JP6081904B2 - 現像処理装置、現像処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

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本発明は、レジスト膜が形成された基板に現像液を供給して基板を現像処理する現像処理装置、現像処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、例えば半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、当該レジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストパターンが形成される。
この現像処理を行う手法としては、例えばウェハの直径に対応した長さで且つ多数の吐出口が形成された供給ノズルを、現像液を供給しながらウェハの一の外周縁部から反対側の外周縁部まで移動させることにより現像処理する方式が知られている。
ところで近年、半導体デバイスのさらなる高集積化を図るため、当該パターンの微細化が求められている。そのため、上述した現像処理を精密に、且つウェハ面内で均一に行うことが要求されている。しかしながら、上述のように供給ノズルを移動させながら供給する場合、ウェハ面内において現像の時間差が生じるため、現像処理に要求される精度を達成することが困難になりつつある。
そこで、例えば特許文献1には、気密な処理容器内おいて現像液を霧状にしてウェハ上に供給することが提案されている。この特許文献1の方法によれば、ウェハ面内に現像液の液膜を形成する時間をそろえることができるので、現像時間差をなくし、ウェハ面内におけるパターンの均一性を向上させることができる。
特開2011−166087号公報
しかしながら本発明者らによれば、現像液を霧状に供給した場合でも、処理容器内の気流の影響や、霧状の現像液の粒径のばらつきにより、ウェハ表面に対して時間差なく均一に現像液を供給することが困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板表面に時間差なく均一に現像液を供給することで、基板面内を均一に現像処理することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、内部に基板を収容する気密な処理容器と、前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給する現像ガス供給部と、前記処理容器内に供給されたガスに含まれる現像液の蒸気を、当該処理容器内で凝縮させる凝縮機構と、を有し、前記現像液は、ネガ現像型の現像液であり、前記処理容器は、開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を有し、前記凝縮機構は、前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させて前記処理容器内に供給されたガスを圧縮する駆動機構であることを特徴としている。
本発明によれば、現像ガス供給部により処理容器内に乾燥ガスの状態で現像液の蒸気を供給し、凝縮機構により処理容器内で現像液の蒸気を凝縮させることができるので、凝縮して液化した現像液を基板の表面に均一に付着させることができる。そのため、従来のように霧状で供給する場合と比較して、基板面内に時間差なく均一に現像液を供給することができる。その結果、基板面内を均一に現像処理できる。
別な観点による本発明は、基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理方法であって、開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を備えた処理容器内に基板を収容し、前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給し、前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させることで前記処理容器内のガスを圧縮し、前記処理容器内の圧力を前記現像液の飽和圧力以上にすることで、当該現像液の蒸気を当該処理容器内で凝縮させることを特徴としている。
別な観点による本発明によれば、前記現像処理方法を現像処理装置によって実行させるために、当該現像処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
また別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、基板表面に時間差なく均一に現像液を供給することで、基板面内を均一に現像処理できる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す側面図である。 現像処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 現像液の蒸気圧曲線である。 現像処理装置において現像処理を行う様子を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる現像処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 他の実施の形態にかかる現像処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。 現像処理装置において冷却ガスを用いて乾燥ガスを凝縮させる様子を示す説明図である。 他の実施の形態にかかる現像処理装置の構成の概略を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる現像処理装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、基板処理システム1の内部構成の概略を示す側面図である。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20上に複数配置された、カセットCを載置する複数のカセット載置板21と、X方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数の、例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置30、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置31、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置32、現像処理後のウェハWに対してリンス洗浄を行う洗浄装置33が、下から順に例えば4段に重ねられている。
これら第1のブロックG1の各装置30〜33は、処理時にウェハWを収容するカップFを水平方向に複数有し、複数のウェハWを並行して処理することができる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの熱処理を行う熱処理装置40や、ウェハWを疎水化処理する疎水化処理装置としてのアドヒージョン装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42、ウェハWを現像処理する現像処理装置43が上下方向と水平方向に並べて設けられている。熱処理装置40は、ウェハWを載置して加熱する熱板と、ウェハWを載置して冷却する冷却板を有し、加熱処理と冷却処理の両方を行うことができる。なお、現像処理装置43の構成については後述する。
例えば第3のブロックG3には、複数の受け渡し装置50、51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。シャトル搬送装置80は、例えばY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置100が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置110と受け渡し装置111が設けられている。ウェハ搬送装置110は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置110は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置111及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、上述した現像処理装置43の構成について説明する。図4は、現像処理装置43の構成の概略を示す横断面図である。
現像処理装置43は、内部にウェハWを載置する載置台120を備えた気密な処理容器121を有している。処理容器121は、例えば底部が円形に開口した略円筒形状の本体部121aと、本体部121aの開口を気密に塞ぐ略円盤状の閉止部としての底板121bを備えている。載置台120は底板121bの上面に配置されている。
載置台120には上下方向に貫通する貫通孔120aが複数個所に形成されている。貫通孔120aには、ウェハ搬送装置70との間でウェハWの受け渡しを行う昇降ピン122が設けられている。昇降ピン122は、図示しない昇降機構により自在に上下動できる。
底板121bは本体部121aの開口と摺動自在であり、当該底板121bの側端部の全周、換言すれば、底板121bと本体部121aとの間には、例えばOリングなどのシール部材123が設けられている。また、例えば本体部121aの上方には、当該本体部121aを上下方向に移動させる駆動機構124が設けられている。これにより本体部121aは、昇降ピン122とウェハ搬送装置70との間でウェハWの受け渡しを行う際の待機位置である上方位置に移動し、且つウェハWを現像処理する際に載置台120を覆い、本体部121aと底板121bにより形成される処理空間Uを気密に維持したまま上下方向に移動できる。かかる場合、駆動機構124は、後述するように、処理空間U内の体積を変化させる凝縮機構として機能する。
本体部121aの天井部には、処理容器121内に現像液の蒸気を含む乾燥ガスを供給する現像ガス供給部140が、現像ガス供給管141を介して接続されている。現像ガス供給部140は、現像液を貯留する現像液貯槽150と、現像液貯槽150内に例えば窒素ガスや清浄空気を供給して加圧する加圧ガス供給源151と、加圧により現像液貯槽150から圧送された現像液を気化させて現像液の蒸気を生成する気化器152とを有している。供給管141における気化器152と処理容器121との間には、窒素ガス供給管153を介して窒素ガス供給源154が接続されており、処理容器内に窒素ガスを供給できるようになっている。なお、本実施の形態における現像液は、例えばネガ現像型の現像液である酢酸ノルマルブチルである。
現像液貯槽150と加圧ガス供給源151との間、気化器152と処理容器121との間には遮断弁160、161がそれぞれ設けられている。また、窒素ガス供給管153は、現像ガス供給管141における遮断弁161と処理容器121との間に接続されており、窒素ガス供給管153にも遮断弁162が設けられている。また、遮断弁161と気化器152との間には、現像液の蒸気の流量を計測する流量計測機構163が設けられている。
気化器152は、現像液貯槽150から供給された現像液を加熱して気化させ、現像液の蒸気を生成するなどの加熱機構(図示せず)備えている。また、この加熱機構は、生成された現像液の蒸気を飽和温度以上に加熱して、現像液の過熱蒸気を生成することができる。即ち、気化器152では、加熱機構により現像液を加熱して、例えば図5に示す現像液の蒸気圧曲線において、先ず液相の状態の現像液を所定の圧力Psにおける飽和温度Tsまで昇温して現像液の飽和蒸気を生成する。次いで、生成した現像液の飽和蒸気をさらに加熱して飽和温度Tsより高い温度Thまで昇温し、現像液の飽和蒸気を過熱蒸気にする(図5の点Kの状態)。なお、図5の横軸は温度、縦軸は蒸気圧である。
気化器152と処理容器121との間の現像ガス供給管141には、現像液を過熱蒸気の状態に維持するために、例えばラインヒータなどの加熱機構や断熱材から構成された保温機構164が設けられている。また、窒素ガス供給源154は、窒素ガスを現像液の飽和温度Tsよりも高い温度で供給できるように構成されている。そのため、気化器152で生成された現像液の過熱蒸気は窒素ガスと混合され、乾燥ガスの状態で処理容器121に供給される。なお、ここで乾燥ガスとは、現像液の蒸気温度が飽和温度Tsより高い温度に維持され、液相の現像液が存在しない状態のガスを意味しており、例えば現像液のミストを含んだガスは乾燥ガスには含まれない。
また、処理容器121にも、当該処理容器121の内側面の温度を現像液の飽和温度Tsより高く維持するため、ヒータなどの加熱機構165が内蔵されている。したがって、現像ガス供給部140から供給される、現像液の蒸気を含む乾燥ガスは、処理容器121においても現像液の飽和温度Tsより高い温度に維持されるので、処理容器121内に供給される際に現像液が凝縮することがない。
処理容器121の底板121bにおける載置台120の外方には、処理容器121内の雰囲気を排気する排気管170が複数個所に設けられている。排気管170の処理容器121と反対側の端部には、排気機構171が設けられている。排気機構171は例えばエゼクタであり、排気機構171には、エゼクタの駆動源となる清浄な圧縮空気を供給する空気供給源172が接続されている。排気管170における排気機構171の吐出側には、処理容器121から排気された現像液の蒸気を冷却して液化させる冷却槽173が設けられている。冷却槽173の底部には、液化した現像液を現像液貯槽150に回収する回収管174が設けられている。回収管174の冷却槽173と反対側の端部は、例えば現像液貯槽150の天井部に接続されている。
また、排気管170及び排気機構171と空気供給源172との間には、遮断弁175、176がそれぞれ設けられ、例えば処理容器121内からの排気の実行、停止を制御できる。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部300が設けられている。制御部300は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、基板処理システム1における後述のウェハ処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御部300にインストールされたものであってもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入され、所定のカセット載置板21に載置される。その後、カセットC内の各ウェハWが順次取り出され、処理ステーション11に搬送される。
次にウェハWは、熱処理装置40に搬送され、温度調節される。その後ウェハWは、下部反射防止膜形成装置30に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送され、加熱処理が行われる。
次にウェハWは、アドヒージョン装置41に搬送され、アドヒージョン処理される。その後、ウェハWは、レジスト塗布装置31に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送されて、プリベーク処理される。次にウェハWは、上部反射防止膜形成装置32に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、熱処理装置40に搬送されて、加熱され、温度調節される。その後、ウェハWは、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される
その後ウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置110によって露光装置12に搬送され、露光処理される。次にウェハWは、熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理装置43に搬送される、
現像処理装置43では、先ず、図6(a)に示すように、本体部121aをウェハWの受け渡し位置まで上昇させ、昇降ピン122にウェハWを受け渡す。次いで、図6(b)に示すように、昇降ピン122を降下させてウェハWを載置台120に載置すると共に、本体部121aを下降させて、処理容器121内を気密な状態にする。
次いで、遮断弁175を開操作して排気機構171により処理容器121内を排気すると共に、遮断弁161を開操作して、図6(c)に示すように現像ガス供給部140から現像液の蒸気を含む乾燥ガスQを、処理容器121内に供給する。次いで、遮断弁175を閉じ、処理容器121内に乾燥ガスQが充満した後に遮断弁161を閉じて、乾燥ガスの供給を停止し、処理容器121内を密閉状態にする。この際、処理容器121内の乾燥ガスQは、圧力Ps、温度はTsより高い例えばThの状態に維持される。
次いで、駆動機構124により、例えば図6(d)に示すように処理容器121の本体部121aを下降させ、処理容器121内の処理空間U内の体積を小さくすることで、処理容器121内の乾燥ガスを圧縮し、処理空間U内の圧力を例えば現像液の蒸気の温度Thにおける飽和蒸気圧Pmよりも高い圧力であるPhに加圧する。これにより、例えば乾燥ガスの状態(図5の点Kの状態)であった現像液の蒸気は処理空間U内で凝縮し(例えば図5の点Lの状態)、ウェハWの上面に液相の現像液として供給される。この加圧の際、処理容器121内は現像液の蒸気を含む乾燥ガスQが充満していたため、ウェハWには液相の現像液が均一に供給される。そして、図6(d)の状態を所定の時間維持してウェハWの現像処理を行う。これにより、ウェハWの面内が均一に現像処理される。なお、図6(d)の状態においては、本体部121aを下降させる駆動機構124が現像液の蒸気を、処理容器121内で凝縮させる凝縮機構として機能する。
なお図5では、乾燥ガスの状態であった現像液の蒸気を凝縮させる際に温度をThで一定に保って等温圧縮した状態を描図しているが、現像液の蒸気の状態を乾燥ガスである気相の状態から凝縮後の液相の状態に遷移させるにあたっては必ずしも等温圧縮とする必要はなく、処理容器121内の圧力が例えばPhに達したときに処理容器121内の温度が圧力Phにおける飽和温度Txより低くなっていればよい。
ウェハWの現像処理から所定の時間経過後、本体部121aを上昇させて、処理容器121を加圧前の状態に戻す。それと共に、遮断弁162を開操作して図6(e)処理容器121内に窒素ガスを供給して処理空間Uをパージすると共に、排気管170から処理容器121内を排気して、処理空間U内に残存している乾燥ガスQを冷却槽173に回収する。その後、図6(f)に示すように、本体部121aをウェハWの受け渡し位置までさらに上昇させ、ウェハWが処理容器121から搬出される。なお、処理容器121内を加圧した状態で維持する時間は、予め行われる試験等に基づいて定められる。
現像終了後、ウェハWは、洗浄装置33に搬送されて、例えば純水などのリンス液により現像液が洗い流される。その後ウェハWは熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。その後、ウェハWはカセットステーション2のカセットCに搬送される。こうして、一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
以上の実施の形態によれば、現像ガス供給部140により処理容器121内に乾燥ガスの状態で現像液の蒸気を供給し、駆動機構124により本体部121aを押し下げて処理空間Uの体積を小さくすることで、処理容器121内で現像液の蒸気を凝縮させるので、凝縮して液化した現像液をウェハWの表面に均一に付着させて供給することができる。そのため、従来のように霧状で供給する場合と比較して、ウェハ面内に時間差なく均一に現像液を供給することができる。その結果、ウェハ面内を均一に現像処理できる。
また、例えば従来のように供給ノズルを用いて液体の現像液を供給する場合、供給された現像液の流れにより、現像むらが生じることが避けられなかったが、本実施の形態のように、気相の状態から液相の状態にして現像液を供給することで、ウェハW上での現像液の流れが最小限に抑えられるので、現像むらを最小限にすることができる。
また、気化器152により現像液を蒸気の状態にすることで、例えば現像液貯槽150内の現像液に含まれていた微小なパーティクルと蒸気を分離できるので、従来のような高性能なフィルタを現像ガス供給管141に設ける必要がない。したがって、現像処理装置43のランニングコスト、メンテナンスコスト及びメンテナンスの頻度を低減できる。
以上の実施の形態では、本体部121aを押し下げて処理空間Uの体積を小さくしたが、処理空間Uの体積を小さくする方法は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。例えば駆動機構124を底板121bに設け、底板121bを昇降させることで処理空間Uの体積を小さくしてもよい。また、例えば図7に示すように、処理容器121の側面に、処理空間U内に挿入自在な圧縮部材180を駆動機構181により出し入れすることで、処理空間Uの体積を変化させるようにしてもよい。かかる場合、例えば本体部121aと底板121bとを一体の処理容器として構成し、処理容器121の側面の開口を気密に塞ぐ圧縮部材180が、閉止部として機能する。
なお、以上の実施の形態では、処理空間Uの体積を小さくして当該処理空間Uの圧力を現像液の蒸気の飽和圧力以上とすることで現像液の蒸気を凝縮させたが、例えば乾燥ガスを冷却して現像液の蒸気を飽和温度以下にすることで現像液の蒸気を凝縮させてもよい。かかる場合、例えば載置台120の内部に、当該載置台120を冷却する冷却機構を設けて載置台120上のウェハWを冷却して、ウェハWの表面で現像液を凝縮させることで、効率的に現像液の蒸気を凝縮させることができる。この場合、例えば図6(d)に示すように、本体部121aを押し下げる工程は不要となり、図6(c)のように、処理容器121内に乾燥ガスQを供給した後に載置台120によりウェハWを冷却すれば足りる。なお、図6(d)に示すように、本体部121aを押し下げながら載置台120によりさらにウェハWを冷却してもよい。
また、現像液の蒸気を飽和温度以下に冷却する方法として、例えば底板121bの底面に、図8に示すように、例えば内部に冷媒を流通可能な冷却板190を設け、当該冷却板を底板121bに接触させることでウェハWを冷却してもよい。冷却板190の構成についても本実施の形態に限定されるものではなく、例えば予め冷却した熱容量の高い金属板などを冷却板190として用いてもよいし、例えば揮発性の冷媒ガスのミストを底板121bの底面に吹き付けるようにしてもよい。なお、以上の実施の形態では、底板121b上に載置台120を設けていたが、例えば図8に示すように、底板121bそのものに昇降ピン122を設け、当該底板121bの上面に直接ウェハWを載置するようにしてもよい。かかる場合、底板121bの底面からウェハWを冷却する際に、効率的にウェハWに冷熱を伝えることができる。
また、現像液の蒸気を飽和温度以下に冷却する方法として、載置台120あるいは底板121bを冷却するのではなく、例えば予め処理容器121内に低温、例えば室温以下に制御された乾燥空気を供給しておき、その後、高温に制御された乾燥ガスQを処理容器121内に供給するようにしてもよい。
かかる現像液の蒸気の冷却方法について説明する。かかる例においては、ウェハWを処理容器121内に載置した後、先ず所定の温度に冷却した乾燥空気としての窒素ガスRを例えば窒素ガス供給源154から、例えば図9(a)に示すように、処理容器121内に供給する。なお、この際の窒素ガスRの所定の温度は、現像液の蒸気の飽和温度以下である。
次いで、処理容器121内に冷却した窒素ガスRを充満させた後、現像ガス供給部140から所定の温度に加熱された、現像液の蒸気を含む乾燥ガスQを、図9(b)に示すように供給する。これにより、処理容器121内で乾燥ガスQが窒素ガスRにより飽和温度以下に冷却され、ウェハWの上面に凝縮した現像液が供給される。かかる場合においても、ウェハWの上面に均一に現像液を供給できるので、ウェハ面内を均一に現像処理できる。なお、処理容器121内を窒素ガスRにより冷却する場合、処理容器121内を効率的に冷却するために、当該処理容器121の内面を断熱材などで覆うことが好ましい。
なお、以上の実施の形態では、現像処理装置43と洗浄装置33を個別に設けたが、現像処理装置43内でウェハWのリンス洗浄を行ってもよい。かかる場合、例えば図10に示す現像処理装置200に示すように、処理容器121内にカップFとスピンチャック201及びリンス液としての純水を供給するリンス液ノズル202を設けてもよい。この場合、シール部材123は、カップFとスピンチャック201を設けることにより、現像処理装置43と比較して処理容器121の高さが増した分、上方に延伸して設けられる。
かかる場合においても、例えば本体部121aと底板121bを相対的に移動可能に構成することで、図6に示す手順でウェハWに現像液を均一に供給して現像処理を行うことができる。そして、現像処理装置200では、現像処理を行った後、リンス液ノズル202からリンス液を供給してウェハWの洗浄が行われる。かかる場合、現像処理装置43を設ける必要がなくなるので、基板処理システム1内の省スペース化を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、基板の現像処理を行う際に有用である。
1 基板処理システム
30 下部反射防止膜形成装置
31 レジスト塗布装置
32 上部反射防止膜形成装置
33 洗浄装置
40 熱処理装置
41 アドヒージョン装置
42 周辺露光装置
43 現像処理装置
120 載置台
121 処理容器
140 現像ガス供給部
141 現像ガス供給管
150 現像液貯槽
151 加圧ガス供給源
152 気化器
153 窒素ガス供給管
154 窒素ガス供給源
160、161、162 遮断弁
163 流量計測機構
170 排気管
171 排気機構
172 空気供給源
173 冷却槽
174 回収管
W ウェハ

Claims (8)

  1. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、
    内部に基板を収容する気密な処理容器と、
    前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給する現像ガス供給部と、
    前記処理容器内に供給されたガスに含まれる現像液の蒸気を、当該処理容器内で凝縮させる凝縮機構と、を有し、
    前記現像液は、ネガ現像型の現像液であり、
    前記処理容器は、開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を有し、
    前記凝縮機構は、前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させて前記処理容器内に供給されたガスを圧縮する駆動機構であることを特徴とする、現像処理装置。
  2. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理装置であって、
    内部に基板を収容する気密な処理容器と、
    前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給する現像ガス供給部と、を有し、
    前記処理容器は、開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を備え、
    前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させることで前記処理容器内に供給されたガスを圧縮し、前記現像液の蒸気を当該処理容器内で凝縮させる凝縮機構をさらに有することを特徴とする、現像処理装置。
  3. 前記処理容器内には、基板を前記処理容器内に供給された現像液の蒸気の飽和温度以下に冷却する冷却機構を有することを特徴とする、請求項に記載の現像処理装置。
  4. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理方法であって、
    気密な処理容器内に基板を収容し、
    前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給し、
    前記処理容器内に供給されたガスに含まれる現像液の蒸気を、当該処理容器内で凝縮させ、
    前記現像液は、ネガ現像型の現像液であり、
    前記処理容器は、開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を有し、
    前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させることで前記処理容器内に供給されたガスを圧縮し、前記処理容器内の圧力を前記現像液の飽和圧力以上にすることで、当該現像液の蒸気を当該処理容器内で凝縮させることを特徴とする、現像処理方法。
  5. 基板上に現像液を供給して、所定のパターンを露光した基板上のレジスト膜を現像する現像処理方法であって、
    開口を有する本体部と、前記本体部の開口を気密に塞ぎ且つ前記開口と摺動自在に構成された閉止部と、を備えた処理容器内に基板を収容し、
    前記処理容器内に現像液の蒸気を含むガスを供給し、
    前記閉止部と前記本体部を相対的に移動させることで前記処理容器内のガスを圧縮し、前記処理容器内の圧力を前記現像液の飽和圧力以上にすることで、当該現像液の蒸気を当該処理容器内で凝縮させることを特徴とする、現像処方法。
  6. 前記処理容器内に前記現像液の蒸気を供給した後、基板を前記現像液の飽和温度以下に冷却することを特徴とする、請求項に記載の現像処理方法。
  7. 請求項4〜6のいずれか1項に記載の現像処理方法を現像処理装置によって実行させるように、当該現像処理装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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