JP6091128B2 - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びその制御方法に関する。
従来、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分し、モノクロ領域とカラー領域に個別に画像処理(γ補正処理)を施す画像処理装置があった(非特許文献1参照)。非特許文献1に記載の画像処理装置では、モノクロ領域にDICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)Part14で規定されたγ補正処理(以下、「DICOMγ補正」と呼ぶ)が施され、カラー領域にγ=2.2のγ補正処理(以下、「2.2γ補正」と呼ぶ)が施される。これにより、レントゲン画像などのモノクロ画像と、内視鏡画像などのカラー画像とを同時に表示する場合に、モノクロ画像にDICOMγ補正を施し、カラー画像に2.2γ補正を施すことができる。その結果、モノクロ画像とカラー画像を適切な階調で表示することができる。
レントゲン画像の診断において、医師は、表示するレントゲン画像を数秒間隔で切り替え、各レントゲン画像を診断する。このとき、モノクロ領域内ではレントゲン画像が頻繁に切り替えられるが、画面上におけるモノクロ領域とカラー領域の配置(入力画像内におけるモノクロ領域とカラー領域の配置)が頻繁に変更されることはない。内視鏡画像の診断においても同様である。以下、モノクロ領域とカラー領域の配置を「領域配置」と呼ぶ。
また、医師毎に、好みの領域配置(例えば、診断しやすい領域配置)がある。そのため、1人の医師が領域配置を頻繁に変更することはない。
しかしながら、診断を行う医師の交代により、領域配置が変更されることがある。また、1人の医師が診断を行う場合であっても、状況によっては領域配置が変更されることがある。例えば、診断対象の画像以外の画像を追加表示することにより、領域配置が変更されることがある。また、拡大操作や縮小操作によって診断対象の画像のサイズが変更されることにより、領域配置が変更されることがある。
入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する方法として、所定時間かけて入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分し、所定時間毎(所定数のフレーム毎)に、区分結果を更新する方法がある。しかしながら、このような方法を用いた場合、領域配置の変更後に輝度段差が発生してしまう。
図9を用いて、上記輝度段差が生じる理由について説明する。
入力画像901は、フレーム毎に入力され、表示される。図9の時間903(矢印)は、時間の経過を示す。図9の例では、時刻t3で領域配置が変更される。具体的には、時刻t3まで入力画像(変更前)905が入力され、時刻t3から入力画像(変更後)906が入力される。入力画像(変更後)906の領域配置は、入力画像(変更前)905の領域配置とは異なる。具体的には、入力画像(変更前)905と入力画像(変更後)906の領域は、レントゲン画像の領域であるモノクロ領域と、それ以外の領域であるカラー領域とからなる。入力画像(変更前)905と入力画像(変更後)906では、レントゲン画像のサイズ及び配置が異なるため、領域配置が異なる。カラー領域は、例えば、レントゲン画像を表示するための医用ビューワーの画像(医用ビューワー画像)の領域である。
図9の例では、区分結果更新間隔902で示すように、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する区分処理の結果は、10秒間隔で更新される。区分結果907〜909は、それぞれ、時刻t2,t4,t5における区分処理の結果(更新後の結果)である。区分結果907〜909において、破線枠内の領域がモノクロ領域として区分された領域、破線枠外の領域がカラー領域として区分された領域である。
区分結果907は、時刻t1から時刻t2までの期間に行われた区分処理の結果である。時刻t1から時刻t2までの期間に入力される画像は入力画像(変更前)905である。そのため、時刻t1から時刻t2までの期間では、入力画像(変更前)905に基づいて区分処理が行われる。
時刻t2から時刻t4までの期間では、区分結果907に従ってモノクロ領域とカラー領域に個別にγ補正処理が施される。
時刻t2から時刻t3までの期間では、入力画像(変更前)905が入力される。そのため、レントゲン画像にDICOMγ補正を施し、医用ビューワー画像に2.2γ補正を施すことができる。
しかしながら、時刻t3から時刻t4までの期間では、入力画像(変更後)906が入力される。そのため、レントゲン画像の一部の領域にDICOMγ補正が施され、レントゲン画像の他の領域に2.2γ補正が施されてしまう。その結果、レントゲン画像内でγ補正処理の違いによる輝度段差が生じてしまう。同様に、医用ビューワー画像の一部の領域に2.2γ補正が施され、医用ビューワー画像の他の領域にDICOMγ補正が施されてしまう。その結果、医用ビューワー画像内でγ補正処理の違いによる輝度段差が生じてしまう。
区分結果908は、時刻t2から時刻t4までの期間に行われた区分処理の結果である。時刻t2から時刻t3までの期間に入力される画像は入力画像(変更前)905であり、時刻t3から時刻t4までの期間に入力される画像は入力画像(変更後)906である。そのため、時刻t2から時刻t4までの期間では、入力画像(変更前)905に基づいて区分処理が行われたり、入力画像(変更前)905と入力画像(変更後)906に基づいて区分処理が行われたりする。そのため、区分結果908は、入力画像(変更前)905に基づく区分処理の結果を含む。
時刻t4から時刻t5までの期間では、区分結果908に従ってモノクロ領域とカラー領域に個別にγ補正処理が施される。
しかしながら、時刻t4から時刻t5までの期間では、入力画像(変更後)906が入力される。そのため、レントゲン画像の一部の領域にDICOMγ補正が施され、レントゲン画像の他の領域に2.2γ補正が施されてしまう。同様に、医用ビューワー画像の一部の領域に2.2γ補正が施され、医用ビューワー画像の他の領域にDICOMγ補正が施されてしまう。その結果、輝度段差が生じてしまう。
区分結果909は、時刻t4から時刻t5までの期間に行われた区分処理の結果である。時刻t4から時刻t5までの期間に入力される画像は入力画像(変更後)906である。そのため、時刻t4から時刻t5までの期間では、入力画像(変更後)906に基づいて区分処理が行われる。
時刻t5以降(時刻t5から、次に区分処理の結果が更新されるまでの期間)では、区分結果909に従ってモノクロ領域とカラー領域に個別にγ補正処理が施される。
時刻t5以降では、入力画像(変更後)906が入力される。そのため、レントゲン画像にDICOMγ補正を施し、医用ビューワー画像に2.2γ補正を施すことができる。
このように、図9の例では、時刻t3から時刻t5の期間(モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されてから、モノクロ領域とカラー領域の区分結果が更新されるまでの期間)に輝度段差(画像の乱れ)が生じてしまう。
「Hybrid Gamma(ハイブリッドガンマ)機能とその効果」 株式会社ナナオ WhitePaper No.11−001 Revision A 2011年 1月
