JP6098982B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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Description
人工知能機能を有する生成部であって、金融機関を利用する顧客の属性情報、前記顧客に関する審査情報及び前記顧客の前記金融機関における取引情報のいずれか1つ以上から生成される採用変数及び前記採用変数に対する係数を用いて、ある顧客が所定の金融商品を利用する可能性に関するニーズ情報又は前記ある顧客に金銭を貸し付けた際の貸倒リスクもしくは延滞リスクに関するリスク情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された情報を出力する出力部と、
を備え、
前記採用変数及び前記係数は過去の実績データに基づき決定される。
前記所定の金融商品が前記ある顧客によって実際に利用されたか否か、又は、前記ある顧客に金銭を貸し付けた際に実際に貸倒れたかもしくは延滞が発生したか否かを検証する検証部をさらに備え、
前記検証部による検証結果は、当該検証結果が出された後に生成される前記ニーズ情報又は前記リスク情報に関して、前記過去の実績データとして利用されてもよい。
前記生成部は、前記ニーズ情報及び前記リスク情報を生成してもよい。
前記生成部は、前記属性情報、前記審査情報及び前記取引情報を用いて前記採用変数及び前記係数を生成してもよい。
前記生成部の人工知能機能は、異なる金融商品に対しては、異なる採用変数と異なる係数を用いて前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成してもよい。
前記ある顧客の借入金額、当該借入に際しての金利及び経費情報を用いて、収益を算出する算出部をさらに備えてもよい。
前記借入金額及び前記金利が前記リスク情報に基づいて決定されてもよい。
前記生成部で生成される前記リスク情報から、前記ある顧客に対する与信可能額又は前記ある顧客に対する適用金利を算出する算出部をさらに備えてもよい。
前記属性情報は、同一の顧客をまとめて管理するための名寄せ情報を含んでもよい。
前記属性情報は、前記顧客の家族に関する情報を含んでもよい。
前記取引情報は、預金取引情報、貸金取引情報、前記金融機関との契約情報、前記金融機関の提供するサービスの利用情報又は決済情報を含んでもよい。
前記審査情報は、前記金融機関に対する前記顧客の借入申し込みに関する情報又は前記顧客の信用情報を含んでもよい。
前記金融機関が提供する複数の金融商品の各々に関して、前記生成部が前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成し、
前記出力部が、複数の金融商品の各々に関する前記ニーズ情報又は前記リスク情報を出力してもよい。
前記生成部は、複数の金融機関における前記属性情報、前記審査情報及び前記取引情報のいずれか1つ以上から前記採用変数及び当該採用変数に対する係数を生成し、当該採用変数及び当該係数を用いて、前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成してもよい。
前記出力部は、前記ニーズ情報に含まれるニーズの値がニーズ閾値以上となっている、又は、前記リスク情報に含まれるリスクの値がリスク閾値以下となっている顧客のみを出力の対象としてもよい。
人工知能機能を有する生成部によって、金融機関を利用する顧客の属性情報、前記顧客に関する審査情報及び前記顧客の前記金融機関における取引情報のいずれか1つ以上から生成される採用変数と、前記採用変数に対する係数とを用いて、前記ある顧客が所定の金融商品を利用する可能性に関するニーズ情報又は前記ある顧客に金銭を貸し付けた際の貸倒リスクもしくは延滞リスクに関するリスク情報を生成部によって生成することと、
前記生成部により生成された情報を出力部によって出力することと、
を備え、
前記採用変数及び前記係数は過去の実績データに基づき決定される。
《構成》
以下、本発明に係る情報処理装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1乃至図5は本発明の実施の形態を説明するための図である。
本実施の形態の情報処理装置がニーズ情報及び/又はリスク情報を生成し出力する際には、以下の工程を経ることになる。なお、上記と重複することになるので簡単に説明するに留めるが、上記「構成」で述べた全ての態様を「方法」において適用することができる。
次に、上述した構成からなる本実施の形態による作用・効果であって、未だ説明していないものを中心に説明する。
11 生成部
15 算出部
16 検証部
20 装置記憶部
30 出力部
60 金融制御部
61 金融記憶部
Claims (16)
- 人工知能機能を有する生成部であって、金融機関を利用する複数の顧客の属性情報、複数の顧客に関する審査情報及び複数の顧客の前記金融機関における取引情報のいずれか1つ以上から生成される採用変数及び前記採用変数に対する係数を用いて、ある顧客が所定の金融商品を利用する可能性に関するニーズ情報又は前記ある顧客に金銭を貸し付けた際の貸倒リスクもしくは延滞リスクに関するリスク情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された情報であって、目標事象が生じる確率に基づく情報を出力する出力部と、
