JP6100912B2 - 給水装置 - Google Patents
給水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6100912B2 JP6100912B2 JP2015543654A JP2015543654A JP6100912B2 JP 6100912 B2 JP6100912 B2 JP 6100912B2 JP 2015543654 A JP2015543654 A JP 2015543654A JP 2015543654 A JP2015543654 A JP 2015543654A JP 6100912 B2 JP6100912 B2 JP 6100912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- water supply
- motor
- pump
- exceeds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/02—Stopping, starting, unloading or idling control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B17/00—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors
- F04B17/03—Pumps characterised by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors driven by electric motors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/10—Other safety measures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B53/00—Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
- F04B53/16—Casings; Cylinders; Cylinder liners or heads; Fluid connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D13/00—Pumping installations or systems
- F04D13/02—Units comprising pumps and their driving means
- F04D13/06—Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D15/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
- F04D15/0066—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems by changing the speed, e.g. of the driving engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/58—Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
- F04D29/5806—Cooling the drive system
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
図1において、1は同期電動機本体の外周を覆うカバー、2は、後にも説明する、冷却ファン25を内蔵する冷却カバー2、3は、カバー1の外周面に取り付けられた、後に説明するインバータを収納したケース、4はノイズフィルタを内蔵した端子箱、5はエンドブラケット、6は電動機の回転子と一体に形成された回転軸である。
図3において、10−1、10−2、10−3はポンプを示し、20−1、20−2、20−3で示す電動機で駆動されている。ここでは便宜上番号の小さい方より1号機ポンプ、2号機ポンプ、3号機ポンプ、および1号機電動機、2号機電動機、3号機電動機、と称する。これらのポンプの吸込み側は、11で示す吸込み管を介して水源側と接続される。水源側は、直結方式では図示していない水道本管からの水の供給を受け、受水槽方式では図示していない受水槽から水の供給を受ける。12−1、12−2、12−3、14−1、14−2、14−3はそれぞれ仕切り弁、13−1、13−2、13−3はそれぞれ逆止め弁、15は給水管を示し、17は、給水管15に備わり、ここの圧力に応じて電気信号を発する圧力検出手段である。この圧力検出手段の検出値を基にポンプの吐き出し圧力を制御(例えば吐き出し圧一定制御、推定末端圧一定制御)する。更に、需要側として、給水管15の端末の先が直送式の場合には、需要側給水管と接続して、例えば集合住宅等の水栓に給水する。高置水槽式の場合には、この需要側給水管と接続して高置水槽へ給水する。18は給水管15に備わり、急激な圧力変動を抑えるための圧力タンクである。
図4(a)に揮発性メモリの内容、図4(b)に不揮発性メモリの内容を示す。なお、インバータ内部に記憶部を持たず、インバータ外部に記憶装置を取り付けて代用しても差し支えない。
1001番地には制御している電動機の現在の回転速度HzNを記憶する。
1002番地には制御している電動機の現在の負荷電流値AMNを記憶する。
1008番地には現在の温度状態SRNを記憶しておく。電動機温度およびインバータ温度が正常である場合にはSRNに0を記憶し、電動機温度またはインバータ温度のいずれかが高温である場合にはSRNに1を記憶する。
3001番地には給水装置の目標吐出側圧力HSを予め記憶しておく。
3002番地には電動機の最高回転速度NMAXを、3003番地には電動機の最低回転速度NMINを予め記憶しておく。
3012番地には給水装置が運転を停止する際の目標圧力Poffを予め記憶しておく。
3013番地には締切状態における目標圧力P0を、3014番地にはポンプ1台で供給できる最大水量における目標圧力P1を予め記憶しておく。ポンプ1台で推定末端圧一定制御運転をする場合には、水量の変化に応じて給水圧力をこのP0からP1の範囲で変化させる。
3015番地にはポンプ2台で供給できる最大水量における目標圧力P2を予め記憶しておく。ポンプ1台で推定末端圧一定制御運転をする場合には、水量の変化に応じて給水圧力を先のP1から、P2の範囲で変化させる。
3016番地にはポンプ3台で供給できる最大水量における目標圧力P3を予め記憶しておく。ポンプ3台で推定末端圧一定制御運転をする場合には、水量の変化に応じて給水圧力を先のP2から、P3の範囲で変化させる。
尚、吐出圧力一定制御を行なう場合にはP0、P1、P2、P3をHSと同じ値にすれば良い。
3031番地には、ポンプ1台で運転している際に2台並列運転を開始し、ポンプの運転台数を2台とする際の運転速度N1Aを予め記憶しておく。ポンプ1台で供給できる最大水量においては目標圧力P1、運転速度をN1Aとする。
3032番地には、ポンプ2台で運転している際に2台並列運転を停止し、ポンプの運転台数を1台とする際の運転速度N2Dを予め記憶しておく。ポンプ2台で供給する最小水量においては目標圧力P1、1台のポンプの運転速度をN2D、もう1台のポンプの運転速度をN1Aとする。
3033番地には、ポンプ2台で運転している際に3台並列運転を開始し、ポンプの運転台数を3台とする際の運転速度N2Aを予め記憶しておく。ポンプ2台で供給できる最大水量においては目標圧力P2、運転速度をN2Aとする。
3034番地には、ポンプ3台で運転している際に3台並列運転を停止し、ポンプの運転台数を2台とする際の運転速度N3Dを予め記憶しておく。ポンプ3台で供給する最小水量においては目標圧力P2、1台のポンプの運転速度をN3D、残り2台のポンプの運転速度をN2Aとする。
3035番地には、ポンプ3台で運転する場合の最高運転速度N3Aを予め記憶しておく。ポンプ3台で供給できる最大水量においては目標圧力P3、運転速度をN3Aとする。
図5(a)に揮発性メモリの内容、図5(b)に不揮発性メモリの内容を示す。なお、御装置内部に記憶部を持たず、制御装置外部に記憶装置を取り付けて代用しても差し支えない。
1004番地には現在運転中のポンプ番号RNOを記憶しておく。1つの変数で各々の号機のポンプが運転中であるか否かを記憶するため、例えばRNOの変数の各ビットをそれぞれの号機に割り当て、1ビット目がHighで1号ポンプが運転中、2ビット目がHighで2号機ポンプが運転中、というように記憶すると良い。これによりRNOが1であれば1号機ポンプが運転中、RNOが3であれば1号機ポンプと2号機ポンプが運転中、SRPが5であれば1号機ポンプと3号機ポンプが運転中、であると判断できる。
1005番地には変速運転中のポンプ番号VNOを記憶する。1006番地には次に変速運転を行なうポンプ番号PNOを記憶する。
1007番地には高温状態の電動機/インバータSRPを記憶しておく。1つの変数で各々の号機の電動機またはインバータが高温状態であるか否かを記憶するため、例えばSRPの変数の各ビットをそれぞれの号機に割り当て、1ビット目がHighで1号機電動機または1号機インバータが高温状態、2ビット目がHighで2号機電動機、または2号機インバータが高温状態、というように記憶すると良い。これによりSRPが1であれば1号機電動機または1号機インバータが高温状態、SRPが3であれば1号機電動機または1号機インバータと2号機電動機または2号機インバータが高温状態、SRPが5であれば1号機電動機または1号機インバータと3号機電動機または3号機インバータが高温状態、であると判断できる。
1010番地には給水ユニットで現在運転しているポンプの台数RPNを記憶する。
1101番地には運転しているポンプの中で速度制御を行なっている(変速運転の)ポンプの現在の回転速度HzVを記憶する。
1102番地には運転しているポンプの中で速度制御を行なっている(変速運転の)ポンプの現在の負荷電流値AMVを記憶する。
1201番地には並列運転の開始条件成立の確認時間を設定するタイマの残り時間TN1を記憶し、1202番地には並列運転の停止条件成立の確認時間を設定するためのタイマの残り時間TN2を記憶し、1203番地にはポンプ1台の停止条件成立の確認時間を設定するためのタイマの残り時間TN3を記憶する。
2002番地には給水装置の並列運転する最大台数PMAXを予め記憶しておく。
