JP6099410B2 - 電源制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、主記憶装置を備えた情報機器の電源制御装置に関する。
例えば、特許文献1には、車両のACC電源がオフされた場合に、車両用電子機器へのACC電源の供給断を一定時間遅らせる技術が開示されている。
また、特許文献2は、ACC電源がオフしたと判定されてから所定期間はCPUおよびメモリなどの負荷が低消費電流モードで動作し、負荷の動作が停止しても、所定期間は、バッテリから負荷に電源を供給する。
特開2001−322512号公報 特開2006−69350号公報
近年の車載情報機器は、メモリ容量がアップし、処理速度もアップしており、消費電力量が増加する傾向にある。このため、特許文献1,2に代表される従来の技術のように、電源がオフされても、所定期間、機器全体への電源供給を継続する場合、車載バッテリがあがってしまう可能性があるという課題があった。
また、停電などのように外部電源が突発的に低下した場合、メモリおよびCPUに電源供給ができなくなるため、特許文献1,2に係る装置は動作不可能となる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、突発的な電源遮断が発生しても動作して、消費電力を低減し、かつ再起動の時間を短縮することができる電源制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電源制御装置は、外部電源で動作して、その動作状態を主記憶装置に記憶する情報機器の電源制御装置において、外部電源で充電される補助電源と、外部電源または補助電源に基づく電源を主記憶装置以外に供給する第1の電源回路部と、外部電源または補助電源に基づく電源を主記憶装置に供給する第2の電源回路部と、第1の電源回路部による電源供給をオフしてからの時間をカウントするカウント部と、カウント部が所定の時間をカウントするまで、第2の電源回路部を制御して、主記憶装置への電源の供給を継続する電源制御部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、突発的な電源遮断が発生しても動作して、消費電力を低減し、かつ再起動の時間を短縮することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る電源制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る電源制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。図1において、電源制御装置1は、外部電源2が供給されて各種装置3を動作させ、その動作状態を主記憶装置4に記憶する情報機器の電源制御装置である。また、情報機器は、外部電源2のオンオフ操作を検知するスイッチ操作検知部5を備えており、スイッチ操作検知部5によってオフ操作が検知されると、電源制御装置1が、A電源回路12による電源の供給のオフ処理を実行する。電源制御装置1は、情報機器を構成する1つの装置であってもよく、情報機器とは別に設けた装置であってもよい。外部電源2は、情報機器に電力を供給する電源であり、一般的な商用電源であってもよいし、電源制御装置1が車載用情報機器の電源を制御する場合は、外部電源2として車載バッテリが利用される。
また、電源制御装置1は、電源制御回路10、補助電源11、A電源回路12、B電源回路13およびカウント回路14を備えて構成される。
電源制御回路10は、カウント回路14が所定の時間(設定時間)をカウントするまで、B電源回路13をオン制御して、電源制御回路10、主記憶装置4およびカウント回路14に対する外部電源2または補助電源11に基づく電源の供給を継続する電源制御部である。なお、実施の形態1において、上記設定時間は、例えば、ユーザまたは本装置の設計者が設定した時間となる。
補助電源11は、外部電源2によって充電される補助電源であり、例えば充電池またはコンデンサなどを含む回路で実現される。
A電源回路12は、外部電源2および補助電源11を入力して、外部電源2または補助電源11に基づく電源を各種装置3へ供給する第1の電源回路部であり、電源制御回路10によってA電源回路12による電源供給がオンオフ制御される。
B電源回路13は、外部電源2および補助電源11を入力して、外部電源2または補助電源11に基づく電源を主記憶装置4へ供給する第2の電源回路部であり、A電源回路12と同様に、電源制御回路10によって電源供給がオンオフ制御される。