を備え、
前記採用変数及び前記係数は過去の実績データに基づき決定され、
前記生成部は対象となる複数のある顧客を選択し、当該複数のある顧客に対する前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成することを特徴とする情報処理装置。 - 前記所定の金融商品が前記ある顧客によって実際に利用されたか否か、又は、前記ある顧客に金銭を貸し付けた際に実際に貸倒れたかもしくは延滞が発生したか否かを検証する検証部をさらに備え、
前記検証部による検証結果は、当該検証結果が出された後に生成される前記ニーズ情報又は前記リスク情報に関して、前記過去の実績データとして利用されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、前記ニーズ情報及び前記リスク情報を生成することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記生成部は、前記属性情報、前記審査情報及び前記取引情報を用いて前記採用変数及び前記係数を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記生成部の人工知能機能は、異なる金融商品に対しては、異なる採用変数と異なる係数を用いて前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記生成部は前記リスク情報を生成し、
前記ある顧客の借入金額、当該借入に際しての金利及び経費情報を用いて、収益を算出する算出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記借入金額が前記ある顧客に対する前記リスク情報に基づいて決定された与信可能額の範囲内で決定され、
前記金利が前記リスク情報に基づいて決定されることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記生成部で生成される前記リスク情報から、前記ある顧客に対する与信可能額又は前記ある顧客に対する適用金利を算出する算出部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記属性情報は、同一の顧客をまとめて管理するための名寄せ情報を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記属性情報は、前記顧客の家族に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記取引情報は、預金取引情報、貸金取引情報、前記金融機関との契約情報、前記金融機関の提供するサービスの利用情報又は決済情報を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記審査情報は、前記金融機関に対する前記顧客の借入申し込みに関する情報又は前記顧客の信用情報を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記金融機関が提供する複数の金融商品の各々に関して、前記生成部が前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成し、
前記出力部が、複数の金融商品の各々に関する前記ニーズ情報又は前記リスク情報を出力することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、複数の金融機関における前記属性情報、前記審査情報及び前記取引情報のいずれか1つ以上から前記採用変数及び当該採用変数に対する係数を生成し、当該採用変数及び当該係数を用いて、前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記出力部は、前記ニーズ情報に含まれるニーズの値がニーズ閾値以上となっている、又は、前記リスク情報に含まれるリスクの値がリスク閾値以下となっている顧客のみを出力の対象とすることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 人工知能機能を有する生成部によって、金融機関を利用する複数の顧客の属性情報、複数の顧客に関する審査情報及び複数の顧客の前記金融機関における取引情報のいずれか1つ以上から生成される採用変数と、前記採用変数に対する係数とを用いて、前記ある顧客が所定の金融商品を利用する可能性に関するニーズ情報又は前記ある顧客に金銭を貸し付けた際の貸倒リスクもしくは延滞リスクに関するリスク情報を生成部によって生成することと、
前記生成部により生成された情報であって、目標事象が生じる確率に基づく情報を出力部によって出力することと、
を備え、
前記採用変数及び前記係数は過去の実績データに基づき決定され、
前記生成部は対象となる複数のある顧客を選択し、当該複数のある顧客に対する前記ニーズ情報又は前記リスク情報を生成することを特徴とする情報処理方法。
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