JP6091986B2 - 排水系統閉塞検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、住宅において雨水を排出する排水系統の異常を検知する排水系統閉塞検知システムに関する。
太陽光発電装置が設置される住宅では、太陽電池のパネルに太陽光が効果的に照射されることを優先して、通常の住宅よりも屋根の傾斜が緩く設計される場合が少なくない。また、昨今は、一般の住宅でも屋上を備えることが多く、さらには2階部分にバルコニーを設けることが常識化している。このような傾斜の緩い屋根、平らな屋上、又はバルコニーには落ち葉等のごみが溜まりやすく、この落ち葉等が雨水を排出する排水樋等の排水系統を閉塞させることがある。
特許文献1では、バルコニーの床面の最高部よりも低い位置に浸水検知センサを設け、排水樋とオーバーフロー管とが閉塞して排水できない場合を検知する技術が開示されている。
特開2010−43410号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、排水樋とオーバーフロー管とが完全に閉塞して防水上限近くまで床面まで浸水した状態を検知するものであり、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水系統の異常を検知することができないという問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水系統の異常を検知する排水系統閉塞検知システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、床面から立ち上がる壁面を略水平に貫通するオーバーフロー管の途中に設けられ、該オーバーフロー管内の水の有無を検知可能な第1のセンサと、前記床面に設けられた排水口から連続する排水系統の途中に設けられ、該排水系統内の水の有無を検知可能な第2のセンサと、前記第1のセンサの検知結果及び前記第2のセンサの検知結果に基づいて、前記排水口及び前記排水系統の閉塞状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果を報知する報知手段と、を備える。
請求項1に記載の発明によれば、第1のセンサによる水の検知及び第2のセンサによる水の検知に基づいて排水口及び排水系統の状態を判定することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、降水の有無の検知及び降水量の測定が可能な降水センサをさらに備え、前記判定手段は、前記第1のセンサの検知結果及び前記第2のセンサの検知結果並びに前記降水センサの検知結果に基づいて、前記排水口及び前記排水系統の閉塞状態を判定する。
請求項2に記載の発明によれば、降水センサが降水を検知した結果を排水口及び排水系統の状態の判定に利用できる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記判定手段は、前記降水センサが降水を検知すると共に、前記第1のセンサが水を検知し、かつ前記第2のセンサが水を検知しない場合に、前記排水口が閉塞していると判定する。
請求項3に記載の発明によれば、降水を検知し、第1のセンサが水を検知し、第2のセンサが水を検知しない場合に、排水口が閉塞していると判定することができる。
請求項4の発明は、請求項2に記載の発明において、前記判定手段は、前記降水センサが降水を検知すると共に、前記第1のセンサが水を検知し、かつ前記第2のセンサが水を検知した場合に、前記排水系統が閉塞していると判定する。
請求項4に記載の発明によれば、降水を検知し、第1のセンサが水を検知し、第2のセンサが水を検知した場合に、排水系統が閉塞していると判定することができる。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、前記報知手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記排水口又は前記排水系統の閉塞している箇所を報知する。
請求項5に記載の発明によれば、居住者に排水口又は排水系統の閉塞している箇所を報知することができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記判定手段の判定結果を前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスを行う業者に送信する送信手段と、前記業者から前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスに係る情報を受信する受信手段と、をさらに備え、前記報知手段は、前記受信した前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスに係る情報を報知する。
請求項6に記載の発明によれば、判定結果をメンテナンスを行う業者に送り、当該業者からのメンテナンスに係る情報を取得し、取得した情報を居住者に報知できる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、第1のセンサによる水の検知及び第2のセンサによる水の検知に基づいて排水口及び排水系統の状態を判定することにより、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水系統の異常を検知できるという効果を有する。
請求項2に記載の発明によれば、降水センサが降水を検知した結果を排水口及び排水系統の状態の判定に利用することにより、より精度よく排水系統の異常を検知できるという効果を有する。
請求項3に記載の発明によれば、降水を検知し、第1のセンサが水を検知し、第2のセンサが水を検知しない場合に、排水口が閉塞していると判定することにより、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水口及び排水系統の異常を検知できるという効果を有する。
請求項4に記載の発明によれば、降水を検知し、第1のセンサが水を検知し、第2のセンサが水を検知した場合に、排水系統が閉塞していると判定することにより、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水口及び排水系統の異常を検知できるという効果を有する。
請求項5に記載の発明によれば、居住者に排水口又は排水系統の閉塞している箇所を報知することにより、浸水による水位が防水上限近くに達する前に閉塞している箇所のメンテナンスを行うことが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、判定結果をメンテナンスを行う業者に送り、当該業者からのメンテナンスに係る情報を取得し、取得した情報を居住者に報知することにより、適切なメンテナンスを浸水による水位が防水上限近くに達する前に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムの一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるメンテナンスモニターの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるセンサ及びセンサユニットの設置の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるセンサの配置の変形例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおける判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムの一例を示す概略図である。
図1に示したように、本実施の形態では、1階居室34と2階居室36とを有する住宅10において、屋上38の床面の一角に設けられた屋上排水樋42Aからの水を検知する屋上排水樋センサ44Aを備えている。また本実施の形態では、屋上排水樋42Aが排出し切れなかった雨水を排出するために床面から立ち上がる壁面を略水平に貫通して設けられた屋上オーバーフロー管46Aの水を検知する屋上オーバーフロー管センサ48Aを備えている。
屋上排水樋センサ44A又は屋上オーバーフロー管センサ48Aからの信号はセンサユニット50Aで増幅され、増幅された信号はセンサユニット50Aからメンテナンスモニター30に送信される。
また、本実施の形態は、バルコニー40の床面の一角に設けられたバルコニー排水樋42Bの水を検知するバルコニー排水樋センサ44Bを備えている。さらに本実施の形態は、バルコニー排水樋42Bが排出し切れなかった雨水を排出するために床面から立ち上がる壁面を略水平に貫通して設けられたバルコニーオーバーフロー管46Bの水を検知するバルコニーオーバーフロー管センサ48Bが設けられている。
バルコニー排水樋センサ44B又はバルコニーオーバーフロー管センサ48Bからの信号はセンサユニット50Bで増幅され、増幅された信号はセンサユニット50Bからメンテナンスモニター30に送信される。
屋上38には、降水の有無及び降水量を検知可能な降水センサ54、56が設けられている。降水センサ54、56の検知結果は、メンテナンスモニター30に送信される。本実施の形態では、屋上排水樋センサ44A、屋上オーバーフロー管センサ48A、バルコニー排水樋センサ44B、バルコニーオーバーフロー管センサ48B、降水センサ54、56は、一例として水の有無を検知可能な静電容量式センサを用いるものとする。
なお、屋上排水樋42Aが排出した雨水は屋上排水管52A、バルコニー排水樋42Bが排出した雨水はバルコニー排水管52Bから各々下水道に排出される。
メンテナンスモニター30は、屋上排水樋センサ44A、屋上オーバーフロー管センサ48A、バルコニー排水樋センサ44B、バルコニーオーバーフロー管センサ48B、降水センサ54、56の検知結果に基づいて、排水系統の閉塞の有無を判定する。メンテナンスモニター30は、判定した結果を表示部22に表示すると共に、スピーカ32から音声としても出力可能である。
また、メンテナンスモニター30はゲートウェイである終端装置60及びインターネット等のネットワーク70を介して排水系統のメンテナンスを行う業者であるメンテナンスサービスセンター82と通信可能に構成されている。メンテナンスモニター30は、排水系統の閉塞の状況をメンテナンスサービスセンター82に送信し、メンテナンスサービスセンター82からはメンテナンスの要不要、又はメンテナンスの具体策等の情報を受信可能である。メンテナンスサービスセンター82から受信した情報は、表示部22に表示すると共に、スピーカ32から音声としても出力可能である。
メンテナンスサービスセンター82は、住宅10及び他の住宅90から排水系統の閉塞に係る情報を取得すると共に、気象庁等の気象情報を扱う機関の気象情報サーバ84から降水予想の情報を取得可能である。メンテナンスサービスセンター82は、各住宅から取得した排水系統の閉塞に係る情報に加えて気象情報サーバ84から取得した降水予報の情報に基づいて、降水前の予防的なメンテナンスの具体策を住宅毎に策定する。策定したメンテナンスの具体策を各住宅に送信可能であるとする。
図2は、本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるメンテナンスモニター30の概略構成を示すブロック図である。メンテナンスモニター30は、CPU(Central Processing Unit)12と、HDD(Hard Disk Drive)14と、RAM(Random Access Memory)16と、ネットワークI/F部18と、ROM(Read Only Memory)20と、表示部22と、操作入力部24と、入出力部26と、バス28とを含む。
CPU12は、メンテナンスモニター30の全体の動作を司るものであり、後述する排水系統の閉塞の判定に係るフローチャートの処理は、CPU12により実行される。HDD14は、後述する排水系の閉塞の判定のプログラム、OS(Operating System)などが記録される不揮発性の記憶装置である。RAM16は、OSやプログラムやデータが展開される揮発性の記憶装置である。ネットワークI/F部18は、ネットワークに接続するためのものであり、NIC(Network Interface Card)やそのドライバで構成され、本実施の形態では終端装置60が接続されている。ROM20は、メンテナンスモニター30の起動時に動作するブートプログラムなどが記憶されている不揮発性の記憶装置である。表示部22は、メンテナンスモニター30に関する情報を操作者に表示するものである。操作入力部24は、操作者がメンテナンスモニター30の操作や情報を入力する際に用いられるものであり、一例としてキーボード等の入力装置及びマウス等のポインティングデバイスが含まれる。入出力部26は、外部機器を接続するためのインターフェースであり、本実施の形態では、センサユニット50A、50B及び降水センサ54、56が接続されている。バス28は、情報のやりとりが行われる際に使用される。
図3は、本発明の実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるセンサ及びセンサユニットの設置の一例を示す概略図であり、図1に示した屋上の排水系統を拡大した図であるが、ベランダの排水系統も図3と同様であるとする。
図3は、落ち葉等の異物が屋上排水樋42Aに侵入することを防止するストレーナー58上に異物56が堆積し、降水によって水が水面64の位置まで屋上に溜まり、屋上オーバーフロー管46Aから排水が始まっている状態を示している。図3の場合は、屋上オーバーフロー管46Aが閉塞していないので、浸水の水位は、これ以上水位が高まると、水圧により2階居室36で雨漏りが生じるおそれがある防水限界66までは達していない。
図1と同様に、図3では、屋上排水樋42Aからの水を検知する屋上排水樋センサ44A及び屋上オーバーフロー管46Aの水を検知する屋上オーバーフロー管センサ48Aが示されている。一例として、屋上排水樋センサ44Aは、屋上排水樋センサプローブ68、屋上オーバーフロー管センサ48Aは、屋上オーバーフロー管センサプローブ72を各々備えた静電容量式センサであって、各プローブは、配管の内壁底部近くまでその先端が伸びている。図3に示したプローブを有する静電容量式センサでは、配管の内部の水が各プローブに接触した際に、配管内部の水位も検知可能である。
図4は、本実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおけるセンサの配置の変形例を示す図である。図3に示したプローブを有する静電容量式センサは、配管内の水位を測定可能であるが、配管内の底部に泥又は落ち葉等の異物が堆積すると、かかる異物がプローブ先端と接触し、配管内の水の見地に支障を来すおそれがある。また、プローブ自体が配管内の障害物となり、落ち葉等の異物を配管内に留めることを促進する場合もある。
図4の変形例は、プローブ式の静電容量式センサが有する難点を解決するためもので、静電容量式センサを配管の内面ではなく配管の外壁に設け、配管内に存在する水を壁面越しに検知する。図4は、一例として屋上オーバーフロー管46Aの外壁に屋上オーバーフロー管外センサ74A、74Bを設けた状態を示している。屋上排水樋42Aも図4に示した場合と同様に、配管の外壁に静電容量式センサを設けることが可能である。
図4において、屋上オーバーフロー管外センサ74A、74Bは、配管の底部よりも高い位置に設けられている。前述のように配管の底部には泥等の異物が堆積しやすい。かかる異物は水分を保持しやすいので、そのような水分を保持しやすい異物が堆積する配管底部に対応する外壁の箇所に静電容量式センサを設置すると、水の検知に悪影響を及ぼすおそれがあるからである。
従って、屋上オーバーフロー管外センサ74A、74Bは、より高い位置に設けることによって、配管内の底部に堆積した異物の影響を少なくすることができる。しかしながら、配管外のあまりに高い位置に設けると、配管の底部付近に存在する水を検知できなくなる。本実施の形態では、図4に示したように、配管の底部よりもやや上の位置に屋上オーバーフロー管外センサ74A、74Bを設けている。
図5は、本実施の形態に係る排水系統閉塞検知システムにおける判定処理の一例を示すフローチャートである。なお、図5において、屋上オーバーフロー管センサ48A及びバルコニーオーバーフロー管センサ48Bは第1センサと呼称し、屋上排水樋センサ44A及びバルコニー排水樋センサ44Bは第2センサと呼称する。
ステップ500では、降水センサ54、56の検知結果に基づいて、降水の有無を判定する。ステップ500で肯定判定の場合には、ステップ502で第2センサが排水樋に連続する排水系統で水を検知したか否かが判定され、肯定判定の場合には、ステップ504において第1センサが水をオーバーフロー管内で検知したか否かが判定される。
ステップ504で肯定判定の場合には、ステップ506で降水量は閾値以上であるか否かが判定される。ステップ506での降水量の閾値は、一例として1時間の降水量で20mmとする。地域によっても異なるが、1時間の降水量が20〜40mmの場合に大雨注意報が発令されるからである。
ステップ506で肯定判定の場合には、ステップ508で降水が停止したか否かが判定される。降水の有無は前述のように降水センサ54、56の検知結果に基づくが、本実施の形態では、所定の時間、降水センサ54、56が降水を検知しなかった場合に、降水が停止したと判定する。所定の時間は、本実施の形態では、一例として10分とする。
ステップ508で肯定判定の場合には、ステップ510で第2センサが水を検知しているか否かが判定される。ステップ510で肯定判定の場合は、降水が止んでも排水樋の排水系統に水が存在している。かかる場合には、ステップ516で排水系統の出口付近が閉塞している可能性があると判定して処理を終了する。
ステップ510で否定判定の場合には、ステップ512で第1センサが水を検知したか否かが判定される。ステップ512で肯定判定の場合には、ステップ520でストレーナーが閉塞していると判定して処理を終了する。また、ステップ512で否定判定の場合には、ステップ514で排水樋の排水系統に閉塞箇所はないと判定して処理を終了する。
また、ステップ506で否定判定の場合、すなわち、降水時にオーバーフロー管及び排水樋の排水系統で水が存在する場合である。かかる場合は、ステップ516で、排水樋の排水系統のうち、ストレーナー以外の部分、例えば、排水系統の出口付近又は排水系統の中途で閉塞が発生していると判定して処理を終了する。
また、ステップ502で否定判定の場合、すなわち、降水時に排水樋の排水系統で水が存在する場合には、ステップ518で第1センサがオーバーフロー管で水を検知しているか否かを判定する。ステップ518で肯定判定の場合には、ステップ518でストレーナーが閉塞していると判定して処理を終了し、ステップ518で否定判定の場合には、手順をステップ500に移行する。また、ステップ504で否定判定の場合、すなわち、オーバーフロー管で水が検知されない場合には、ステップ514で排水樋の排水系統に閉塞箇所はないと判定して処理を終了する。
以上、説明したように、本実施の形態では、排水樋の排水系統及びオーバーフロー管に設けられたセンサの検知結果と、降水を検知するセンサの検知結果とに基づいて、浸水による水位が防水上限近くに達する前に排水系統の異常を検知することができる。
10 住宅
12 CPU
14 HDD
16 RAM
18 ネットワークI/F部
20 ROM
22 表示部
24 操作入力部
26 入出力部
28 バス
30 メンテナンスモニター
32 スピーカ
38 屋上
40 バルコニー
42A 屋上排水樋
42B バルコニー排水樋
44A 屋上排水樋センサ
44B バルコニー排水樋センサ
46A 屋上オーバーフロー管
46B バルコニーオーバーフロー管
48A 屋上オーバーフロー管センサ
48B バルコニーオーバーフロー管センサ
50A、50B センサユニット
54、56 降水センサ
58 ストレーナー
64 水面
66 防水限界
70 ネットワーク
74A、74B 屋上オーバーフロー管外センサ
82 メンテナンスサービスセンター

Claims (6)

  1. 床面から立ち上がる壁面を略水平に貫通するオーバーフロー管の途中に設けられ、該オーバーフロー管内の水の有無を検知可能な第1のセンサと、
    前記床面に設けられた排水口から連続する排水系統の途中に設けられ、該排水系統内の水の有無を検知可能な第2のセンサと、
    前記第1のセンサの検知結果及び前記第2のセンサの検知結果に基づいて、前記排水口及び前記排水系統の閉塞状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果を報知する報知手段と、
    を備える排水系統閉塞検知システム。
  2. 降水の有無の検知及び降水量の測定が可能な降水センサをさらに備え、
    前記判定手段は、前記第1のセンサの検知結果及び前記第2のセンサの検知結果並びに前記降水センサの検知結果に基づいて、前記排水口及び前記排水系統の閉塞状態を判定する請求項1に記載の排水系統閉塞検知システム。
  3. 前記判定手段は、前記降水センサが降水を検知すると共に、前記第1のセンサが水を検知し、かつ前記第2のセンサが水を検知しない場合に、前記排水口が閉塞していると判定する請求項2に記載の排水系統閉塞検知システム。
  4. 前記判定手段は、前記降水センサが降水を検知すると共に、前記第1のセンサが水を検知し、かつ前記第2のセンサが水を検知した場合に、前記排水系統が閉塞していると判定する請求項2に記載の排水系統閉塞検知システム。
  5. 前記報知手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記排水口又は前記排水系統の閉塞している箇所を報知する請求項3又は4に記載の排水系統閉塞検知システム。
  6. 前記判定手段の判定結果を前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスを行う業者に送信する送信手段と、
    前記業者から前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスに係る情報を受信する受信手段と、をさらに備え、
    前記報知手段は、前記受信した前記排水口及び前記排水系統のメンテナンスに係る情報を報知する請求項1〜5のいずれか1項に記載の排水系統閉塞検知システム。
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