JP6081382B2 - 音声生成装置、音声生成方法及びプログラム - Google Patents

音声生成装置、音声生成方法及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、音声生成装置、音声生成方法及びプログラムに関する。特に、ユーザから入力された文字情報から当該文字情報の意味を有する独自の音声情報を生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムに関する。
今日の情報通信社会において、入力した文字情報を所定の言語体系で音声出力する音声変換方法や、特定の情報に対して、当該特定の情報であると識別することができる固有の表現生成方法等が種々提案されている。
国際公開第WO2003/081572号
特許文献1によれば、電話番号等の特定の情報に対し、これに対応するオリジナリティに溢れた音楽や画像などの固有の表現を生成することができるとされている。
ここで、上記電話番号に対応する音楽は、携帯電話であれば誰からの発信であるかを識別するためのものであり、当該音楽を構成する音楽フレーズが特定の意味を有しているものではない。
したがって、上記の他、入力した文字情報を所定の言語体系で音声出力する従来の音声変換方法とは異なる手法で、入力した文字情報の言語的意味を持つ表現生成方法の提案が望まれている。
そこで、この発明は、日本語による文字データから、当該日本語の言語的意味を持った音楽フレーズを生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
日本語は「あいうえお50音表」に代表される、「a、i、u、e、o」の5音の母音と、「k、s、t、n、h、m、y、r、w」の9音の子音の組み合せから作られた言語で、世界の中で母音と子音をここまで明確に構造化して生成された言語は日本語をおいてほかには存在していない。
この「あいうえお50音表」の基になったと考えられる縄文期の言葉配列、および言霊(言葉各音の持つ日本文化的意味であり精神)の概念に、古文書「ホツマツタエ」に記された「アワのうた」(図1(a))による「ヲシテ48音」(図1b))が存在する。
この「ヲシテ48音」を生んだ古文書「ホツマツタエ」の考え方は、母音と子音にそれぞれ自然的および精神的な概念を当てはめたもので、その母音と子音の組み合せから生まれる一音一音の言葉には、その概念の組み合せから生じる意味が存在するとされている。
発明者は、上記「アワのうた」による「ヲシテ48音」の考え方をもとに、日本語の文字を母音と子音とに分け、当該母音と子音をもとに所定の音程を生成させることで、その音程による音楽フレーズによって具体的な日本語の言語的意味を持った新しい音楽言語を構築できるとの知見を得、本発明に至った。
即ち、上記課題を解決するため、以下の発明を提案する。
請求項1の発明は、
字データに対応する母音と、子音又は数字の組み合わせからなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、入力された前記文字データに対応する前記配列コードを抽出する配列コード抽出手段と、
前記配列コードの前記母音、前記子音、前記数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記抽出された配列コードに対応する前記音符コードを抽出する音符コード抽出手段と、
前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成手段と、
を備え、
前記配列コードは、前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順の組み合わせで抽出され、
前記音符コードは、前記抽出された配列コードの前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順に従って抽出される
ことを特徴とする音声生成装置である。
請求項の発明は、
前記文字データを、通信ネットワークを通じて一の端末機器から取得し、前記生成した音声データを前記文字データと共に、前記通信ネットワークを通じて他の端末機器に送信する
ことを特徴とする請求項記載の音声生成装置である。
請求項3の発明は、
字データに対応する数字よりなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、入力された前記文字データに対応する前記配列コードを抽出する配列コード抽出手段と、
前記抽出された配列コードに係る正の整数を、黄金数のうち前記配列コードに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第一の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出する第一の無理数算出手段と、
前記文字データに関連する数字データが入力され、当該入力された数字データに係る正の整数を、黄金数のうち前記数字データに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第二の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出する第二の無理数算出手段と、
前記第一の無理数の前記所定の桁数の部分と前記第二の無理数の前記所定の桁数の部分とを乗算して、循環する数字を算出する基準となる有理数である基準数を算出する基準数算出手段と、
前記基準数を、複数の桁数からなる循環節を有する所定の桁数の循環数生成数で除算して、前記循環数生成数の桁数と同じ桁数の循環節を有する前記循環する数字を算出する循環数生成手段と、
前記算出された循環する数字を、複数の桁数からなるフレーズと、当該フレーズに対応するスケールを判別するための判別数とに分離する分離手段と、
前記判別数に基づいて、前記判別数に対応する前記スケールが記憶されているスケールテーブルから、前記フレーズに対応するスケールを抽出するスケール抽出手段と、
前記抽出されたスケール及び前記フレーズに含まれている各数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記各数字に対応する前記音符コードを抽出する音符コード抽出手段と、
前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成手段と
を備えることを特徴とする音声生成装置である。
請求項4の発明は、
入力された文字データから音声データを生成する音声生成装置が行う音声生成方法であって、
入力された文字データを取得するステップと、
記文字データに対応する母音と、子音又は数字の組み合わせからなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、前記入力された文字データに対応する前記配列コードを抽出するステップと、
前記配列コードの前記母音、前記子音、前記数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記抽出された配列コードに対応する音符コードを抽出するステップと、
前記抽出された音符コードから音声データを生成するステップと、
を含み、
前記配列コードを抽出するステップでは、前記配列コードは、前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順の組み合わせで抽出され、
前記音符コードを抽出するステップでは、前記音符コードは、前記配列コードの前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順に従って抽出される
ことを特徴とする音声生成方法である。
請求項の発明は、
前記文字データを、通信ネットワークを通じて一の端末機器から取得し、前記生成した音声データを前記文字データと共に、前記通信ネットワークを通じて他の端末機器に送信するステップを更に備える
ことを特徴とする請求項記載の音声生成方法である。
請求項6の発明は、
入力された文字データから音声データを生成する音声生成装置が行う音声生成方法であって、
入力された文字データを取得するステップと、
前記文字データに対応する数字よりなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、前記入力された文字データに対応する前記配列コードを抽出するステップと、
前記抽出された配列コードに係る正の整数を、黄金数のうち前記配列コードに係る前記正の整数と同じ桁数の部分で除算して第一の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出するステップと、
前記文字データに関連する数字データが入力され、当該入力された数字データに係る正の整数を、黄金数のうち前記数字データに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第二の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出するステップと、
前記第一の無理数の前記所定の桁数の部分と前記第二の無理数の前記所定の桁数の部分とを乗算して、循環する数字を算出する基準となる有理数である基準数を算出するステップと、
前記基準数を、複数の桁数からなる循環節を有する所定の桁数の循環数生成数で除算して、前記循環数生成数の桁数と同じ桁数の循環節を有する前記循環する数字を生成するステップと、
前記算出された循環する数字を、複数の桁数からなる所定数のフレーズと、当該フレーズに対応するスケールを判別するための判別数とに分離するステップと、
前記判別数に基づいて、前記判別数に対応する前記スケールが記憶されているスケールテーブルから、前記フレーズに対応するスケールを抽出するステップと、
前記抽出されたスケール及び前記フレーズに含まれている各数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記各数字に対応する前記音符コードを抽出するステップと、
前記抽出された音符コードから音声データを生成するステップと、
を含むことを特徴とする音声生成方法である。
請求項の発明は、
請求項乃至の何れか一項に記載した音声生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この発明によれば、日本語による文字データから、当該日本語の言語的意味を持った音楽フレーズを生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムを提供することができる。
(a)本発明の基礎となる「アワのうた」を表した図である。(b)本発明の基礎となる「ヲシテ48音」を表した図である 本発明の音声生成装置を含むシステムの一例を表した図である(第一の実施形態)。 図2図示のシステムによる音声生成方法のフローチャートを表す図である。 本発明の音声生成装置を含むシステムの他の例を表した図である(第二の実施形態)。 図4図示のシステムによる音声生成方法のフローチャートを表す図である。 本発明における日本語の文字に対応する配列コードと音符コードの一例を表した図である。 本発明の第三の実施形態における日本語の文字に対応する他の配列コードを表した図である。 本発明の第四の実施形態を表した図である。 (a)第四の実施形態におけるスケールの一例を表す図、(b)同じく音符コードの一例を表した図である。 第四の実施形態による音声生成方法のフローチャートを表す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
1.第一の実施形態
図2及び図3は、本発明の第一の実施形態を表す図である。この実施形態では、入力された文字データから音声データを生成する本発明に係る音声生成装置10及び当該音声データを出力する受信側出力機器30とが、データの送受信を行える通信手段50によって相互に通信可能な音声生成システムを構成している。
音声生成装置10は、ミュージックシーケンサー、MIDIコントローラ、シンセサイザー、ミュージックワークステーションなど、MIDIデータを扱えるハードウェアであれば特に限定はない。
受信側出力機器30は、シンセサイザー、ミュージックワークステーション、音源モジュールなど、音声生成装置10と同様にMIDIデータを扱えるハードウェアであれば特に限定はない。
音声生成装置10は、受信側出力機器30との間でデータ通信を行う情報送受信部11、入力された文字データに含まれる個々の文字に対応する配列コードが記憶されている配列コードテーブル17a、前記配列コードに対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブル17b、配列コードテーブル17aから前記配列コードを抽出する配列コード抽出部14、音符コードテーブル17bから前記抽出された配列コードに対応する音符コードを抽出する音符コード抽出部15、前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成部16、前記音声データ及び前記文字データを出力する出力部18、前記音声データを含む各種データを保存する記憶部13及びこれらを制御する制御部12を備えている(図2)。
受信側出力機器30は、音声生成装置10との間でデータ通信を行う情報送受信部31、前記音声データ及び前記文字データに伴う画像データを表示する表示部34、前記音声データ及び前記文字データを出力する出力部35、前記音声データを含む各種データを保存する記憶部33及びこれらを制御する制御部32を備えている(図2)。
音声生成装置10と受信側出力機器30とは、MIDIケーブル等での有線接続やその他無線接続等、データの送受信を行える通信手段50によって相互に通信可能に接続されている。
図6は、本実施形態における日本語又は数字に対応する配列コードと音符コードを示すコードデータの一例を表した図である。このコードデータは、図1(a)、(b)に表されているロジックに従って作成されたものである。
このコードデータの配列コードには、母音列「a、i、u、e、o、a’、i’、u’、e’、o’(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」と子音列「0(ゼロ)、k、h、n、m、t、r、s、y、w」が設定されており、日本語及び0〜9までの数字のそれぞれが、前記母音列及び子音列に記載の各配列コードによって定められる。
次に、前記母音列には、「a、i、u、e、o」の5音が1オクターブを5音に分ける「ペンタトニック」の設定から、「ド、レ、ミ、ソ、ラ、ド’、レ’、ミ’、ソ’、ラ’ (「'」は1オクターブ上の音を意味する)」ぞれぞれの音符コードが、前記母音列の各配列コードに対応するように設定されている。
また、前記子音列には、ドから始まるピアノ白鍵にあたる10音「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド’、レ’、ミ’ (「'」は1オクターブ上の音を意味する)」それぞれの音符コードが、前記子音列の各配列コードに対応するように設定されている。
そして、前記母音列及び子音列の各配列コードに、対応する前記音符コードが割り当てられることによって、日本語及び0〜9の数字にはそれぞれ固有の配列コード及び音符コードが割り当てられることになる。
前記配列コードの配列の順番は、母音、子音、又は子音、母音のどちらの順番でも可能であるが、本実施形態では、母音、子音の順番としている。
また、前記音符コードの割り当ての順番は、前記配列コードの配列の順番に従うこととしている。
図6の配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックに従うと、例えば、日本語の「あいうえお」という文字には、「a0(ゼロ)、i0(ゼロ)、u0(ゼロ)、e0(ゼロ)、o0(ゼロ)」の母音、子音の順番からなる配列コードと、「ドド、レド、ミド、ソド、ラド」の前記配列コードの順番に従った10音の音符コードが割り当てられる。
このように、日本語及び0〜9の数字の全ては、前記配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックに従って2音(母音1音と子音1音の連符)で表すことができる。すなわち、入力する日本語及び0〜9の数字によって、固有の音符コードが割り当てられることになる。
前記配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックを利用して、本実施形態の音声生成のフローチャートを、図3を参照して説明する。
音声生成装置10に備えられている入力手段(キーボード、マウス等、これらは図示していない)で特定の日本語又は数字(例えば「ガンバレ」)を入力する(s101)。
文字データを受信すると、配列コード抽出部14は、配列コードテーブル17aにアクセスし、前記入力された文字データに対応する配列コードを、図6に示される配列コードによる文字変換ロジックに従って抽出する処理を行う(s102)。したがって、前記入力された「ガンバレ」には「a’k、uw、a’h、er(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」の配列コードが割り当てられ、配列コード抽出部14によって配列コードデータテーブル17aから前記配列コード「a’k、uw、a’h、er(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」が抽出される。
配列コード抽出部14が前記抽出する処理を完了すると、音符コード抽出部15は、音符コードテーブル17bにアクセスし、前記抽出された配列コードに対応する音符コードを、図6に示される音符コードによる文字変換ロジックに従って抽出する処理を行う(s103)。したがって、前記抽出された「a’k、uw、a’h、er」の配列コードには「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」の音符コードが割り当てられ、音符コード抽出部15によって音符コードテーブル17bから前記音符コード「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」が抽出される。
音符コード抽出部15が前記抽出する処理を完了すると、音声データ生成部16は、前記抽出された音符コードからMIDIデータなどの音声データを生成する処理を行う(s104)。したがって、前記抽出された「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」から当該音符コードに係るMIDIデータが音声データ生成部16によって生成される。
前記生成された音声データは、前記入力された文字データと共に、情報送受信部11によって通信手段50を介して受信側出力機器30へ送信される(s105)。
受信側出力機器30では、前記生成された音声データ及び入力された文字データを情報送受信部31で受信し、出力部35で前記音声データを出力し、表示部34で前記文字データやこれらのデータに付随する画像データを表示する(s106)。
なお、音声生成装置10の出力部18で前記音声データを出力し、非図示の表示部で前記文字データやこれらのデータに付随する画像データを表示してもよい(s107)。
出力部35又は出力部18で出力される前記「ガンバレ」の音声データは、図6に示される前記配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックに従って変換された固有の音声フレーズ「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ」である。当該音声フレーズ「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ」は、「ガンバレ」という具体的な日本語の言語的意味を持った、オリジナルで新しい音楽言語である。
このように、日本語による文字データから、当該日本語の言語的意味を持った新しい音楽言語の音楽フレーズを生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムを提供することができる。
2.第二の実施形態
図4及び図5は、本発明の第二の実施形態を表す図である。
この実施形態では、日本語又は数字を入力するための送信側端末機器20、前記入力された文字データから音声データを生成する本発明に係る音声生成装置40及び当該音声データを出力する受信側出力機器30とが、データの送受信を行える通信手段51によって相互に通信可能な音声生成システムを構成している。
なお、上述した第一の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
送信側端末機器20は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、ゲーム機等MIDIデータを扱えるハードウェアであれば特に限定はない。
音声生成装置40は、MIDIデータを扱えるサーバ装置であることが好ましい。
送信側端末機器20は、音声生成装置40又は受信側出力機器30との間でデータ通信を行う情報送受信部21、日本語又は数字を入力するためのキーボードなどの入力部25、入力画面等を表示する表示部24、前記入力したデータを含む各種データを保存する記憶部23及びこれらを制御する制御部22を備えている(図4)。
音声生成装置40は、送信側端末機器20又は受信側出力機器30との間でデータ通信を行う情報送受信部41、入力された文字データに含まれる個々の文字に対応する配列コードが記憶されている配列コードテーブル47a、前記配列コードに対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブル47b、前記配列コードテーブル47aから前記配列コードを抽出する配列コード抽出部44、前記音符コードテーブル47bから前記抽出された配列コードに対応する音符コードを抽出する音符コード抽出部45、前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成部46、前記音声データを含む各種データを保存する記憶部43及びこれらを制御する制御部42を備えている(図4)。
音声生成装置40と送信側端末機器20と受信側出力機器30とは、インターネット等、データの送受信を行える通信手段51によって相互に通信可能に接続されている。
図6図示の配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックを利用して、本実施形態の音声生成のフローチャートを、図5を参照して説明する。
送信側端末機器20が通信手段51を介して音声生成装置(サーバ)40へアクセスし、音声生成に係るアプリケーションソフトウェアをダウンロードする指示を行う。
音声生成装置40は、送信側端末機器20からアクセスされると、前記音声生成に係るアプリケーションソフトウェアを、通信手段51を介して送信側端末機器20へ送信する。
送信側端末機器20では所定の認証手続等が行われ、音声生成に係るアプリケーションが利用可能な状態となる。
また、受信側出力機器30が通信手段51を介して音声生成装置(サーバ)40へアクセスし、音声生成に係るアプリケーションソフトウェアをダウンロードする指示を行う。
音声生成装置40は、受信側出力機器30からアクセスされると、前記音声生成に係るアプリケーションソフトウェアを、通信手段51を介して受信側出力機器30へ送信する。
受信側出力機器30では所定の認証手続等が行われ、音声生成に係るアプリケーションが利用可能な状態となる。
次に、送信側端末機器20にて前記アプリケーションを実行し、音声を生成するための入力画面を取得する指示を、通信手段51を介して音声生成装置40へ送信する(s201)。
音声生成装置40は、送信側端末機器20から前記指示を受信すると、前記入力画面に係る情報を、通信手段51を介して送信側端末機器20へ送信する(s202)。
送信側端末機器20では、取得した前記入力画面情報に係る入力画面に、入力手段25によって特定の日本語又は数字(例えば「ガンバレ」)を入力する。入力後、当該文字データは通信手段51を介して音声生成装置40へ送信される(s203)。
音声生成装置40では、前記文字データを受信すると、配列コード抽出部44が、配列コードテーブル47aにアクセスし、前記入力された文字データに対応する配列コードを、図6に示される配列コードによる文字変換ロジックに従って抽出する処理を行う(s204)。したがって、前記入力された「ガンバレ」には「a’k、uw、a’h、er(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」の配列コードが割り当てられ、配列コード抽出部44によって配列コードテーブル47aから前記配列コード「a’k、uw、a’h、er(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」が抽出される。
配列コード抽出部44が前記抽出する処理を完了すると、音符コード抽出部45は、音符コードテーブル47bにアクセスし、前記抽出された配列コードに対応する音符コードを、図6に示される音符コードによる文字変換ロジックに従って抽出する処理を行う(s205)。したがって、前記抽出された「a’k、uw、a’h、er」の配列コードには「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」の音符コードが割り当てられ、音符コード抽出部45によって音符コードテーブル47bから前記音符コードが抽出される。
音符コード抽出部45が前記抽出する処理を完了すると、音声データ生成部46は、前記抽出された音符コードからMIDIデータなどの音声データを生成する処理を行う(s206)。したがって、前記抽出された「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ(「'」は1オクターブ上の音を意味する)」から当該音符コードに係るMIDIデータが音声データ生成部46によって生成される。
前記生成された音声データは、前記入力された文字データと共に、情報送受信部41によって通信手段51を介して受信側出力機器30へ送信される(s207)。
受信側出力機器30では、前記生成された音声データ及び入力された文字データを情報送受信部31で受信し、出力部35で前記音声データを出力し、表示部34で前記文字データやこれらのデータに付随する画像データを表示する(s208)。
出力部35で出力される前記「ガンバレ」の音声データは、図6に示される前記配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックに従って変換された固有の音声フレーズ「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ」である。当該音声フレーズ「ド’レ、ミミ’、ド’ミ、ソシ」は、「ガンバレ」という具体的な日本語の言語的意味を持った、オリジナルで新しい音楽言語である。
このように、日本語による文字データから、当該日本語の言語的意味を持った新しい音楽言語の音楽フレーズを生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムを提供することができる。
3.第三の実施形態
上述した第一及び第二の実施形態では、図6図示の配列コード及び音符コードによる文字変換ロジックを利用して、日本語及び数字から当該日本語及び数字固有の音声フレーズとして生成する態様を説明したが、前記配列コードを図7の配列コードとしてもよい。
図7図示のコードデータも、図1(a)、(b)に表されているロジックに従って作成されたものである。
このコードデータの配列コードには、横列と縦列共に、0〜9までの数字が設定されており、日本語及び0〜9までの数字のそれぞれが、前記横列及び縦列に記載の各コードによって定められる。
図7図示の配列コードによる文字変換ロジックに従うと、例えば、日本語の「あいうえお」という文字には、第一の実施形態で説明した母音、子音の順番からなる「10、20、30、40、50」の配列コードが割り当てられる。
なお、前記配列コードの配列の順番は、横列の数字、縦列の数字、又は縦列の数字、横列の数字のどちらの順番でも可能であるが、本実施形態では、第一の実施形態で説明した母音、子音の順番に従って横列の数字、縦列の数字の順番としている。また、各列の数字の桁数も1桁でなく複数桁を採用してもよい。
そして、図6図示の音符コードによる文字変換ロジックを利用して、前記横列には、「ド、レ、ミ、ソ、ラ、ド’、レ’、ミ’、ソ’、ラ’ (「'」は1オクターブ上の音を意味する)」ぞれぞれの音符コードが前記横列の各配列コードに対応するように設定し、前記縦列には、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド’、レ’、ミ’ (「'」は1オクターブ上の音を意味する)」それぞれの音符コードが前記縦列の各配列コードに対応するように設定することができる(非図示)。
4.第四の実施形態
図8乃至図10は、本発明の第四の実施形態を表す図である。この実施形態の音声生成装置60は、上述した第一乃至第三の実施形態とは異なる文字変換ロジックを利用して、入力した文字データから音声データを生成する音声生成装置である。
音声生成装置60は、図示していない送信側端末機器20又は図示していない受信側出力機器30との間でデータ通信を行う情報送受信部60を備えている。
音声生成装置60は、入力された文字データに対応する数字よりなる配列コードが記憶されている配列コードテーブル67aを備えている。
音声生成装置60は、配列コードテーブル67aから、前記入力された文字データに対応する前記配列コードを抽出する配列コード抽出部64を備えている。
前記配列コードは、第三の実施形態で説明した図7図示の配列コードを使用する。つまり、入力された文字には、第一の実施形態で説明した母音、子音の順番からなる数字の配列コードが割り当てられる。
音声生成装置60は、後述する循環する数を管理する循環数管理手段68を備えている。循環数管理手段68は、以下の構成を備えている。
循環数管理手段68は、前記抽出された配列コードに係る数字に基づいて、無理数を算出する第一の無理数算出部68aを備えている。具体的には、前記抽出された配列コードに係る数字を黄金数φ(φ=1.61803・・・)で除算して第一の無理数を算出する。
循環数管理手段68は、前記文字データに関連する数字データが入力され、当該入力された数字データに係る数字に基づいて無理数を算出する第二の無理数算出部68bを備えている。具体的には、数字データに係る数字を前記黄金数φで除算して第二の無理数を算出する。
前記文字データに関連する数字データは、例えば前記文字データを人物の名前とした場合に、当該人物の誕生日等、前記人物に関連する数字データとすることができる。
なお、この実施形態では、無理数を算出するために黄金数φを用いたが、後述する循環する数を算出することができれば、前記黄金数φ以外の数も用いることができる。
循環数管理手段68は、前記算出された二つの無理数に基づいて、循環する数を算出する基準となる基準数を算出する基準数算出部68cを備えている。具体的には、第一の無理数算出部68aが算出した前記第一の無理数と、第二の無理数算出部68bが算出した前記第二の無理数を乗算して基準数を算出する。
循環数管理手段68は、前記算出された基準数に基づいて、循環する数を生成する循環数生成部68dを備えている。具体的には、前記基準数を所定の桁数からなる循環数生成数で除算して循環する数を算出する。
本実施形態では、前記循環数生成数を「360360360360360360」の18桁の数字とした。その他にも種々の循環数生成数を使用することができる。
前記循環数生成数で前記基準数を除算すると、小数が算出され、小数点以下に所定の桁数からなる循環小数が含まれている。そこで本実施形態では、前記循環する数を前記循環小数の循環節としている。
循環数管理手段68は、前記算出された循環する数字を、所定数のフレーズと、当該フレーズに対応する音階(以下「スケール」という)を判別するための判別数とに分離する分離部68eを備えている。
例えば、前記循環する数字を「0123456」の循環節とした場合、前記判別数を頭一桁の「0」とし、残りの「123456」を「12」、「34」、「56」の三つのフレーズに分離される。
音声生成装置60は、前記判別数に基づいて、前記判別数に対応する前記スケールが記憶されているスケールテーブル67cを備えている。
スケールテーブル67cに記憶されている前記スケールの一例を図9(a)に示す。上記の例では、前記判別数を「0」とした「12」、「34」、「56」の三つのフレーズにはそれぞれスケール1、スケール3、スケール1が割り当てられる。なお、図示されているスケール1、2、3の組み合わせは、和声学の「トニック」、「サブドミナント」、「ドミナント」に基づく組み合わせとしている。
音声生成装置60は、スケールテーブル67cから、前記フレーズに対応する前記スケールを抽出するスケール抽出部69を備えている。
音声生成装置60は、前記抽出されたスケール及び前記フレーズに含まれている各数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブル67bを備えている。
記憶されている音符コードの一例を図9(b)に示す。上記の例では、「12」、「34」、「56」の三つのフレーズにはそれぞれスケール1の音符コード、スケール3の音符コード、スケール1の音符コードが対応することになる。
音声生成装置60は、音符コードテーブル67bから、前記フレーズに対応する前記スケールの前記音符コードを抽出する音符コード抽出部65を備えている。
上記の例では、「12」のフレーズには、スケール1の「ソ2、ド3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
「34」のフレーズには、スケール3の「ミ3、ファ3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
「56」のフレーズには、スケール1の「ソ3、ラ3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
音声生成装置60は、前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成部66を備えている。
音声生成装置60は、前記音声データを含む各種データを保存する記憶部63及び上述した各部による情報処理を制御する制御部62を備えている。
図7図示の配列コード及び図9図示のスケール及び音符コードによる文字変換ロジックを利用して、本実施形態の音声生成のフローチャートを、図10を参照して説明する。
音声生成装置60に備えられている入力手段(キーボード、マウス等、これらは図示していない)で特定の日本語又は数字(例えば人物名「みやうらきよし」)を入力する(s301)。
文字データが入力されると配列コード抽出部64は、配列コードテーブル67aにアクセスし、前記入力された文字データに対応する配列コードを、図7に示される配列コードによる文字変換ロジックに従って抽出する処理を行う(s302)したがって、前記入力された「みやうらきよし」には「24183016215827」の配列コードが割り当てられ、配列コード抽出部64によって配列コードテーブル67aから前記配列コードが抽出される。
音声生成装置60の表示手段(液晶ディスプレイ、タッチパネル等、これらは図示していない)には、前記文字データの入力を促す画面とは別に、前記文字データに関連する数字データの入力を促す画面が表示される。当該入力画面には誕生日等の数字データを入力することができる。そこで、このフローチャートでは、誕生日として「19530829」を入力する。
前記配列コード「24183016215827」が抽出されると、第一の無理数算出部68aは、当該配列コードに係る数字に基づいて、第一の無理数を算出する処理を行う(s303)。
具体的には、「24183016215827」の14桁を上述した黄金数φの頭14桁「1.6180339887498」で除算し、小数点2桁までの無理数「14945925971871.82」を算出する。
前記文字データに関連する数字データ「19530829」が入力されると、第二の無理数算出部68bは、当該入力された数字データに係る数字に基づいて、第二の無理数を算出する処理を行う(s303)。
具体的には、「19530829」の8桁を前記黄金数φの頭8桁「1.6180339」で除算し、小数点2桁までの無理数「12070716.81」を算出する。
前記二つの無理数が算出されると、基準数算出部68cは、前記算出された二つの無理数に基づいて、循環する数を算出する基準となる基準数を算出する処理を行う(s304)。
具体的には、前記二つの無理数「14945925971871.82」と「12070716.81」を乗算し、基準数「180408039869688764839.2942」を算出する。
前記基準数が算出されると、循環数生成部68dは、前記算出された基準数に基づいて、循環する数を生成する処理を行う(s305)。
具体的には、前記基準数「180408039869688764839.2942」を、18桁からなる循環数生成数「360360360360360360」で除算して小数を算出する。
算出された小数には、小数点以下に「638386322929673715」の18桁の循環節が含まれている。この循環節が循環する数として生成される。
前記算出された小数の循環節の桁数は、前記循環数生成数の桁数と一致するので、算出したい循環する数に対応した所定の桁数の前記循環数生成数を用いれはよいことになる。
前記循環する数が生成されると、分離部68eは、当該循環する数を、所定数のフレーズと、当該フレーズに対応するスケールを判別するための判別数とに分離する処理を行う(s306)。
具体的には、前記判別数を頭一桁の「6」とし、残りの「38386322929673715」を「38386」、「3229296」、「73715」の三つのフレーズに分離する。
スケール抽出部69は、前記判別数「6」に基づいて、スケールテーブル67cから、前記分離されたフレーズに対応するスケールを抽出する処理を行う(s307)。
具体的には、図9(a)図示のスケールから、前記フレーズ「38386」には「スケール1」が割り当てられる。
前記フレーズ「3229296」には「スケール3」が割り当てられる。
前記フレーズ「73715」には「スケール1」が割り当てられる。
前記スケールが抽出されると、音符コード抽出部65は、音符コードテーブル67bから、前記フレーズの各数字に対応する前記音符コードを抽出する処理を行う(s308)。
具体的には、「38386」のフレーズには、スケール1の「レ3、ド4、レ3、ド4、ラ3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
「3229296」のフレーズには、スケール3の「ミ3、レ3、レ3、ファ4、レ3、ファ4、ラ3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
「73715」のフレーズには、スケール1の「シ3、レ3、シ3、ソ2、ソ3(数字は音の高さを示す)」の音符コードが割り当てられる。
前記音符コードが抽出されると、音声データ生成部66は、前記抽出された音符コードからMIDIデータなどの音声データを生成する処理を行う(s309)。したがって、前記抽出されたスケール1の「レ3、ド4、レ3、ド4、ラ3(数字は音の高さを示す)」、スケール3の「ミ3、レ3、レ3、ファ4、レ3、ファ4、ラ3(数字は音の高さを示す)」、スケール1の「シ3、レ3、シ3、ソ2、ソ3(数字は音の高さを示す)」から当該音符コードに係るMIDIデータが音声データ生成部66によって生成される。
生成された前記音声データは、音声生成装置60の出力部70から出力される。この実施形態では、前記音声データが5音、7音、5音の17音からなり、上述した和声学の「トニック」、「サブドミナント」、「ドミナント」に基づく組み合わせから、日本の俳句や短歌のような独特のフレーズとなっている。
そこで、出力される前記音声データ「レ3、ド4、レ3、ド4、ラ3(数字は音の高さを示す)」、「ミ3、レ3、レ3、ファ4、レ3、ファ4、ラ3(数字は音の高さを示す)」、「シ3、レ3、シ3、ソ2、ソ3(数字は音の高さを示す)」は、具体的な日本語の言語的意味(例えば特定の個人であるという意味)を持った、新しく、独特なリズムを有する音楽言語である。
このように、日本語による文字データから、当該日本語の言語的意味を持った新しい音楽言語の音楽フレーズを生成する音声生成装置、音声生成方法及びプログラムを提供することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されること無く、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
10、40、60 音声生成装置
11、41、61 情報送受信部
12、42、62 制御部
13、43、63 記憶部
14、44、64 配列コード抽出部
15、45、65 音符コード抽出部
16、46、66 音声データ生成部
17a、47a、67a 配列コードテーブル
17b、47b、67b 音符コードテーブル
18 出力部
20 送信側端末機器
21 情報送受信部
22 制御部
23 記憶部
24 表示部
25 入力部
30 受信側出力機器
31 情報送受信部
32 制御部
33 記憶部
34 表示部
35 出力部
50、51 通信手段
67c スケールテーブル
68 循環数管理手段
68a 第一の無理数算出部
68b 第二の無理数算出部
68c 基準数算出部
68d 循環数生成部
68e 分離部
69 スケール抽出部
70 出力部

Claims (7)

  1. 字データに対応する母音と、子音又は数字の組み合わせからなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、入力された前記文字データに対応する前記配列コードを抽出する配列コード抽出手段と、
    前記配列コードの前記母音、前記子音、前記数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記抽出された配列コードに対応する前記音符コードを抽出する音符コード抽出手段と、
    前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成手段と、
    を備え、
    前記配列コードは、前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順の組み合わせで抽出され、
    前記音符コードは、前記抽出された配列コードの前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順に従って抽出される
    ことを特徴とする音声生成装置。
  2. 前記文字データを、通信ネットワークを通じて一の端末機器から取得し、前記生成した音声データを前記文字データと共に、前記通信ネットワークを通じて他の端末機器に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の音声生成装置。
  3. 字データに対応する数字よりなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、入力された前記文字データに対応する前記配列コードを抽出する配列コード抽出手段と、
    前記抽出された配列コードに係る正の整数を、黄金数のうち前記配列コードに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第一の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出する第一の無理数算出手段と、
    前記文字データに関連する数字データが入力され、当該入力された数字データに係る正の整数を、黄金数のうち前記数字データに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第二の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出する第二の無理数算出手段と、
    前記第一の無理数の前記所定の桁数の部分と前記第二の無理数の前記所定の桁数の部分とを乗算して、循環する数字を算出する基準となる有理数である基準数を算出する基準数算出手段と、
    前記基準数を、複数の桁数からなる循環節を有する所定の桁数の循環数生成数で除算して、前記循環数生成数の桁数と同じ桁数の循環節を有する前記循環する数字を算出する循環数生成手段と、
    前記算出された循環する数字を、複数の桁数からなるフレーズと、当該フレーズに対応するスケールを判別するための判別数とに分離する分離手段と、
    前記判別数に基づいて、前記判別数に対応する前記スケールが記憶されているスケールテーブルから、前記フレーズに対応するスケールを抽出するスケール抽出手段と、
    前記抽出されたスケール及び前記フレーズに含まれている各数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記各数字に対応する前記音符コードを抽出する音符コード抽出手段と、
    前記抽出された音符コードから音声データを生成する音声データ生成手段と
    を備えることを特徴とする音声生成装置。
  4. 入力された文字データから音声データを生成する音声生成装置が行う音声生成方法であって、
    入力された文字データを取得するステップと、
    記文字データに対応する母音と、子音又は数字の組み合わせからなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、前記入力された文字データに対応する前記配列コードを抽出するステップと、
    前記配列コードの前記母音、前記子音、前記数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記抽出された配列コードに対応する音符コードを抽出するステップと、
    前記抽出された音符コードから音声データを生成するステップと、
    を含み、
    前記配列コードを抽出するステップでは、前記配列コードは、前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順の組み合わせで抽出され、
    前記音符コードを抽出するステップでは、前記音符コードは、前記配列コードの前記母音と、前記子音又は前記数字の順、もしくは前記子音又は前記数字と、前記母音の順に従って抽出される
    ことを特徴とする音声生成方法。
  5. 前記文字データを、通信ネットワークを通じて一の端末機器から取得し、前記生成した音声データを前記文字データと共に、前記通信ネットワークを通じて他の端末機器に送信するステップを更に備える
    ことを特徴とする請求項4記載の音声生成方法。
  6. 入力された文字データから音声データを生成する音声生成装置が行う音声生成方法であって、
    入力された文字データを取得するステップと、
    前記文字データに対応する数字よりなる配列コードが記憶されている配列コードテーブルから、前記入力された文字データに対応する前記配列コードを抽出するステップと、
    前記抽出された配列コードに係る正の整数を、黄金数のうち前記配列コードに係る前記正の整数と同じ桁数の部分で除算して第一の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出するステップと、
    前記文字データに関連する数字データが入力され、当該入力された数字データに係る正の整数を、黄金数のうち前記数字データに係る正の整数と同じ桁数の部分で除算して第二の無理数を算出し、所定の桁数までを抽出するステップと、
    前記第一の無理数の前記所定の桁数の部分と前記第二の無理数の前記所定の桁数の部分とを乗算して、循環する数字を算出する基準となる有理数である基準数を算出するステップと、
    前記基準数を、複数の桁数からなる循環節を有する所定の桁数の循環数生成数で除算して、前記循環数生成数の桁数と同じ桁数の循環節を有する前記循環する数字を生成するステップと、
    前記算出された循環する数字を、複数の桁数からなる所定数のフレーズと、当該フレーズに対応するスケールを判別するための判別数とに分離するステップと、
    前記判別数に基づいて、前記判別数に対応する前記スケールが記憶されているスケールテーブルから、前記フレーズに対応するスケールを抽出するステップと、
    前記抽出されたスケール及び前記フレーズに含まれている各数字に対応する音符コードが記憶されている音符コードテーブルから、前記各数字に対応する前記音符コードを抽出するステップと、
    前記抽出された音符コードから音声データを生成するステップと、
    を含むことを特徴とする音声生成方法。
  7. 請求項4乃至6の何れかに記載した音声生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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