JP6090053B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
ユーザによるコンテンツの利用行動を通じて、コンテンツに関するユーザの嗜好を抽出し、抽出された嗜好に従ってユーザにコンテンツを推薦する技術は、既に多く開発されている。例えば、特許文献1には、コンテンツのメタデータを利用したコンテンツベースフィルタリングの処理負荷を軽減するために、ユーザによるコンテンツの検索履歴に基づくユーザの嗜好情報を併用する技術が記載されている。
特開2011−107808号公報
しかしながら、ユーザは、必ずしも嗜好するコンテンツだけを検索するわけではなく、また検索によって得られたコンテンツがユーザの嗜好に合っていたかも不明である。検索に続いてユーザが何らかの明示的なアクション(コンテンツの購入など)を実行すれば、その検索履歴がユーザの嗜好を反映していることが認識されるが、そうでない場合、検索履歴をユーザの嗜好などの明示的な意味をもつ情報として扱うことは容易ではなかった。
そこで、本開示では、非明示的にユーザの嗜好を示す可能性がある情報を、明示的にユーザの嗜好を示す情報に変換して利用することを可能にする、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提案する。
本開示によれば、ユーザのアクティビティに基づいて上記ユーザの非明示的嗜好情報を登録する機能と、上記非明示的嗜好情報に基づいて上記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、上記質問に対する上記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、上記回答に応じて上記ユーザの明示的嗜好情報を登録する機能とを実現するプロセッサを含む情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサが、ユーザのアクティビティに基づいて上記ユーザの非明示的嗜好情報を登録することと、上記非明示的嗜好情報に基づいて上記ユーザに向けて質問を音声出力することと、上記質問に対する上記ユーザの発話音声から回答を取得することと、上記回答に応じて上記ユーザの明示的嗜好情報を登録することとを含む情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、ユーザのアクティビティに基づいて上記ユーザの非明示的嗜好情報を登録する機能と、上記非明示的嗜好情報に基づいて上記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、上記質問に対する上記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、上記回答に応じて上記ユーザの明示的嗜好情報を登録する機能とをコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、非明示的にユーザの嗜好を示す可能性がある情報を、明示的にユーザの嗜好を示す情報に変換して利用することができる。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係るクライアント装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係るサーバ装置の概略的な構成を示すブロック図である。 本開示の一実施形態に係るエージェントの概略的な機能構成を示すブロック図である。 本開示の一実施形態におけるエージェントの処理の例を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態を利用したネットワークサービスの例について説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.システム構成
2.機能構成
3.処理フロー
4.具体的な例
4−1.ネットワークサービスの例
4−2.シナリオの例
5.補足
(1.システム構成)
図1は、本開示の一実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。図1を参照すると、システム10は、1または複数のクライアント装置100と、サーバ装置200とを含む。単一のサーバ装置200、または複数のサーバ装置200の協働によって、サーバ20が構成される。サーバ20は、ネットワークを介して1または複数のクライアント装置100と通信し、1または複数のクライアント装置100にサービスを提供する。
クライアント装置100では、エージェント300が動作している。エージェント300は、例えば音声を用いてクライアント装置100のユーザと対話し、対話によって得られた情報に基づいて、ユーザのためにさまざまな処理を実行する。ここで、エージェント300を動作させるための情報処理は、例えば主にクライアント装置100で実行されてもよいし、クライアント装置100とサーバ20とに分散して実行されてもよいし、主にサーバ20で実行されてもよい。
(クライアント装置の構成)
図2は、本開示の一実施形態に係るクライアント装置の概略的な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、クライアント装置100は、プロセッサ102、メモリ104、ストレージ106、通信モジュール108、ディスプレイ110およびタッチセンサ112によって構成されるタッチパネル114、スピーカ116、マイクロフォン118、センサモジュール120、カメラモジュール122、および接続ポート124を含みうる。
プロセッサ102は、例えばCPU(Central Processing unit)、DSP(Digital Signal Processor)、またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などによって実現され、メモリ104に格納されたプログラムに従って動作することによって各種の機能を実現する。プロセッサ102は、クライアント装置100の各部を制御することによって、各種の入力を取得し、また各種の出力を提供する。なお、プロセッサ102によって実現される機能の詳細については後述する。
メモリ104は、例えばRAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)として用いられる半導体メモリによって実現される。メモリ104には、例えばプロセッサ102が動作するためのプログラムが格納される。このプログラムは、例えばストレージ106から読み出されてメモリ104に一時的に展開されてもよく、メモリ104に持続的に格納されていてもよい。あるいは、プログラムは、通信モジュール108によって受信されて、メモリ104に一時的に展開されてもよい。メモリ104は、さらに、プロセッサ102の処理によって生成された各種のデータを、一時的または持続的に格納する。
ストレージ106は、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの磁気ディスク、光ディスク、もしくは光磁気ディスクなどを利用した記憶装置、またはフラッシュメモリなどによって実現される。ストレージ106には、例えばプロセッサ102が動作するためのプログラムや、プロセッサ102の処理によって生成された各種のデータが持続的に格納される。ストレージ106は、リムーバブルメディアを含んで構成されてもよいし、クライアント装置100に内蔵されてもよい。
