JP2018100655A - ターボ用空圧式アクチュエータ - Google Patents

ターボ用空圧式アクチュエータ Download PDF

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清隆 西野
Kiyotaka Nishino
清隆 西野
勝英 久保
Katsuhide Kubo
勝英 久保
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Abstract

【課題】ボデイケースの内周面に沿ってロッド部の変位により摺動可能なU字状のフランジ部をバネケースの周縁部に設けた場合は、フランジ部の全周がボデイケースに摺接するので、ロッドの振れにより摺動抵抗が増大して応答性が阻害されるため、特性が悪化する。
【解決手段】空気圧が印加されるケース13と、ケース13と圧力室18を形成する弾性体で形成されたダイアフラム14と、印加される空気圧によりダイアフラム14を介して直動するロッド11と、ロッド11の直動方向に設けられた突起部20を内面に有し、ダイアフラム14を周縁部でケースと挟着するハウジング17と、ロッド11の一端がダイアフラム14と密接するよう取り付けられるとともに、ハウジング17の内面と隙間を有し、突起部20を緩挿する切り欠き部21を形成するホルダ15が配設される。
【選択図】 図2

Description

この発明はダイアフラムを備えたターボ用空圧式アクチュエータの関する。
ターボチャージャは、エンジンからの排気ガスによってタービンを回転させ、タービンと一体に回転するコンプレッサで吸気を加圧して、その加圧された空気をエンジンに供給する構成である。そのため、加圧の過上昇を防止するために排気ガスの流量を制限するウエストゲートバルブが備えられている。ウエストゲートバルブには、バルブを回動して開閉するレバーが設けられており、レバーの端部にはターボ用空圧式アクチュエータのロッドの先端が取り付けられている。このロッドの直動運動によりレバーを揺動させてバルブを開閉している。
従来の流体圧アクチュエータは、ボデイケースの内周面に沿ってロッド部の変位により摺動可能なU字状のフランジ部を周縁部に設けたバネケースを備えて構成している。(例えば特許文献1参照)
実開昭60−43703号公報
上記した従来の流体圧アクチュエータは、ボデイケースの内周面に沿ってロッド部の変位により摺動可能なU字状のフランジ部を周縁部に設けたバネケースを備えて構成している。したがって、バネケースに設けられたU字状のフランジ部の全周がボデイケースの内周面に摺接するので、バルブを回動して開閉するレバーの揺動によってロッドに生じる振れにより摺動抵抗が増大する。そのため、ロッドの往復運動において応答性が阻害される。その結果、流体圧アクチュエータの特性が悪化するという問題点があった。
この発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、ロッドの摺動抵抗を低減して応答性を向上することにより、特性が安定するターボ用空圧式アクチュエータを得ることを目的とするものである。
この発明に係わるターボ用空圧式アクチュエータは、空気圧が印加されるケースと、
ケースと圧力室を形成する弾性体で形成されたダイアフラムと、印加される空気圧によりダイアフラムを介して直動するロッドと、ロッドの直動方向に設けられた突起部を内面に有し、ダイアフラムを周縁部でケースと挟着するハウジングと、ロッドの一端がダイアフラムと密接するように取り付けられるとともに、ハウジングの内面と隙間を有し、突起部を緩挿する切り欠き部を形成するホルダを設けたものである。
上記のように構成されたターボ用空圧式アクチュエータは、ロッドの直動方向に設けられた突起部を内面に有するハウジングと、ハウジングの内面に隙間を有し、突起部を緩挿する切り欠き部を形成したホルダを設けることにより、ロッドの摺動抵抗を低減して応答性を向上させることによって、特性が安定するターボ用空圧式アクチュエータを得ることができるという効果を有する。
この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータが搭載されるターボチャージャシステムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータの断面図である。 この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータのハウジングとホルダとの関係を示す図2のAA´断面図である。 この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータのロッド摺動時のハウジングとホルダとの関係を示す図2のAA´要部断面図である。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1におけるターボ用空圧式アクチュエータについて図1〜3を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータが搭載されるターボチャージャシステムの構成を示す図である。図2は、この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータの断面図である。図3は、この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータのハウジングとホルダとの関係を示す図2のAA´断面図である。図4は、この発明の実施の形態1に係るターボ用空圧式アクチュエータのロッド摺動時のハウジングとホルダとの関係を示す図2のAA´要部断面図である。
図1に示すように、ターボチャージャ1は、エンジンからの排気通路2を流通する排気ガスにより回転するタービン3と、タービン3と一体に回転して吸入した空気を加圧してエンジンへの吸気通路4へ流通させるコンプレッサ5と、排気通路2に設けられて排気ガスの一部を排気バイパス通路6からマフラへ迂回させるためのバルブ7と、吸気通路4を流通する加圧された空気をターボ用空圧式アクチュエータ8へ流通させる吸気導入管9とで構成されている。
バルブ7は、排気通路2を流通する排気ガスを排気バイパス通路6へ迂回させるための開口であるウエストゲート12に設けられ、排気バイパス通路6の内部に配置されている。
バルブ7には、軸着されて回動するレバー10の一端側が屈曲自在に取り付けられており、レバー10の他端側にはターボ用空圧式アクチュエータ8のロッド11が屈曲自在に取り付けられている。
レバー10は、軸部材(図示せず)により、排気バイパス通路6から排気ガスが漏れないようにシール部材(図示せず)を介在して回動自在に排気バイパス通路の外部へ突出している。
図2、および、図2のAA´断面図である図3に示すように、ターボ用空圧式アクチュエータ8は、ロッド11と、ケース13と、ダイアフラム14と、ホルダ15と、スプリング16と、ハウジング17、及び、圧力導入口19とで構成されている。
ターボ用空圧式アクチュエータ8は、筒底のある円筒状のケース13と、同じく筒底のある円筒状のハウジング17とが、各々の開口側を対向させて、内部に円盤状のダイアフラム14の周縁部を挟み込んでかしめられている。これにより、ケース13とダイアフラム14とで気密された圧力室18が形成されている。ケース13とハウジング17で形成された筐体の内部にロッド11と、ホルダ15、及び、スプリング16が配設されている。また、ロッド11と、ケース13と、ダイアフラム14と、ホルダ15、及び、ハウジング17の軸心は同一線上に配置されている。
ロッド11は、金属又は樹脂の棒材で形成されて、一端がホルダ15に取り付けられ、他端がハウジング17に穿設されたロッド11の外径より大きな開口から突出している。
ケース13は、板金又は樹脂で形成されており、加圧された空気を圧力室18へ印加する圧力導入口19が設けられている。
ダイアフラム14は、圧力室18の圧力に応じて弾性変形するゴムなどの弾性体によって形成されている。
ホルダ15は、板金又は樹脂によって、縁に鍔を設け外径がダイアフラム14より小さい椀状に形成されて、底面の裏側がダイアフラム14に密接されている。
このホルダ15の鍔の外周は、ハウジング17の内壁と隙間を有し、ハウジング17の内壁に形成された複数の畝状の突起部20を緩挿する突起部20と対になる切り欠き部21が摺動可能に形成されている。
ホルダ15は、樹脂にてロッド11と一体に形成されても良い。
スプリング16は、一端がハウジング17の底面に設置され、他端がホルダ15を介してダイアフラム14を付勢している。また、スプリング16の軸心はハウジング17の軸心と同軸線上に配置されている。
ハウジング17は、板金又は樹脂で形成されており、内壁には複数の畝上の突起20がロッド11の軸心と同一方向に形成されている。また、底部にロッド11を突出させるロッド11の外径より大きな開口が穿設されている。
圧力導入口19は、パイプ形状でケース13の底面側あるいは側面側に取り付けられ、圧力室18と連通している。
図4は、ロッド11の揺動時におけるホルダ15の摺動状態を示している。
次に、このように構成されたターボ用空圧式アクチュエータにおける作用について、図1から図4を用いて説明する。圧力導入口19に印加される加圧された空気の正圧は、圧力室18に大気との差圧を発生させる。この差圧がスプリング16の付勢力を超えると、ダイアフラム14が弾性変形してハウジング17の側へ押し出される。これに伴い、ダイアフラム14に密接したホルダ15もハウジング17の側へ押し出される。そして、ホルダ15に取り付けられたロッド11がターボ用空圧式アクチュエータ8から押し出される。その結果、ロッド11は軸着されたレバー10の一端に屈曲自在に取り付けられているので、レバー10がロッド11の押し出し動作によって回動される。これにより、レバー15の他端に屈曲自在に取り付けられたバルブ7が開かれる。
圧力導入口19に印加された正圧が解除されると、ホルダ15へのスプリング16の付勢力によってダイアフラム14の弾性変形は元に戻される。そして、ホルダ15に取り付けられたロッド11はターボ用空圧式アクチュエータ8に引き込まれる。その結果、レバー10はロッド10の押し出し動作時と反対方向へ回動される。これにより、バルブ7が閉じられる。
したがって、ロッド11の往復運動により、バルブ7を回動して開閉するレバー10の先端は揺動するので、レバー10に取り付けられたロッド11の軸心には振れが生じる。この軸心の振れは、ロッド11が取り付けられたホルダ15の軸心にも生じる。よって、ホルダ15はハウジング17に対して偏心する。これにより、ホルダ15に形成された切り欠き部21とハウジング17の内壁に形成された畝状の突起部20が接点Bの一箇所にて摺接されるので、ホルダ15の摺動抵抗が低減される。
以上述べたように、この実施の形態1にて示したターボ用空圧式アクチュエータ8にあっては、ハウジング17に畝状の突起部20を設けるとともに、ハウジング17の内面と隙間を有して、突起部20を摺動可能に緩挿される切り欠き部21をホルダ15の外周に設けることにより、ホルダの全周がハウジングの内周面に摺接する場合に比べて、ハウジング17との摺接を一箇所にできる。その結果、摺動抵抗を低減して応答性を向上させることによって、特性を安定せることができるという効果を奏する。
また、実施の形態1におけるターボ用空圧式アクチュエータ8にあっては、ホルダ15とロッド11を樹脂で一体に形成することにより、部品点数を削減できる。その結果、安価となり、また、組立性とメンテナンス性を向上させることができる効果も奏する。
なお、上記した実施の形態1では、ハウジング17に形成された畝上突起20とホルダ15に形成された切り欠き部21としたが、ハウジング17に形成された窪み部とホルダに形成された突起部であっても良い。
また、上記した実施の形態1では、圧力導入口19へは正圧が印加されるものとしたが、負圧であっても良い。
ところで、上記した実施の形態に示したターボ用空圧式アクチュエータは、ターボチャージャのウエストゲートバルブを駆動するアクチュエータとして説明したが、ウエストゲートバルブに限られるものではなく、ウエストゲートバルブとは異なる開閉弁を駆動するものであっても良いことは言うまでもない。
1 ターボチャージャ、 2 排気通路、 3 タービン、 4 吸気通路、 5 コンプレッサ、 6 排気バイパス通路、 7 バルブ、 8 ターボ用空圧式アクチュエータ、 9 吸気導入管、 10 レバー、 11 ロッド、 12 ウエストゲート、 13 ケース、 14 ダイアフラム、 15 ホルダ、 16 スプリング、 17 ハウジング、 18 圧力室、 19 圧力導入口、 20 突起部、 21 切り欠き部、 B 接点

Claims (5)

  1. 空気圧が印加されるケースと、
    前記ケースと圧力室を形成する弾性体で形成されたダイアフラムと、
    印加される空気圧により前記ダイアフラムを介して直動するロッドと、
    前記ロッドの直動方向に設けられた突起部を内面に有し、前記ダイアフラムを周縁部で前記ケースと挟着するハウジングと、
    前記ロッドの一端が前記ダイアフラムと密接するよう取り付けられるとともに、前記ハウジングの内面と隙間を有し、前記突起部を緩挿する切り欠き部を形成するホルダと、
    を備えたターボ用空圧式アクチュエータ。
  2. 前記突起部と前記切り欠き部とを複数設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載のターボ用空圧式アクチュエータ。
  3. 前記ホルダは樹脂で形成したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のターボ用空圧式アクチュエータ。
  4. 前記ホルダと前記ロッドが一体に形成されたこと
    を特徴とする請求項3に記載のターボ用空圧式アクチュエータ。
  5. 前記ホルダは前記ハウジングの前記突起部の一箇所で点接触すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のターボ用空圧式アクチュエータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112922720A (zh) * 2021-03-17 2021-06-08 太仓源凯汽车配件有限公司 一种短腔体执行器

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