JP6091121B2 - 樹木粉砕機 - Google Patents
樹木粉砕機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6091121B2 JP6091121B2 JP2012202630A JP2012202630A JP6091121B2 JP 6091121 B2 JP6091121 B2 JP 6091121B2 JP 2012202630 A JP2012202630 A JP 2012202630A JP 2012202630 A JP2012202630 A JP 2012202630A JP 6091121 B2 JP6091121 B2 JP 6091121B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- casing
- rotor
- blower
- tree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
一般的な樹木粉砕機は、樹木等の被粉砕物を投入する投入口、送り部、打撃や切削などにより被粉砕物を粉砕する粉砕部(粉砕室)、チップ排出口、原動機、などで構成されている。樹木などの被粉砕物は、投入口から送り部により粉砕部に送られ、粉砕部により粉砕されてチップとなり、チップ排出口からチップが排出される。
また、自走式の樹木粉砕機では、粉砕されたチップを、機体前方や機体下方へ自由落下させた場合、樹木粉砕機や操作者の走行の邪魔となり、作業効率が低下する場合がある。
以下、本発明の実施形態に係る樹木粉砕機を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る樹木粉砕機100の一例を示す図であり、詳細には、図1(a)は樹木粉砕機100の上面図、図1(b)は樹木粉砕機100の側面図である。図2は樹木粉砕機100の粉砕処理時の動作の一例を示す図である。
この樹木粉砕機100は、例えば、外部装置からの動力入力、集塵装置など別体の補助機器の装着などを原則として必要とせずに、上記処理を行うことができる構成となっている。
動力源110としては内燃機関や電気モータなどを採用することができる。本実施形態では、樹木粉砕機100は、動力源110として、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関であるエンジンを搭載している。
操作部120は、走行時に用いられる走行レバー類、粉砕処理時に用いられる粉砕レバー類、エンジン始動スイッチなどの操作スイッチ類、把持部、などを有する。
走行部130は、樹木粉砕機100の本体部17の下部に設けられ、動力源110としてのエンジンの動力により走行可能に構成されている。つまり、本実施形態では樹木粉砕機100は自走式となっている。走行部130は、詳細には、コンベアや車輪などを有する。走行部130は、操作部120の操作に応じて、動力源としてのエンジンからの動力により変速機(不図示)などを介してコンベアや車輪などを所定方向に回転駆動することで、樹木粉砕機100の本体部17を移動させる。
作業部140は、樹木や木材などの被粉砕物9の粉砕処理や、粉砕されたチップの投射処理、高い位置からチップの袋詰め処理、などを行う。
以下、作業部140の各構成要素について説明する。
粉砕ローター1が回転すると、回転刃3またはハンマー(不図示)の刃先の回転軌跡は回転軸に対して平行な円筒形状となる。
また、本体部17には、運転中の回転刃3により形成される円筒形状の軌跡に対して適切な位置関係(回転刃3と固定刃12との協働により被粉砕物9が高効率でチップとなる位置関係)となるように固定刃12が取付けられている。
この際、軟質または繊維質の強い被粉砕物等に対しては、回転刃3と固定刃12がハサミのように作用して、効率的に被粉砕物9を切断または細分化する。
スクリーン4は、具体的には、粉砕ローター1の回転下面から回転方向に沿って回転側面まで、粉砕ローター1と略同心状に円弧状の湾曲面を備え、その湾曲面に複数の孔部4aが形成されている。
排出筒部6を通過したチップは、高速回転するブロア羽5の作り出したエアフローにのって排出口7から勢いよく排出される。
排出筒部6の屈曲部は、水平方向に360°回転自在に構成されており、任意の方向に回転させたのち、取手付きのネジなどで固定することで排出方向を自由に決めることができる。