通信モジュール108は、プロセッサ102の制御に従って有線または無線のネットワーク通信を実行する各種の通信回路によって実現される。無線通信を実行する場合、通信モジュール108はアンテナを含んでもよい。通信モジュール108は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)、またはBluetooth(登録商標)などの通信規格に従ってネットワーク通信を実行する。通信モジュール108によって、クライアント装置100で生成された情報がサーバ20または他のクライアント装置100などに送信されるとともに、サーバ20または他のクライアント装置100から各種の情報が受信されうる。
ディスプレイ110は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどによって実現される。ディスプレイ110は、プロセッサ102の制御に従って各種の情報を画像として表示する。図示された例では、入力手段としてディスプレイ110とタッチセンサ112とによって構成されるタッチパネル114が用いられるため、ディスプレイ110はタッチセンサ112によって操作可能なGUI(Graphical User Interface)画像を表示する。
タッチセンサ112は、例えばディスプレイ110に対応する位置に配設される静電容量方式などのセンサによって実現される。タッチセンサ112は、ディスプレイ110に表示されたGUI画像に対するユーザのタッチ操作を取得する。なお、他の実施形態では、タッチセンサ112とともに、またはこれに代えて、マウスやタッチパッドなどのポインティングデバイスや、ボタンなどの他の入力装置が採用されてもよい。
スピーカ116は、プロセッサ102の制御に従って各種の情報を音声として出力する。マイクロフォン118は、例えばユーザによる発話音声など、クライアント装置100の周辺で発生しているさまざまな種類の音声を取得し、音声データとしてプロセッサ102に提供する。
センサモジュール120は、例えば加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、光センサ、気圧センサ、または音センサなどの各種のセンサと、センサに付属する処理回路とによって実現される。センサモジュール120は、例えばクライアント装置100の筐体に作用する加速度や筐体の向きなど、クライアント装置100自体の状態に関する情報を取得するのに加え、クライアント装置100の周辺の明るさや騒音など、クライアント装置100の周辺環境に関する情報を取得してもよい。また、センサモジュール120には、GPS(Global Positioning System)信号を受信してクライアント装置100の緯度、経度および高度を測定するGPSセンサが含まれてもよい。
カメラモジュール122は、例えばCCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子と、撮像素子への被写体像の結像を制御するためのレンズなどの光学系と、撮像素子および光学系を駆動させる駆動回路とによって実現される。カメラモジュール122は、撮像素子が被写体像を撮像することによって生成された静止画または動画を、画像データとしてプロセッサ102に提供する。
接続ポート124は、クライアント装置100に外部装置を直接的に接続するためのポートであり、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、またはHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポートなどによって実現される。接続ポート124に接続される外部装置は、例えば表示装置(外部ディスプレイなど)、入力装置(キーボードやマウスなど)、または記憶装置(外部HDDなど)でありうるが、これらの例には限られない。
以上で説明したような構成要素を含むクライアント装置100は、例えばスマートフォン、タブレット端末、または各種のPC(Personal Computer)などでありうる。また、クライアント装置100は、メディアプレーヤ、ゲーム機、またはテレビなどであってもよい。本実施形態において、クライアント装置100は、単独で、またはサーバ装置200との協働によって、本開示に係る情報処理装置の機能を実現しうる。
(サーバ装置の構成)
図3は、本開示の一実施形態に係るサーバ装置の概略的な構成を示すブロック図である。図3を参照すると、サーバ装置200は、プロセッサ202、メモリ204、ストレージ206、および通信モジュール208を含みうる。
なお、以下の説明では、サーバ装置200を、ネットワーク上でクライアント装置100にサービスを提供することを主な目的として設置され、それ自体が設定操作の場合などを除きユーザへの情報出力や操作入力の取得などを実施しない装置として説明するが、サーバ装置200はこのような装置には限られず、例えばクライアント装置100と同様の構成を有する装置であってもよい。つまり、例えば、ユーザが自宅に設置しているデスクトップPCがサーバ装置200として機能し、ユーザが携帯しているスマートフォンがクライアント装置100として機能するような例も可能である。
プロセッサ202は、例えばCPU、DSP、またはASICなどによって実現され、メモリ204に格納されたプログラムに従って動作することによって各種の機能を実現する。プロセッサ202は、通信モジュール208を介してクライアント装置100から送信された情報を取得し、この情報に基づいて各種の処理を実行する。プロセッサ202は、処理結果の情報を、通信モジュール208を介してクライアント装置100に送信する。ここで、サーバ装置200は、複数のクライアント装置100にサービスを提供することが可能でありうる。従って、プロセッサ202は、複数のクライアント装置100からそれぞれ送信された情報に基づいて処理を実行し、処理結果の情報を元の情報を送信したクライアント装置100とは別のクライアント装置100に送信してもよい。
メモリ204は、例えばRAMまたはROMとして用いられる半導体メモリによって実現される。メモリ204には、例えばプロセッサ202が動作するためのプログラムが格納される。このプログラムは、例えばストレージ206から読み出されてメモリ204に一時的に展開されてもよく、メモリ204に持続的に格納されていてもよい。あるいは、プログラムは、通信モジュール208によって受信されて、メモリ204に一時的に展開されてもよい。メモリ204は、さらに、プロセッサ202の処理によって生成された各種のデータを、一時的または持続的に格納する。
ストレージ206は、例えばHDDなどの磁気ディスク、光ディスク、もしくは光磁気ディスクなどを利用した記憶装置、またはフラッシュメモリなどによって実現される。ストレージ206には、例えばプロセッサ202が動作するためのプログラムや、プロセッサ202の処理によって生成された各種のデータが持続的に格納される。ストレージ206は、リムーバブルメディアを含んで構成されてもよいし、サーバ装置200に内蔵されてもよい。
通信モジュール208は、プロセッサ202の制御に従って有線または無線のネットワーク通信を実行する各種の通信回路によって実現される。無線通信を実行する場合、通信モジュール208はアンテナを含んでもよい。通信モジュール208は、例えばインターネットやLAN、またはBluetooth(登録商標)などの通信規格に従ってネットワーク通信を実行する。通信モジュール208によって、サーバ装置200で生成された情報がクライアント装置100または他のサーバ装置200に送信されるとともに、クライアント装置100または他のサーバ装置200から各種の情報が受信されうる。サーバ20が複数のサーバ装置200の協働によって構成される場合、それぞれのサーバ装置200のプロセッサ202が、通信モジュール208を介して処理に関する情報をやりとりする。
(2.機能構成)
図4は、本開示の一実施形態に係るエージェントの概略的な機能構成を示すブロック図である。図4を参照すると、本実施形態では、エージェント300の機能として、機能310,330,350,360が実現される。また、エージェント300では、上記の各機能が参照するデータベース(DB)として、DB320およびDB370が構成されうる。さらに、上記の各機能は、入出力インターフェース340を介してユーザとの間で情報をやりとりするとともに、ソフトウェアインターフェース380を介してエージェント300の他の機能、またはクライアント装置100もしくはサーバ20によって実現される他の機能との間で情報をやりとりする。
上記の各機能は、例えばすべてがクライアント装置100のプロセッサ102、またはサーバ装置200のプロセッサ202によって実現されてもよい。あるいは、上記の機能は、その一部がクライアント装置100のプロセッサ102によって実現され、残りがサーバ装置200のプロセッサ202によって実現されてもよい。この場合、プロセッサ102とプロセッサ202は、通信モジュール108,208の間のネットワーク通信を介して協働する。サーバ20が複数のサーバ装置200によって構成される場合、上記の機能のうちの少なくとも一部が、複数のサーバ装置200に分散して実現されうる。この場合、1つの機能が複数のサーバ装置200に分散して実現されてもよいし、1つのサーバ装置200が複数の機能を実現してもよい。また、DB320、およびDB370は、例えばクライアント装置100のストレージ106、またはサーバ装置200のストレージ206によって実現される。DB320およびDB370は別々の装置のストレージによって実現されてもよく、またDB320およびDB370のそれぞれが、複数の装置のストレージに分散して実現されてもよい。
なお、入出力インターフェース340は、例えばクライアント装置100のスピーカ116およびマイクロフォン118、ならびに/またはタッチパネル114によって実現されうる。エージェント300の機能がサーバ20において実現される場合、入出力インターフェース340によってユーザとの間でやりとりされる情報は、クライアント装置100とサーバ装置200との間の通信を介してエージェント300の各機能によって扱われる。また、ソフトウェアインターフェース380は、例えばクライアント装置100のプロセッサ102、またはサーバ装置200のプロセッサ202によって実現される。ソフトウェアインターフェース380によって情報がやりとりされる相手は、エージェント300と同じプロセッサ102(またはプロセッサ202)において実現される機能であってもよい。従って、ソフトウェアインターフェース380は、必ずしも装置間のインターフェースを意味せず、装置内のインターフェースであってもよい。
(非明示的嗜好情報登録機能)
機能310は、ユーザのアクティビティに基づいてユーザの非明示的嗜好情報を登録する非明示的嗜好情報登録機能である。機能310は、非明示的嗜好情報をDB320に登録する。本実施形態において、機能310は、例えば映像や楽曲などのコンテンツについて、ユーザの嗜好を非明示的に示す可能性がある非明示的嗜好情報を登録する。この場合、ユーザのアクティビティは、例えばWebブラウジングやネットワーク経由でのコンテンツの利用に限らず、放送番組として提供されるコンテンツをテレビで視聴したり、レコーダで録画したりすることをも含む。また、ユーザのアクティビティは、例えば加速度センサやGPSなどを利用して取得されるユーザの行動履歴から抽出されてもよい。この場合、行動履歴は、必ずしもコンテンツに関係していなくてもよく、例えば旅行や食事など、ユーザの一般的な行動の履歴であってもよい。また、機能310は、ユーザのアクティビティが実行された時間帯または場所の情報に関連付けて非明示的嗜好情報を登録してもよい。
より具体的には、例えば、機能310は、ユーザがWeb上などで実行したコンテンツに関する情報の検索履歴に基づいて非明示的嗜好情報を登録する。ここで、コンテンツに関する情報は、例えばコンテンツのジャンル、出演者/演奏者、タイトルや内容に含まれるキーワードなどの情報を含みうる。非明示的嗜好情報は、例えばこうした情報のそれぞれについてのスコアとして生成されてもよい。この場合、例えば、「SF 名作」というキーワードで情報が検索されると、映像コンテンツのジャンル「SF」(例えば、他に「コメディ」、「サスペンス」、「ホラー」などのジャンルがありうる)、およびコンテンツに与えられるタグ「名作」(例えば、他に「話題作」、「B級」などのタグがありうる)についてスコアが加算される。
また、例えば、機能310は、ユーザによるコンテンツの利用履歴に基づいて非明示的嗜好情報を登録する。ユーザが例えば購入したりレンタルしたりして利用したコンテンツであっても、必ずしもユーザの嗜好に合っていたとは限らないため、コンテンツの利用履歴に基づいて登録される情報も非明示的嗜好情報になりうる。例えば、機能310は、ユーザがオンラインでコンテンツを購入したりレンタルしたりした場合に、そのコンテンツに関する情報を非明示的嗜好情報として登録する。また、例えば、機能310は、ユーザがテレビでリアルタイムに視聴したコンテンツや、レコーダを用いて録画して視聴したコンテンツに関する情報を非明示的嗜好情報として登録してもよい。ここで、エージェント300は、例えばユーザが所有するテレビやレコーダなどをユーザの音声入力に従って操作する機能を有し、音声入力に基づいてテレビおよび/またはレコーダを制御してコンテンツの視聴を開始するときに、そのコンテンツに関する非明示的嗜好情報を登録してもよい。
さらに、例えば、機能310は、ユーザの行動履歴に基づいて非明示的嗜好情報を登録する。上述の通り、ここで用いられる行動履歴は、必ずしもコンテンツに関係していなくてもよい。例えば、機能310は、クライアント装置100が有する加速度センサやGPSによって取得された情報に基づいて提供されるユーザの行動履歴からコンテンツに関する情報を抽出し、これを非明示的嗜好情報として登録する。また、機能310は、ユーザによって登録されたスケジュールによって示されるユーザの行動予定からコンテンツに関する情報を抽出してもよい。抽出される情報は、例えば観光地などの場所そのもの、レストランなどの場所の属性(洋食か和食か、など)などを含みうる。
