JP6089670B2 - 給湯システム - Google Patents
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Description
第1実施形態に係る給湯システム100について、図面を用いて説明する。
給湯システム100は、使用される前に予め温水を溜めておいたり浴槽の温水を加熱したりするための貯湯式給湯システムであって、ヒートポンプユニット1、貯湯ユニット3、および、温度調節回路40を備えている。このほか、給湯システム100は、ヒートポンプユニット1や貯湯ユニット3等の管理や制御を行うマイコンからなる図示しない制御部を備えている。
(3−1)ヒートポンプユニット1
ヒートポンプユニット1は、温水を作り出すための熱源装置として機能し、電力を動力源とする。ヒートポンプユニット1は、ケーシング1aを備え、当該ケーシング1a内には、冷媒が循環する冷媒回路20、水熱交換器22、空気熱交ファン24F、および、各種センサ等を備えている。
貯湯ユニット3は、市水等の外部からの外部給水路81およびタンク用給水路82を介して供給される水をヒートポンプユニット1から得られる熱によって加熱し、蓄えつつ、混合用給水路83を介して混合された温水を浴室等に供給するための装置である。この貯湯ユニット3は、ケーシング3aを備え、当該ケーシング3a内には、主に、貯湯タンク35、貯湯回路30、蓄電池71、インバータ73、コンバータ74、スイッチング素子収納部72、および、温度調節ジャケット48等を備えている。
貯湯タンク35は、ヒートポンプユニット1から得られる熱によって得られる温水を予め蓄えておくタンクである。
貯湯回路30は、貯湯タンク35内の水または温水に対してヒートポンプユニット1で得られる熱を伝えるための回路であり、沸き上げ往き管31、水熱交換器22内の水管32w、沸き上げ戻り管33、および、沸き上げポンプ34を有している。
蓄電池71は、給湯システム100によって使用される電気を貯める電池であり、貯湯タンク35の下端に熱的に接触した状態で貯湯タンク35の下に設置されている。蓄電池71は、電気料金が比較的安価な夜間に充電され、充電された電気は、日中に給湯システム100の稼働に使用される。蓄電池71は、本実施形態においてはリチウムイオン電池である。なお、蓄電池71は、蓄電池71の内部温度を検知する温度センサ71aが内蔵されている。制御部は、当該温度センサ71aの検知値を把握することができる。
温度調節ジャケット48は、主に蓄電池71の温度を調節するための装置であり、蓄電池71の下端に熱的に接触した状態で蓄電池71の下に設置されている。温度調節ジャケット48の下には、スイッチング素子収納部72が設置されており、温度調節ジャケット48の下方部分とスイッチング素子収納部72の上方部分とは熱的に接触している(本実施形態では、直接的に接触している。)。温度調節ジャケット48は、アルミ等の熱伝導率の高い金属によって構成されている。したがって、蓄電池71およびスイッチング素子収納部72に収納されているインバータ73のスイッチング素子73aやコンバータ74のスイッチング素子74aを、温度調節ジャケット48の冷熱によって効率的に冷却させることが可能になっている。
インバータ73は、用途は特に限定されないが、本実施形態においては、圧縮機21の周波数制御を行うインバータとして用いられている。本実施形態においては、インバータ73は、貯湯タンク35や蓄電池71や温度調節ジャケット48よりも下方に配置されており、インバータ73から熱を放出するための放熱部を有している。
コンバータ74は、用途は特に限定されないが、本実施形態においては、蓄電池71の充電と放電の制御を行なうコンバータとして用いられている。本実施形態においては、コンバータ74は、貯湯タンク35や蓄電池71や温度調節ジャケット48よりも下方に配置されており、コンバータ74から熱を放出するための放熱部を有している。
スイッチング素子収納部72は、ヒートポンプユニット1が有するインバータ73のスイッチング素子73a、および、コンバータ74のスイッチング素子74aを収納している。なお、スイッチング素子収納部72の内部は、熱伝導率の高いアルミ等の金属によって構成されており、スイッチング素子収納部72に収納されているインバータ73のスイッチング素子73aやコンバータ74のスイッチング素子74aに対してスイッチング素子収納部72の外部の熱が伝わりやすいように構成されている。
温度調節回路40は、主に、蓄電池71およびスイッチング素子収納部72の温度を調節するための回路である。この温度調節回路40において循環する熱媒体は、特に限定されるものではないが、本実施形態では水である。本実施形態の温度調節回路40は、ポンプ45、下流側水配管41、分岐弁46、低温側水配管42、高温側水配管43、混合弁47、上流側水配管44、流量調節弁49、高温側熱交換器26、および、低温側熱交換器27を有している。なお、特に限定されないが、実施形態では、ポンプ45として一定速ポンプを用いており、ポンプ45と流量調節弁49によって流量調節手段を構成している。
次に、給湯システム100の動作について説明する。
(5−1)
第1実施形態では、採用されている蓄電池71は、その寿命が設置されている場所の温度環境に依存し、動作温度範囲内に温度が保たれた場合に寿命が延びる性質を有している。
第1実施形態の給湯システム100では、蓄電池71の上方部分が貯湯タンク35の下方部分に対して熱的に接触する配置構成が採用されている。そして、貯湯タンク35の下方に貯められる水の温度範囲は、一年を通じて、蓄電池71の動作温度範囲とほぼ同じ温度範囲に維持される。このように、貯湯タンク35の下方の熱が蓄電池71の温度の安定化に利用されることで、上記温度調節回路40による蓄電池71の温度調節負担を軽減することが可能になっている。
第1実施形態の給湯システム100では、インバータ73のスイッチング素子73aおよびコンバータ74のスイッチング素子74aが収納されたスイッチング素子収納部72は、温度調節ジャケット48の下方部分に対して熱的に接触するように配置されている。これにより、温度調節ジャケット48のうち、蓄電池71の温度調節に直接は利用されていない下方部分を、インバータ73のスイッチング素子73aやコンバータ74のスイッチング素子74aの温度調節に利用することが可能になっている。
第2実施形態に係る給湯システム200について、図面を用いて説明する。
給湯システム200は、冷媒回路220を含むヒートポンプユニット201、貯湯回路230を含む貯湯ユニット203、および、温度調節回路40aを備えている。給湯システム200は、給湯システム100とほぼ同様の構成をしているので、給湯システム100と同じ構成をしている部分については説明を省略し、給湯システム100と異なる構成となっている部分について中心に説明する。
(8−1)温度調節回路40a
温度調節回路40aは、主に、蓄電池71およびスイッチング素子収納部72の温度を調節するための回路である。この温度調節回路40aにおいて循環する熱媒体は、特に限定されるものではないが、本実施形態では水である。本実施形態の温度調節回路40aは、ポンプ45、水配管241、流量調節弁249、および、高温側熱交換器226を有している。なお、特に限定されないが、実施形態では、ポンプ45として一定速ポンプを用いており、ポンプ45と流量調節弁249によって流量調節手段を構成している。
給湯システム200の温水生成の動作は、水熱交換器22の配置が異なる点を除けば上記第1実施形態の給湯システム100と同様であるので、説明を省略する。以下に、冷媒回路220の動作を説明する。
第2実施形態では、制御部が、蓄電池71の温度センサ71aの温度値を参照して、温度調節ジャケット48の内部に通過させる水量を調節するために流量調節弁249の弁開度を制御する。このように、制御部が流量調節弁249の弁開度を制御することで、水熱交換器22の出口から膨張弁23へ向かう冷媒の熱の利用度合いを調節して、温度調節回路40aを流れる水の温度を変化させ、蓄電池71の温度調節に利用することが可能になっている。これにより、給湯システム200が生成する冷熱をより効率よく利用して蓄電池71の温度調節を行い、適切な温度に保つことが可能になっている。また、蓄電池71の排熱を利用して、水熱交換器22の出口から膨張弁23へ向かう冷媒を加熱することにより、空気熱交換器24での蒸発負荷を低減することができている。
第3実施形態に係る給湯システム300について、図面を用いて説明する。
給湯システム300は、冷媒回路320を含むヒートポンプユニット301、貯湯回路330を含む貯湯ユニット303、および、温度調節回路40bを備えている。給湯システム300は、給湯システム100とほぼ同様の構成をしているので、給湯システム100と同じ構成をしている部分については説明を省略し、異なっている部分を中心に説明する。
(13−1)温度調節回路40b
温度調節回路40bは、主に、蓄電池71およびスイッチング素子収納部72の温度を調節するための回路である。この温度調節回路40bにおいて循環する熱媒体は、特に限定されるものではないが、本実施形態では水である。本実施形態の温度調節回路40bは、ポンプ45、水配管341、流量調節弁349、および、低温側熱交換器327を有している。なお、特に限定されないが、実施形態では、ポンプ45として一定速ポンプを用いており、ポンプ45と流量調節弁349によって流量調節手段を構成している。
給湯システム300の温水生成の動作は、水熱交換器22の配置が異なる点を除けば上記第1実施形態の給湯システム100と同様であるので、説明を省略する。以下に、冷媒回路320の動作を説明する。
第3実施形態では、制御部が、蓄電池71の温度センサ71aの温度値を参照して、温度調節ジャケット48の内部に通過させる水量を調節するために流量調節弁249の弁開度を制御する。このように、制御部が流量調節弁249の弁開度を制御することで、膨張弁23から空気熱交換器24へ向かう冷媒の熱の利用度合いを調節して、温度調節回路40bを流れる水の温度を変化させ、蓄電池71の温度調節に利用することが可能になっている。これにより、給湯システム300が生成する冷熱をより効率よく利用して蓄電池71の温度調節を行い、適切な温度に保つことが可能になっている。また、蓄電池71の排熱を利用して、膨張弁23から空気熱交換器24へ向かう冷媒を加熱することにより、空気熱交換器24での蒸発負荷を低減することができている。