カウント回路14は、A電源回路12による電源供給をオフしてからの時間(主記憶装置4以外の各種装置3への電源供給をオフしてからの時間)をカウントするカウント部である。
なお、各種装置3は、情報機器における情報処理を実施する装置であって、動作状態を主記憶装置4に記憶しながら動作する。各種装置3において、ある動作が停止した場合、主記憶装置4に記憶された動作状態を参照すれば、継続した動作を再開することが可能となる。主記憶装置4は、情報機器の各種装置3の動作状態を記憶する揮発性の記憶装置であり、図3で後述する補助記憶装置と比較して高速なデータ読み書きが可能である。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る電源制御装置の動作を示すフローチャートであり、図2(a)は電源スイッチがオフ操作された場合を示しており、図2(b)はオフ操作によらずに停電などで外部電源2からの電源供給が低下した場合を示している。
図2(a)において、まず、情報機器が起動状態にあるとき(ステップST1)、電源制御回路10は、電源スイッチのオフ操作がスイッチ操作検知部5によって検知されたか否かを判定する(ステップST2)。オフ操作が検知されない場合(ステップST2;NO)、再び、ステップST2に戻ることで、この判定処理は、ユーザによって電源スイッチのオフ操作が実行されるまで繰り返される。
オフ操作が検知された場合(ステップST2;YES)、電源制御回路10は、A電源回路12による電源供給をオフする(ステップST3)。なお、カウント回路14には、電源制御回路10と同時に、A電源回路12による電源供給をオフしたことが通知されており、カウント回路14は、A電源回路12による電源供給がオフされた時点からの時間をカウントしている。
電源制御回路10は、カウント回路14によるカウント時間が設定時間以上になったか否かを判定する(ステップST4)。ここで、カウント時間が設定値未満である場合(ステップST4;NO)、電源制御回路10は、電源スイッチのオン操作がスイッチ操作検知部5によって検知されたか否かを判定する(ステップST5)。ここで、電源スイッチのオン操作が検知されない場合(ステップST5;NO)、ステップST4に戻り、上述の判定を繰り返す。
また、カウント時間が設定時間以上になった場合(ステップST4;YES)、電源制御回路10は、カウント回路14が設定時間をカウントし終えたと判断し、B電源回路13をオフする(ステップST6)。
電源スイッチのオン操作が検知された場合(ステップST5;YES)には、電源制御回路10は、A電源回路12による電源供給をオンし(ステップST8)、ステップST1の起動状態に戻る。
設定時間内にオン操作が実施されて起動状態になると、A電源回路12によって各種装置3への電源供給が行われる。このとき、B電源回路13から主記憶装置4への電源供給は継続されているので、各種装置3は、主記憶装置4に記憶されている動作状態を用いて再起動することができる。このように再起動を短縮するために必要な最低限の構成に電源を供給することで、消費電力を低減し、かつ再起動の時間を短縮することができる。
図2(b)において、情報機器が起動状態にあるとき(ステップST1a)、電源制御回路10は、外部電源2からの供給電圧が所定値よりも低下したか否かを判定する(ステップ2a)。外部電源2からの供給電圧が低下していない場合(ステップST2a;NO)、ステップST2aに戻り、この判定を繰り返す。
外部電源2からの供給電圧が低下した場合(ステップST2a;YES)、電源制御回路10、A電源回路12、B電源回路13およびカウント回路14は、外部電源2からの供給電圧の低下によりオフになろうとしている。
このとき、補助電源11が供給可能でなければ(ステップST3a;NO)、全ての電源が消失するため、A電源回路12およびB電源回路13をそれぞれオフして(ステップST3a−1)、ステップST9aに進み、終了状態となる。
また、補助電源11の供給が可能であれば(ステップST3a;YES)、何らかの終了処理を行った後で、A電源回路12をオフする。電源制御回路10、B電源回路13、およびカウント回路14は、補助電源11からの供給電圧を受けて動作を継続する。
このとき、電源制御回路10は、補助電源11の電力消費を抑えるため、直ちにA電源回路12をオフし、A電源回路12からの電源供給を遮断する(ステップST4a)。
