JP6083352B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナ素子に高周波信号に応じた励振電力を給電することが可能なトリプレート線路を備えたアンテナ装置に関する。
従来、アンテナ装置として、一対の誘電体基板を組み合わせて構成されたクロスダイポールアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のアンテナ装置は、素子内給電線路及び放射素子が形成された長方形状の第1及び第2の誘電体基板と、第1及び第2の誘電体基板が取り付けられる正方形状の台座とを備えている。第1及び第2の誘電体基板は、その長辺方向が台座に平行であり、短辺方向が台座に直交するように十字状に交差して台座に取り付けられている。
第1及び第2の誘電体基板には、その長辺方向の両端部に台座側に向かって突出する凸形状の嵌合部が形成され、長辺方向の中央部に短辺方向に沿って延びる切込部が形成されている。台座には、その四隅に、それぞれ台座の厚さ方向に貫通する長円形状の嵌入部が形成されている。また、台座の中央部には、台座の厚さ方向に貫通する2つの丸孔が形成され、その丸孔の内面に同軸ケーブル等を介して給電ピンが半田付けされて給電部が設けられている。また、台座の表面には、銅等の金属箔からなる接地短絡パターンが形成されている。
第1の誘電体基板と第2の誘電体基板とは、互いの切込部を噛み合わせた状態で各嵌合部が台座の嵌入部に挿入されることにより、第1の誘電体基板と第2の誘電体基板とが直交した状態で台座に固定される。このとき、第1及び第2の誘電体基板の素子内給電線路は、台座側に向かって延伸した先端部が給電部に接触することによって電気的に接続される。また、第1及び第2の誘電体基板の放射素子は、台座側に向かって延伸して台座の接地短絡パターン上の接点で接地短絡される。
特開2009−124403号公報
特許文献1に記載のアンテナ装置では、給電部が、台座に形成された丸孔の内面に同軸ケーブル等を介して給電ピンが半田付けされることによって構成されているため、素子内給電線路と給電部との接続構造が複雑になっていた。また、給電部に至る線路として同軸ケーブル等を用いているため、線路内における高周波信号の伝送損失が大きいといった問題があった。
そこで、本発明は、素子内給電線路と給電部との接続構造を簡素化しながらも、高周波信号の伝送損失を低減することが可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、誘電体基板の第1の主面に形成された素子内給電線路、及び前記誘電体基板の第2の主面に形成された放射素子を有し、前記放射素子が前記素子内給電線路に沿うように形成されて前記素子内給電線路からの給電を受けるアンテナ素子と、互いに平行な第1の外部導体及び第2の外部導体の間に中心導体を配置して構成され、前記アンテナ素子に励振電力を給電可能なトリプレート線路とを備え、前記誘電体基板は、その一端部に、前記素子内給電線路が前記中心導体に電気的に接続される接続部を有し、前記第1の外部導体には、前記接続部における前記素子内給電線路に空間を介して対向する第1の対向面を内面に有する第1の孔部と、前記第1の孔部に連通して前記接続部を挿通させる第2の孔部とが形成され、前記第2の孔部は、前記接続部における前記誘電体基板の前記第1の主面に対向して前記誘電体基板の前記第1の対向面側への移動を規制する規制面を内面に含むアンテナ装置を提供する。
本発明に係るアンテナ装置によれば、素子内給電線路と給電部との接続構造を簡素化しながらも、高周波信号の伝送損失を低減することが可能である。
本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の概略構成を示すブロック図である。 アンテナ装置の具体的な構成例を示し、(a)は外観を示す斜視図、(b)は第1のグランド板上の実装状態を示す斜視図である。 図2(b)における一部のアンテナ素子を拡大して示す斜視図である。 アンテナ装置における第2のグランド板上の実装状態を示す斜視図である。 アンテナ素子の構成例を示す斜視図である。 水平偏波アンテナ素子の構成例を示す平面図である。 垂直偏波アンテナ素子の構成例を示す平面図である。 図3における接地部及びその周辺部の拡大図である。 (a)は、垂直偏波アンテナ素子の接続部及びその周辺部の拡大図であり、(b)は、中心導体の給電部及びその周辺部の拡大図である。 垂直偏波アンテナ素子の接続部と中心導体の給電部との接続状態を示し、(a)は垂直偏波アンテナ素子における正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 第1のグランド板の貫通孔を示す断面図である。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置の概略構成を示すブロック図である。