排出口7の上部には、上下に扇動し任意の位置で固定できるヒサシ状のガイドカバー11が設けられている。ガイドカバー11を上下に操作することで、チップ排出方向の上下角度を調整しチップを落下させる位置を設定できる。
詳細には、作業者は、ガイドカバー11の取付けネジ部を利用するなどして、排出口7に集塵袋等を取付け、被粉砕物9を投入する作業のみを行いながら同時に、排出されたチップの袋詰めを行うなど、効率的かつ負担の少ない作業を行うことができる。
この状態で粉砕ローター1およびローター室30内壁が大きく露出するので、作業後の清掃、回転刃3やハンマーの点検、交換作業などを容易に行うことができる。
ブロア羽5への駆動力は、動力源110としてのエンジンから粉砕ローター1のローター軸22、ローター軸22に設けられたプーリー20(第1のプーリー)、ブロア羽5の回転軸に設けられたプーリー21(第2のプーリー)にVベルト18により伝達される。
Vベルト18の安全カバー取付けブラケットBは、ブロアユニット16の運転位置としてこの状態では、Vベルト18に接触していない。このVベルト18はアイドルローラ19によって適切な張力に保たれている。
図8は本発明の実施形態に係る樹木粉砕機100のスクリーン4の一例を示す図であり、詳細には図8(a)はスクリーン4の斜視図、図8(b)はスクリーン4のピン4C(4D)と樹木粉砕機100の本体部17の孔部17bの嵌合状態の一例を示す図であり、図8(c)はスクリーン4のピン4C(4D)と樹木粉砕機100の本体部17の孔部17bの非嵌合状態の一例を示す図である。
この作業は、ブロア機構を上方向にスイングさせてロックし、排出経路の途中が大きく開口した状態で行うことができる。
その後、所望の形状・大きさ・個数の穴を持ったスクリーン4を、上記スクリーンの取り外し手順と逆の手順で本体部17に取付け、ブロアユニット16と上部カバー14を運転位置(初期位置)にもどし、ノブ付固定ネジ13を締めて、ブロアユニット16と上部カバー14を本体部17に固定する。こうすることで、樹木粉砕機100が運転開始可能な状態となる。
図8(a)、図8(b)、図8(c)に示したように、スクリーン4の上端の左端部付近、右端部付近にそれぞれピン4Cが配置され、スクリーン4の下端の左端部付近、右端部付近にそれぞれピン4Dが配置されている。このピン4C、4Dは、スクリーン4を樹木粉砕機100の本体部17に固定する。
バネなどの付勢部材41の一端部はバネ受け部材42に当接し、他端部はリブ4mに当接するように配置されている。
樹木粉砕機100の本体部17にスクリーン4を装着した状態では、図8(b)に示したように、スクリーン4の上下の左右端部それぞれに設けられたピン4C、4Dの先端部4pが、本体部17のフレーム17aなどに設けられた、ピン4C、4Dの先端部4pに対応する位置に設けられた孔部17b(被取付部)に嵌合することで、スクリーン4を固定している。これは、図6で示した“固定”状態である。
この状態では、スクリーン4の内面と、粉砕ローター1の下面が大きく露出する。また、日常的な手入れ洗浄や、被粉砕物9等によりスクリーン4の孔部4aが詰まった場合、ローター室(粉砕室)に異物が入りこんだ場合など、上述した状態で、それらを容易に取り除くことができる。
図9に示したように、比較的微細なチップを得るために複数の細孔の孔部4aが形成されたスクリーン4を採用してもよい。また、スクリーン4に設ける孔部4aの形状・大きさ・個数・配置などは、使用者(ユーザー)が望む粒度や被粉砕物の性質などに合わせて様々に変更し設定していく拡張性のあるものであり、ここに示す形態に限られるものではない。
図10は本発明の実施形態に係る樹木粉砕機100の粉砕ローター1としてのナイフローターの一例を示す斜視図である。図11は図10に示した樹木粉砕機100の粉砕ローター1の断面の一例を示す図である。
図10、図11に示したように、運転時、粉砕ローター1としてのナイフローターは、回転軸としてのローター軸22を中心に矢印A(図11の時計回り)の方向に高速回転するように構成されている。
ナイフローターに所定の個数のボルトなどの固定部材3dによって、所定の枚数だけ取付けられたナイフである回転刃3(粉砕刃)の粉砕ローター1の最外縁に位置する刃先3aは、粉砕ローター1が回転すると仮想円1sで示す刃先円筒を描く。
