JP6087322B2 - アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、ダイアフラムの変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸を具備するアクチュエータの技術に関する。
従来、ケーシング内を負圧室と大気圧室とに分割するダイアフラムと、前記負圧室内に設けられて前記ダイアフラムと接触するプレートと、前記ダイアフラムの変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸と、を具備するアクチュエータの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載のアクチュエータは、ケーシング(第一ケース及び第二ケース)内を負圧室と大気圧室とに分割するダイアフラムと、前記負圧室内に設けられて前記ダイアフラムと接触するプレート(ダイアフラム受けプレート)と、前記ダイアフラムの変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸(出力部材)と、を具備する。
このような構成により、特許文献1に記載のアクチュエータは、負圧室内の圧力を変化させることによりダイアフラムを変形(可動)させ、作動軸を軸心方向に変位させることができる。また、特許文献1に記載のアクチュエータは、プレートにより所定の形状(具体的には、中央の平面形状)を保ったままダイアフラムを変形させることができる。
しかしながら、特許文献1に記載のアクチュエータは、プレートの一部がダイアフラムに形成された貫通孔を介して負圧室から大気圧室内に突出するように形成される。そのため、特許文献1に記載のアクチュエータにおいては、プレートが大気と接触することになり、加水分解により当該プレートの強度が低下するおそれがある。
特開2013−167274号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、加水分解によりプレートの強度が低下するのを防止することができるアクチュエータを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ケーシング内を負圧室と大気圧室とに分割するダイアフラムと、前記負圧室内に設けられて前記ダイアフラムと接触する樹脂製のプレートと、一側が前記プレート及び前記ダイアフラムに連結されると共に他側が前記大気圧室を通って前記ケーシング外へと延出され、前記ダイアフラムの変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸と、を具備し、前記作動軸が前記ダイアフラムを貫通して前記負圧室内で前記プレートに連結されることにより、当該プレートが前記大気圧室から遮断され、前記プレートと前記作動軸とは、当該プレートの前記ダイアフラムとの接触面に型割り線が形成されないインサート成形によって連結されるものである。
請求項2においては、前記ダイアフラムには、前記作動軸が貫通する貫通孔が設けられ、前記作動軸には、前記一側に周囲よりも径が小さい縮径部が設けられ、前記貫通孔に前記縮径部を嵌め合わせることにより、前記ダイアフラムと前記作動軸とが連結されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、プレートが大気圧室から遮断されるため、加水分解により当該プレートの強度が低下するのを防止することができる。
また、プレートの型割り線によりダイアフラムが破断するのを防止することができる。
請求項2においては、ダイアフラムと作動軸とを直接連結すると共に、負圧室と大気圧室とが連通するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るアクチュエータが用いられるターボチャージャーの動作の概要を示した模式図。 同じく、アクチュエータの初期状態及び可動状態を示した断面図。 同じく、プレート及びダイアフラムと作動軸との連結の構成を示した断面図。 同じく、プレート及びダイアフラムと作動軸との組み付けの様子を示した断面図。
以下の図2から図4までにおいては、図中に記した矢印に従って、上下方向及び左右方向を定義する。
まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係るアクチュエータ10が用いられるターボチャージャー5の動作の概要について説明する。
ターボチャージャー5は、エンジンのシリンダ2に圧縮空気を送り込むものである。空気は吸気通路1を通ってシリンダ2へと供給される。当該空気は、吸気通路1の途中に配置されたエアクリーナ4、ターボチャージャー5、インタークーラ6、及びスロットルバルブ7を順に通過してシリンダ2へと供給される。この際、ターボチャージャー5のコンプレッサ5aによって当該空気が圧縮されるため、より多くの空気をシリンダ2内へと送り込むことができる。
シリンダ2内で燃焼した後の高温の空気(排気)は、排気通路3を通って排出される。この際、当該排気がターボチャージャー5のタービン5bを回転させ、この回転がコンプレッサ5aに伝達されることで、吸気通路1内の空気を圧縮することができる。
また、タービン5bの上流側においては、排気通路3が分流され、当該タービン5bを通過しない通路が別途形成される。当該通路はウェイストゲートバルブ8によって開閉可能とされる。また、当該ウェイストゲートバルブ8は、アクチュエータ10によって開閉駆動される。さらに、アクチュエータ10の動作は、バキュームポンプ等の負圧発生装置11により発生された負圧を、電磁バルブ等から構成される負圧調整機構9によって調整することにより制御される。アクチュエータ10によってウェイストゲートバルブ8を開閉することで、タービン5bへと送られる排気の流量を調節することができる。
次に、図2を用いて、アクチュエータ10の構成について説明する。
アクチュエータ10は、ダイアフラム30の変形に応じて作動軸60を軸心方向に変位させ、当該作動軸60の変位によりウェイストゲートバルブ8を開閉駆動させるものである。アクチュエータ10は、前記エンジンに適宜配設された取付ベース100に固定される。アクチュエータ10は、主としてケーシング20、ダイアフラム30、プレート40、スプリング50、作動軸60、軸ガイド70及び収容部80を具備する。
ケーシング20は、アクチュエータ10の主たる構造体である。ケーシング20は、主としてアッパーケーシング21及びロワケーシング22により構成される。
アッパーケーシング21は、ケーシング20の上部を構成する部材である。アッパーケーシング21は、下側が開放された略碗型に形成される。アッパーケーシング21の上側板は、中央が凹状に形成され、負圧流路23の一端が連通接続される。なお、負圧流路23の他端は、前述の負圧調整機構9に接続される。
ロワケーシング22は、ケーシング20の下部を構成する部材である。ロワケーシング22は、上側が開放された略碗型に形成される。ロワケーシング22は取付ベース100に固定され、ひいてはケーシング20が取付ベース100に固定される。ロワケーシング22の上側縁部はアッパーケーシング21の下側縁部に連結され、ケーシング20が形成される。
ダイアフラム30は、ケーシング20内を負圧室21aと大気圧室22aとに分割するものである。より詳細には、ダイアフラム30は、アッパーケーシング21との間に負圧室21aを形成すると共に、ロワケーシング22との間に大気圧室22aと形成するものである。ダイアフラム30は、ゴム等の可撓性を有する材料により形成され、変形(可動)可能に構成される。ダイアフラム30は(後述する初期状態において)上側が開放された略碗型に形成される。ダイアフラム30の中央には、当該ダイアフラム30を上下に貫通する貫通孔31が形成される。ダイアフラム30の外周縁部は、アッパーケーシング21の下側縁部とロワケーシング22の上側縁部との間に挟着される。
このような構成により、ダイアフラム30とアッパーケーシング21との間に上側の気室(負圧室21a)が形成され、ダイアフラム30とロワケーシング22との間に下側の気室(大気圧室22a)が形成される。負圧室21aは、負圧発生装置11により発生された負圧(大気圧よりも低い気圧)が、負圧流路23を介して供給可能に構成される。また、大気圧室22aは、ロワケーシング22に形成された図示せぬ連通孔を介してケーシング20外と連通し、大気圧に保たれる。負圧室21aと大気圧室22aとは、相互に連通不能に構成される。
プレート40は、負圧室21a内に設けられてダイアフラム30と接触するものである。プレート40は、樹脂材料により形成される。プレート40は、ダイアフラム30の内側(上側)面に沿うような略碗型に形成される。プレート40の中央の下側面は、平面形状に形成され、ダイアフラム30の中央の上側面と常に接触するように構成される。これにより、ダイアフラム30が変形する際に、プレート40により中央の形状を平面形状に保ったまま、周壁の形状を変形させることができる。プレート40の中央の上側面には、平面視で略円環状のスプリング受け部41が形成される。
スプリング50は、プレート40を下方向へと付勢するものである。スプリング50は、負圧室21a内に設けられる。スプリング50の上端部は、アッパーケーシング21の上側板の下側面に当接される。スプリング50の下端部は、プレート40のスプリング受け部41に嵌装される。このように、スプリング50の付勢力により、プレート40はダイアフラム30を常に下方(大気圧室22a側)へ向けて押圧している。
作動軸60は、ダイアフラム30の変形に応じて軸心方向に変位するものである。作動軸60は、耐熱性の高い金属材料により形成される。作動軸60は、長手方向を上下方向に向けて配置される。作動軸60は、軸ガイド70により変位する方向(軸心方向)が案内される。作動軸60は、一側(上側)がプレート40及びダイアフラム30に連結されると共に他側(下側)が大気圧室22aを通ってケーシング20外(さらには、取付ベース100に形成された取付ベース貫通孔101を介して当該取付ベース100の下方)へと延出される。作動軸60の他側(下側)は、図示せぬリンク機構等を介してウェイストゲートバルブ8に連結される。作動軸60の一側(上側)には、プレート40及びダイアフラム30と連結するための連結部61が設けられる。
軸ガイド70は、作動軸60を摺動自在に案内するものである。軸ガイド70は、樹脂材料により形成される。軸ガイド70は、後述する収容部80に収容される。軸ガイド70は、大気圧室22aの下側板の下方に配置される。なお、軸ガイド70は、大気圧室22aの下側板の上方に配置されるものであってもよい。
収容部80は、軸ガイド70を内側に収容するものである。収容部80は、大気圧室22aの下端部に配置される。本実施形態において収容部80は、ロワケーシング22の下側板の一部として(一体的に)形成されるが、別体で形成されてもよい。収容部80は、金属製の部材により形成される。収容部80は、下側が開放れた略円筒状に形成される。
このように構成されたアクチュエータ10において、以下の説明では、負圧室21aに負圧が供給されていない状態を「初期状態」と、負圧室21aに負圧が供給されている状態を「可動状態」と、それぞれ称する。
初期状態においては、図2の右半分に示すように、スプリング50の付勢力により、プレート40及びダイアフラム30が下方(大気圧室22a側)へと押圧され、当該ダイアフラム30と連結された作動軸60の連結部61が軸ガイド70と接触する。この初期状態においては、プレート40及びダイアフラム30が最も下方(大気圧室22a側)に配置され、当該ダイアフラム30に連結された作動軸60も大気圧室22a側に最も変位した状態となる。
そして、初期状態から可動状態へと変化した場合、すなわち負圧発生装置11で負圧が発生された場合に、当該負圧が負圧調整機構9により調整された後、負圧流路23を介して負圧室21aに供給される。この負圧によって、ダイアフラム30が変形し、プレート40及びダイアフラム30の中央部がスプリング50の付勢力に抗って上方(負圧室21a側)へと変位する。そして、ダイアフラム30に連結された作動軸60も上方(負圧室21a側)へと変位する。このように、可動状態においては、負圧室21aに供給する負圧を制御することによって、作動軸60の変位量を調整することができ、ひいてはウェイストゲートバルブ8(図1参照)を開閉駆動させることができる。
以下では、プレート40及びダイアフラム30と作動軸60との連結の構成について、図2から図4を用いて詳細に説明する。
まず、図2及び図3を用いて、作動軸60の連結部61の構成について詳細に説明する。
連結部61は、作動軸60をプレート40及びダイアフラム30と連結するためのものである。連結部61は、作動軸60の一側(上側)の端部に配置される。連結部61は、軸心方向を上下方向へ向けた略円柱形状に形成される。連結部61は、作動軸60のうち当該連結部61以外の部分よりも外径方向に拡がるように形成される。
連結部61の上下方向中途には、周囲(より詳細には、後述する拡径部63及びフランジ部65)よりも径が小さい縮径部64が形成される。縮径部64は、前述したダイアフラム30の貫通孔31よりも径が若干大きく形成される。なお、以下では、連結部61において縮径部64よりも上方を「拡径部63」と、縮径部64よりも下方を「フランジ部65」と、それぞれ称する。
拡径部63は、フランジ部65よりも径が大きく形成される。また、拡径部63の上側面には、円板状の円板部62が設けられる。円板部62は、拡径部63よりも径が大きく形成される。
このように構成された連結部61は、インサート成形によってプレート40と連結される。より詳細には、連結部61のうち拡径部63及び円板部62が、プレート40とインサート成形により一体に構成される。このような構成により、作動軸60とプレート40とが相対的に動かないため、当該作動軸60とプレート40との連結部61における摩耗や破損等を防止することができる。また、インサート成形により作動軸60とプレート40とが一体となるので、当該作動軸60とプレート40とを連結させる製造工程を削減することができる。
また、連結部61とプレート40とのインサート成形においては、プレート40にアンダーカットが無いため、型割りを上下方向に行うことができる。より詳細には、連結部61とプレート40とのインサート成形における型割面は、作動軸60の軸心方向と直交する面(例えば、プレート40の下側面)と一致するように設定される。
このような構成により、型割り線がプレート40に形成されるのを防止することができる。すなわち、ダイアフラム30と接触する部材であるプレート40に型割り線が形成されないため(プレート40のダイアフラム30との接触面に型割り線が形成されないため)、当該ダイアフラム30が型割り線により破断するのを防止することができる。
また、連結部61とプレート40が連結されると、連結部61のうち縮径部64及びフランジ部65は、プレート40の下方に露出した状態となる。そして、ダイアフラム30の貫通孔31に、当該露出した状態の縮径部64を嵌め合わせることにより、当該ダイアフラム30と作動軸60とが連結される。
具体的には、図4に示すように、ダイアフラム30と作動軸60とを連結する(組み付ける)際には、ダイアフラム30の貫通孔31に、作動軸60を挿通させる。この際、ダイアフラム30の貫通孔31が広がるように弾性変形させながら連結部61のフランジ部65を挿通させ、当該貫通孔31と連結部61の縮径部64とを係合させる(図3参照)。
このような構成により、ダイアフラム30の貫通孔31に連結部61の縮径部64を嵌め合わせることで、当該ダイアフラム30と作動軸60とを容易に連結させることができる。また、当該ダイアフラム30の貫通孔31を介して負圧室21aと大気圧室22aとが連通するのを防止することができる。
また、図2及び図3に示すように、プレート40及びダイアフラム30と作動軸60とが連結されると、連結部61のうち拡径部63及び円板部62はダイアフラム30よりも上方に配置される。すなわち、連結部61のうち拡径部63及び円板部62は、ダイアフラム30を貫通して負圧室21a内に配置される。連結部61の拡径部63及び円板部62は、負圧室21a内でプレート40に連結される。このように、プレート40は、その全部が負圧室21aに配置された状態で作動軸60と連結される。
このような構成により、プレート40はその全部が負圧室21a内に配置された状態で作動軸60と連結され、且つ負圧室21aと大気圧室22aとは相互に連通不能に構成されるため、当該プレート40は大気圧室22aから遮断されることとなる。その結果、プレート40が大気に触れることを防止し、ひいては当該プレート40が加水分解により強度が低下するのを防止することができる。
以上のように、本発明の一実施形態に係るアクチュエータ10は、
ケーシング20内を負圧室21aと大気圧室22aとに分割するダイアフラム30と、
前記負圧室21a内に設けられて前記ダイアフラム30と接触する樹脂製のプレート40と、
一側が前記プレート40及び前記ダイアフラム30に連結されると共に他側が前記大気圧室22aを通って前記ケーシング20外へと延出され、前記ダイアフラム30の変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸60と、
を具備し、
前記作動軸60が前記ダイアフラム30を貫通して前記負圧室21a内で前記プレート40に連結されることにより、当該プレート40が前記大気圧室22aから遮断されるものである。
このような構成により、アクチュエータ10においては、プレート40が大気圧室22aから遮断されるため、加水分解により当該プレート40の強度が低下するのを防止することができる。
また、アクチュエータ10において、
前記ダイアフラム30には、前記作動軸60が貫通する貫通孔31が設けられ、
前記作動軸60には、前記一側に周囲よりも径が小さい縮径部64が設けられ、
前記貫通孔31に前記縮径部64を嵌め合わせることにより、前記ダイアフラム30と前記作動軸60とが連結されるものである。
このような構成により、アクチュエータ10においては、ダイアフラム30と作動軸60とを直接連結すると共に、負圧室21aと大気圧室22aとが連通するのを防止することができる。
また、アクチュエータ10において、
前記プレート40と前記作動軸60とは、当該プレート40の前記ダイアフラム30との接触面に型割り線が形成されないインサート成形によって連結されるものである。
このような構成により、アクチュエータ10においては、プレート40の型割り線によりダイアフラム30が破断するのを防止することができる。
なお、本実施形態においては、アクチュエータ10をターボチャージャー5に用いるものとしたが、本発明はこれに限定するものでなく、どのような用途に用いてもよい。
10 アクチュエータ
20 ケーシング
21a 負圧室
22a 大気圧室
30 ダイアフラム
40 プレート
60 作動軸

Claims (2)

  1. ケーシング内を負圧室と大気圧室とに分割するダイアフラムと、
    前記負圧室内に設けられて前記ダイアフラムと接触する樹脂製のプレートと、
    一側が前記プレート及び前記ダイアフラムに連結されると共に他側が前記大気圧室を通って前記ケーシング外へと延出され、前記ダイアフラムの変形に応じて軸心方向に変位可能な作動軸と、
    を具備し、
    前記作動軸が前記ダイアフラムを貫通して前記負圧室内で前記プレートに連結されることにより、当該プレートが前記大気圧室から遮断され
    前記プレートと前記作動軸とは、当該プレートの前記ダイアフラムとの接触面に型割り線が形成されないインサート成形によって連結される
    ことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記ダイアフラムには、前記作動軸が貫通する貫通孔が設けられ、
    前記作動軸には、前記一側に周囲よりも径が小さい縮径部が設けられ、
    前記貫通孔に前記縮径部を嵌め合わせることにより、前記ダイアフラムと前記作動軸とが連結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
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