JP6091354B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置の移動の軌跡に応じて当該情報処理装置に所定の処理を実行させる技術に関する。
携帯電話やスマートフォン等の情報処理装置では、消費電力を節約するために、ユーザの操作が一定時間なされない場合には、画面表示を停止するのが一般的である。例えば、特許文献1では、ユーザによる操作入力が行われない時間が所定時間経過すると、液晶ディスプレイのバックライトを消灯させる省エネモードに移行し、当該モードから通常モードに復帰させる操作として、タッチパネルに対するタッチ操作を行うことが開示されている。
特開2008−107906号公報
しかし、特許文献1に開示の技術の場合、通常モードに復帰させるためには、タッチパネルにタッチするという操作が必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、情報処理装置の移動の軌跡に応じて当該情報処理装置に所定の処理を実行させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、ユーザによって携帯可能な情報処理装置であって、当該情報処理装置の所定時間分の移動の軌跡を特定する軌跡特定部と、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、ユーザからの指示を受け付ける指示受付部と、前記処理実行部が前記処理を実行していない場合であって、前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに前記軌跡特定部により特定されていた第2の軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡又は前記第1の範囲を補正する第1の補正部とを備えた情報処理装置を提供する。
好ましい態様において、前記処理実行部は、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記第1の基準軌跡を基準とする前記第1の範囲内に含まれている場合であっても、第2の基準軌跡を基準とする第2の範囲内に含まれているときは、前記所定の処理を実行せず、前記処理実行部が前記処理を実行後、所定の期間内に前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡に基づいて、前記第2の基準軌跡又は前記第2の範囲を補正する第2の補正部をさらに備えてもよい。
さらに好ましい態様において、前記第1の補正部は、さらに、前記所定時間が短くなるように当該所定時間を補正してもよい。
さらに好ましい態様において、前記第2の補正部は、さらに、前記所定時間が長くなるように当該所定時間を補正してもよい。
さらに好ましい態様において、前記軌跡特定部により前記第1の軌跡が特定される前に特定されていた第3の軌跡に基づいて、前記第1の範囲を補正する第3の補正部をさらに備え、前記処理実行部は、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記第3の補正部により補正された、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、前記所定の処理を実行してもよい。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能な情報処理装置であって、当該情報処理装置の移動の軌跡を特定する軌跡特定部と、前記情報処理装置を携帯するユーザの移動方法ごとに、該移動方法が採られた場合に前記軌跡特定部により特定される前記情報処理装置の移動の軌跡を示す情報と、基準軌跡を示す情報とを対応づけて格納するデータベースを参照して、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡に対応する基準軌跡を特定する基準軌跡特定部と、前記第1の軌跡が特定された後に前記軌跡特定部により特定された第2の軌跡が、前記基準軌跡特定部により特定された基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する処理実行部とを備える情報処理装置を提供する。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能な情報処理装置の移動の軌跡を特定するステップと、前記特定された軌跡が、基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するステップと、ユーザからの指示を受け付けるステップと、前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記基準軌跡又は前記所定の範囲を補正するステップとを備えた情報処理方法を提供する。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能なコンピュータに、当該コンピュータの移動の軌跡を特定するステップと、前記特定された軌跡が、基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するステップと、ユーザからの指示を受け付けるステップと、前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記基準軌跡又は前記所定の範囲を補正するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能な情報処理装置であって、当該情報処理装置の移動の軌跡を特定する軌跡特定部と、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記第1の軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、ユーザからの指示を受け付ける指示受付部と、前記処理実行部が前記処理を実行していない場合であって、前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに前記軌跡特定部により特定されていた第3の軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正する第1の補正部とを備えた情報処理装置を提供する。