図11に示したように、送りローラー2により、所要の速度で送りこまれる被粉砕物9が、矢印Aの方向に高速回転しているナイフローターに近づき仮想円1sの円内に移動した場合、ナイフである回転刃3(粉砕刃)の刃先3aが被粉砕物9を薄く削りとって砕片化する。
その際、被粉砕物9は、ナイフローターである粉砕ローター1を構成している所要枚数の円板状のプレート1bの外周部、および、ナイフである回転刃3(粉砕刃)と共にボルトなどの固定部材3dで固定されている半月状板部材1pの外周部に押し当てられた状態となり、被粉砕物9の前進が抑制される。
つまり、粉砕ローター1は、被粉砕物9が必要以上に厚く削られること、回転刃3の刃先が被粉砕物9に過剰に食い込むことにより刃先にダメージを与ること、粉砕ローター1への過負荷による粉砕ローター1の回転停止、などの不具合を防止するように構成されている。
上述したように、本実施形態に係る樹木粉砕機100の粉砕ローター1は、簡単な構成で、エネルギー効率が良く、処理速度が速く、細かいチップを短時間に生成することができる。
図12は本発明の実施形態に係る樹木粉砕機100のフリーハンマーを採用した粉砕ローター1の一例を示す斜視図である。図13は図12に示した樹木粉砕機100の粉砕ローター1の断面の一例を示す図である。
図12、図13に示したように、運転時、粉砕ローター1としてのハンマーローターは、回転軸としてのローター軸22を中心に矢印A(図13の時計回り)の方向に高速回転するように構成されている。
ハンマーローターに所定の個数だけ取付けられたフリーハンマー201はそれぞれローターの本体部1aに、回転軸としてのローター軸22に所定距離だけ離れた位置で、周方向に規定間隔に配置された複数の回転軸202を中心に360°回転可能に軸支されている。
送りローラー2により、所要の速度で送りこまれる被粉砕物9が、図13に示したように、矢印Aの方向に高速回転しているハンマーローターとしての粉砕ローター1に近づくように移動して、仮想円1sの円内に入った場合、フリーハンマー201の先端角部201aが被粉砕物9と衝突して被粉砕物9の衝突部分が打ち砕かれ、あるいは削られて砕片化される。
被粉砕物9は、回転する送りローラー2により適切な量ずつ粉砕ローター1としてのハンマーローターに近づいた場合、高速回転するフリーハンマー201と次々に接触することで砕片化されていく。
フリーハンマー201を採用した粉砕ローター1は、ナイフローターと比較して、ある程度の異物混入を許容でき、刃先の寿命が比較的長い。
すなわち、簡単な構造で、被粉砕物9を容易に粉砕することができ、粉砕されたチップを遠方へ吹き飛すことやチップの回収を容易に行うことができる、高い作業効率の樹木粉砕機100を提供することができる。
また、スクリーン4のメンテナンスや交換などが容易な樹木粉砕機100を提供することができる。
スクリーン4は、固定ケーシング10aの開口部10p内に配置されている。操作者(ユーザ)は、この固定ケーシング10aの開口部10pから、樹木粉砕機100の本体部17に、スクリーン4を容易に着脱することができる。
樹木粉砕機100は、動力源110の動力により回転駆動される複数のハンマー付きの粉砕ローター1(不図示)を備えてもよい。こうすることで、複数のハンマーにより樹木などの被粉砕物9を容易に粉砕することができる。
スクリーン4と粉砕ローター1との間の間隔は、回転下面から回転方向に沿って回転側面に近づくほど、短くなるように構成されている。このため、簡単な構造で、被粉砕物9を細かいチップに容易に粉砕することができる。
このように、高速回転するブロア羽により生成されたエアブローにより、排出筒部内を移動するチップを、排出筒部6の可動筒部に形成された排出方向調整部により規定された方向に容易に排出することができる。
このため、簡単な構造で、スクリーン4を樹木粉砕機100の本体部17(被取付部である孔部17b)に、容易に着脱自在に取り付けることができる樹木粉砕機100を提供することができる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
(付記1)
樹木等の被粉砕物を粉砕する樹木粉砕機であって、
動力源と、
前記被粉砕物を投入する投入口と、
前記投入口から投入された前記被粉砕物を粉砕する、前記動力源の動力により回転駆動される粉砕ローターを備えた粉砕室と、
前記粉砕ローターの下側に設けられ、該粉砕ローターで粉砕されたチップのうち規定の大きさ以下のチップを通過させる複数の孔部を備えたスクリーンと、
