JP6085226B2 - 自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 - Google Patents
自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6085226B2 JP6085226B2 JP2013137749A JP2013137749A JP6085226B2 JP 6085226 B2 JP6085226 B2 JP 6085226B2 JP 2013137749 A JP2013137749 A JP 2013137749A JP 2013137749 A JP2013137749 A JP 2013137749A JP 6085226 B2 JP6085226 B2 JP 6085226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- reciprocating means
- guide member
- tightening
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 101100096719 Arabidopsis thaliana SSL2 gene Proteins 0.000 description 2
- 101100366560 Panax ginseng SS10 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 101100366711 Arabidopsis thaliana SSL13 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100366561 Panax ginseng SS11 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
以下、本発明の実施形態に係る自動締付機の一例として、自動ねじ締付機を図面に基づき説明する。図2および図3並びに図10において、1は自動ねじ締付機であり、ロボットアーム(図示せず)の先端ユニットとして使用される際、または多種類のワークW(図14参照)が流れるコンベアライン(図示せず)上に使用される際の接続部となる一体往復手段を有している。この一体往復手段2は、上、下側に取付具2a,2bが取付られたテーブル台2cを有し、このテーブル台2cにはZ1軸ACサーボモータ(以下、Z1軸モータという)2dの回転を受けて回転するZ1軸ボールねじ2eとこのZ1軸ボールねじ2eの回転によりZ軸方向に往復移動する可動部をなすZ1軸可動ナット2fが配置されている。また、このZ1軸可動ナット2fには昇降プレート3が一体に取付けられており、この昇降プレート3は前述の上、下側の取付具2a,2b間に取付られた2本のZ1軸ガイドロッド2g(図中、1本のみ現れる)に案内され、Z1軸可動ナット2fの往復移動にともない、一体に移動するように構成されている。
SH1)原点校正する。(Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9a)
SH2)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aそれぞれに拘束解除指令信号を出力する。
SH3)操作部17からの読込指令信号(スクリュウガイド12の先端と駆動ビット8の先端とが同一平面上に位置する時、操作部17のデータ読込キーを選択する)の入力を待つ。
SH4)Z2軸モータ9aの現在位置(−値)を基準位置Z2hとして記憶する。
SH5)エンド
の各ステップを順次実行するように構成されている。
ST1)原点校正する。(Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9a)
ST2)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aそれぞれに拘束解除指令信号を出力する。
ST3)n=1
ST4)読込指令信号(駆動ビット8が仮ワークW1に締付けられたねじ15に嵌合する状態で、スクリュウガイドがワークW1に当接する時、操作部17のデータ読込キーを選択する)の入力を待つ。
ST5)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aの各現在位置Z1ro、Z2roをそれぞれ記憶する。
ST6)基準位置Z2hとZ2軸モータ9aの現在位置Z2roとから、締付け完了オフセット位置Z2fを、
Z2f=Z2ro―Z2h
として、算出し、これを記憶する。
ST7)n=n+1
ST8)すべての種類のねじ15に対する設定が完了したかを判断し、これが完了してない時、ST4)に戻る。
ST9)エンド
の各ステップを順次実行するように構成されている。なお、この締付け完了オフセット位置の設定は、実際のワークWを使用するガイド高さ位置設定手段18cにおいて行うこともできる。この場合、後記するZ1軸モータ2d、Z2軸モータ9aの目標位置Z1a,Z2aの設定後に前述のステップST2からステップST4を実行するだけでよい。
SS1)原点校正する(Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9a)。
SS2)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aそれぞれに拘束解除指令信号を出力する。
SS3)m=1
SS4)モード切替信号の有無を判断し、これがある時、SS10)にジャンプする。
SS5)読込指令信号(駆動ビット8が実際のワークWに締付けられたねじ15に嵌合する時、操作部17のデータ読込キーを選択する)の入力を待つ。
SS6)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aの各現在位置Z1r、Z2rをそれぞれ記憶する。
SS7)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aの目標位置Z1a,Z2aを、
Z1a=Z1r+Z2r―Z2h
Z2a=Z2h
として、算出し、記憶する。
SS8)m=m+1
SS9)すべてのワークW(締付け個所)の設定が完了したか否かを判断し、これが完了してない時、SS4)に戻る。
SS10)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aに拘束指令信号を送る。
SS11)エンド
の各ステップを順次実行するように構成されている。
S1)締付けパラメータとして予め用意されたテーブルからワークWの種類(締付け個所)に応じたワークWの厚みT、ねじ15の脚部長さL、ワーク手前オフセットwf、目標オフセットafを呼出す。
S2)締付け用サーボモータ駆動部22、エア吸引機構駆動部に駆動指令信号を出力する。
S3)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aに待機位置への駆動指令信号を出力する。
S4)ワークWの種類(締付け個所)に応じたZ1軸モータ2dの目標位置Z1a,Z2軸モータ9aの目標位置Z2a(Z2h)を呼出し、締付け開始位置Z1s,Z2sを、
Z1s=Z1a−Z2f+wf
Z2s=Z2h+Z2f−wf+L−T
として算出する。
S5)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aに締付け開始位置Z1s,Z2sへの駆動指令信号を出力する。
S6)Z2軸モータ9aの締付け完了位置Z2eを、
Z2e=Z2a+Z2f−af−wf
として算出して、Z2軸モータ9aに駆動指令信号を出力する。
S7)締付け用モータ6のトルクアップ信号の有無を判断し、これがある時、S10)にジャンプする。
S8)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aは目標位置Z1s,Z2e近辺かを判断し、目標位置Z1s,Z2e近辺でない時、S7)に戻る。
S9)締付け異常表示信号を出力して、S12)にジャンプする。
S10)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aは目標位置Z1s,Z2e近辺かを判断し、目標位置Z1s,Z2e近辺でない時、S9)に戻る。
S11)締付け完了信号を出力する。
S12)Z1軸モータ2d、Z2軸モータ9aに待機位置への駆動指令信号を出力する。
S13)エンド
の各ステップを順次実行するように構成されている。
2…一体往復手段
2d…Z1軸ACサーボモータ
8…駆動ビット
9…ビット往復手段
9a…Z2軸ACサーボモータ
12…スクリュウガイド
15…ねじ
16…制御装置
18…制御部
18a…基準位置設定手段
18b…締付け完了オフセット位置設定手段
18c…ガイド高さ位置設定手段
W…ワーク
Claims (5)
- 回転駆動源の回転を受けて回転する駆動ビットと、駆動ビットを内包するガイド部材と、ガイド部材と駆動ビットとを相対移動させる可動部を備えた相対往復手段と、駆動ビット、ガイド部材のいずれかと相対往復手段とを一体に往復させる可動部を備えた一体往復手段と、これらを駆動する制御装置とを備え、前記制御装置はガイド部材の先端と駆動ビットの先端とが同一平面上に位置する時に相対往復手段の可動部の位置を基準位置として記憶する基準位置設定手段を有するとともに、駆動ビットがワークに締付けられた締結具に嵌合する時に一体往復手段の可動部、または相対往復手段および一体往復手段の両可動部の位置を締付け高さ位置として記憶し、この位置と基準位置とからガイド部材の高さ位置を設定するガイド高さ位置設定手段を有することを特徴とする自動締付機。
- 相対往復手段はガイド部材に対して駆動ビットを移動させる可動部を備えたビット往復手段であり、一体往復手段はビット往復手段とガイド部材とを一体に移動させる可動部を備え、
ガイド高さ位置設定手段は駆動ビットがワークに締付けられた締結具に嵌合する時の締付け高さ位置を一体往復手段の可動部の位置およびビット往復手段の可動部の位置として記憶する構成をなすことを特徴とする請求項1に記載の自動締付機。 - 回転駆動源の回転を受けて回転する駆動ビットと、駆動ビットを内包するガイド部材と、ガイド部材に対して駆動ビットを移動させる可動部を備えたビット往復手段と、ガイド部材およびビット往復手段を一体に往復させる可動部を備えた一体往復手段と、これらを駆動する制御装置とを備え、
前記制御装置はガイド部材の先端と駆動ビットの先端とが同一平面上に位置する時にビット往復手段の可動部の位置を基準位置として記憶する基準位置設定手段を有するとともに、駆動ビットがワークに締付けられた締結具に嵌合する時の締付け高さ位置を一体往復手段の可動部の位置およびビット往復手段の可動部の位置として記憶し、これら位置を記憶後にガイド部材をワークに対して移動させる一体往復手段の可動部の送り量をビット往復手段の可動部の位置に逆方向の送り量として加え、ガイド部材の高さ位置を設定するガイド高さ位置設定手段を有することを特徴とする自動締付機。 - 回転駆動源の回転を受けて回転する駆動ビットと、駆動ビットを内包するガイド部材と、ガイド部材に対して駆動ビットを移動させる可動部を備えたビット往復手段と、ガイド部材およびビット往復手段を一体に往復させる一体往復手段と、これらを駆動する制御装置とを備え、
前記制御装置はガイド部材の先端と駆動ビットの先端とが同一平面上に位置する時にビット往復手段の可動部の位置を基準位置として記憶する基準位置設定手段を有するとともに、駆動ビットがワークに締付けられた締結具に嵌合する時の締付け高さ位置を一体往復手段の可動部の位置およびビット往復手段の可動部の位置として記憶するとともに駆動ビットの嵌合状態を保ってガイド部材がワークに当接する時にビット往復手段の可動部の位置と基準位置との差分を締付け完了オフセット位置として記憶する締付け完了オフセット位置設定手段を有し、さらに駆動ビットを基準位置に位置させる一体往復手段の可動部の送り量をビット往復手段の可動部の位置に逆方向の送り量となるように加えて、ガイド部材の高さ位置を設定するガイド高さ位置設定手段を有することを特徴とする自動締付機。 - 回転駆動源の回転を受けて回転する駆動ビットと、駆動ビットを内包するガイド部材と、ガイド部材に対して駆動ビットを移動させる可動部を備えたビット往復手段と、ガイド部材およびビット往復手段を一体に往復させる可動部を備えた一体往復手段とを備えた自動締付機にあって、
ガイド部材の先端と駆動ビットの先端とが同一平面上に位置する時にビット往復手段の可動部の位置を基準位置として記憶し、
駆動ビットをガイド部材から突き出る位置に配置して駆動ビットがワークに締付けられた締結具に嵌合する状態でガイド部材をワークに当接させる時にビット往復手段の可動部の位置と基準位置との差分を締付け完了オフセット位置として記憶し、
ワークの締付け個所の締付けを行う際に、基準位置と締結具の種類に応じた締付け完了オフセット位置とを呼出して、これらとワークの締付け個所の高さ位置として記憶された一体往復手段の可動部の位置およびビット往復手段の可動部の位置とからガイド部材がワークに当接しない位置を算出して、ビット往復手段の可動部の位置にガイド部材をワークに対して移動させる一体往復手段の可動部の送り量を逆方向の送り量となるように加えて、ガイド部材の高さ位置を設定することを特徴とする自動締付機の締付け高さ位置設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137749A JP6085226B2 (ja) | 2013-07-01 | 2013-07-01 | 自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137749A JP6085226B2 (ja) | 2013-07-01 | 2013-07-01 | 自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015009337A JP2015009337A (ja) | 2015-01-19 |
JP6085226B2 true JP6085226B2 (ja) | 2017-02-22 |
Family
ID=52302995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013137749A Active JP6085226B2 (ja) | 2013-07-01 | 2013-07-01 | 自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6085226B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113021250A (zh) * | 2021-02-25 | 2021-06-25 | 珠海格力智能装备有限公司 | 安装设备 |
CN113183074A (zh) * | 2021-06-04 | 2021-07-30 | 浙江五环自动化设备有限公司 | 一种手持式自动螺丝机 |
CN114559245B (zh) * | 2022-04-07 | 2024-05-24 | 玛斯特轻量化科技(天津)有限公司 | 一种螺母自动拧紧装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0335945A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ねじ締め機 |
JP5711550B2 (ja) * | 2011-01-28 | 2015-05-07 | 日東精工株式会社 | 自動ねじ締め機 |
JP5733122B2 (ja) * | 2011-09-12 | 2015-06-10 | 株式会社デンソーウェーブ | 螺子締め装置および螺子浮き判定方法 |
-
2013
- 2013-07-01 JP JP2013137749A patent/JP6085226B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015009337A (ja) | 2015-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107554813B (zh) | 一种制孔干涉插钉一体化装置及方法 | |
CN108943000B (zh) | 工件夹持装置 | |
US8366592B2 (en) | Quick change spindle | |
JP6085226B2 (ja) | 自動締付機およびその締付け高さ位置設定方法 | |
JPH0613787Y2 (ja) | ワーク位置決め装置 | |
US10300572B2 (en) | Workpiece loader device | |
EP1936458A3 (en) | Device, method, program and recording medium for robot offline programming | |
US20060079384A1 (en) | Tool changer and machine tool equipped with the tool changer | |
US10343854B2 (en) | Pallet device, machine tool and machining system which clamp workpiece | |
US9656329B2 (en) | Machining jig for rotatably supporting workpiece with respect to tool of machine tool and machining system | |
JP2007203307A (ja) | 接合装置 | |
US7685700B2 (en) | Compensating unit for a tool unit and method for inserting an element into a workpiece | |
CN107428007B (zh) | 工作装置 | |
US20200238462A1 (en) | Machining device | |
JP2000343280A (ja) | 溶接ポジショナの制御方法および制御装置 | |
EP3088137A1 (en) | Robotic arm end effector for drilling aircraft panels | |
JP2021074819A (ja) | インサート自動組付システム | |
JP2022052981A (ja) | 孔開け加工システム | |
JP2007144552A (ja) | ロボットのクランプハンド | |
JP2001225242A (ja) | 加工治具 | |
WO2016174443A1 (en) | Robotic arm end effector for drilling aircraft panels | |
EP1291102A1 (en) | Control unit of machine tool | |
JP4485308B2 (ja) | 薄物ねじ付きワークの自動ローディング装置 | |
JP7553594B2 (ja) | ワークを挟持する一対のポジショナを備える産業機械 | |
CN210147390U (zh) | 一种圆柱磁石组装机构 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160603 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6085226 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |