JP6097139B2 - ヘッド防塵構造及び防塵キャップ - Google Patents
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本発明は、配管の先端に配置されたヘッドのヘッド放水部に防塵キャップを着脱自在に装着したヘッド防塵構造に於いて、
ヘッドは、
先端に押え頭部を備え、ヘッド本体に固定された嵌合ピンと、
嵌合ピンの近傍のヘッド本体に固定された位置決めピンと、
を備え、
防塵キャップは、
ヘッド放水部に装着されるキャップ本体と、
ヘッド本体に固定されるバンド固定部と、
キャップ本体を一端に連結し、バンド固定部を他端に連結したバンド部と、
バンド固定部に形成され、ヘッドにおける嵌合ピンの押え頭部を挿通自在な嵌合穴と、
バンド固定部の嵌合穴に続いてバンド部側に向けて形成され、嵌合ピンのピン部位を嵌合するスリット溝と、
ヘッドの位置決めピンに嵌合されてバンド部の配置方向を決定する位置決め穴と、
を可撓性材料により一体に形成し、
防塵キャップにおけるバンド固定部の嵌合穴に、ヘッド本体における嵌合ピンの押え頭部を嵌め入れた状態で、スリット溝に嵌合ピンのピン部位が入るようにバンド固定部を移動して位置決め穴を位置決めピンに嵌め込み固定する取付構造を備えたことを特徴とする。
ここで、ヘッド本体に固定した嵌合ピンと位置決めピンの間隔をL1、バンド固定部に形成した嵌合穴と位置決め穴の間隔をL2とした場合、スリット溝の長さL3を、(L2−L1)以上とする。
ヘッド本体から嵌合ピンの押え頭部下側までの高さH1に対し、ヘッド本体から位置決めピンの先端までの高さH2を、それ以上とする。
嵌合ピンの押え頭部の外径D1に対し、バンド固定部の嵌合穴の穴径d1を、それ以上とする。
嵌合ピン及び位置決めピンを、スプリングピンとしてヘッド本体に圧入固定する。
更に、バンド固定部の位置決め穴を横方向からヘッド本体の位置きめピンに嵌め入れる案内溝を、ヘッド固定部に形成する。
本発明は、配管の先端に配置されたヘッドに着脱自在に装着される防塵キャップに於いて、
ヘッド放水部に装着されるキャップ本体と、
ヘッド本体に固定されるバンド固定部と、
キャップ本体を一端に連結し、バンド固定部を他端に連結したバンド部と、
バンド固定部に形成され、ヘッドにおける嵌合ピンの押え頭部を挿通自在な嵌合穴と、
バンド固定部の嵌合穴に続いてバンド部側に向けて形成され、嵌合ピンのピン部位を嵌合するスリット溝と、
ヘッドの位置決めピンに嵌合されてバンド部の配置方向を決定する位置決め穴と、
を可撓性材料により一体に形成したことを特徴とする。
ここで、ヘッド本体に固定した嵌合ピンと位置決めピンの間隔をL1、バンド固定部に形成した嵌合穴と位置決め穴の間隔をL2とした場合、スリット溝の長さL3を、(L2−L1)以上とする。
図1は本発明によるヘッド防塵構造の実施形態を示した説明図であり、図2はバンド固定部の部分を模式的に除いて取付ベースを示した説明図である。
図5はヘッド本体の取付ベースに対する防塵キャップのバンド固定部の取付構造を示した説明図であり、図5(A)に固定構造を断面で示し、図5(B)にバンド取付部を平面で示している。
H1≦H2
とする寸法関係を設定している。これによりバンド固定部22が嵌合ピン24の押え頭部24aに当る位置に移動しても、バンド固定部22の先端側の位置決め穴36が位置決めピン26から抜け出すことのない寸法関係としている。
D1≦d1
とする寸法関係を設定している。これにより嵌合ピン24の押え頭部24aに対しバンド固定部22の嵌合穴32を容易に着脱可能としている。
L1−L2=L3
となる寸法関係を設定している。
L1−L2≦L3
とし、スリット溝34の長さを(L1−L2)より長くしても良い。
図7はヘッド本体の取付ベースに対する防塵キャップのバンド固定部の取付手順を示した説明図である。なお、取付ベースを設けたヘッド本体は図示を省略している
まず図7(A)に示すように、取付ベース15の嵌合ピン24の押え頭部24aに対しバンド固定部22の嵌合穴32を位置合せし、続いて図7(B)に示すように、嵌合穴32を嵌合ピン24の押え頭部24aに嵌め入れ、その下のピン部位24bに位置させる。
図8はバンド固定部に案内溝を設けた防塵キャップの他の実施形態を示した説明図である。
上記の実施形態は、ヘッド本体にヘッド放水部を1つまたは2つ設けた場合を例に取るものであったが、必要に応じて3つ以上のヘッド放水部を設けるようにしてもよく、ヘッド放水部の数に応じた防塵キャップを同様にして取り付けることになる。
12:ヘッド本体
14:ヘッド放水部
15:取付ベース
16:防塵キャップ
18:キャップ本体
20:バンド部
22:バンド固定部
24:嵌合ピン
24a:押え頭部
24b:ピン部位
26:位置決めピン
32:嵌合穴
34:スリット溝
36:位置決め穴
38,40:案内溝
Claims (8)
- 配管の先端に配置されたヘッドのヘッド放水部に防塵キャップを着脱自在に装着したヘッド防塵構造に於いて、
前記ヘッドは、
先端に押え頭部を備え、ヘッド本体に圧入固定された嵌合ピンと、
前記嵌合ピンの近傍のヘッド本体に圧入固定された位置決めピンと、
を備え、
前記防塵キャップは、