本発明は、所定時間かけて入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する構成において、モノクロ領域とカラー領域の配置の変更後に生じる画像の乱れを抑制することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1態様は、
入力画像に含まれる複数の分割領域それぞれの特徴量を取得する取得手段と、
前記入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分手段と、
各分割領域の前記特徴量の変化量に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断手段と、
前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す画像処理手段と、
を備え、
前記判断手段が前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したことに応
じて、前記画像処理手段は、前記第1領域と前記第2領域とに所定の画像処理を施す
ことを特徴とする画像処理装置である
本発明の第2態様は、
入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分手段と、
前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断手段と、
前記第1領域と前記第2領域に画像処理を施す画像処理手段と、
を備え、
前記画像処理手段は、
前記判断手段が前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したことに応じて、前記第1領域と前記第2領域とに同一の画像処理を施し、
前記第1領域と前記第2領域とに前記同一の画像処理を施したのちに、前記区分手段が前記区分結果を更新したことに応じて、更新された前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す
ことを特徴とする画像処理装置である。
本発明の第3態様は、
入力画像に含まれる複数の分割領域それぞれの特徴量を取得する取得工程と、
前記入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分工程と、
各分割領域の前記特徴量の変化量に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断工程と、
前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す画像処理工程と、
を備え、
前記判断工程で前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断されたことに応じて、前記画像処理工程で、前記第1領域と前記第2領域とに所定の画像処理が施される
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法である
本発明の第4態様は、
入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分工程と、
前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断工程と、
前記第1領域と前記第2領域に画像処理を施す画像処理工程と、
を有し、
前記画像処理工程では、
前記判断工程において前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断されたことに応じて、前記第1領域と前記第2領域とに同一の画像処理が施され、
前記第1領域と前記第2領域とに前記同一の画像処理が施されたのちに、前記区分工程において前記区分結果が更新されたことに応じて、更新された前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理が施され、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理が施される
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法である。
本発明によれば、所定時間かけて入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する構成において、モノクロ領域とカラー領域の配置の変更後に生じる画像の乱れを抑制することができる。
本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図 入力画像、分割領域、カラー率の一例を示す図 細分割領域、モノクロ画素数、モノクロ画素数の取得方法の一例を示す図 配置変更検出部の機能構成の一例を示すブロック図 第1判断処理部の処理の具体例を説明する図 第1判断処理の具体例を示すフローチャート 第2判断処理部の処理の具体例を説明する図 第2判断処理の具体例を示すフローチャート 従来技術の課題を説明する図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る画像処理装置およびその制御方法について説明する。本実施形態に係る画像処理装置は、フレーム毎に入力画像に画像処理を施す。以下では、画像処理対象のフレームを「現フレーム」と呼び、現フレームの1つ前のフレームを「前フレーム」と呼ぶ。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理装置は、モノクロ画素数検出部102、カラー率算出部103、カラー率遅延部104、領域区分部105、領域情報遅延部106、配置変更検出部107、γ補正部108を有する。
本実施形態では、入力画像(入力画像信号101)として、医用画像が入力される。医用画像の一例を図2(A)に示す。図2(A)の例では、医用画像の左半分にレントゲン画像201が配置されており、医用画像の右半分に医用ビューワーの画像(医用ビューワー画像202)が配置されている。
レントゲン画像201は、モノクロ画素で構成されたモノクロ画像であり、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)Part14で規定されたγ補正処理(以下、「DICOMγ補正」と呼ぶ)を施すべき画像である。医用ビューワー画像202は、カラー画素で構成されたカラー画像であり、γ=2.2のγ補正処理(以下、「2.2γ補正」と呼ぶ)を施すべき画像である。
なお、レントゲン画像201は、カラー画素をわずかに含んでいてもよい。例えば、レントゲン画像201は、カラーの注釈文字を含んでいてもよい。同様に、医用ビューワー画像202は、モノクロ画素をわずかに含んでいてもよい。
モノクロ画素数検出部102とカラー率算出部103は、フレーム毎に、入力画像を分割して得られる複数の分割領域それぞれの画像の特徴量を取得する。
具体的には、モノクロ画素数検出部102は、フレーム毎に、複数の分割領域それぞれのモノクロ画素数を検出する。例えば、図2(B)に示すように、図2(A)に示す画像が水平方向M個×垂直方向N個の分割領域に分割され、分割領域毎にモノクロ画素数が検出される。モノクロ画素数は、対応する分割領域に含まれるモノクロ画素(色差信号Cb=0かつ色差信号Cr=0の画素)の総度数である。モノクロ画素数検出部102は、分割領域毎のモノクロ画素数を表すモノクロ画素数信号112を、カラー率算出部103に出力する。
モノクロ画素数検出部102は、入力画像信号101がYCbCr信号のときには、入力画像信号101からモノクロ画素数を検出する。モノクロ画素数検出部102は、入力画像信号101がRGB信号のときには、入力画像信号101をYCbCr信号に変換し、変換後のYCbCr信号からモノクロ画素数を検出する。
