JP6096326B2 - 軌条車両構体 - Google Patents

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    • B61F1/00Underframes
    • B61F1/08Details

Description

本発明は、軌条車両に供される構体に関するものであり、特に、連結器を介して構体の前後方向に作用する荷重および軌条車両の自重を負担する台枠の構成に関する。
軌条車両は、敷設された軌道に沿って運行される車両の総称であり、鉄道車両、モノレール車両、路面電車または新交通システムに供される車両等を示す。通常、軌条車両に供される構体(以下、軌条車両構体と記す。)は、床面をなす台枠と、台枠の幅方向の両端部に立設される側構体と、台枠の長手方向の両端部に立設される妻構体と、側構体および妻構体の上端部に載置される屋根構体と、から構成される6面体を成している。側構体等には、乗客の乗降に供される出入口開口部や、採光のために備えられる窓開口部などが必要に応じて備えられる。
軌条車両のうち、特に、複数の車両が連結されて編成を構成する鉄道車両やモノレール車両では、軌条車両構体を構成する台枠の下面に、軌条車両を動かすための各種電気品およびブレーキ制御装置、車両と車両とを連結する連結器、軌条車両の重量を支持するとともに軌道上を転動する台車などが備えられる。
特開2012−25325号公報
上記した台枠には、軌条車両の前後方向に隣接する車両を牽引(推進)する際に大きな荷重が作用する。また、台枠には、軌条車両の重量が作用するとともに軌道不整等に起因する台車の変位や振動が伝えられるため、高い剛性と強度とが要求される。さらに、台枠には、小さい製作工数で製作できる製作性と、運行エネルギを低減できるとともに軌道等に及ぼす影響を小さくする軽量化が要求される。例えば、特許文献1では、製造コストが小さく、重量を低減できる台枠構造が開示されている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、大きな荷重を負担できる高い剛性と強度とを備え、かつ、小さい製作工数で製作可能な台枠を備える軌条車両構体を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために、本発明においては、床面をなす台枠を備えた軌条車両構体であって、前記台枠は、端梁と、側梁と、枕梁と、前記枕梁の軌条車両の長手方向の中央寄りに備えられる横梁と、前記枕梁を貫通する態様で前記端梁と前記横梁とを接続する中梁と、を有し、前記中梁は、垂直片と、前記垂直片の上部から水平方向に延びる第1延伸部と、前記垂直片の下部から水平方向に延びる第3延伸部と、前記第1延伸部と前記第3延伸部との間に備えられ、前記垂直片から水平方向に延びる第2延伸部と、を備え、前記枕梁の前後の前記中梁の前記第2延伸部から前記第3延伸部に至る前記垂直片および前記第3延伸部が取り除かれていることを特徴とする、軌条車両構体が提供される。
かかる構成によれば、中梁は、垂直片と、垂直片の高さ方向の上部から水平方向に延伸する第1延伸部と、垂直片の高さ方向の中央部から水平方向に延伸する第2延伸部と、垂直片の高さ方向の下部から水平方向に延伸する第3延伸部と、から構成され、中梁を部分的にその高さ方向に切り欠く際に、第2延伸部の下方から第3延伸部に至る垂直片と第3延伸部とを取り除くが、残存する中梁は垂直片と第1延伸部と第2延伸部とからなるCチャンネル材が残存し、高い剛性と強度とが維持される。
本発明によれば、荷重を負担できる高い剛性と強度とを備え、かつ、小さい製作工数で製作できる台枠を備える軌条車両構体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る台枠を備えるモノレール車両用構体の斜視図である。 同実施形態にかかるモノレール車両用構体に供される台枠の長手方向両端部の端台枠の平面図である。 同実施形態にかかる図2に示す中梁のA−A断面図である。 同実施形態にかかる図2に示す端梁と中梁との接続部のB−B断面図である。 同実施形態にかかる図2に示す中梁と枕梁との接続部のC−C断面図である。 同実施形態にかかる図2に示す側梁と枕梁との接続部のD−D断面図である。 同実施形態にかかる図2に示す中央部横梁と中梁との接続部のE−E断面図である。 同実施形態にかかる図2に示す端台枠の長手方向のF−F断面図である。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
軌条車両とは敷設された軌道に沿って運行される車両を示すものであり、鉄道車両、モノレール車両、路面電車、新交通システム車両等を意味する。以下では、本発明にかかる軌条車両の代表例として、モノレール車両に適用された場合について説明する。なお、以下では、モノレール車両の長手方向を矢印100、幅方向を矢印110、高さ方向を矢印120として説明する。
まず、図1を参照して、モノレール車両用構体の構成について説明する。図1は、本発明にかかる台枠を備えたモノレール車両用構体の斜視図である。
モノレール車両用構体1は、床面をなす台枠40と、台枠40の幅方向110の両端部に立設される側構体20と、台枠40の長手方向の両端部に立設される妻構体30と、側構体20および妻構体30の上端部に備えられる屋根構体10と、から構成されている。側構体20には、乗客等の乗降に供される出入口開口部22や、採光のための窓開口部21が必要に応じて備えられている。妻構体30には、隣接する車両へ通り抜けるための貫通路開口部31が備えられている。
台枠40は、長手方向100の中央部に備えられる床部50と、床部50に連続する態様で長手方向100の両端部に備えられる端台枠49と、から構成されている。床部50と端台枠49の幅方向110の両端部には、共通の側梁41が備えられており、端台枠49の長手方向100の端部には、端梁42が備えられている。つまり、台枠40は、その外縁に側梁41と端梁42とを備えており、側構体20は、側梁41の上部に接続され、妻構体30は、端梁42の上部に接続されている。
次に、図2を参照して、図1に示すモノレール車両用構体に供される台枠の構成について説明する。図2は、台枠の長手方向両端部の端台枠の平面図である。
両端部に備えられる端台枠49は同一の構成を有するため、以下では、一方の端台枠49の構成についてのみ説明する。
端台枠49には、幅方向110の中央部に2本の中梁43が側梁41に対して平行に配設されるとともに、台枠40の長手方向100の中央部に中央部横梁44が備えられており、台枠40の長手方向100の端部寄りに端部横梁45が端梁42に平行な態様で備えられている。中梁43の長手方向(長手方向100の方向)の両端部は、端梁42と中央部横梁44の側面に接合される。中央部横梁44の長手方向(幅方向110の方向)の両端部は、側梁41の側面に接合される。中梁43によって分割される端部横梁45の長手方向(幅方向110の方向)の端部は、側梁41または中梁43の側面に接合される。
端梁42と端部横梁45と中梁43とによって囲まれる部位には、モノレール車両同士を連結するための連結器(図示せず)が結合される連結器受46が設けられる。
中央部横梁44と端部横梁45の間の台枠40の幅方向110の中央部には中央部枕梁47が設けられ、幅方向110の両端部寄りには端部枕梁48が設けられる。中央部枕梁47は中梁43の側面に接合され、端部枕梁48は側梁41と中梁43の側面に接合され、2つの端部枕梁48と中央部枕梁47とが台枠40の幅方向110に沿って中梁43を介して接続されて連続する枕梁を構成している。
中央部枕梁47の下面には台車のけん引装置(図示せず)を結合するためのけん引装置受(図示せず)が備えられ、端部枕梁48の下面には台車の空気ばね(図示せず)を結合するための空気ばね受(図示せず)が備えられている。中梁43と中央部横梁44と端部横梁45と中央部枕梁47とで囲まれる部位は、モノレール車両を転動可能に支持する台車の走行輪(走行用タイヤ)の上端部が格納される車輪室(図示せず)の一部となる。
台枠40(端台枠49)は、上述した側梁41、端梁42、中梁43、中央部横梁44および端部横梁45、中央部枕梁47および端部枕梁48の強度部材で骨組みが構成されている。そして、台枠40(端台枠49)は、この強度部材で構成された骨組の上面を覆う態様で床板51が敷設されて構成される。
次に、図3を参照して、図2に示す中梁の構成について説明する。図3は、中梁のA−A断面図である。
中梁43は垂直片43aと、垂直片43aの高さ方向120の上端部から水平方向に延伸する水平片43bと、垂直片43aの高さ方向120の中央部から水平方向に延伸する水平片43cと、垂直片43aの高さ方向120の下端部から水平方向に延伸する水平片43dと、から構成される押出形材である。つまり、中梁43の断面形状は、C型チャンネル材を高さ方向に2段に重ねたような態様をなしている。
中梁43の水平片43bの上面には、T字状断面形状の複数のリブを有す床板51が載置され、水平片43bの幅方向(幅方向110)の両端部と、床板51とが断続溶接または連続溶接によって接続されている。
編成されたモノレール車両が加減速するときや、非常ブレーキが作用した時などに連結器(図示せず)に作用する大きな荷重(自連力)は、連結器を支持する連結器受46から、一部は端部横梁45を経由して側梁41に伝わるが、多くは中梁43へと伝わる。その結果、中梁43には、長手方向に引張力および圧縮力が作用する。しかし、本実施形態では、上記したように、中梁43は、2つのCチャンネル材を高さ方向に2段に重ねた態様を有しているため、中梁43に特に大きな圧縮力が伝達される場合であっても、中梁43が座屈することのない高い剛性と強度を有するという効果を奏する。
さらに、モノレール車両の走行中には、モノレール車両を支持する台車からモノレール車両用構体1へ加振力が伝達される。この加振力は、主にモノレール車両の重量に起因する上下方向の荷重と、台車の加減速に伴う前後方向の荷重である。上下方向の荷重は台車の空気ばねが当接される端部枕梁48からモノレール車両用構体1へ入力され、前後方向の荷重はけん引装置が結合される中央部枕梁47からモノレール車両用構体1へ入力される。
端部枕梁48および中央部枕梁47に入力されたこれらの加振力は、端部枕梁48および中央部枕梁47が接続される中梁43へと伝達される。このように、上下方向と前後(長手)方向の加振力は、中梁43を上下方向あるいは前後(長手)方向に加振する。しかし、本実施形態では、上記したように、中梁43は、Cチャンネル材を高さ方向に2段に重ねたような断面形状を備えているため、加振力に抗する十分な剛性と強度とを有するという効果を奏する。
次に、図4を参照して、図2に示す端梁と中梁との接続部の構成について説明する。図4は、端梁と中梁との接続部のB−B断面図である。
端梁42は、高さ寸法H1が幅寸法(図示せず)より大きい矩形断面を有しており、その内部を複数のリブで仕切られた複数の空間部を備える中空押出形材である。
端梁42は、その近傍に配置される連結器受46から中梁43を経由して作用する自連力を負担する強度部材である。端梁42の一方の側面に、中梁43の長手方向(矢印100の方向)の端部が突き合わせられるとともに溶接されて接合されている。端梁42の高さ寸法H1は、中梁43の高さ寸法C1(水平片43bの上面から水平片43dの下面までの寸法)とほぼ同一寸法である。
上記したように、中梁43の高さ寸法C1と端梁42の高さ寸法H1とはほぼ同一寸法であるため、連結器から前後方向の引張力や圧縮力などの大きな自連力が連結器受46に入力されても、中梁43から端梁42に連続する強度部材の断面が急変することなく、局所的に応力が高くなることを抑制することができる。これにより、新たに追加する補強部材を省略することができ、少ない製作工数でモノレール車両用構体1を製造することが可能となる。
次に、図5を参照して、図2に示す中梁と枕梁との接続部の構成について説明する。図5は、中梁と枕梁との接続部のC−C断面図である。
端部枕梁48と中央部枕梁47とは中梁43を介して接続されており、台枠40を構成する一方の側梁41から他方の側梁41に至る幅方向110に連続する一連の横梁を構成している。
中央部枕梁47および端部枕梁48は、対向する2枚の面板をリブで接続した中空押出形材で構成されている。端部枕梁48の押出方向と、中央部枕梁47の押出方向とは直交しており、端部枕梁48の押出方向を中梁43の長手方向(矢印100の方向)に沿わせている。
端部枕梁48および中央部枕梁47の高さ寸法H3は、中梁43の高さ寸法C1とほぼ同一であり、端部枕梁48および中央部枕梁47を構成する上位の面板と中梁43の水平片43bとが接続されており、端部枕梁48および中央部枕梁47を構成する下位の面板と中梁43の水平片43dとが接続されている。
上記したように、中梁43の高さ寸法C1と端部枕梁48および中央部枕梁47の高さ寸法H3とはほぼ同一寸法であるため、台車から前後方向あるいは上下方向の引張力や圧縮力などの大きな加振力が枕梁に入力されても、枕梁から中梁43に連続する強度部材の断面が急変することなく、局所的に応力が高くなることを抑制することができる。これにより、新たに追加する補強部材を省略することができ、少ない製作工数でモノレール車両用構体1を製造することが可能となる。
さらに、端部枕梁48および中央部枕梁47を構成する上位の面板の上面と、中梁43の水平片43bの上面とを同じ高さに構成することにより、床板51をこれらの上面に容易に載置することができる。
次に、図6を参照して、図2に示す側梁と枕梁との接続部の構成について説明する。図6は、側梁と枕梁との接続部のD−D断面図である。
側梁41は、高さ寸法H4が幅寸法(図示せず)より大きい矩形断面を有しており、その内部を複数のリブで仕切られた複数の空間部を備える中空押出形材である。
側梁41は、端部枕梁48から作用する加振力を負担する強度部材である。側梁41の一方の側面に、端部枕梁48の長手方向(矢印110の方向)の端部が突き合わせられるとともに溶接されて接合されている。側梁41の高さ寸法H4は、端部枕梁48の高さ寸法H3とほぼ同一寸法である。
上記したように、側梁41の高さ寸法H4と端部枕梁48の高さ寸法H3とはほぼ同一寸法であるため、台車から前後方向あるいは上下方向の引張力や圧縮力などの大きな加振力が枕梁に入力されても、枕梁から側梁41に連続する強度部材の断面が急変することなく、局所的に応力が高くなることを抑制することができる。これにより、新たに追加する補強部材を省略することができ、少ない製作工数でモノレール車両用構体1を製造することが可能となる。
次に、図7を参照して、図2に示す中央部横梁と中梁との接続部の構成について説明する。図7は、図2に示す中央部横梁と中梁との接続部のE−E断面図である。
中央部横梁44は、高さ寸法H2が幅寸法(図示せず)より小さい矩形断面を有しており、その内部をリブで仕切られた複数の空間部を備えた中空押出形材である。
中梁43は、後述する理由によって、水平片43cより下方の垂直片43aと水平片43dとを削除して、中央部横梁44に突き当てられる部位の高さ寸法(水平片43bの上面から水平片43cの下面までの寸法)をC2としている。
中梁43は、3つの水平片(43bから43d)を備えているため、水平片43dと垂直片43aの一部を削除しても、垂直片43aの残余部と、この残余部の上端部に接続する水平片43bと下端部に接続する水平片43cとからなるC断面形状を維持している。このため、中梁43の長手方向(矢印110の方向)に引張力や圧縮力が作用したり、中梁43の長手方向に交差する上下方向(矢印120の方向)に加振力等が作用したりしても、中梁43は、これらの荷重に抗する十分な強度と剛性とを備えることができる。中央部横梁44の高さ寸法H2は、中梁43の高さ寸法C2とほぼ同一寸法である。
上記したように、中梁43の高さ寸法C2と中央部横梁44の高さ寸法H2とがほぼ同一寸法であるため、中梁43の長手方向に引張力や圧縮力が作用したとしても、中梁43から中央部横梁44に連続する強度部材の断面が急変することなく、局所的に応力が高くなることを抑制することができる。これにより、新たに追加する補強部材を省略することができ、少ない製作工数でモノレール車両用構体1を製造することができる。
次に、図8を参照して、図2に示す端台枠の構成について説明する。図8は、端台枠の長手方向のF−F断面図である。
軌条車両の一例であるモノレール車両は、台枠40の長手方向の両端の端台枠49の幅方向の中央部を台車によって支持されている。詳細は示さないが、台車は、台車枠と、桁74の上面を転動する走行輪70と、桁74の側面の上端部を転動する案内輪72などから構成されている。
台車の中心は枕梁の下方に位置するので、走行輪70に付随する駆動装置などと干渉しないよう、枕梁の前後の中梁43に切り欠き60が設けられる。切り欠き60は、中梁43の垂直片43aの水平片43cから下方の部位と、水平片43dと、が取り除かれた部位である。中梁43の長手方向に交差する断面が急変しないように、端梁42の側から走行輪70aの上端部に向けて徐々に垂直片43aの高さを小さくし、枕梁に向けて徐々に高さが大きくなるように、垂直片43a(水平片43dを含む)が取り除かれる。
同様に、枕梁から走行輪70bの上端部に向けて徐々に垂直片43aの高さを小さくし、垂直片43a(水平片43dを含む)が取り除かれる。垂直片43aの高さが徐々に変化する部位は、水平片43cと水平片43dとに渡される塞ぎ板43eによって塞がれている。
中梁43の切り欠き60は、中梁43の長手方向に交差する断面が急変しないように、垂直片43aの高さを徐々に小さく切り欠いているため、中梁43の長手方向に引張力や圧縮力が作用したとしても、局所的に応力が高くなることを抑制することができる。これにより、最小限の補強等を追設するだけでよいので、少ない製作工数でモノレール車両用構体1を製作することできる。
1 …モノレール車両用構体
10…屋根構体
20…側構体
21…窓開口部
22…出入口開口部
30…妻構体
31…貫通路開口部
40…台枠
41…側梁
42…端梁
43…中梁
44…中央部横梁
45…端部横梁
46…連結器受
47…中央部枕梁
48…端部枕梁
49…端台枠
50…床部
51…床板
60…切り欠き
70…走行輪(タイヤ)
72…安定輪(タイヤ)
74…桁
100…長手方向
110…幅方向
120…高さ方向

Claims (4)

  1. 床面をなす台枠を備えた軌条車両構体であって、
    前記台枠は、端梁と、側梁と、枕梁と、前記枕梁の軌条車両の長手方向の中央寄りに備えられる横梁と、前記枕梁を貫通する態様で前記端梁と前記横梁とを接続する中梁と、を有し、
    前記中梁は、
    垂直片と、
    前記垂直片の上部から水平方向に延びる第1延伸部と、
    前記垂直片の下部から水平方向に延びる第3延伸部と、
    前記第1延伸部と前記第3延伸部との間に備えられ、前記垂直片から水平方向に延びる第2延伸部と、
    を備え、
    前記枕梁の前後の前記中梁の前記第2延伸部から前記第3延伸部に至る前記垂直片および前記第3延伸部が取り除かれている
    ことを特徴とする、軌条車両構体。
  2. 前記第2延伸部から前記第3延伸部に至る前記垂直片および前記第3延伸部が取り除かれた部位に、前記第2延伸部から前記第3延伸部に至る塞ぎ板が備えられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載の軌条車両構体。
  3. 前記端梁、前記側梁および前記枕梁の高さ寸法が、前記第1延伸部から前記第3延伸部の高さ寸法にほぼ等しい
    ことを特徴とする、請求項1に記載の軌条車両構体。
  4. 前記横梁の高さ寸法が、前記第1延伸部から前記第2延伸部への高さ寸法にほぼ等しい
    ことを特徴とする、請求項1に記載の軌条車両構体。
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