カウント回路14は、A電源回路12による電源供給をオフした時点から設定時間のカウントを開始している。このとき、電源制御回路10は、カウント回路14によるカウント時間が設定時間以上になったか否かを判定する(ステップST5a)。ここで、カウント時間が設定値未満である場合(ステップST5a;NO)、電源制御回路10は、外部電源2が復帰しかつ電源スイッチのオン操作を検知したか否かを判定する(ステップST6a)。
外部電源2が復帰しないか、または電源スイッチのオン操作が検知されない場合(ステップST6a;NO)、ステップST5aに戻り、上述の判定を繰り返す。
また、外部電源2が復帰し、かつ電源スイッチのオン操作が検知された場合(ステップST6a;YES)、電源制御回路10は、A電源回路12による電源供給をオンして(ステップST7a)、ステップST1aの起動状態に戻る。
一方、カウント時間が設定値以上になった場合(ステップST5a;YES)、電源制御回路10は、カウント回路14が設定時間をカウントし終えたと判断して、B電源回路13をオフする(ステップST8a)。この後、終了状態に移行する(ステップST9a)。
このように、オン操作によらずに外部電源2がオフされても、補助電源11の電源供給能力がなくなる前にオン操作が実施されれば、補助電源11によってB電源回路13から主記憶装置4へ電源が供給され続ける。
このとき、補助電源11の電源供給が可能な時間(以下、補助電源供給可能時間と呼ぶ)だけ、B電源回路13から主記憶装置4への電源供給は継続されているので、各種装置3は、主記憶装置4に記憶されている動作状態を用いて再起動することができる。
なお、外部電源2が復帰している場合であれば、電源制御回路10が、補助電源11に変えてB電源回路13へ供給される電源を外部電源2に切り替えてもよい。
オフ操作後に、B電源回路13による外部電源2に基づく電源の供給を継続する設定時間と、オフ操作によらず外部電源2が低下してB電源回路13による補助電源11に基づく電源の供給を継続する設定時間(補助電源供給可能時間に相当)とは、異なっていてもよい。例えば、外部電源2が瞬断して早期に復帰することを期待して、後者を前者よりも短い時間に設定する。
以上のように、この実施の形態1によれば、外部電源2で充電される補助電源11と、外部電源2または補助電源11に基づく電源を主記憶装置4以外の各種装置3に供給するA電源回路12と、外部電源2または補助電源11に基づく電源を主記憶装置4に供給するB電源回路13と、A電源回路12による電源供給をオフしてからの時間をカウントするカウント回路14と、カウント回路14が設定時間をカウントするまで、B電源回路13を制御して、主記憶装置4への電源の供給を継続する電源制御回路10とを備える。
このように構成することで、突発的な電源遮断が発生しても動作して、消費電力を低減し、かつ再起動の時間を短縮することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。図3において、電源制御装置1Aは、電源制御回路10A、補助電源11、A電源回路12、B電源回路13、カウント回路14および瞬断判定部15を備えて構成される。
電源制御回路10Aは、カウント回路14が設定時間をカウントするまで、B電源回路13をオン制御して、電源制御回路10A、主記憶装置4およびカウント回路14に対する外部電源2または補助電源11に基づく電源の供給を継続する電源制御部である。
また、電源制御回路10Aは、瞬断判定部15の判定結果に応じて、カウント回路14がカウントする設定時間を変更する。
瞬断判定部15は、外部電源2からの電源供給が低下したかを判定する判定部である。実施の形態2では、オフ操作によらずに外部電源2からの供給電圧が所定値よりも低下した場合を、停電などの瞬断で外部電源2が低下したものとして説明する。
また、電源制御装置1Aが電源制御を行う情報機器は、図3に示すように、補助記憶装置4aを備える。
補助記憶装置4aは、データ読み書きの速度が主記憶装置4よりも劣るが、不揮発性の記憶装置であり、電源がオフされても記憶内容が維持される。
なお、図3において、図1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態2に係る電源制御装置の動作を示すフローチャートである。
まず、情報機器が起動状態にあるとき(ステップST1b)、瞬断判定部15は、外部電源2が瞬断したか否かを判定する(ステップST2b)。外部電源2が瞬断ではない場合(ステップST2b;NO)、ステップST8bの処理に移行する。