2101番地には並列運転の開始条件成立の確認時間TM1を予め記憶しておく。
2102番地には並列運転の停止条件成立の確認時間TM2を予め記憶しておく。
3000番地にはポンプの号機番号NOを予め記憶しておく。制御装置の号機番号は0とする。インバータとが1:多のマルチ接続で通信を行なう場合、制御装置がインバータを区別するのに用いる。制御装置とインバータとをそれぞれ1:1で接続する場合には不要である。
3011番地には給水装置が運転を開始する吐出側圧力Ponを予め記憶しておく。
3013番地には締切状態における目標圧力P0を予め記憶しておく。
3021番地には、ポンプ1台で運転している際に2台並列運転を開始する、2台目並列開始圧力P1Aを予め記憶しておく。ポンプ1台が運転速度N1A以上で運転している際に、吐出側圧力がP1A未満である状態が、タイマ1(TM1)設定時間以上経過した場合に、2台目のポンプを起動し、ポンプ2台を同時運転させる。
3022番地には、ポンプ2台で運転している際に2台並列運転を停止する、2台目並列停止圧力P2Dを予め記憶しておく。ポンプのうち1台が運転速度N2D以下で運転している際に、吐出側圧力がP2D以上である状態が、タイマ2(TM2)設定時間以上経過した場合に、最初に起動したポンプ(1台目のポンプ)の運転を停止し、ポンプ1台のみの運転とする。
3023番地には、ポンプ2台で運転している際に3台並列運転を開始する、3台目並列開始圧力P2Aを予め記憶しておく。ポンプ2台が運転速度N2A以上で運転している際に、吐出側圧力がP2A未満である状態が、タイマ1(TM1)設定時間以上経過した場合に、3台目のポンプを起動し、ポンプ3台を同時運転させる。
3024番地には、ポンプ3台で運転している際に3台並列運転を停止する、3台目並列停止圧力P3Dを予め記憶しておく。ポンプのうち1台が運転速度N3D以下で運転している際に、吐出側圧力がP3D以上である状態が、タイマ2(TM2)設定時間以上経過した場合に、最初に起動したポンプ(1台目のポンプ)の運転を停止し、ポンプ2台での運転とする。
3030番地から3034番地にはインバータの記憶部と同様の内容を予め記憶しておく。ここでは説明を割愛する。
3041番地には、ポンプ1台で運転している際に2台並列運転を開始する、2台目並列開始負荷電流値A1Aを予め記憶しておく。ポンプ1台の負荷電流値がA1A以上である状態が、タイマ1(TM1)設定時間以上経過した場合に、2台目のポンプを起動し、ポンプ2台を同時運転させる。
3042番地には、ポンプ3台で運転している際に3台並列運転を停止する、3台目並列停止負荷電流値A2Dを予め記憶しておく。ポンプのうち1台の負荷電流値がA2D未満で運転している際に、タイマ2(TM2)設定時間以上経過した場合に、最初に起動したポンプ(1台目のポンプ)の運転を停止し、ポンプ1台のみの運転とする。
3043番地には、ポンプ2台で運転している際に3台並列運転を開始する、3台目並列開始負荷電流値A2Aを予め記憶しておく。ポンプのうち1台の負荷電流値がA2A以上である状態が、タイマ1(TM1)設定時間以上経過した場合に、3台目のポンプを起動し、ポンプ3台を同時運転させる。
3044番地には、ポンプ3台で運転している際に3台並列運転を停止する、3台目並列停止負荷電流値A3Dを予め記憶しておく。ポンプのうち1台の負荷電流値がA3D未満で運転している際に、タイマ2(TM2)設定時間以上経過した場合に、最初に起動したポンプ(1台目のポンプ)の運転を停止し、ポンプ2台での運転とする。
図8は本実施例のメイン制御フローである。図8は紙面の都合上、図8Aと図8Bに分割しているが、符号A、Bで連続している。以下の説明は、図8Aと図8Bをまとめて図8として説明する。図8において、100ステップにおいて初期化処理として各制御パラメータの読み出し/書き込みを行なう。101ステップで制御装置から各々のインバータに対して通信を行なう。インバータはその通信内容を受け、運転/停止の状態を変更する。102ステップで各々のインバータは制御装置に対して通信を行なう。制御装置はその通信内容を受け、各々のインバータの現在の運転速度、負荷電流値、温度状態を把握し、揮発性メモリの該当番号に記憶する。103ステップでポンプの運転台数が0台である場合には、120ステップのポンプ1台運転開始確認処理を行なう。121ステップで1台運転開始条件が成立しているか否かを確認し、成立している場合には122ステップで制御装置は現在のポンプ運転台数を1台とし、揮発性メモリ1010番地に記憶し、101ステップに戻る。121ステップで1台運転開始条件が成立していない場合には、何もせずに101ステップに戻る。
図9において、200ステップで制御装置は揮発性メモリ1007番地に記憶されている高温状態の電動機/インバータSRPを確認する。SRPが0であれば高温状態の電動機あるいはインバータはない状態である。SRPが0である場合には210ステップに進み、210ステップで揮発性メモリ1000番地に記憶されている給水装置の現在の吐出側圧力DPNを確認し、DPNと不揮発性メモリ3011番地に予め記憶されている給水装置が運転を開始する吐出側圧力Ponとを比較する。