第4実施形態に係る給湯システム400について、図面を用いて説明する。
給湯システム400は、冷媒回路420を含むヒートポンプユニット401、貯湯回路430を含む貯湯ユニット403、および、温度調節回路40を備えている。給湯システム400は、給湯システム100とほぼ同様の構成をしているので、給湯システム100と同じ構成をしている部分については説明を省略し、異なっている部分を中心に説明する。
(18−1)貯湯回路430
貯湯回路430は、貯湯タンク35の下方から伸び出している沸き上げ往き管31の途中には、水熱交換器422の水管32wの入口に接続される前に、温度調節ジャケット48の内部を通過するように構成された温度調節回路40xを有している。
第4実施形態の給湯システム400では、さらに温度調節回路40xが設けられている。このため、温度調節回路40xを流れる貯湯タンク35の下方の未加熱の水が温度調節ジャケット48の内部を流れることで、温度調節ジャケット48の温度が調節され、しいては蓄電池71の温度調節を補助することが可能になる。
第5実施形態に係る給湯システム500について、図面を用いて説明する。
給湯システム500は、冷媒回路520を含むヒートポンプユニット501、貯湯回路530を含む貯湯ユニット503、および、温度調節回路540を備えている。給湯システム500は、給湯システム100とほぼ同様の構成をしているので、給湯システム100と同じ構成をしている部分については説明を省略し、異なっている部分を中心に説明する。
(22−1)温度調節回路540
温度調節回路540は、互いに独立した第1回路541と第2回路542を有している。
第5実施形態の給湯システム500では、高温側熱交換器26側の熱と低温側熱交換器27側の熱を独立に利用する第1回路541および第2回路542を有する温度調節回路540が設けられている。そして、制御部が、第1流量調節弁47aと第2流量調節弁47bの各弁開度を制御することで、蓄電池71の温度を所望の温度に調節することができる。
第6実施形態に係る給湯システム600について、図面を用いて説明する。
給湯システム600は、冷媒回路620を含むヒートポンプユニット601、貯湯回路630を含む貯湯ユニット603、および、温度調節部640を備えている。給湯システム600は、給湯システム100とほぼ同様の構成をしているので、給湯システム100と同じ構成をしている部分については説明を省略し、異なっている部分を中心に説明する。
(26−1)温度調節部640
温度調節部640は、互いに独立した第1ヒートパイプ641と第2ヒートパイプ642を有している。
第6実施形態の給湯システム600では、高温側熱交換器26側の熱と低温側熱交換器27側の熱を独立に利用する第1ヒートパイプ641および第2ヒートパイプ642を有する温度調節部640が設けられている。このため、第1ヒートパイプ641と第2ヒートパイプ642の内部に封入された作動液を循環させるため動力原等を用いることなく、蓄電池71の温度を調節することが可能になっている。
上述した各実施形態は、以下に述べるように変形させて得られる実施形態としてもよい。
上記第1〜第6実施形態では、図11に示すように、貯湯ユニット3〜603のケーシング3aの外表面に太陽光発電パネルSを取りつけられていてもよい。
上記実施形態では、インバータ73が圧縮機21の周波数制御を行うインバータとして用いられ、コンバータ74が蓄電池71の充電と放電の制御を行うコンバータとして用いられる場合を例に挙げて説明した。
上記実施形態では、温度調節回路40、40a、40b、540において、内部を循環する熱媒体が、いずれも水である場合を例に挙げて説明した。
上記第1〜第6実施形態の給湯システムでは、さらに、図12に示すような、循環回路50を備えていてもよい。
上記第5実施形態の第1回路541および第2回路542では、いずれも同じ水が循環する場合を例に挙げ、上記第6実施形態の第1ヒートパイプ641および第2ヒートパイプ642では、いずれも同じ作動液が封入されている場合を例に挙げて説明した。
上記各実施形態の冷媒回路を流れる冷媒としては、特に限定されるものではなく、例えば、R32やR401A等のHFC冷媒であってもよい。
上記各実施形態では、蓄電池71としてリチウムイオン電池が用いられる場合を例に挙げて説明したが、蓄電池71としては、これに限られず、ニッケル水素電池等、他のタイプの蓄電池でもよい。
上記各実施形態では、蓄電池71とスイッチング素子収納部72のいずれか一方を、貯湯タンク35の下方部分と温度調節ジャケット48の上方部分とで上下から挟み込む実施形態を例に挙げて説明した。
上記実施形態では、温度調節回路40等のポンプの駆動タイミングについて、特に限定することなく説明したが、例えば、蓄電池71として充電時に発熱するタイプのものを採用する場合には、当該充電時を把握してポンプ45が駆動されるように制御部が制御を行ってもよい。この場合には、蓄電池71の充電時における発熱に伴う蓄電池71のダメージを低減させることができる。
上記各実施形態は、それぞれ互い阻害する事由が無い限り、当業者に可能な範囲で、適宜各実施形態を組み合わせてもよい。