また、機能310は、後述する機能350から、質問に対するユーザの回答の情報を取得し、この回答に基づいてDB320に登録された非明示的嗜好情報を更新または削除してもよい。例えば、機能310は、機能330によって出力される、非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる質問に対して否定的な回答が取得された場合、当該嗜好対象についての非明示的嗜好情報をDB320から削除してもよい。また、機能310は、機能330によって出力される、嗜好対象についてユーザが関心をもっているか否かを問い合わせる質問への回答に応じて、登録する非明示的嗜好情報を選別してもよい。この場合、例えば、回答によってユーザが関心をもっていないことが示された嗜好対象についての非明示的嗜好情報は、DB320から削除されうる。
(質問出力機能)
機能330は、DB320に登録された非明示的嗜好情報に基づいて、ユーザに向けて質問を出力する質問出力機能である。機能330は、登録された非明示的嗜好情報が所定の条件を満たす場合に質問を出力しうる。また、機能330は、非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象に関する質問を、入出力インターフェース340を介してユーザに向けて出力する。例えば、機能330は、質問を音声としてクライアント装置100のスピーカ116から出力してもよい。あるいは、機能330は、質問をテキストとしてクライアン装置100のディスプレイ110に表示してもよい。
例えば、機能330は、DB320に新たに登録された非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象について、DB320に非明示的嗜好情報が既に登録されている場合に、ユーザに向けて質問を出力してもよい。この場合の質問は、例えば、当該嗜好対象がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせるものでありうる。あるいは、質問は、当該嗜好対象以外の対象がユーザの嗜好に合致しないか否かを問い合わせるものであってもよい。
また、例えば、機能330は、ユーザが視聴しているコンテンツに現れる嗜好対象について、DB320に非明示的嗜好情報が既に登録されている場合に、ユーザに向けて質問を出力しうる。この場合の質問も、例えば、当該嗜好対象がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせるものでありうる。また、機能330は、コンテンツに現れる嗜好対象が複数あり(例えば、複数の出演者や、出演者とジャンルといったような組み合わせでありうる)、その少なくとも一部についてDB320に非明示的嗜好情報が既に登録されている場合、まずは非明示的嗜好情報が登録されている嗜好対象(第1の嗜好対象)について上記のような質問を出力してもよい。この場合、第1の嗜好対象について質問に否定的な回答が取得されたときには、機能330は、第2の嗜好対象(この時点では非明示的嗜好情報が登録されていなくてもよい)についてさらに同様の質問を出力してもよい。
さらに、例えば、機能330は、非明示的嗜好情報に関連付けて登録された時間帯または場所の情報と、現在の時間帯またはユーザの位置の情報との関係に応じて、ユーザに向けて質問を出力してもよい。機能330は、時間帯またはユーザの位置が、非明示的嗜好情報に関連付けて登録された時間帯または場所に一致または対応する場合に、当該非明示的嗜好情報についての質問をユーザに向けて出力しうる。より具体的には、例えば、ユーザがあるコンテンツを利用したことによって非明示的嗜好情報が登録されたのと同じ時間帯や場所で、登録された非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象についての質問が出力されうる。また、質問出力機能は、時間帯や場所と同様にして、非明示的嗜好情報に関連付けて登録された天候などの環境情報、または誕生日などのイベント情報と、現在のユーザの環境情報またはイベント情報との関係に応じて質問を出力してもよい。
また、例えば、機能330は、同じユーザのアクティビティに基づいて登録される複数の非明示的嗜好情報を選別または取捨選択するための質問を出力してもよい。例えば、ユーザがあるコンテンツを視聴した場合、そのコンテンツのジャンル、出演者/演奏者、タイトルや内容に含まれるキーワードなど、複数の嗜好対象について非明示的嗜好情報が登録されうる。機能330は、それらの嗜好対象の中で、非明示的嗜好情報を生成する嗜好対象を選択するための質問を生成しうる。例えば、コンテンツに複数の出演者/演奏者がいる場合に、機能330はユーザがいずれかの出演者/演奏者に関心をもっているか否かを問い合わせる質問を出力してもよい。この場合、後述する機能350が質問に対応して取得した回答に応じて、どの出演者/演奏者についての非明示的嗜好情報を登録するか(または、登録された非明示的嗜好情報のうちのどれを残すか)が決定されうる。また、上記の質問に対する回答からユーザの明示的な嗜好が把握された場合、後述する機能360によって当該嗜好対象についての明示的嗜好情報が登録されてもよい。
(回答取得機能)
機能350は、機能330によって出力された質問に対するユーザの回答を、入出力インターフェース340を介して取得する回答取得機能である。例えば、機能350は、クライアント装置100のマイクロフォン118が取得したユーザの発話音声から回答を取得してもよい。この場合、機能350は、取得された音声データに基づいて音声認識を実行し、音声データをテキストに変換してもよい。あるいは、機能350は、クライアント装置100のタッチセンサ112によって取得されたユーザのタッチ入力から回答を取得してもよい。機能350は、例えばテキストとして取得されたユーザの回答に対して、必要に応じて形態素解析や構文解析などの自然言語処理を実行し、テキストの意味内容を把握する。なお、音声認識や自然言語処理については、既に知られている各種の技術を適宜利用することが可能であるため、ここでは詳細な説明を省略する。機能350は、取得された回答を機能360に提供する。また、機能350は、取得された回答を機能310に提供してもよい。
(明示的嗜好情報登録機能)
機能360は、機能350によって取得されたユーザの回答に応じてユーザの明示的嗜好情報を登録する明示的嗜好情報登録機能である。機能360は、明示的嗜好情報をDB370に登録する。明示的嗜好情報は、例えば嗜好対象に関してユーザの嗜好を明示的に示す情報である。ここで、明示的嗜好情報よって示される嗜好対象は、機能330が出力した質問に対応する非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象に一致または対応する。従って、機能360は、非明示的嗜好情報、または嗜好対象に関する情報を、機能330から取得しうる。
例えば、機能360は、ユーザの回答によって、質問において提示された嗜好対象がユーザの嗜好に合致することが示された場合、当該嗜好対象について明示的嗜好情報をDB370に登録する。この回答は、例えば、機能330によって出力される、非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる質問に対する肯定的な回答でありうる。なお、明示的嗜好情報が、コンテンツに関する情報のそれぞれについてのスコアとして生成されている場合、上記嗜好対象に対応するスコアが加算される。
