JP6081099B2 - Spect装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、SPECT装置に関する。
SPECT装置は、ガンマカメラを回転軸周りに回転させながら被検体内からのガンマ線を検出している。SPECT撮像データ収集のために、収集時間、画像マトリクスサイズ、エネルギーウィンドウ等の様々なパラメータが設定される。しかし、装置の不具合により、設定された撮像パラメータ通りにデータ収集が行われない場合がある。ユーザは、データ収集終了後に画像等を確認することで異常があったことを発見している。異常が発見された場合、SPECT装置により再びデータ収集が行われる。このように、データ収集に異常のある場合におけるスループットには改善の余地がある。
実施形態の目的は、データ収集のスループットの向上を可能とするSPECT装置を提供することにある。
本実施形態に係るSPECT装置は、ガンマ線を検出する検出部と、前記検出部を回転軸周りに回転可能に支持する支持機構と、前記検出部を前記回転軸周りに回転させるために前記支持機構を駆動する駆動部と、前記検出部からの出力に基づいて前記検出部により検出されたガンマ線のカウント値のデータを所定投影角度毎に収集する収集部と、前記回転軸周りの投影角度の変化に対するカウント値の変化度合いに応じてデータ収集に異常があるか否かを所定投影角度毎に判定する判定部と、前記判定部により異常があると判定された場合、即時的に警告を発する警告部と、を具備し、前記判定部は、前記検出部により検出されたガンマ線のカウント値の統計値を所定投影角度毎に算出し、前記回転軸周りの投影角度の変化に対して前記統計値が急激に変化した場合、前記データ収集に異常があると判定し、前記統計値が急激に変化していない場合、前記データ収集に異常がないと判定する。
本実施形態に係るSPECT装置の構成を示す図。 本実施形態に係るSPECTデータ収集におけるガンマカメラの回転移動とガンマカメラによるガンマ線検出とのタイミングについて説明するための図。 図1の判定部による第1の判定処理を説明するための図であり、正常時における総カウント値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の判定部による第1の判定処理を説明するための図であり、正常時における総カウント値の微分値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の判定部による第1の判定処理を説明するための図であり、異常時における総カウント値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の判定部による第1の判定処理を説明するための図であり、異常時における総カウント値の微分値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の判定部による第2の判定処理を説明するための図であり、ガンマ線のエネルギースペクトルにおける光電ウィンドウと散乱ウィンドウとの一例を示す図。 図1の判定部による第2の判定処理を説明するための図であり、正常時における光電ウィンドウの総カウント値と散乱ウィンドウの総カウント値との比の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の判定部による第2の判定処理を説明するための図であり、異常時における光電ウィンドウの総カウント値と散乱ウィンドウの総カウント値との比の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図。 図1の修復部による修復処理を説明するための図。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わるSPECT装置を説明する。
図1は、本実施形態に係るSPECT装置1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るSPECT装置は、略円筒形状を有する回転フレーム11を有している。回転フレーム11の中心軸Zは、回転軸に設定されている。回転フレーム11の開口部には、被検体(患者)Pが載置された天板13が配置される。患者Pの撮像領域の中心が開口部内のFOV(field of view)の中心、すなわち、回転軸Zに一致するように天板13が位置決めされる。回転フレーム11は、駆動部15からの駆動信号の供給を受けて回転軸Z周りに回転する。駆動部15は、撮像制御部17による制御に従って回転フレーム11を一定時間毎に間欠的に回転させる。
回転フレーム11は、少なくとも一台のガンマカメラ19を装備している。本実施形態におけるガンマカメラ19の設置台数は、何台でも構わないが、以下、説明を具体的に行うため2台であるとする。ガンマカメラ19の回転軸Z周りの角度は投影角度と呼ばれている。例えば、ガンマカメラ19の検出面中心が最も高い位置にある場合、投影角度0度とし、最も低い位置にある場合、投影角度180度とする。図1において、2台のガンマカメラ19−1,19−2の投影角度間隔は、180°であるが、本実施形態に係る投影角度間隔はこれに限定されず、90°でも良いし、それ以外の如何なる角度でも良い。
各ガンマカメラ19−1,19−2は、患者Pに投与されたシングルフォトン放出核種(RI)から放出されたシングルフォトンのガンマ線を検出する。各ガンマカメラ19−1,19−2は、ガンマ線検出器191−1,191−2と信号処理回路192−1,192−2とを備えている。ガンマ線検出器191−1,191−2は、2次元状に配列された複数の検出素子を有している。各ガンマ線検出器191−1,191−2の前面には、ガンマ線の方向性を限定するためのコリメータが装着されている。各検出素子は、シンチレータと光電変換素子との組合せや直接変換型の半導体素子等の様々なタイプがある。光電変換素子としては、光電子増倍管やフォトダイオード等が挙げられる。本実施形態に係る検出素子は、既存の如何なるタイプの検出素子にも有効である。各検出素子は、患者P内からのガンマ線を検出し、検出されたガンマ線のフォトン数に応じたアナログの電気信号を発生する。ガンマ線検出器191−1において発生された電気信号は、信号処理回路192−1に供給され、ガンマ線検出器191−2において発生された電気信号は、信号処理回路192−2に供給される。信号処理回路192−1,192−2は、ガンマ線検出器191−1,191−2にガンマ線が入射する毎に、ガンマ線検出器191−1,191−2からの電気信号の出力値と検出素子の位置座標とに基づいて入射ガンマ線の入射位置座標を計算し、入射位置座標を表す信号(以下、位置座標信号と呼ぶ)を出力する。また、信号処理回路192−1,192−2は、ガンマ線検出器191−1,191−2にガンマ線が入射する毎に、電気信号の出力値に基づいて入射ガンマ線のエネルギーを計算し、エネルギー値を表す信号(以下、エネルギー信号と呼ぶ)を出力する。ここで、入射ガンマ線毎の位置座標信号とエネルギー信号との組合せをガンマ線検出信号と呼ぶことにする。ガンマ線検出信号は、データ収集部21に供給される。なお、各ガンマカメラ19−1,19−2は、撮像制御部17による制御に従って駆動と停止とを繰り返す。駆動と停止とのタイミングは、回転フレーム11の駆動と停止とのタイミングに同期する。
データ収集部21は、撮像制御部17による制御に従って、ガンマカメラ19−1,19−2からのガンマ線検出信号に基づいて、入射ガンマ線のカウント値のデータを投影角度毎に収集する。
データ収集部21によるデータ収集方式は、サイノグラム方式とリストモード方式とのうちの何れの方式であっても良い。サイノグラム方式の場合、データ収集部21は、信号処理回路192−1,192−2から供給されるガンマ線検出信号に波高弁別処理を施す。波高弁別処理においてデータ収集部21は、ガンマ線検出信号から所定のエネルギーウィンドウに属するエネルギー信号を有するガンマ線検出信号を抽出する。データ収集部21は、所定のエネルギーウィンドウ内のエネルギー値に対応するガンマ線検出信号を計数する。所定のエネルギーウィンドウは、目的に応じて種々のエネルギー範囲に設定される。データ収集部21は、複数の入射位置座標の各々について、各入射位置座標に対応するメモリアドレスにガンマ線信号のカウント値を投影角度単位で記録する。このように投影角度単位で計数を繰り返すことによりデータ収集部21は、カウント値の空間分布を示すデータ(以下、投影データと呼ぶ)を投影角度毎に生成する。生成された投影データは、投影角度毎に記憶部23に記憶される。リストモード方式の場合、データ収集部は、ガンマ線検出信号を時系列にリスト形式で記憶部23に記憶する。リスト形式で記憶されたガンマ線検出信号は、ヒストグラムデータと呼ばれている。ヒストグラムデータは、各ガンマ線検出信号に入射位置座標、エネルギー値、ガンマカメラ19−1,19−2の投影角度、及びガンマカメラ19−1,19−2によるガンマ線の検出時刻が関連付けられたデータである。データ収集部21は、ヒストグラムデータに波高弁別処理を施すことによりヒストグラムデータから投影データを生成することが可能である。
記憶部23は、データ収集部21からの投影データを投影角度に関連付けて記憶する。また、記憶部23は、リストモードデータを記憶しても良い。さらに記憶部23は、本実施形態に係るSPECTデータ収集を実行するためのSPECTデータ収集プログラムを記憶している。
判定部25は、データ収集部21からの投影データに基づいて、投影角度の変化に対するカウント値の変化度合いに応じてデータ収集に異常があるか否かを所定投影角度毎に繰り返し判定する。判定部25による判定処理の詳細については後述する。判定部25による判定結果は、システム制御部39に供給される。
画像再構成部27は、画像再構成に必要十分な投影データを記憶部から読み出し、読み出された投影データに基づいて、撮像領域内の放射線同位元素の濃度分布を表現する画像(以下、SPECT画像と呼ぶ)を発生する。画像再構成アルゴリズムとしては、FBP(filtered back projection)法等の解析学的画像再構成法や、ML−EM(maximum likelihood expectation maximization)法やOS−EM(ordered subset expectation maximization)法等の逐次近似画像再構成法等の既存の画像再構成アルゴリズムが用いられれば良い。SPECT画像は、記憶部23に記憶される。
撮像制御部17は、撮像パラメータに従ってSPECTデータ収集が行われるように駆動部15、ガンマカメラ19−1,19−2、及びデータ収集部21を制御する。撮像パラメータとしては、例えば、収集時間、画像マトリクスサイズ、角度サンプリング数、エネルギーウィンドウ等が知られている。収集時間は、各投影角度におけるガンマ線検出信号を収集する時間範囲である。収集時間は、各投影角度におけるガンマカメラ19の停止時間に略一致する。撮像制御部17は、設定収集時間だけガンマ線検出が行われるようにガンマカメラ19を制御する。画像マトリクスサイズは、ガンマ線検出器191の検出素子数、換言すれば、再構成画像の画素数に対応する。角度サンプリング数は、データ収集範囲内の投影角度数、換言すれば、ガンマカメラ19の移動停止回数に対応する。データ収集範囲は、SPECTデータ収集を行う回転軸Z周りの投影角度範囲である。データ収集範囲は、典型的には、180°や360°に設定される。撮像制御部17は、設定角度サンプリング数に応じて回転フレーム11の移動/停止とガンマカメラ19のガンマ線検出機能の停止/起動とを繰り返す。エネルギーウィンドウは、データ収集部21による波高弁別処理において設定される、ガンマ線のカウント対象のエネルギー範囲である。撮像制御部17は、設定エネルギーウィンドウに従って波高弁別処理が行われるようにデータ収集部21を制御する。これら撮像パラメータは、例えば、ユーザにより操作部35を介して設定される。また、撮像制御部17は、判定部25によりSPECTデータ収集に異常があると判定された場合、駆動部15、ガンマカメラ19、及びデータ収集部21を制御してSPECTデータ収集を即時的に中断しても良い。
警告部29は、判定部25によりSPECTデータ収集に異常があると判定された場合、即時的に警告を発する。警告部29は、例えば、表示部31やスピーカ33を介して異常がある旨を報告するための警告を発する。
表示部31は、判定部25によりSPECTデータ収集に異常があると判定された場合、警告部29による指示に従って、異常がある旨の警告文を表示機器に表示する。表示機器としては、例えばCRTディスプレイや、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等が適宜利用可能である。なお、表示部31は、SPECT画像や撮像計画画面等の通常のSPECTデータ収集において表示され得る種々の情報を表示することもできる。
スピーカ33は、判定部25によりSPECTデータ収集に異常があると判定された場合、警告部29による指示に従って、異常がある旨の音声メッセージや警告音を発する。
操作部35は、入力機器によるユーザからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力機器としては、キーボードやマウス、各種スイッチ等が利用可能である。
修復部37は、撮像パラメータ通りにデータ収集されなかった場合、検出時刻を利用して投影データまたはリストモードデータを修復する。修復部37による修復処理の詳細については後述する。
システム制御部39は、SPECT装置1の中枢として機能する。システム制御部39は、本実施形態に係るSPECTデータ収集プログラムを記憶部23から読み出し、SPECTデータ収集プログラムに従って各種構成要素を制御することにより、本実施形態に係るSPECTデータ収集を実行する。
以下、システム制御部39の制御により実行される本実施形態に係るSPECTデータ収集について詳細に説明する。
まず、図2を参照しながら、本実施形態に係るSPECTデータ収集におけるガンマカメラ19の回転移動とガンマカメラ19によるガンマ線検出とのタイミングについて説明する。なお、本実施形態に係る収集範囲は、360°であっても180°であってもどちらでも良い。また、図2においては単一のガンマカメラ19のよる各動作のタイミングを示しているが、複数のガンマカメラ19−1,19−2は略同一のタイミングで動作するものとする。
図2に示すように、撮像制御部17は、ガンマカメラ19の回転軸Z周りの回転移動とガンマカメラ19によるガンマ線検出とが互い違いに実行されるように駆動部15とガンマカメラ19とを制御する。回転フレーム11は、駆動部15からの動力の供給を受けて一定の周期で回転と停止とを繰り返す。回転期間において回転フレーム11は、既定の一定角度(以下、回転角度と呼ぶ)だけ回転される。回転角度は、角度サンプリング数とデータ収集範囲とに応じて決定される。移動停止時間(収集時間)は、SPECTデータ収集時間(検査時間)と角度サンプリング数とに応じて決定される。ガンマカメラ19は、撮像制御部17からの制御に従うタイミングでガンマ線検出機能の作動と停止とを繰り返す。撮像制御部17は、ガンマカメラ19が回転移動している期間(すなわち、回転フレーム11が回転している期間)、ガンマカメラ19のガンマ線検出機能を停止し、ガンマカメラ19が回転移動を停止している期間(すなわち、回転フレーム11が停止している期間)、ガンマカメラ19のガンマ線検出機能を作動させる。収集時間においてガンマカメラ19によりガンマ線が検出され、検出されたガンマ線に応じた投影データがデータ収集部21により収集される。
本実施形態に係るSPECT装置1は、SPECTデータ収集に係る異常が発生しているか否かをSPECTデータ収集中に繰り返し判定し、不具合が発生していると判定した場合、SPECTデータ収集中に即時的に警告を発する。以下、不具合の判定処理について詳細に説明する。判定処理は、カウント値の投影角度変化に対する振る舞いの種類に応じて異なる。
第1の判定処理。第1の判定処理において判定部25は、「SPECTデータ収集においては、互いに近傍にある投影角度においてカウント値が急激に変化することはない」、という経験則に従って、SPECTデータ収集に係る異常の有無を判定する。
図3は、正常時における総カウント値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図3のグラフの縦軸は、投影角度毎のカウント値の合計値、すなわち、総カウント値に規定され、グラフの横軸は、投影角度に規定されている。なお総カウント値は、一つのガンマカメラによるカウント値の合計値を意味する。図3に示すように、正常時の場合、投影角度変化に応じて総カウント値が変化するものの、隣接する投影角度においては投影角度が急激に変化することはない。図4は、正常時における総カウント値の微分値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図4のグラフの縦軸は、投影角度毎の総カウント値の微分値に規定され、グラフの横軸は、投影角度に規定されている。微分値は、総カウント値の投影角度変化に対する微分である。図4に示すように、隣接する投影角度においては投影角度が急激に変化しないので、総カウント値の微分値は投影角度が変化しても略一定に推移する。
図5は、異常時における総カウント値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図5に示すように、異常時の場合、投影角度変化に応じて総カウント値が急激に変化する。図5においては、総カウント値が急激に上昇する場合を例示している。図6は、異常時における総カウント値の微分値の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図6に示すように、異常時においては、隣接する投影角度においては投影角度が急激に変化するので、総カウント値の微分値も急激に変化する。なお、図5及び図6においては総カウント値が急激に上昇する場合を例示しているが、異常時において総カウント値が急激に下降する場合もある。例えば、不具合により設定収集時間よりも実際の収集時間が長くなってしまった場合、総カウント値が急激に上昇し、収集時間よりも実際の収集時間が短くなってしまった場合、総カウント値が急激に下降する。また、SPECTデータ収集中、シングルフォトン放出核種が投与された他の患者がSPECT装置1の付近にいる場合、ガンマカメラ19は、他の患者からのガンマ線を検査対象の患者からのガンマ線と混同して検出してしまう。これに伴い総カウント値が急激に上昇する。また、SPECTデータ収集中に患者が大幅に動いた場合、総カウント値が急激に減少する。
正常時の総カウント値の変化曲線と異常時の総カウント値の変化曲線とを比較すれば明らかなように、異常時においてのみ急激に総カウント値が変化する。換言すれば、総カウント値が急激に変化した場合、SPECTデータ収集に不具合が発生していると推定可能である。判定部25は、総カウント値をモニタリングし、総カウント値が急激に変化した場合、SPECTデータ収集に異常があると判定する。
以下、判定部25による第1の判定処理の具体的な流れについて説明する。SPECTデータ収集時において投影角度毎に投影データがデータ収集部21から判定部25に供給される。投影データは、入射位置座標各々にガンマ線のカウント値が割り付けられたデータである。判定部25は、供給された投影データに基づいて、既定の入射位置座標範囲に含まれる複数の入射位置座標のカウント値の統計値を投影角度毎に繰り返し即時的に計算する。既定入射位置座標範囲は、入射位置座標の全範囲でも良いし、全範囲のうちのユーザより指定された部分範囲でも良い。統計値としては、合計値でだけでなく、平均値や中間値、最大値等でも良い。統計値の種類は、ユーザにより操作部35を介して任意に選択可能である。統計値を算出すると判定部25は、統計値が急激に変化したか否かを投影角度毎に即時的に判定する。このために判定部25は、例えば、統計値の微分値を計算する。微分値は、例えば、最新の投影角度の統計値と前回の投影角度の統計値との差分として算出される。そして判定部25は、微分値と閾値とを比較する。微分値が閾値を超えることは、カウント値の統計値が急激に変化することに対応し、微分値が閾値を超えないことは、カウント値の統計値が急激に変化していないことに対応する。閾値は、ユーザにより操作部35を介して任意の値に設定されても良いし、データ解析により定められた値でも良い。微分値が閾値を超える場合、判定部25は、異常があると判定する。微分値が閾値を超えない場合、判定部25は、異常がないと判定する。
なお、上述の第1の判定処理において判定部25は、投影データを利用してSPECT装置データ収集に係る異常の有無を判定するとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。判定部25は、リストモードを利用してSPECTデータ収集に係る異常の有無を判定しても良い。
第2の判定処理。第2の判定処理において判定部25は、設定エネルギーウィンドウ通りにSPECTデータ収集が行われない場合におけるデータ収集の異常の有無の判定について説明する。エネルギーウィンドウとしては、光電ピークに対するエネルギーウィンドウ(以下、光電ウィンドウと呼ぶ)と散乱線に対するエネルギーウィンドウ(以下、散乱ウィンドウと呼ぶ)との二種類が設定される。判定部25は、「SPECTデータ収集においては、投影角度が変化しても光電ウィンドウのカウント値と散乱ウィンドウのカウント値との比が急激に変化することはない」、という経験則に従って、エネルギーウィンドウ通りにSPECTデータ収集が行われない場合における異常の有無を判定する。なお、光電ウィンドウと散乱ウィンドウとは、例えば、散乱線補正のために設定される。
図7は、ガンマ線のエネルギースペクトルにおける光電ウィンドウW1と散乱ウィンドウW2とを示す図である。図7に示すグラフは、縦軸はカウント値に規定され、横軸がエネルギー[keV]規定されている。光電ウィンドウW1は、光電ピークに対応するエネルギー値を中心に含む所定エネルギー範囲のエネルギーウィンドウである。散乱ウィンドウW2は、散乱線が支配的な所定エネルギー範囲を有するエネルギーウィンドウである。
図8は、正常時における光電ウィンドウW1の総カウント値と散乱ウィンドウW2の総カウント値との比W1/W2の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図8のグラフの縦軸は比W1/W2に規定され、グラフの横軸は投影角度に規定されている。図8に示すように、正常時の場合、投影角度変化に応じて比W1/W2は急激に変化せず、略一定に推移する。
図9は、異常時における光電ウィンドウW1の総カウント値と散乱ウィンドウW2の総カウント値との比W1/W2の投影角度変化に亘る変化曲線を示す図である。図9に示すように、異常時の場合、投影角度変化に応じて比W1/W2が急激に変化する。図9においては、比W1/W2が急激に上昇する場合を例示しているが、比W1/W2が急激に下降する場合もある。例えば、設定光電ウィンドウよりも実際の光電ウィンドウW1が狭くなったり、実際の散乱ウィンドウW2が設定散乱ウィンドウよりも広くなったりした場合、比W1/W2が急激に下降する。設定光電ウィンドウよりも実際の光電ウィンドウW1が広くなったり、実際の散乱ウィンドウW2が設定散乱ウィンドウよりも狭くなったりした場合、比W1/W2が急激に上昇する。
正常時と異常時との総カウント値の変化曲線を比較すれば明らかなように、異常時においてのみ急激に比W1/W2が変化する。換言すれば、比W1/W2が急激に変化した場合、SPECTデータ収集に係る異常が発生していると推定される。判定部25は、比W1/W2をモニタリングし、比W1/W2が急激に変化した場合、データ収集に異常が発生していると判定する。
以下、判定部25による第2の判定処理の流れについて説明する。SPECTデータ収集時において投影角度毎に投影データがデータ収集部21から判定部25に供給される。判定部25は、供給された投影データに基づいて、光電ウィンドウと散乱ウィンドウとの各々について、既定の入射位置座標範囲に含まれる複数の入射位置座標のカウント値の統計値を投影角度毎に繰り返し即時的に計算する。次に判定部25は、光電ウィンドウのカウント値の統計値と散乱ウィンドウのカウント値の統計値との比を計算する。比は、光電ウィンドウのカウント値の統計値に対する散乱ウィンドウのカウント値の統計値の割合であっても良いし、散乱ウィンドウのカウント値の統計値に対する光電ウィンドウのカウント値の統計値の割合であっても良い。比を算出すると判定部25は、比が急激に変化したか否かを即時的に判定する。このために判定部25は、例えば、比の微分値を計算する。微分値は、例えば、今回の投影角度の比と前回の投影角度の比との差分として算出される。そして判定部25は、微分値と閾値とを比較する。微分値が閾値を超えることは、比が急激に変化することに対応し、微分値が閾値を超えないことは、比が急激に変化していないことに対応する。閾値は、ユーザにより操作部35を介して任意の値に設定されても良いし、データ解析により定められた値でも良い。微分値が閾値を超える場合、判定部25は、異常があると判定する。微分値が閾値を超えない場合、判定部25は、異常がないと判定する。
上記の説明において、光電ウィンドウ及び散乱ウィンドウ各々の設定数は、一つであるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。光電ウィンドウ及び散乱ウィンドウ各々の設定数は、複数であっても良い。
以上で判定部25による第1の判定処理及び第2の判定処理の説明を終了する。判定部25により異常があると判定されたことを契機として、警告部29は、表示部31やスピーカ33を介して、SPECTデータ収集中において警告を即時的に発する。例えば、表示部31は、「データ収集に異常がみられます」等の異常の旨の警告文を表示すると良い。スピーカ33は、例えば、「データ収集に異常がみられます」等の異常の旨の音声を発生したり、警告音を発生したりすると良い。警告を受けたユーザは、SPECTデータ収集を中断すべきか否かを判断する。SPECTデータ収集を中断すべきと判断した場合、ユーザは、SPECTデータ収集中において操作部35を介して中断指示を入力する。中断指示が入力されたことを契機として撮像制御部17は、駆動部15、ガンマカメラ19、及びデータ収集部21を制御し、SPECTデータ収集を即時的に中断する。ユーザによるSPECTデータ収集の中断の是非の判断が不要な場合、撮像制御部17は、判定部25により異常があると判定されたことを契機として、駆動部15、ガンマカメラ19、及びデータ収集部21を制御し、SPECTデータ収集を即時的に中断しても良い。自動的に中断することにより不具合によるSPECTデータ収集時間の無駄を最大限削減することができる。
なお、上記の説明においては、投影角度毎に不具合の有無が判定されるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、判定部25は、2以上の単位投影角度毎に不具合の有無を判定しても良い。この場合、カウント値の統計値は、単位投影角度において計数された全てのカウント値に基づいて算出されても良いし、最新の投影角度において計数されたカウント値に基づいて算出されても良い。このように、判定処理の実行時間を減らすことで装置の負担を軽減することができる。
また、第1の判定処理において、カウント値の統計値は、全エネルギー範囲のガンマ線検出信号のカウント値に基づいて算出されるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1の判定処理におけるカウント値の統計値は、光電ウィンドウに属するガンマ線検出信号に限定して、あるいは、散乱ウィンドウに属するガンマ線検出信号に限定して算出されても良い。
本実施形態に係るSPECT装置1は、撮像パラメータ通りにデータ収集が行われなかった投影データを修復部37により修復することができる。次に修復部37による修復処理について説明する。
修復処理にはリストモードデータが利用される。上述のようにリストモードは、ガンマ線検出信号毎に入射位置座標、エネルギー値、検出時刻、及び投影角度を記録するデータ収集方式である。また、SPECTデータ収集に係る異常の原因が「投影角度の誤認知」であるとする。この場合、実際の投影角度とSPECT装置1とが認識している投影角度が異なり、例えば、ある投影角度においてカウント値が非常に大きくなったり、小さくなったりする。修復部37は、異常の原因である投影角度という情報を利用せず、検出時刻を利用して、撮像パラメータ通りにデータ収集されなかった投影データを修復する。
図10は、修復部37による修復処理を説明するための図である。図10に示すように、収集時間がα、回転移動時間がβ、SPECTデータ収集の開始時刻がγであるとする。この場合、投影角度Aについては、時刻γにデータ収集が開始され、時刻α+γにデータ収集が終了される。時刻α+γから時刻α+β+γにかけてガンマカメラ19が回転フレーム11により投影角度Aから投影角度Bまで移動される。投影角度Bについては、時刻α+β+γにデータ収集が開始され、時刻2α+β+γにデータ収集が終了される。このように投影角度を順番に移動させながら各投影角度においてデータ収集が行われる。ここで、投影角度Cと投影角度Dとにおいて投影角度の誤認知が発生したものとする。具体的には、投影角度Cが投影角度Dであると認識されたため、投影角度Cに関連付けられたガンマ線検出信号が収集されず、投影角度Dに関連付けられたガンマ線データが非常に多く収集されることとなる。この場合、時刻2・α+2・β+γから時刻3・α+2・β+γまでの期間において収集されたガンマ線検出信号は、投影角度Cではなく、投影角度Dに関連付けられてしまう。これに伴い、時刻2・α+2・β+γから時刻4・α+3・β+γまでの期間において収集されたガンマ線検出信号は全て、投影角度Dに関連付けられる。
修復部37は、投影角度の代わりに検出時刻を利用してリストモードデータから投影データを再構築する。修復部37は、各ガンマ線検出信号を検出時刻に応じて適切な投影角度に割り振る。まず、修復部37は、第N番目の投影角度の時間範囲A(N)=[開始時刻,終了時刻]を収集時間α、回転移動時間β、及びSPECTデータ収集の開始時刻γに基づいて以下の(1)式に従って規定する。
A(N)=[(N−1)・α+(N−1)・β+γ,N・α+(N−1)・β+γ]…(1)
例えば、3番目の投影角度の時間範囲A(3)は、(1)式によれば、A(3)=[2・α+2・β+γ,3・α+2・β+γ]となる。次に修復部37は、各ガンマ線検出信号の検出時刻が含まれる時間範囲に対応する投影角度を特定し、特定された投影角度を当該ガンマ線検出信号に割り付ける。このような方法により修復部37は、各ガンマ線検出信号に対して投影角度の再割付を施すことによりリストモードデータを修復することができる。修復後のリストモードデータは、オリジナルのリストモードとは異なるファイルで記憶されても良いし、オリジナルのリストモードに上書きされても良い。そして修復部37は、修復されたリストモードデータに波高弁別処理を施すことにより修復後の投影データを生成する。修復後の投影データは、記憶部23に記憶される。修復後の投影データは、オリジナルの投影データとは異なるファイルで記憶されても良いし、オリジナルの投影データに上書きされても良い。
上記構成により、本実施形態に係るSPECT装置1は、ガンマカメラ19、回転フレーム11、駆動部15、データ収集部21、判定部25、及び警告部29を有している。ガンマカメラ19は、ガンマ線を検出する。回転フレーム11は、ガンマカメラ19を回転軸Z周りに回転可能に支持する。駆動部15は、ガンマカメラ19を回転軸Z周りに回転させるために回転フレーム11を駆動する。データ収集部21は、ガンマカメラ19からの出力に基づいて投影データを所定投影角度毎に収集する。判定部25は、投影角度の変化に対するカウント値の変化度合いに応じてデータ収集に異常があるか否かを所定投影角度毎に判定する。警告部29は、判定部25により異常があると判定された場合、即時的に警告を発する。
このように本実施形態に係るSPECT装置1は、SPECTデータ収集中、SPECTデータ収集に係る異常の有無を即時的に判定し、異常があると判定された場合、即時的に警告を発することができる。これによりユーザは、SPECTデータ収集中に異常の有無を知ることができ、必要であれば、SPECTデータ収集の満了を待たずに、中断することができる。
かくして本実施形態によれば、データ収集のスループットの向上を可能とするSPECT装置1を提供することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…SPECT装置、11…回転フレーム、13…天板、15…駆動部、17…撮像制御部、19−1…ガンマカメラ、19−2…ガンマカメラ、21…データ収集部、23…記憶部、25…判定部、27…画像再構成部、29…警告部、31…表示部、33…スピーカ、35…操作部、37…修復部、39…システム制御部、191−1…ガンマ線検出器、191−2…ガンマ線検出器、192−1…信号処理回路、192−2…信号処理回路

Claims (5)

  1. ガンマ線を検出する検出部と、
    前記検出部を回転軸周りに回転可能に支持する支持機構と、
    前記検出部を前記回転軸周りに回転させるために前記支持機構を駆動する駆動部と、
    前記検出部からの出力に基づいて前記検出部により検出されたガンマ線のカウント値のデータを所定投影角度毎に収集する収集部と、
    前記回転軸周りの投影角度の変化に対するカウント値の変化度合いに応じてデータ収集に異常があるか否かを所定投影角度毎に判定する判定部と、
    前記判定部により異常があると判定された場合、即時的に警告を発する警告部と、
    を具備するSPECT装置であって、
    前記判定部は、前記検出部により検出されたガンマ線のカウント値の統計値を所定投影角度毎に算出し、前記回転軸周りの投影角度の変化に対して前記統計値が急激に変化した場合、前記データ収集に異常があると判定し、前記統計値が急激に変化していない場合、前記データ収集に異常がないと判定する、SPECT装置。
  2. ガンマ線を検出する検出部と、
    前記検出部を回転軸周りに回転可能に支持する支持機構と、
    前記検出部を前記回転軸周りに回転させるために前記支持機構を駆動する駆動部と、
    前記検出部からの出力に基づいて前記検出部により検出されたガンマ線のカウント値のデータを所定投影角度毎に収集する収集部と、
    前記回転軸周りの投影角度の変化に対するカウント値の変化度合いに応じてデータ収集に異常があるか否かを所定投影角度毎に判定する判定部と、
    前記判定部により異常があると判定された場合、即時的に警告を発する警告部と、
    を具備するSPECT装置であって、
    前記判定部は、第1のエネルギー範囲に属するガンマ線のカウント値の統計値と第2のエネルギー範囲に属するガンマ線のカウント値の統計値との比を所定投影角度毎に算出し、前記回転軸周りの投影角度の変化に対して前記比が急激に変化した場合、前記データ収集に異常があると判定し、前記比が急激に変化していない場合、前記データ収集に異常がないと判定する、SPECT装置。
  3. 前記第1のエネルギー範囲は、散乱線が支配的なエネルギー範囲であり、前記第2のエネルギー範囲は、光電ピークを含む局所的なエネルギー範囲である、請求項記載のSPECT装置。
  4. 前記データ収集に異常があると判定された場合、PET撮影を中断するために前記駆動部と前記収集部とを制御する制御部、をさらに備える請求項1又は2記載のSPECT装置。
  5. 前記検出部による前記ガンマ線の検出時刻を利用して前記ガンマ線のカウント値のデータを修復する修復部、をさらに備える請求項1又は2記載のSPECT装置。
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