JP6095768B2 - データベース、データベースの構築方法、通信装置及び電子部品装着装置 - Google Patents

データベース、データベースの構築方法、通信装置及び電子部品装着装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムにおいて伝送されるデータを変換するためのデータベース、そのデータベースの構築方法、そのデータベースを用いて通信を行う通信装置及びその通信装置を備える電子部品装着装置に関するものである。
例えば、赤外線などの光無線を用いた通信システムでは、無線信号を受光するフォトディテクタ(Photo detector)に対して無信号状態が継続、あるいは一定の信号レベルを受光する状態が継続するとフォトディテクタの応答特性が低下し通信品質に影響を与える場合がある。また、通信システムのデータ処理において、例えば、ハイレベルとローレベルの2種類の電圧信号を伝送する場合に、一定のクロック周期の間にハイレベルの信号が連続すると、連続した後にローレベルに反転すると信号の反転レベルが所望のレベルまで到達しない場合がある。その結果、信号のレベルが反転のレベルに到達する前に各処理部においてデータの取り込みが行われてしまいビット値を誤って認識してしまうことによって、通信品質が低下する。そのため、従来、送受信される伝送データのDCバランスを取り、信号レベルのデューティ比を一定に保持することによって、通信品質を維持する通信システムがある(例えば、特許文献1など)。
特許文献1に開示される通信システムは、CPUとその周辺デバイスとが光ファイバによって接続されデータ伝送が行われるシステムであり、光ファイバの帯域を有効に利用し光ファイバの本数を減らすために伝送データがシリアル化されている。伝送データのシリアル化の前処理として伝送データのDCバランスを保持するために符号化処理、例えば、8B/10B変換が実行されている。また、この通信システムでは、伝送データの誤りの検出及び訂正のために誤り訂正符号(ECC)を伝送データに付加して伝送している。
特開2005−64888号公報
ところで、上記した通信システムでは、通信品質を維持するために誤り訂正符号に対してもDCバランスを確保する必要がある。このため、誤り訂正に係るデータは、データの転送レートを8B/10B変換後の10ビットに合わせつつDCバランスを確保するために、誤り訂正符号(文献では、6ビット)に4ビットのダミーデータや反転ビットを付加した10ビットのビット幅が設定されている。つまり、本来伝送したいデータと誤り訂正符号との他に、複数のビットのダミーデータがDCバランスを確保するためだけに付加されて伝送されており、データの伝送効率の低下に繋がっていた。
また、上記した通信システムでは、8B/10B変換後の10ビットと、誤り訂正符号にダミーデータを付加した10ビットとの各々においてDCバランスを確保している。その一方で、伝送データのデューティ比を保持するためには、0と1の出現比率が同一、例えば、10ビットのデータ列であれば常に5ビット対5ビットの出現比率となっていることが理想的である。しかしながら、8B/10B変換の変換後のデータには、6対4あるいは4対6といった出現比率のデータが含まれており、通信品質の向上をより確実なものとするために改善の余地がある。
本発明は、上記した課題を鑑みてなされたものであり、通信システムにおいて伝送されるデータを変換するためのデータベースであって、データの伝送効率の向上とDCバランスの確保との両立を図ることが可能なデータベース、データベースの構築方法及び電子部品装着装置を提供することを目的とする。
上記課題を鑑みてなされた本願の請求項1に記載のデータベースは、送信データをシリアル変換して送信する通信システムのシリアル変換の前処理として送信データを変換する変換データが設定されるデータベースであって、送信データが設定される第1データ部と、第1データ部の送信データと一対一に対応し、送信データに対し、シリアル変換する基準クロックを埋め込む符号変換を行い、符号変換が行われた送信データに対し、誤り処理符号を付加する誤り処理を行い、誤り処理が行われ誤り処理符号が付加された送信データに対し、送信データと誤り処理符号とのビット値の全体でDCバランスを取る調整ビットを付加する調整処理を行った変換データが設定される第2データ部と、を備える。
また、請求項2に記載のデータベースは、請求項1に記載のデータベースにおいて、送信データのビット幅は、8ビットであり、符号変換は、8B/10B変換である。
また、請求項3に記載のデータベースは、請求項2に記載のデータベースにおいて、誤り処理は、前方誤り訂正処理であり、8B/10B変換後の10ビットの送信データに対して5ビットの誤り処理符号を付加し、調整処理は、誤り処理符号が付加された送信データに対し、1ビットの調整ビットを付加してDCバランスを取る。
また、本願の請求項4に記載のデータベースの構築方法では、送信データをシリアル変換して送信する通信システムのシリアル変換の前処理として送信データを変換する変換データが設定されるデータベースの構築方法であって、送信データを第1データ部に設定するステップと、送信データに対し、シリアル変換する基準クロックを埋め込む符号変換を行うステップと、符号変換が行われた送信データに対し、誤り処理符号を付加する誤り処理を行うステップと、誤り処理が行われ誤り処理符号が付加された送信データに対し、送信データと誤り処理符号とのビット値の全体でDCバランスを取る調整ビットを付加する調整処理を行うステップと、調整処理が行われたデータを、第1データ部の送信データと一対一に対応させ変換データとして第2データ部に設定するステップと、を含む。
また、本願の請求項5に記載の通信装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータベースが保存される記憶部と、記憶部に保存されるデータベースを読み込んで送信データを変換データに変換する符号化部と、を備える。
また、本願の請求項6に記載の通信装置は、請求項5に記載の通信装置において、符号化部から出力される変換データが入力され、連続して伝送される変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する付加情報を変換データに対して付加する加算部を備える。
また、本願の請求項7に記載の通信装置は、請求項6に記載の通信装置において、送信データは、当該通信装置に接続される装置に入出力される第1送信データと、第1送信データを伝送する伝送路の制御に係る第2送信データとを有し、データベースは、第1及び第2送信データの各々を変換する2種類のデータベースを有し、加算部は、2種類のデータベースのうち、いずれのデータベースを用いて変換したかを示す情報であって連続して伝送される変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する少なくとも2ビットのテーブル情報を変換データに対して付加する。
また、本願の請求項8に記載の通信装置は、請求項6に記載の通信装置において、1フレームが20ビットのフレームデータを伝送するものであり、符号化部は、基板に電子部品を実装する電子部品装着装置が備える撮像部の画像データを送信データとして入力し16ビットの変換データに変換し、加算部は、フレームデータの先頭の2ビットのヘッダと、電子部品装着装置が備える駆動部に係る情報を示す2ビットの付加情報と、を変換データに対して付加する。