好ましい態様において、前記処理実行部は、前記第1の誤差が前記第2の誤差以上の場合には、前記所定の処理を実行せず、前記処理実行部が前記処理を実行後、所定の期間内に前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡に基づいて、前記第2の基準軌跡を補正する第2の補正部をさらに備えてもよい。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能な情報処理装置の移動の軌跡を特定するステップと、前記特定された軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記特定された軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行するステップと、ユーザからの指示を受け付けるステップと、前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正するステップとを備えた情報処理方法を提供する。
また、本発明は、ユーザによって携帯可能なコンピュータに、当該コンピュータの移動の軌跡を特定するステップと、前記特定された軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記特定された軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行するステップと、ユーザからの指示を受け付けるステップと、前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、情報処理装置の移動の軌跡に応じて当該情報処理装置に所定の処理を実行させることが可能となる。
情報処理装置1の外観を示す図である。 情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置1のCPU11により実現される機能の構成を示す図である。 加速度センサ14により測定される加速度の波形の一例を示す図である。 第1の基準波形とそれを中心とする所定の範囲の例を示す図である。 第2の基準波形とそれを中心とする所定の範囲の例を示す図である。 画面表示処理を示すフローチャートである。 第1の基準波形の所定の範囲を補正する処理の一例を示す図である。 加速度の波形の長さを補正する処理の一例を示す図である。 基準波形情報DB121の構成例を示す図である。
1.実施形態
1−1.構成
図1は、本実施形態に係る腕時計型の情報処理装置1の外観を示す図である。本情報処理装置1は、ユーザの腕の動きに応じて画面を表示することができるという特徴を有している。図1に示されるように、情報処理装置1は、筐体2と、ベルト3とを備える。筐体2は、後述する情報処理装置1を構成する電子部品を格納する。ベルト3は、情報処理装置1をユーザの手首に固定するための部材である。筐体2の表面(手首に面する面と反対の面)には、後述するタッチパネル13が露出している。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示されるように、情報処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ12と、タッチパネル13と、加速度センサ14とを備える。
CPU11は、メモリ12に記憶されているプログラムを実行することにより、情報処理装置1の各構成要素を制御する。メモリ12は、例えばフラッシュメモリであり、CPU11により実行されるプログラムを記憶する。タッチパネル13は、液晶ディスプレイと、液晶ディスプレイ上に配置されたタッチパッドとを備え、画面を表示するとともに、ユーザからの入力操作を受け付ける。タッチパネル13は例えば、現在時刻を示す画面を表示する。加速度センサ14は、例えば3軸加速度センサであり、情報処理装置1の加速度を測定する。
図3は、情報処理装置1のCPU11により実現される機能の構成を示す図である。CPU11がメモリ12に記憶されるプログラムを実行すると、図3に示されるように、軌跡特定部111と、処理実行部112と、指示受付部113と、第1の補正部114と、第2の補正部115の機能が実現される。これらの機能は、後述する画面表示処理に関する。
軌跡特定部111は、情報処理装置1の移動の軌跡を特定する。具体的には、軌跡特定部111は、加速度センサ14により測定される加速度の波形を特定する。図4は、加速度センサ14により測定される加速度の変化の一例を波形として示す図である。横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。軌跡特定部111は、例えば図4に示されるW1のような波形を特定する。なお、軌跡特定部111は、加速度センサ14が2軸以上で加速度を測定できるときは、各軸ごとに加速度の波形を特定する。
処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された軌跡が、第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する。具体的には、処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された加速度の波形が、第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する。ここで、所定の処理とは、例えば、タッチパネル13に画面を表示する処理である。
図5は、第1の基準波形とそれを中心とする所定の範囲の例を示す図である。横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。図5において、R1は第1の基準波形を示し、L1は第1の基準波形R1を中心とする範囲の上限を示し、L2は第1の基準波形R1を中心とする範囲の下限を示す。また、W2は、加速度センサ14により測定される加速度の波形の一例を示す。
図5に示される例では、波形W2を構成する各加速度の値は、当該値と同じ時間と対応づけられ、かつ、線L1,L2によって示される上限値と下限値の間に収まっている。すなわち、波形W2は、第1の基準波形R1を中心とする所定の範囲内に含まれている。よって、軌跡特定部111により波形W2が特定され、第1の基準波形R1を中心とする所定の範囲と照合された場合には、処理実行部112は所定の処理を実行する。なお、所定の範囲の縦軸方向の幅は任意に設定されてよい。
なお、加速度センサ14が2軸以上で加速度を測定できるときは、各軸ごとに第1の基準波形が用意される。そして、すべての軸において、軌跡特定部111により特定された加速度の波形が、第1の基準波形を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、処理実行部112は所定の処理を実行する。
また、処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された軌跡が、上記の第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合であっても、第2の基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれているときは、所定の処理を実行しない。具体的には、処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された加速度の波形が、上記の第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれている場合であっても、第2の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれているときは、所定の処理を実行しない。ここで、所定の処理とは、例えば、タッチパネル13に画面を表示する処理である。
図6は、第2の基準波形とそれを中心とする所定の範囲の例を示す図である。横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。図6において、R2は第2の基準波形を示し、L3は第2の基準波形R2を中心とする範囲の上限を示し、L4は第2の基準波形R2を中心とする範囲の下限を示す。また、W3は、加速度センサ14により測定される加速度の波形の一例を示す。
図6に示される例では、波形W3を構成する各加速度の値は、当該値と同じ時間と対応づけられ、かつ、線L3,L4によって示される上限値と下限値の間に収まっている。すなわち、波形W3は、第2の基準波形R2を中心とする所定の範囲内に含まれている。よって、軌跡特定部111により波形W3が特定され、第2の基準波形R2を中心とする所定の範囲と照合された場合には、仮に当該波形W3が第1の基準波形R1を中心とする所定の範囲内に含まれていたとしても、処理実行部112は所定の処理を実行しない。なお、所定の範囲の縦軸方向の幅は任意に設定されてよい。
なお、加速度センサ14が2軸以上で加速度を測定できるときは、各軸ごとに第2の基準波形が用意される。そして、すべての軸において、軌跡特定部111により特定された加速度の波形が、第2の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれている場合には、処理実行部112は所定の処理を実行しない。
指示受付部113は、ユーザからの指示を受け付ける。具体的には、指示受付部113は、タッチパネル13を介して入力されたユーザからの指示を受け付ける。例えば、指示受付部113は、第1の補正部による処理の指示を受け付ける。具体的には、指示受付部113は、現在処理実行部112による所定の処理の実行のトリガとして許容されていない情報処理装置の移動の軌跡を、当該トリガとして許容されるようにするための処理の指示を受け付ける。
また、指示受付部113は、第2の補正部115による処理の指示を受け付ける。具体的には、指示受付部113は、現在処理実行部112による所定の処理の実行のトリガとして許容されている情報処理装置の移動の軌跡を、当該トリガとして許容されないようにするための処理の指示を受け付ける。
第1の補正部114は、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第1の基準軌跡を補正する。例えば、第1の補正部114は、処理実行部112が所定の処理を実行していない場合であって、指示受付部113によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに軌跡特定部111により特定されていた軌跡に基づいて、第1の基準軌跡を補正する。
具体的には、第1の補正部114は、軌跡特定部111により特定された加速度の波形に基づいて、第1の基準波形を補正する。より具体的には、第1の補正部114は、指示受付部113によりユーザからの所定の指示が受け付けられる直前の所定時間(例えば、2秒間)内に軌跡特定部111により特定された加速度の波形を、過去に処理実行部112による所定の処理の実行のトリガとして登録を指示された加速度の波形群に加えた上で、それらの波形の加重平均の波形を特定する。
第2の補正部115は、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第2の基準軌跡を補正する。例えば、第2の補正部115は、処理実行部112が所定の処理を実行後、所定の期間内に指示受付部113によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第2の基準軌跡を補正する。
具体的には、第2の補正部115は、軌跡特定部111により特定された加速度の波形に基づいて、第2の基準波形を補正する。より具体的には、第2の補正部115は、軌跡特定部111により特定された加速度の波形を、過去に処理実行部112による所定の処理の実行のトリガとして排除することを指示された加速度の波形群に加えた上で、それらの波形の加重平均の波形を特定する。
1−2.動作
次に、情報処理装置1の動作について説明する。具体的には、登録処理と、画面表示処理とについて説明する。ここで、登録処理とは、従来画面表示のトリガとして許容されていなかった情報処理装置の移動の軌跡を、当該トリガとして登録するための処理である。また、画面表示処理とは、情報処理装置1の移動の軌跡に応じてタッチパネル13に画面を表示させる処理である。
1−2−1.登録処理
情報処理装置1のCPU11は、タッチパネル13に対して所定の入力操作がユーザによって行われると、当該入力操作がなされる直前の所定時間内に加速度センサ14により測定された加速度の波形を、画面表示のトリガとして登録する。例えば、CPU11は、タッチパネル13に対してダブルタップ操作が行われると、当該操作がなされる直前2秒間の間に加速度センサ14により測定された加速度の波形を、画面表示のトリガとして登録する。情報処理装置1のユーザは、当該情報処理装置1を携帯した状態で、何らかの動作を行ってからタッチパネル13に対してダブルタップ操作を行うことによって、当該動作の軌跡を画面表示のトリガとして登録することができる。
なお、当該登録処理が最初の登録処理である場合には(すなわち、メモリ12に第1の基準波形のデータが記憶されていない場合には)、CPU11は、加速度センサ14により測定された加速度の波形を示すデータを第1の基準波形のデータとしてメモリ12に記憶する。一方、当該登録処理が最初の登録処理でない場合には(すなわち、すでにメモリ12に第1の基準波形のデータが記憶されている場合には)、CPU11は、加速度センサ14により測定された加速度の波形を、過去に画面表示のトリガとして登録された加速度の波形群に加えた上で、それらの波形の加重平均の波形を特定し、その特定した波形を示すデータを第1の基準波形のデータとしてメモリ12に記憶する。
1−2−2.画面表示処理
図7は、画面表示処理を示すフローチャートである。以下の説明では、本処理の開始にあたり、節電モードへの移行によりタッチパネル13の画面が表示されていないものと仮定する。
本画面表示処理において情報処理装置1のCPU11は、CPU11は、加速度センサ14により測定された加速度の波形が、第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれるか否かについて継続的に判定する(ステップSa1)。この判定の結果、第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれる波形が検出された場合には(ステップSa1;YES)、CPU11は、ステップSa2の処理を実行する。
ステップSa2においてCPU11は、ステップSa1において第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれると判定された波形が、第2の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれるか否かについて判定する。この判定の結果、当該波形が第2の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれる場合には(ステップSa2;YES)、CPU11は再度ステップSa1の処理を実行する。一方、当該判定の結果、当該波形が第2の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれない場合には(ステップSa2;NO)、CPU11はタッチパネル13に画面を表示させる(ステップSa3)。
タッチパネル13に画面を表示後、CPU11は、所定の期間、タッチパネル13に対して所定の入力操作がなされたか否かについて判定する(ステップSa4)。例えば、CPU11は、タッチパネル13に画面を表示後2秒間の間、タッチパネル13に対してダブルタップ操作がなされたか否かについて判定する。情報処理装置1のユーザは、ステップSa3の画面表示が意図しないものであった場合には、このタイミングでタッチパネル13に対してダブルタップ操作を行う。
当該判定の結果、タッチパネル13に対して所定の入力操作がなされなかった場合には(ステップSa4;NO)、CPU11は本画面表示処理を終了する。一方、当該判定の結果、タッチパネル13に対して所定の入力操作がなされた場合には(ステップSa4;YES)、CPU11はタッチパネル13の画面を非表示にする(ステップSa5)。
次に、CPU11は、ステップSa1において第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれると判定された波形に基づいて、第2の基準波形を補正する(ステップSa6)。具体的には、CPU11は、ステップSa1において第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれると判定された波形を、過去に画面表示のトリガとして排除することを指示された加速度の波形群に加えた上で、それらの波形の加重平均の波形を特定し、その特定した波形を示すデータを第2の基準波形のデータとしてメモリ12に記憶する。ステップSa6の処理を実行後、CPU11は再度ステップSa1の処理を実行する。
以上が、本画面表示処理の内容である。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置1によれば、ユーザは自己の動作を予め登録しておくことにより、当該動作をトリガとして情報処理装置1に画面表示を行わせることができる。また、何らかの動作の結果、意図しない画面表示が行われてしまった場合には、当該動作を画面表示のトリガから排除することができる。また反対に、ユーザが画面表示のトリガと認識している動作を行ったにもかかわらず画面が表示されない場合には、当該動作を画面表示のトリガとして追加的に登録することができる。
2.変形例
上記の実施形態は、以下のように変形してもよい。また、以下の変形例は、互いに組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上記の実施形態では、画面表示のトリガとして加速度の波形を追加的に登録する場合に、当該波形を、過去に画面表示のトリガとして登録された加速度の波形群に加えた上で、それらの波形の加重平均の波形を特定し、その特定した波形を示すデータを第1の基準波形のデータとしてメモリ12に記憶している。しかし、この処理に代えて、第1の基準波形の所定の範囲を広げる処理を行ってもよい。具体的には、第1の基準波形の所定の範囲を規定する上限を上げ、下限を下げる処理を行ってもよい。
図8は、この処理の一例を示す図である。図8において横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。また、R3は第1の基準波形を示し、L5は第1の基準波形R3を中心とする範囲の上限を示し、L6は第1の基準波形R3を中心とする範囲の下限を示す。また、W4は、加速度センサ14により測定される加速度の波形の一例を示す。
図8(a)に示される例では、波形W4が、第1の基準波形R3を中心とする範囲に含まれていないが、図8(b)に示される例では、第1の基準波形R3を中心とする範囲の上限L5が引き上げられることにより、波形W4が、第1の基準波形R3を中心とする範囲に含まれるものとなっている。
本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される第1の補正部は、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲を補正する。例えば、第1の補正部114は、処理実行部112が所定の処理を実行していない場合であって、指示受付部113によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに軌跡特定部111により特定されていた軌跡に基づいて、第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲を補正する。
なお、上記の実施形態において、加速度の波形を画面表示のトリガから排除する場合も、同様の処理を行ってもよい。具体的には、上記の画面表示処理のステップSa6において、第2の基準波形の所定の範囲を広げる処理を行ってもよい。ただし、こちらの場合は、第2の基準波形の所定の範囲を規定する上限を下げ、下限を上げる処理を行うことになる。
本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される第2の補正部115は、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第2の基準軌跡を基準とする所定の範囲を補正する。例えば、第2の補正部115は、処理実行部112が所定の処理を実行後、所定の期間内に指示受付部113によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、軌跡特定部111により特定された軌跡に基づいて、第2の基準軌跡を基準とする所定の範囲を補正する。
2−2.変形例2
上記の実施形態において、第1の基準波形の長さと、当該第1の基準波形と比較される、加速度センサ14によって測定される加速度の波形の長さは、補正されてもよい。例えば、上記の登録処理において、加速度の波形が追加的に登録される場合には、当該波形をトリガとして画面表示がされ易くするために、第1の基準波形の長さと、当該第1の基準波形と比較される加速度の波形の長さを短くするようにしてもよい。
図9は、この処理の一例を示す図である。図9において横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。また、W5は、加速度センサ14により測定される加速度の波形の一例を示す。図9に示されるように、加速度センサ14によって測定される加速度の波形の長さを、例えば2.0秒から1.5秒に短縮するようにしてもよい。この補正に伴い、第1の基準波形の長さも同様に短縮してもよい。
本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される第1の補正部は、軌跡特定部111が情報処理装置1の所定時間分の移動の軌跡を特定し、処理実行部112が、軌跡特定部111により特定された軌跡が、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するときに、当該所定時間が短くなるように当該所定時間を補正する。
また、上記の画面表示処理において、ユーザの意図しないタイミングに画面が表示された場合には(すなわち、ステップSa4において、タッチパネル13に対して所定の入力操作がなされた場合には、)、ステップSa1の判定処理を厳格にするために、第1の基準波形の長さと、当該第1の基準波形と比較される加速度の波形の長さを長くするようにしてもよい。
本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される第2の補正部115は、軌跡特定部111が情報処理装置1の所定時間分の移動の軌跡を特定し、処理実行部112が、軌跡特定部111により特定された軌跡が、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するときに、当該所定時間が長くなるように当該所定時間を補正する。
2−3.変形例3
上記の実施形態に係る情報処理装置1は、携帯電話機や、スマートフォンや、PDA(Personal Digital Assistant)や、タブレット端末であってもよい。また、情報処理装置1は、テレビやエアコン等の機器のリモートコントローラであってもよい。また、情報処理装置1は、腕時計型以外の、例えば眼鏡型等の他のウェアラブルな情報処理装置であってもよい。また、上記の実施形態において、ユーザによる入力操作を受け付ける手段は、上記の実施形態に係るタッチパッドに限らず、ボタン(ハードボタン)であってもよい。
2−4.変形例4
上記の画面表示処理のステップSa3においてCPU11により実行される処理は、タッチパネル13に画面を表示させる処理に限られない。例えば、画面表示処理の開始にあたり、タッチパネル13に画面が表示されていることを前提とするのであれば、CPU11は、上記のステップSa3においてタッチパネル13の画面を非表示にする処理を実行してもよい。又は、CPU11は、所定の画面に切り替える処理を実行してもよい。また、画面表示処理に限らず、例えば情報処理装置1が音楽再生機能を有している場合には、上記のステップSa3において楽曲の再生を開始するようにしてもよい。また逆に、楽曲の再生を停止するようにしてもよい。
2−5.変形例5
上記の実施形態において、情報処理装置1を携帯するユーザの移動方法に応じて第1の基準波形を変えるようにしてもよい。ここで、移動方法とは、例えば、徒歩、ランニング、自転車、バイク、自動車、電車等である。
図10は、本変形が採用される場合に情報処理装置1のメモリ12に記憶される基準波形情報データベース(DB)121の構成例を示す図である。この基準波形情報DB121は、各移動方法が採られた場合に加速度センサ14により測定される加速度の波形と、第1の基準波形とを対応づけて格納するデータベースである。
本変形が採用される場合には、上記の画面表示処理においてステップSa1の処理が実行される前に、第1の基準波形を特定するための処理が実行される。具体的には、情報処理装置1のCPU11は、加速度センサ14により測定された加速度の波形が、基準波形情報DB121に格納されるいずれの波形と近似するかを判定し、最も近似する波形に対応づけられる第1の基準波形を特定する。そして、ステップSa1では、CPU11は、加速度センサ14により測定された加速度の波形が、その特定した第1の基準波形を中心とする所定の範囲内に含まれるか否かについて判定を行う。
なお、本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される機能には、情報処理装置1を携帯するユーザの移動方法ごとに、該移動方法が採られた場合に軌跡特定部111により特定される情報処理装置1の移動の軌跡を示す情報と、基準軌跡を示す情報とを対応づけて格納するデータベースを参照して、軌跡特定部111により特定された第1の軌跡に対応する基準軌跡を特定する基準軌跡特定部がさらに含まれる。また、CPU11により実現される上記の処理実行部112は、前記第1の軌跡が特定された後に軌跡特定部111により特定された第2の軌跡が、基準軌跡特定部により特定された基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する。
また、上記の実施形態において、情報処理装置1を携帯するユーザの移動方法に応じて第1の基準波形を基準とする所定の範囲を補正するようにしてもよい。具体的には、上記の基準波形情報DB121において、第1の基準波形に代えて、第1の基準波形の範囲を規定する情報を格納し、上記の画面表示処理においてステップSa1の処理が実行される前に、第1の基準波形の範囲を特定するための処理を実行してもよい。
本変形が採用される場合、上記のCPU11により実現される機能には、軌跡特定部111により第1の軌跡が特定される前に特定されていた第2の軌跡に基づいて、第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲を補正する第3の補正部がさらに含まれる。また、CPU11により実現される上記の処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された軌跡が、第3の補正部により補正された第1の基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する。
2−6.変形例6
上記の実施形態に係る画面表示処理(特に、ステップSa1〜Sa3)において、例えば、野津拓人、外2名、「加速度センサを用いたHMMによるジェスチャー認識」、全国大会講演論文集、一般社団法人情報処理学会、第56回平成10年前期(4)、p.21−22、1998年3月等に記載の周知の方法を用いてもよい。
具体的には、加速度センサ14により測定された加速度の波形と第1の基準波形との誤差と、当該加速度の波形と第2の基準波形との誤差のうち、前者の方が後者よりも小さい場合に、タッチパネル13に画面を表示させ、前者が後者以上の場合には、タッチパネル13に画面を表示させないようにしてもよい。なお、ここで、加速度の波形と基準波形との誤差とは、両者の二乗誤差を分散値で除算した重みつき誤差でもよい。
また、佐田圭一朗、「自由なジェスチャを用いたロボットへの動作指示のための研究」、電気通信大学大学院情報システム学研究科修士論文(未刊行)に記載の周知の方法を用いてもよい。
本変形が採用される場合、CPU11により実現される上記の処理実行部112は、軌跡特定部111により特定された第1の軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記第1の軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行する。また、処理実行部112は、前記第1の誤差が前記第2の誤差以上の場合には、前記所定の処理を実行しない。
2−7.変形例7
上記の実施形態又は変形例において、情報処理装置1のCPU11によって実行されるプログラムは、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体を介して提供されてもよい。ここで記録媒体とは、例えば、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体や、光ディスクなどの光記録媒体や、光磁気記録媒体や、半導体メモリ等である。また、同プログラムは、インターネット等のネットワークを介して提供されてもよい。
1…情報処理装置、2…筐体、3…ベルト、11…CPU、12…メモリ、13…タッチパネル、14…加速度センサ、111…軌跡特定部、112…処理実行部、113…指示受付部、114…第1の補正部、115…第2の補正部、121…基準波形情報DB

Claims (11)

  1. ユーザによって携帯可能な情報処理装置であって、
    当該情報処理装置の所定時間分の移動の軌跡を特定する軌跡特定部と、
    前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、
    ユーザからの指示を受け付ける指示受付部と、
    前記処理実行部が前記処理を実行していない場合であって、前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに前記軌跡特定部により特定されていた第2の軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡又は前記第1の範囲を補正する第1の補正部と
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記処理実行部は、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記第1の基準軌跡を基準とする前記第1の範囲内に含まれている場合であっても、第2の基準軌跡を基準とする第2の範囲内に含まれているときは、前記所定の処理を実行せず、
    前記処理実行部が前記処理を実行後、所定の期間内に前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡に基づいて、前記第2の基準軌跡又は前記第2の範囲を補正する第2の補正部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の補正部は、さらに、前記所定時間が短くなるように当該所定時間を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の補正部は、さらに、前記所定時間が長くなるように当該所定時間を補正することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記軌跡特定部により前記第1の軌跡が特定される前に特定されていた第3の軌跡に基づいて、前記第1の範囲を補正する第3の補正部をさらに備え、
    前記処理実行部は、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡が、前記第3の補正部により補正された、前記所定時間分の第1の基準軌跡を基準とする第1の範囲内に含まれている場合に、前記所定の処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザによって携帯可能な情報処理装置の移動の軌跡を特定するステップと、
    前記特定された軌跡が、基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するステップと、
    ユーザからの指示を受け付けるステップと、
    前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記基準軌跡又は前記所定の範囲を補正するステップと
    を備えた情報処理方法。
  7. ユーザによって携帯可能なコンピュータに、
    当該コンピュータの移動の軌跡を特定するステップと、
    前記特定された軌跡が、基準軌跡を基準とする所定の範囲内に含まれている場合に、所定の処理を実行するステップと、
    ユーザからの指示を受け付けるステップと、
    前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記基準軌跡又は前記所定の範囲を補正するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  8. ユーザによって携帯可能な情報処理装置であって、
    当該情報処理装置の移動の軌跡を特定する軌跡特定部と、
    前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記第1の軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行する処理実行部と、
    ユーザからの指示を受け付ける指示受付部と、
    前記処理実行部が前記処理を実行していない場合であって、前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに前記軌跡特定部により特定されていた第3の軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正する第1の補正部と
    を備えた情報処理装置。
  9. 前記処理実行部は、前記第1の誤差が前記第2の誤差以上の場合には、前記所定の処理を実行せず、
    前記処理実行部が前記処理を実行後、所定の期間内に前記指示受付部によりユーザからの所定の指示が受け付けられた場合に、前記軌跡特定部により特定された第1の軌跡に基づいて、前記第2の基準軌跡を補正する第2の補正部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. ユーザによって携帯可能な情報処理装置の移動の軌跡を特定するステップと、
    前記特定された軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記特定された軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行するステップと、
    ユーザからの指示を受け付けるステップと、
    前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正するステップと
    を備えた情報処理方法。
  11. ユーザによって携帯可能なコンピュータに、
    当該コンピュータの移動の軌跡を特定するステップと、
    前記特定された軌跡と第1の基準軌跡との第1の誤差と、前記特定された軌跡と第2の基準軌跡との第2の誤差のうち、前記第1の誤差の方が前記第2の誤差よりも小さい場合に、所定の処理を実行するステップと、
    ユーザからの指示を受け付けるステップと、
    前記所定の処理が実行されていない場合であって、前記ユーザからの所定の指示が受け付けられたときに、当該受け付けがなされるまでに特定されていた軌跡に基づいて、前記第1の基準軌跡を補正するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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