カラー率算出部103は、分割領域毎に、特徴量としてカラー率を算出する。具体的には、カラー率算出部103は、モノクロ画素数信号112から分割領域毎のモノクロ画素数を判断する。そして、カラー率算出部103は、分割領域毎に、その分割領域のモノクロ画素数から、当該分割領域のカラー率を算出する。カラー率は、対応する分割領域の全画素数に対するモノクロ画素数の割合である。カラー率算出部103は、分割領域毎のカ
ラー率を表すカラー率信号113を、カラー率遅延部104と配置変更検出部107に出力する。分割領域の全画素数は予め記憶されていてもよいし、モノクロ画素数検出部102から取得されてもよい。入力画像が図2(A)に示す画像であり、図2(B)に示すように入力画像が複数の分割領域に分割された場合には、分割領域毎のカラー率は図2(C)を示す値となる。
カラー率遅延部104は、カラー率信号113を1フレーム遅延させる。そのため、カラー率算出部103から現フレームのカラー率信号113が出力されるときに、カラー率遅延部104からは前フレームのカラー率信号113が出力される。以後、カラー率遅延部104から出力されたカラー率信号113を、遅延カラー率信号114と呼ぶ。遅延カラー率信号114は、配置変更検出部107に入力される。
領域区分部105は、所定時間かけて、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する。
領域の区分方法の具体例を説明する。
まず、領域区分部105は、図3(A)に示すように、入力画像を複数の細分割領域(分割領域よりもサイズの小さい領域)に分割し、細分割領域毎にモノクロ画素数を検出する。図3(A)の例では、図2(A)に示す画像がJ(>M)×K(>N)の細分割領域に分割されている。
ここで、領域区分部105において、モノクロ画素数検出部102よりも細かく入力画像を分割するのは、モノクロ領域とカラー領域の境界を精度良く検出するためである。
上述したカラー率は、フレーム毎に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断するために使用される。モノクロ画素数検出部102において細分割領域毎にモノクロ画素数を検出し、カラー率算出部103において細分割領域毎にカラー率を算出すると、画像の変化が敏感に検出されてしまい、配置の変更を精度良く検出することができない。例えば、注釈文字などの追加表示による画像の変化が、配置の変更として誤検出されてしまう。そのため、モノクロ画素数検出部102では、領域区分部105よりも粗く入力画像を分割している。
次に、領域区分部105は、細分割領域毎に、その細分割領域のモノクロ画素数を閾値と比較することにより、当該細分割領域がモノクロ領域かカラー領域かを判定する。本実施形態では、モノクロ画素数が閾値より大きい細分割領域がモノクロ領域と判定され、それ以外の細分割領域がカラー領域と判定される。
閾値は、メーカーやユーザによって予め設定された値である。閾値は、変更可能な値であってもよいし、変更不可能な値であってもよい。閾値は、カラー画素を含む細分割領域がカラー領域と判定されるように設定されてもよいし、モノクロ画素を含む細分割領域がモノクロ領域と判定されるように設定されてもよい。また、閾値は、カラー画素をわずかに含む細分割領域がモノクロ領域と判定されるように設定されてもよいし、モノクロ画素をわずかに含む細分割領域がカラー領域と判定されるように設定されてもよい。
そして、領域区分部105は、細分割領域毎の判定結果(モノクロ領域かカラー領域かの判定結果)から、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する。具体的には、入力画像の領域が、モノクロ領域と判定された細分割領域からなる画像の領域と、カラー領域と判定された細分割領域からなる画像の領域とに区分される。入力画像が図2(A)に示す画像であり、図3(A)に示すように入力画像が複数の細分割領域に分割された場合には、図3(B)に示すように、入力画像はモノクロ領域303とカラー領域304に区分される。
領域区分部105は、区分結果を表す領域情報信号115を、領域情報遅延部106とγ補正部108に出力する。
細分割領域の数が多い場合、フレーム毎に入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分するためには、フレーム毎に膨大なデータ(細分割領域毎のモノクロ画素数)を取得し、蓄積しなくてはならない。例えば、図3(C)に示すように、入力画像を水平方向100個×垂直方向100個の計10000個の細分割領域に分割する場合には、10000個の細分割領域のモノクロ画素数を一度に取得(検出)し、蓄積しなければならない。これは回路規模の増大につながる。
本実施形態では、上記回路規模の増大を防ぐために、複数フレーム期間かけて、細分割領域毎のモノクロ画素数の検出を行う。
例えば、フレーム毎に、25個の細分割領域のモノクロ画素数を検出し、蓄積する場合には、400(=10000/25)フレーム分の期間かけて全ての細分割領域のモノクロ画素数が得られる。例えば、図3(C)に示すように、1フレーム目に、画像の最も左上の細分割領域群(5×5の細分割領域)を処理対象として、細分割領域毎のモノクロ画素数が検出される。2フレーム目には、1フレーム目に処理対象とされた細分割領域群の右に隣接する細分割領域群が処理対象とされる。その後、フレーム毎に、画像の右端まで処理対象とする細分割領域群が切り替えられる。このような処理が、画像の上から下に向かって行われ、最後(400フレーム目)に、画像の最も右下の細分割領域群が処理対象とされる。
全ての分割領域のモノクロ画素数を得るまでは、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分することはできない。そのため、領域区分部105は、領域情報信号115を上記複数フレーム期間毎(図3(C)の例では400フレーム毎)に更新する。例えば、領域区分部105は、フレーム毎に領域情報信号115を出力する。そして、領域区分部105は、前回(直前)の区分結果を記憶しており、区分結果が更新されるまで、前回の区分結果を表す領域情報信号を繰り返し出力する。なお、領域区分部105は、フレーム毎に領域情報信号115を出力するのではなく、入力画像をモノクロ領域とカラー領域に区分する度に領域情報信号115を出力してもよい。
また、領域区分部105には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かの判断結果を表す変更有無信号117が入力される。そして、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合には、領域区分部105は、入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理(区分処理)を中断し、改めて最初から区分処理を行う。即ち、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合には、変更前画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理が中断され、変更後画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理が開始される。変更前画像は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更される前の画像である。変更後画像は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された後の画像である。モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断された場合には、領域区分部105は、区分処理を中断せずに継続する。