また、本願の請求項9に記載の電子部品装着装置は、請求項5乃至請求項8のいずれに記載の通信装置を備える。
請求項1に記載のデータベースでは、送信データが設定される第1データ部と、第1データ部の送信データと一対一に対応し、送信データに対して符号変換、誤り処理及び調整処理を行ってDCバランスの取れた変換データが設定される第2データ部とを備える。当該データベースを用いることで、符号変換及び誤り処理を施した変換データのビット幅が削減でき、実際の通信における伝送効率の向上が図れる。また、変換データを精査することによって、DCバランスが確保できる。そして、データベースを用いた通信では、送信データをシリアル変換する前処理として送信データがデータベースを用いて変換される。送信データは、基準クロックが埋め込まれ誤り訂正符号が付加され、且つDCバランスが確保された状態のデータで伝送される。また、送信データは、受信側では基準クロックを用いたシリアルデータとパラレルデータとの変換処理が行われ、誤り処理符号を用いた誤り処理が実行される。これにより、当該データベースを用いた通信システムにおける通信品質の向上が図れる。
また、請求項2に記載のデータベースでは、符号変換のアルゴリズムとして8B/10B変換を用いることで、シリアル変換に用いる基準クロックを送信データに適切に埋め込む処理が実行できる。
また、請求項3に記載のデータベースでは、前方誤り訂正処理(FEC)を用いて8B/10B変換後の10ビットの送信データに対して誤り処理符号として5ビットの誤り訂正符号が付加されるため、受信側において送信データの誤り訂正処理が実行できる。また、調整処理では、誤り処理符号が付加され15ビットの送信データに対して1ビットの調整ビットが付加されることによって、全ての変換データのDCバランスが取れる。これにより、変換データのビット幅の削減とDCバランスの確保を確実に行うことができる。
また、請求項4に記載のデータベースの構築方法では、符号変換及び誤り処理を施した変換データのビット幅が削減できる。また、変換データを精査することによって、DCバランスが確保できる。その結果、データの伝送効率の向上とDCバランスの確保との両立を図ることが可能なデータベースが構築できる。
また、請求項5に記載の通信装置では、記憶部に保存されるデータベースを用いて符号化部が送信データを変換することによって、DCバランスが確保された状態のデータが伝送され通信品質の向上を図ることができる。
また、請求項6に記載の通信装置では、加算部において付加情報が付加されることによって、連続して伝送される変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する。これにより、変換データの個々のDCバランスに加えて連続して伝送される変換データのDCバランスを確保することができ、通信品質の向上をより確実に図ることができる。
また、請求項7に記載の通信装置では、送信データとして当該通信装置に接続される装置に入出力される第1送信データと、伝送路の制御に係る第2送信データとを用いるとともに、第1及び第2送信データの各々を変換する2種類のデータベースを備える。加算部は、例えば、データベースを用いたことによって変換データのビット幅が削減できた領域に2種類のデータベースのうち、いずれのデータベースを用いて変換したかを示すテーブル情報を付加する。そして、このテーブル情報は連続して伝送される変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する少なくとも2ビットのビット列で構成される。これにより、例えば、送信したいデータと制御情報の2種類のデータを別々の変換テーブルに対応付けて伝送することが可能となる。
また、請求項8に記載の通信装置では、1フレームが20ビットのフレームデータを伝送する通信装置において、電子部品装着装置が取り扱うデータ種において比較的データ量が大きい画像データを誤り処理及び調整処理を行ってDCバランスの取れた変換データとして伝送できる。また、加算部は、データベースを用いたことによって変換データのビット幅が削減できた領域に対し、駆動部に係る情報等を設定して伝送できる。
また、請求項9に記載の電子部品装着装置では、電子部品の基板への装着作業に係るデータを通信品質の向上が図られた通信装置により伝送することによって、電子部品の基板への装着作業を高精度に実施し作業効率が向上できる。
本実施形態の通信システムが適用される電子部品装着装置の斜視図である。 図1に示す電子部品装着装置の上部カバーを取り外した状態の概略平面図である。 電子部品装着装置のブロック図である。 光無線装置のブロック図である。 制御部及び符号化部のブロック図である。 送信データの変換に用いる第1テーブルの一部を示す図である。 送信データの変換に用いる第2テーブルの一部を示す図である。 連続して伝送される変換データを説明するための図である。 第1及び第2テーブルの構築方法を示すフローチャートである。 図9のフローチャートの各ステップにおけるデータの構造を示す図である。 8B/10B変換テーブルの一部を示す図である。 第1の比較例の符号化部を示すブロック図である。 第2の比較例の符号化部を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。初めに、本願の通信システムを適用する装置の一例として電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略する場合がある)について説明する。
(装着装置10の構成)
図1に示すように、装着装置10は、装置本体11と、装置本体11に一体的に設けられる一対の表示装置13と、装置本体11に対して着脱可能に設けられる供給装置15,16とを備える。本実施形態の装着装置10は、図3に示す制御装置80の制御に基づいて、装置本体11内に収容される搬送装置21にて搬送される回路基板17に対して電子部品(図示略)の装着作業を実施する装置である。なお、本実施例では、図1に示すように、搬送装置21により回路基板17が搬送される方向(図2における左右方向)をX軸方向、回路基板17の搬送方向に水平でX軸方向に対して直角な方向をY軸方向と称し、説明する。
装置本体11は、X軸方向の一端側でY軸方向における両端部に表示装置13を各々備える。各表示装置13は、タッチパネル式の表示装置であり、電子部品の装着作業に関する情報を表示する。また、装置本体11は、Y軸方向の両側から挟むようにして装着される供給装置15,16を備える。供給装置15は、フィーダ型の供給装置であり、各種の電子部品がテーピング化されリールに巻回させた状態で収容されるテープフィーダ15Aを複数有している。供給装置16は、トレイ型の供給装置であり、複数の電子部品が載置された部品トレイ16A(図2参照)を複数有している。
図2は、装置本体11の上部カバー11A(図1参照)を取り除いた状態で装着装置10を上方(図1における上側)からの視点において示した概略平面図である。図2に示すように、装置本体11は、上記搬送装置21と、回路基板17に対して電子部品を装着する装着ヘッド22と、その装着ヘッド22を移動させる移動装置23とを基台20の上に備える。