また、例えば、機能360は、ユーザの回答によって、質問において提示された嗜好対象以外の対象がユーザの嗜好に合致しないことが示された場合、DB370に登録された、当該嗜好対象以外の対象に関する明示的嗜好情報について、ネガティブな操作を実行しうる。明示的嗜好情報が、コンテンツに関する情報のそれぞれについてのスコアとして生成されている場合、上記嗜好対象以外の対象に関するスコアが減算されうる。
以上、本開示の一実施形態に係るエージェントの概略的な機能構成について説明した。なお、DB370に登録された明示的嗜好情報は、後述する例のように、例えばユーザへのコンテンツ推薦や広告の提供に利用されうる。
(3.処理フロー)
図5は、本開示の一実施形態におけるエージェントの処理の例を示すフローチャートである。図示された例では、コンテンツの再生や情報の検索を支持するユーザの発話音声の内容に基づいて、既に登録された非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象を明示化するための質問が出力される。
まず、エージェント300の音声入力取得機能(図4には示していない)が、ユーザの発話音声を取得する(ステップS101)。ここで、機能330は、発話音声からユーザの嗜好に関する情報が抽出されたか否かを判定する(ステップS103)。嗜好に関する情報が抽出された場合、機能330は、さらに、抽出された情報によって示される嗜好対象が、DB320に登録された非明示的嗜好情報によって示されるユーザの非明示的嗜好に一致または対応するか否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105において、抽出された情報によって示される嗜好対象がユーザの非明示的嗜好に一致または対応すると判定された場合、機能330は、当該嗜好対象がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる質問を音声出力する(ステップS107)。質問に対する回答は、例えばユーザの発話音声に基づいて機能350によって取得され、回答の内容が機能360に提供される。機能360は、回答の内容が肯定的であるか否かを判定する(ステップS109)。
ステップS109において、回答の内容が肯定的である場合、機能360は、ステップS105の判定によって特定されたユーザの非明示的嗜好を明示化する(ステップS111)。より具体的には、例えば、機能360は、当該非明示的嗜好に対応する嗜好対象をDB370に新たに登録するか、DB370に登録された当該嗜好対象のスコアを加算する。
以上、本開示の一実施形態について説明した。なお、上記の実施形態ではコンテンツについてのユーザの嗜好を扱う場合について説明したが、本開示の実施形態はこのような例には限られず、コンテンツ以外のものについてのユーザの嗜好を扱う場合にも適用可能である。コンテンツ以外のものとしては、例えば、有形および無形の商品、レストラン、観光地など、さまざまなものがありうる。
(4.具体的な例)
(4−1.ネットワークサービスの例)
図6は、本開示の一実施形態を利用したネットワークサービスの例について説明するための図である。図示された例では、Webブラウザ431におけるユーザのアクティビティに基づいて非明示的嗜好情報が収集される。収集された非明示的嗜好情報に基づいて、ユーザに対して嗜好に関する質問が音声出力され、ユーザによる回答も音声によって取得される。回答の結果に応じて非明示的嗜好407が明示的嗜好409に変換され、そのようにして得られた明示的嗜好409に基づいてコンテンツが推薦される。なお、図示された例におけるエンジンまたは機能は、例えばクライアント装置100のプロセッサ102またはサーバ装置200のプロセッサ202によって実現され、少なくとも一部はエージェント300の機能でありうる。
Webブラウザ431におけるユーザのアクティビティ、例えばコンテンツに関する情報の検索やコンテンツの購入、ネットワークを介したコンテンツの視聴などの情報は、操作履歴DB401に蓄積される。解析エンジン403は、操作履歴DB401に蓄積されたユーザのアクティビティを解析して、嗜好DB405に非明示的嗜好407の情報(非明示的嗜好情報)を登録する。ここで、非明示的嗜好407が登録される嗜好DB405は、上述のエージェント300が有するDB320に対応する。また、嗜好DB405には、明示的嗜好409の情報(明示的嗜好情報)も登録される。
情報抽出機能411は、所定の条件で非明示的嗜好407から情報を抽出し、意味抽出機能417によって非明示的嗜好407によって示される意味を推定する。推定の結果によって対話生成機能419がユーザとの対話のための質問文を生成し、音声出力機能421が生成された質問文をユーザに向けて音声出力する。ここで、情報抽出機能411が抽出した情報に基づいて質問文が生成されるタイミングは、例えば上述のように非明示的嗜好407として既に登録された情報と新たに登録される情報との関係に基づいて決定されてもよいし、非明示的嗜好407として既に登録された情報と、新たに実行されたユーザのアクティビティとの関係に基づいて決定されてもよい。また、質問文が生成されるタイミングは、上述のように、時間帯413および/または場所415に基づいて決定されてもよい。
ユーザは、音声出力された質問に対して発話によって回答し、このときの発話音声について音声認識機能423および言語理解機能425が解析を実施する。解析の結果得られたテキスト情報について、再び意味抽出機能417が意味を推定し、推定された意味に基づいて登録機能427が明示的嗜好409の情報を嗜好DB405に登録する。ここで、明示的嗜好409が登録される嗜好DB405は、上述のエージェント300が有するDB370に対応する。
推薦エンジン429は、嗜好DB405において蓄積された明示的嗜好409に基づいてユーザへのコンテンツの推薦情報を生成し、例えばWebブラウザ431を介してユーザに推薦情報や推薦情報に基づく広告などを提供する。
(4−2.シナリオの例)
以下、上記の具体的な例におけるいくつかのシナリオの例について説明する。なお、以下のシナリオはあくまで例示的なものであり、本開示の実施形態の対象がこれらのシナリオによって示された対象に限定されるものではない。
(シナリオ1)
−DB320に登録された俳優のスコア:
俳優A 1.2, 俳優B 1.1, 俳優C 0.9
−DB320に登録されたジャンルのスコア:
コメディ 1.1, 音楽番組 0.8
−DB370に登録された俳優のスコア:
俳優D 1.2, 俳優E 1.1, 俳優F 0.9
−DB370に登録されたジャンルのスコア:
洋画 1.2, アニメーション 1.1, ドキュメンタリ 0.9
ここで、ユーザからの発話音声により、エージェント300に対して、俳優Aが出演しているドラマをテレビで視聴したいという指示が与えられた。エージェント300では、この指示に基づいてテレビやレコーダを制御する一方で、機能330が、DB320を参照して、ユーザによって視聴されるコンテンツに現れる出演者(俳優A)が、DB320に登録された嗜好対象(俳優A)に一致していることを判定する。そこで、機能330は、ユーザに対して、この嗜好対象(俳優A)がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせるために、「もしかしてあなたは俳優Aが好きですか?」という質問を生成し、音声などによってユーザに出力する。
