構との干渉を懸念する必要が無くなる。
さらに、ヒーター13が積層コア9の内周側に挿通されるとともに外周側に配置される構成であってもよい。この場合には、ヒーター保持具14がチャンバー11に装着されると、一部のヒーター13が積層コアの内周側に挿通し、残りのヒーター13が積層コアの外周側に位置する。このような構成であると、積層コア9を内周側と外周側の両方から加熱できる。なお、ヒーター13の本数が多くなる場合には、外部の電源201の数を1つに限定せず、複数の別系統の電源201を用いてもよい。このように、複数の電源201を用いる構成であると、一部の電源201の不調時において、全停止を回避できる。
以上、本発明の各実施形態を、図面を参照して詳細に説明したが、前記各実施形態は本発明の実施にあたっての具体例を示したに過ぎない。本発明の技術的範囲は、前記各実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に含まれる。
たとえば、積層コアの加熱に用いられる直線棒状のヒーターの数は限定されるものではない。直線棒状のヒーターの数は、加熱対象である積層コアの寸法や形状などに応じて適宜設定される。また、ヒーター13は、積層コア9の内周側と外周側の少なくとも一方に配置される構成であればよい。さらに、前記各実施形態においては、2個の積層コアを軸線方向に重ねて同時に加熱する構成を示したが、同時に加熱する積層コアの数は限定されるものではない。1個の積層コアのみを加熱する構成であってもよく、3個以上の積層コアを重ねて同時に加熱する構成であってもよい。
本発明は、電磁鋼板が積層されて構成される積層コアのひずみを除去するための焼鈍に適用できる。また、電磁鋼板が積層されて構成される積層コアに限定されず、他の種々の積層コアの焼鈍に適用できる。
1:焼鈍装置、11:チャンバー、101:開口部、12:支持台、13:ヒーター、131:基端部の端子、132:先端部の端子、14:ヒーター保持具、15:固定式の端子、151:端子金具、16:接触通電式の端子、161:端子金具、201:電源、202:電源ケーブル、81:U字ヒーター、811:直線部、812:湾曲部、9:積層コア、91:電磁鋼板、92:歯

Claims (9)

  1. 軸線方向に貫通する筒状の積層コアを焼鈍する焼鈍装置であって、
    前記積層コアを内部に収容できるチャンバーと、
    直線棒状に形成され、長手方向の一方の端部の側から前記チャンバーの内部に収容された前記積層コアに挿抜可能なヒーターと、
    前記ヒーターが前記チャンバーの内部に収容された前記積層コアの内周と外周の少なくとも一方に挿通されると、前記ヒーターの前記一方の端部に設けられる端子に接触して前記端子と電気的に接続する接触通電式の端子と、
    を有することを特徴とする積層コアの焼鈍装置。
  2. チャンバーに着脱可能で前記ヒーターの他方の端部が取り付けられるヒーター保持具をさらに有し、
    前記ヒーター保持具が前記チャンバーに装着されると、前記ヒーターが前記チャンバーの内部に収容された前記積層コアの内周と外周の少なくとも一方に挿通されるとともに、前記ヒーターの前記一方の端部に設けられる端子が前記接触通電式の端子に接触することを特徴とする請求項1に記載の積層コアの焼鈍装置。
  3. 前記ヒーター保持具には固定式の端子が設けられ、
    前記ヒーターの前記他方の端部に設けられる端子は、前記固定式の端子に電気的に接続されることを特徴とする請求項2に記載の積層コアの焼鈍装置。
  4. 前記固定式の端子と前記接触通電式の端子は電源に電気的に接続されており、前記ヒーターは、前記固定式の端子と前記接触通電式の端子を介して前記電源から通電されることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの焼鈍装置。
  5. 前記ヒーターが複数設けられ、複数の前記ヒーターは前記固定式の端子と前記接触通電式の端子とによって電気的に並列接続されることを特徴とする請求項4に記載の積層コアの焼鈍装置。
  6. 前記ヒーターが複数設けられ、複数の前記ヒーターは前記固定式の端子と前記接触通電式の端子とによって電気的に直列接続されるとともに、
    前記固定式の端子は電源に電気的に接続されており、複数の前記ヒーターは、前記固定式の端子に取り付けられる側から通電されることを特徴とする請求項3に記載の積層コアの焼鈍装置。
  7. 前記チャンバーには内部と外部を連通する開口部が形成され、
    前記ヒーターは前記開口部を通じて前記積層コアの内周と外周の少なくとも一方に挿抜可能であり、
    前記ヒーター保持具が前記チャンバーに装着されると、前記開口部が前記ヒーター保持具によって塞がれることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の積層コアの焼鈍装置。
  8. 前記ヒーターは、赤外線を放射するヒーターであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の積層コアの焼鈍装置。
  9. 前記のヒーターは、長手方向の両端に端子が設けられる直線棒状のハロゲンヒーターであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の積層コアの焼鈍装置。
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