前記粉砕室の下部に設けられ、前記スクリーンを通過したチップが流入するブロアケーシングと、
前記ブロアケーシングから上方に向かって延出し、前記スクリーンの位置よりも高い位置に排出口を備える排出筒部と、
前記ブロアケーシング内に設けられ、前記スクリーンを通過したチップを前記排出筒部を介して排出させる気流を発生する、前記動力源の動力で回転駆動するブロア羽と、を有し、
前記スクリーンは、前記ブロアケーシング内で、前記粉砕室の下部に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする樹木粉砕機。
(付記2)
前記ブロアケーシングは、粉砕機本体部に固定され、前記スクリーンから流入するチップの下流側に開口部を備える筒形状の固定ケーシングと、
前記固定ケーシングに設けられた支持軸を回転中心として、前記固定ケーシングの前記開口部に対して開閉自在に設けられた可動ケーシングと、を有し、
前記可動ケーシングは、前記チップの下流側に前記排出筒部を連通接続するとともに、内部にブロア羽を収容することを特徴とする付記1に記載の樹木粉砕機。
(付記3)
前記スクリーンは、前記粉砕ローターの回転下面から回転方向に沿って回転側面まで、該粉砕ローターと略同心状に円弧状の湾曲面を備え、該湾曲面に前記複数の孔部が形成されていることを特徴とする付記1または付記2に記載の樹木粉砕機。
(付記4)
前記粉砕室には、前記動力源の動力により回転駆動される粉砕刃付きの前記粉砕ローターと固定刃、または、前記動力源の動力により回転駆動される複数のハンマー付きの前記粉砕ローターが備えられていることを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記5)
前記排出筒部は、排出口にチップの排出方向を調整自在な排出方向調整部を備えていることを特徴とする付記1から付記4のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記6)
前記粉砕室の下部に設けられた被取付部を有し、
前記スクリーンは、前記被取付部に、バネにより付勢されたピン状の固定部材により着脱自在に取り付けられることを特徴とする付記1から付記5のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記7)
前記支持軸は、前記開口部の上部付近に設けられ、
前記可動ケーシングが、前記開口部の上部付近に設けられた前記支持軸を支点として、上方に移動した場合、前記開口部を開状態となるように構成されていることを特徴とする付記2から付記6のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記8)
前記固定ケーシングの前記開口部が開状態の場合、前記スクリーンのピン状の固定部材が露出した状態で、該スクリーンを交換可能となるように構成されていることを特徴とする付記2から付記7のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記9)
前記固定ケーシングを接続固定した、前記樹木粉砕機の本体部の粉砕室に、回転自在に支持された前記粉砕ローターの回転軸と、
前記可動ケーシングに、回転自在に支持された前記ブロア羽の回転軸と、を有し、
前記粉砕ローターの回転軸と、前記ブロア羽の回転軸とが、互いに平行となるように配置され、
前記粉砕ローターの回転軸に設けられた第1のプーリーと、
前記ブロア羽の回転軸に設けられた第2のプーリーと、
前記第1のプーリーと第2のプーリーとの間に巻き掛けられたベルトと、を有し、
前記固定ケーシングの開口部が開状態となる位置に、前記可動ケーシングが位置する場合、前記第1のプーリーと第2のプーリーとの間の前記ベルトを押圧して、前記ベルトの脱落を規制する、前記本体部に設けられた脱落規制部を有することを特徴とする付記2から付記8のいずれかに記載の樹木粉砕機。
(付記10)
本体部の下部に設けられ、前記動力源の動力により走行可能な走行部を有する付記1から付記9のいずれかに記載の樹木粉砕機。
1a ローター本体部
1b 円板部材
1p 半月状板部材
1s 仮想円
2 送りローラー
3 回転刃(粉砕刃)
3a、3b 刃先
3d ボルト(固定部材)
4 スクリーン(網目部材)
4a 孔部
4b 板部
4C ピン
4D ピン
4e、4f リブ
4g、4h、4k リブ
4L 把持部
4m リブ
4p 先端部
4s、4t 孔部
5 ブロア羽
6 排出筒部
7 排出口
8 供給シュート
8a 投入口
9 被粉砕物(樹木、木材等)
10 ブロアケーシング
10a 固定ケーシング
10b 可動ケーシング
10p 開口部
11 ガイドカバー
12 固定刃
13 ノブ付固定ネジ
14 上部カバー
16 ブロアユニット
17 本体部
17a フレーム
17b 孔部(被取付部)
18 Vベルト
19 アイドルローラ
20 プーリー(第1のプーリー)
21 プーリー(第2のプーリー)
22 ローター軸(回転軸)
23 平面部
30 ローター室(粉砕室)
40 開口部
41 付勢部材(バネ部材)
42 バネ受け部材(Eリング)
80A 付勢方向
80B 反付勢方向
100 樹木粉砕機
110 動力源
120 操作部
130 走行部
140 作業部
201 フリーハンマー
201a 先端角部
201b 先端角部
202 回転軸(フリーハンマー回転軸)
A ブロア支持軸
B 安全カバー取付けブラケット(脱落規制部)
Claims (2)
- 樹木等の被粉砕物を粉砕する樹木粉砕機であって、
動力源と、
前記被粉砕物を投入する投入口と、
前記投入口から投入された前記被粉砕物を粉砕する、前記動力源の動力により回転駆動される粉砕ローターを備えた粉砕室と、
前記粉砕ローターの下側に設けられ、該粉砕ローターで粉砕されたチップのうち規定の大きさ以下のチップを通過させる複数の孔部を備えたスクリーンと、
前記粉砕室の下部に設けられ、前記スクリーンを通過したチップが流入するブロアケーシングと、
前記ブロアケーシングから上方に向かって延出し、前記スクリーンの位置よりも高い位置に排出口を備える排出筒部と、
前記ブロアケーシング内に設けられ、前記スクリーンを通過したチップを前記排出筒部を介して排出させる気流を発生する、前記動力源の動力で回転駆動するブロア羽と、を有し、
前記ブロアケーシングは、粉砕機本体部に固定され、前記スクリーンから流入するチップの下流側に開口部を備える筒形状の固定ケーシングと、
前記固定ケーシングに設けられ、該固定ケーシングの前記開口部の上部付近に配置された水平な支持軸を回転中心として、前記固定ケーシングの前記開口部に対して開閉自在に設けられた可動ケーシングと、を有し、
前記可動ケーシングは、前記チップの下流側に前記排出筒部が連通接続されており、内部に前記ブロア羽が収容されており、
前記スクリーンは、前記固定ケーシングの前記開口部が開状態となるように、前記可動ケーシングが前記固定ケーシングに対して前記水平な支持軸を回転中心として回動した状態で、前記固定ケーシングの前記開口部を介して、前記固定ケーシング内で、前記粉砕室の下部に着脱自在に設けられていることを特徴とする樹木粉砕機。 - 前記スクリーンは、左右端部から外側に突出自在な複数のピンと、前記ピンをスクリーンの外側に向かって付勢する付勢部材と、前記ピンに設けられた把持部と、を有し、
前記スクリーンの複数のピンは、樹木粉砕機の本体部の前記粉砕室の下部に設けられた孔部に嵌合自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の樹木粉砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012202630A JP6091121B2 (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | 樹木粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012202630A JP6091121B2 (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | 樹木粉砕機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014058044A JP2014058044A (ja) | 2014-04-03 |
