JP6096030B2 - 柔軟性測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被測定試料の柔軟性を測定する柔軟性測定方法及び測定装置に関する。
被測定試料の柔軟性を測定する方法として、例えば、被測定ケーブルを片持はり状に突出させて保持し、この状態からのたわみ量に基づいて被測定ケーブルの柔軟性を測定する方法がある(例えば、特許文献1)。
特開2007−333610号公報
しかしながら、従来技術に係る柔軟性測定装置では、被測定試料が自重で変位しない場合、被測定試料のたわみ量に基づいて柔軟性を評価できないおそれがある。この場合、被測定試料におもりを付し、そのおもりの重さで被測定試料を強制的に変位させることで被測定試料の柔軟性の測定を行うことができる。
しかし、おもりの重さで被測定試料を強制的にたわませる場合、おもりの重さの違いによって被測定試料の変位量が変化するので、比較対象となる全被測定試料でおもりの重さを統一しなければならない。例えば、柔軟性の良い被測定試料と柔軟性の悪い被測定試料とを比較する場合においても、おもりの重さを統一する必要があり、同一条件での試験を行うことが困難となるおそれがある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、被測定試料の柔軟性を数値化し、被測定試料の柔軟性の判断基準を明確化することに貢献する技術の提供を目的としている。
上記目的を達成する本発明の柔軟性測定方法は、回転軸が平行となるように離間して配置された1対の軸受に被測定試料を載置し、前記被測定試料を前記軸受間に押入する押入部材で、前記被測定試料を前記軸受間に所定の速度で押入し、前記被測定試料が前記押入部材から押入され始めてから前記軸受から抜け落ちるまでの間に、前記押入部材が前記被測定試料を押圧する荷重を測定し、前記測定された荷重の最大値に基づいて前記被測定試料の柔軟性を評価することを特徴としている。
また、上記目的を達成する本発明の柔軟性測定装置は、回転軸が平行となるように離間して設けられる1対の軸受と、当該1対の軸受間に入出可能に設けられ、前記軸受上に載置された被測定試料を所定の速度で前記軸受間に押入する押入部材と、前記押入部材にかかる荷重を測定する荷重測定手段と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、被測定試料の柔軟性を数値化し、被測定試料の柔軟性の判断基準を明確化することに貢献することができる。
(a)本発明の実施形態に係る柔軟性測定装置の正面図、(b)本発明の実施形態に係る柔軟性測定装置の右側面図である。 本発明の実施形態に係る柔軟性測定装置の測定過程を説明する説明図である。
本発明の実施形態に係る柔軟性測定方法及び柔軟性測定装置について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a),(b)は、本発明の実施形態に係る柔軟性測定装置1を示す図である。
図1(a)に示すように、本発明の実施形態に係る柔軟性測定装置1は、被測定試料2を載置する試料台3と、被測定試料2を押圧する押圧手段4と、被測定試料2にかかる荷重を測定する荷重測定手段5とを有する。
試料台3は、台6から立設した支柱7に固定される支持部8を有する。支持部8には、一対の回転軸8a,8aが設けられ、この回転軸8a,8aにそれぞれ軸受9(ベアリング)が回転自在に軸支される。
軸受9は、台6から同じ高さとなるように軸支されるとともに、その軌道面(外周面)が離間して対向した状態で設けられる。つまり、対向する軸受9の軸は、水平な同一平面上かつ平行に設けられる。この一対の軸受9,9の軌道面上に、被測定試料2が載置される。軸受9,9間の距離は、被測定試料が載置できる距離であれば特に限定されるものではないが、被測定試料の自重により被測定試料2がたわまない距離であることが好ましい。なお、図1(b)に示すように、軸受9の軌道面であって軸受9の回転方向に沿って溝部9aを形成すると、柔軟性測定装置1に被測定試料2を簡単に配置することができる。
押圧手段4は、筒状の固定部10と、固定部10の中空部に摺動自在に設けられる可動軸11と、可動軸11に荷重測定手段5を介して固定される押入部材12とを有する。
固定部10には、図示省略の駆動手段が設けられており、可動軸11をその軸方向に移動させる。可動軸11には、可動軸11から軸受9,9の上方方向に張り出した接続部材11aが設けられ、この接続部材11aに荷重測定手段5が設けられる。さらに、荷重測定手段5には、軸受9,9間の上方に位置するように押入部材12が設けられる。このように可動軸11に荷重測定手段5を介して押入部材12を設けることで、可動軸11の移動に応じて押入部材12が可動軸11の軸方向に移動することとなる。
荷重測定手段5は、例えば、プッシュブルゲージであり、押入部材12にかかる荷重(N)を測定する。荷重測定手段5の測定結果は、荷重測定手段5の本体に直接表示してもよく、また、図示省略の表示装置に表示させてもよい。
押入部材12は、軸受9,9に載置された被測定試料2を真上から押し込む部材である。押入部材12は、円柱や角柱状の部材であり、その一端は荷重測定手段5に接続されており、他端部が軸受9,9の中央部間に入出可能に設けられる。そして、可動軸11の移動に応じて押入部材12が移動する。なお、図1(b)に示すように、押入部材12の先端部に軸受9,9間に載置された被測定試料2が係合する係合溝12aを形成すると、被測定試料2を確実に軸受9,9間に押入することができる。
被測定試料2は、単線、チューブ、コルゲート管、ケーブル等の円筒形の部材や、樹脂材料や金属材料等から形成された平板状の部材等を挙げることができる。被測定試料2の長さは、軸受9,9の軸間距離以上の長さがあれば柔軟性の測定を行うことができるが、被測定試料2の長さは、その端部が、被測定部材2と軸受9との接触部から軸受9の半径程度突出する程度であることが好ましい。
次に、図1,2を参照して、柔軟性測定装置1による被測定試料2の柔軟性測定方法について詳細に説明する。
まず、図1(a)に示すように、軸受9,9上に被測定試料2を載置する。
次に、押入部材12にかかる荷重を荷重測定手段5で測定しながら、可動軸11を所定の速度で下方向に移動させる。所定の速度とは、被測定試料2の柔軟性を測定することができる速度であり、例えば、100mm/min〜200mm/minの一定の速度が設定される。図2に示すように、可動軸11の移動に伴って、押入部材12が被測定試料2を軸受9,9間に押入する。
押入部材12がさらに被測定試料2を押し下げると、軸受9,9が回転して被測定試料2が軸受9,9から抜け落ちることとなる。
このように、軸受9,9に載置された被測定試料2が軸受9,9から抜け落ちるまで、押入部材12が被測定部材2を軸受9,9間に押入する。そして、押入開始から被測定試料2が軸受9,9から抜け落ちるまでの間に押入部材12にかかる荷重を測定し、押入部材12にかかった荷重の最大値を被測定試料の柔軟性を表す指標とする。
以上のように、本発明の柔軟性測定方法及び柔軟性測定装置によれば、被測定試料の柔軟性を数値化して、柔軟性の判断基準を明確にすることができる。
また、異なる柔軟性を有する被測定試料に対して同じ条件で柔軟性の測定を行うことができるので、被測定試料の柔軟性を客観的な数値として表すことが可能となる。その結果、異なる試料同士の柔軟性の比較が容易になる。
また、被測定試料を1対の軸受に載置することで、測定結果に対する被測定試料の表面粗さ等の影響が低減され、柔軟性の測定精度が向上する。
以上、本発明の柔軟性測定方法及び柔軟性測定装置について、具体的な実施例を挙げて説明したが、本発明は、その作用効果を損なわない範囲で多彩な変更が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変更がされた実施形態も本発明の技術的範囲に属することは当然のことである。
例えば、実施形態では、被測定試料の上から押入部材を押入する形態を例示して説明したが、フック状に形成した押入部材を被測定試料に掛合し、押入部材を引っ張ることで被測定試料を軸受間に押入し、押入部材にかかる張力を測定する形態であってもよい。
また、軸受間距離が可変となるように軸受の回転軸を設けることで、被測定試料の長さに応じて軸受間距離を調節することができる。この場合、押入部材が被測定試料と接触する点と、軸受との距離に基づいて押入部材のトルクを算出することで、異なる軸受間距離で測定された被測定試料の柔軟性の比較を行うことができる。
また、実施形態では、被測定試料を軸受上に載置した例を挙げて説明したが、被測定試料は、ローラ等の1対の回転体上に載置すれば、被測定試料の表面粗さ等の影響が柔軟性の測定結果に与える影響を低減することができる。
1…柔軟性測定装置
2…被測定試料
3…試料台
4…押圧手段
5…荷重測定手段
6…台
7…支柱
8…支持部
8a…回転軸
9…軸受
9a…溝部
10…固定部
11…可動軸
11a…接続部材
12…押入部材
12a…係止溝

Claims (1)

  1. 単線、チューブ、コルゲート管、ケーブルのいずれかである被測定試料の柔軟性を測定する柔軟性測定方法であって、
    回転軸が平行となるように離間して配置された1対の軸受に前記被測定試料を載置し、
    前記被測定試料を前記軸受間に押入する押入部材で、前記被測定試料を前記軸受間に所定の速度で押入し、
    前記被測定試料が前記押入部材から押入され始めてから前記軸受から抜け落ちるまでの間に、前記押入部材が前記被測定試料を押圧する荷重を測定し、
    前記測定された荷重の最大値に基づいて前記被測定試料の柔軟性を評価する
    ことを特徴とする柔軟性測定方法。
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