JP6099204B2 - 住宅の室温調整装置及び住宅の室温調整方法 - Google Patents

住宅の室温調整装置及び住宅の室温調整方法 Download PDF

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Description

本発明は住宅の室温調整装置及び住宅の室温調整方法に関するものである。
特許文献1は従来の住宅の室温調整装置を開示している。この住宅の室温調整装置は、居室の一つである寝室と、居室以外の部屋に相当し、寝室に通じた廊下との室温差を無くし、ヒートショックの発生を抑制するものである。この住宅の室温調整装置は、寝室と廊下との室温差が設定した温度差以上になると、カーテン装置によって廊下と、廊下に通じた吹抜空間とを仕切り、廊下に設けた空調装置を駆動する。この住宅の室温調整装置は、カーテン装置によって、廊下と吹抜空間とを仕切るため、廊下に設けた空調装置から供給された空調空気が廊下から吹抜空間に流出し難くなる。このため、廊下に設けた空調装置の空調効率が高められるとともに、寝室と廊下との間を移動する際のヒートショックの発生を抑制することができる。
特開2011−69539号公報
しかし、特許文献1の住宅の室温調整装置は、寝室の室温のみに基づいて廊下に設けた空調装置を駆動する。このため、この住宅の室温調整装置は寝室以外の部屋と廊下との室温差を考慮していない。仮に、寝室以外の部屋と寝室との室温差が大きい場合、この住宅の室温調整装置によって廊下が室温調整された後であっても、廊下と寝室以外の部屋との温度差が大きいままのおそれがある。また、住宅の全部屋の室温差を少なくするために住宅の全部屋の室温を集中管理し、各部屋に設けた空調装置を制御しようとすると、制御が複雑になったり、そのために要する消費エネルギーが多くなったりするおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、簡単な制御で消費エネルギーを抑制し、住宅内を快適に移動することができる住宅の室温調整装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の住宅の室温調整装置は、少なくとも2つの居室及びこの居室以外の部屋である浴室、洗面・脱衣室、便所、廊下又は玄関を有する住宅の室温調整装置であって、
記居室及び前記居室以外の部屋に設けられた温度センサーと、
前記居室及び前記居室以外の部屋に設けられた空調装置と、
少なくとも2つの前記居室の前記温度センサー及び前記居室以外の部屋に設けられた前記温度センサーが取得した室温に基づいて目標室温を設定し、前記居室以外の部屋に設けられた少なくとも1か所の前記空調装置を制御する制御装置と
を備えていることを特徴とする。
居室は、居間、寝室、食堂、及び台所等であり、居室以外の部屋は、浴室、洗面・脱衣室、便所、廊下及び玄関等である。居室は、継続的に使用されるため、居室に設けられた空調装置を個別に住人が温度設定して快適な室温にされる場合がほとんどである。一方、居室以外の部屋は、使用頻度が少なく、使用時間が短いため、そこに設けられた空調装置を個別に住人が温度設定することが少ない。
このため、この住宅の室温調整装置は、居及び居室以外の部屋に設けられた温度センサー及び少なくとも2つの居室の温度センサー及び居室以外の部屋に設けられた温度センサーが取得した室温に基づいて目標室温を設定し、居室以外の部屋に設けられた少なくとも1か所の空調装置を制御する。これによって、居室と居室以外の部屋との室温差を小さくし、ヒートショックの発生を防止することができる。
したがって、本発明の住宅の室温調整装置は、簡単な制御で消費エネルギーを抑制し、住宅内を快適に移動することができる。
実施例1及び2の住宅の室温調整装置を適用した住宅の1階を示す平面図である。 実施例1及び2の住宅の室温調整装置を適用した住宅の2階を示す平面図である。 実施例1及び2の住宅の室温調整装置の構成を示すブロック図である。 実施例1の住宅の室温調整装置の室温制御方法を示すフローチャートである。 実施例2の住宅の室温調整装置の室温制御方法を示すフローチャートである。
次に、本発明の住宅の室温調整装置を2階建の住宅に適用して具体化した実施例1及び2について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1の住宅の室温調整装置を適用した2階建ての住宅は、図1及び図2に示すように、1階に居室として、居間11、食堂12、及び台所13が設けられており、居室以外の部屋として、浴室21、洗面・脱衣室22、便所23、及び玄関24が設けられている。また、この住宅は、2階に居室として3部屋の寝室(主寝室14、子供用寝室15、予備の寝室16)が設けられており、居室以外の部屋として、便所25、廊下26、及び納戸27が設けられている。
1階の居間11、食堂12、台所13、及び玄関24は、壁で仕切られておらず、一つの広い空間を構成している。居間11の中央にはテーブル31が配置されている。食堂12の中央には食卓テーブル32が配置されている。食堂12から台所13に延びた壁に接し、その壁から室内に延びたI型のキッチンキャビネット33が取り付けられている。このキッチンキャビネット33によって、食堂12と台所13との境界が形成されている。キッチンキャビネット33はシンク33Aとコンロ33Bとを有している。