20、220、320、420、520、620 冷媒回路(ヒートポンプ)
22 水熱交換器(放熱器)
23 膨張弁(膨張機構)
24 空気熱交換器(蒸発器)
35 貯湯タンク
30、430、530、630 貯湯回路
40x 温度調節回路(貯湯回路)
40、40a、40b 温度調節回路
45 ポンプ(流量調節手段)
48 温度調節ジャケット(温度調節部)
49、249、349、549 流量調節弁(流量調節手段)
71 蓄電池
71a 温度センサ
72 スイッチング素子収納部
73 インバータ
73a インバータのスイッチング素子
74 コンバータ
74a コンバータのスイッチング素子
100、200、300、400、500、600 給湯システム
S ソーラーパネル
Claims (17)
- 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、420)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節部は、前記ヒートポンプのうち前記放熱器の出口から前記膨張機構へ向かう冷媒との間で熱交換した温度調節用媒体と、前記ヒートポンプのうち前記膨張機構から前記蒸発器へ向かう冷媒との間で熱交換した温度調節用媒体の混合比率を調節することで、前記蓄電池の温度の調節を行う、
給湯システム(100、400)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(520)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(540)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節部は、前記ヒートポンプのうち前記放熱器の出口から前記膨張機構へ向かう冷媒との間で熱交換した温度調節用媒体を前記蓄電池と熱的に接触するように循環させる第1回路、および、前記第1回路とは独立して設けられており前記ヒートポンプのうち前記膨張機構から前記蒸発器へ向かう冷媒との間で熱交換した温度調節用媒体を前記蓄電池と熱的に接触するように循環させる第2回路を有し、前記第1回路と前記第2回路の循環量の比率を調節することで前記蓄電池の温度の調節を行う、
給湯システム(500)。 - 前記第1回路を循環する温度調節用媒体の種類は、前記第2回路を循環する温度調節用媒体の種類とは異なる、
請求項2に記載の給湯システム。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(620)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(640)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節部は、前記ヒートポンプのうち前記放熱器の出口から前記膨張機構へ向かう冷媒との間で熱交換する温度調節用媒体を封入しており前記温度調節用媒体の熱を前記蓄電池に熱伝達させる第1熱伝達デバイス、および、前記第1熱伝達デバイスとは別に設けられており前記ヒートポンプのうち前記膨張機構から前記蒸発器へ向かう冷媒との間で熱交換する温度調節用媒体を封入しており前記温度調節用媒体の熱を前記蓄電池に熱伝達させる第2熱伝達デバイスを有している、
給湯システム(600)。 - 前記第1熱伝達デバイスに封入されている温度調節用媒体の種類は、前記第2熱伝達デバイスに封入されている温度調節用媒体の種類とは異なる、
請求項4に記載の給湯システム。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(420)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
前記貯湯タンクの下方の水を、前記蓄電池と熱的に接触をするように流した後、前記ヒートポンプの前記放熱器において冷媒と熱交換させることで温水を得て、前記貯湯タンクの上方に戻すように構成された貯湯回路(430、40x)と、
を備えた給湯システム(400)。 - 前記貯湯回路(430、40x)において前記貯湯タンクの下方から前記放熱器に向かう水が、前記ヒートポンプにおいて前記放熱器から前記蒸発器へ向かう冷媒の熱と熱交換するように構成されている、
請求項6に記載の給湯システム(400)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、220、320、420、520、620)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40、40a、40b、540、640)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節部は、前記蓄電池の充電時もしくは放電時の少なくともいずれかのタイミングで、前記ヒートポンプを駆動させることによって前記蓄電池の温度を調節する、