図10において、300ステップでDPNと揮発性メモリ1009番地に記憶されている給水装置の現在の水量に対する目標圧力HsNとを比較する。DPNがHsNより高い場合には、301ステップでインバータの演算処理部は電力変換部に減速を指示し、302ステップで電力変換装置は電動機への指令周波数を低下させ、運転速度を減速し、図8の140ステップに進む。DPNがHsN以下の場合には303ステップでインバータの演算処理部は電力変換部に加速を指示し、304ステップで電力変換装置は電動機への指令周波数を増加させ、運転速度を加速し、図8の140ステップに進む。
図11は紙面の都合上、図11Aと図11Bに分割しているが、符号A、B、Cで連続している。以下の説明は、図11Aと図11Bをまとめて図11として説明する。図11において、400ステップで制御装置は揮発性メモリ1004番地に記憶されている変速/定速運転中のポンプ番号RNOから停止中のポンプ番号を確認し、さらにSRPから高温状態の電動機あるいはインバータを確認する。停止中のポンプで高温状態の電動機あるいはインバータがない場合には、410ステップで揮発性メモリ1102番地に記憶されている変速運転ポンプの現在の負荷電流値AMVと、不揮発性メモリに予め記憶されている並列運転を開始する負荷電流値とを比較する。運転台数が1台の場合には3041番地の2台並列運転を開始する際の負荷電流値A1Aと、運転台数が2台の場合には3043番地の3台並列運転を開始する際の負荷電流値A2Aと、を比較する。AMVが並列開始負荷電流値未満である場合には、411ステップでDPNと不揮発性メモリに予め記憶されている並列運転開始圧力とを比較する。運転台数が1台の場合には3021番地の2台並列運転を開始する際の吐出側圧力P1Aと、運転台数が2台の場合には3023番地の3台並列運転を開始する際の吐出側圧力P2Aと、を比較する。DPNが並列開始圧力以上である場合には413ステップに進み、後述する並列開始タイマ(タイマ1)を停止状態とし、421ステップに進む。421ステップで並列運転開始条件を不成立とし、図8の141ステップに進む。
図12において、500ステップでSRPを確認する。SRPが1以上である(高温状態の電動機あるいはインバータがある)場合には、511ステップに進む。500ステップでSRPが0である(高温状態の電動機あるいはインバータがない)場合には、501ステップで給水装置内に設けた電動機やインバータの運転と独立して動作する冷却ファンが運転中であるか否かを確認し、冷却ファンが運転中である場合には502ステップで冷却ファンの運転を停止し、511ステップに進む。すなわち、複数の電動機またはインバータのいずれもが高温状態でない場合には冷却ファンの運転を停止し、省エネを図る。
次に、図8の160ステップの並列運転停止確認処理の詳細を図13を用いて説明する。
図13において、600ステップでSRPを確認する。SRPが1以上である場合には、610ステップに進む。600ステップでSRPが0である場合には、601ステップで給水装置内に設けた電動機やインバータの運転と独立して動作する冷却ファンが運転中であるか否かを確認し、冷却ファンが運転中である場合には602ステップで冷却ファンの運転を停止し、610ステップに進む。
まず、構造、記憶部のデータ内容、通信データ内容に関しては、実施例1と同じく図1から図7であるので、説明は省略する。なお、本実施例では、電動機を回転させることで電動機と連動して動作する冷却ファン(図2の冷却ファン25)はない場合を想定している。
図14において、210−2ステップで揮発性メモリ1000番地に記憶されている給水装置の現在の吐出側圧力DPNを確認し、DPNと不揮発性メモリ3011番地に予め記憶されている給水装置が運転を開始する吐出側圧力Ponとを比較する。
まず、構造、記憶部のデータ内容、通信データ内容に関しては、実施例1と同じく図1から図7であるので、説明は省略する。
図16において、実施例1でのポンプ1台運転停止確認処理の詳細を説明する図12と相違する点が、530−2ステップと532−2ステップと、533−2ステップであり、その他は、同じであるので、相違点のみ以下説明する。
図17は紙面の都合上、図17Aと図17Bに分割しているが、符号A、Bで連続している。以下の説明は、図17Aと図17Bをまとめて図17として説明する。図17において、実施例1での並列運転停止確認処理の詳細を説明する図13と相違する点が、630−2ステップと633−2ステップであり、その他は、同じであるので、相違点のみ以下説明する。
すなわち、運転を行なっている電動機の負荷電流値が定格電流値として定める所定の値を超えた場合においても、該運転を行なっている電動機が所定の温度を超えるまでは、該運転を行なっている電動機を制御する前記インバータは回転速度低下の指示を出さない。
同様に3台目のポンプを運転させる場合の運転開始時の回転速度N3D’は、以下の式(2)で求める。
高温状態において電動機の温度を下げるには回転速度を下げるのが望ましく、給水中に電動機が回転速度を下げ、縮退運転を行なうことが考えられる。このことも考慮し、並列運転停止時には、次の2つの条件で並列運転停止条件成立とすると良い。
1.電動機が所定の温度を超えていることを示す信号の出力を停止し、図13に示す並列運転停止条件が成立した場合
2.所定の温度を超えている電動機の回転速度が、締切状態における吐き出し揚程を満たす回転速度未満である場合
