JP6082769B2 - 遠心分離機の駆動部とロータとを着脱可能に接続するドライブヘッド、ドライブヘッドを含むキット、及び遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機の駆動部とロータとを着脱可能に接続するドライブヘッド、ドライブヘッドを含むキット、及び遠心分離機 Download PDF

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Description

本発明は、サンプル容器を保持する遠心分離機であって、遠心分離機のロータを高速度で回転させて、サンプル容器に収容されたサンプルの成分を分離するために用いられる遠心分離機に関する。より具体的には、本発明は、遠心分離機の駆動部(drive)とロータとを着脱可能に連結するドライブヘッドであって、基体、及び、解放位置(release position)とロック位置(locking position)との間で旋回できるように基体に取付けられている少なくとも2つの結合要素、を含んで構成されるドライブヘッドに関する。結合要素は、解放位置に比べてロック位置において、基体の外面を越えてさらに突出して、ロータと接触して停止し、これにより、ロータがドライブヘッドから取り外しできないようにロータをドライブヘッドにロックしている。また、本発明は、ドライブヘッド及び少なくとも1つのロータ用ハブを含む遠心分離機用キット(kit)に関する。さらに、本発明は、ドライブヘッド又はキットを含む遠心分離機に関する。
先行技術として、遠心分離機のロータをドライブシャフトに確実に取付けることができるような幾つかの解決策が開示されている。例えば、ロータをドライブシャフトの円錐状の台座にねじで押し付けることが知られている。
セルフロックによる連結(self locking attachments)も、例えば、欧州特許出願公開EP0911080A1により公知である。しかし、記載されたシステムは、連結方向と反対のいかなる力(例えば、浮力)も生じさせない特定の種類のロータだけに適している。
独国特許出願公開DE102008045556A1は、欧州特許出願公開EP0911080A1の着想を発展させ、旋回するロック用の結合要素を使用して、傾斜した摩擦面によりロータの静止状態ですでにセルフロック効果を生じさせ、これにより、軸ロック忘れを防止している。しかし、回転速度が上昇した場合には、ロータは高い遠心力のために押しつぶされる(get jammed)かもしれず、結合要素をいつも容易に解放できるわけではない。
独国特許出願公開DE102012011531A1は、種々異なるロータをセルフロック方式でドライブヘッドに取付けるのに適した汎用システムを開示している。ドライブヘッドは、様々なタイプの結合要素を有し、この結合要素は、接続される個々のロータに応じて、ロータ内に付随する凹部に向けて、単独で、又は、相互に接続されて、旋回する。セルフロックは、結合要素及びロータにおける傾斜面の適切な配置により実現される。これは、製造という観点からすると比較的高価である。
欧州特許出願公開EP0911080A1 独国特許出願公開DE102008045556A1 独国特許出願公開DE102012011531A1
このため、本発明は、前述の先行技術の欠点を解消することを目的とする。より具体的には、本発明は、セルフロック及び迅速かつ着脱可能な結合を含むドライブヘッド、並びに、前記ドライブヘッドを含む遠心分離機用キット及び遠心分離機であって、信頼性及び操作容易性を失うことなく、より低コストで製造可能なものを提供することを目的とする。
前述の目的は、独立請求項1、8及び11に記載された主題により実現される。特に、本発明の有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
第1の態様によれば、本発明は、遠心分離機の駆動部とロータとを着脱可能に接続するためのドライブヘッドに関し、このドライブヘッドは、回転軸を中心として回転可能な基体、及び、旋回できるように基体に取付けられた少なくとも2つの結合要素を含む。したがって、結合要素は、解放位置とロック位置との間で動作可能であり、また、解放位置に比べてロック位置で基体の外周面を越えて突出する。ロックは、基本的に、結合要素がロック位置で基体の外周面を越えて突出してロータと係合し、この係合によりロータをドライブヘッドに固定するという点で、独国特許出願公開DE102012011531A1又は独国特許出願公開DE102008045556A1の場合と同様に行われる。
しかしながら、本発明による結合要素は、前述の公報と対照的に、異なる方向に向いている。より具体的には、結合要素の旋回軸は、通常、垂直方向であるドライブヘッドの回転軸に対して、90度以外の角度で傾斜している。それに伴い、結合要素の旋回動作は水平に行われず、水平面に対して傾いた面で行われる。結合要素の旋回端部に位置し、各結合要素をロータのハブと接触させてロータをロックする停止面(resting surface)は、回転軸に対して垂直な水平面内に延びるように設計される。したがって、ロータ・ハブのロック表面を同様に水平面として設計することができ、これにより、製造を著しく簡素化し、コストを大幅に低減している。
ロータをドライブヘッドにロックするために、結合要素がロータに向かう方向に旋回する旋回面は、好ましくは、ロータの取付け側から下向きの傾斜で延びる。それに伴い、結合要素の旋回中心である旋回軸は、ロータの取付け側に向かう回転軸に対して、外向きに傾斜している。したがって、ロック位置まで旋回したとき、結合要素の旋回端部はロータの取付け側から離れて傾斜する。結合要素がロータ・ハブと接触する停止面は、結合要素のうち取付け側と反対側(facing away from)に適切に位置する。
各結合要素の旋回軸と回転軸との間の傾斜角度は、結合要素及びロータ・ハブの材料に応じて適切に選択される。これは、一方が結合要素の停止面であり、他方が、ロータ・ハブのうち、結合要素の停止面が停止する関連のロック面である両面の摩擦係数を考慮して行われる。結合要素の停止面とロータ・ハブの付随するロック面との接触によって生じるセルフロックの安定性は、一方では、選択された材料の組み合せに依存し、他方では、2つの接触面が押し付け合う角度に依存する。図3及び4に関して、独国特許出願公開DE102008045556A1に記載されているように、μ0が、使用される材料の組み合せによる摩擦係数であるとすると、セルフロックは、接触面の傾斜を表す角度αがarctan μ0よりも小さい場合に起こる。通常、結合要素には、ロータ及びそのハブと同様、鋼が用いられる。鋼と鋼との組み合せに関する摩擦係数μ0は乾燥面で0.3である。このため、本発明については、回転軸に対する旋回軸の特に好ましい傾斜角度αは最大で17°、具体的には13°〜17°の範囲となる。しかしながら、他の材料の組み合せに関しては、他の傾斜角度αを選択してもよい。全体として、本発明の好ましい傾斜角度は5°〜30°に及び、より好ましくは、10°〜20°に及ぶ。結合要素が、先行技術に記載されている水平旋回と比較して、より急な角度でロック面上に停止することにより、セルフロックをさらに向上させることができ、接触面が押しつぶされるおそれを低減する。これは、セルフロックがなされないというリスクを伴うことなく、従前よりもより大きな傾斜角度の選択を可能にしている。
結合要素の傾斜した配列は、結合要素をロータ上に停止させる停止面が水平に設計されることを可能にする。したがって、ロータのうち、結合要素の停止面が停止する少なくとも1つのロック面を、同様に、水平に構成することができる。これは、ロータの製造を容易にし、コストを大幅に低減する。例えば、ドライブヘッドを収容するためにロータ内の中央開口で囲まれるロータ・ハブの側面に対して、矩形断面形状の円形溝が半径方向に切削され(milled)、さもなければ加工されることで、ロータにロック面を形成することができる。これとは別に、結合要素の停止面が、単に、ロータのハブの上端で停止し、この方法でロータをドライブヘッドにロックすることもできる。いずれの場合でも、水平なロック面の形成は、先行技術では必要であった特定の傾斜を備えたロック面を形成するよりも、大幅に簡素化できる。
傾斜した旋回軸を有する傾斜配列とは別に、結合要素は、他に、独国特許出願公開DE102008045556A1及び独国特許出願公開DE102012011531A1に既に記載されているものに対応してもよい。例えば、結合要素は、旋回端部に向かう方向で先細となり、より具体的には、ロータの取付け側に向かう方向に向き、かつ、旋回端部に向かう方向で下向きの傾きで延びる上部カバー面を有してもよい。これは、概略的には、くさび状の全体形状となる。
ドライブヘッドの少なくとも2つの結合要素は、互いに同一であるか、あるいは異なる。本発明の1つの変形例では、2つ又は3つの同一の結合要素が、ロータの均一かつ傾斜のない拘束(uniform and tilt free arresting)を確実にするために、円周方向で均等に、そして、特に、ドライブヘッドの外周の同じ高さに、配置される。しかしながら、独国特許出願公開DE102012011531A1に記載されているように、同一ではない結合要素を用いることも可能である。後者は、2つよりも多い、特に3つよりも多い結合要素に特に好ましく、その結合要素のうち少なくとも1つは、他の結合要素と比較して、ドライブヘッドに異なる高さで配置される。少なくとも2つの結合要素が互いに異なる場合には、それらは、以下の特徴、すなわち、外部形状、質量、材料、又は、結合要素が基体上に取付けられる回転軸方向の位置、の少なくとも1つに関して異なることが好ましい。特に、結合要素の1つは、他よりも大きいか、又は、重いか、又はその両方であることが好ましい。
先行技術で既に知られているように、結合要素が、解放位置において凹部内に完全に収容され、できる限り、結合要素を収容する基体の外面形状と面一になるように、結合要素は、それぞれ基体の適当な凹部内に適切に配列される。結合要素には、例えば、バネ等の弾性要素が適切に設けられ、弾性要素は、ロック位置に向けて結合要素を押し付ける。この方法では、ロータがドライブヘッド上でロック位置にあれば、自動ロックが可能である。ロータをドライブヘッドから解放するためには、結合要素が、バネ力に抗して、ロック位置から解放位置まで押し戻される必要がある。このために、バネ力に抗して、ロック位置から解放位置まで結合要素を押し戻すことができる解放装置を使用してもよい。解放装置は、先行技術で既に一般的に知られているように、例えば、スライダー(slider)等、適当な位置決め要素(positioning elements)として構成されてもよい。
ドライブヘッド自体の基本形状は、先行技術で知られているドライブヘッドの形状に対応していてもよい。ロータの取付け方向からみて、ドライブヘッドは、好ましくは、基本的に円筒状の外面形状を有する上部領域と、上部領域に隣接する截頭円錐として成形された領域と、を含む。円筒領域及び截頭円錐領域の組み合せは、ドライブヘッドに対するロータの芯出しを容易にすることができる。特に、截頭円錐領域に対して、さらに円筒領域が隣接していれば、確実な位置決めが得られる。
ドライブヘッドの他に、本発明は、さらに、ドライブヘッド及びロータ用ハブを含む、遠心分離機用キットに関する。ロータ用ハブは、単一部品を形成するようにロータ自体に一体成形されるか、あるいは、ロータの内部開口に挿入される別体部品であってもよい。後者の場合には、ハブは、通常、スリーブ形状として設計される。ハブは、ドライブヘッドの回転軸に対して垂直に広がって結合要素の停止面に合わせる働きをするロック面を、少なくとも1つ有する。ハブがドライブヘッド上に位置し、ひいては、結合要素がロック位置にあれば、停止面は少なくとも1つのロック面上で停止し、このようにして、ハブに付随するロータをドライブヘッドにロックする。1つの可能な変形例では、結合要素の各停止面のために、別個のロック面が存在する。しかしながら、より容易に製造するためには、いくつか、あるいは、全ての停止面に対して、1つの共通するロック面を設けることが好ましい。このような共通するロック面は、ハブがドライブヘッド上に位置する場合に、ロック位置において、ドライブヘッドの少なくとも2つの結合要素の停止面と接触するように、特に環状に設計され得る。このため、ハブ又はロータにおいて、1つのロック面だけを形成する必要があり、さらに、その接触面は、先行技術と比較して、ハブ又はロータの製造が大幅に容易となるように、水平に伸び得る。ハブにおいて、半径方向に矩形横断面を有する凹部が形成され、その1つの壁面がロック面を形成すれば、さらに製造が容易になる。
そして、本発明は、本発明による前述のドライブヘッド又はキットのいずれか一方を含む遠心分離機にも関する。
本発明によるドライブヘッドの斜視図である。 図1のB−B線におけるドライブヘッドの部分横断面図である。 ロータのハブが取付けられた図2のドライブヘッドの部分横断面図である。 ハブが取付けられた別のドライブヘッドの部分横断面図である。 本発明による遠心分離機の横断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図面は単なる概略図にすぎず、幾つかの好ましい実施形態を表現する働きをしているだけであり、本発明を限定するものとして理解されるべきではない。なお、同様の参照番号は、同様の構成要素を示している。
図1は、本発明によるドライブヘッド1の斜視図を示す。このドライブヘッドは、遠心分離機のモータのドライブシャフト(本図では図示省略)に固定され、遠心分離機のロータを駆動する目的を果たす。ドライブヘッド1には、基本的に、円筒状の上部領域20及び截頭円錐状に成形された隣接領域21を備え、隣接領域21に円筒状の下部領域22が隣接する基体2が含まれる。円筒状の上部領域20において、基体2の外周面には、各結合要素を収容するために外周に沿って延びる2つの細長い開口が設けられ、本図では、前側に結合要素3だけが関連する受入口23とともに示されている。結合要素4(図2参照)を収容するための開口は、図示されていないが、基体2の後側で同様に伸びている。結合要素3及び4は、開口23,24の中で旋回取付けがなされ(swivel-mounted)、ロック位置へ向かって受入口の外へ押し出されるように、各バネ要素35の力によって付勢されている。図1及び図2において、2つの結合要素3及び4は、ロック位置にあり、2つの結合要素3及び4は、停止面32,42が基体2を越えて突出するように、外側端31,41とともに、基体2の円筒領域22の外周面を越えた外側に突出している。
ドライブヘッド1に取付け方向Aでロータを取付けると、あるいは、ロックを解除すると、結合要素3及び4は、結合要素3及び4の端部31,41が、もはや基体2の外周面を越えて突出しない程度まで、あるいは、単にロータをドライブヘッド1から取り外しできる程度まで、押し戻される。結合要素3の外面形状は湾曲し、基体2の円筒領域20の外面形状の連続性に従う。したがって、ロータをドライブヘッドから取り外すことができる解放位置において、結合要素3は基体2の開口23内に完全に消え、結合要素3及び基体2の両表面は、互いに面一に延びる。同様のことは結合要素4にも適用される。ドライブヘッド1上のピン形状突出部25は、ロータを整列して保持する働きをし、ロータには、突出部25と適合する対応凹部がある。ドライブヘッド1の上部領域における中央開口10は、ドライブヘッドの内部領域に対するアクセスを可能にし、これにより、ドライブヘッド1内部の結合要素3及び4の取付け及びメンテナンスを容易にしている。
図2は、図1のドライブヘッド1のうち、ドライブヘッドの上部領域におけるB−B線に沿った断面図を示す。結合要素3及び4は、それぞれ、解放位置とロック位置との間で旋回可能となるように、基体2に取付けられた各支持ロッド34,44で旋回取付けがなされる。結合要素3及び4の旋回中心である支持ロッド34,44、すなわち旋回軸30,40は、ドライブヘッドの回転中心である回転軸Rに対して傾斜しており、ここで旋回軸30,40は取付け側Aから互いに向かってV字状に延び、V字の先端は取付け側から離れた側にあるようになっている。そして、結合要素3及び4は、各平面E内で旋回動作を行う。各平面Eは、回転軸Rと垂直に交わる水平面に対して、外側へ取付け方向Aから離れるように傾斜し、平面Eは水平面を起点に斜めに延びる。前記平面と水平面との間の傾斜角度は、回転軸と旋回軸30,40が交差する角度に相当し、本書ではαで示される。平面Eは、結合要素内の任意の点を選択して、その点を旋回の過程で観察することにより確認できる。平面Eには、旋回軸を中心として旋回している間における当該点の動作経路が含まれる。これと対照的に、結合要素3及び4をロータ・ハブの付随するロック面上で停止させる停止面31,41は、水平面として実施され、回転軸と垂直に交差する断面(sectional plane)Sに位置している。
独国特許出願公開DE102008045556A1に既に記載されているように、ドライブヘッド及びロータを互いに連結する保持力は、一方では、ロータとドライブヘッドとの接触面間(本実施形態では結合要素の停止面とロータ・ハブのロック面との間)における静止摩擦係数、ひいては、2つの表面の材料特性に依存し、他方では、加えられた力の方向に対する傾斜角度に依存する。鋼は接触表面の材料としてよく用いられる。結合要素の停止面及びロータのロック面として鋼と鋼を組み合せた場合には、摩擦係数μ0は約0.3である。2つの接触面間のセルフロックを実現し、ひいては、2つの表面の意図しない分離を防止するために、傾斜角度αは、arctan μ0よりも小さくするべきである。このため、鋼と鋼の組み合せでは、最大の傾斜角度αは17°である。本書に示される実施形態では、傾斜角度αは約15°に設定されている。しかし、他の材料の組み合せでは、異なる角度を選択してもよい。
前述の先行技術と比較して、本発明による傾斜した結合要素の大きな利点は、結合要素3及び4の停止面32及び42を水平に設計できるという点にある。したがって、ロータ・ハブのロック面も同様に水平である。これは、先行技術と比較すると、製造を著しく容易にする。例えば、結合要素のためのロック面として、ロータ・ハブの水平な上縁を用いることが可能である。図3及び図4で説明される別の変形例では、ロック面として、特定の傾斜を必要とする溝に代えて、ロータ・ハブにおける水平溝を用いている。
図3及び図4は、ドライブヘッド1及び関連するハブ50を含み、ハブ50は、通常、関連するロータの内部開口に取付けられる。本発明によるキット6の異なる実施形態を示す。図3は、図2のドライブヘッドのためのハブ50を示す。ハブ50は基本的にスリーブのような形状を有する。ハブの内部空洞は中央挿通口を備え、その内部空洞の内面形状は、ハブ50がドライブヘッドにロック可能な取付け状態でドライブヘッドに厳密に合うように、ドライブヘッド1の外面形状に倣う。本書では、ドライブヘッド及びハブの上部だけ(すなわち、円筒状の上部領域と截頭円錐領域の一部)が示される。ハブ50における先細の截頭円錐状ジャケット53は、ドライブヘッドの上に置かれると、結合要素3及び4が、ハブ50の挿通口の円筒領域に達して、ドライブヘッド1の基体2内に完全に挿入されるまで(すなわち、解放位置になるまで)、図3には示されていないバネ要素35のバネ荷重に抗して、結合要素3及び4を内側に押し込む。ハブ50がドライブヘッド1の上でさらに押し下げされ、ひいては、環状ロック面52が結合要素3及び4を通過すると、結合要素は、解放されて、ロック位置に向けて、支持ロッド34,44を中心に外側の凹部51へ旋回し、停止面32及び42が、ちょうど、ハブ50の環状ロック面52に接した状態で停止する。半径方向に矩形断面を有する製造容易な凹部51に向けて、外側に旋回する結合要素により、ハブ50は、ユーザーによる追加のいかなる補助も必要とせずに、ドライブヘッド1にロックされる。ハブ及びドライブヘッドが互いに意図せず分離してしまうことは、もはや不可能である。2つの部品の分離は、本書に示されていないが基本的には先行技術により公知の作動デバイスを作動させて、バネ要素35によりもたらされるバネ荷重に抗して解放位置に向けて結合要素3及び4を動作させることによりはじめて可能である。
図4は、図3のキットの改良版である。図1〜図3では同じである結合要素3及び4に加えて、大きさ及び質量の点で他方の結合要素と異なる第2のタイプの結合要素が設けられる。より小さな2つの結合要素(ここでは3及び3’)は、図1〜図3の結合要素3及び4に相当する。これらに加えて、ドライブヘッド1の上端部には、結合要素3及び3’よりも大きくかつ重い結合要素4,4’が存在する。したがって、一方には結合要素3,3’と、他方には結合要素4,4’と、2組ある。どちらの組の結合要素を用いるかは、対象とする用途に依存し、また、ロータ・ハブ50の適切な選択により決定される。よって、この場合、図示のドライブヘッドのためのハブは、1つ以上、すなわち、2つ又は3つある。図4に示されるハブは、遠心分離機のセット6に低回転速度で用いられることを意図している。強固なセルフロックは、このような低回転速度を考慮しても好ましく、本実施形態では、より大きくかつ重い結合要素を用いることで実現される。ハブ50は、重い結合要素4,4’だけを凹部51に向けて旋回させるように作られるが、より小さい結合要素3,3’には凹部は提供されず、このため、結合要素3,3’は旋回せずに解放位置に留まったままとなる。他方、高い回転速度に関しては、図3に示されるように、円形凹部を有するハブが用いられるが、結合要素4,4’の領域には凹部は提供されず、したがって、この場合、解放位置に留まるのは重い結合要素である。より軽量の結合要素は高い回転速度で挟まれにくいため、遠心分離後、ドライブヘッドからのロータの確実な分離を可能にする。第3の変形例では、結合要素4,4’と同様に、結合要素3,3’にも凹部を備えてもよく、これにより、4つの結合要素全てがドライブヘッドにおけるロータのロックに寄与する。他の詳細に関しては、独国特許出願公開DE102012011531A1を参照することができる。
そして、図5は、例えば、据置き型の遠心分離機である、本発明による遠心分離機7を、簡略化した形で示している。卓上遠心分離機のようなより小さな機器で本発明を使用することも、基本的に可能である。外部ハウジング70の内部には、遠心分離機のロータ5を内部に配置しているロータ・ハウジング71が配設されている。前記ロータは、ハブ50に接続される。ハブ50は、ドライブヘッド1に合わされ、ここでは図示しない結合要素によって前述のようにドライブヘッド1にロックされる。ロータ5はドライブシャフト73を介してモータ72により回転される。

Claims (12)

  1. 遠心分離機の駆動部とロータとを着脱可能に接続するドライブヘッド(1)であって、
    回転軸(R)を中心に回転可能な基体(2)と、
    前記回転軸(R)に対してある角度(α)で傾斜する各旋回軸(30,40)を中心に旋回できるように前記基体(2)に取付けられ、解放位置とロック位置との間で旋回可能な少なくとも2つの結合要素(3,3’,4,4’)と、
    を含んで構成され、
    前記結合要素(3,4)が、その旋回端部(31,41)に、前記ロック位置において前記回転軸(R)に対して垂直な水平面内に延びて前記結合要素のうち前記ロータの取付け側(A)と反対側に配置される停止面(32,42)を有し
    前記結合要素は、前記停止面が前記ロック位置において前記ロータのハブに付随するロック面に接して停止することで、前記ロータを前記基体にロックする、ことを特徴とするドライブヘッド(1)。
  2. 前記角度(α)は、5°〜30°である、ことを特徴とする請求項1に記載のドライブヘッド(1)。
  3. 前記結合要素(3,3’,4,4’)は、前記旋回端部(31,41)に向かう方向で先細りとなり、前記ロータの取付け側(A)に向かう方向に向き、前記旋回端部(31,41)に向かう方向で下向きに傾斜するように実施される上部カバー面(33,43)を有する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドライブヘッド(1)。
  4. 前記結合要素(3,3’,4,4’)のうち少なくとも2つは、外部形状、質量、材料、及び、回転軸(R)方向における基体上の取付け位置のうち少なくとも1つについて互いに異なる、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のドライブヘッド(1)。
  5. 前記結合要素の一方(4,4’)は、前記結合要素の他方(3,3’)よりも大きいか、若しくは、重いか、又は、その両方である、ことを特徴とする請求項4に記載のドライブヘッド(1)。
  6. 複数の結合要素(3,3’,4,4’)のうち一つの結合要素が、前記回転軸(R)の方向で、その他の結合要素の上に配置されている、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のドライブヘッド(1)。
  7. 前記基体(2)は、前記ロータの取付け方向からみて、
    円筒状の外面形状を有する上部領域(20)と、
    前記上部領域(20)に隣接し、円筒状の下部領域(22)と隣接する、截頭円錐として成形された領域(21)と、
    を含んで構成され、
    前記結合要素(3,3’,4,4’)は、前記截頭円錐形状の前記領域(21)に隣接する前記上部領域(20)のうち少なくとも1つの凹部(23,24)内に配置された、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のドライブヘッド(1)。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1つによるドライブヘッド(1)と、前記ハブ(50)と、を含んで構成された、ことを特徴とする遠心分離機用キット(6)。
  9. 前記ハブ(50)は、円周方向に延びる凹部(51)を備えた、ことを特徴とする請求項8に記載の遠心分離機用キット(6)。
  10. 前記凹部(51)は、半径方向で矩形横断面を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の遠心分離機用キット(6)。
  11. 前記ハブ(50)と接続可能な、あるいは、接続されたロータ(5)をさらに含んで構成された、ことを特徴とする請求項8〜請求項10のいずれか1つに記載の遠心分離機用キット(6)。
  12. 請求項1〜請求項7のいずれか1つによるドライブヘッド(1)、若しくは、請求項8〜請求項11のいずれか1つによるキット、を含んで構成された、ことを特徴とする遠心分離機(7)。
JP2015095692A 2014-05-28 2015-05-08 遠心分離機の駆動部とロータとを着脱可能に接続するドライブヘッド、ドライブヘッドを含むキット、及び遠心分離機 Active JP6082769B2 (ja)

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