領域情報遅延部106は、領域情報信号115を1フレーム遅延させる。そのため、領域区分部105から現フレームの領域情報信号115が出力されるときに、領域情報遅延部106からは前フレームの領域情報信号115が出力される。以後、領域情報遅延部106から出力された領域情報信号115を、遅延領域情報信号116と呼ぶ。遅延領域情報信号116は、配置変更検出部107に入力される。
なお、領域情報遅延部106は、領域情報信号115を遅延させずに出力してもよい。領域情報遅延部106を設けずに、領域区分部105から出力された領域情報信号115(現在設定されている区分結果を表す情報)が配置変更検出部107に入力されてもよい。
配置変更検出部107は、フレーム毎に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断する。そして、配置変更検出部107は、モノクロ領域とカラー領域の配
置が変更されたか否かの判断結果を表す変更有無信号117を、領域区分部105とγ補正部108に出力する。
図4は、配置変更検出部107の機能構成の一例を示すブロック図である。
第1判断処理部401と第2判断処理部402は、遅延領域情報信号116に基づいて、複数の分割領域を、境界分割領域、非境界モノクロ分割領域、及び、非境界カラー分割領域に分類する。境界分割領域は、モノクロ領域とカラー領域の境界部分の分割領域である。非境界モノクロ分割領域は、境界分割領域以外の分割領域のうち、モノクロ領域の分割領域である。非境界カラー分割領域は、境界分割領域以外の分割領域のうち、カラー領域の分割領域である。
具体的には、第1判断処理部401は、遅延領域情報信号116に基づいて、複数の分割領域から境界分割領域を検出する。第2判断処理部402は、遅延領域情報信号116に基づいて、複数の分割領域から非境界モノクロ分割領域と非境界カラー分割領域を検出する。
第1判断処理部401は、各境界分割領域(境界部分の各分割領域)の1フレーム前からの特徴量の変化量に基づいて、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断する(第1判断処理)。特徴量の変化量は、カラー率信号113と遅延カラー率信号114から算出される。第1判断処理部401は、第1判断処理の結果を表す第1変更有無信号411を、最終判断部403に出力する。
図5を用いて、第1判断処理部401の処理の具体例を説明する。
前フレーム画像501は、前フレームの画像である。モノクロ領域502とカラー領域503は、遅延領域情報信号116で表されるモノクロ領域とカラー領域であり、直前の区分処理の結果である。直前の区分処理が行われてから前フレームまでの期間では、モノクロ領域とカラー領域の配置は変更されていない。そのため、モノクロ領域502は、前フレーム画像501におけるレントゲン画像の領域(実際のモノクロ領域)と一致しており、カラー領域503は、前フレーム画像501における医用ビューワー画像の領域(実際のカラー領域)と一致している。
現フレーム画像504は、現フレームの画像である。現フレーム画像504と前フレーム画像501では、モノクロ領域とカラー領域の境界がわずかに異なる。
まず、第1判断処理部401は、モノクロ領域502とカラー領域503の境界を含む分割領域505を、境界分割領域として検出する。図5は、入力画像を水平方向7個×垂直方向5個の分割領域に分割する場合の例である。最も左上の分割領域の位置を(水平位置,垂直位置)=(0,0)、最も右下の分割領域の位置を(6,4)とすると、位置(3,0)、(3,1)、(3,2)、(3,3)、(3,4)の分割領域が、境界分割領域505として検出される。なお、境界分割領域はこれに限らない。モノクロ領域502とカラー領域503の境界を含む分割領域と、当該分割領域に隣接する分割領域とが、境界分割領域として検出されてもよい。
次に、第1判断処理部401は、遅延カラー率信号114から、各境界分割領域505のカラー率(前フレームに対応するカラー率;遅延カラー率)を抽出する。同様に、第1判断処理部401は、カラー率信号113から、各境界分割領域505のカラー率(現フレームに対応するカラー率;現カラー率)を抽出する。
そして、第1判断処理部401は、抽出した遅延カラー率と現カラー率を用いて、第1判断処理を行う。
図6のフローチャートを用いて、第1判断処理の具体例を説明する。
まず、第1判断処理部401は、境界分割領域毎に、式1を用いて、1フレーム前からの特徴量の変化量として、現カラー率と前カラー率の差の絶対値を算出する(S61)。
式1において、(i,j)は、境界分割領域の位置を表す。具体的には、変化量(i,j)は、位置(i,j)の境界分割領域の変化量である。現カラー率(i,j)は、位置(i,j)の境界分割領域の現カラー率である。前カラー率(i,j)は、位置(i,j)の境界分割領域の前カラー率である。

変化量(i,j)=|現カラー率(i,j)−前カラー率(i,j)|
・・・(式1)
次に、第1判断処理部401は、S61で算出された変化量が閾値α(第1の閾値)より大きい境界分割領域が存在するか否かを判定する(S62)。具体的には、第1判断処理部401は、境界分割領域毎に、S61で算出された変化量が閾値α(第1の閾値)より大きいか否かを判定する。閾値αは、メーカーやユーザによって予め設定された値である。閾値αは、変更可能な値であってもよいし、変更不可能な値であってもよい。
境界分割領域の中に、変化量が閾値αより大きい境界分割領域が1つでも存在する場合には、第1判断処理部401は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断する(S63)。変化量が大きい場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された可能性が高いため、本実施形態では、S63のような判断を行う。
境界分割領域の中に、変化量が閾値αより大きい境界分割領域が存在しない場合には、第1判断処理部401は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断する(S64)。
モノクロ領域とカラー領域の境界の微小な変化を検出するために、例えば、閾値α=10とする。図5の例では、各境界分割領域の変化量が全て15(>閾値α)であるため、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断される。
このように、第1判断処理により、モノクロ領域とカラー領域の境界がわずかに変化するような配置の変更を精度良く検出することができる。
なお、第1判断処理は、図6の処理に限らない。各境界分割領域の変化量に基づいてモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断する処理であればよい。例えば、変化量が閾値αより大きい境界分割領域が複数(または所定数以上)存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断され、それ以外の場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断されてもよい。しかし、変化量が閾値αより大きい境界分割領域が1つでも存在する場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された可能性が高い。そのため、変化量が閾値αより大きい境界分割領域が1つでも存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断することが好ましい。