実施例3のように、圧力制御を行なうための変速運転するポンプと、高温状態において冷却のために運転するポンプを区別し制御する場合には、さらに3番目の条件を加える。
3.圧力制御のための速度制御を行なっている電動機の回転速度が、締切状態における吐き出し揚程を満たす回転速度未満であり、所定の温度を超えている電動機の回転速度が、締切状態における吐き出し揚程を満たす回転速度以上である場合
すなわち、回転速度(HzV)が、締切状態において並列運転停止圧力(運転台数2台の場合はP2’、3台の場合はP3’)を出力するのに必要な回転速度:並列運転停止速度(運転台数2台の場合はN2D’、3台の場合はN3D’)を下回るということは、そのHzVで運転するポンプは給水に貢献しておらず、仕事をしていない状態である。よって、回転速度が並列運転停止速度を下回った場合に、並列運転を停止させる。
17・・・圧力検出手段、20−1、20−2、20−3・・・電動機、
25・・・冷却ファン、7、30−1、30−2、30−3・・・インバータ、
33−1、33−2、33−3、43・・・記憶部、40・・・制御装置
Claims (10)
- 複数のポンプと、
前記複数のポンプをそれぞれ回転駆動する複数の電動機と、
前記複数の電動機の回転数をそれぞれ変化させる複数のインバータと、
前記複数のポンプの吐き出し側に共通に設けられた圧力検出手段と、
前記複数のインバータの運転/停止を制御する制御装置と、
を有する給水装置において、
前記複数のインバータは、
前記複数の電動機のそれぞれの電機子の外周を構成するハウジングの一部に取り付けられており、該インバータ内に設けられた温度検出器により該ハウジングの温度を検出するように構成され、
前記制御装置は、前記温度検出器を使用して、前記複数の電動機のハウジング温度または前記複数のインバータの温度を検出し、運転を行なっている電動機またはインバータが所定の温度を超えている場合、運転を行なっていない電動機を制御するインバータに運転の指示を出すことを特徴とする給水装置。 - 請求項1に記載の給水装置において、
前記制御装置は、停止している電動機またはインバータが所定の温度を超えている場合、
該所定の温度を超えている電動機を制御するインバータには運転の指示を出さないことを特徴とする給水装置。 - 複数のポンプと、
前記複数のポンプをそれぞれ回転駆動する複数の電動機と、
前記複数の電動機の回転数をそれぞれ変化させる複数のインバータと、
前記複数のポンプの吐き出し側に共通に設けられた圧力検出手段と、
前記複数のインバータの運転/停止を制御する制御装置と、
を有する給水装置において、
前記複数のインバータは、
前記複数の電動機のそれぞれの電機子の外周を構成するハウジングの一部に取り付けられており、該インバータ内に設けられた温度検出器により該ハウジングの温度を検出するように構成され、
前記複数の電動機は、該電動機を回転させることで連動して動作する冷却ファンをそれぞれ有しており、
前記制御装置は、前記温度検出器を使用して、前記複数の電動機のハウジング温度または前記複数のインバータの温度を検出し、停止している電動機またはインバータが所定の温度を超えている場合、前記所定の温度を超えている電動機を制御するインバータに運転の指示を出すことを特徴とする給水装置。 - 請求項1から3の何れかに記載の給水装置において、
給水装置内または周辺に前記電動機および前記インバータの運転とは連動せず独立して動作する第2の冷却ファンを備え、
前記制御装置は、前記温度検出器を使用して、前記複数の電動機のハウジング温度または前記複数のインバータの温度を検出し、前記複数の電動機または前記複数のインバータのいずれかが所定の温度を超えている場合、前記第2の冷却ファンを運転し、前記複数の電動機または前記複数のインバータのいずれも所定の温度を超えていない場合には前記第2の冷却ファンを運転しないことを特徴とする給水装置。 - 請求項1に記載の給水装置において、
前記運転を行なっている電動機の運転速度が所定の値を下回った場合、
前記制御装置は、前記所定の温度を超えている電動機を制御するインバータに運転を停止する指示を出すことを特徴とする給水装置。 - 請求項3に記載の給水装置において、
前記制御装置は、運転を行なっている電動機またはインバータが所定の温度を超えている 場合、前記所定の温度を超えている電動機を制御するインバータに停止の指示を出さないことを特徴とする給水装置。 - 請求項1または6の何れかに記載の給水装置において、
前記制御装置は、前記所定の温度を超えている電動機またはインバータと、所定の温度を 超えていない電動機またはインバータを分けて制御することを特徴とする給水装置。 - 複数のポンプと、
前記複数のポンプをそれぞれ回転駆動する複数の電動機と、
前記複数の電動機の回転数をそれぞれ変化させる複数のインバータと、
前記複数のポンプの吐き出し側に共通に設けられた圧力検出手段と、
前記複数のインバータの運転/停止を制御する制御装置と、
を有する給水装置において、
前記複数のインバータは、前記複数の電動機のそれぞれの電機子の外周を構成するハウジングの一部に取り付けられており、該インバータ内に設けられた温度検出器により該ハウジングの温度を検出するように構成され、
