JP6083375B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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本発明は、排気浄化装置の下流の排気通路から吸気通路に排気の一部を還流させるシステムを備えた内燃機関の制御装置に関する。
特許文献1は、排気中のNOxを低減するべく、それぞれ排気の一部をEGRガスとして吸気通路に還流させるための高圧EGR通路と低圧EGR通路とを備えた内燃機関を開示する。高圧EGR通路は過給装置のコンプレッサとスロットルバルブとの下流の吸気通路と過給装置のタービンの上流の排気通路とをつなぎ、低圧EGR通路はコンプレッサの上流の吸気通路と過給装置のタービンおよび排気浄化装置の下流の排気通路とをつなぐ。特許文献1の記載によれば、この内燃機関は、低圧EGR通路が吸気通路に接続する箇所よりも上流に、上記スロットルバルブとは別に、絞り弁を備え、該絞り弁と低圧EGR通路の低圧EGR制御弁の間に圧力センサを、そして低圧EGR制御弁の上流にさらなる圧力センサを備えることができる。この場合、これら圧力センサの検出値に基づいて、低圧EGR制御弁の上下流間に所望の圧力差が生成されるように、上記絞り弁の開度が制御され、これにより低圧EGR通路を流れる排気の吸気通路への還流を制御しようとする。
特開2008−248729号公報
上記特許文献1に記載の内燃機関では、スロットルバルブとは別に吸気通路に設けられた絞り弁と低圧EGR制御弁との間に圧力センサを備え、その検出値に基づいて低圧EGR制御弁の上下流間に所望の圧力差が生成されるようにその絞り弁の開度を制御する。しかし、絞り弁が吸気通路を部分的に閉じるとき、吸気通路の流れに乱れが生じる。この場合には、その流れの乱れの影響により、絞り弁と低圧EGR制御弁との間の圧力センサの出力つまり検出値に大きな変動が生じる。したがって、この検出値に基づいて絞り弁を制御するとき、低圧EGR通路を流れる排気の還流量がその影響により大きくばらつくことが懸念される。
そこで、本発明の目的は、低圧EGR通路、つまり、排気浄化装置の下流の排気通路と吸気通路とをつなぐEGR通路を介した排気の還流をより好適に制御することにある。
本発明の一の態様によれば、
排気浄化装置の下流の排気通路と吸気通路とをつなぐEGR通路と、
該EGR通路を流れる排気の量を制御するために該EGR通路に設けられたEGR制御弁と、
前記EGR通路と前記吸気通路との接続箇所よりも上流の吸気通路に設けられた吸気絞り弁であって、全開状態にある非作動状態と、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を調節するように作動する作動状態とを有する吸気絞り弁と、
前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を検出するための差圧検出装置と、
該差圧検出装置により検出された前記EGR制御弁の上下流間の圧力差に基づいて前記EGR制御弁の作動および前記吸気絞り弁の作動を制御する制御装置と
を備え、
該差圧検出装置は、
前記吸気絞り弁が非作動状態のとき、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差として、該吸気絞り弁と前記EGR制御弁との間の第1領域部と該EGR制御弁より上流における前記EGR通路の排気通路側の第2領域部とにおける圧力差を検出し、
前記吸気絞り弁が作動状態のとき、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を、前記第2領域部と該第2領域部より下流かつ前記EGR制御弁より上流の第3領域部とにおける圧力差に基づいて検出する、
内燃機関の制御装置
が提供される。
上記構成を有する本発明の一態様によれば、吸気絞り弁が非作動状態のとき、吸気絞り弁とEGR制御弁との間の第1領域部とEGR制御弁より上流におけるEGR通路の排気通路側の第2領域部とにおける圧力差がEGR制御弁の上下流間の圧力差として検出される。一方、吸気絞り弁が作動状態のとき、第2領域部と該第2領域部より下流かつEGR制御弁より上流の第3領域部とにおける圧力差に基づいて、EGR制御弁の上下流間の圧力差が検出される。このように、吸気絞り弁が全開状態である非作動状態のときには、吸気絞り弁により吸気通路の流れに乱れが生じ無いまたは生じ難いので、EGR制御弁の上下流の2箇所間の圧力差は直接的に検出される。一方、吸気絞り弁が作動状態のときには、吸気絞り弁により吸気通路の流れに乱れが生じ易いので、EGR制御弁の上流側の2箇所間の圧力差に基づいてEGR制御弁の上下流間の圧力差が検出される。よって、吸気絞り弁が作動状態であっても、EGR制御弁の上下流間の差圧を好適に検出し、EGR通路を介した排気の還流をより好適に制御することができる。