このアンテナ装置1は、例えば携帯電話基地局用のアンテナ装置として用いられ、高周波信号送受信端子10、分配器用トリプレート線路11、誘電体挿入型移相器用トリプレート線路12、給電線路用トリプレート線路13、及び複数のアンテナ素子をアレイ状に配置したアンテナ素子アレイ14を含んで構成されている。
高周波信号送受信端子10に高周波送信信号に応じた励振電力を入力すると、この励振電力が分配器用トリプレート線路11によって分配される。分配された励振電力は、それぞれに対応する誘電体挿入型移相器用トリプレート線路12によって所定の移相量を与えられ、それぞれに対応する給電線路用トリプレート線路13に入力される。給電線路用トリプレート線路13に供給された励振電力は、アンテナ素子アレイ14のそれぞれに対応するアンテナ素子に給電され、各アンテナ素子から所定の指向性を有して放射される。
なお、本実施の形態では、アンテナ装置1を送信用として用いた場合について説明するが、図1に両矢印で示すように、アンテナ装置1を受信用として用いることも可能である。
(アンテナ装置1の構成)
図2は、アンテナ装置1の具体的な構成例を示し、(a)は外観を示す斜視図、(b)は第1のグランド板31上の実装状態を示す斜視図である。
図2(a)に示すように、アンテナ装置1は、円筒状のレドーム22内に前述の高周波信号送受信端子10、分配器用トリプレート線路11、誘電体挿入型移相器用トリプレート線路12、給電線路用トリプレート線路13、及びアンテナ素子アレイ14等を収容して構成されている。
レドーム22は、その両端をアンテナキャップ23a,23bによって閉塞されており、その長手方向が鉛直方向となるように取付金具21a,21bでアンテナ塔等に取り付けられる。また、高周波信号送受信端子10(図1参照)として機能する同軸ケーブルアダプタ25a,25bが、一方のアンテナキャップ23bから外部へ突出している。
図2(b)に示すように、複数(本実施の形態では8つ)のアンテナ素子4は、水平偏波アンテナ素子41と垂直偏波アンテナ素子42とを有し、第1の導体としての第1のグランド板31上に配置されてアンテナ素子アレイ14(図1参照)を構成している。第1のグランド板31には、その長手方向に直交する幅方向の両側に、側板34a,34bが設けられている。
第1のグランド板31は、水平偏波アンテナ素子41及び垂直偏波アンテナ素子42から放射される電磁波を反射する反射板としての機能を有している。
図3は、図2(b)における一部のアンテナ素子4を拡大して示す斜視図である。なお、図3では、第1のグランド板31の図示を省略し、第1のグランド板31に平行に配置された第2のグランド板32、及び第1のグランド板31と第2のグランド板32との間に配置された中心導体33等を示している。
水平偏波アンテナ素子41は、矩形状の誘電体基板410の一方の面に放射素子412が形成され、この放射素子412が複数(本実施の形態では2つ)の接地部7aによって図略の第1のグランド板31、及び第2の導体としての第2のグランド板32に接続されている。第1のグランド板31及び第2のグランド板32は、図略の配線によって接地されている。なお、図3では、2つの接地部7aのうち一方の接地部7aのみを示している。
同様にして、垂直偏波アンテナ素子42は、誘電体基板420の一方の面に放射素子422が形成され、複数(本実施の形態では2つ)の接地部7bによって図略の第1のグランド板31、及び第2のグランド板32に接続されている。
互いに平行に配置された第1のグランド板31(図略)と第2のグランド板32との間には、板状の中心導体33が平行に配置され、第1のグランド板31、中心導体33、及び第2のグランド板32によってトリプレート線路を構成している。
本実施の形態では、図1に示した分配器用トリプレート線路11、誘電体挿入型移相器用トリプレート線路12、及び給電線路用トリプレート線路13が、一連のトリプレート線路によって構成されている。
中心導体33と第1のグランド板31との間、及び中心導体33と第2のグランド板32との間には、それぞれインピーダンス整合された誘電体スペーサ64が複数設けられている。