外部電源2が瞬断したと判定された場合(ステップST2b;YES)、電源制御回路10A、A電源回路12、B電源回路13およびカウント回路14は、外部電源2からの供給電圧の低下によりオフになろうとしている。
このとき、補助電源11が供給可能でなければ(ステップST3b;NO)、全ての電源が消失するため、A電源回路12およびB電源回路13をそれぞれオフして(ステップST3b−1)、ステップST12bに進み、終了状態となる。
また、補助電源11の供給が可能であれば(ステップST3b;YES)、電源制御回路10A、A電源回路12、B電源回路13、およびカウント回路14は、補助電源11からの供給電圧を受けて動作を継続する。
このとき、電源制御回路10Aは、補助電源11の電力消費を抑えるため、直ちにA電源回路12をオフするとともに、カウント回路14の設定時間を、瞬断オフ用の設定時間に変更する(ステップST4b)。なお、瞬断オフ用の設定時間としては、例えば、補助電源11による電源供給が可能な時間(補助電源供給可能時間)が設定される。
すなわち、停電などによる瞬断オフの場合は、外部電源2が低下して補助電源11による電源供給が不可能になるまで、できるだけ長く、B電源回路13などを動作させておく。これにより、外部電源2が復帰することを期待して上述の電源制御を行うことができる。
カウント回路14は、A電源回路12による電源の供給をオフした時点から瞬断オフ用の設定時間のカウントを開始している。このとき、電源制御回路10Aは、カウント回路14によるカウント時間が瞬断オフ用の設定時間以上になったか否かを判定する(ステップST5b)。ここで、カウント時間が瞬断オフ用の設定値未満である場合(ステップST5b;NO)、電源制御回路10Aは、外部電源2が復帰し、かつ電源スイッチのオン操作を検知したか否かを判定する(ステップST6b)。
外部電源2が復帰しない、または電源スイッチのオン操作が検知されない場合(ステップST6b;NO)、ステップST5bに戻り、上述の判定を繰り返す。
また、外部電源2が復帰し、かつ電源スイッチのオン操作が検知された場合(ステップST6b;YES)、電源制御回路10Aは、A電源回路12をオンして(ステップST7b)、ステップST1bの起動状態に戻る。
一方、カウント時間が瞬断オフ用の設定値以上になった場合(ステップST5b;YES)、ステップST11bの処理に移行する。
外部電源2が瞬断ではない場合(ステップST2b;NO)、電源制御回路10Aは、電源スイッチのオフ操作がスイッチ操作検知部5によって検知されたか否かを判定する(ステップST8b)。オフ操作が検知されない場合(ステップST8b;NO)、再び、ステップST2bに戻り、上述の処理が繰り返される。
オフ操作が検知された場合(ステップST8b;YES)、主記憶装置4は、記憶内容を補助記憶装置4aにバックアップし、その後、電源制御回路10Aは、A電源回路12をオフするとともに、カウント回路14の設定時間を、通常オフ用の設定時間に変更する(ステップST9b)。
なお、カウント回路14には、電源制御回路10Aと同時に、スイッチ操作検知部5がオフ操作を検知したことが通知されており、カウント回路14は、A電源回路12がオフされた時点からの時間をカウントしている。
電源制御回路10Aは、カウント回路14によるカウント時間が通常オフ用の設定時間以上になったか否かを判定する(ステップST10b)。カウント時間が通常オフ用の設定値未満である場合(ステップST10b;NO)、ステップST10b−1bの処理に移行し、電源制御回路10Aが、オン操作が検知されたか否かを判定する。オン操作が検知されない場合(ステップST10b−1;NO)、ステップST10bに戻って、上述した処理を繰り返す。電源スイッチのオン操作が検知された場合(ステップST10b−1;YES)、電源制御回路10Aは、A電源回路12をオンして(ステップST7b)、ステップST1bの起動状態に戻る。
また、カウント時間が通常オフ用の設定時間以上になった場合(ステップST10b;YES)、ステップST11bの処理に移行する。
ステップST11bにおいて、電源制御回路10Aは、カウント回路14が設定時間をカウントし終えたと判断し、B電源回路13をオフして、終了状態(ステップST12b)に移行する。
以上のように、この実施の形態2によれば、不揮発性の補助記憶装置4aと、外部電源2の瞬断によって当該外部電源2からの電源供給が低下したか否かを判定する瞬断判定部15とを備え、電源制御回路10Aが、瞬断判定部15によって外部電源2の瞬断がないと判定された場合、主記憶装置4の記憶内容を補助記憶装置4aにバックアップしてから、カウント回路14がカウントする所定の時間を通常オフ用設定時間に設定して、カウント回路14が通常オフ用設定時間をカウントするまで、B電源回路13による主記憶装置4への電源の供給を継続し、瞬断判定部15によって外部電源2が瞬断したと判定された場合、所定の時間を瞬断オフ用設定時間に設定して、カウント回路14が瞬断オフ用時間をカウントするまで、B電源回路13による主記憶装置4への電源の供給を継続する。
このようにすることで、再び、オン操作を行ってA電源回路12による電源の供給を開始したときに、各種装置3は、主記憶装置4の記憶データを用いて、補助記憶装置4aにバックアップされている状態に再起動することができる。これにより、カウント回路14の設定時間内であれば、その後の再起動時間を短縮することが可能である。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3に係る電源制御装置の構成を示すブロック図である。図5において、電源制御装置1Bは、電源制御回路10B、補助電源11、A電源回路12、B電源回路13およびカウント回路14を備えて構成される。
電源制御回路10Bは、カウント回路14が設定時間をカウントするまで、B電源回路13を制御して、電源制御回路10B、主記憶装置4およびカウント回路14に対する、外部電源2または補助電源11に基づく電源の供給を継続する電源制御部である。
また、電源制御回路10Bは、時刻情報取得部6および位置情報取得部7の少なくとも一方が取得した情報に基づいて、カウント回路14の設定時間を変更する。
電源制御装置1Bが電源制御を行う情報機器は、図5に示すように、時刻情報取得部6および位置情報取得部7を備える。時刻情報取得部6は現在の時刻情報を取得し、位置情報取得部7は、自装置1Bの現在の位置情報を取得する。時刻情報取得部6は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機が受信したGPS情報から時刻情報を取得する。また、位置情報取得部7は、例えば、GPS情報から位置情報(緯度経度)を取得する。
なお、図5において、図1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
電源制御回路10Bは、時刻情報取得部6が取得した時刻情報に応じて、カウント回路14の設定時間を変更する。例えば、昼間の場合は、ユーザが情報機器を利用して再起動する可能性が高いため、設定時間を長めにする。また、夜間(深夜など)は、ユーザが情報機器の利用を終えようとしている場合が多く、情報機器を再起動する可能性が低い。
このため、設定時間を短めにする。このようにすることで、昼間は、早く再起動できる時間が長くなり、夜間は消費電力が抑えられる。
また、電源制御回路10Bは、位置情報取得部7が取得した位置情報に応じてカウント回路14の設定時間を変更する。
例えば、情報機器が車載情報機器であり、位置情報からユーザが情報機器とともに外出している場合、この情報機器が頻繁に利用される可能性が高く、電源をオフしてもすぐに利用したい場合も考えられるため、設定時間を長めにして素早く再起動できる時間を長くしておく。また、自宅では、車載情報機器を利用する機会は少ないと思われるので、設定時間を短めにして消費電力を抑える。
さらに、電源制御回路10Bは、時刻情報取得部6が取得した時刻情報および位置情報取得部7が取得した位置情報に応じて、カウント回路14の設定時間を変更してもよい。
例えば、電源制御回路10Bが、どの時刻のどの場所で情報機器を再起動したといった履歴情報を蓄えて、履歴情報に基づいて再起動を行う頻度が高い時刻および場所を学習する。これにより、学習した時刻および場所に情報機器が存在する場合に、電源制御回路10Bは、設定時間を長めにして素早く再起動できる時間を長くしておく。反対に、再起動を行う頻度が閾値未満の時刻および場所では設定時間を短めにすることで、消費電力を抑える。
さらに、電源制御回路10Bは、ユーザ操作による指示に応じて、カウント回路14の設定時間を変更してもよい。このようにすることで、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、時刻情報を取得する時刻情報取得部6を備え、電源制御回路10Bが、時刻情報取得部6が取得した時刻情報に応じて、カウント回路14がカウントする所定の時間を変更する。このようにすることで、時刻に応じてユーザの利便性を向上させることができる。
また、この実施の形態3によれば、位置情報を取得する位置情報取得部7を備え、電源制御回路10Bが、位置情報取得部7が取得した位置情報に応じて、カウント回路14がカウントする所定の時間を変更する。このようにすることで、位置に応じてユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、この実施の形態3によれば、時刻情報を取得する時刻情報取得部6と、位置情報を取得する位置情報取得部7とを備え、電源制御回路10Bが、時刻情報取得部6が取得した時刻情報および位置情報取得部7が取得した位置情報に応じて、カウント回路14がカウントする所定の時間を変更する。このようにすることで、時刻および位置に応じてユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、この実施の形態3によれば、電源制御回路10Bが、ユーザ操作による指示に応じてカウント回路14がカウントする所定の時間を変更するので、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A,1B 電源制御装置、2 外部電源、3 各種装置、4 主記憶装置、4a 補助記憶装置、5 スイッチ操作検知部、6 時刻情報取得部、7 位置情報取得部、10,10A,10B 電源制御回路、11 補助電源、12 A電源回路、13 B電源回路、14 カウント回路、15 瞬断判定部。

Claims (6)

  1. 外部電源で動作して、その動作状態を主記憶装置に記憶する情報機器の電源制御装置において、
    前記外部電源で充電される補助電源と、
    前記外部電源または前記補助電源に基づく電源を前記主記憶装置以外に供給する第1の電源回路部と、
    前記外部電源または前記補助電源に基づく電源を前記主記憶装置に供給する第2の電源回路部と、
    前記第1の電源回路部による電源供給をオフしてからの時間をカウントするカウント部と、
    前記カウント部が所定の時間をカウントするまで、前記第2の電源回路部を制御して、前記主記憶装置への電源の供給を継続する電源制御部とを備えたことを特徴とする電源制御装置。
  2. 不揮発性の補助記憶装置と、
    前記外部電源の瞬断によって当該外部電源からの電源供給が低下したか否かを判定する判定部とを備え、
    前記電源制御部は、前記判定部によって前記外部電源の瞬断がないと判定された場合、前記主記憶装置の記憶内容を前記補助記憶装置にバックアップしてから、前記カウント部がカウントする前記所定の時間を通常オフ用設定時間に設定して、前記カウント部が前記通常オフ用設定時間をカウントするまで、前記第2の電源回路部による前記主記憶装置への電源の供給を継続し、前記判定部によって前記外部電源が瞬断したと判定された場合、前記所定の時間を瞬断オフ用設定時間に設定して、前記カウント部が前記瞬断オフ用時間をカウントするまで、前記第2の電源回路部による前記主記憶装置への電源の供給を継続することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  3. 時刻情報を取得する時刻情報取得部を備え、
    前記電源制御部は、前記時刻情報取得部が取得した時刻情報に応じて、前記カウント部がカウントする所定の時間を変更することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  4. 位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記電源制御部は、前記位置情報取得部が取得した位置情報に応じて、前記カウント部がカウントする所定の時間を変更することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  5. 時刻情報を取得する時刻情報取得部と、位置情報を取得する位置情報取得部とを備え、
    前記電源制御部は、前記時刻情報取得部が取得した時刻情報および前記位置情報取得部が取得した位置情報に応じて、前記カウント部がカウントする所定の時間を変更することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  6. 前記電源制御部は、ユーザ操作による指示に応じて前記カウント部がカウントする所定の時間を変更することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
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