本発明の第1実施形態に係る内燃機関の模式図である。 図1の内燃機関の一部の拡大模式図であり、吸気絞り弁による流れの乱れを説明するための図である。 吸気通路の流れの乱れによる、差圧センサの検出値に対する影響を説明するためのグラフである。 第1実施形態の、低圧EGR制御弁の上下流間の差圧検出に関する、フローチャートである。 第1実施形態における、吸気絞り弁の開度と、低圧EGR制御弁の開度と、差圧計測との関係を説明するためのグラフである。 本発明の第2実施形態に係る内燃機関の模式図である。 第2実施形態の、低圧EGR制御弁の上下流間の差圧検出に関する、フローチャートである。 第2実施形態における、過渡期での差圧検出を説明するためのグラフである。 第2実施形態における、差圧推定を説明するためのグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、第1実施形態について説明する。
第1実施形態の内燃機関10の概略構成を図1に示す。内燃機関10は、燃料である軽油を燃料噴射弁12から圧縮状態にある燃焼室内に直接噴射することにより自然着火させる型式の内燃機関、すなわちディーゼルエンジンである。
気筒14の燃焼室に臨むと共に吸気通路16の一部を区画形成する吸気ポートは、シリンダヘッドに形成されていて、吸気弁によって開閉される。シリンダヘッドには、吸気通路16の一部を区画形成する吸気枝管を介して、同じく吸気通路16の一部を区画形成するサージタンク18や吸気管20が接続されている。吸気管20の上流端側には、吸気通路16に導かれる空気中の塵埃などを除去するべくエアクリーナ22が設けられている。また、スロットルアクチュエータ24によって開度が調整されるスロットルバルブ26が、吸気通路16の途中に設けられている。
他方、気筒14の燃焼室に臨むと共に排気通路28の一部を区画形成する排気ポートは、シリンダヘッドに形成されていて、排気弁によって開閉される。シリンダヘッドには、排気通路28の一部を区画形成する排気マニフォルド30が接続され、さらにその下流側には同じく排気通路28の一部を区画形成する排気管32が接続されている。
排気通路28の途中には、上流側から順に、それぞれが排気浄化装置である、酸化触媒(DOC)34と、フィルター部材としてのディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)36とが配置されている。DPF36は、排気中の粒子状物質(PM)を捕集することができるように構成されている。DPF36は、連続自然再生可能に、酸化触媒を担持して構成されている。
内燃機関10はターボ過給機(過給装置)40を備えている。ターボ過給機40は、排気通路28に設けられて排気により回転駆動されるタービンホイールを含むタービン42と、タービンホイールの回転力で回転するようにそれに連結されたコンプレッサホイールを含み吸気通路16に設けられたコンプレッサ44とを備える。タービン42は、後述されるECUにより制御されるアクチュエータ46により作動される可変ベーンを有している。コンプレッサ44により圧縮された空気を冷却すべく、インタークーラ48がコンプレッサ44下流側に設けられている。
さらに、排気通路28を流れる排気の一部を吸気通路16に導くために排気還流(EGR)装置が設けられている。EGR装置は、所謂高圧EGR装置と、所謂低圧EGR装置とからなる。なお、本発明においては、EGR装置が低圧EGR装置のみからなってもよい。
高圧EGR装置50は、コンプレッサ44およびスロットルバルブ26の下流の吸気通路とタービン42上流の排気通路とを接続するEGR通路(高圧EGR通路)52を備えている。高圧EGR通路52には、そこを流れる排気の量(還流量)を調整制御するためにEGR制御弁(高圧EGR制御弁)54が設けられていて、高圧EGR制御弁54はアクチュエータ56により作動される。ここでは、高圧EGR制御弁54はポペット式バルブである。さらに、高圧EGR通路52には、還流される排気を冷却するためのEGRクーラ(高圧EGRクーラ)58が設けられている。なお、高圧EGRクーラ68は設けられなくてもよい。
低圧EGR装置60は、コンプレッサ44の上流の吸気通路と、タービン42および排気浄化装置34、36下流の排気通路とを接続するEGR通路(低圧EGR通路)62を備えている。低圧EGR通路62には、そこを流れる排気の量を調整制御するためにEGR制御弁(低圧EGR制御弁)64が設けられていて、低圧EGR制御弁64はアクチュエータ66により作動される。ここでは、低圧EGR制御弁64はポペット式バルブである。さらに、低圧EGR通路62には、還流される排気を冷却するためのEGRクーラ(低圧EGRクーラ)68が設けられている。
また、低圧EGR通路62と吸気通路16との接続部(接続箇所)16Jよりも上流の吸気通路には、吸気絞り弁(吸気制御弁)70が設けられていて、アクチュエータ72により作動される。ここでは吸気絞り弁70はバタフライ式バルブであるが、他の様式のバルブであってもよい。吸気絞り弁70は、低圧EGR通路62の低圧EGR制御弁64前後のつまり低圧EGR制御弁64の上流側と下流側との圧力差(上下流間の圧力差)を調節するように設けられている。吸気絞り弁70は、全開状態と、その開度が全開以外の開度に調整された状態とに制御される。吸気絞り弁70が全開状態にあるときには、それは吸気通路16の流路を狭めない(絞らない)ので、吸気通路を流れる気体(主に空気)の流れは吸気絞り弁70により実質的に乱されない。一方、吸気絞り弁70がある程度閉じられた状態にあるときには、吸気絞り弁70により吸気通路の気体の流れは影響され、乱され得る。なお、本明細書では、吸気絞り弁70がそのような全開状態にあるときを(それが吸気通路を絞らないので)非作動状態にあるときと称し、吸気絞り弁70がそのような全開以外の状態にあるときを(それが吸気通路を絞るので)作動状態と称する。
内燃機関10は、制御装置として機能するように構成された電子制御ユニット(「ECU」:Electronic Control Unit)76を備える。ECU76は、CPU、RAM、ROMおよびフラッシュメモリのような記憶装置、並びに、入出力インタフェース等を有するマイクロコンピュータを中心に構成されている。ECU76は、エアーフローメータ78、クランク角センサ80、アクセル開度センサ82、吸気温センサ84、吸気圧センサ86、水温センサ88、第1および第2差圧センサ90、92などに電気的に接続されていて、これらセンサから出力される出力信号を入力し、これらの出力信号に基づいて内燃機関10の運転状態を検出する。そして、ECU76は、記憶装置に記憶された制御プログラムを実行することにより、各種制御処理を実行する。なお、ECU76は、上記アクチュエータ24、46、56、66、72のそれぞれに電気的に信号を出力し、スロットルバルブ24、可変ベーン、高圧EGR制御弁54、低圧EGR制御弁64、吸気絞り弁70の各開度を制御する。
クランク角センサ80は、内燃機関10のクランクシャフトと同期して回転するパルサの周囲に配置され、パルサが1回転する間に、パルサの外周部に設けられた歯部の数に相当する複数のパルス信号(回転角信号)を出力する。ECU76は、クランク角センサ80から出力される回転角信号に基づいて、内燃機関10の回転速度(エンジン回転数)および回転角度位置(クランク角度)を検出する。
アクセル開度センサ82は、運転者が操作するアクセルペダルの操作量(踏込み量)を表すアクセル開度に応じた信号を出力する。
吸気圧センサ86は、コンプレッサ下流の吸気通路に設けられ、吸気圧に応じた信号を出力する。吸気温センサ84は、インタークーラ下流の吸気通路に設けられ、吸気通路を通過する吸気の温度(吸気温)に応じた信号を出力する。エアーフローメータ78は、吸気通路に設けられ、吸気通路を通過する空気の流量(吸入空気量)に応じた信号を出力する。
水温センサ88は、シリンダブロックに取り付けられ、内燃機関の冷却水の温度(水温)に応じた信号を出力する。
第1差圧センサ90および第2差圧センサ92は、それぞれ、低圧EGR制御弁64の上下流間の圧力差を検出するための信号を出力する。第1差圧センサ90は、吸気絞り弁70と低圧EGR制御弁64との間の第1領域部と、低圧EGR制御弁64より上流における低圧EGR通路62の排気通路側の第2領域部とにおける圧力差を検出するように、それら第1および第2領域部に圧力取得部90a、90bを備えて構成されている。第2領域部は、ここでは低圧EGR通路62の排気通路側の入口部62aに定められる。ここでは吸気絞り弁70と低圧EGR制御弁64との間の圧力は吸気通路の圧力であり、コンプレッサ44の上流の吸気通路の圧力であるが、低圧EGR通路62の圧力であってもよい。例えば、吸気絞り弁70と低圧EGR制御弁64との間の圧力は低圧EGR制御弁下流の低圧EGR通路の吸気通路側の出口部62bの圧力であってもよい。
