JP6086471B2 - 眼鏡用調光レンズ製造装置 - Google Patents
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Description
前記プライマー層と前記フォトクロミック層は、同一、あるいは個別の装置で眼鏡レンズ基材上に成膜される。
さらに、面内均一性を確認するため、複数箇所の膜厚測定を行うと、膜厚測定に時間を要し生産性を低下させる要因となっていた。
また、前記間隔と前記光の照射方向とを機械的に設定でき、膜厚測定に要する時間を短縮できるから、生産性を向上させることができる。
図1に示す眼鏡用調光レンズ製造装置1は、眼鏡レンズ基材2(図4参照)に予め定めた膜厚でフォトクロミック膜を形成するためのものである。この眼鏡用調光レンズ製造装置1は、詳細は後述するが、作業者(図示せず)によってローダー部3に投入された眼鏡レンズ基材2を各種の処理部に送り、成膜済みの眼鏡レンズ基材2を最終的にアンローダー部4によって装置の外に搬出する構成が採られている。
前記第1レンズ形状測定部5においては、眼鏡レンズ基材2のレンズ面を含む外形の形状が測定され、形状データが生成される。ここでいうレンズ面とは、フォトクロミック膜が形成されるレンズ面である。
前記プライマー乾燥部7においては、眼鏡レンズ基材2に塗布されたプライマー液が乾燥させられる。
前記フォトクロミック液塗布部8においては、眼鏡レンズ基材2にフォトクロミック液が塗布される。フォトクロミック液は、紫外線硬化型のものが用いられる。
前記膜厚測定部11においては、成膜後のフォトクロミック膜の膜厚が測定される。
前記アンローダー部4においては、前記膜厚測定部11で膜厚測定が終了した眼鏡レンズ基材2が装置の外に搬出される。
前記レンズ基材搬送部12は、眼鏡レンズ基材2を前記ローダー部3から工程順に各処理部に送り、最終的にアンローダー部4に移す機能とを有している。
プライマー塗布部6は、前記ローダー部3より基台21の下流側に隣り合う位置と、前記第1の形状データ測定部5より基台21の下流側に隣り合う位置とにそれぞれ設けられている。プライマー乾燥部7は、前記プライマー塗布部6より基台21の下流側であって、基台21の前後方向の中央部に設けられている。
フォトクロミック液硬化部9は、前記フォトクロミック液塗布部8より基台21の下流側であって、基台21の前側と、基台21の後側とにそれぞれ設けられている。
第2の形状データ測定部10と膜厚測定部11は、前記フォトクロミック液硬化部9より基台21の下流側であって、アンローダー部4と前後方向に隣り合う位置に設けられている。
アンローダー部4は、基台21の下流側端部であって前後方向の中央部に設けられている。
前記プライマー塗布部6とフォトクロミック液硬化部9とがそれぞれ2つずつ設けられている理由は、これらの処理部の処理時間は第1の形状データ測定部4やフォトクロミック液塗布部8の処理時間と較べて長いからである。すなわち、プライマー塗布部6とフォトクロミック液硬化部9とを2つずつ備えることによって、各処理部の処理能力を均一にすることが可能になる。このため、前記各処理部を図2に示すレイアウトで配置することによって、眼鏡レンズ基材2の成膜処理がプライマー塗布部6やフォトクロミック液硬化部9で滞ることを防ぐことができる。
図3に示す眼鏡用調光レンズ製造装置1は、3つの処理室22〜24の中に形成されている。これらの処理室22〜24は、それぞれ立方体状に形成されている。各処理室22〜24の内部は、眼鏡レンズ基材2を通すことができるように互いに連通されている。また、処理室内の雰囲気は、予め定めた温度および湿度となるように調整されている。
前記ローダー部3は、図4に示すように、第1のベルトコンベア25と第2のベルトコンベア26とによって構成されている。これらの第1、第2のベルトコンベア25,26は、それぞれ2本の無端ベルト25a,26aを間欠的に回転させるものである。第1のベルトコンベア25の2本の無端ベルト25aには、例えば右眼用の眼鏡レンズ基材2が作業者によって載せられる。
第1の搬送部12aは、図5に示すように、第1の基台21aの上に2本のガイドレール31によって移動自在に支持されたスライダ32と、このスライダ32から上方に延びる支柱33と、この支柱33の上端部から水平方向に延びる一対の第1、第2のアーム34,35とを備えている。前記ガイドレール31は、第1の基台21aに固定されており、図3に示すように、第1の基台21aの上流側から下流側へ延びている。スライダ32は、電動式の移動装置36(図11参照)によってガイドレール31に沿って移動させられる。移動装置36の動作は、制御部13の第1の搬送部用制御装置37によって制御される。
前記第1、第2のアーム34,35の先端部には、上下方向に延びる昇降機構41がそれぞれ設けられている。この昇降機構41は、例えばエアシリンダ(図示せず)を動力源として構成することができる。昇降機構41の下端部には、支持板42を介して第1、第2のクランプ機構43,44が取付けられている。これらのクランプ機構43,44は、それぞれ眼鏡レンズ基材2を挟んで保持するためのものである。
前記支持板42と第1、第2のクランプ機構43,44は、それぞれハンド組立体45として形成されて前記昇降機構41に着脱可能に取付けられている。このハンド組立体45は、第1の処理室22の一側部に設けられたハンド交換ステーション46(図3参照)に予め用意されている他のハンド組立体45と交換することができる。
第1のレンズ形状測定部5は、詳細は後述するが、眼鏡レンズ基材2の下面を吸着して支持する構成が採られている。眼鏡レンズ基材2が第1のレンズ形状測定部5に支持された後、第1、第2のクランプ機構43,44が開いてから上昇する。第1の搬送部12aは、2つのアーム34,35を備えているから、一方のアーム34に設けられた第1、第2のクランプ機構43,44が眼鏡レンズ基材2の受け渡しを行っている間に他方のアーム35の第1、第2のクランプ機構43,44で他の眼鏡レンズ基材2の受け渡しを行うことができる。
前記ガイドレール56は、第1の基台21aの上流側から下流側に向けて延びている。前記吸着式支持部材58は、スライダ57の内部に設けられた回転駆動装置57aに支持されており、眼鏡レンズ基材2の下面を吸着して保持するとともに、眼鏡レンズ基材2を上下方向の軸線回りに回転させる。
前記スライダ57は、電動式の移動装置59による駆動によってガイドレール56に沿って移動させられる。この移動装置59と、前記形状測定器51、回転駆動装置57aおよび吸着式支持部材58の動作は、制御部13の第1のレンズ形状測定部用制御装置60によって制御される。
形状測定器51によって測定されたレンズ形状データは、前記第1のレンズ形状測定部用制御装置60に送られる。
前記プライマー塗布部6は、図3に示すように、2つの塗布チャンバー61を備えている。これらの塗布チャンバー61は、図8に示すように、下部スライダ62の上端部に設けられている。この実施の形態による塗布チャンバー61は、上方に向けて開口する円筒状に形成されている。それぞれの塗布チャンバー61の中には、眼鏡レンズ基材2を吸着して支持する吸着式支持部材63が回転自在に設けられている。吸着式支持部材63は、回転駆動装置64に接続されており、プライマー液の塗布時に回転駆動装置64による駆動によって所定の回転速度で回転させられる。プライマー塗布部6に設けられている2つの吸着式支持部材63どうしの間隔は、前記ローダーの第1、第2のベルトコンベア25,26どうしの間隔と一致している。
前記下部スライダ62は、2本のガイドレール66を介して第1の基台21aに移動自在に支持されている。前記ガイドレール66は、第1の基台21aの前後方向に延びている。また、下部スライダ62は、電動式の移動装置67(図11参照)に接続されており、この移動装置67による駆動によってガイドレール66に沿って移動させられる。
移動装置67の動作は、前記プライマー塗布部用制御装置65によって制御される。移動装置67は、下部スライダ62を図3中に実線で示す受け渡し位置と、同図中に二点鎖線で示す作業位置との間で移動させる。
このプライマー塗布部6に対する眼鏡レンズ基材2の受け渡しは、下部スライダ62が前記受け渡し位置に移動した状態で行われる。
前記昇降部材75は、第3の昇降装置76を介して上部スライダ77に支持されている。第3の昇降装置76は、図示していない駆動用モータを動力源として前記昇降部材75を昇降させるものである。この第3の昇降装置76は、塗布ノズル71が前記塗布チャンバー61の中に挿入される下降位置と、塗布ノズル71が塗布チャンバー61の上方に退避する上昇位置との間で昇降部材75を昇降させる。この第3の昇降装置76の動作は、前記プライマー塗布部用制御装置65によって制御される
前記駆動装置79は、プライマー液の塗布時に上部スライダ77をガイドロッド78に沿って移動させるものである。この駆動装置79の動作は前記プライマー塗布部用制御装置65によって制御される。
前記プライマー乾燥部7は、眼鏡レンズ基材2に塗布されたプライマー液を自然乾燥によって乾燥させるものである。この実施の形態によるプライマー乾燥部7は、図3に示すように、第3、第4のベルトコンベア81,82によって構成されている。これらの第3、第4のベルトコンベア81,82は、前記ローダー部2の第1、第2のベルトコンベア25,26と同等の構造のものである。第3のベルトコンベア81と第4のベルトコンベア82との間隔は、前記第1、第2のベルトコンベア25,26どうしの間隔と一致している。
第3、第4のベルトコンベア81,82は、第2の処理室23の上流側端部(図3においては左側の端部)から下流側端部に向けて眼鏡レンズ基材2を送る。これらの第3、第4のベルトコンベア81,82は、それぞれ複数の眼鏡レンズ基材2を載せることができる長さに形成されている。
プライマー乾燥部7の下流側端部まで送られた眼鏡レンズ基材2のレンズ面には、プライマー液が乾燥してなるプライマー膜が形成される。
前記第2の搬送部12bは、上述した第1の搬送部12aと同等の構造のものである。このため、第2の搬送部12bにおいて、第1の搬送部12aと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し、詳細な説明は省略する。第2の搬送部12bの搬送経路Bは、図3に示すように、上方から見て第3の基台21cの上流側から下流側へ(図3においては左側から右側へ)向けて長くなる長円状に形成されている。第2の搬送部12bは、この搬送経路B上の任意の位置において、眼鏡レンズ基材2の受け渡しが可能なものである。第2の搬送部12bの動作は、制御部13の第2の搬送部用制御装置84によって制御される。
前記フォトクロミック液塗布部8は、図3に示すように、第3の処理室24の上流部であって前端部に設けられている。前記プライマー乾燥部7でプライマー膜が形成された眼鏡レンズ基材2は、プライマー乾燥部7の下流側端部から第2の搬送部12bによってフォトクロミック液塗布部8に移載される。
この実施の形態によるフォトクロミック液塗布部8は、前記プライマー液塗布部6と同等に構成されている。すなわち、フォトクロミック液塗布部8は、図3および図8に示すように、塗布チャンバー61および吸着式支持部材63を有する下部スライダ62と、塗布装置68と、上部スライダ77および駆動装置79などを備えている。
フォトクロミック液塗布部8が眼鏡レンズ基材2にフォトクロミック液を塗布するときは、眼鏡レンズ基材2が回転している状態で、塗布高さに位置している塗布ノズル71からフォトクロミック液が噴出する。塗布ノズル71は、眼鏡レンズ基材2との間隔が略一定となるように上下方向に移動しながら、眼鏡レンズの中心部から径方向の外側に向けて移動する。
前記フォトクロミック液硬化部9は、図3に示すように、眼鏡レンズ基材2を支持する基材支持部91と、眼鏡レンズ基材2に塗布されたフォトクロミック液に紫外線を照射するための照射部92とを備えている。
基材支持部91は、図9に示すように、第3の基台21cにガイドレール93を介して移動自在に支持されたスライダ94と、このスライダ94に昇降装置95を介して支持されたUVチャンバー96とを備えている。前記ガイドレール93は、第3の基台21cの前後方向に延びている。前記スライダ94は、駆動装置97(図11参照)に接続されており、この駆動装置97による駆動によってガイドレール93に沿って移動する。
前記UVチャンバー96は、箱状に形成されており、上方に向けて開口する一対の凹陥部99を有している。これらの凹陥部99は、第3の基台21cの搬送方向(図3においては左右方向)に所定の間隔で並ぶように形成されている。
前記一対の凹陥部99は、眼鏡レンズ基材2を挿入可能な広さに形成されている。また、凹陥部99の底は、眼鏡レンズ基材2をレンズ面(フォトクロミック液塗布面)が上方を指向する状態で載置できるように形成されている。
前記スライダ94は、上方から見て前記凹陥部99が第2の搬送部12bの搬送経路Bと重なる受け渡し位置と、後述する照射部92の下方にUVチャンバー96が位置する硬化位置との間で移動する。
前記ハウジング101の下端部には、窓101aが形成されている。この窓101aは、透明な材料からなる板によって閉塞されている。ハウジング101の上下方向の位置は、前記UVチャンバー96が昇降装置95による駆動によって上昇した状態でUVチャンバー96の上部のシール部材がハウジング101の下面に押し付けられるように位置付けられている。
このフォトクロミック液硬化部9に第2の搬送部12bによって送られた眼鏡レンズ基材2は、前記UVチャンバー96の凹陥部99内に上方から挿入され、この凹陥部99の底に載置される。このように眼鏡レンズ基材2がUVチャンバー96に装填された後、スライダ94が硬化位置に移動し、UVチャンバー96が昇降装置95による駆動によって上昇する。
UVチャンバー96は、フォトクロミック膜の硬化処理が終了した後に下降し、スライダ94が初期の受け渡し位置に戻されることによって搬送経路Bの下方に位置付けられる。
フォトクロミック膜硬化部9でフォトクロミック膜が形成された眼鏡レンズ基材2は、第2の搬送部12bによってUVチャンバー96から取り出され、後述するアンローダー部4に送られる。
アンローダー部4は、図10に示すように、トレイ104を搬送方向の上流側端部と下流側端部との間で往復させる、いわゆる単軸ロボット105によって構成されている。この単軸ロボット105の動作は、制御部13のアンローダー部用制御装置106(図11参照)装置によって制御される。
前記トレイ104は、2枚の眼鏡レンズ基材2をレンズ面が上方を指向する状態で載置させることができるものである。
前記基材搬入位置P1に位置しているトレイ104には、第2の搬送部12bによって2枚の眼鏡レンズ基材2が載置される。この眼鏡レンズ基材2は、フォトクロミック液硬化部9で硬化処理が終了してフォトクロミック膜が形成されたものである。眼鏡レンズ基材2が移載されたトレイ104は、単軸ロボット105によって前記受け渡し位置P2に送られる。
このように眼鏡レンズ基材2が戻されたトレイ104は、単軸ロボット105によって前記基材搬出位置P3に送られる。単軸ロボット105は、トレイ104内の眼鏡レンズ基材2が作業者によって持ち出されるまで待機し、その後、トレイ104を基材搬入位置P1に戻す。
第3の搬送部12cは、フォトクロミック膜が形成された眼鏡レンズ基材2をアンローダー部4から後述する第2のレンズ形状測定部10と膜厚測定部11とに送り、形状測定と膜厚測定とが終了した眼鏡レンズ基材2をアンローダー部4に戻す機能を有している。この実施の形態による第3の搬送部12cは、図10に示すように、第3のクランプ機構111と第4のクランプ機構112とを有する支持部材113と、この支持部材113を昇降させる昇降装置114と、この昇降装置114を水平方向に移動させる移動装置115とを備えている。
第3の搬送部12cの2つのクランプ機構111,112は、第3の基台21cの前後方向に並べられている。また、これら2つのクランプ機構111,112どうしの間隔は、前記ローダー部3の第1、第2のベルトコンベア25,26どうしの間隔と一致している。
前記移動装置115は、第3の基台21cに支柱116によって支持されたガイドレール117と、このガイドレール117に移動自在に支持されたスライダ118と、このスライダ118を駆動するモータ(図示せず)とによって構成されている。前記ガイドレール117は、アンローダー部4の前記受け渡し位置P2の上方から後述する第2のレンズ形状測定部10の上方に向けて第3の基台21cの前後方向に延びている。
第2のレンズ形状測定部10は、フォトクロミック膜が形成された眼鏡レンズ基材2の形状を測定するためのものである。この実施の形態においては、この第2のレンズ形状測定部10によって、請求項2記載の発明でいう「レンズ形状測定部」が構成されている。
この第2のレンズ形状測定部10は、上述した第1のレンズ形状測定部5と同一のものが用いられている。このため、第2のレンズ形状測定部10において、第1のレンズ測定部5と同一の部材については、同一符号を付し、ここにおいて詳細な説明は省略する。この第2のレンズ形状測定部10の各装置の動作は制御部13の第2のレンズ形状測定部用制御装置120によって制御される。
吸着式支持部材58に移された眼鏡レンズ基材2は、スライダ57とともに形状測定器51の投光部53と受光部54との間を横切り、外径測定と高さ測定とが終了した後に膜厚測定部11に送られる。第2のレンズ形状測定部10によって得られた眼鏡レンズ基材2の形状データは、制御部13の第2のレンズ形状測定部用測定装置120に送られる。
膜厚測定部11は、図10に示すように、眼鏡レンズ基材2と対向するプローブ121と、このプローブ121を移動させるアクチュエータとしての多軸ロボット122と、前記プローブ121および前記多軸ロボット122の動作を制御する膜厚測定部用制御装置123(図12参照)とによって構成されている。この実施の形態においては、前記膜厚測定部用制御装置123によって、本発明でいう「制御装置」が構成されている。
前記多軸ロボット122は、前記プローブ121と前記眼鏡レンズ基材2との距離と、プローブ121の傾斜角などを変えることができるもので、前記膜厚測定位置P5と隣接する位置に設けられている。
第4のアーム128は、第3のアーム127に対して第4の軸線C4とは直交する第5の軸線C5を中心にして回動可能である。第4のアーム128の先端部には、プローブ121を前記第5の軸線C5とは直交する第6の軸線C6を中心にして回動させるハンド129が設けられている。
前記形状データ取得部131は、前記第2のレンズ形状測定部用制御装置120から成膜後の眼鏡レンズ基材2の形状データ(外径および高さ)を取得する。
前記ロボット制御部134は、前記光照射位置Sから前記測定位置Tに光が照射されるように前記プローブ121を移動させる。すなわち、ロボット制御部134は、図13および図14に示すように、プローブ121の先端が光照射位置Sに位置し、かつプローブ121の軸線L2が前記法線L1と一致するように多軸ロボット122を動作させる。このようにプローブ121が移動させられた後、プローブ121が光を眼鏡レンズ基材2に向けて照射する。プローブ121から照射した光は、フォトクロミック膜の表面や眼鏡レンズ基材2の表面などによって反射して反射光としてプローブ121に入射する。
このため、この実施の形態によれば、フォトクロミック膜に垂直に光を照射して行う膜厚測定が自動化されるから、作業者の負担が軽減されるとともに、作業者の取り扱いミスによる不良品の発生を防止できる。
前記フォトクロミック液硬化部9は、前記フォトクロミック液塗布部8で眼鏡レンズ基材2に塗布されたフォトクロミック液を硬化させるものである。
第2のレンズ形状測定部10は、前記フォトクロミック液硬化部9においてフォトクロミック膜が形成された眼鏡レンズ基材2のレンズ形状を測定するものである。
このため、この実施の形態によれば、成膜後の眼鏡レンズ基材2の形状データに基づいてプローブ121の位置を設定できるから、フォトクロミック膜の膜厚をさらに正確に測定することができる。
このため、この眼鏡用調光レンズ製造装置1においては、フォトクロミック液の塗布から膜厚測定に至る全ての工程が自動化される。したがって、この実施の形態によれば、より一層生産性が高い眼鏡用調光レンズ製造装置を提供することができる。
この実施の形態においては、プライマー層とフォトクロミック膜とを以下のように形成した。
(1)プライマー層の形成:
眼鏡レンズ基材2として、メニスカス形状のジエチレングリコールビスアリルカーボネート(HOYA(株)製 商品名CR−39、中心肉厚2.0mm厚、直径75mm、凸面の表面カーブ(平均値)約+0.8)を使用し、レンズ基材の凸面上に、プライマー液としてポリウレタン骨格にアクリル基を導入したポリウレタンの水分散液(ポリカーボネートポリオール系ポリウレタンエマルジョン、粘度100mPa・s、固形分濃度38質量%)をスピンコート法により塗布した後、温度25℃湿度50%RHの雰囲気下で15分風乾処理し、厚さ約7μmのプライマー層を形成した。
プラスチック製容器にトリメチロールプロパントリメタクリレート20質量部、BPEオリゴマー(2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシポリエトキシフェニル)プロパン)35質量部、EB6A(ポリエステルオリゴマーヘキサアクリレート)10質量部、平均分子量532のポリエチレングリコールジアクリレート10質量部、グリシジルメタクリレート10質量部からなるラジカル重合性組成物を調製した。このラジカル重合性組成物100質量部に対し、フォトクロミック色素として下記クロメン1を3質量部、ヒンダートアミン系酸化防止剤(BASF社Chimassorb2020)を5質量部、紫外線重合開始剤としてCGI−1870(BASF社製)0.6質量部を添加して十分に攪拌混合を行った組成物に、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業(株)製KBM503)を攪拌しながら6質量部滴下した。自転公転方式攪拌脱泡装置にて5分間脱泡することで、フォトクロミック性を有する硬化性組成物を得た。
上記(1)で形成したプライマー層上に、(2)で調製した硬化性組成物をスピンコート法でコーティングした。その後、このレンズを窒素雰囲気中(酸素濃度500ppm以下)にて、UVランプ103(Dバルブ)で波長405nmの紫外線を積算光量で1800mJ/cm2(100mW/cm2、3分)照射し、さらに、100℃、60分間硬化処理を行い、厚さ40μmのフォトクロミック層を形成した。
膜厚測定は、単焦点レンズや累進レンズについては図15(A)に示す5箇所について行った。バイフォーカスレンズの膜厚測定は、上記5箇所に小玉レンズ136上の測定位置Tを加えて6箇所について行った。眼鏡レンズ基材2の外周部の4箇所の測定位置は、外周縁より約10mm内側に設定した。レンズ外形寸法については、工場内データを流用した。
また、キズ不良の発生率は、以下の表2に示す結果が得られた。このデータを得るにあたって、投入枚数は1000枚以上である。
また、作業者による手動計測は、1箇所の測定点に約10秒必要であった。このため、測定点が5箇所あると、手動計測では50秒必要であった。しかし、自動計測(本実施例)の場合は、1箇所の測定点の測定に要する時間が約4秒程度で、5箇所の測定を約20秒で終了させることができるから、測定時間を短縮できた。
以上の結果より、本発明の有効性が確認された。
Claims (4)
- 眼鏡レンズ基材を支持する基材支持部材と、
光を照射する機能と反射光を受光する機能とを有するプローブと、
前記プローブを移動させることにより前記プローブと前記眼鏡レンズ基材との距離および前記プローブの傾斜角度を変える多軸ロボットからなるアクチュエータと、
前記プローブおよび前記アクチュエータの動作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記眼鏡レンズ基材の形状データを取得する機能と、
前記形状データに基づいて、眼鏡レンズ基材の予め定めた測定位置を通る法線に沿って前記測定位置から予め定めた距離だけ離間した光照射位置を求める機能と、
前記光照射位置から前記測定位置に光が照射されるように前記プローブを移動させる機能と、
前記プローブから照射されてフォトクロミック膜で反射して前記プローブが受光した反射光を解析し、前記フォトクロミック膜の膜厚を求める機能とを有していることを特徴とする眼鏡用調光レンズ製造装置。 - 請求項1記載の眼鏡用調光レンズ製造装置において、さらに、フォトクロミック液を前記眼鏡レンズ基材のレンズ面に塗布するフォトクロミック液塗布部と、
前記フォトクロミック液塗布部で前記眼鏡レンズ基材に塗布された前記フォトクロミック液を硬化させるフォトクロミック液硬化部と、
前記フォトックロミック液硬化部においてフォトクロミック膜が形成された眼鏡レンズ基材のレンズ形状を測定するレンズ形状測定部とを備え、
前記制御装置は、前記レンズ形状測定部によって得られた形状データに基づいて前記光照射位置を求めるものであることを特徴とする眼鏡用調光レンズ製造装置。 - 請求項2記載の眼鏡用調光レンズ製造装置において、前記制御装置は、さらに、フォトクロミック膜の膜厚が予め定めた許容範囲に入らない場合に前記フォトクロミック液塗布部と前記フォトクロミック液硬化部とを停止させる機能を有していることを特徴とする眼鏡用調光レンズ製造装置。
- 請求項2または請求項3記載の眼鏡用調光レンズ製造装置において、さらに、前記眼鏡レンズ基材が投入される投入部と、眼鏡レンズ基材が搬出される搬出部と、眼鏡レンズ用基材を前記投入部から前記フォトクロミック液塗布部と、前記フォトクロミック液硬化部と、レンズ形状測定部と、前記プローブを有する膜厚測定部とを経由して前記搬出部に送る搬送部とを備えていることを特徴とする眼鏡用調光レンズ製造装置。
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