ここで、機能350が、例えば「うん、好きだよ!」という発話音声のような肯定的な回答をユーザから取得した場合、機能360が、質問および回答によってユーザの嗜好に合致することが示された嗜好対象(俳優A)を明示化する。つまり、機能360は、俳優AのスコアをDB370に追加登録する。この結果、DB370に登録された俳優のスコアは、以下のようになりうる。
俳優A 1.2, 俳優D 1.2, 俳優E 1.1, 俳優F 0.9
なお、ユーザによって視聴されるコンテンツのジャンル(ドラマ)については、DB320に登録された嗜好対象のジャンルに一致するものがないため、このシナリオでは明示化されない。また、上記の場合、ユーザは、俳優Aが出演していることを理由としてドラマのコンテンツを視聴したと推定されるため、機能310は、コンテンツのジャンル(ドラマ)をDB320に新たに登録しなくてもよい。
一方、機能350が、「もしかしてあなたは俳優Aが好きですか?」という質問に対し、例えば「いや、別に・・・」という発話音声のような否定的な回答をユーザから取得した場合、機能360が嗜好対象(俳優A)を明示化する代わりに、機能310がコンテンツのジャンル(ドラマ)をDB320に新たに登録してもよい。この場合、ユーザは、俳優Aが出演していることに関係なく、ドラマのコンテンツ自体を見たいと思って視聴したと推定されるため、機能330が、さらに、「ドラマもお好きなんですか?」といったような質問を生成し、音声などによってユーザに出力してもよい。
(シナリオ2)
−DB320に登録されたジャンルのスコア:
コメディ 1.1, 音楽番組 0.8
−DB370に登録されたジャンルのスコア:
ドラマ 1.2, ドキュメンタリ 0.2
ユーザは、主にこれまでドラマのコンテンツを視聴していた。従って、DB370ではドラマに高いスコアが与えられている。ところが、ある日、ユーザが、コメディのコンテンツを購入するかレンタルするなどして視聴した。エージェント300では、機能330が、DB320を参照して、ユーザによって視聴されるコンテンツのジャンル(コメディ)が、DB320に登録された嗜好対象(コメディ)に一致していることを判定する。そこで、機能330は、ユーザに対して、この嗜好対象(コメディ)がユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせるために、「コメディもお好きなんですか?」という質問を生成し、音声などによってユーザに出力する。
ここで、機能350が、例えば「うん、好きだよ!」という発話音声のような肯定的な回答をユーザから取得した場合、機能360が、質問および回答によってユーザの嗜好に合致することが示された嗜好対象(コメディ)を明示化する。つまり、機能360は、コメディのスコアをDB370に追加登録する。この結果、DB370に登録されたジャンルのスコアは、以下のようになりうる。
ドラマ 1.2, コメディ 1.1, ドキュメンタリ 0.2
(シナリオ3)
ユーザが、コメディのコンテンツを視聴している。コンテンツには、コメディアン(AとBの2人組)と、司会者(男性Cと女性D)が出演している。この場合、エージェント300の機能310が登録しうる非明示的嗜好情報としては、例えば出演者として「コメディアン(AとBのセット)」、「コメディアンA」、「コメディアンB」、「司会者C」、および「司会者D」、ジャンルとして「コメディ」、などがありうる。機能330が生成する質問によらずに自動的に非明示的嗜好情報を登録するとすれば、ジャンルとしては「コメディ」として登録し、また出演者としては出演時間(画面に映っている時間)が長い「コメディアン(AとBのセット)」を登録することが考えられる。
しかし、ここで、機能330が、非明示的嗜好情報を選別または取捨選択するための質問を生成することによって、機械的な予想を超えたユーザの嗜好が把握される場合がある。例えば、機能330が、「コメディアンAとコメディアンB、どちらがお好きですか?」という質問をした場合、機能350によって「どちらも」というような回答が取得されれば、「コメディアン(AとBのセット)」について非明示的嗜好情報が登録されうるし、回答において「コメディアンA」または「コメディアンB」のいずれかが指定されれば、彼らのうちの一方だけについて非明示的嗜好情報が登録されうる。例えば2人組の出演者の場合、出演するコンテンツや出演時間が重複するために、ユーザの嗜好に合致するのが両方なのかどちらか一方なのかを判定することが容易ではないが、上記のように質問を利用することによってこの判定が可能になる。
また、例えば、機能330が、「コメディアンAとコメディアンB、どちらがお好きですか?」という質問をし、機能350によって「いや、どちらも別に・・・」というような回答が取得された場合、ユーザは彼らを嗜好していない、あるいはコメディ自体を嗜好していない可能性が出てくる。この場合、機能330は、「もしかして司会者Dがお好きですか?」というような質問をしてもよい。この質問に対して、「うん、まあ・・・」というような肯定的な回答が取得されれば、「司会者D」について非明示的嗜好情報が登録され、コメディアンやコメディについては非明示的嗜好情報が登録されなくても(または一旦登録された非明示的嗜好情報が削除されても)よい。
なお、上記のシナリオにおいて、ユーザの回答から明確な嗜好が把握できた場合、当該嗜好対象は、その時点で明示化されてもよい。例えば「もしかして司会者Dがお好きですか?」という質問に対して「うん。かわいいよね」というような極めて肯定的な回答が取得された場合、司会者Dに関する情報は、上記の回答が取得された時点で、DB370に登録されてもよい。
(シナリオ4)
ユーザは、昼食時には洋食のレストランに、夕食時には和食の居酒屋によく行くことが、ユーザの行動履歴から把握される。この場合、エージェント300のDB320には、「洋食」というジャンルについての非明示的嗜好情報が「昼食時」という時間帯に関連付けて登録され、「和食」というジャンルについての非明示的嗜好情報が「夕食時」という時間帯に関連付けて登録されている。このような場合、機能330は、ユーザが夕食の時間帯に食べる場所を探しているときに、「夜はやっぱり和食ですよね?」というような質問をし、機能350が「そうだね」などという肯定的な回答を取得した場合に、機能360が、「和食」というジャンルについての明示的嗜好情報をDB370に登録してもよい。この場合、DB370においても、「和食」というジャンルについての明示的嗜好情報は「夕食時」という時間帯に関連付けられうる。
(シナリオ5)
エージェント300のDB320には、「化粧」についての非明示的嗜好情報が登録されている。エージェント300を提供しているサービスでは、この情報に基づいて、ユーザに化粧に関する広告を配信することを意図している。この場合、機能330は、広告の配信に先立って「化粧に興味ありますか?」といったような質問を出力し、機能350が肯定的な回答を取得した場合に広告が配信されてもよい。このように、非明示的嗜好情報に基づく質問は、嗜好の明示化以外の用途にも利用可能である。上記の質問が出力されるタイミングは、例えば、ユーザが視聴しているコンテンツで他の化粧の広告が流れたときや、その広告に対するユーザの注目度が高いことが表情や視線の検出などによって推定されたときであってもよい。