1階の洗面・脱衣室22、浴室21、及び便所23は、図1に示すように、居間11等と壁で仕切られている。洗面・脱衣室22と浴室21とは隣接して設けられている。洗面・脱衣室22と居間11との間にドア41Aを有する出入口41が設けられ、出入することができる。浴室21と洗面・脱衣室22との間にドア42Aを有する出入口42が設けられ、出入することができる。洗面・脱衣室22には洗面化粧台34が取り付けられている。浴室21には浴槽35が取り付けられている。便所23と居間11との間にドア43Aを有する出入口43が設けられ、出入することができる。便所23には水洗式大便器36が取り付けられている。
2階の各寝室14、15、16便所25、廊下26、納戸27は、図2に示すように、壁で仕切られている。廊下26は1階から延びた階段28に連続して設けられている。各寝室14、15、16の夫々と廊下26との間にドア44A、45A、46Aを有する出入口44、45、46が設けられ、出入することができる。主寝室14には2台一組のベッド37が配置されている。子供用寝室15にはベッド38及び勉強机39が配置されている。便所25と廊下26との間にドア47Aを有する出入口47が設けられ、出入することができる。便所25には水洗式大便器40が取り付けられている。納戸27は予備の寝室16に隣接しており、この寝室16と納戸27との間にドア48を有する出入口48Aが設けられ、出入することができる。
住宅の室温調整装置は、図1〜図3に示すように、住宅内の所定の位置に設けられた10個の空調装置1A〜10A及び10個の温度センサー1B〜10Bと、各温度センサー1B〜10Bが取得した室温に基づいて居室以外の部屋である1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25に設けられた空調装置2A、6A、10Aを制御する制御装置50とを備えている。つまり、この住宅の室温調整装置は、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が適切な室温になるように、そこに取付けられた空調装置2A、6A、10Aを制御するものである。
空調装置1A〜10Aと温度センサー1B〜10Bとを1個ずつ1組にして、住宅内の所定の位置に取り付けている。1組目の空調装置1A及び温度センサー1Bは1階の玄関24の壁面に取り付けられている。2組目の空調装置2A及び温度センサー2Bは1階の便所23の壁面に取り付けられている。3組目の空調装置3A及び温度センサー3Bは、1階の居間11の壁面であって、階段28の下側に取り付けられている。4組目の空調装置4A及び温度センサー4Bは1階の食堂12の壁面に取り付けられている。5組目の空調装置5A及び温度センサー5Bは1階の台所13の壁面であって、コンロ33Bの上方に取り付けられている。6組目の空調装置6A及び温度センサー6Bは1階の洗面・脱衣室22の壁面に取り付けられている。7組目の空調装置7A及び温度センサー7Bは浴室21の壁面に取り付けられている。8組目の空調装置8A及び温度センサー8Bは2階の主寝室14の壁面に取り付けられている。9組目の空調装置9A及び温度センサー9Bは2階の子供用寝室15の壁面に取り付けられている。10組目の空調装置10A及び温度センサー10Bは2階の便所25の壁面に取り付けられている。各温度センサー1B〜10Bは取り付けられた部屋の室温データTn(n=1〜10)を取得することができる。
次に、この住宅の室温調整装置の室温制御方法を図4に基づいて説明する。制御装置50は、先ず、各温度センサー1B〜10Bが各部屋の室温データTn(n=1〜10)を取得する(ステップS1)。次に、各室温データTnの平均値である第1平均室温T1を算出する(ステップS2)。そして、制御対象の空調装置が取り付けられている1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温Tnが第1平均室温T1以上であるかを比較する(ステップS3)。これらの部屋の室温Tnが第1平均室温T1よりも高い場合は制御対象である空調装置2A、6A、10Aを冷房運転し(ステップS4)、低い場合は制御対象である空調装置2A、6A、10Aを暖房運転して(ステップS5)、目標室温(第1平均室温)に近づける。そして、各部屋の室温データTn(n=1〜10)取得するステップS1に戻り、この室温制御を繰り返す。
この住宅の室温調整装置を利用して冬場に室温制御した場合の制御開始時と、制御を繰り返して安定した状態の各部屋の室温を表1に示す。なお、制御対象の空調装置2A、6A、10Aが取り付けられている1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25以外の部屋の室温は変化しないことを前提としている。また、台所13はコンロの使用等によって室温が高くなっており、主寝室14は窓が開放されて室温が低くなっている状態を想定している。
Figure 0006099204
室温制御を開始した時点において、各部屋に設けられた各温度センサー1B〜10Bが取得した室温の平均値である第1平均室温は18.3℃である。このため、18.3℃を目標室温にして、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25に設けられた空調装置2A、6A、10Aの制御を開始する。この室温制御を繰り返し継続すると、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が上がり、第1平均室温が18.6℃に収束し、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が18.6℃で安定する。
このように、この住宅の室温調整装置は、住宅の所定の10か所に設けられた温度センサー1B〜10Bが各部屋の室温データを取得し、その室温データの平均値である第1平均室温を目標室温にして居室以外の部屋である1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25に設けられた空調装置2A、6A、10Aを制御する。これによって、居室以外の室温制御された部屋と他の各部屋との室温差を小さくし、ヒートショックの発生を防止することができる。
この際、各温度センサー1B〜10Bが取得した室温データの平均値である第1平均室温を目標室温にすることによって、この目標室温に室温制御された部屋と他の各部屋との温度差のばらつきを少なくすることができる。このため、居室以外の室温制御された1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25と他の各部屋との間を移動する際のヒートショックの発生を防止することができる。
また、コンロ33Bの使用等によって室温が高い台所13に設けられた温度センサー5Bや、窓が開放されて室温が低い主寝室14に設けられた温度センサー8Bが取得する室温データが含まれていても、平均値化することによって、目標室温への影響を緩和することができる。つまり、この住宅の室温調整装置は、目標室温が極端に偏ってしまうことを防止することができる。このため、この住宅の室温調整装置は消費エネルギーを抑えることができる。
したがって、実施例1の住宅の室温調整装置は、簡単な制御で消費エネルギーを抑制し、住宅内を快適に移動することができる。
<実施例2>
実施例2の住宅の室温調整装置は、図5に示すように、室温制御方法が実施例1と相違する。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2の住宅の室温調整装置の制御装置50は、先ず、各温度センサー1B〜10Bが各部屋の室温データTn(n=1〜10)を取得する(ステップS11)。次に、各室温データTnの平均値である第1平均室温T1を算出する(ステップS12)。次に、各部屋の室温データTn(n=1〜10)を1つずつ第1平均室温T1と比較し、第1平均室温T1との温度差が設定温度以上である室温データTnを異常値として除外する(ステップS13)。次に、異常値を除外した室温データTnの平均値、つまり、第1平均室温T1に対して設定した温度範囲内の室温データTnのみの平均値である第2平均室温T2を算出する(ステップS14)。そして、制御対象の空調装置が取り付けられている1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温Tnが第2平均室温T2以上であるかを比較する(ステップS15)。これらの部屋の室温Tnが第2平均室温T2よりも高い場合は制御対象である空調装置を冷房運転し(ステップS16)、低い場合は制御対象である空調装置を暖房運転して(ステップS17)、目標室温(第2平均室温)に近づける。そして、各部屋の室温データTn(n=1〜10)取得するステップS11に戻り、この室温制御を繰り返す。
この住宅の室温調整装置を利用して、実施例1と同じ条件で、冬場に室温制御した場合の制御開始時と、制御を繰り返して安定した状態の各部屋の室温を表2に示す。
Figure 0006099204
室温制御を開始した時点において、各部屋に設けられた各温度センサー1B〜10Bが取得した室温の平均値である第1平均室温は18.3℃である。第1平均室温との温度差が5℃以上である異常値(台所13と主寝室14の室温データTn)を除外した室温データTnの平均値である第2平均室温は19.0℃となる。このため、19.0℃を目標室温にして、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25に設けられた空調装置2A、6A、10Aの制御を開始する。この室温制御を繰り返し継続すると、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が上がり、第2平均室温が19.7℃に収束し、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が19.7℃で安定する。