前記ヘッド放水部に装着されるキャップ本体と、
前記ヘッド本体に固定されるバンド固定部と、
前記キャップ本体を一端に連結し、前記バンド固定部を他端に連結したバンド部と、
前記バンド固定部に形成され、前記ヘッドにおける前記嵌合ピンの押え頭部を挿通自在な嵌合穴と、
前記バンド固定部の前記嵌合穴に続いて前記バンド部側に向けて形成され、前記嵌合ピンのピン部位を嵌合するスリット溝と、
前記ヘッドの前記位置決めピンに嵌合されて前記バンド部の配置方向を決定する位置決め穴と、
を可撓性材料により一体に形成し、
前記防塵キャップにおけるバンド固定部の嵌合穴に、前記ヘッド本体における前記嵌合ピンの押え頭部を嵌め入れた状態で、前記スリット溝に前記嵌合ピンのピン部位が入るように前記バンド固定部を移動して前記位置決め穴を前記位置決めピンに嵌め込み固定する取付構造を備えたことを特徴とするヘッド防塵構造。
- 請求項1記載のヘッド防塵構造に於いて、
前記ヘッド本体に固定した前記嵌合ピンと位置決めピンの間隔をL1、前記バンド固定部に形成した前記嵌合穴と前記位置決め穴の間隔をL2とした場合、前記スリット溝の長さL3を、(L2−L1)以上としたことを特徴とするヘッド防塵構造。
- 請求項1記載のヘッド防塵構造に於いて、前記ヘッド本体から前記嵌合ピンの押え頭部下側までの高さH1に対し、前記ヘッド本体から前記位置決めピンの先端までの高さH2を、それ以上としたことを特徴とするヘッド防塵構造。
- 請求項1記載のヘッド防塵構造に於いて、前記嵌合ピンの押え頭部の外径D1に対し、前記バンド固定部の嵌合穴の穴径d1を、それ以上としたことを特徴とするヘッド防塵構造。
- 請求項1記載のヘッド防塵構造に於いて、前記嵌合ピン及び前記位置決めピンを、スプリングピンとして前記ヘッド本体へ圧入固定することを特徴とするヘッド防塵構造。
- 請求項1記載のヘッド防塵構造に於いて、更に、前記バンド固定部の前記位置決め穴を横方向から前記ヘッド本体の位置きめピンに嵌め入れる案内溝を、前記ヘッド固定部に形成したことを特徴とするヘッド防塵構造。
- 配管の先端に配置されたヘッドに着脱自在に装着される防塵キャップに於いて、
ヘッド放水部に装着されるキャップ本体と、
ヘッド本体に固定されるバンド固定部と、
前記キャップ本体を一端に連結し、前記バンド固定部を他端に連結したバンド部と、
前記バンド固定部に形成され、前記ヘッドにおける嵌合ピンの押え頭部を挿通自在な嵌合穴と、
前記バンド固定部の前記嵌合穴に続いて前記バンド部側に向けて形成され、前記嵌合ピンのピン部位を嵌合するスリット溝と、
前記ヘッドの位置決めピンに嵌合されて前記バンド部の配置方向を決定する位置決め穴と、
を可撓性材料により一体に形成したことを特徴とする防塵キャップ。
- 請求項7記載の防塵キャップに於いて、
前記ヘッド本体に固定した前記嵌合ピンと位置決めピンの間隔をL1、前記バンド固定部に形成した前記嵌合穴と前記位置決め穴の間隔をL2とした場合、前記スリット溝の長さL3を、(L2−L1)以上としたことを特徴とする防塵キャップ。
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JP2013097074A JP6097139B2 (ja) | 2013-05-02 | 2013-05-02 | ヘッド防塵構造及び防塵キャップ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013097074A JP6097139B2 (ja) | 2013-05-02 | 2013-05-02 | ヘッド防塵構造及び防塵キャップ |
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JP2014217478A JP2014217478A (ja) | 2014-11-20 |
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Family Applications (1)
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JP2013097074A Active JP6097139B2 (ja) | 2013-05-02 | 2013-05-02 | ヘッド防塵構造及び防塵キャップ |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4787047B2 (ja) * | 2006-03-30 | 2011-10-05 | ホーチキ株式会社 | ヘッド防塵構造及び防塵キャップ |
CN101872913B (zh) * | 2009-04-21 | 2012-10-17 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 连接结构及使用该连接结构的电子装置 |
-
2013
- 2013-05-02 JP JP2013097074A patent/JP6097139B2/ja active Active
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