また、境界分割領域毎に図6の処理が行われてもよい。そして、変化量が閾値αより大きいと判定された時点でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断されてもよい。その場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された後に、残りの境界分割領域に対する図6の処理が省略されてもよい。
第2判断処理部402は、境界分割領域以外の各分割領域の分類結果と、現在のフレームの境界分割領域以外の各分割領域の特徴量とに基づいて、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断する(第2判断処理)。第2判断処理部402は、第2判断処理の結果を表す第2変更有無信号412を、最終判断部403に出力する。
図7を用いて、第2判断処理部402の処理の具体例を説明する。
前フレーム画像701は、前フレームの画像である。モノクロ領域702とカラー領域
703は、遅延領域情報信号116で表されるモノクロ領域とカラー領域であり、直前の区分処理の結果である。前フレーム画像701は、モノクロ画素からなるマウスカーソル705を含んでいる。前フレーム画像701において、マウスカーソル705は、レントゲン画像上に位置している。
現フレーム画像704は、現フレームの画像である。現フレーム画像704と前フレーム画像701では、マウスカーソル705の位置が異なる。具体的には、現フレーム画像704において、マウスカーソル705は、医用ビューワー画像上に位置している。さらに、現フレーム画像704は、前フレーム画像701にはなかった、カラーの注釈文字706を含んでいる。現フレーム画像704において、注釈文字706は、レントゲン画像上に位置している。
また、直前の区分処理が行われてから現フレームまでの期間では、モノクロ領域とカラー領域の配置は変更されていない。そのため、モノクロ領域702は、前フレーム画像701におけるレントゲン画像の領域(実際のモノクロ領域)、及び、現フレーム画像704におけるレントゲン画像の領域(実際のモノクロ領域)と一致している。カラー領域703は、前フレーム画像701における医用ビューワー画像の領域(実際のカラー領域)、及び、現フレーム画像704における医用ビューワー画像の領域(実際のカラー領域)と一致している。
まず、第2判断処理部402は、モノクロ領域702とカラー領域703の境界を含まない分割領域707を、非境界分割領域として検出する。図7は、入力画像を水平方向7個×垂直方向5個の分割領域に分割する場合の例である。最も左上の分割領域の位置を(水平位置,垂直位置)=(0,0)、最も右下の分割領域の位置を(6,4)とする。その場合、位置(0,0)〜(0,4)、(1,0)〜(1,4)、(2,0)〜(2,4)、(4,0)〜(4,4)、(5,0)〜(5,4)、(6,0)〜(6,4)の分割領域が、非境界分割領域707として検出される。なお、非境界分割領域はこれに限らない。境界分割領域以外の分割領域が非境界分割領域とされればよい。
次に、第2判断処理部402は、カラー率信号113から、各非境界分割領域707のカラー率(現カラー率)を抽出する。
そして、第2判断処理部402は、抽出した現カラー率を用いて、第2判断処理を行う。
図8のフローチャートを用いて、第2判断処理の具体例を説明する。なお、図8のS81の処理は、第2判断処理における処理ではないが、わかり易さのために図8のフローチャートに含めている。
まず、第2判断処理部402は、各非境界分割領域707を非境界モノクロ分割領域と非境界カラー分割領域に分類する(S81)。具体的には、モノクロ領域702に含まれる非境界分割領域707は非境界モノクロ分割領域と判断され、カラー領域703に含まれる非境界分割領域707は非境界カラー分割領域と判断される。その後、S82〜S84の処理と、S85〜S87の処理とが並列または順番に行われる。
S82では、第2判断処理部402は、各非境界カラー分割領域の現カラー率に基づいて、カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界カラー分割領域が存在するか否かを判定する。具体的には、第2判断処理部402は、非境界カラー分割領域毎に、現カラー率に基づいて、カラー領域からモノクロ領域へ変化したか否かを判定する。より具体的には、第2判断処理部402は、非境界カラー分割領域毎に、現カラー率が閾値βより小さいか否かを判定する。現カラー率が閾値βより小さい場合には、カラー領域からモノクロ領域へ変化したと判断される。現カラー率が閾値β以上である場合には、カラー領域からモノクロ領域へ変化していないと判断される。現カラー率が小さい分割領域はモノクロ領域である可能性が高いため、本実施形態ではこのような判断が行われる。閾値βは、メーカーやユーザによって予め設定された値である。閾値βは、変更可能な値であってもよいし
、変更不可能な値であってもよい。
カラー領域からモノクロ領域へ変化したと判断された非境界カラー分割領域が1つでも存在する場合には、S83へ処理が進められる。
カラー領域からモノクロ領域へ変化したと判断された非境界カラー分割領域が存在しない場合には、S84へ処理が進められる。
S85では、第2判断処理部402は、各非境界モノクロ分割領域の現カラー率に基づいて、モノクロ領域からカラー領域へ変化した非境界モノクロ分割領域が存在するか否かを判定する。具体的には、第2判断処理部402は、非境界モノクロ分割領域毎に、現カラー率に基づいて、モノクロ領域からカラー領域へ変化したか否かを判定する。より具体的には、第2判断処理部402は、非境界モノクロ分割領域毎に、現カラー率が閾値βより大きいか否かを判定する。現カラー率が閾値βより大きい場合には、モノクロ領域からカラー領域へ変化したと判断される。現カラー率が閾値β以下である場合には、モノクロ領域からカラー領域へ変化していないと判断される。現カラー率が大きい分割領域はカラー領域である可能性が高いため、本実施形態ではこのような判断が行われる。
モノクロ領域からカラー領域へ変化したと判断された非境界モノクロ分割領域が1つでも存在する場合には、S86へ処理が進められる。
モノクロ領域からカラー領域へ変化したと判断された非境界モノクロ分割領域が存在しない場合には、S87へ処理が進められる。
S84とS86では、第2判断処理部402は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断する。カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界カラー分割領域が存在する場合、及び、モノクロ領域からカラー領域へ変化した非境界モノクロ分割領域が存在する場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された可能性が高い。そのため、本実施形態では、S84とS86のような判断を行う。
S85とS87では、第2判断処理部402は、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断する。