第2差圧センサ92は、低圧EGR制御弁64より上流における低圧EGR通路62の排気通路側の第2領域部と、この第2領域部より下流かつ低圧EGR制御弁64より上流の第3領域部とにおける圧力差を検出するように、それら第2および第3領域部に圧力取得部92a、92bを備えて構成されている。ここでは、第2差圧センサ92の第2領域部の圧力取得部92aは、第1差圧センサ90の第2領域部の圧力取得部90bと別に設けられているので、第1差圧センサ90と第2差圧センサ92とは独立している。しかし、第2差圧センサ92の第2領域部の圧力取得部92aは、第1差圧センサ90の第2領域部の圧力取得部90bによって兼ねられてもよい(圧力取得部90bと一体にされてもよい)。第3領域部は、低圧EGR制御弁62と第2領域部との間に位置するので、ここでは所定中間領域部62cである。そして、さらにここでは所定中間領域部62cは、低圧EGR制御弁64と低圧EGR制御弁64より上流の低圧EGRクーラ68との間の領域である。なお、所定中間領域62cは、低圧EGR制御弁64のより近くに定められるとよく、第2領域部からより離れているとよい。
ECU76は、これらセンサの出力に基づいて、内燃機関10の燃料噴射制御、EGR制御などを行う。つまり、ECU76は、燃料噴射制御手段(部)、EGR制御手段(部)などの各機能を担う。
燃料噴射制御は、燃料噴射弁12からの燃料噴射量および燃料噴射時期を制御するものである。ECU76は、内燃機関10の運転状態に応じた最適な燃料噴射量および燃料噴射時期を演算し、その演算結果つまり演算により求めた目標値にしたがって燃料噴射弁12の燃料噴射を制御する。
EGR制御は、上記高圧EGR通路52および上記低圧EGR通路62を介した排気通路から吸気通路への排気還流を制御するものである。ECU76は、内燃機関10の運転状態に応じて演算をし、その演算結果つまり演算により求めた目標値にしたがって高圧EGR制御弁54、低圧EGR制御弁64および吸気絞り弁70の各開度を制御する。
ECU76には、低圧EGR制御弁64の上下流間の圧力差を検出するために、上記2つの差圧センサ90、92が電気的に接続されている。そして、これら差圧センサの出力に基づく検出値に基づいて、ECU76は、EGR制御において、低圧EGR制御弁64と共に、吸気絞り弁70を制御する。なお、ECU76は、差圧検出装置の制御部(演算部)の機能を担うように構成されている。差圧検出装置は、第1差圧センサ90、第2差圧センサ92、および、ECU76の一部を含んで構成されている。
低圧EGR通路62は、その下流が大気に近い吸気通路の上流側部分に接続されていて、その上流が大気に近い排気通路の下流側部分に接続されている。したがって、元来、低圧EGR制御弁64の前後のつまり上下流間の圧力差は、高圧EGR制御弁54のそれに比べてはるかに小さく、ほぼ1に近い。そこで、より好適に低圧EGR通路62を介して排気の一部を排気通路から吸気通路に還流させるために、上記吸気絞り弁70が作動される。吸気絞り弁70を閉じてそこでの吸気通路の開口断面積を狭くすることで、吸気絞り弁70のすぐ下流の圧力は下がる。その結果、低圧EGR制御弁64前後の圧力差が大きくなり、低圧EGR通路を介した排気の流れを促すことができる。
ここでは、ECU76は、低圧EGR通路62を通しての目標EGRガス流量(目標低圧EGR量)が相対的に少ない第1運転領域(例えば軽中負荷運転領域)では、(基本的には全開状態に保たれている)吸気絞り弁70を全開状態にし、低圧EGR制御弁の開度を制御する。これにより、低圧EGR通路62を介してのEGRガス量(低圧EGR量)を調整する。これに対して、目標低圧EGR量が所定量以上に多い第2運転領域(例えば高負荷運転領域)では、ECU76は、吸気絞り弁70を作動させてその開度を小さくし、それにより低圧EGR量を調整する。要するに、ECU76は、目標低圧EGR量が所定量未満となる運転状態(領域)のときには吸気絞り弁70を全開状態にして低圧EGR制御弁64の開度を制御することで低圧EGRガス量を調整し、目標低圧EGR量が所定量以上となる運転状態(領域)のときには低圧EGR制御弁64を全開状態にして吸気絞り弁70の開度を制御することで低圧EGRガス量を調整する。なお、この低圧EGRガス量の調整に際しては、つまり、低圧EGR制御弁64の制御および吸気絞り弁70の制御に際しては、より低圧EGRガス量を目標低圧EGR量に調整するように、低圧EGR制御弁64の上下流間の圧力差に応じて、フィードバック制御が行われる。
ところで、吸気絞り弁70の開度に応じて、吸気通路の流れに乱れが生じるときがある。この流れの乱れを図2に基づいて説明する。なお、図2は、低圧EGR通路62と吸気通路16との接続箇所16J周囲の拡大模式図であり、そこでは白抜き矢印A1、A2で吸気通路の吸気の流れおよび低圧EGR通路62を介した還流排気(EGRガス)の流れが模式的に表されている。
図2では、全開状態(非作動状態)にある吸気絞り弁70(図2では符号「70a」)が二点鎖線で表されていて、そのときの吸気の流れが矢印A3、A4により模式的に表されている。矢印A3、A4はそれぞれ吸気通路16の軸線に略平行であり、これはその流れに実質的に乱れが生じていないことを意味する。したがって、目標低圧EGR量が所定量αs未満の運転状態のときには、吸気絞り弁70が全開状態にされるので、第1差圧センサ90の低圧EGR制御弁64下流の圧力取得部90a付近の圧力変動は相対的に小さく、第1差圧センサ90の出力に基づいて低圧EGR制御弁64の上下流間の圧力差を好適に検出できる。
これに対して、図2では、ある開度にまで閉じられた状態(作動状態)にある吸気絞り弁70(図2では符号「70b」)が実線で表されていて、そのときの吸気の流れが矢印A5、A6、A7,A8により模式的に表されている。矢印A5〜A8は互いに平行ではなく、その流れに乱れが生じていることを意味する。したがって、目標低圧EGR量が所定量αs以上となる運転状態のときには、全開状態から(全閉にではないが)閉じられた状態にある吸気絞り弁70の影響により、第1差圧センサ90の低圧EGR制御弁64下流の圧力取得部90a付近の圧力は相対的に大きく変動する(場合によっては脈動する)。よって、第1差圧センサ90の出力に基づく検出値は、図3に示すように変動し得る。よって、このようなときに、第1差圧センサ90の出力に基づく検出値をそのまま用いて吸気絞り弁を制御することでは、低圧EGR通路を介しての低圧EGR量の制御に限界がある。
そこで、目標低圧EGR量が所定量αs以上となる運転状態のときには、第1差圧センサ90の出力ではなく、第2差圧センサ92の出力を用いて、低圧EGR制御弁64前後のつまり上下流間の差圧を検出する。上で述べたように、第2差圧センサ92は、低圧EGR制御弁64より上流の2箇所の圧力差を検出するように構成されているので、全開状態にない吸気絞り弁70の影響により吸気通路に脈動などが生じていても、この影響を第2差圧センサ92による検出値は受けないまたは受け難い。また、低圧EGR制御弁64の上下流間の圧力差は低圧EGR制御弁64の上流の2箇所の圧力差と相関があるので、第2差圧センサ92の出力による検出値は、第1差圧センサ90の出力による検出値と相関がある。よって、この相関を考慮して補正することで、第2差圧センサ92の出力による検出値と第1差圧センサ90の出力による検出値とを同じように扱うことが可能になる。具体的には、ECU76は、第2差圧センサ92の出力による検出値を所定の演算を行うことで補正し、低圧EGR制御弁64前後の差圧を算出して検出し、この検出値を第1差圧センサ90の出力による検出値に相当する値として扱う。所定の演算は、補正値を用いた演算(例えば、第2差圧センサ92の出力による検出値×補正値)であり、内燃機関10の運転状態に基づいて、予め実験に基づいて設定されたデータを検索したり、同様に設定された演算を行ったりすることでその補正値は算出される。
このような低圧EGR制御弁64の上下流間の差圧の検出について、図4および図5に基づいてさらに説明する。
ステップS401では、吸気絞り弁40が作動中(作動状態)であるか否かが判定される。この判定は、吸気絞り弁70の目標開度が全開でないか否かの判定に相当する。ECU76は、上記EGR制御において、目標低圧EGR量に応じて、吸気絞り弁40が作動中であるか否かを判定することができる。目標低圧EGR量が所定量αs未満であるときには、吸気絞り弁70の目標開度は全開であり吸気絞り弁70は非作動状態であるので、ECU76は否定判定する。一方、目標低圧EGR量が所定量αs以上であるときには、吸気絞り弁70の目標開度が全開でなく、吸気絞り弁70が作動中であるので、ECU76は肯定判定する。
例えば、内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が図5のα1値(<所定値αs)であるとき、吸気絞り弁40は全開状態に保持される(吸気絞り弁は作動されない)。したがって、この場合、ステップS401で否定判定されて、ステップS403へ進む。ステップS403では、第1差圧検出モードが設定される。第1差圧検出モードが設定されると、第2差圧センサ92の出力に基づかずに、第1差圧センサ90の出力による検出値が、低圧EGR制御弁62の上下流側の差圧としてそのまま採用される。図5では、第1差圧センサ90の出力に基づく検出差圧(第1検出差圧)の例が、線L1で概念的に示されている。
これに対して、内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が図5のα2値(≧所定値αs)であるとき、吸気絞り弁70は目標低圧EGR量に応じた開度に閉じられる(作動される)。したがって、この場合、ステップS401で肯定判定されて、ステップS405へ進む。ステップS405では、第2差圧検出モードが設定される。第2差圧検出モードが設定されると、第1差圧センサ90の出力を採用せずに、第2差圧センサ92の出力に基づく検出値(補正済み検出値)が、低圧EGR制御弁62の上下流側の差圧として採用される。図5では、第2差圧センサ92の出力に対応する検出差圧(第2ベース検出差圧)の例が、線L2´で概念的に示されている。線L2´上の第2ベース検出差圧は、線L1上の第1検出差圧に連続的な関係を有さない。そこで、この第2ベース検出差圧を第1検出差圧の線L1に連続する線L2上にのるように、つまり、現実の低圧EGR制御弁62の上下流間の差圧に変換するように、第2ベース検出差圧は補正される(図5の矢印参照)。この補正は、目標低圧EGR流量に応じて、予め実験により設定されたデータを検索したり、同様に設定された演算を行ったりすることで算出される補正値を用いて行われる。なお、この補正は、内燃機関10の運転状態に応じた補正値で行われるとよく、例えば、目標低圧EGR流量に応じてではなく、それに応じて定まる吸気絞り弁の目標開度に応じて補正値を算出して、行われてもよい。図5では、補正後の第2ベース検出差圧に対応する線S2が線S1に連続するように表されている。
このように、吸気絞り弁70が全開状態にないとき、つまり、作動状態にあるとき、低圧EGR制御弁62上流側と下流側との圧力差は、直接的に検出されるのではなく、低圧EGR制御弁62の上流側の2箇所の圧力差(第2差圧センサ92の出力)に基づいて検出される。したがって、吸気絞り弁下流の流れの乱れの影響を排し、低圧EGR制御弁62上流側と下流側との圧力差を好適に検出できる。よって、好適に、低圧EGR通路を介した排気還流を制御することができる。
そして、上で述べたように、目標低圧EGR量が相対的に多い運転状態のとき、第2差圧センサの出力による検出値を補正することで、低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差が検出される。低圧EGR量が相対的に多きいほど、第2差圧センサの2つの圧力取得部92a、92bにおける圧力差は大きくなる。したがって、このとき、第2差圧センサの出力はより安定するので、低圧EGR制御弁62上流側と下流側との圧力差をより正確に見積もることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下では、上で説明した構成要素と同じ構成要素に同じ符号を付して、それらの重複説明を省略する。また、以下では、第1実施形態に比べた、第2実施形態における特徴または構成のみを説明する。
第2実施形態の内燃機関110の概略構成を図6に示す。第2実施形態の内燃機関110は、第1実施形態の上記内燃機関10に対して、第1差圧センサ90および第2差圧センサ92が1つの差圧センサ94から構成されている点で異なる。差圧センサ94は圧力経路を切り替えることで、それら2つのセンサ90、92の役割を担うように構成されている。差圧センサ94は、第1から第3圧力取得部94a、94b、94cを有する。第1圧力取得部94aは、吸気絞り弁70と低圧EGR制御弁64との間の第1領域部に配置されている。第2圧力取得部94bは、低圧EGR制御弁64より上流における低圧EGR通路62の排気通路側の第2領域部、特に入口部62aに配置されている。第3圧力取得部94cは、第2領域部より下流かつ低圧EGR制御弁64より上流の第3領域部、特に所定中間領域62cの配置されている。差圧センサ94は、切替装置96を備える。切替装置96は、第1差圧検出モードと第2差圧検出モードとを切り替えるように圧力経路を切り替えるとき切替作動される。差圧センサ94は、第1差圧検出モードでは第1圧力取得部94aと第2圧力取得部94bとにおける圧力差に応じた信号を(上記ECU76と概ね同じ構成を有する)ECU176に出力し、第2差圧検出モードでは第2圧力取得部94bと第3圧力取得部94cとの間の圧力差に応じた信号をECU176に出力するように構成されている。切替装置96は、ECU176による作動信号により作動されて、第1圧力取得部94aと第3圧力取得部94cとのいずれかを使用可能に切り替える。ここでは、第1差圧検出モードが基本設定(初期設定)されていて第1圧力取得部94aが基本的に使用可能であるが、第2差圧検出モードが基本設定されていてもよい。これにより、差圧センサの設置個数を削減できる。第1差圧検出モードおよび第2差圧検出モードは、第1実施形態で説明した通りである。なお、第2実施形態において、差圧検出装置は、差圧センサ94、切替装置96、および、ECU176の一部を含んで構成されている。
差圧センサ94は、切り替えられることにより、上記第1差圧センサ90と同様に機能し、あるいは、上記第2差圧センサ92と同様に機能する。しかし、その切り替え時、第1圧力取得部94aと第3圧力取得部94cとの入力が切り替わり、差圧センサ94の出力がそれによる過渡状態となるので、差圧センサ94の出力は、低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差に相当するまたは相関を有する出力ではなくなる。そこで、このような過渡状態においては、内燃機関110は、切替直前の差圧センサ94の出力と、過渡状態における運転状態(特にその履歴)とに基づいて低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差を推定する(検出する)。このように低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差を推定するモードを、以下、第3差圧検出モードと称する。
以下、図7に基づいて、第2実施形態における低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差の検出制御について説明する。
ステップS701では、吸気絞り弁70が作動中であるか否かが判定される。この判定は、上記ステップS401と同じであるので、ここでのその説明は省略する。
内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が図5のα1値(<所定値αs)であるときには、ステップS701で否定判定されてステップS703へ進む。ステップS703では、第2差圧検出モードが設定中か否かが判定される。第2差圧検出モードが設定されていないときには(例えば初期状態では)、ステップS703で否定判定されて、ステップS705に進む。ステップS705では、上記ステップS403と同じように、第1差圧検出モードが設定される。
一方、内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が図5のα2値(≧所定値αs)であるときには、ステップS701で肯定判定されてステップS707へ進む。ステップS707では、第1差圧検出モードが設定中か否かが判定される。第1差圧検出モードが設定されていないときには、ステップS707で否定判定されて、ステップS709に進む。ステップS709は、上記ステップS405と同じように、第2差圧検出モードが設定される。
さて、ここで、図8(a)に矢印β1で示すように、内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が所定値αs未満の値から、所定値αsを超える場合について説明する。この場合、目標低圧EGR量が所定値αsになったときに吸気絞り弁70が作動され始め、切替装置96が切り替えられ、第1差圧検出モードが設定されている状態から第2差圧検出モードに切り替わるときであるので、ステップS701で肯定判定されて、続くステップS707で肯定判定されて、ステップS711に進む。ステップS707で肯定判定されると、ECU176が担うタイマ手段(時間計測装置)により時間計測が開始される。この計測時間が、所定時間経過しているか否か(計測時間>所定時間?)が、ステップS711で判定される。所定時間が経過していないのでステップS711で否定判定されるときには、上記過渡状態であるので、ステップS713で第3差圧検出モードが設定される。ステップS711で所定時間が経過したので肯定判定されると、ステップS709で第2差圧検出モードが設定される。なお、図8(a)は、区間S1では第1差圧検出モードが設定され、区間S2では第2差圧検出モードが設定され、これらの間の区間S3では第3差圧検出モードが設定されることを概念的に示すものである。
第3差圧検出モードが設定されると、切替直前の差圧センサ94の出力、ここでは第1差圧検出モードでの直近の検出値に基づいて演算を行うことで、低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差が推定される(検出される)。具体的には、図9に基づいて説明する。
図9では、検出タイミングごとの、低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差(差圧)と、燃料噴射量と、エンジン回転数とが関係付けられて概念的に表されている。(N−1)検出タイミングでのこれらは、それよりも1回前の(N−2)検出タイミングでのそれらと相関関係があり、概ね近い値をとる。そして、(N)検出タイミングでの燃料噴射量とエンジン回転数とは、1回前の(N−1)検出タイミングでのそれらと相関関係があり、概ね近い値をとる。そこで、(N−2)から(N)検出タイミングでの燃料噴射料とエンジン回転数の変化履歴に基づいて、予め実験に基づいて定められたデータを検索したり、同様に定められた演算を行ったりすることで、(N)検出タイミングでの低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差D1を推定する。このような圧力差の推定は、所定時間が経過するまで行われる。
一方、図8(b)に矢印β2で示すように、内燃機関10の運転状態に応じて算出される目標低圧EGR量が所定値αsを超えている値から、所定値α未満へと変化する場合について説明する。この場合、目標低圧EGR量が所定値αsになったときに吸気絞り弁70が全開状態にされ、切替装置96が切り替えられ、第2差圧検出モードが設定されている状態から第1差圧検出モードに切り替わるときであるので、ステップS701で否定判定され、続くステップS703で肯定判定されて、ステップS715に進む。ステップS703で肯定判定されると、ECU76は時間計測を開始する。この計測時間が、所定時間経過しているか否か(計測時間>所定時間?)が、ステップS715で判定される。なお、ステップS715は、ステップS711と同じであり、これらステップの所定時間は同じであるが異なってもよい。所定時間が経過していないのでステップS715で否定判定されるときには、上記過渡状態であるので、ステップS717で第3差圧検出モードが設定される。第3差圧検出モードが設定されているときの、低圧EGR制御弁の上下流間の圧力差の検出は、上で説明した通りである。ステップS715で所定時間が経過したので肯定判定されると、ステップS705で第1差圧検出モードが設定される。なお、図8(b)は、区間S1では第1差圧検出モードが設定され、区間S2では第2差圧検出モードが設定され、これらの間の区間S3では第3差圧検出モードが設定されることを概念的に示すものである。
本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限られない。特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。
10 内燃機関
16 吸気通路
26 スロットルバルブ
28 排気通路
34 DOC(排気浄化装置)
36 DPF(排気浄化装置)
40 ターボ過給機
42 タービン
44 コンプレッサ
50 高圧EGR装置
52 高圧EGR通路
54 高圧EGR制御弁
60 低圧EGR装置
62 低圧EGR通路
64 低圧EGR制御弁
70 吸気絞り弁
90 第1差圧センサ
92 第2差圧センサ
94 差圧センサ

Claims (1)

  1. 排気浄化装置の下流の排気通路と吸気通路とをつなぐEGR通路と、
    該EGR通路を流れる排気の量を制御するために該EGR通路に設けられたEGR制御弁と、
    前記EGR通路と前記吸気通路との接続箇所よりも上流の吸気通路に設けられた吸気絞り弁であって、全開状態にある非作動状態と、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を調節するように作動する作動状態とを有する吸気絞り弁と、
    前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を検出するための差圧検出装置と、
    該差圧検出装置により検出された前記EGR制御弁の上下流間の圧力差に基づいて前記EGR制御弁の作動および前記吸気絞り弁の作動を制御する制御装置と
    を備え、
    該差圧検出装置は、
    前記吸気絞り弁が非作動状態のとき、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差として、該吸気絞り弁と前記EGR制御弁との間の第1領域部と該EGR制御弁より上流における前記EGR通路の排気通路側の第2領域部とにおける圧力差を検出し、
    前記吸気絞り弁が作動状態のとき、前記EGR制御弁の上下流間の圧力差を、前記第2領域部と該第2領域部より下流かつ前記EGR制御弁より上流の第3領域部とにおける圧力差に基づいて検出する、
    内燃機関の制御装置。
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