JP6094501B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

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本発明は、負荷のオン駆動時間がオフ駆動時間に対して十分に短い負荷駆動装置に関する。
エンジンECUが備えるインジェクタ駆動装置は、噴射信号(駆動信号)に従ってインジェクタの電磁ソレノイド(負荷)に短時間だけ通電して燃料噴射を行う。こうした負荷駆動装置のうち最も簡易な構成は、電源線とグランドとの間において、電源線側に負荷を配置し、グランド側(ローサイド側)にスイッチング素子を配置し、両者を直列に接続する回路形態である。スイッチング素子が駆動信号に従ってオフからオンになると、負荷に電流が流れる。負荷に十分な電流を流すとともに通電時の損失(発熱)を抑制するため、ローサイド側のスイッチング素子にはオン抵抗の低い素子が必要となる。
この構成では、ローサイド側のスイッチング素子が通電モード故障した場合、駆動信号がオフ駆動状態になっても負荷に電流が流れ続ける。例えば上述したインジェクタ駆動装置であれば、燃料が継続して噴射されてしまう。負荷への通電を遮断するには、電源線と負荷との間すなわちハイサイド側にもスイッチング素子を直列に付加する構成が考えられる(特許文献1参照)。ハイサイド側のスイッチング素子は、正常時には常にオン駆動されており、ローサイド側のスイッチング素子が通電モード故障したと判定されるとオフ駆動される。
特開平5−141300号公報
特許文献1の手法では、ハイサイド側に付加するスイッチング素子も、負荷に十分な電流を流すとともに通電時の損失(発熱)を抑制するため、ローサイド側のスイッチング素子と同様にオン抵抗の低い素子が必要となる。しかし、一般にオン抵抗の低いスイッチング素子は高価であり、ローサイド側のスイッチング素子とハイサイド側のスイッチング素子にこうした素子を用いることは製品コストの上昇を招く。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、負荷の通断電を行うスイッチング素子の通電モード故障に備えて付加されるスイッチング素子に、比較的高いオン抵抗を持つ素子を採用可能な負荷駆動装置を提供することにある。
請求項1に記載した負荷駆動装置は、第1、第2電源線を通して与えられる電源電圧により負荷を駆動する。負荷駆動装置は、第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、コンデンサ、故障検出回路および制御手段を備えている。第1スイッチング素子は、第1電源線と負荷の第1端子との間に設けられ、第1駆動信号に従って通断電する。第2スイッチング素子は、負荷の第2端子と第2電源線との間に設けられ、第2駆動信号に従って通断電する。コンデンサは、負荷の第1端子と第2電源線との間に設けられている。故障検出回路は、第2駆動信号が断電指示であるにもかかわらず第2スイッチング素子が通電し続ける通電モード故障を検出する。
制御手段は、第2駆動信号を断電指示にした期間内に第1駆動信号を通電指示にしてコンデンサを充電し、その後、第1駆動信号を断電指示にした状態で第2駆動信号を駆動時間だけ断電指示から通電指示に切り替えることにより負荷を駆動する。そして、故障検出回路が第2スイッチング素子の通電モード故障を検出すると、第1駆動信号を断電指示の状態に維持する。
この構成によれば、第2スイッチング素子がオフしている負荷断電期間内に、第1スイッチング素子がオンしてその第1スイッチング素子を通してコンデンサの充電が行われる。その後、第1スイッチング素子がオフしている状態で、駆動時間だけ第2スイッチング素子がオンすると、コンデンサの蓄積電荷により負荷への通電が行われる。負荷の駆動が終了すると、次の駆動に備えて再び第1スイッチング素子がオンしてコンデンサへの充電が行われる。
負荷に十分な電流を流すとともに通電損失を低減するため、第2スイッチング素子にはオン抵抗の低い素子が必要となる。これに対し、第1スイッチング素子には負荷駆動電流が流れず、コンデンサへの充電電流だけが流れる。また、負荷が断電している期間は、充電期間として利用できる。このため、第1スイッチング素子には、第2スイッチング素子に比べてオン抵抗の高い素子を採用できる。
第2スイッチング素子に通電モード故障が生じると、第1駆動信号が断電状態に維持される。第2スイッチング素子にはコンデンサの蓄積電荷に相当する電流しか流れないので、通電モード故障により負荷に電流が流れ続けることを防止できる。
請求項2記載の手段によれば、制御手段は、第2駆動信号を通電指示から断電指示に切り替えたとき、負荷に流れる電流がゼロになるのを待った後、第1駆動信号を通電指示にしてコンデンサを充電する。負荷に流れる電流がゼロになるのを待つことにより、断電指示による負荷電流の遮断時間を短縮することができる。また、1回の負荷の駆動が終了した後、可能な限り早くコンデンサを充電して次の駆動に備えることができるので、より短い負荷駆動周期まで負荷を駆動することができる。
請求項3記載の手段によれば、制御手段は、第1駆動信号を通電指示にするとき、コンデンサが満充電になるまで第1駆動信号を通電指示に維持する。これにより、第2駆動信号が通電指示に切り替えられるたびに負荷に対し十分な電流を流すことができ、負荷を繰り返し安定して駆動することができる。なお、請求項1に記載したように、制御手段は、第2駆動信号を通電指示に切り替えるときには、たとえコンデンサが満充電になる前であっても第1駆動信号を断電指示に切り替える。
請求項4記載の手段によれば、第2駆動信号が通電指示に切り替えられてから駆動時間が経過した時点での負荷に流れる電流がしきい値電流以上となるように、コンデンサの容量値および第1スイッチング素子のオン抵抗値が決定されている。しきい値電流が大きいほど、コンデンサの容量値が大きく設定され、第1スイッチング素子のオン抵抗値が小さく設定される。この構成によれば、負荷は、駆動時間の間、しきい値電流以上の電流で保証された所定動作(例えば開弁動作)を実行し続けることができる。
請求項5記載の負荷駆動装置は、第1端子同士が共通に接続された複数の負荷を駆動する。この構成では、第1スイッチング素子は、第1電源線と負荷の第1端子との間に共通に設けられる。第2スイッチング素子は、各負荷の第2端子と第2電源線との間にそれぞれ設けられ、個別の第2駆動信号に従って通断電する。コンデンサは、負荷の第1端子と第2電源線との間に共通に設けられる。故障検出回路は、第2スイッチング素子の何れかに通電モード故障が生じたことを検出する。制御手段は、第2駆動信号の全てを断電指示にした期間内に第1駆動信号を通電指示にしてコンデンサを充電し、その後、第1駆動信号を断電指示にした状態で第2駆動信号の何れか1つを駆動時間だけ断電指示から通電指示に切り替える。
この負荷駆動装置は、複数の負荷ごとに第2スイッチング素子を備えるとともに、複数の負荷に共通して1つの第1スイッチング素子と1つのコンデンサを備えればよいので、小型化および低コスト化を図ることができる。コンデンサの充電動作と負荷の駆動動作は、上述した各構成と同様である。
第1の実施形態を示す負荷駆動装置の構成図 波形図 コンデンサの充電処理を示すフローチャート 第2の実施形態を示す負荷駆動装置の構成図 波形図
各実施形態において実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。図1に示す負荷駆動装置1は、エンジンECUが備えるインジェクタ駆動装置であって、駆動信号D2に従ってインジェクタの電磁ソレノイド(以下、負荷2と称す)に通電して燃料噴射(ポート噴射)を行う。負荷駆動装置1は、図示しないバッテリに接続された第1電源線3と第2電源線4(グランド線)を通して与えられる電源電圧VBにより負荷2を駆動する。負荷2の第1端子2p、第2端子2nは、それぞれ負荷駆動装置1の出力端子5、6に接続されている。
負荷駆動装置1において、電源線3と出力端子5との間および出力端子6と電源線4の間には、それぞれNチャネル型のMOSトランジスタ7および8が接続されている。これらトランジスタ7、8は、第1スイッチング素子、第2スイッチング素子に相当し、それぞれ駆動信号D1、D2がオン駆動レベル(通電指示)になるとオンし、オフ駆動レベル(断電指示)になるとオフする。
出力端子5と電源線4との間には、負荷2の通電に用いるコンデンサ9が接続されている。電圧検出回路10は、コンデンサ9の電圧VCに応じた検出信号M1を出力する。電圧検出回路11は、トランジスタ8のドレイン・ソース間電圧に応じた検出信号M2を出力する。
制御回路12は、インジェクタの噴射信号に従って駆動信号D1、D2を生成して出力する制御手段である。制御回路12は、電圧検出回路10からの検出信号M1をA/D変換して入力し、検出電圧VCを電源電圧VBと比較することによりコンデンサ9が満充電に達したか否かを判定する。
制御回路12に設けられた故障判定回路13は、電圧検出回路11からの検出信号M2をA/D変換して入力し、トランジスタ8の通電モード故障および断電モード故障を検出する。すなわち、故障判定回路13は、駆動信号D2がオフ駆動レベルのときに検出信号M2がほぼゼロであれば通電モード故障と判定し、駆動信号D2がオン駆動レベルのときに検出信号M2が電圧VCにほぼ等しければ断電モード故障と判定する。
次に、図2および図3を参照しながら本実施形態の作用を説明する。図2に示す波形図は、上から順に駆動信号D2、トランジスタ8の状態、駆動信号D1、コンデンサ9の電圧VC、負荷2に流れる電流IL、負荷2の状態を表している。時刻t1からt2の間はトランジスタ7、8が何れもオフしており、コンデンサ9が満充電となっている。制御回路12は、噴射信号により指令された時刻t2からt3までの駆動時間ΔTの間、駆動信号D1をオフ駆動レベルに維持しつつ駆動信号D2をオン駆動レベルにする。
これによりトランジスタ8がオンし、コンデンサ9から負荷2とトランジスタ8を通して電流ILが流れ、インジェクタが開弁して燃料が噴射される。時間の経過とともにコンデンサ9の電荷が放電するため電圧VCが低下し、負荷電流ILは立ち上がった後のピーク値から徐々に低下する。駆動時間ΔTの間インジェクタが開弁状態を維持するように、駆動時間ΔTが経過した時刻t3での負荷電流ILが開弁を保持するために必要なしきい値電流Ith以上となるように、コンデンサ9の容量値およびトランジスタ7のオン抵抗値Rが決定されている。
制御回路12は、時刻t3で駆動信号D2をオフ駆動レベルに切り替えた後、図3に示す充電処理を実行する。制御回路12は、還流する負荷電流ILがゼロになるまで待った後(ステップS1)、時刻t4で駆動信号D2をオフ駆動レベルに維持したまま駆動信号D1をオン駆動レベルにする(ステップS2)。これによりトランジスタ7がオンし、電源線3からトランジスタ7を介してコンデンサ9に充電電流が流れる。次の噴射信号が指令される時刻までにコンデンサ9の充電が完了すればよいので、トランジスタ7のオン抵抗はトランジスタ8のオン抵抗に比べ高くても構わない。
制御回路12は、コンデンサ9の電圧VCを入力し(ステップS3)、満充電になったか否かを判断する(ステップS4)。満充電になったと判断すると、ステップS6に移行して駆動信号D1をオフ駆動レベルに戻す。一方、満充電でないと判断するとステップS5に移行し、駆動信号D2が次にオン駆動レベルに遷移すると予測される時点よりも所定の余裕時間だけ前の時刻te(図2で一点鎖線で示す)に達したか否かを判断する。時刻teに達していなければステップS3に戻り、時刻teに達していればステップS6に移行する。図2では、時刻teより前の時刻t5で満充電になったと判断し、駆動信号D1をオフ駆動レベルに戻している。
制御回路12の故障判定回路13は、一定時間ごとにトランジスタ8の故障判定を実行する。トランジスタ8に通電モード故障が発生したと判定すると、直ちに駆動信号D1、D2をオフ駆動レベルにする。図2に示す場合には、駆動信号D1、D2がオフ駆動レベルになっている時刻t6で通電モード故障が発生しているので、制御回路12は駆動信号D1、D2をそのままオフ駆動レベルに維持する。
トランジスタ8に通電モード故障が発生すると、コンデンサ9から負荷2とトランジスタ8を通して電流ILが流れるので、インジェクタが開弁して燃料が噴射される恐れがある。しかし、コンデンサ9の電荷が放電するに従い電圧VCが低下するので、負荷電流ILがしきい値電流Ithよりも低下する時刻t7にはインジェクタが閉弁する。つまり、トランジスタ7がオフしているので、燃料が噴射されたとしてもコンデンサ9の充電電荷が放電されると噴射が停止する。制御回路12は、駆動信号D1、D2をオフ駆動レベルに維持するとともに、異常判定信号をエンジンECUのマイコンに伝送する。
以上説明したように、本実施形態の負荷駆動装置1は、負荷2のハイサイド側にコンデンサ9の充電用のトランジスタ7を備え、負荷2のローサイド側に負荷駆動用のトランジスタ8を備えている。トランジスタ7がオフしている状態でトランジスタ8がオンすると、コンデンサ9の蓄積電荷により負荷2への通電が行われる。負荷2に十分な電流を流すとともに通電損失を低減するため、トランジスタ8にはオン抵抗が低い素子を採用する必要がある。
これに対し、トランジスタ8がオフしている期間内に、トランジスタ7がオンしてコンデンサ9の充電が行われる。負荷2の駆動時間ΔTを除く期間をコンデンサ9の充電時間に充てられるので、トランジスタ7にトランジスタ8よりもオン抵抗の高い素子を用いても、負荷2の駆動に十分な電圧までコンデンサ9を充電できる。
トランジスタ8に通電モード故障が生じると、制御回路12は、駆動信号D1をオフ駆動レベルにしてコンデンサ9への充電電流を遮断する。その結果、故障したトランジスタ8にはコンデンサ9の蓄積電荷に相当する電流しか流れない。従って、通電モード故障により負荷2に電流が流れ続けることを防止できる。
制御回路12は、駆動信号D2をオン駆動レベルからオフ駆動レベルに切り替えたとき、負荷2に流れる電流がゼロになるのを待った後、駆動信号D1をオン駆動レベルにしてコンデンサ9を充電する。これにより、駆動信号D2がオフ駆動レベルに遷移したときの負荷電流ILの遮断時間を短縮することができる。また、負荷2の駆動が終了した後、可能な限り早くコンデンサ9を充電して次の駆動に備えることができるので、より短い負荷駆動周期まで負荷2を駆動することができる。
制御回路12は、駆動信号D2をオフ駆動レベルにしている限りにおいて、コンデンサ9が満充電になるまで駆動信号D1をオン駆動レベルに維持する。その結果、駆動信号D2がオン駆動レベルに遷移したときに、負荷2に対し開弁に十分な電流を流すことができる。また、コンデンサ9の容量値とトランジスタ7のオン抵抗値が適切に設定されているので、駆動時間ΔTの間、インジェクタを開弁状態に維持することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図4および図5を参照しながら説明する。図4に示す負荷駆動装置21は、例えば2気筒のエンジンについてインジェクタの電磁ソレノイド(負荷2A、2B)に通電してポート噴射を行う。負荷2A、2Bの第1端子2Ap、2Bpはそれぞれ出力端子5a、5bに共通に接続されており、負荷2A、2Bの第2端子2An、2Bnはそれぞれ出力端子6a、6bに接続されている。
負荷駆動装置21において、出力端子6a、6bと電源線4との間にはそれぞれMOSトランジスタ8a、8bが接続されている。トランジスタ7は、電源線3と出力端子5aおよび5bとの間に共通に設けられている。トランジスタ8a、8bは、それぞれ個別の駆動信号D2a、D2bにより駆動される。
コンデンサ9は、出力端子5aおよび5bと電源線4との間に共通に設けられている。電圧検出回路11は、トランジスタ8a、8bのドレイン・ソース間電圧に応じた検出信号M2a、M2bを出力する。制御回路12の故障判定回路13は、電圧検出回路11からの検出信号M2a、M2bをA/D変換して入力し、トランジスタ8a、8bの通電モード故障および断電モード故障を検出する。
図5に示す波形図は、上から順に駆動信号D2a、D2b、駆動信号D1、コンデンサ9の電圧VC、負荷2Aに流れる電流ILa、負荷2Bに流れるILbを表している。制御回路12は、噴射信号に従って駆動信号D2a、D2bを交互にオン駆動レベルにして燃料噴射を行う。
制御回路12は、駆動信号D2a、D2bをオフ駆動レベルにした状態で、負荷電流ILa、ILbがともにゼロになった後、駆動信号D1をオン駆動レベルにしてコンデンサ9を充電する。満充電になると駆動信号D1をオフ駆動レベルに戻す。その後、制御回路12は、駆動信号D1をオフ駆動レベルにした状態で駆動信号D2a、D2bの何れか1つを駆動時間ΔTだけオン駆動レベルに切り替える。その他の動作は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、駆動信号D2aとD2bのオン駆動間隔がコンデンサ9の満充電に要する時間よりも短いことを条件として、トランジスタ7とコンデンサ9を負荷2A、2Bで共通化することができる。その結果、負荷駆動装置21の小型化および低コスト化を図ることができる。その他、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
制御回路12は、駆動信号D2をオン駆動レベルからオフ駆動レベルに切り替えたとき、負荷2に流れる電流がゼロになる前から、駆動信号D1をオン駆動レベルにしてコンデンサ9を充電してもよい。
インジェクタを駆動時間ΔTの間開弁状態に維持することができれば、コンデンサ9を満充電にする必要はない。
第2の実施形態は、3以上の負荷2A、2B、2C、…を駆動する場合にも同様に適用できる。
駆動信号D2のオン駆動間隔Taおよびコンデンサ9の満充電に要する最大時間Tbが既知の場合、駆動信号D2がオフ駆動レベルに遷移した時からTc(=Ta−Tb)が経過する時点までの間に駆動信号D1をオン駆動レベルにするように制御してもよい。
図面中、1、21は負荷駆動装置、2、2A、2Bは負荷、2p、2Ap、2Bpは第1端子、2n、2An、2Bnは第2端子、3は第1電源線、4は第2電源線、7はMOSトランジスタ(第1スイッチング素子)、8、8a、8bはMOSトランジスタ(第2スイッチング素子)、9はコンデンサ、12は制御回路(制御手段)、13は故障検出回路である。

Claims (5)

  1. 第1、第2電源線(3,4)を通して与えられる電源電圧により負荷(2,2A,2B)を駆動する負荷駆動装置であって、
    前記第1電源線と前記負荷の第1端子(2p,2Ap,2Bp)との間に設けられ、第1駆動信号に従って通断電する第1スイッチング素子(7)と、
    前記負荷の第2端子(2n,2An,2Bn)と前記第2電源線との間に設けられ、第2駆動信号に従って通断電する第2スイッチング素子(8,8a,8b)と、
    前記負荷の第1端子と前記第2電源線との間に設けられたコンデンサ(9)と、
    前記第2駆動信号が断電指示であるにもかかわらず前記第2スイッチング素子が通電し続ける通電モード故障を検出する故障検出回路(13)と、
    前記第2駆動信号を断電指示にした期間内に前記第1駆動信号を通電指示にして前記コンデンサを充電し、その後、前記第1駆動信号を断電指示にした状態で前記第2駆動信号を駆動時間だけ断電指示から通電指示に切り替えることにより前記負荷を駆動し、前記故障検出回路が前記第2スイッチング素子の通電モード故障を検出すると、前記第1駆動信号を断電指示の状態に維持する制御手段(12)とを備えていることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2駆動信号を通電指示から断電指示に切り替えたとき、前記負荷に流れる電流がゼロになるのを待った後、前記第1駆動信号を通電指示にして前記コンデンサを充電することを特徴とする請求項1記載の負荷駆動装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1駆動信号を通電指示にするとき、前記コンデンサが満充電になるまで前記第1駆動信号を通電指示に維持することを特徴とする請求項1または2記載の負荷駆動装置。
  4. 前記第2駆動信号が通電指示に切り替えられてから前記駆動時間が経過した時点での前記負荷に流れる電流がしきい値電流以上となるように、前記コンデンサの容量値および前記第1スイッチング素子のオン抵抗値が決定されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の負荷駆動装置。
  5. 第1端子同士が共通に接続された複数の負荷(2A,2B)を駆動するものであって、
    前記第1スイッチング素子は、前記第1電源線と前記負荷の第1端子との間に共通に設けられ、
    前記第2スイッチング素子(8a,8b)は、前記各負荷の第2端子と前記第2電源線との間にそれぞれ設けられ、個別の第2駆動信号に従って通断電し、
    前記コンデンサは、前記負荷の第1端子と前記第2電源線との間に共通に設けられ、
    前記故障検出回路は、前記第2スイッチング素子の何れかに前記通電モード故障が生じたことを検出し、
    前記制御手段は、前記第2駆動信号の全てを断電指示にした期間内に前記第1駆動信号を通電指示にして前記コンデンサを充電し、その後、前記第1駆動信号を断電指示にした状態で前記第2駆動信号の何れか1つを駆動時間だけ断電指示から通電指示に切り替えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の負荷駆動装置。
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