JP6091121B2 true JP6091121B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=50614998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012202630A Active JP6091121B2 (ja) | 2012-09-14 | 2012-09-14 | 樹木粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6091121B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104985663B (zh) * | 2015-07-16 | 2017-06-30 | 扶风永恒农牧机械制造有限责任公司 | 自走式树枝粉碎机 |
JP6487610B1 (ja) | 2018-02-09 | 2019-03-20 | 株式会社大橋 | 粉砕機の回転送り部の押力切替機構、それを備えた粉砕機及び粉砕機の回転送り部の押力切替方法 |
KR102526151B1 (ko) * | 2021-02-09 | 2023-04-27 | 주식회사 대륙기계 | 자주식 수목가지 파쇄장치 |
KR102552414B1 (ko) * | 2022-11-11 | 2023-07-06 | 케이원산업 주식회사 | 가로수 전정 차량용 전정장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5757916U (ja) * | 1980-09-22 | 1982-04-05 | ||
JPH058084Y2 (ja) * | 1988-12-10 | 1993-03-01 |
-
2012
- 2012-09-14 JP JP2012202630A patent/JP6091121B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014058044A (ja) | 2014-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006272101A (ja) | 樹枝粉砕機 | |
JP3260271B2 (ja) | 遊離物収集機 | |
JP6091121B2 (ja) | 樹木粉砕機 | |
JPS58150443A (ja) | ペ−パ−クラツシヤ−及びその操作方法 | |
JPS596700B2 (ja) | 廃棄物に対する粉砕機 | |
WO2016125413A1 (ja) | 処理能力が大きい粉砕機及び微細紙粉製造方法 | |
JP6016543B2 (ja) | 樹木粉砕機の送りローラー | |
RU122307U1 (ru) | Дробилка кормов | |
KR100526953B1 (ko) | 목재 분쇄 장치 | |
JP4723348B2 (ja) | 樹枝粉砕機 | |
JP2007068728A (ja) | 電気掃除機用アタッチメント及び吸込口体 | |
JP2007216091A (ja) | 粉砕機 | |
JP3904878B2 (ja) | 樹枝粉砕機 | |
CN212348945U (zh) | 一种swfl150型超微粉碎机 | |
KR101019144B1 (ko) | 낙엽 분쇄기 | |
CN211989117U (zh) | 一种污染小降噪的砾石粉碎机 | |
JP2019515793A (ja) | 粉砕機 | |
US2386021A (en) | Screen for hammer type feed grinders | |
JP2005066459A (ja) | 粉砕機 | |
JP3217790U (ja) | 集塵機用ファンと集塵機 | |
JP4441274B2 (ja) | 粉砕分別システム | |
CN207027964U (zh) | 一种废旧内胎再利用装置 | |
RU122309U1 (ru) | Дробилка кормов | |
CN218107889U (zh) | 一种食用菌超细研磨粉碎装置 | |
KR102361546B1 (ko) | 섬유 미세 분말화장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160815 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6091121 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |