JP6089718B2 - 液状物の処理方法 - Google Patents
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Description
また、MNB-CO2処理において、第二温度を65℃とした処理を行った清酒は、標準的な熱処理(65℃、3分)を行った清酒よりも香りや味が優れていることも見出した(図5〜8)。
(1)第一温度且つ第一圧力のもとで二酸化炭素の微細気泡を液状物と混合する気泡混合工程と、前記気泡混合工程後の液状物を前記第一温度より高い第二温度且つ前記第一圧力よりも高い第二圧力のもとで保持する処理工程とを有する液状物の処理方法であって、前記第二温度が60℃以上であることを特徴とする液状物の処理方法。
(2)前記第二温度が、60℃以上75℃以下であることを特徴とする(1)に記載の液状物の処理方法。
(3)前記第二温度且つ第二圧力のもとで液状物を保持する時間が、35秒以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の液状物の処理方法。
(4)前記液状物が、液状食品であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の液状物の処理方法。
(5)前記液状物が、エタノールを含有する液状食品であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の液状物の処理方法。
(6)前記液状物が、アルコール飲料の製造中間物であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の液状物の処理方法。
(7)前記液状物が、火入れ前の清酒及び醸造酒、亜硫酸若しくは亜硫酸塩添加前のワイン、又はろ過若しくは加熱処理前のビール系飲料であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の液状物の処理方法。
また、第二容器28の他端28bには、第二容器28から後述する被処理物回収容器7へ液状物を送るための排出管路31が取り付けられている。また、排出管路31には、管路の他端から排出されて後述する被処理物回収容器7へ送られる液状物にかかる圧力を下げるための減圧弁30が設けられている。
〔実施例1〕 α-グルコシダーゼの残存活性の測定
本実施例は、生酒中のα-グルコシダーゼに与える第二温度の影響を検討したものである。α-グルコシダーゼは、特許文献2においてMNB-CO2処理により生酒中で最も失活しにくい酵素であったため、測定対象とした。
(試料の調製)
本実施例では、旭酒造株式会社製の生酒(品名:獺祭50)を試料として用いた。(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した処理装置1を使用した。具体的な構成を以下に示す。
第一容器11:内容量15Lの円筒状のタンク
送液ポンプ10及び加圧ポンプ26:日本精密科学製NP-KX-500
循環ポンプ23:帝国電機製作所製F42-119F2AM-0204R1-BV
微細気泡発生器24:オーラテック社製マイクロ・ナノバブル発生器
第二容器28:内径0.3cm、長さ370cmのらせん状の管路、内容量100mL(滞留時間1分、5分、10分、30分、50分で使用)、もしくは内径0.3cm、長さ110cmのらせん状の管路、内容量30mL(滞留時間1秒、5秒、10秒、15秒、20秒で使用)
第一容器11の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度: 65℃及び75℃
第二圧力:6MPa
第二容器28内における試料の滞留時間:1秒、5秒、10秒、15秒、20秒、1分、5分、10分、30分、50分
実験は以下の手順で行った。まず、内容量15Lの第一容器11に12Lの試料を供給し、供給した12Lの試料を上記温度に維持し、第一容器11のヘッドスペース部分に上記圧力に達するまで二酸化炭素を供給した。
(試料中の残存酵素活性の測定)
本実施例では、各温度におけるMNB-CO2処理及び熱処理後のα-グルコシダーゼの残存活性を、糖化力分別測定キット(キッコーマン株式会社製)を使用して測定した。α-グルコシダーゼの残存活性は、温度ごとのMNB-CO2処理及び熱処理をしていない試料におけるα-グルコシダーゼの活性に対する相対活性として、百分率(%)で表示した。実験は全て3反復行い、3反復において得られたデータの平均値と標準誤差をそれぞれ算出し、グラフ化した。
(結果と考察)
図2にMNB-CO2処理における第二温度を65℃とした場合(■)及び65℃の熱処理のみをした場合(●)のα-グルコシダーゼ活性の測定結果を示す。図3にMNB-CO2処理における第二温度を45℃とした場合(■)及び45℃の熱処理のみをした場合(●)の結果を、図4にMNB-CO2処理における第二温度を55℃とした場合(■)及び55℃の熱処理のみをした場合(●)とした場合のα-グルコシダーゼの測定結果を示す。なお、MNB-CO2処理における第二温度を75℃とした場合、及び75℃で熱処理のみを行った場合は1秒でα-グルコシダーゼが失活したので、これらの結果は図に示さない。