搬送装置21は、基台20におけるY軸方向の略中央部に設けられており、1対のコンベアベルト31と、コンベアベルト31に保持された基板保持装置32と、基板保持装置32を移動させる電磁モータ33とを有している。基板保持装置32は回路基板17を保持する。電磁モータ33は、出力軸がコンベアベルト31に駆動連結されている。電磁モータ33は、例えば、回転角度を精度良く制御可能なサーボモータである。搬送装置21は、電磁モータ33の駆動に基づいてコンベアベルト31が周回動作を行うことで、基板保持装置32とともに回路基板17がX軸方向に移動する。
装着ヘッド22は、回路基板17と対向する下面に電子部品を吸着する吸着ノズル41を有する。吸着ノズル41は、正負圧供給装置42(図3参照)を介して負圧エア、正圧エア通路に通じており、負圧にて電子部品を吸着保持し、僅かな正圧が供給されることで保持した電子部品を離脱する。また、装着ヘッド22は、吸着ノズル41を昇降させるノズル昇降装置43(図3参照)及び吸着ノズル41を軸心回りに自転させるノズル自転装置44(図3参照)を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置及び電子部品の保持姿勢が制御装置80からの制御に基づいて変更される。ノズル昇降装置43は、駆動源として例えば電磁モータ43Aを備える。また、装着ヘッド22は、保持する電子部品の上下方向の位置を検出するための位置検出センサ45(図3参照)を有している。また、装着ヘッド22には、回路基板17を撮影するためのマークカメラ47が下方を向いた状態で固定されている。なお、吸着ノズル41は、装着ヘッド22に対し着脱可能であり、電子部品のサイズ、形状等に応じて変更できる。
また、装着ヘッド22は、移動装置23によって基台20上の任意の位置に移動する。詳述すると、移動装置23は、装着ヘッド22をX軸方向に移動させるためのX軸方向スライド機構50と、装着ヘッド22をY軸方向に移動させるためのY軸方向スライド機構52とを備える。X軸方向スライド機構50は、X軸方向に移動可能に基台20上に設けられたX軸スライダ54と、駆動源として電磁モータ56とを有している。X軸スライダ54は、電磁モータ56の駆動に基づいてX軸方向の任意の位置に移動する。
Y軸方向スライド機構52は、Y軸方向に移動可能にX軸スライダ54の側面に設けられたY軸スライダ58と、駆動源としての電磁モータ60とを有している。Y軸スライダ58は、電磁モータ60の駆動に基づいて、Y軸方向の任意の位置に移動する。そして、装着ヘッド22は、Y軸スライダ58に取り付けらており、移動装置23の駆動にともなって基台20上の任意の位置に移動する。これにより、マークカメラ47は、装着ヘッド22が移動させられることで回路基板17の任意の位置の表面が撮像可能となる。マークカメラ47により撮影された画像データは、画像処理装置71(図3参照)により処理され制御装置80に出力される。また、装着ヘッド22は、Y軸スライダ58にコネクタ48を介して取り付けられワンタッチで着脱可能であり、種類の異なる作業ヘッド、例えば、ディスペンサヘッド等に変更できる。
また、基台20は、Y軸方向の各側面部に供給装置15,16が接続されている。各供給装置15,16は、供給する電子部品の不足や電子部品の種類の変更等に対応するべく、基台20に着脱可能とされている。また、基台20には、各供給装置15,16が接続される部分におけるX軸方向の略中央部にパーツカメラ73が各々設けられている。各パーツカメラ73は、上方を向いた状態で固定されており、各供給装置15,16から装着ヘッド22の吸着ノズル41に吸着保持された電子部品を撮像する。パーツカメラ73は、撮影された画像データを画像処理装置71(図3参照)に出力する。画像処理装置71は、処理したデータを制御装置80に出力する。
(装着装置10に適用される通信システム)
ここで、図3に示すように、本実施形態の装着装置10は、装着装置10の制御装置80と制御装置80以外の部分(各種装置)との間のデータ通信に光無線の多重化通信を用いる。なお、図3に示す装着装置10の構成は、通信システムを適用する場合の一例であり、装着装置10が備える装置の種類や数等に応じて適宜変更する。また、本願の通信システムは、装着装置10に例示される電子部品装着装置の他に、様々な製造ラインにおいて稼働する自動機などに適用可能なシステムである。
図3に示すように、制御装置80は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータを主体とするコントローラ82と、画像ボード84と、駆動制御ボード85と、I/Oボード86とを備える。コントローラ82は、各ボード84,85,86を介して各装置と通信を行う。各ボード84,85,86は、光無線装置91を介して伝送路95の一端に接続され、伝送路95において光無線による通信が行われる。伝送路95の他端は光無線装置92を介して各種装置(カメラ、モータ、センサ等)に接続されている。例えば、図2に示すように、移動装置23には、制御装置80に接続される光無線装置91の受発光部93に対向して、光無線装置92の受発光部94が設けられている。受発光部94は、光無線装置91側の受発光部93との間で光軸が一致するように移動装置23のX軸スライダ54に固定されている。これにより、受発光部93,94(光無線装置91,92)間で各種情報通信が可能とされている。
図3に示す画像ボード84は、画像データの入出力を制御するボードである。例えば、コントローラ82は、画像ボード84を介して画像処理装置71がマークカメラ47の画像データに対する処理から検出した回路基板17に関する情報(種類・形状等)や回路基板17の基板保持装置32による保持位置の誤差等のカメラ情報を受信する。駆動制御ボード85は、電磁モータに対する動作指令や電磁モータからリアルタイムでフィードバックされる情報等の入出力を制御するボードである。例えば、コントローラ82は、駆動制御ボード85を介して電磁モータ43Aにより取得されるトルク情報や位置情報(吸着ノズル41に保持される電子部品の上下位置)などのサーボ制御情報を受信する。I/Oボード86は、例えば位置検出センサ45の出力信号等の入出力を制御するボードである。これら制御装置80に各装置から入力されるデータは、光無線装置92により多重化された上で光無線信号として伝送路95を伝送される。光無線装置91は、伝送された多重化信号の多重化を解除し個々のデータに分離する処理を行う。光無線装置91は、分離されたデータのうち、画像データを画像ボード84に、サーボ制御情報を駆動制御ボード85に、I/O信号をI/Oボード86に転送する。
一方で、コントローラ82は、光無線装置91により受信された各データを処理する。コントローラ82は、例えば処理結果に基づいた電磁モータ43Aに対する制御信号を、駆動制御ボード85を介して光無線装置91に出力する。光無線装置92は、光無線装置91から伝送される制御信号をノズル昇降装置43に転送する。これにより、電磁モータ43Aが制御信号に基づいて動作する。また、コントローラ82は、例えば表示装置13の表示を変更する制御信号をI/Oボード86、光無線装置91,92を介して表示装置13に出力する。このように、制御装置80と制御装置80以外の各装置とで送受信される各種情報は、伝送路95上を多重化されたデータ、例えば時分割多重(TDM)方式のフレームデータとして送受信される。多重化通信は、例えば、データ転送レートが3GBPS、1フレームのビット幅が20ビットである。