(5.補足)
本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置(クライアント装置またはサーバ装置)、システム、情報処理装置またはシステムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、およびプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含みうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの非明示的嗜好情報を登録する機能と、
前記非明示的嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、
前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、
前記回答に応じて前記ユーザの明示的嗜好情報を登録する機能と
を実現するプロセッサを備える情報処理装置。
(2)前記質問を出力する機能は、前記非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象が前記ユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる第1の質問を出力し、
前記明示的嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して肯定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象について前記明示的嗜好情報を登録する、
する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記質問を出力する機能は、新たに登録された非明示的嗜好情報によって示される嗜好対象について前記非明示的嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の質問を出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)前記非明示的嗜好情報および前記明示的嗜好情報は、コンテンツについての嗜好情報であり、
前記質問を出力する機能は、前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる嗜好対象について前記非明示的嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の質問を出力する、前記(2)に記載の情報処理装置。
(5)前記質問を出力する機能は、
前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる第1および第2の嗜好対象について前記非明示的嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の嗜好対象について前記第1の質問を出力し、
前記第1の質問に対して否定的な回答が取得された場合に、前記第2の嗜好対象について前記第1の質問を出力する、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6)前記非明示的嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して否定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象についての前記非明示的嗜好情報を削除する、前記(2)〜(5)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(7)前記非明示的嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザによる情報の検索履歴に基づいて前記非明示的嗜好情報を登録する、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(8)前記非明示的嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザの行動履歴に基づいて前記非明示的嗜好情報を登録する、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)前記非明示的嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザのアクティビティが実行された時間帯または場所の情報に関連付けて前記非明示的嗜好情報を登録し、
前記質問を出力する機能は、時間帯または前記ユーザの位置が前記非明示的嗜好情報に関連付けられた時間帯または場所に一致または対応する場合に、前記質問を前記ユーザに向けて出力する、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)前記質問を出力する機能は、前記非明示的嗜好情報によって示される複数の嗜好対象のうちの少なくとも1つに前記ユーザが関心をもっているか否かを問い合わせる第2の質問を出力し、
前記プロセッサは、前記第2の質問に対する回答に応じて前記非明示的嗜好情報を選別する機能をさらに実現する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(11)前記明示的嗜好情報を登録する機能は、前記第2の質問に対する回答によって前記複数の嗜好対象のうちの少なくとも1つに対する前記ユーザの明示的な嗜好が把握される場合、当該嗜好対象について前記明示的嗜好情報を登録する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)プロセッサが、
ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの非明示的嗜好情報を登録することと、
前記非明示的嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力することと、
前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得することと、
前記回答に応じて前記ユーザの明示的嗜好情報を登録することと
を含む情報処理方法。
(13)ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの非明示的嗜好情報を登録する機能と、
前記非明示的嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、
前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、
前記回答に応じて前記ユーザの明示的嗜好情報を登録する機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。
10 システム
20 サーバ
100 クライアント装置
102 プロセッサ
104 メモリ
106 ストレージ
114 タッチパネル
116 スピーカ
118 マイクロフォン
200 サーバ装置
202 プロセッサ
204 メモリ
206 ストレージ
300 エージェント
310,330,350,360 機能
320,370 DB
340 入出力インターフェース
380 ソフトウェアインターフェース

Claims (11)

  1. ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの第1の嗜好情報を登録する機能と、
    前記第1の嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、
    前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、
    前記回答に応じて前記ユーザの第2の嗜好情報を登録する機能と
    を実現するプロセッサを備え
    前記第1の嗜好情報および前記第2の嗜好情報は、コンテンツについての嗜好情報であり、
    前記質問を出力する機能は、前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる嗜好対象について前記第1の嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の嗜好情報によって示される嗜好対象が前記ユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる第1の質問を出力し、
    前記第2の嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して肯定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象について前記第2の嗜好情報を登録する、情報処理装置。
  2. 前記質問を出力する機能は、新たに登録された第1の嗜好情報によって示される嗜好対象について前記第1の嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の質問を出力する、請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記質問を出力する機能は、
    前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる第1および第2の嗜好対象について前記第1の嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の嗜好対象について前記第1の質問を出力し、
    前記第1の質問に対して否定的な回答が取得された場合に、前記第2の嗜好対象について前記第1の質問を出力する、請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して否定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象についての前記第1の嗜好情報を削除する、請求項2〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザによる情報の検索履歴に基づいて前記第1の嗜好情報を登録する、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザの行動履歴に基づいて前記第1の嗜好情報を登録する、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1の嗜好情報を登録する機能は、前記ユーザのアクティビティが実行された時間帯または場所の情報に関連付けて前記第1の嗜好情報を登録し、
    前記質問を出力する機能は、時間帯または前記ユーザの位置が前記第1の嗜好情報に関連付けられた時間帯または場所に一致または対応する場合に、前記質問を前記ユーザに向けて出力する、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記質問を出力する機能は、前記第1の嗜好情報によって示される複数の嗜好対象のうちの少なくとも1つに前記ユーザが関心をもっているか否かを問い合わせる第2の質問を出力し、
    前記プロセッサは、前記第2の質問に対する回答に応じて前記第1の嗜好情報を選別する機能をさらに実現する、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2の嗜好情報を登録する機能は、前記第2の質問に対する回答によって前記複数の嗜好対象のうちの少なくとも1つに対する前記ユーザの明示的な嗜好が把握される場合、当該嗜好対象について前記第2の嗜好情報を登録する、請求項に記載の情報処理装置。
  10. プロセッサが、
    ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの第1の嗜好情報を登録することと、
    前記第1の嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力することと、
    前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得することと、
    前記回答に応じて前記ユーザの第2の嗜好情報を登録することと
    を含み、
    前記第1の嗜好情報および前記第2の嗜好情報は、コンテンツについての嗜好情報であり、
    前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる嗜好対象について前記第1の嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の嗜好情報によって示される嗜好対象が前記ユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる第1の質問が出力され、
    前記第2の嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して肯定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象について前記第2の嗜好情報が登録される、情報処理方法。
  11. ユーザのアクティビティに基づいて前記ユーザの第1の嗜好情報を登録する機能と、
    前記第1の嗜好情報に基づいて前記ユーザに向けて質問を音声出力する機能と、
    前記質問に対する前記ユーザの発話音声から回答を取得する機能と、
    前記回答に応じて前記ユーザの第2の嗜好情報を登録する機能と
    をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、
    前記第1の嗜好情報および前記第2の嗜好情報は、コンテンツについての嗜好情報であり、
    前記質問を出力する機能は、前記ユーザが視聴しているコンテンツに現れる嗜好対象について前記第1の嗜好情報が既に登録されている場合に、前記第1の嗜好情報によって示される嗜好対象が前記ユーザの嗜好に合致するか否かを問い合わせる第1の質問を出力し、
    前記第2の嗜好情報を登録する機能は、前記第1の質問に対して肯定的な回答が取得された場合に、前記嗜好対象について前記第2の嗜好情報を登録する、プログラム。
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