次に、この住宅の室温調整装置を利用して、夏場に室温制御した場合の制御開始時と、制御を繰り返して安定した状態の各部屋の室温を表3に示す。なお、制御対象の空調装置2A、6A、10Aが取り付けられている1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25以外の部屋の室温は変化しないことを前提としている。
Figure 0006099204
室温制御を開始した時点において、各部屋に設けられた各温度センサー1B〜10Bが取得した室温の平均値である第1平均室温は31.4℃である。第1平均室温との温度差が5℃以上である異常値(玄関24と主寝室14の室温データTn)を除外した室温データTnの平均値である第2平均室温は30.2℃となる。このため、30.2℃を目標室温にして、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25に設けられた空調装置2A、6A、10Aの制御を開始する。この室温制御を繰り返し継続すると、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が下がり、第2平均室温が28.2℃に収束し、1階の便所23、洗面・脱衣室22、及び2階の便所25の室温が28.2℃で安定する。
このように、この住宅の室温調整装置は、第1平均室温との温度差が5℃以上の室温データを異常値として除外し、残りの室温データのみの平均値を第2平均室温にして目標室温にすることによって、異常値に全く影響されない目標室温にすることができ、ヒートショックの発生を防止する適正な室温に制御することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1及び2に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1及び2では、1階の便所、洗面・脱衣室、及び2階の便所の空調装置を制御したが、居室以外の部屋の少なくとも一部屋の空調装置を制御すればよい。
)実施例1及び2において、特定の温度以上、例えば30℃以上の室温データ、及び特定の温度以下、例えば10℃以下の室温データを異常値として削除し、残った室温データの平均値を目標値にしてもよい。
)実施例1及び2では、各部屋に一つずつ空調装置と温度センサーとを設けたが、一部屋に複数個の空調装置又は温度センサーを設けてもよい。
)実施例2では、第1平均室温との温度差が5℃以上である室温データを異常値としたが、室温データが異常値であると判断する第1平均室温との温度差は5℃に限らない。
)実施例1及び2では、住宅の室温調整装置を2階建の住宅に適用したが、2階建に限らず、任意の間取りに適用できる。
)実施例1及び2では、空調装置と温度センサーとが別体であるが、空調装置内に温度センサーを組み込み一体にしてもよい。
)実施例1及び2では、予備の寝室と2階の廊下に空調装置及び温度センサーが設けられていないが、予備の寝室と2階の廊下に空調装置及び温度センサーを設けてもよい。
11〜16…居室(11…居間、12…食堂、13…台所、14…主寝室、15…子供用寝室、16…予備の寝室)
21〜27…居室以外の部屋(21…浴室、22…洗面・脱衣室、23…(1階の)便所、24…玄関、25…(2階の)便所、26…廊下、27…納戸)
1A〜10A…空調装置
1B〜10B…温度センサー
50…制御装置

Claims (4)

  1. 少なくとも2つの居室及びこの居室以外の部屋である浴室、洗面・脱衣室、便所、廊下又は玄関を有する住宅の室温調整装置であって、
    記居室及び前記居室以外の部屋に設けられた温度センサーと、
    前記居室及び前記居室以外の部屋に設けられた空調装置と、
    少なくとも2つの前記居室の前記温度センサー及び前記居室以外の部屋に設けられた前記温度センサーが取得した室温に基づいて目標室温を設定し、前記居室以外の部屋に設けられた少なくとも1か所の前記空調装置を制御する制御装置と
    を備えていることを特徴とする住宅の室温調整装置。
  2. 前記制御装置は前記居室以外の部屋に設けられた少なくとも1カ所の前記空調装置を前記居室と前記居室以外の部屋との温度差が所定の温度以内になるように制御することを特徴とする請求項1記載の住宅の室温調整装置。
  3. 前記目標室温は少なくとも2つの前記居室の前記温度センサー及び前記居室以外の部屋に設けられた前記温度センサーが取得した室温データの平均値であることを特徴とする請求項1記載の住宅の室温調整装置。
  4. 少なくとも2つの居室及びこの居室以外の部屋である浴室、洗面・脱衣室、便所、廊下又は玄関に設けられた温度センサーと前記居室以外の部屋に設けられた空調装置とを備えた住宅の室温調整方法であって、
    少なくとも2つの前記居室及び前記居室以外の部屋に設けられた前記温度センサーから室温データを取得する工程と、
    前記室温データに基づいて、前記居室以外の部屋に設けられた前記空調設備の目標室温を設定する工程と、
    前記居室以外の部屋の室温が前記目標室温となるように前記空調装置を制御する工程と、
    を有することを特徴とする住宅の室温調整方法。
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