給湯システム(100、200、300、400、500、600)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、220、320、420、520、620)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40、40a、40b、540、640)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
前記貯湯タンクおよび前記蓄電池を覆うように設置され、太陽光を受光して発電する太陽光発電パネル(S)と、
を備え、
前記蓄電池は、前記太陽光発電パネルが発電することで得られる電気エネルギーを充電する、
給湯システム(100、200、300、400、500、600)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、220、320、420、520、620)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40、40a、40b、540、640)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
前記貯湯タンクおよび前記蓄電池を覆うように設置され、太陽光を受光して発電する太陽光発電パネル(S)と、
を備え、
前記ヒートポンプの駆動には、前記太陽光発電パネルが発電することで得られる電気エネルギーが利用される、
給湯システム(100、200、300、400、500、600)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、220、320、420、520)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40、40a、40b、540)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節回路は、温度調節用媒体の流量を調節可能な流量調節手段(45、49、249、349、549)を有しており、
前記温度調節部は、前記流量調節手段によって流量を調節することで、前記蓄電池の温度の調節を行う、
給湯システム(100、200、300、400、500)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(220)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40a)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節回路(40a)は、前記ヒートポンプのうち前記放熱器から前記膨張機構へ向かう冷媒との間で温度調節用媒体を熱交換させるように構成されると共に、温度調節用媒体の流量を調節可能な流量調節手段を有しており、
前記温度調節部は、前記流量調節手段によって流量を調節することで、前記蓄電池の温度の調節を行う、
給湯システム(200)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(320)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40b)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記温度調節回路(40b)は、前記ヒートポンプのうち前記膨張機構から前記蒸発器へ向かう冷媒との間で温度調節用媒体を熱交換させるように構成されると共に、温度調節用媒体の流量を調節可能な流量調節手段を有しており、
前記温度調節部は、前記流量調節手段によって流量を調節することで、前記蓄電池の温度の調節を行う、
給湯システム(300)。 - 圧縮機(21)、放熱器(22)、膨張機構(23)、および、冷媒を加熱する蒸発器(24)を有するヒートポンプ(20、220、320、420、520、620)と、
下方から未加熱の水が供給され、上方で前記ヒートポンプによって加熱された温水を蓄える貯湯タンク(35)と、
蓄電池(71)と、
前記放熱器から前記蒸発器に向かう途中の前記ヒートポンプの冷媒と熱交換する温度調節用媒体が封入された温度調節回路(40、40a、40b、540、640)と、
温度調節用媒体の熱を利用して前記蓄電池の温度の調節を行う温度調節部(48)と、
を備え、
前記蓄電池は、前記貯湯タンクの下方部分と直接接触しているか、または、他の部材を介して間接的に接触することで熱的に接触している、
給湯システム(100、200、300、400、500、600)。 - 前記蓄電池(71)は、少なくとも前記ヒートポンプによって使用される電力を蓄電する、
請求項11から14のいずれか1項に記載の給湯システム。 - 前記ヒートポンプには冷媒が循環しており、
温度調節用媒体は、前記ヒートポンプを循環する冷媒とは異なる媒体である、
請求項11から15のいずれか1項に記載の給湯システム。 - 前記蓄電池の内部の温度を把握する温度把握手段をさらに備え、
前記温度調節部は、前記温度把握手段が把握する温度が所定値以上になった場合に、前記ヒートポンプを駆動させることによって前記蓄電池の温度を調節する、
請求項11から16のいずれか1項に記載の給湯システム。
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