本実施例は、清酒の香り及び味に与える第二温度の影響を検討したものである。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度及びその温度における滞留時間: 65℃で15秒、75℃で1秒
第二圧力:6MPa
なお、第二容器28内の滞留時間が第二温度によって異なるのは、実施例1の結果から酵素失活までの時間を第二温度ごとに推定し、その時間を滞留時間としたからである。
(官能評価)
本実施例では、上記MNB-CO2処理をした清酒と標準的な熱処理(65℃、3分の加熱)した清酒を被験者に試飲させ、清酒の香り及び味について下記の7段階の評価基準に基づいて官能評価を行った。
3:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも非常に良い。
2:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも良い。
1:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも少し良い。
0:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒と同じ。
−1:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも少し悪い。
−2:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも悪い。
−3:MNB-CO2処理清酒は、熱処理清酒よりも非常に悪い。
(結果)
図5は香りの官能評価結果を示し、図6は味の官能評価結果を示す。
本実施例は、清酒の香り及び味に与える第二温度の影響を検討したものである。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度及びその温度における滞留時間: 65℃で15秒、75℃で1秒
第二圧力:6MPa
なお、第二容器28内の滞留時間が第二温度によって異なるのは、実施例1の結果から酵素失活までの時間を第二温度ごとに推定し、その時間を滞留時間としたからである。
(官能評価)
本実施例では、上記MNB-CO2処理をした清酒と標準的な熱処理(65℃、3分の加熱)した清酒を被験者に試飲させ、清酒の香り及び味について下記の7段階の評価基準に基づいて実施し、未処理の生酒及び熱処理清酒についての官能評価も行なった。
3:非常に良い。
2:良い。
1:少し良い。
0:どちらとも言えない。
−1:少し悪い。
−2:悪い。
−3:非常に悪い。
(結果)
図7は香りの官能評価結果を示し、図8は味の官能評価結果を示す。
(実施例2及び実施例3の考察)
図5〜図8において、横軸は第二温度(第二容器の温度)を示し、縦軸は評価スコアを示している。香り及び味のいずれの官能評価結果においても、65℃が最も評価スコアが高く、65℃を超えると評価スコアは低くなった。この結果は、MNB-CO2処理における第二温度を65℃とすることにより、香り及び味の良い酒が得られることを示している。
生酒は加熱処理することにより生酒の持つみずみずしさや新鮮度が損なわれるが、その際に加熱臭と呼ばれる特有の臭いが発生することが酒造業界では知られているため、生酒の加熱臭に与える第二容器28における被処理物の滞留時間の影響を検討した。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度:65℃
第二圧力:6MPa
MNB-CO2を発生させる手順については上記実施例1と同様の手順で行った。
(官能評価)
本実施例では、上記MNB-CO2処理をした清酒を被験者に試飲させ、下記の3段階の評価基準に基づいて官能評価を行った。
○:加熱臭を感じない。
△:加熱臭をわずかに感じる。
×:加熱臭を感じる。
(結果と考察)
下表に、加熱臭についての官能評価の結果を示す。
一般に、酒の官能評価とアミノ酸量が負の相関であることが知られており、アミノ酸量が増加すると酒の風味が損なわれると知られているため、清酒中のアミノ酸含有量に与える第二温度の影響を検討した。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度:45℃、55℃、65℃、及び75℃
第二圧力:6MPa
第二容器28内における試料の滞留時間:上記実施例2と同じであり、各温度に達してからの時間である。
第二温度及びその温度における滞留時間:45℃で50分(MB45)、55℃で5分(MB55)、65℃で15秒(MB65)、75℃で1秒(MB75)
なお、第二容器28内の滞留時間が第二温度によって異なるのは、実施例1の結果から酵素失活までの時間を第二温度ごとに推定し、その時間を滞留時間としたからである。
(アミノ酸含有量の測定)
各試料および3%スルホサリチル酸溶液を1:1で混合し、冷蔵で1晩静置後、0.45μmのフィルターでろ過したものを全自動アミノ酸分析機(JLC500-500/V2, 日本電子株式会社製)により分析した。結果は3反復の平均値であり、μmol/lの単位で表した。
(結果と考察)
下表にアミノ酸含有量の測定結果を示す。
本実施例は、生酒中の有機酸含有量に与える第二温度の影響を検討したものである。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度:45℃、55℃、65℃、及び75℃
第二圧力:6MPa
第二容器28内における試料の滞留時間:上記実施例2と同じであり、各温度に達してからの時間である。
第二温度及びその温度における滞留時間:45℃で50分(MB45)、55℃で5分(MB55)、65℃で15秒(MB65)、75℃で1秒(MB75)
なお、第二容器28内の滞留時間が第二温度によって異なるのは、実施例1の結果から酵素失活までの時間を第二温度ごとに推定し、その時間を滞留時間としたからである。
(有機酸含有量の測定)
0.45μmのフィルターでろ過した各試料0.5mlをSep-Pak C18カラムに通し、2mlの5%リン酸水溶液で溶出したものを高速液体クロマトグラフィー(HPLC, 島津製作所製)により測定した。HPLCの分析条件は以下の通り。カラム:ODS-3(4.6×250mm I.D.)、移動相:0.02Mリン酸水素二アンモニウム-MeOH=97:3(pH2.35)、流速:0.5ml/min、検出器:UV検出器(SPD-20A, 210nm)、オーブン温度:25℃。結果は3反復の平均値と標準偏差を示す。
(結果と考察)
図9は、リン酸及び乳酸の含有量の測定結果を示す。図9に示すように、MNB-CO2処理及び熱処理によって、リン酸は減少し、乳酸は増加した。乳酸含有量の増加は、第二温度を65℃としたMNB-CO2処理(MB65)において最も増加した。
清酒中の糖は清酒の甘みに寄与するため、生酒中の糖含有量に与える第二温度の影響を検討した。
(試料の調製)
本実施例では、実施例1と同一の試料を用いた。
(MNB-CO2処理)
本実施例では、図1に示した装置を使用した。具体的な構成は上記実施例1において採用した構成と同一である。
第一温度:5℃
第一圧力:2MPa
第一容器11への二酸化炭素供給量:2.0L/分
第二容器28の温度条件及び圧力条件等の諸条件は、以下のように設定した。
第二温度:45℃、55℃、65℃、及び75℃
第二圧力:6MPa
第二容器28内における試料の滞留時間:上記実施例2と同じであり、各温度に達してからの時間である。
第二温度及びその温度における滞留時間:45℃で50分(MB45)、55℃で5分(MB55)、65℃で15秒(MB65)、75℃で1秒(MB75)
なお、第二容器28内の滞留時間が第二温度によって異なるのは、実施例1の結果から酵素失活までの時間を第二温度ごとに推定し、その時間を滞留時間としたからである。
(糖含有量の測定)
蒸留水により3倍希釈した各試料を0.45μmのフィルターでろ過したものをHPLC(日本分光製)により測定した。HPLCの分析条件は以下の通り。カラム:Shodex Sugar SC1011(8×300mm I.D.)、移動相:蒸留水、流速:1ml/min、検出器:RI検出器(RI-930)、オーブン温度:80度。結果は3反復の平均値と標準偏差を示す。
(結果と考察)
図13に、MNB-CO2処理を行った清酒の糖含有量の測定結果を示す。この図において、縦軸は酒50mL中の糖含有量(g)を示している。
2 被処理物貯蔵容器
3 第一送液部
4 飽和処理部(気泡混合部)
5 第二送液部
6 殺菌失活処理部
7 被処理物回収容器
8 二酸化炭素回収部
9 送液管路
10 送液ポンプ
11 第一容器
12 マイクロナノバブル発生装置
13 温度調整部
14 分岐管路
15 大気開放弁
16 第一圧力計
17 ドレイン管路
18 圧力調整弁
19 ドレイン弁
20 二酸化炭素貯蔵タンク
21 二酸化炭素供給管路
22 被処理物循環管路
23 循環ポンプ
24 微細気泡発生器
25 供給量調整弁
26 加圧ポンプ
27 流量調整弁
28 第二容器
29 加熱部
30 減圧弁
31 排出管路
32 第二圧力計
33 二酸化炭素回収管路
34 流量調整弁
35 加圧ポンプ
36 冷却器
Claims (1)
- 第一温度且つ第一圧力のもとで二酸化炭素の微細気泡を液状物と混合する気泡混合工程と、前記気泡混合工程後の液状物を前記第一温度より高い第二温度且つ前記第一圧力よりも高い第二圧力のもとで保持する処理工程とを有する液状物の処理方法であって、前記第二温度が60℃以上75℃以下であること、前記第二温度且つ第二圧力のもとで液状物を保持する時間が35秒以下であること、及び液状物が火入れ前の清酒であることを特徴とする液状物の処理方法。
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JP2013008455A JP6089718B2 (ja) | 2013-01-21 | 2013-01-21 | 液状物の処理方法 |
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