前記制御装置は、前記温度検出器を使用して、前記複数の電動機のハウジング温度を検出し、運転を行なっている電動機の負荷電流値が定格電流値として定める所定の値を超えた場合においても、該運転を行なっている電動機が所定の温度を超えるまでは、該運転を行なっている電動機を制御する前記インバータは回転速度低下の指示を出さないことを特徴とする給水装置。 - 請求項8に記載の給水装置において、
前記制御装置は、運転を行なっている電動機が所定の温度を超えるまでは、運転を行なっていない電動機を制御するインバータに運転の指示を出さないことを特徴とする給水装置。 - 請求項8に記載の給水装置において、
前記制御装置は、運転を行なっている電動機が所定の温度を超えている場合、
圧力制御のための速度制御を行なっている電動機の回転速度が、締切状態における吐き出し揚程を満たす回転速度未満であり、前記所定の温度を超えている電動機の回転速度が、締切状態における吐き出し揚程を満たす回転速度以上である場合に、圧力制御のための速度制御を行なっている電動機を制御するインバータに運転を停止する指示を出すことを特徴とする給水装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2013/078858 WO2015059800A1 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 給水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2015059800A1 JPWO2015059800A1 (ja) | 2017-03-09 |
JP6100912B2 true JP6100912B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=52992437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015543654A Active JP6100912B2 (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 給水装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6100912B2 (ja) |
CN (1) | CN105637224B (ja) |
WO (1) | WO2015059800A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7331102B2 (ja) * | 2019-06-21 | 2023-08-22 | 株式会社日立産機システム | 流体機械及び流体機械システムの運用方法 |
JP2022548806A (ja) * | 2019-09-18 | 2022-11-22 | 7アールディーディー リミテッド | 圧力洗浄装置 |
CN110762733A (zh) * | 2019-10-30 | 2020-02-07 | 南京亚派软件技术有限公司 | 一种中央空调冷却泵在线变频控制方法及装置 |
CN113726048B (zh) * | 2021-08-30 | 2022-11-29 | 山东力久特种电机股份有限公司 | 一种同步永磁变频高效电动机 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62267592A (ja) * | 1986-05-15 | 1987-11-20 | Sanyo Electric Co Ltd | ポンプの制御装置 |
JPH1077972A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-03-24 | Kawamoto Seisakusho:Kk | 可変速ポンプの運転制御装置 |
JPH10299666A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-10 | Yamada Denki Seizo Kk | 継電器を備えた機器 |
JPH116481A (ja) * | 1997-06-17 | 1999-01-12 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ポンプの起動停止制御方法 |
JP4151343B2 (ja) * | 2002-08-05 | 2008-09-17 | 株式会社デンソー | 電動圧縮機装置 |
JP4682683B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-05-11 | 株式会社豊田自動織機 | 電動圧縮機における電動機制御装置 |
JP4972532B2 (ja) * | 2007-12-12 | 2012-07-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気調和機 |
CN201258863Y (zh) * | 2008-08-30 | 2009-06-17 | 无锡市万里实业发展有限公司 | 动车组用泵水装置 |
CN201447732U (zh) * | 2009-08-24 | 2010-05-05 | 西安三元换热设备有限公司 | 无负压变频供水设备 |