上述した装着装置10では、基板保持装置32に保持された回路基板17に対して装着ヘッド22によって電子部品の装着作業を行う。具体的には、コントローラ82は、搬送装置21を駆動して回路基板17を作業位置まで搬送し、電磁モータ33を停止させて回路基板17を固定的に保持させる。コントローラ82は、移動装置23を駆動して装着ヘッド22を回路基板17上に移動させマークカメラ47により回路基板17を撮像する。この際に、コントローラ82は、画像処理装置71から受信した回路基板17の種類及び回路基板17の保持位置の誤差を判定する。次に、コントローラ82は、基板の種類に対する判定結果に応じた電子部品を有する供給装置15,16を駆動し、該当する電子部品を装着ヘッド22への供給位置に送り出す制御を行う。コントローラ82は、移動装置23を駆動して供給位置の搬送された電子部品を装着ヘッド22の吸着ノズル41により吸着保持させる。
次に、コントローラ82は、電子部品を保持した装着ヘッド22をパーツカメラ73上に移動させて電子部品の状態を撮像させる。この際に、コントローラ82は、撮像結果に基づいて電子部品の保持位置の誤差を取得する。コントローラ82は、装着ヘッド22を回路基板17上の装着位置に移動させ回路基板17及び電子部品の保持位置誤差に基づいて吸着ノズル41を自転させた後に電子部品を回路基板17に装着させる。
以下の説明では、上記した多重化通信を用いて電子部品の装着を実施する装着装置10に適用して好適な無線通信システムについて説明する。
本実施形態の光無線装置91,92は、送信データに対して8B/10B変換及び誤り訂正符号の処理が施された変換データが設定される変換テーブルを用いてDCバランスが確実に取れたデータが伝送される。詳述すると、図4に示すように、光無線装置91の受発光部93は、送信部93Aと、受信部93Bとを備える。また、光無線装置91は、符号化部101と、パラレル/シリアル変換部(以下、「P/S変換部」という)102と、復号化部103と、シリアル/パラレル変換部(以下、「S/P変換部」という)104と、マルチプレクサ(以下、「MUX」という)105と、デマルチプレクサ(以下、「DEMUX」という)106と、これら各回路を統括制御する制御部109を備える。
また、図4に示すように、光無線装置92の受発光部94は、送信部94Aと、受信部94Bとを備える。また、光無線装置92は、符号化部201と、パラレル/シリアル変換部(以下、「P/S変換部」という)202と、復号化部203と、シリアル/パラレル変換部(以下、「S/P変換部」という)204と、マルチプレクサ(以下、「MUX」という)205と、デマルチプレクサ(以下、「DEMUX」という)206と、これら各回路を統括制御する制御部209を備える。なお、光無線装置92は、光無線装置91と同様の構成となっているため、以下の説明では主として光無線装置91について説明し、光無線装置92についての説明を適宜省略する。
送信部93Aは、例えば、発光素子としてのレーザーダイオード(Laser Diode:LD)と当該LDを駆動する駆動回路とを備え、入力信号に基づいた光無線信号を送信する。また、受信部93Bは、受光素子としてのフォトディテクタ(Photo detector)とトランスインピーダンスアンプ(TIA)回路とを備え、送信部94Aから発光される光がフォトディテクタにおいて受光され電気信号に変換されTIA回路を介してパルス状の電圧信号として出力される。
光無線装置91は、制御装置80の各ボード84,85,86に対応する複数の符号化部101を備え、各符号化部101の出力端子にP/S変換部102が接続されている。各符号化部101は、制御装置80から入力されるデータ信号のビット値を変換テーブルに基づいて符号化しP/S変換部102に出力する。この変換テーブルの詳細については後述する。P/S変換部102は、符号化部101から入力されるパラレルデータをシリアル化してMUX105に出力する。MUX105は、P/S変換部102から入力されるシリアルデータを多重化して送信部93Aに出力する。送信部93Aは、MUX105から入力される多重化された信号に基づいてLDを駆動し、伝送路95を通じて光無線装置92の受信部94Bに向けて光無線信号を送信する。
光無線装置92の受信部94Bは、光無線装置91の送信部93Aから発光される光の強度に応じて変換される電圧信号をDEMUX206に出力する。DEMUX206は、受信部94Bから入力される電圧信号からシリアルデータを検出し、多重化を解除し個々のデータに分離して対応するS/P変換部204に出力する。S/P変換部204は、入力されるシリアルデータをパラレル化して復号化部203に出力する。復号化部203は、S/P変換部204から入力されるパラレルデータ(符号化部101にて符号化されたデータ)を変換テーブルに基づいて復号化し各種装置に伝送する。
例えば、光無線装置91から光無線装置92に向けたデータ転送では、制御装置80(駆動制御ボード85)から出力される電磁モータ43A(図3参照)に対する制御情報が、符号化部101で符号化されMUX105で多重されて送信部93A及び伝送路95を通じて受信部94Bに送信される。光無線装置92では、受信部94Bで受光されたデータがDEMUX206で多重化が解除され復号化部203によって制御情報が復号化され、当該制御情報がノズル昇降装置43(図3参照)に出力される。ノズル昇降装置43は、制御情報に基づいて電磁モータ43Aを制御する。なお、光無線装置92から光無線装置91に向けたデータ伝送は、データの内容や伝送方向が異なるだけで処理内容については上記した処理と同様であるため説明を省略する。
次に、符号化部101について説明する。なお、符号化部201は、符号化部101と同様の構成であるため説明を省略する。図5に示すように、符号化部101は、メモリ部121と、第1エンコーダ部122と、第2エンコーダ部123と、セレクタ124と、加算器125とを備える。なお、図5中のカッコ内に示す数字は、各データのビット幅を示している。メモリ部121は、記憶媒体(例えば、RAM)を備える。
まず、制御部109は、光無線装置91の起動にともなってROM(図示略)から第1テーブルTB1及び第2テーブルTB2をメモリ部121に読み込む処理を実行する。第1及び第2テーブルTB1,TB2は、符号化に用いる変換データが設定されたデータベースである。第1エンコーダ部122には、制御装置80の各ボード84,85,86から符号化部101に入力される送信データD1(例えば、8ビット)が入力される。第1エンコーダ部122は、入力された送信データD1に基づいてメモリ部121に記憶された第1テーブルTB1から対応する変換データED1を読み出して変換する処理を実行する。
また、第2エンコーダ部123には、制御部109からの制御情報に係る送信データD2(例えば、8ビット)が入力される。なお、ここでいう制御情報とは、例えば、通信の開始前における光無線装置91,92の起動を確認する制御情報、その起動確認に対する応答情報、あるいはデータの送信開始を示す制御情報などである。第2エンコーダ部123は、入力された送信データD2に基づいてメモリ部121に記憶された第2テーブルTB2から対応する変換データED2を読み出して変換する処理を実行する。
図6及び図7は、第1及び第2テーブルTB1,TB2の一部を示している。なお、図6及び図7の各テーブルTB1,TB2には、「中間データ」が示されているが、この「中間データ」は各テーブルTB1,TB2を構築する際に作成されるデータであり、メモリ部121に実際に読み込まれるテーブルTB1,TB2の実データには不要なデータである。この「中間データ」の詳細な説明については後述する。
テーブルTB1の第2列目は、光無線装置91,92の間で送信したいデータ(図5における送信データD1)のビット値を示している。第1列目の「No」は、第2列目の送信データD1(00〜FF、図中においては00〜0Fのみ表示)に対応した識別子であり、D0〜D255の256通りが設定されている。なお、この識別子は、各テーブルTB1,TB2の実データには設定しなくともよい。また、第5列目の「10B+符号+1ビット(16ビット)」は、第2列目の送信データを変換するのに用いる変換データED1であり、送信データD1(8ビット)を8B/10B変換し、変換後の10ビットのデータ(10B)に誤り訂正符号(5ビット)を付加し、さらに調整ビット(1ビット)を付加したデータである。そして、この第5列目の変換データED1は、「1」及び「0」の出現比率が8対8となっており、すべてのデータがDCバランスの取れたデータとなっている。そして、図5に示す第1エンコーダ部122は、メモリ部121に記憶された第1テーブルTB1から送信データD1に対応する変換データED1を読み出して変換しセレクタ124に出力する。
また、図7に示す第2テーブルTB2は、図6に示す第1テーブルTB1と同様に、8ビットの送信データD2(8ビット)に対応する変換データED2(16ビット)が設定されている。制御情報を示す送信データD2は、例えば16通り(図7においてはK0〜K15のうちK0〜K3のみを表示)が設定されている。第2テーブルTB2は、第1テーブルTB1と同様に、第5列目の変換データED2が「1」及び「0」の出現比率が8対8のDCバランスの取れたデータとなっている。そして、図5に示す第2エンコーダ部123は、メモリ部121に記憶された第2テーブルTB2から送信データD2に対応する変換データED2を読み出して変換しセレクタ124に出力する。
制御部109は、テーブル情報TI(例えば、2ビット)をセレクタ124に出力し変換データED1,ED2のうち、どちらのデータを出力するのか、即ち、送信データ及び制御情報のどちらを出力するかを制御する。セレクタ124は、テーブル情報TIに基づいて、変換データED1,ED2を加算器125に出力する。制御部109は、テーブル情報TIと付加情報FI(例えば、2ビット)を加算器125に出力する。加算器125は、変換データED1,ED2にテーブル情報TI及び付加情報FIを付加したパラレルデータPD(例えば、20ビット)をP/S変換部102に出力する。P/S変換部102は、パラレルデータPDをシリアル化して1ビットのシリアルデータSDとしてMUX105(図4参照)に出力する。
複数の符号化部101及びP/S変換部102から出力される変換データED1,ED2は、MUX105において多重化され、図8に示すように、複数のデータが連続した1つのパケット化されたデータとして送信される。なお、図8は、連続する変換データED1を区別するために、一つ前に伝送される変換データED1をED1A、変換データED1Aの次に伝送される変換データED1をED1Bと称して説明する。
連続する二つの変換データED1A,ED1Bの間には、加算器125により変換データED1Bに付加されたテーブル情報TI及び付加情報FIの4ビットの情報が伝送されている。テーブル情報TIは、上記したとおり送信データ及び制御情報のどちらのデータかを識別する情報である。テーブル情報TIは、例えば、「01」が送信データ(送信データD1)、「10」が制御情報(送信データD2)を示すビット値として設定され、互いに反転した2ビットが設定されることが好ましい。受信側において、復号化部203は、各テーブルTB1,TB2に対応する2種類のデコーダ(図示略)を備えており、受信側の光無線装置92の制御部209がテーブル情報TIに基づいて復号化部203の各デコーダに受信データを出力する制御を実行する。各デコーダは、テーブルTB1,TB2に基づいて復号化を実行する。例えば、図8に示す例では、受信側の制御部209は、テーブル情報TIが「01」であることから変換データED1Bが送信データD1であることを検出し、復号化部203の第1テーブルTB1に対応するデコーダに変換データED1Bを出力する制御を行う。なお、パケット化された変換データED1の送信先(復号化部203)については、例えば、DEMUX206がパケットに付加されたヘッダ情報等に基づいてノズル昇降装置43等のどの装置に向けたデータであるかを検出し対応する復号化部203に出力する。
また、図8に示すテーブル情報TIに続けて付加される付加情報FIは、データ伝送において連続する変換データED1A,ED1Bの「0」あるいは「1」が所定ビット(クロック)以上に連続しないようにするために設定するデータである。ここで、ビット値のデータ処理において「0」あるいは「1」のビット値が連続した後に反転すると信号の反転レベルが所望のレベルまで到達せず、ビット値が誤って認識されて通信品質が低下する場合がある。付加情報FIは、2ビットのビット幅が設定されており、一方のビット値(例えば、図中のB2)に対して他方のビット値(図中のB3)が反転したビット値が設定されている。また、テーブル情報TIは、例えば、「01」あるいは「10」を設定する。これにより、本実施形態の光無線装置91,92は、テーブル情報TI及び付加情報FIの4ビットにより「0」あるいは「1」が5ビット(クロック)以上連続して伝送されず通信品質の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態の光無線装置91,92は、送信データD1,D2をシリアル化して伝送することで、光無線通信の伝送路95の本数を削減している。この場合、シリアルデータとパラレルデータとの変換に基準クロックが必要となるため、送信データD1,D2と合わせて基準クロックを伝送する必要がある。符号化部101,201は、送信データD1,D2に基準クロックを含ませて伝送するためのデータ変換として、例えば、8B10B変換を用いて8ビットの送信データD1,D2に2ビットの冗長ビットを付加して10ビットの変換データED1,ED2に変換している。8B/10B変換によって送信データD1,D2に埋め込まれた基準クロックは、例えば、受信側の光無線装置91,92において復号化部103,203等の各回路を接続するデータバスのクロックとデータ信号の位相を調整するタイミング調整回路(図示略)やS/P変換部104,204に動作クロックを供給するPLL(Phase Locked Loop)回路(図示略)等に入力される。
次に、第1及び第2テーブルTB1,TB2の構築方法について図9に示すフローチャートに従って説明する。
まず、ステップ301において、送信データD1,D2と同じビット幅の入力データ(この場合、8ビット)を8B/10B変換する。図10は、データ変換の各ステップでのビット値を示し、各ステップで付加されるビットにハッチングが付されている。ステップ301では、図10における「(b)のデータ(8ビット)」から「(c)の8B/10B変換後(10ビット)」への変換を行う。
図11は、8B/10B変換テーブルの一部を示している。図11に示すように、8B/10B変換では、N0〜N255までの入力データ(図中においてはN0〜N17のみ表示)の1つに対して正と負の2種類のランニング・ディスパリティ(RD−,RD+)のビット値(10ビット)が対応する。つまり、ステップ301では、8ビット(256通り)のデータの各々に対して8B/10B変換を実施して512(=256×2)通りの変換後のデータが生成される。
次に、ステップ302において、ステップ301で変換された全データに対して誤り訂正符号を付加する(図10における(c)から(d)への変換)。誤り訂正処理は、例えば、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)処理であり、生成多項式を用いて5ビットのハミング符号が設定される。
次に、ステップ303において、ステップ302で誤り訂正符号が付加された15ビットのデータのDCバランスを判定する。本実施形態では、ステップ304において1ビットの調整ビット値を付加し16ビットのビット幅でDCバランスを取る。従って、ステップ303では、誤り訂正符号が付加された15ビットにおいて「1」及び「0」の出現比率が8対7あるいは7対8である場合に、DCバランスの調整が可能であると判定する。
次に、ステップ304において、ステップ303でDCバランスの調整が可能であると判定されたデータに対して調整ビット(1ビット)を付加する。例えば、図10の「(d)誤り訂正符号付加後」に示すように、「1」及び「0」の出現比率が8対7である場合には、「0」の調整ビットを付加する(同図「(e)調整ビット後」参照)。なお、本実施形態では、調整ビットが誤り訂正符号を付加した15ビットのデータの先頭ビットに付加されているが(図10参照)、最終ビットに付加してもよい。
図11に示す変換テーブルにおいて、例えば、入力データN0の「00」に対応するRD+(0110001011)(0と1が5対5)は、図6のテーブルTB1のNo「D0」に示すように、誤り訂正符号(01101)(0と1が2対3)が最終ビットに付加され、調整ビット「0」が先頭ビットに付加されて変換データED1として設定されている。また、1つの入力データに対応する2種類のランニング・ディスパリティ(RD−,RD+)の両方が、ステップ304においてDCバランスが取れた場合には、その両方を変換テーブルに割り当ててもよい。例えば、図11に示す変換テーブルでは、入力データN2のRD−(1011010100)とRD+(0100101011)の2つがこれに該当する。2つのうちRD+(0100101011)は、図6のNo「D2」の変換データED1として設定されている。また、RD−(1011010100)は、No「D3」の変換データED1として設定されている。このように、2種類のランニング・ディスパリティ(RD−,RD+)の両方のDCバランスが取れた場合には、D0〜D255の順番に並べられる送信データD1において、隣接する送信データD1の変換データED1に割り当てる処理を行ってもよい。
また、図11に示す変換テーブルのRD−あるいはRD+のディスパリティのビット値が「1」及び「0」の出現比率が6対4あるいは4対6のデータにおいても、調整ビットにより最終的に調整される場合がある。これは、上記した入力データN0の「00」に対応するRD+(0110001011)(0と1が5対5)のように8B/10B変換後においてDCバランスが取れていない場合であっても誤り訂正符号を付加した後に調整ビットを付加し、変換後の16ビットの状態でDCバランスが取れる場合があるからである。
例えば、図11に示す変換テーブルでは、入力データN3の「03」に対応するRD−(1100011011)(0と1が4対6)が、図6のNo「D4」に示すように、誤り訂正符号(10010)(0と1が3対2)が最終ビットに付加され、調整ビット「0」が先頭ビットに付加され変換データED1として設定されている。
そして、ステップ305において、ステップ304にて調整ビットを付加しDCバランスの取れた変換データを送信データに割り当てて変換テーブルを構築する。この割り当て処理については、例えば、D0〜D255の順に並ぶ送信データD1に順番に割り当てる処理を行う。このようにして、第1及び第2テーブルTB1,TB2は、変換前のデータ(テーブルTB1においては256通り、テーブルTB2においては16通り)のすべての送信データD1,D2に対し、DCバランスが取れ、且つ8B/10B変換及び誤り訂正符号の処理がなされた変換データED1,ED2が設定される。なお、図6及び図7に示す第1及び第2テーブルTB1,TB2の値は一例であり、上記したテーブルTB1,TB2の構築方法を用いて変換データED1,ED2を適宜変更してもよい。また、上記したテーブルTB1,TB2の構築方法は一例であり、例えば、テーブルTB2は、送信データD2(16個)が変換後に使用可能なデータに比べて少ないため、各送信データD2に対する割り当てを適宜変更してもよい。
以上、詳細に説明した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1)光無線装置91,92の符号化部101,201は、送信データD1,D2を第1及び第2テーブルTB1,TB2(図6及び図7参照)を用いて変換する。即ち、制御装置80、各種装置(画像処理装置71など)及び制御部109,209から出力された8ビットの送信データD1,D2は、8B/10B変換と誤り訂正符号の処理がなされ、調整ビット(1ビット)を付加してDCバランスのとれた16ビットの変換データED1,ED2に変換される。変換データED1,ED2は、P/S変換部102,202によりシリアル化され送信部93A,94Aから送信される。一方、復号化部103,203は、第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いて符号化部101,201から送信された変換データED1,ED2を復号化する。このような構成では、送信データD1,D2が、基準クロックが埋め込まれ誤り訂正符号を付加され、且つDCバランスが確保された状態のデータとして伝送される。そして、受信側では、基準クロックを用いたシリアルデータとパラレルデータとの変換処理が行われ、誤り訂正符号を用いた送信データD1,D2の誤り訂正処理が実行される。つまり、通信品質の向上を図ることができる。
(2)本実施形態では、符号化部101,201及び復号化部103,203において第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いて変換することによって、データの伝送効率の向上が図れる。詳述すると、例えば、図12は、第1の比較例としての符号化部400の構成を示している。符号化部400は、8ビットの送信データがエンコーダ部401において8B/10B変換され10ビットのデータとして加算器402に出力される。一方で、符号化部400は、エンコーダ部401における処理と並行して誤り訂正符号付加部403において8ビットの送信データから5ビットの誤り訂正符号を算出する。
ここで、このような構成では、誤り訂正符号(例えば、5ビット)に対してDCバランスを確保する必要が生じる。そのため、符号化部400は、DCバランスを確保しつつデータの転送レートを8B/10B変換後の10ビットに合わせるために、ダミーデータ付加部404において誤り訂正符号に5ビットのダミーデータを付加し、10ビットのデータとして加算器402に出力する。符号化部400は、加算器402がエンコーダ部401の出力データとダミーデータ付加部404の出力データとを合わせた20ビットのデータをP/S変換部405に出力しシリアル化される。つまり、符号化部400では、本来伝送したい8ビットの送信データと誤り訂正符号との他に、5ビットのダミーデータがDCバランスを確保するためだけに付加されている。
一方で、本実施形態の符号化部101,201では、8ビットの送信データD1,D2に8B/10B変換、誤り訂正符号の付加及び調整ビットの付加を処理した後のビット幅が16ビットとなっており、同一のビット幅の送信データを伝送する場合においてデータの伝送効率が向上している。さらに、本実施形態の符号化部101,201では、第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いて変換することによって、ビット幅を16ビットまで少なくでき付加情報FI(2ビット)を追加で付加して伝送できる。これにより、2種類の送信データD1,D2(例えば、送信したいデータと制御情報)を別々の変換テーブルTB1,TB2に対応付けて伝送することが可能となる。
(3)本実施形態では、符号化部101,201及び復号化部103,203において第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いて変換することによって、処理時間の短縮が図れる。詳述すると、例えば、図13は、第2の比較例としての符号化部420の構成を示している。符号化部420は、送信データに対して誤り訂正符号の処理をした後に8B/10B変換する。誤り訂正符号付加部421は、8ビットの送信データに対して誤り訂正符号を付加するが、後の処理として8B/10B変換を実行するために、出力データを8ビットの倍数(例えば、16ビット)に調整(例えば、ダミーデータを付加)しシフトレジスタ422に出力する。シフトレジスタ422は、誤り訂正符号付加部421の16ビットの出力データを、例えば、8ビット単位で2クロックに分けてエンコーダ部423出力する。エンコーダ部423は、シフトレジスタ422の出力データを8B/10B変換してP/S変換部424に出力する。従って、符号化部420では、送信データが、誤り訂正符号付加部421、シフトレジスタ422及びエンコーダ部423による処理を経てP/S変換部424に出力される。
一方で、本実施形態の符号化部101,201では、パラレルデータの送信データD1,D2を第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いて変換するため、理想的には1クロックで図13に示す第2の比較例の符号化部420と同様の処理が可能となる。従って、本実施形態の符号化部101,201では、符号化部420に比べて変換処理に係る時間(例えば、シフトレジスタ422における2クロック分とエンコーダ部423における1クロック分の3クロック分)が短縮できる。
さらに、図13に示すように、符号化部420は、変換テーブル選択部426を備える。符号化部420は、例えば、8B/10B変換テーブル(図11参照)を用いて送信データを逐次処理する。このような構成では、エンコーダ部423から連続して出力される送信データのDCバランスを確保するために、ランニング・ディスパリティ(RD−,RD+)のどちらの変換後のデータ(10ビット)を出力するか調整をする回路を設ける必要が生じる。変換テーブル選択部426は、エンコーダ部423に入出力されるデータに基づいてエンコーダ部423の送信データに対する変換後のデータを、RD−あるいはRD+のどちらにするかを選択する制御を行う。従って、図13に示す符号化部420では変換テーブル選択部426による処理時間が必要となる。
一方で、本実施形態の符号化部101,201では、ランニング・ディスパリティを調整する処理が不要であるため、この点においても処理時間の短縮を図ることができる。また、符号化部101,201は、第2の比較例の変換テーブル選択部426のような制御回路が不要であるため、回路規模が小さくできる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、光無線による通信を例に説明したが、本願はこれに限定されるものではない。有線の通信においても同様に適用でき、光通信ではなく電気通信においても同様に適用することができる。
また、上記実施形態では多重化された無線通信を例に説明したが、本願はこれに限定されるものではく、多重化を用いない無線通信に本願発明を適用してもよい。
また、上記実施形態における各データ(送信データ、誤り訂正符号など)のビット幅は一例であり、適宜変更してもよい。例えば、誤り処理符号は、FECのハミング符号に限らず、複数ビットの訂正が可能なBCH符号などを用いてもよい。また、検出された誤りを訂正するFECに限らず、誤りの検出及び再送を目的とする再送要求方式の誤り処理符号を用いてもよい。また、符号変換は、8B/10B変換に限らず他の変換テーブル、アルゴリズムを用いてもよい。要は、送信データに対して符号変換と誤り処理とを施した後に調整ビットによってDCバランスが取れた変換データが送信データに対して必要な数だけ確保できれば各処理内容を適宜変更してもよい。
上記実施形態におけるフレームのビット幅(例えば、20ビット)、フレーム内の各データ領域のビット幅の割り当て、及びデータ領域内に設定するデータの内容は一例であり、適宜変更してもよい。
(付加情報FIにサーボ制御情報等を設定)
例えば、上記実施形態では、送信データD1及び変換データED1として、各ボード84,85,86(図3参照)が入力するデータを設定し伝送していたが、送信データD1として画像ボード84が入力するマークカメラ47等の画像データのみを設定する構成としてもよい。ここで、図8に示す付加情報FIは、2ビットのビット幅が設定され、一方のビット値(例えば、図中のB2)に対して他方のビット値(図中のB3)が反転したビット値が設定される。従って、付加情報FIは、1ビットのデータを転送することが可能であるため、付加情報FIとして駆動制御ボード85(図3参照)が入力するサーボ制御情報や、I/Oボード86が入力するI/O信号を設定し伝送してもよい。なお、サーボ情報やI/O信号は、複数のフレームに適宜分割して伝送してもよい。例えば、4ビットのサーボ制御情報を、各フレームに1ビットずつ設定し4つのフレームに分割して送信してもよい。また、この場合、駆動制御ボード85が入力するサーボ制御情報等は、例えば、符号化部201(図4参照)の第1エンコーダ部(図示略)を介さずに制御部209に出力され付加情報FIとて加算器(図示略)に分割して出力する構成とする。つまり、画像データを除く他のデータを付加情報FIに設定して伝送してもよい。これにより、データ量が大きい画像データに誤り処理を施し、DCバランスの取れた変換データED1として伝送できる。
(付加情報FIに画像データを設定)
また、画像データ、サーボ制御情報及びI/O信号等のデータの精度や要求される伝送速度等に応じてフレームのビット幅やフレーム内の各データ領域のビット幅の割り当てを変更してもよい。例えば、フレームデータのビット幅を32ビットに設定し、テーブル情報TIが2ビット、付加情報FIが14ビット、変換データED1が16ビットに設定してもよい。この場合、付加情報FIは、「0」及び「1」の反転する2ビットを7組設定することで、1フレームで7ビットのデータが設定・伝送できる。例えば、画像データに比べてサーボ制御情報及びI/O信号等のデータに対する精度や伝送速度が要求される場合には、付加情報FIを用いて画像データを7ビットずつに分割して伝送し、変換データED1を用いてサーボ制御情報及びI/O信号等伝送してもよい。あるいは、光無線装置91,92(図4参照)の各々において共通するフレームのデータ形式を用いずに、各光無線装置91,92が送信するフレームのデータ形式を個々に設定してもよい。