なお、S84でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断され、S87でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断された場合には、S84の判断結果が採用される。S85でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断され、S86でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合には、S86の判断結果が採用される。すなわち、非境界分割領域の中に、モノクロ領域からカラー領域へ変化した非境界分割領域、または、カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界分割領域が1つでも存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断される。
閾値β=10とする。
図7の例では、位置(6,0)の非境界モノクロ分割領域のカラー率は、マウスカーソル705の影響を受け、100から80に変化している。しかしながら、各非境界モノクロ分割領域の現カラー率は閾値βより大きいため、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断される。
また、図7の例では、位置(2,0)の非境界カラー分割領域のカラー率は、注釈文字706の影響を受け、0から8に変化している。しかしながら、各非境界カラー分割領域の現カラー率は閾値βより小さいため、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断される。
このように、第2判断処理により、マウスカーソルや注釈文字などによる画像の変化が、配置の変更として誤検出されることが抑制された判断(モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かの判断)を行うことができる。
なお、第2判断処理は、図8の処理に限らない。各境界分割領域の現フレームの特徴量
に基づいてモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを判断する処理であればよい。例えば、モノクロ領域からカラー領域へ変化した非境界分割領域、または、カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界分割領域が複数(または所定数以上)存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断されてもよい。そして、それ以外の場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないと判断されてもよい。しかし、カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界分割領域が1つでも存在する場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された可能性が高い。そのため、カラー領域からモノクロ領域へ変化した非境界分割領域が1つでも存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断することが好ましい。
また、非境界分割領域毎に図8の処理が行われてもよい。そして、カラー領域からモノクロ領域へ変化した、または、モノクロ領域からカラー領域へ変化したと判断された時点でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断されてもよい。その場合には、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された後に、残りの非境界分割領域に対する図8の処理は省略されてもよい。
なお、S81の次に、S85へは処理を進めずに、S82へ処理を進めてもよい。そして、S82においてカラー領域からモノクロ領域へ変化したと判断された非境界カラー分割領域が存在しない場合には、S84ではなくS85へ処理が進められてもよい。同様に、S81の次に、S82へは処理を進めずに、S85へ処理を進めてもよい。そして、S85においてモノクロ領域からカラー領域へ変化したと判断された非境界モノクロ分割領域が存在しない場合には、S87ではなくS84へ処理が進められてもよい。
最終判断部403は、第1判断処理による判断結果と、第2判断処理による判断結果とに基づいて、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かの最終的な判断結果を決定する。本実施形態では、最終判断部403は、第1判断処理と第2判断処理の少なくとも一方でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたことを最終的な判断結果とする。そして、最終判断部403は、最終的な判断結果を表す変更有無信号117を出力する。
なお、第1判断処理と第2判断処理の両方でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたことが最終的な判断結果とされてもよい。そして、それ以外の場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されていないことが最終的な判断結果とされてもよい。しかし、第1判断処理と第2判断処理の“モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された”という判断結果は信頼性が高い。そのため、第1判断処理と第2判断処理の少なくとも一方でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたことを最終的な判断結果とすることが好ましい。
γ補正部108は、領域区分部105で区分されたモノクロ領域とカラー領域に個別に画像処理(γ補正処理)を施す。具体的には、γ補正部108は、モノクロ領域にDICOMγ補正を施し、カラー領域に2.2γ補正を施す。
但し、配置変更検出部107でモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合には、γ補正部108は、領域区分部105の区分結果が更新されるまで、モノクロ領域とカラー領域を区別せずに入力画像全体にγ補正処理を施す。例えば、入力画像全体にDICOMγ補正が施される。入力画像全体に2.2γ補正が施されてもよい。
そして、γ補正部108は、γ補正処理後の画像信号(γ補正処理後の現フレームの画像)である出力画像信号109を出力する。出力画像信号109は、例えば、不図示の表示装置や記録装置(磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどの記録媒体にデータを記録する装置)に出力される。表示装置や記録装置は、本実施形態に係る画像処理装置とは別体の装置であってもよいし、本実施形態に係る画像処理装置の一部であってもよい。
以上述べたように、本実施形態によれば、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更され
たと判断された場合に、モノクロ領域とカラー領域の区分結果が更新されるまで、モノクロ領域とカラー領域を区別せずに入力画像全体に画像処理が施される。それにより、所定時間かけて入力画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する構成において、モノクロ領域とカラー領域の配置の変更後に生じる画像の乱れを抑制することができる。
なお、本実施形態では、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、変更前画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理を中断する構成について説明したが、この構成に限らない。モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、変更前画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理は、中断されずに、継続されてもよい。しかし、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、変更前画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理を中断し、変更後画像の領域をモノクロ領域とカラー領域に区分する処理を開始することが好ましい。そのような構成とすれば、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更された後の画像の領域をいち早くモノクロ領域とカラー領域に区分することができる。
なお、本実施形態では、画像処理がγ補正処理である場合の例を示したが、画像処理はγ補正処理に限らない。画像処理は、明るさ調整処理や色温度調整処理であってもよい。例えば、モノクロ領域に第1の明るさ調整処理が施され、カラー領域に第2の明るさ調整処理が施されてもよい。そして、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断された場合に、モノクロ領域とカラー領域の区分結果が更新されるまで、モノクロ領域とカラー領域を区別せずに入力画像全体に第1の明るさ調整処理が施されてもよい。
なお、本実施形態では、モノクロ画素数が、色差信号Cb=0かつ色差信号Cr=0の画素の総度数である場合の例を示したが、モノクロ画素数はこれに限らない。例えば、モノクロ画素数は、Cb=0の画素の総度数とCr=0の画素の総度数のうち小さい方(または大きい方)の度数であってもよい。モノクロ画素数は、Cb=0の画素の総度数とCr=0の画素の総度数の平均値であってもよい。
なお、本実施形態では、特徴量がカラー率である場合の例を示したが、特徴量はカラー率に限らない。例えば、特徴量は、モノクロ率(対応する分割領域の全画素数に対するモノクロ画素の数の割合)であってもよい。特徴量は、ヒストグラム(輝度ヒストグラム、R値のヒストグラム、G値のヒストグラム、B値のヒストグラムなど)や代表画素値(画素値の平均値、最頻値、最小値、最大値など)であってもよい。特徴量としてモノクロ率を用いる場合、S82では、現カラー率が閾値βより大きいか否かを判定すればよい。そして、現カラー率が閾値βより大きい非境界カラー分割領域が1つでも存在する場合にS83へ処理が進められ、現カラー率が閾値βより大きい非境界カラー分割領域が存在しない場合にS84へ処理が進められればよい。また、S85では、現カラー率が閾値βより小さいか否かを判定すればよい。そして、現カラー率が閾値βより小さい非境界モノクロ分割領域が1つでも存在する場合にS86へ処理が進められ、現カラー率が閾値βより小さい非境界モノクロ分割領域が存在しない場合にS87へ処理が進められればよい。
なお、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かの判断方法は、上述した方法に限らない。例えば、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かをデータが外部から入力される場合には、当該データを用いてモノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かが判断されてもよい。
また、第1判断処理と第2判断処理のいずれか一方の処理が行われてもよい。
具体的には、各分割領域の1フレーム前からの特徴量の変化量に基づいて、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かが判断されもよい。
複数の分割領域が、モノクロ領域の分割領域と、カラー領域の分割領域とに分類され、
各分割領域との分類結果と、現在のフレームの各分割領域の特徴量とに基づいて、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かが判断されてもよい。
より具体的には、分割領域毎に、1フレーム前からの特徴量の変化量が第1の閾値より大きいか否かが判定されてもよい。そして、複数の分割領域の中に、変化量が第1の閾値より大きい分割領域が存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断されてもよい。
モノクロ領域の分割領域毎に、現在のフレームの特徴量に基づいて、モノクロ領域からカラー領域へ変化したか否かが判定されてもよい。カラー領域の分割領域毎に、現在のフレームの特徴量に基づいて、カラー領域からモノクロ領域へ変化したか否かが判定されてもよい。そして、複数の分割領域の中に、モノクロ領域からカラー領域へ変化した分割領域、または、カラー領域からモノクロ領域へ変化した分割領域が存在する場合に、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたと判断されてもよい。
しかし、第1判断処理と第2判断処理の両方を行う上記方法によれば、第1判断処理と第2判断処理のいずれか一方を行う方法よりも、モノクロ領域とカラー領域の配置が変更されたか否かを精度良く判断することができる。具体的には、モノクロ領域とカラー領域の境界がわずかに変化するような配置の変更を精度良く検出することができ、且つ、マウスカーソルや注釈文字などによる画像の変化が、配置の変更として誤検出されることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、特徴量を算出する構成としたが、この構成に限らない。例えば、特徴量は、外部から入力されてもよい。特徴量は、演算により求めるのではなく、入力画像から抽出されてもよい。
105 領域区分部
107 配置変更検出部
108 γ補正部

Claims (17)

  1. 入力画像に含まれる複数の分割領域それぞれの特徴量を取得する取得手段と、
    前記入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分手段と、
    各分割領域の前記特徴量の変化量に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す画像処理手段と、
    を備え、
    前記判断手段が前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したことに応じて、前記画像処理手段は、前記第1領域と前記第2領域とに所定の画像処理を施す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判断手段が前記入力画像の前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したのちに、前記区分手段が前記区分結果更新たことに応じて、前記画像処理手段は、更新された前記区分結果に基づいて、前記第1領域に前記第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第2の画像処理を施す