中心導体33は、トリプレート線路内に複数設けられた誘電体組立体6を構成する板状の第1の誘電体板61及び第2の誘電体板62の間に挟まれている。誘電体組立体6は、その両端において一対の誘電体支持ピン63により支持されている。第2のグランド板32には、誘電体支持ピン63が貫通する長円形状のスリット320が複数形成されている。
図4は、アンテナ装置1における第2のグランド板32上の実装状態を示す斜視図である。なお、図4では、レドーム22を取り外したアンテナ装置1を図3とは反対側から見た状態を示している。
第2のグランド板32の裏面32a(中心導体33に対向する面とは反対側の面)には、誘電体支持ピン63(図3参照)に連結された連結棒52a,52bが設けられている。連結棒52a,52bは、それぞれ連結棒ガイド51a,51bによりガイドされ、誘電体支持ピン63を第1のグランド板31の長手方向に移動させる。
その他、第2のグランド板32の裏面32a側には、モータユニット用ケーブル53によって駆動電流が供給される直動モータユニット54、及びチルト角を設定するためのチルト設定基板56が設けられている。
また、同軸ケーブルアダプタ25aから導出されて水平偏波アンテナ素子41に励振電力を供給する水平偏波用同軸ケーブル55a、及び同軸ケーブルアダプタ25bから導出されて垂直偏波アンテナ素子42に励振電力を供給する垂直偏波用同軸ケーブル55bが、第2のグランド板32の裏面32a側から中心導体33に接続されている。
(アンテナ素子4の構成)
次に、アンテナ素子4の構成について、図5乃至図7を参照して説明する。
図5は、アンテナ素子4の構成例を示す斜視図である。図6は、水平偏波アンテナ素子41の構成例を示す平面図である。図7は、垂直偏波アンテナ素子42の構成例を示す平面図である。
水平偏波アンテナ素子41は、図5及び図6に示すように、誘電体基板410と、誘電体基板410の第1の主面410aに形成された素子内給電線路411と、誘電体基板410の第2の主面410bに形成された放射素子412とを有している。放射素子412は、素子内給電線路411に沿うように形成されて素子内給電線路411からの給電を受けている。
誘電体基板410は、その一端部に、素子内給電線路411が中心導体33に電気的に接続される接続部41aを有している。本実施の形態では、接続部41aは、誘電体基板410において第1のグランド板31に対して平行な方向の中央部近傍に形成されている。
図6に示すように、接続部41aは、第2のグランド板32側に向かって延びる一対の延出部414a,414bと、一対の延出部414a,414bの間に形成された凹部415とを有している。
また、誘電体基板410には、第1のグランド板31に対して平行な方向の中央部に、接続部41aが形成された端部とは反対側の端部から接続部41a側に向かって延びる切込部413が形成されている。本実施の形態では、切込部413は、その開口部側の幅が終端部側の幅よりも広く形成されている。図6において、接続部41aは切込部413の延長線からずれた位置に形成されている。
素子内給電線路411は、第1のグランド板31に対して平行な方向に延びる第1の接続パターン411dと、第1の接続パターン411dの端部から接続部41aに向かって延びる第2の接続パターン411cと、第2の接続パターン411cの端部から二股に分かれて接続部41aの延出部414a側に形成された第3の接続パターン411a及び延出部414b側に形成された第4の接続パターン411bとから構成されている。本実施の形態では、切込部413は、第1の接続パターン411dを横切るように形成されている。
放射素子412は、図6において破線で示すように、切込部413を中心として対称に形成され、第1のグランド板31に対して平行な方向に延びる放射素子パターン412aと、放射素子パターン412aの切込部413側の端部から切込部413の延伸方向に沿って延びるバランパターン412bとから構成されている。
垂直偏波アンテナ素子42は、図5及び図7に示すように、誘電体基板420と、誘電体基板420の第1の主面420aに形成された素子内給電線路421と、誘電体基板420の第2の主面420bに形成された放射素子422とを有している。放射素子422は、素子内給電線路421に沿うように形成されて素子内給電線路421からの給電を受けている。
誘電体基板420は、その一端部に、素子内給電線路421が中心導体33に電気的に接続する接続部42aを有している。図7に示すように、接続部42aは、第2のグランド板32側に向かって延びる一対の延出部424a,424bと、一対の延出部424a,424bの間に形成された凹部425とを有している。
また、誘電体基板420には、第1のグランド板31に対して平行な方向の中央部に、接続部42a側から第1のグランド板31に対して垂直な方向に延びる切込部423と、互いに連通する大スリット部426a及び小スリット部426bを有するスリット426とが形成されている。
本実施の形態では、切込部423は、その開口部側の幅が終端部側の幅よりも広く形成されている。スリット426は、切込部423の終端部側に配置されている。本実施の形態では、小スリット部426bは、切込部423側に配置されている。
素子内給電線路421は、第1のグランド板31に対して平行な方向に延びる第1の接続パターン421dと、第1の接続パターン421dの端部から接続部42aに向かって延びる第2の接続パターン421cと、第2の接続パターン421cの端部から二股に分かれて接続部42aの延出部424a側に形成された第3の接続パターン421a及び延出部424b側に形成された第4の接続パターン421bとから構成されている。
放射素子422は、図7において破線で示すように、切込部423及びスリット426を中心として対称に形成され、第1のグランド板31に対して平行な方向に延びる放射素子パターン422aと、放射素子パターン422aのスリット426側の端部から連続して切込部423及びスリット426に沿って延びるバランパターン422bとから構成されている。
図5に示すように、アンテナ素子4は、水平偏波アンテナ素子41と垂直偏波アンテナ素子42とを、互いの切込部413,423で噛み合わせることによって組み立てられる。本実施の形態では、水平偏波アンテナ素子41と垂直偏波アンテナ素子42とは、直交して組み合わされている。
水平偏波アンテナ素子41の切込部413を挟んで形成された第1の接続パターン411dは、水平偏波アンテナ素子41と垂直偏波アンテナ素子42とが組み合わされた状態において、垂直偏波アンテナ素子42の大スリット部426a内で導体板41bによって連結されている。
(アンテナ素子4とトリプレート線路間の接地)
次に、アンテナ素子4とトリプレート線路との間における接地について図8を参照して説明する。
図8は、図3における接地部7b及びその周辺部の拡大図である。なお、図8では、図3と同様に、第1のグランド板31の図示を省略している。
アンテナ素子4の水平偏波アンテナ素子41及び垂直偏波アンテナ素子42は、それぞれ導電性の接続部材の一態様である接地部7a,7bを介して第1のグランド板31及び第2のグランド板32に接地されている。水平偏波アンテナ素子41と接地部7aとの接続構造、及び垂直偏波アンテナ素子42と接地部7bとの接続構造はそれぞれ同様であるため、垂直偏波アンテナ素子42と接地部7bとの接続構造を例にとって以下説明する。
接地部7bは、垂直偏波アンテナ素子42の放射素子422に接続された放射素子接続金具71と、第2のグランド板32に接続されたグランド板接続金具72と、放射素子接続金具71をグランド板接続金具72に固定するための固定金具73とを備えている。
放射素子接続金具71は、板金をL字形状に屈曲してなり、垂直偏波アンテナ素子42の放射素子422に対して平行な方向に延びて放射素子422に接触する接触部71aと、接触部71aに対して垂直な方向に延出し、固定金具73が取り付けられる取付部71bと、接触部71aと取付部71bとの間を連結する連結部71cとを一体に有している。なお、放射素子422と、この放射素子422に接触する接触部71aとは、例えば半田付け等により固定され、接地部7bにおける放射素子422と放射素子接続金具71の接触部71aとの電気的な接続を確実にしている。
垂直偏波アンテナ素子42の放射素子422と放射素子接続金具71との接続部位は、その少なくとも一部が誘電体基板420の第1の主面420aにおける素子内給電線路421と誘電体基板420の厚さ方向に重なっている。換言すれば、誘電体基板420に対して垂直な方向から透視した場合に、放射素子422と接触部71aとの接触面は、その少なくとも一部が素子内給電線路421の第2の接続パターン421cに重なっている。
グランド板接続金具72は、第1のグランド板31(図略)と第2のグランド板32との間に配置され、グランド板接続金具72の上面72a側は第1のグランド板31に接触し、グランド板接続金具72の下面72b側は第2のグランド板32に接触している。本実施の形態では、グランド板接続金具72は六角柱状であるが、これに限らず、例えば円柱状や四角柱状等でもよい。
(アンテナ素子4と中心導体33との接続構造)
次に、アンテナ素子4とトリプレート線路の中心導体33との接続構造について、図8乃至図10を参照して説明する。
図9(a)は、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42a及びその周辺部の拡大図であり、図9(b)は、中心導体33の給電部33a及びその周辺部の拡大図である。図10は、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aと中心導体33の給電部33aとの接続状態を示し、図10(a)は、垂直偏波アンテナ素子42における正面図、図10(b)は、図10(a)のA−A線断面図である。
水平偏波アンテナ素子41の接続部41a及び垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aは、それぞれ中心導体33の端部に接続されている。水平偏波アンテナ素子41の接続部41aと中心導体33との接続構造、及び垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aと中心導体33との接続構造はそれぞれ同様であるため、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aと中心導体33との接続構造を例にとって以下説明する。
図9(a)に示すように、垂直偏波アンテナ素子42の素子内給電線路421は、第3の接続パターン421a及び第4の接続パターン421bが、一対の延出部424a,424bにおける第1の主面420a上に形成されていると共に、凹部425の内面425aにも形成されている。
図9(b)に示すように、中心導体33は、励振電力を伝送する線部331と、線部331の端部に形成されて垂直偏波アンテナ素子42に励振電力を給電する給電部33aとから構成されている。給電部33aは、第1のグランド板31及び第2のグランド板32に平行な幅方向に括れた括れ部332と、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aに係止される係止部333とを有している。
括れ部332の幅Wは、垂直偏波アンテナ素子42における接続部42aの凹部425の幅Wよりも狭く形成されている。これにより、括れ部332を接続部42aの凹部425に嵌合させることが可能となる。そして、給電部33aの括れ部332が接続部42aの凹部425に嵌合することにより、接続部42aにおける素子内給電線路421と中心導体33の給電部33aとが接触する(図8参照)。
図10(a)及び(b)を参照して、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aと中心導体33の給電部33aとの接続構造について、より具体的に説明する。
垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aは、第1のグランド板31に対して垂直な方向(図10(a)の矢印B方向)から第1のグランド板31に形成された貫通孔31aに挿入される。このとき、接続部42aの挿入方向(図10(a)の矢印B方向)とは反対の方向から中心導体33の括れ部332を凹部425に嵌合させる。これにより、中心導体33の係止部333が接続部42aの一対の延出部424a,424bに係止されて、中心導体33における誘電体基板420に対して垂直な方向(図10(b)の矢印C方向)の移動が規制される。
なお、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aと中心導体33の給電部33aとは、例えば半田付け等により固定され、接続部42aにおける素子内給電線路421と中心導体33の給電部33aとの電気的な接続を確実にしている。
(貫通孔31aの構成)
次に、第1のグランド板31に形成された貫通孔31aについて、図11を参照して説明する。
図11は、第1のグランド板31の貫通孔31aを示す断面図である。なお、図11では、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aが貫通孔31aに挿入された状態を示している。
貫通孔31aは、互いに連通する第1の孔部311及び第2の孔部312を有している。垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aは、第2の孔部312側に挿入される。本実施の形態では、第2の孔部312は、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aの幅方向に平行な方向の寸法が、第1の孔部311よりも大きく形成されている。
第1の孔部311は、接続部42aにおける素子内給電線路421に空間311aを介して対向する第1の対向面311bを内面に含んでいる。第1の主面420a及び素子内給電線路421の表面と第1の対向面311bとの間に空間311aが介在することにより、素子内給電線路421の第1のグランド板31への接触を防止している。これにより、アンテナ装置1内を伝搬する高周波信号の歪みを抑制することができる。
図11において、第1の対向面311bの両側に配置された側面311cと素子内給電線路421との間の距離をD、第1の対向面311bと素子内給電線路421との間の距離をDとすると、DはDよりも大きく設定されている(D>D)。
第2の孔部312は、第1の対向面311bに平行な第2の対向面312bと、第2の対向面312bに対向し、誘電体基板420の第1の対向面311b側への移動を規制する規制面312cとを内面に含んでいる。
より具体的には、第2の対向面312bは、貫通孔31aに挿入された垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aにおける第2の主面420bに対向し、規制面312cは、接続部42aにおける第1の主面420aに対向している。垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aは、貫通孔31aにおいて第2の対向面312bと規制面312cとの間に挟まれることにより、誘電体基板420の厚さ方向の移動が規制されている。
本実施の形態では、第2の孔部312は長円形状を有しており、第2の孔部312と接続部42aとの間において、接続部42aの幅方向の両端側にそれぞれ空間312aが形成されている。本実施の形態では、第2の孔部312は長円形状であったが、これに限らず、例えば矩形状等でもよい。また、空間312aは必ずしも必要ではない。
また、垂直偏波アンテナ素子42の接続部42aにおける素子内給電線路421は、第1の対向面311bと第2の対向面312bとの間に平行に配置されることにより、第1のグランド板31と共にトリプレート構造を構成し、貫通孔31aにおけるインピーダンスの整合を取っている。貫通孔31aにおけるインピーダンス(特性インピーダンス)は、例えば50Ωに設定される。
このトリプレート構造において、第1の対向面311bと素子内給電線路421との間の距離Dは、誘電体基板420(接続部42a)の厚さDに対応する寸法であり、Dは、Dの半分以上かつDの2倍以下(0.5×D≦D≦2×D)であることが望ましい。すなわち、第1の対向面311bは、誘電体基板420の厚さDに対応する幅の空間311aを介して素子内給電線路421に対向し、第2の対向面312bは、厚さDの誘電体基板420を介して素子内給電線路421に対向することにより、貫通孔31aにおいてトリプレート構造が構成されている。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)トリプレート線路の第1のグランド板31に形成された貫通孔31aに挿入された接続部41a,42aが、トリプレート線路の中心導体33の給電部33aに接続されることにより、アンテナ素子4の素子内給電線路411,421とトリプレート線路の中心導体33との接続構造の簡素化を図ることができる。これにより、同軸ケーブル等を用いた複雑な接続構造とした場合に比べて製造コストの低減につながる。
(2)貫通孔31aに挿入された接続部41a,42aは、第2の孔部312の規制面312cによって第1の対向面311b側への移動が規制されるため、第1の対向面311bと素子内給電線路421との間の距離Dが適切に保たれる。これにより、アンテナ素子4と中心導体33との接続がより確実となり、中心導体33(トリプレート線路)側の出力インピーダンスとアンテナ素子4側の入力インピーダンスの整合が取り易くなるため、アンテナ装置1において高周波信号を安定して伝送することが可能である。
(3)アンテナ素子4の接続部41a,42aにおける素子内給電線路411,421は、貫通孔31aの互いに平行な第1の対向面311bと第2の対向面312bとの間で第1のグランド板31と共にトリプレート構造を構成するため、貫通孔31aにおけるインピーダンスの調整をより確実に行うことが可能である。
(4)アンテナ素子4の放射素子412,422と放射素子接続金具71の接触部71aとの接続部位は、その少なくとも一部が誘電体基板410,420の第1の主面410a,420a側における素子内給電線路411,421と誘電体基板410,420の厚さ方向に重なっている。すなわち、素子内給電線路411,421と中心導体33との接続部分の近傍で接地をすることにより、高周波信号の伝送損失を低減することが可能である。
(5)給電部33aの括れ部332と接続部41a,42aの凹部415,425との嵌合により、アンテナ素子4の接続部41a,42aにおける素子内給電線路411,421と中心導体33の給電部33aとが電気的に接続されるので、アンテナ素子4と中心導体33との接続構造をより簡素にすることができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]誘電体基板(410,420)の第1の主面(410a,420a)に形成された素子内給電線路(411,421)、及び誘電体基板(410,420)の第2の主面(410b,420b)に形成された放射素子(412,422)を有し、放射素子(412,422)が素子内給電線路(411,421)に沿うように形成されて素子内給電線路(411,421)からの給電を受けるアンテナ素子(4)と、互いに平行な第1の外部導体(第1のグランド板31)及び第2の外部導体(第2のグランド板32)の間に中心導体(33)を配置して構成され、アンテナ素子(4)に高周波信号に応じた励振電力を給電可能なトリプレート線路とを備え、誘電体基板(410,420)は、その一端部に、素子内給電線路(411,421)が中心導体(33)に電気的に接続される接続部(41a,42a)を有し、第1のグランド板31には、接続部(41a,42a)における素子内給電線路(411,421)に所定の空間(311a)を介して対向する第1の対向面(311b)を内面に有する第1の孔部(311)と、第1の孔部(311)に連通して接続部(41a,42a)を挿通させる第2の孔部(312)とが形成され、第2の孔部(312)は、接続部(41a,42a)における誘電体基板(410,420)の第1の主面(410a,420a)に対向して誘電体基板(410,420)の第1の対向面(311b)側への移動を規制する規制面(312c)を内面に含むアンテナ装置(1)。
[2]第1の対向面(311b)は、誘電体基板(410,420)の厚さに対応する幅の空間(311a)を介して素子内給電線路(411,421)に対向し、第2の孔部(312)は、第1の対向面(311b)に平行な第2の対向面(312b)をその内面に含み、素子内給電線路(411,421)は、第1の対向面(311b)と第2の対向面(312b)との間で第1のグランド板31と共にトリプレート構造を構成する、[1]に記載のアンテナ装置(1)。
[3]誘電体基板(410,420)の第2の主面(410b,420b)側における放射素子(412,422)と第1のグランド板31とは、導電性を有する接続部材(放射素子接続金具71)によって電気的に接続され、放射素子(412,422)と放射素子接続金具(71)との接続部位は、その少なくとも一部が前記第1の主面(410a,420a)側における素子内給電線路(411,421)と誘電体基板(410,420)の厚さ方向に重なっている、[1]又は[2]に記載のアンテナ装置(1)。
[4]誘電体基板(410,420)の接続部(41a,42a)は、第2のグランド板32側に向かって延びる一対の延出部(414a,414b,424a,424b)と、一対の延出部(414a,414b,424a,424b)の間に形成された凹部(415,425)とを有し、中心導体(33)は、その端部に、第1のグランド板(31)及び第2のグランド板(32)に平行な幅方向に括れた括れ部(322)を有し、括れ部(322)が凹部(415,425)に嵌合することにより、素子内給電線路(411,421)と中心導体(33)とが電気的に接続される、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のアンテナ装置(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、水平偏波アンテナ素子41の誘電体基板410及び垂直偏波アンテナ素子42の誘電体基板420は、それぞれ矩形状を有していたが、これに限らず、アンテナ装置1の用途に応じて形状を変更することが可能である。
また、アンテナ装置1は、携帯電話基地局用に限らず、様々な用途のアンテナ装置に本発明を適用することが可能である。
また、アンテナ素子4の素子内給電線路411,421及び放射素子412,422の配線パターンについても特に制限はなく、アンテナ装置1の用途に応じて配線パターンを変更することが可能である。
1…アンテナ装置、4…アンテナ素子、6…誘電体組立体、7a,7b…接地部(接続部材)、10…高周波信号送受信端子、11…分配器用トリプレート線路、12…誘電体挿入型移相器用トリプレート線路、13…給電線路用トリプレート線路、14…アンテナ素子アレイ、21a,21b…取付金具、22…レドーム、23a,23b…アンテナキャップ、25a,25b…同軸ケーブルアダプタ、31…第1のグランド板(第1の導体)、31a…貫通孔、32…第2のグランド板(第2の導体)、32a…裏面、33…中心導体、33a…給電部、34a,34b…側板、41…水平偏波アンテナ素子、41a…接続部、41b…導体板、42…垂直偏波アンテナ素子、42a…接続部、51a,51b…連結棒ガイド、52a,52b…連結棒、53…モータユニット用ケーブル、54…直動モータユニット、55a…水平偏波用同軸ケーブル、55b…垂直偏波用同軸ケーブル、56…チルト設定基板、61…第1の誘電体板、62…第2の誘電体板、63…誘電体支持ピン、64…誘電体スペーサ、71…放射素子接続金具、71a…接触部、71b…取付部、71c…連結部、72…グランド板接続金具、72a…上面、72b…下面、73…固定金具、311…第1の孔部、311a…空間、311b…第1の対向面、311c…側面、312…第2の孔部、312a…空間、312b…第2の対向面、312c…規制面、320…スリット、331…線部、332…括れ部、333…係止部、410,420…誘電体基板、410a,420a…第1の主面、410b,420b…第2の主面、411,421…素子内給電線路、411a,421a…第3の接続パターン、411b,421b…第4の接続パターン、411c,421c…第2の接続パターン、411d,421d…第1の接続パターン、412,422…放射素子、412a,422a…放射素子パターン、412b,422b…バランパターン、413,423…切込部、414a,414b,424a,424b…延出部、415,425…凹部、425a…内面、426…スリット、426a…大スリット部、426b…小スリット部

Claims (4)

  1. 誘電体基板の第1の主面に形成された素子内給電線路、及び前記誘電体基板の第2の主面に形成された放射素子を有し、前記放射素子が前記素子内給電線路に沿うように形成されて前記素子内給電線路からの給電を受けるアンテナ素子と、
    互いに平行な第1の外部導体及び第2の外部導体の間に中心導体を配置して構成され、前記アンテナ素子に励振電力を給電可能なトリプレート線路とを備え、
    前記誘電体基板は、その一端部に、前記素子内給電線路が前記中心導体に電気的に接続される接続部を有し、
    前記第1の外部導体には、前記接続部における前記素子内給電線路に所定の空間を介して対向する第1の対向面を内面に有する第1の孔部と、前記第1の孔部に連通して前記接続部を挿通させる第2の孔部とが形成され、
    前記第2の孔部は、前記接続部における前記誘電体基板の前記第1の主面に対向して前記誘電体基板の前記第1の対向面側への移動を規制する規制面を内面に含む
    アンテナ装置。
  2. 前記第1の対向面は、前記誘電体基板の厚さに対応する幅の空間を介して前記素子内給電線路に対向し、
    前記第2の孔部は、前記第1の対向面に平行な第2の対向面をその内面に含み、
    前記素子内給電線路は、前記第1の対向面と前記第2の対向面との間で前記第1の外部導体と共にトリプレート構造を構成する、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記誘電体基板の前記第2の主面側における前記放射素子と前記第1の外部導体とは、導電性を有する接続部材によって電気的に接続され、
    前記放射素子と前記接続部材との接続部位は、その少なくとも一部が前記第1の主面側における前記素子内給電線路と前記誘電体基板の厚さ方向に重なっている、
    請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記誘電体基板の前記接続部は、前記第2の外部導体側に向かって延びる一対の延出部と、前記一対の延出部の間に形成された凹部とを有し、
    前記中心導体は、その端部に、前記第1の外部導体及び前記第2の外部導体に平行な幅方向に括れた括れ部を有し、
    前記括れ部が前記凹部に嵌合することにより、前記素子内給電線路と前記中心導体とが電気的に接続される、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
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