また、上記実施形態において、フレームデータを、テーブル情報TIが付加されないデータ形式としてもよい。あるいは、複数の第1及び第2テーブルTB1,TB2を用いない場合には、テーブル情報TIはヘッダ情報として用いてもよい。あるいは、第1及び第2テーブルTB1,TB2の切替が発生しない(例えば、送信データD1を複数のフレームデータで連続して伝送している)間は、テーブル情報TIをヘッダ情報として用いてもよい。
また、上記実施形態では電子部品を回路基板17に実装する電子部品装着装置10について説明したが、本願はこれに限定されるものではなく、他の様々な製造ラインにおいて稼働する自動機などに適用することができる。例えば、二次電池(太陽電池や燃料電池など)等の組立て作業を実施する自動機に適用してもよい。また、回路基板17上のはんだの印刷状態を撮像するはんだ検査機(SPI)や、実装後の電子部品を撮像し実装状態を検査する基板外観検査機(AOI)に適用してもよい。また、自動機としては実装や組立を行うものに限らず、切削等を行う工作機械に適用してもよい。
また、上記実施形態の装着装置10の構成は一例であり、適宜変更する。例えば装着装置10は、一対の光無線装置91,92を備えたが2以上の複数個を備える構成としてもよい。また、例えば、装置本体11に対して着脱可能な移動装置23を複数備えた構成としてもよい。また、例えば、コンベアベルト31を複数個(複数レーン)備えた構成としてもよい。また、例えば、複数の装着装置10を搬送方向に駆動連結した構成としてもよい。
なお、特許請求の範囲の用語との対応関係は以下の通りである。
装着装置10は、電子部品装着装置の一例として、光無線装置91,92は、通信装置の一例として、メモリ部121は、記憶部の一例として、符号化部101,201は、符号化部の一例として、加算器125は、加算部の一例として、第1及び第2テーブルTB1,TB2は、データベースの一例として、図6及び図7に示す第1及び第2テーブルTB1,TB2の変換前のデータ列及び変換後のデータ列は、第1データ部及び第2データ部の一例として、送信データD1は、第1送信データの一例として、送信データD2は、第2送信データの一例として、付加情報FIは、付加情報の一例として、テーブル情報TIは、テーブル情報及び付加情報の一例として挙げられる。
10 装着装置、91,92 光無線装置、121 メモリ部、101,201 符号化部、125 加算器、TB1,TB2 第1及び第2テーブル、TI テーブル情報、FI 付加情報。

Claims (9)

  1. 送信データをシリアル変換して送信する通信システムの前記シリアル変換の前処理として前記送信データを変換する変換データが設定されるデータベースであって、
    前記送信データが設定される第1データ部と、
    前記第1データ部の前記送信データと一対一に対応し、
    前記送信データに対し、前記シリアル変換する基準クロックを埋め込む符号変換を行い、
    前記符号変換が行われた前記送信データに対し、誤り処理符号を付加する誤り処理を行い、
    前記誤り処理が行われ前記誤り処理符号が付加された前記送信データに対し、前記送信データと前記誤り処理符号とのビット値の全体でDCバランスを取る調整ビットを付加する調整処理を行った前記変換データが設定される第2データ部と、
    を備えることを特徴とするデータベース。
  2. 前記送信データのビット幅は、8ビットであり、
    前記符号変換は、8B/10B変換であることを特徴とする請求項1に記載のデータベース。
  3. 前記誤り処理は、前方誤り訂正処理であり、前記8B/10B変換後の10ビットの前記送信データに対して5ビットの前記誤り処理符号を付加し、
    前記調整処理は、前記誤り処理符号が付加された前記送信データに対し、1ビットの前記調整ビットを付加してDCバランスを取ることを特徴とする請求項2に記載のデータベース。
  4. 送信データをシリアル変換して送信する通信システムの前記シリアル変換の前処理として前記送信データを変換する変換データが設定されるデータベースの構築方法であって、
    前記送信データを第1データ部に設定するステップと、
    前記送信データに対し、前記シリアル変換する基準クロックを埋め込む符号変換を行うステップと、
    前記符号変換が行われた前記送信データに対し、誤り処理符号を付加する誤り処理を行うステップと、
    前記誤り処理が行われ前記誤り処理符号が付加された前記送信データに対し、前記送信データと前記誤り処理符号とのビット値の全体でDCバランスを取る調整ビットを付加する調整処理を行うステップと、
    前記調整処理が行われたデータを、前記第1データ部の前記送信データと一対一に対応させ前記変換データとして第2データ部に設定するステップと、
    を含むことを特徴とするデータベースの構築方法。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の前記データベースが保存される記憶部と、
    前記記憶部に保存される前記データベースを読み込んで前記送信データを前記変換データに変換する符号化部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 前記符号化部から出力される前記変換データが入力され、連続して伝送される前記変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する付加情報を前記変換データに対して付加する加算部を備えることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記送信データは、当該通信装置に接続される装置に入出力される第1送信データと、前記第1送信データを伝送する伝送路の制御に係る第2送信データとを有し、
    前記データベースは、前記第1及び第2送信データの各々を変換する2種類のデータベースを有し、
    前記加算部は、前記2種類のデータベースのうち、いずれのデータベースを用いて変換したかを示す情報であって連続して伝送される前記変換データの前後で同一のビット値の連続を遮断する少なくとも2ビットのテーブル情報を前記変換データに対して付加することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 1フレームが20ビットのフレームデータを伝送するものであり、
    前記符号化部は、基板に電子部品を実装する電子部品装着装置が備える撮像部の画像データを前記送信データとして入力し16ビットの前記変換データに変換し、
    前記加算部は、前記フレームデータの先頭の2ビットのヘッダと、前記電子部品装着装置が備える駆動部に係る情報を示す2ビットの前記付加情報と、を前記変換データに対して付加することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  9. 請求項5乃至請求項8のいずれに記載の通信装置を備えることを特徴とする電子部品装着装置。
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