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記区分手段は、前記判断手段が前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したことに応じて、前記第1領域と前記第2領域に区分する処理を開始する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 記判断手段は、前記区分手段から前記区分結果を取得し、前記分割領域のうち前記第1領域のみを含む第1分割領域の前記特徴量が第1閾値よりも大きい場合、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 記判断手段は、前記区分手段から前記区分結果を取得し、
    前記分割領域のうち前記第2領域のみを含む第2分割領域の前記特徴量が第2閾値より
    も小さい場合、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記判断手段は、
    前記複数の分割領域のうち、少なくとも1つの前記分割領域の前記特徴量の前記変化量が第3閾値より大きい場合に、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記判断手段は、前記区分手段から前記区分結果を取得し、前記分割領域のうち、前記第1領域と前記第2領域とを含む第3分割領域の前記特徴量の前記変化量が、前記第3閾値より大きい場合に、前記第1領域と前記第2領域の配置が変更されたと判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 前記取得手段は、前記入力画像が入力されるフレームごとに前記分割領域の前記特徴量を取得し、
    前記判断手段は、前記分割領域の前記特徴量の1フレーム前からの変化量に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記区分手段は、前記入力画像を分割して得られた前記分割領域よりも小さい複数の細分割領域毎に、前記第1領域と前記第2領域とのいずれかであるかを区分した前記区分結果を出力し、
    前記画像処理手段は、前記第1領域と区分けされた前記細分割領域に前記第1の画像処理を施し、前記第2領域と区分けされた前記細分割領域に前記第2の画像処理を施すことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記第1領域は、モノクロ領域であり、前記第2領域は、カラー領域であり、前記特徴量は、前記分割領域の全画素数に対するモノクロ画素の数またはカラー画素の数の割合である
    ことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記区分手段は、前記判断手段が前記入力画像の前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する期間よりも長い所定の期間をかけて、前記入力画像を前記第1領域と前記第2領域とに区分けす
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項1のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記区分手段は、前記所定の期間毎に、前記入力画像を前記第1領域と前記第2領域とに区分けし、前記区分結果を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  13. 前記所定の画像処理は、前記第1の画像処理もしくは前記第2の画像処理のいずれかである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項1のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記第1領域は、モノクロ領域であり、前記第2領域は、カラー領域である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項1のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 入力画像に含まれる複数の分割領域それぞれの特徴量を取得する取得工程と、
    前記入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分工程と、
    各分割領域の前記特徴量の変化量に基づいて、前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断工程と、
    前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す画像処理工程と、
    有し
    前記判断工程で前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断されたことに応じて、前記画像処理工程で、前記第1領域と前記第2領域とに所定の画像処理が施される
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  16. 入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分手段と、
    前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断手段と、
    前記第1領域と前記第2領域に画像処理を施す画像処理手段と、
    を備え、
    前記画像処理手段は、
    前記判断手段が前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断したことに応じて、前記第1領域と前記第2領域とに同一の画像処理を施し、
    前記第1領域と前記第2領域とに前記同一の画像処理を施したのちに、前記区分手段が前記区分結果を更新したことに応じて、更新された前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理を施し、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理を施す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  17. 入力画像を第1領域と第2領域とに区分した区分結果を出力する区分工程と、
    前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたか否かを判断する判断工程と、
    前記第1領域と前記第2領域に画像処理を施す画像処理工程と、
    を有し、
    前記画像処理工程では、
    前記判断工程において前記第1領域と前記第2領域との配置が変更されたと判断されたことに応じて、前記第1領域と前記第2領域とに同一の画像処理が施され、
    前記第1領域と前記第2領域とに前記同一の画像処理が施されたのちに、前記区分工程において前記区分結果が更新されたことに応じて、更新された前記区分結果に基づいて、前記第1領域に第1の画像処理が施され、前記第2領域に前記第1の画像処理と異なる第2の画像処理が施される
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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