CN201925140U (zh) * | 2010-10-23 | 2011-08-10 | 浙江硅宏电子科技有限公司 | 一种单向水泵 |
CN102477760B (zh) * | 2010-11-29 | 2014-06-25 | 株式会社日立产机系统 | 供水装置 |
JP5455877B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2014-03-26 | 株式会社日立産機システム | 給水装置 |
CN202117120U (zh) * | 2011-06-16 | 2012-01-18 | 上海中韩杜科泵业制造有限公司 | 多泵恒压供水控制装置 |
CN103174197A (zh) * | 2013-03-31 | 2013-06-26 | 辽宁华冶集团发展有限公司 | 恒压循环供水的变频软启动控制方法及控制回路 |
-
2013
- 2013-10-24 JP JP2015543654A patent/JP6100912B2/ja active Active
- 2013-10-24 CN CN201380078513.8A patent/CN105637224B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2013-10-24 WO PCT/JP2013/078858 patent/WO2015059800A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2015059800A1 (ja) | 2015-04-30 |
JPWO2015059800A1 (ja) | 2017-03-09 |
CN105637224B (zh) | 2017-09-05 |
CN105637224A (zh) | 2016-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6100912B2 (ja) | 給水装置 | |
US8756943B2 (en) | Refrigerant charge management in a heat pump water heater | |
US9383126B2 (en) | Refrigerant charge management in a heat pump water heater | |
WO2016185906A1 (ja) | 圧縮空気貯蔵発電方法及び圧縮空気貯蔵発電装置 | |
US9543884B2 (en) | Motor control device of air conditioner using distributed power supply | |
JP2007327725A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP2006336937A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
WO2016203979A1 (ja) | 圧縮空気貯蔵発電装置 | |
JP6930844B2 (ja) | 圧縮空気貯蔵発電装置 | |
JP2009168037A (ja) | エネルギー回収システム及び揚水ポンプ | |
WO2019163348A1 (ja) | 圧縮空気貯蔵発電装置 | |
JP2004116891A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
KR20120001392A (ko) | 난방 및 급탕 탱크 분리형 태양열 시스템 | |
JP6096633B2 (ja) | 給水装置、およびそれに用いるポンプを駆動する同期電動機を制御するインバータ | |
KR101932915B1 (ko) | 지중 열교환기를 포함하는 히트 펌프 시스템 및 그 제어 방법 | |
WO2019163099A1 (ja) | 給湯装置 | |
JP2009264718A (ja) | ヒートポンプ温水システム | |
JP6603627B2 (ja) | 空調システム及び運転制御方法 | |
JP5139211B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP2009287898A (ja) | ヒートポンプ式温水熱利用システム | |
WO2019198196A1 (ja) | 暖房システム | |
JP2014137200A (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP2015227766A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
EP2622523B1 (en) | Hot water prioritization | |
JP2018124036A (ja) | ヒートポンプ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161101 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6100912 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |