JP6084098B2 - 作業表示装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、作業場での作業に関する情報を表示する作業表示装置に関する。
近年、圃場などの作業場で作業を行う作業者(農作業者)の作業を把握したいという要望が高まってきている。作業を管理する技術として特許文献1に示すものがある。
特許文献1の生産履歴管理プログラムは、では、被生産物を生産するための作業工程と、各作業工程の実施日または実施期間と、各作業工程間の作業間隔とを少なくとも含む工程情報を記憶する記憶ステップと、記憶ステップで記憶された工程情報に基づいて、被生産物を生産するため予め企画・提案された作業計画を出力する作業計画処理ステップと、作業計画処理ステップで出力された作業計画を記憶する作業計画記憶ステップと、作業計画記憶ステップで記憶された作業計画に基づいて、現実に実施された作業実績を入力する作業実績入力ステップと、作業実績入力ステップにより入力された作業実績を記憶する作業実績記憶ステップとを有するものとなっている。
特開2009−64231号公報
特許文献1に示すように、農作業中或いは農作業後に、作業の実績をコンピュータに表示させて管理するという試みは、従来よりなされていた。しかしながら、特許文献1に示した生産履歴管理プログラム(生産管理システム)では、作業記録の表示が非常に複雑であり、作業記録から作業者がどこの圃場で、どの作業を行ったかを直ちに把握することは困難であった。また、農業機械を用いた場合においても、どの農業機械がどの圃場で作業を行ったかを作業記録から直ちに把握することは困難であった。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、作業者や作業機が作業を行った作業場と、作業者や作業機との対応関係(関連性)を簡単に把握することができる作業表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、作業表示装置は、作業を行う作業場である圃場に関する作業場情報である圃場情報を取得すると共に、前記圃場作業を行った作業者に関する作業者情報である農作業者情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した圃場情報及び農作業者情報を表示可能な表示部とを備えた作業表示装置であって、前記表示部は、前記圃場情報として前記情報取得部が取得した圃場の作業場マップである圃場マップと、前記農作業者情報として前記作業を行った時刻とは別に任意に前記作業者によって指定された作業指定時刻及び前記情報取得部が得た作業者の作業者位置と、前記農作業を行った時刻に基づいて求められた作業時間帯と、を同一画面で表示可能であり、さらに、前記表示部は、前記作業時間帯上に前記作業指定時刻を示す指定表示具を表示し、前記圃場マップと前記作業指定時刻における前記作業者位置とを重ねて表示すると共に、前記圃場マップと前記作業指定時刻以外における前記作業者位置とを重ねて表示することを特徴とする。
前記表示部は、時間経過を表示する時間経過表示部と、時間経過に沿って作業者の作業指定時刻を表示する作業者表示部とを含んでいることを特徴とする。
前記表示部に表示された前記指定表示具は、前記時間経過表示部に沿って移動自在で且つ前記時間経過表示部に対応する時刻を指し、前記作業場表示部は、前記指定表示具で指定された指定時刻での作業者位置と指定時刻以外の作業者位置との両方を前記圃場マップ上に表示することを特徴とする。
作業表示装置は、作業を行う作業場である圃場に関する作業場情報である圃場情報を取得すると共に、前記圃場作業を行った作業機である農業機械に関する作業機情報である農業機械情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した圃場情報及び農業機械情報を表示可能な表示部とを備えた作業表示装置であって、前記表示部は、前記圃場情報として前記情報取得部が取得した圃場の作業場マップである圃場マップと、前記農業機械情報として前記農業機械の稼働状態として稼働した時間経過を示す稼働時間帯及び前記作業を行った時刻とは別に指定された指定時刻における農業機械の作業機位置と、を同一画面で表示可能であり、さらに、前記表示部は、前記稼働時間帯上に前記作業指定時刻を示す指定表示具を表示し、前記農業機械情報として前記情報取得部が取得した圃場圃場マップと前記指定時刻における前記作業機位置とを重ねて表示すると共に、前記圃場マップと前記指定時刻以外における前記作業機位置とを重ねて表示することを特徴とする。
前記表示部は、時間経過を表示する時間経過表示部と、時間経過に沿って農業機械稼働時間帯を表示する機械表示部とを含んでいることを特徴とする。
前記表示部に表示された前記指定表示具は、前記時間経過表示部に沿って移動自在で且つ前記時間経過表示部に対応する時刻を指し、前記作業場表示部は、前記指定表示具で指定された指定時刻での作業機位置と指定時刻以外の作業機位置との両方を前記圃場マップ上に表示する。
発明によれば、作業者は、表示部に表示された作業者情報及び作業指定時刻をきっかけとして、この作業指定時刻と同一画面に表示された作業場情報の中で、どの作業場で作業を行ったかを思いだし易くなり、農作業時における作業者と作業場との対応関係を容易に把握することができる。また、作業者位置を作業場マップ上に表示することにより、作業者位置と作業場との関係を簡単に把握することができる。
また、作業者位置に加えて作業指定時刻の時間経過を見ることができるため、作業指定時刻の前後で作業を行った作業場を、作業場情報中のどれであるかを見つける手助けとなる。また、作業者位置を時刻の変化と共に確認することができるため、作業者が、どの時刻にどの作業場で作業を行ったかを思い出し易くなる。
また、作業者は、表示部に表示された作業機の稼動情報及び作業指定時刻をきっかけとして、この作業指定時刻と同一画面に表示された作業場情報の中で、どの作業場で作業を行ったかを思いだし易くなり、農作業時における作業機と作業場との対応関係を容易に把握することができる。また、作業機位置を作業場マップ上に表示することにより、作業機位置と作業場との関係を簡単に把握することができる。
また、作業機位置に加えて作業指定時刻の時間経過を見ることができるため、作業指定時刻の前後で作業機で作業を行った作業場を、作業場情報中のどれであるかを見つける手助けとなる。また、作業機位置を時刻の変化と共に確認することができるため、作業機が、どの時刻にどの作業場で作業を行ったかを把握し易くなる。
作業表示装置の全体図である。 作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻を指定する説明図である。 作業表示装置に記憶されているデータの一例を示す図である。 作業者情報を表示する表示部の一例を示す図である。 作業者位置の表示の変形例を示す図である。 第2実施形態における表示部を示した図である。 作業機位置を表示する表示部の一例を示す図である。 作業表示装置における表示の変形例を示す図である。 作業場表示部で表示する形態の変形例を示す図である。 作業者情報及び作業機情報を表示部に表示する変形例を示す図である。 交差時刻を表示する場合の作業表示装置の全体図である。 作業者位置と作業場の輪郭との関係を説明する説明図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態による作業表示装置を説明する。時刻とは、「時」、「分」、「秒」の少なくとも1つを用いて時の一点を指すものであるが、「年」、「月」、「日」を用いて時を指し示すものであってもよい。
[第1実施形態]
本発明の作業表示装置は、作業場での作業に関する情報を表示するものである。この作業表示装置は、例えば、農作物等を栽培する圃場(作業場)で農作業を行った作業者、或いは、圃場で農作業を行った農業機械(作業機)に関する様々な情報を表示する。以下、説明の便宜上、作業場を圃場、作業を農作業、作業機を農業機械とし、作業表示装置について説明する。
作業表示装置は、設置型のコンピュータ(例えば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータ、サーバ)で構成されている。なお、作業表示装置は、前述したものに限定されず、例えば、携帯型のコンピュータ(例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、タブレット型コンピュータ、スマートフォン)、所謂、携帯端末で構成されていてもよい。また、作業表示装置は、農業機械の運転席の周囲に搭載した表示装置で構成したものであってもよい。
図1に示すように、作業表示装置1は、情報取得部51と、記憶部52と、演算処理部53と、表示部54とを備えている。
情報取得部51は、農業に関する様々な情報を取得して取得した情報を記憶部52に記憶させるものである。この情報取得部51は、例えば、圃場(作業場)に関する作業場情報、圃場で作業を行った作業に関する作業情報とが作業表示装置1に入力されると、入力された作業場情報や作業情報を取得する。そして、情報取得部51は、取得した作業場情報や作業情報を記憶部52に記憶する。
作業表示装置1への作業場情報や作業情報の入力は、次に示す第1方法〜第3方法により行う。第1方法は、キーボードやマウス等の入力インターフェースを作業表示装置1に接続し、接続した入力インターフェースを用いて作業場情報や作業情報を入力する。第2方法は、作業場情報や作業情報を記憶した記憶媒体を作業表示装置1の読み取り部に接続し、接続した記憶媒体内の作業場情報や作業情報を読み取り部で読み取る。第3方法は、作業場情報や作業情報を外部から無線又は有線により送信し、作業表示装置1側で受信する。なお、作業場情報や作業情報を作業表示装置1に入力する方法は、上述した方法以外であってもよい。
作業場情報は、圃場を識別するための圃場名、圃場の大きさを示すための圃場面積、圃場の場所を示す住所、圃場の位置を特定するための圃場位置(緯度、経度)、圃場の輪郭や状態を示すための圃場マップ等である。作業場情報は、圃場(作業場)に関する情報であれば何でもよく上述したものに限定されない。
作業情報は、農作業を行う作業者(農作業者)に関する作業者情報(作業者情)、農作業を行う農業機械に関する作業機情報(農業機械情報という)等である。
作業者情報に含まれる作業指定時刻は、作業者が農作業の前後に指定した時刻のことである。作業指定時刻の指定は、携帯端末や設置型のコンピュータ等を用いて行うことができる。
図2(a)に示すように、携帯端末4は、時刻を算出する計時部44と、農作業の開始又は終了の作業指定時刻を指定するための作業時刻指定部45とを備えている。作業時刻指定部45は、図2(b)に示すように、携帯端末4の表示部46に表示された作業開始ボタン47aの選択時に計時部44が指し示した時刻を、作業開始指定時刻とする。また、作業時刻指定部45は、表示部46に表示された作業終了ボタン47bの選択時に計時部44が算出していた時刻を、作業終了指定時刻とする。このように、携帯端末4の作業時刻指定部45によって、作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)を指定することができる。なお、携帯端末4の表示部46は、様々な情報を表示すると共に入力インターフェースとしても機能を有するタッチパネル等で構成されていることが望ましい。
作業機情報は、農業機械(作業機)を示す作業機名、農業機械を識別(特定)するため
の作業機特定情報、農業機械の位置(作業機位置という)、農業機械の稼働情報等である。
農業機械の稼働情報は、エンジンが稼働している状態でのエンジン回転数、エンジンが稼働している稼働時刻、施肥量、収穫量(収量)等である。その他、稼働情報は、刈り取りクラッチのON又はOFF、植え付けクラッチのON又はOFF、PTO軸の出力(回転数)、リンク機構の昇降の高さなどである。また、稼働情報は、農業機械2が稼働しているかしていないかを示す稼働フラグであってもよい。
さて、作業表示装置1の記憶部52は、情報取得部51が取得した作業場情報や作業情報を逐次記憶する。図3は、作業場情報や作業情報を記憶した一例を示したものである。
図3に示すように、記憶部52は、作業場情報として、例えば、圃場A〜圃場Fの各圃場における圃場名、圃場面積、圃場の住所、圃場位置(緯度、経度)、圃場位置、圃場マップを記憶している。また、記憶部52は、作業情報として、例えば、作業者A〜作業者Cを示す作業者名、作業者A〜Cが指定した作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)、作業者A〜Cに対応した作業者特定情報、作業者A〜Cの作業者位置を記憶している。
演算処理部53は、CPU等により構成されていて、作業表示装置1の様々な演算処理を行う。表示部54は、液晶、タッチパネル等から構成されていて、記憶部52に記憶された作業場情報や作業情報を表示したり、入力インターフェースによって作業表示装置1に入力された情報を表示する。
具体的には、表示部54は、作業場情報や作業情報を用いて農作業の状態を表示することが可能である。特に、表示部54は、農作業中又は農作業後の状態を表示する。
図4は、表示部54の一例を示したものである。
以下、表示部54及び演算処理部53について詳しく説明する。
表示部54は、作業を振り返ることができる振り返り画面Sを表示する。特に、表示部54は、圃場マップ等の作業場情報と、作業者が指定した作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)とを、同じ振り返り画面Sで一度に表示するものである。
この表示部54は、作業場表示部56と、時間経過表示部60と、作業者表示部61とを備えている。
作業場表示部56は、矩形状の表示フレームから構成されている。作業場表示部56は、後述するように、作業場情報や作業者情報の一部である作業者位置Q等を表示する。時間経過表示部60は、表示部54(振り返り画面S)に表示する時間の流れ(時間経過)を認識し易くするためのものであって、作業場表示部(表示フレーム)56の周囲に表示されている。
詳しくは、作業場表示部56の下側に時間経過表示部60が設けられている。この時間経過表示部60は、表示フレーム56の下端に沿って左右方向に所定の間隔で配置された目盛線60aと、目盛線60a上に数字等によって時刻を示した時刻表示体60bとで構成されている。また、時間経過表示部60は、時間の流れを示す直線上の時間軸60cが目盛線60aの下側であって当該目盛線60aに沿って設けられている。
最小値を示す目盛線60a(時刻表示体60b)の近傍や最大値を示す目盛線60a(時刻表示体60b)の近傍には、時刻表示体60bに示される数値(時刻)を変更する変更部62が示されている。変更部62を入力インタフェースを用いて選択すると、時刻表示体60bの時刻を増減させることができる。
作業者表示部61は、作業者情報を表示するものである。作業者表示部61は、時間経過表示部60の下側に設けられたもので、作業者を識別(特定)するための作業者名を表示するための作業者名表示部65と、作業者情報の中で作業者の作業に関する情報(作業関連情報という)を時間経過と共に表示する作業者時間表示部66とを備えている。
作業者名表示部65は、時間経過表示部60(表示フレーム56)の下側であって時間軸60cよりも左側に設けられ、作業者時間表示部66は、時間経過表示部60(表示フレーム56)の直下に設けられている。
作業者名表示部65は、作業者名を表示するものである。例えば、振り返り画面Sに表
示する作業者名が予め作業表示装置1に登録されている場合は、作業者名表示部65は、作業表示装置1に登録された作業者名を表示する。或いは、作業者特定情報と作業者名とが予め関連付けられて作業表示装置1の記憶部52に記憶されている場合は、作業者名表示部65は、作業者特定情報に対応する作業者名を表示する。なお、作業者名表示部65が作業者名を表示する方法は上述したものに限定されない。
作業者名表示部65に表示した作業者名は、入力インターフェースによって選択を行うことができる。また、作業者名を表示している近傍には、スクロールバー90が表示され、スクロールバー90によって、作業者名表示部65は、表示する作業者名を変更することができる。
作業者時間表示部66は、作業者名表示部65に表示された作業者(表示作業者)に対応する作業関連情報を表示するものである。この作業者時間表示部66は、例えば、作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)を、作業関連情報の1つとして表示する。
作業者時間表示部66に作業指定時刻を表示するに際し、まず、演算処理部53は、表示作業者の作業指定時刻が記憶部52に記憶されているか否かを判断する。ここで、表示作業者の作業指定時刻が記憶部52に記憶されている場合、演算処理部53は、当該表示作業者の作業指定時刻を記憶部52から抽出して、作業指定時刻を時間帯で示すための作業指定時間帯を求める。例えば、演算処理部53は、記憶部52に記憶された作業開始指定時刻から作業終了指定時刻を作業指定時間帯とする。
作業者時間表示部66は、演算処理部53によって求められた作業指定時間帯に入る時刻が、時間経過表示部60に表示されている場合(目盛線60aや時刻表示体60bで示した時刻が作業指定時間帯の時刻と重複している場合)、作業指定時間帯を直線状の表示バー69により表示する。
具体的には、作業者表示部65は、時間軸60cにおいて、作業開始指定時刻の「05時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、作業指定時間帯の初めを示す表示バー69の先端を表示する。また、作業者表示部65は、時間軸60cにおいて、作業指定時間帯の「9時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、作業指定時間帯の終わりを示す表示バー69の後端を表示する。
さて、表示部54(振り返り画面S)には、指定時刻を指定するための指定表示具63が表示されている。指定表示具63は、時間経過表示部60(時間軸60c)に沿って直線的に左右方向に移動するものである。指定表示具63は、マウス、キーボード、或いは、タッチパネル等の入力インターフェースの操作(指示)によって移動させることができる。
指定表示具63には指定する時間をピンポイントで指し示す指定部64が示されており、指定表示具63(指定部64)の停止位置に対応する時間経過表示部60(時間軸60c)上の時刻が、指定表示具63(指定部64)によって指し示された時刻(指定時刻)となる。
この実施形態では、「年、月、日、時、分」で表すことができる時刻のうち、指定表示具63は、「時、分」を指定する。「年、月、日」は、振り返り画面Sに表示されたカレンダー78の中から、年、月、日を選択することにより設定することができる。なお、指定表示具63を移動させることによって、「年、月、日、時、分」を指定することができるようにしてもよい。
ここで、振り返り画面Sには、2つの指定表示具63が表示されている。振り返り画面Sの左側(時間軸60cの時間経過から見て過去)に配置された指定表示具63a(第1指定具という)は、第1の指定時刻(第1指定時刻という)を指定する。また、振り返り画面Sの右側(時間軸60cの時間経過から見て未来)に配置された指定表示具63b(第2指定具という)は、第1指定時刻とは異なる第2指定時刻(第2指定時刻という)を指定する。このように、第1指定表示具63a及び第2指定表示具63bによって、2つの指定時刻、即ち、第1指定時刻及び第2指定時刻を指定することができる。
作業場表示部56は、作業場情報である圃場マップを表示すると共に、作業者の作業者
位置Qを表示する。作業場表示部56における圃場マップ及び作業者位置の表示について詳しく説明する。
圃場マップを作業場表示部56に表示するにあたって、まず、演算処理部53は、記憶部52に記憶されている圃場マップを読み込む。作業場表示部56は、演算処理部53が読み込んだ圃場マップを表示する。また、作業場表示部56は、圃場マップ上に、第1指定具63aで指定された第1指定時刻に対応する作業者位置Qを表示したり、第2指定具63bで指定された第2指定時刻に対応する作業者位置Qを表示する。
例えば、作業者名表示部65に複数の作業者A〜作業者Cが表示されている状況下で、作業者Aが選択されると、演算処理部53は作業者Aが選択されたことを保持する。作業者Aが選択された状態で、第1指定具63aによって7時00分が第1指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、第1指定時刻に対応する作業者Aの作業者位置を記憶部52から検索する。第1指定時刻の作業者位置が存在する場合、作業場表示部56は、作業者Aの作業者位置Qを作業場マップMと共に表示する。
また、作業者Aが選択された状態で、第2指定具63bによって9時00分が第2指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、第2指定時刻に対応する作業者Aの作業者位置を記憶部52から検索する。第2指定時刻の作業者位置が存在する場合、作業場表示部56は、作業者Aの作業者位置Qを作業場マップM上に表示する。
なお、作業場表示部56は、第1指定時刻の作業者位置と、第2指定時刻の作業者位置とを表示しているが、第1指定時刻から第2指定時刻までの指定時間帯における作業者位置を表示するようにしてもよい。
例えば、作業者名表示部65に表示した作業者Aが選択された状況下で、第1指定具63aによって7時00分が第1指定時刻として指定され、且つ、第2指定具63bによって9時00分が第2指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、7時00分〜9時00分までの指定時間帯に対応する作業者Aの作業者位置を記憶部52から検索する。作業者位置が存在する場合は、作業場表示部56は、作業者Aの作業者位置Qを作業場マップM上に表示する。なお、作業者位置の表示は、各作業者位置をプロット点として示してもよいし、各作業者位置を連続的に繋げた軌跡(作業者軌跡)として表示してもよい。
これによれば、作業者は、作業場表示部56に表示された作業場情報と、作業者が作業者が指定した作業指定時刻(作業開始指定時刻や作業終了指定時刻)とを同一画面(振り返り画面S)にて同時に見ることが可能となるため、この画面を見た作業者は、どの圃場で作業を行ったかという圃場と作業者との対応関係が行い易くなる。
特に、作業場の作業場マップ上に作業者位置を重ねて表示したうえで、さらに、作業指定時刻を振り返り画面Sに表示しているため、どの圃場でどの時刻に農作業を行ったかを確認することができる。即ち、作業表示装置1によれば、作業者位置、作業場マップ及び作業指定時刻を同時に作業者に提供することができるため、例えば、一日の農作業における作業者の動きと、農作業の開始及び終了の時刻との対応関係を作業者が把握し易くなり、農作業の作業記録の作成を簡単に行うことができる。
また、作業表示装置1では、第1指定時刻や第2指定時刻を変化させたときの作業者位置を確認することができるため、作業者は、所定時刻における農作業時の動きを簡単に振り返ることができる。
なお、作業者位置を作業場表示部56に表示するに際し、表示バー69で表示されている全時間帯の作業者位置と、指定時間帯の作業者位置との両方を表示してもよい。例えば、図5に示すように、作業者Aでは、表示バー69で表示されている全時間帯(6時00分〜9時00分)の作業者位置Qを表示する。図5では、Y1〜Y2までを結ぶ線が全時間帯の作業者位置Qを示している。この状態で、指定時間帯(7時00分〜9時00分)が指定されると、全時間帯の作業者位置Qのうち、その指定時間帯の作業者位置を実線で、残りの作業者位置を点線で示す。また、全時間帯の作業者位置と、指定時間帯の作業者位置との区別は、作業者位置を示す線等の色を変えることにより行ってもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態は、作業表示装置1の表示部56に作業機情報を表示するものである。第
1実施形態と異なる点について説明する。なお、第2実施形態における作業表示装置1の全体図は、図1と同じであるため説明を省略する。
図6に示すように、表示部54は、作業場表示部56と、時間経過表示部60と、機械表示部80とを備えている。作業場表示部56は、後述するように、作業場情報や作業機情報の一部である作業機位置等を表示する。
機械表示部80は、作業機情報を表示するものである。機械表示部80は、時間経過表示部60の下側に設けられたもので、作業機名を表示するための作業機名表示部81と、農業機械の稼働情報(稼働状況)を時間経過と共に表示する稼働表示部82とを備えている。作業機名表示部81は、時間経過表示部60の下側であって時間軸60cよりも左側に設けられ、稼働表示部82は、時間経過表示部60の直下に設けられている。
作業機名表示部81は、振り返り画面Sに表示する作業機名を予め作業表示装置1等に登録しておいた場合、登録済の作業機名を作業表示装置1から読み込んで表示するものである。作業表示装置1に複数の作業機名が登録されている場合には、各作業機名を上から順番に表示する。或いは、作業機特定情報と作業機名とが予め関連付けられて作業表示装置1の記憶部52に記憶されている場合は、作業機名表示部81は、作業機特定情報に対応する作業機名を表示する。なお、作業機名表示部81が作業機名を表示する方法は上述したものに限定されない。
稼働表示部82は、作業機名表示部81に表示された作業機(作業機名)の稼働情報を表示するものである。具体的には、稼働表示部82に稼働情報を表示するに際し、まず、演算処理部53は、作業機の稼働情報(例えば、エンジン回転数、稼働時刻)が記憶部52に記憶されているか否かを判断する。ここで、作業機の稼働情報が記憶部52に記憶されている場合、演算処理部53は、当該作業機の稼働情報を記憶部52から抽出して、稼働時間帯を求める。例えば、1日の中でエンジン回転数を初めに検出した時点の稼働時刻が6時00分であり、エンジン回転数が零に変化した稼働時刻が12時00分である場合、演算処理部53は、エンジンの稼働開始時刻である「6時00分」からエンジンの稼働終了時刻である「12時00分」までの時間帯を、稼働時間帯とする。
稼働表示部82は、演算処理部53によって求められた稼働時間帯(6時00分〜12時00分)に入る時刻が、時間経過表示部60に表示されている場合、稼働時間帯を直線状の表示バー83により表示する。具体的には、稼働表示部82は、時間軸60cにおいて、稼働開始時刻の「06時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、稼働時間帯の初めを示す表示バー83の先端を表示する。また、作業者表示部65は、時間軸60cにおいて、稼働終了時刻の「12時00分」と同じ時刻を示す位置の直下に、稼働時間帯の終わりを示す表示バー83の後端を表示する。
次に、作業場表示部56に作業機位置を表示することについて詳しく説明する。なお、作業場表示部56は、第1実施形態と同様に圃場マップも表示するが、説明を省略する。
例えば、作業機名表示部81に複数の作業機A〜作業機Cが表示されている状況下で、作業機Aが選択されると、演算処理部53は作業機Aが選択されたことを保持する。作業機Aが選択された状態で、第1指定具63aによって6時00分が第1指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、第1指定時刻に対応する作業機Aの作業機位置を記憶部52から検索する。第1指定時刻の作業機位置が存在する場合、作業場表示部56は、作業機Aの作業機位置Rを作業場マップMと共に表示する。
また、作業機Aが選択された状態で、第2指定具63bによって11時00分が第2指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、第2指定時刻に対応する作業機Aの作業機位置を記憶部52から検索する。第2指定時刻の作業機位置が存在する場合、作業場表示部56は、作業機Aの作業機位置Rを作業場マップM上に表示する。
なお、作業場表示部56は、第1指定時刻の作業機位置と、第2指定時刻の作業機位置とを表示しているが、第1指定時刻から第2指定時刻までの指定時間帯における作業機位置を表示してもよい。
例えば、作業機Aが選択された状況下で、第1指定具63aによって6時00分が第1
指定時刻として指定され、且つ、第2指定具63bによって11時00分が第2指定時刻として指定された場合、演算処理部53は、6時00分〜11時00分までの指定時間帯に対応する作業機Aの作業機位置を記憶部52から検索する。作業機位置が存在する場合は、作業場表示部56は、作業機Aの作業機位置Rを作業場マップM上に表示する。なお、作業機位置Rの表示は、各作業機位置をプロット点として示してもよいし、各作業機位置を連続的に繋げた軌跡(作業機軌跡)として表示してもよい。
これによれば、作業場表示部56に表示された作業機位置を見ることができる。また、作業機位置を表示した同一画面(振り返り画面S)に、農業機械の稼働情報、即ち、農業機械が何時から何時まで稼働したかという稼働状況を表示しているため、作業機位置と稼働状況とを同時に把握することができる。即ち、作業表示装置1によれば、作業機位置及び稼働状況を同時に作業者に提供することができるため、例えば、一日の農作業における農業機械の動きや農業機械の稼働した時刻を、作業者が把握し易くなり、農作業の作業記録の作成を簡単に行うことができる。
また、作業表示装置1では、第1指定時刻や第2指定時刻を変化させたときの作業機位置を確認することができるため、作業者は、所定時刻における農業機械の動きを簡単に振り返ることができる。
なお、作業者機置を作業場表示部56に表示するに際し、表示バー83で表示されている全時間帯の作業機位置と、指定時間帯の作業機位置との両方を表示してもよい。例えば、図7に示すように、作業機Aでは、表示バー83で表示されている全時間帯(6時00分〜12時00分)の作業機位置Rを表示する。図7では、Y1〜Y2までを結ぶ線が全時間帯の作業機位置Rを示している。この状態で、指定時間帯(6時00分〜11時00分)が指定されると、全時間帯の作業機位置Rのうち、その指定時間帯の作業機位置を実線で、残りの作業機位置を点線で示す。また、全時間帯の作業機位置と、指定時間帯の作業機位置との区別は、作業者位置を示す線等の色を変えることにより行ってもよい。
さて、第1実施形態及び第2実施形態における作業表示装置1は変更が可能である。
以下、変形例について説明する。
上述した時間経過表示部60では、直前状の時間軸60cによって時間経過を示していたが、図8(a)に示すように、円形状の図形を用いて時間経過を表現してもよい。円形状の場合は、円を表した線X上の所定の位置X1を原点と定め、原点となるX1から周方向に沿って離れるにしたがって時間が進むとして、時間経過の進み方を定義する。
また、上述した実施形態では、作業者の作業指定時間帯や農業機械の稼働時間帯を直線状の表示バー69、83で示していたが、これに代え、図8(b)に示すように、作業指定時間帯や稼働時間帯を矩形波で表現してもよい。作業指定時間帯を矩形波で表す場合は、作業者が指定しなかった時間帯は第1線として表し、作業者が指定した時間帯は第1線から立ち上がる第2線として表す。稼働時間帯を矩形波で表す場合は、農業機械が稼働しなかった時間帯は第1線として表し、農業機械が稼働した時間帯は第2線として表す。
上述した実施形態では、作業場表示部56に作業場情報として、圃場マップ(作業場マップ)を表示するようにしていたが、これに代え、圃場(作業場)の一覧表を表示するようにしてもよい。図9は、作業場表示部56に圃場の一覧表を表示した場合を示したものである。作業場表示部56は、例えば、作業者名表示部65に作業者A〜作業者Cが表示された中で、作業者Aが選択し且つ、指定時刻が指定されると、作業者Aが指定時刻で作業し且つ作業者Aが所有する圃場の圃場名、圃場面積、圃場の場所を示す住所を表示する。なお、指定時刻に関わらず作業者Aが所有する圃場の圃場名、圃場面積、圃場の場所を表示するようにしてもよい。
上述した実施形態では、振り返り画面Sにおいて、作業者表示部61と、機械表示部80とを別々に表示していたが、図10に示すように、振り返り画面Sに、作業者表示部61及び機械表示部80を表示してもよい。この場合、作業者表示部61と機械表示部80とを上下に並べると共に、時間経過表示部60を兼用化することが望ましい。
上述した実施形態では、作業者位置又は作業機位置と、圃場マップとを表示するようにしているが、このとき、作業者位置又は作業機位置と、圃場とが交差する時刻(交差時刻
)を表示するようにしててもよい。以下、作業者位置を例にあげ説明する。
図11は、交差時刻を表示する場合の作業表示装置1の全体図を示したものである。図11に示すように、演算処理部53は、判断部57と、交差時刻算出部58とを備えている。判断部57及び交差時刻演算部58は、プログラム等から構成されている。
判断部57は、指定時刻の作業者位置が、作業場マップMの作業場に跨がっているか否かを判断するものである。
具体的には、図12(a)に示すように、判断部57は、指定時刻内の各作業者位置を結ぶことにより求めた作業者軌跡を示す軌跡線Q3と、作業場マップMにおいて作業場の外観(境界)を示す境界線Fとに基づいて、作業位置が作業場マップMに跨がっているか居ないかを判断する。作業軌跡の軌跡線Q3と作業場の境界線Fとが交差している場合は、判断部57は、作業者位置が作業場マップMの作業場に跨がっていると判断する。一方、図12(b)に示すように、作業者軌跡の軌跡線Q3と作業場の境界線Fとが交差していない場合、作業者位置が作業場マップMの作業場に跨がっていないと判断する。
交差時刻算出部58は、判断部57によって作業者位置が作業場を跨がっていると判断された場合、作業者位置と作業場とが交差した時刻(交差時刻)を求める。例えば、図12(c)に示すように、交差時刻算出部58は、作業者位置P1と作業場の輪郭線Fとが一致している場合、当該作業者位置P1に対応する検出時刻を交差時刻とする。
また、図12(d)に示すように、作業場の輪郭線Fの両端側に、作業者位置P2と作業者位置P3があり、作業者位置P2と作業者位置P3とを結ぶ作業者軌跡が輪郭線Fと交差している場合、交差時刻算出部58は、例えば、交差時刻算出部58は、検出時刻T2と検出時刻T3との間の中間の時刻を交差時刻とする。
作業場表示部56は、交差時刻算出部58で求めた交差時刻を、例えば、図12(a)に示すように、作業者位置と作業場の輪郭部Fとが交差する交差部付近に表示する。
上述した複数の変形例のうち、変形例をそれぞれ組み合わせることにより振り返り画面Sを表示部56に表示するようにしてもよい。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。上述した実施形態では、農業機械の一例としてトラクタを例にあげ説明したが、コンバインであってもよい。或いは、トラクタやコンバインだけでなく、農業機械は、田植機であってもよい。また、作業機として、農業機械だけでなく、バックホーの建設機械に適用してもよい。
1 作業表示装置
4 携帯端末
44 計時部
45 作業時刻指定部
51 情報取得部
52 記憶部
53 演算処理部
54 表示部
56 作業場表示部
57 判断部
58 交差時刻算出部
60 時間経過表示部
61 作業者表示部
63 指定表示具
64 指定部
65 作業者名表示部
66 作業者時間表示部
69 表示バー
80 機械表示部
81 作業機名表示部
82 稼働表示部
83 表示バー
90 スクロールバー

Claims (6)

  1. 作業を行う作業場である圃場に関する作業場情報である圃場情報を取得すると共に、前記圃場作業を行った作業者に関する作業者情報である農作業者情報を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した圃場情報及び農作業者情報を表示可能な表示部とを備えた作業表示装置であって、
    前記表示部は、前記圃場情報として前記情報取得部が取得した圃場の作業場マップである圃場マップと、前記農作業者情報として前記作業を行った時刻とは別に任意に前記作業者によって指定された作業指定時刻及び前記情報取得部が得た作業者の作業者位置と、前記農作業を行った時刻に基づいて求められた作業時間帯と、を同一画面で表示可能であり、
    さらに、前記表示部は、前記作業時間帯上に前記作業指定時刻を示す指定表示具を表示し、前記圃場マップと前記作業指定時刻における前記作業者位置とを重ねて表示すると共に、前記圃場マップと前記作業指定時刻以外における前記作業者位置とを重ねて表示することを特徴とする作業表示装置。
  2. 前記表示部は、時間経過を表示する時間経過表示部と、時間経過に沿って作業者の作業指定時刻を表示する作業者表示部とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の作業表示装置。
  3. 前記表示部に表示された前記指定表示具は、前記時間経過表示部に沿って移動自在で且つ前記時間経過表示部に対応する時刻を指し、
    前記作業場表示部は、前記指定表示具で指定された指定時刻での作業者位置と指定時刻以外の作業者位置との両方を前記圃場マップ上に表示することを特徴とする請求項2に記載の作業表示装置。
  4. 作業を行う作業場である圃場に関する作業場情報である圃場情報を取得すると共に、前記圃場作業を行った作業機である農業機械に関する作業機情報である農業機械情報
    を取得する情報取得部と、前記情報取得部が取得した圃場情報及び農業機械情報を表示可能な表示部とを備えた作業表示装置であって、
    前記表示部は、前記圃場情報として前記情報取得部が取得した圃場の作業場マップである圃場マップと、前記農業機械情報として前記農業機械の稼働状態として稼働した時間経過を示す稼働時間帯及び前記作業を行った時刻とは別に指定された指定時刻における農業機械の作業機位置と、を同一画面で表示可能であり、
    さらに、前記表示部は、前記稼働時間帯上に前記作業指定時刻を示す指定表示具を表示し、前記農業機械情報として前記情報取得部が取得した圃場圃場マップと前記指定時刻における前記作業機位置とを重ねて表示すると共に、前記圃場マップと前記指定時刻以外における前記作業機位置とを重ねて表示することを特徴とする作業表示装置。
  5. 前記表示部は、時間経過を表示する時間経過表示部と、時間経過に沿って前記農業機械稼働時間帯を表示する機械表示部とを含んでいることを特徴とする請求項4に記載の作業表示装置。
  6. 前記表示部に表示された前記指定表示具は、前記時間経過表示部に沿って移動自在で且つ前記時間経過表示部に対応する時刻を指し、
    前記作業場表示部は、前記指定表示具で指定された指定時刻での作業機位置と指定時刻以外の作業機位置との両方を前記圃場マップ上に表示することを特徴とする請求項5に記載の作業表示装置。
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