JP6080934B1 - キーボードのキー配置変更方法及びこの方法を用いる情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専門的な知識を有しない使用者であってもキーボードのキーを好みのキー配置に変更することを可能とするキーボードのキー配置変更方法や情報処理装置を提供する。【解決手段】複数のキーが配置されたキーボード21による入力を受け付ける情報処理装置1において、各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶手段と、キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列の画像を取得する画像取得部と、キー配列の画像から得られた変更後のキー配列に対応した位置コードを、変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ノートパソコン等の情報処理装置に関し、特に、キーボード内のキー配置を変更可能に構成した情報処理装置に関する。
キーボードは使用者のキー操作に応答して当該キーの機能に対応した出力を発生する。キーボードのキー配列は規格化されており、使用者はキー位置を自由に変更することはできないが、キーボードのキー配列を好みに設定したい場合もある。このため、例えば、特許文献1や特許文献2には、キーボードのキー操作によって出力される出力コードを不揮発性メモリに記憶し、キーボードのキー配列の変更に応じて、不揮発性メモリの記憶内容を書き換えることで、キー配列の異なるキーボードに対応させることが提案されている。
特開平1−123314号公報 特開平7−160392号公報
しかしながら、いわゆるスキャンコードに対する出力コードの変更を行うことは、オペレーションシステムの変更等、他の機能、プログラム、システムへの影響が大きく、出力コードの書き換えを避けたい。
よって、本発明の技術は、専門的な知識を有しない使用者であってもキーボードのキーを好みのキー配置に容易に変更することを可能としたキーボードのキー配置変更方法やキーボードのキーを好みのキー配置に容易に変更することを可能とした情報処理装置を提供することを目的の一つとするものである。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、複数のキーが配置されたキーボードによる入力を受け付ける情報処理装置であって、上記キーボードのキー配列における各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶手段と、キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列の画像を取得する画像取得部と、上記キー配列の画像から得られた上記変更後のキー配列に対応した位置コードを、上記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て手段と、を備える。
また、本発明の情報処理装置による複数のキーが配置されたキーボードのキー配置変更方法は、キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列の画像を取得する画像取得過程と、上記キー配列の画像から得られた上記変更後のキー配列に対応した位置コードを、上記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て過程と、を含む。
かかる構成を備えることによって、変更後のキー配列の画像を利用して、変更後のキー配列に対応した位置コードを変更されたキー配列のキーに割り当てるので、情報処理装置の使用者はキーボードのキー配置を簡便に変更できる。
また、キー配列変更後のキーボード画像から変更後のキー配列に対応する位置コードが形成されるため、情報処理装置のOS(オペレーテイングシステム)等を変更する必要がない。
本発明によれば、情報処理装置の使用者がキーボードのキー配置を容易に変更することができる。
本発明の実施形態の一例を説明する説明図である。 本発明の実施形態の制御系を説明する説明図である。 本発明の実施形態の制御動作を説明するフローチャートである。 変更前キーボードのキーとスキャンコードの例を説明する説明図である。 変更後キーボード画像とスキャンコードの例を説明する説明図である。 他の変更後キーボード画像とスキャンコードの例を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態の例を説明する説明図である。
以下、本発明に係るキーボードのキー配置変更方法及びこの方法を用いる情報処理装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。各図において対応する部分には同一符号を付し、かかる部分の説明は省略する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの又は実質的に同一のものが含まれている。
本発明の実施形態においては、概略、キーボードのキー配置変更を簡便に実現するために以下の処理を行う。
先ず、キーボードの第1キー配列(例えば、初期設定の配列)における各キーに割り当てられた複数の第1位置コード(例えば、初期設定の位置コード群)をいずれかの場所に予め記憶しておく。この場所は、例えば、キーボード内の不揮発性メモリ、情報処理装置内のメモリ、ハードディスク、CD−ROM、外部接続のサーバ、ネットを介して接続されるメーカーのウェブサーバ等が含まれる。なお、位置コードとしては、例えば、いわゆるスキャンコードあるいはそれに相当するものであり、対応するキーの表す文字や機能とは関係なく、対応するキー固有のものである。
次に、第1キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置を変更したものである第2キー配列(変更後配列)のキーボードの画像を、カメラやスキャナ等によって取得する。この際の画像取得は、該当キーに変更後キーの文字・記号を表示したキャップやシールを被せた状態のキーボードを撮影しても良い。また、紙やプラスチックシート等のシート状媒体に変更後のキーボードを印刷(あるいは印字)したものをカメラで撮影したり、スキャナによって読み取ったりしても良い。
変更後のキーボードの画像をコンピュータ処理(パターン認識)して変更後のキーボードの第2キー配列と各キーのキートップ表示を読み取る。メモリの複数の記憶領域を第2キー配列に対応付ける。第2キー配列の各キーに相当する記憶領域に、当該キーのキートップ表示に対応した第1キー配列における当該キーの位置コード(第1位置コード)を割り当てる。このような第2キー配列のキーに対応した記憶領域への位置コードの割り当てを全ての記憶領域に対して逐次行ってメモリに第2位置コード群を形成する。この結果、変更後のキーボードの画像から変更後のキーボードに対応した第2位置コード群を得ることができる。
なお、キーボード画像を情報処理装置とは別体の外部の情報処理へ送信して、外部の情報処理装置にてパターン認識を実行するようにすることもできる。この場合には、パターン認識した結果から得られる変更後のキー配列位置に対応した第2位置コード群を当該外部の情報処理装置から受け取るようにする。
更に、キーボードコントローラの不揮発性メモリに第2位置コード群を書き込み、第1位置コード群を第2位置コード群に更新する。それにより、使用者が変更後キーボードを操作するとキー変更に対応したキーボード出力(第2位置コード)がコンピュータに出力される。第2位置コード群は第1位置コード群の第1位置コードを再配置したもので第1位置コードの出力であるので、言語や記号体系を変更するものではなく、コンピュータ側のBIOSやOS等を変更せずに済む。
(実施形態1)
図1乃至図6は、本発明の実施形態の一例を説明する説明図である。この実施形態は本発明の技術を情報処理装置であるノートパソコンに適用した例を説明するものである。なお、本発明の技術はキーボードやカメラを備えるノートパソコンに限定されるものではない。情報処理装置としては、キーボードやカメラを外付けすることが可能なデスクトップ型パソコン、ワークステーション、タブレット型(パッド型)コンピュータ、スマートフォン等の情報携帯端末等各種のものが該当する。
(キーボード画像取り込み)
図1(A)乃至同図(C)は、キーボード画像の取り込み手順を説明する説明図である。
同図(A)は、カメラを備えたノートパソコン1を示しており、概略、ディスプレイ筐体(第2筐体)10とコンピュータ筐体(第1筐体)20によって構成されている。ディスプレイ筐体10の中央領域には、コンピュータディスプレイであるLCD表示器11が設けられ、筐体の上部中央には画像取得部として機能するカメラ12が設けられている。コンピュータ筐体20には、キーボード21、ポインティングデバイス24が設けられている。キーボード21はコンピュータに文字・記号、指令等を入力する。ポインティングデバイス24は、コンピュータの画面上で任意の位置を指定するものでマウス、タッチパッド、トラックボール、ポインテインクスティック等が該当する。また、コンピュータ筐体20の側面には図示しないコネクタ類、筐体20の内部にはCPU、CPU回路基板、記憶装置、メモリ、各種インタフェース回路等が設けられている。ディスプレイ筐体10は、図示しない蝶番部(ヒンジ)を介してコンピュータ筐体20に開閉可能に接続されてキーボード21の蓋体としても機能する。ディスプレイ筐体10は任意の開閉角度で停止することができる。
図1(B)は、ノートパソコン1のキーボード21上にシート状媒体31を載せた例を示している。シート状媒体31には、キー位置あるいはキー配列を変更した(変更後)キーボードの図が印刷(印字)されている。シート状媒体31として、複数種類の変更後のキーボードのテンプレートを用意しておいてもよい。シート状媒体31は、例えば、紙葉類やプラスチックシート等のシート状の印刷可能なものである。ノートパソコンと作図ソフトウェアによってキー位置変更後のキーボードを作図し、図示しないプリンタで印刷してシート状媒体31を作成することができる。後述のパターン認識ソフトの仕様を満たすように、使用者がシート状媒体31に手書きでキーボード画像を作図してシート状媒体31を作成しても良い。例えば、シート状媒体31にキートップが空白のキーボードを印刷しておき、使用者が空白部に手書きで文字や記号を表示しても良い。ノートパソコン1のキーボード21上にシート状媒体31を載せる代わりに、配置を変更したいキーのキーキャップを取り外して、付け替えるようにすることもできる。あるいは、配置を変更したいキーの表面に変更後のキーの文字や記号等を表示したシール(キートップシール)を貼るようにすることもできる。
図1(C)は、使用者がディスプレイ筐体10の傾斜やカメラ12の取付角度を調整してカメラ12の視野範囲(撮影範囲)12aを調整し、コンピュータにシート状媒体31に印刷されたキーボード画像を撮影させてコンピュータに取り込ませる例を示している。
なお、シート状媒体31として、異なるキー配置・配列態様の複数種類のテンプレートを予め用意しておき、使用者がそれ等の中から適宜選択できるようにしても良い。また、シート状媒体31に表示されたキーボード画像の読み取りは、シートスキャナ等によって行っても良い。また、シート状媒体31に代えて、キー配置を変更するキーに変更後キーの文字・記号等を表示したキャップやキートップシールを被せ、この状態のキーボードをカメラ12で撮影しても良い。
(コンピュータの制御系)
図2は、ノートパソコンの制御系の概略を説明する説明図である。
同図に示されるように、ノートパソコンの制御系は、内蔵カメラ12、カメラインタフェース27、キーボード21、ポインティングデバイス24、ポインティングデバイスコントローラ25、USBインタフェース26、CPU51、ROM52、メモリ53、ハードディスク(HDD)54、グラフィックアダプタ56、表示デバイス57、USBインタフェース(プリンタ用)58等によって構成され、各部は信号バス等によって接続される。また、必要により外部カメラ41やスマートフォン等のカメラを備えたデバイスがUSBインタフェース26に接続される(図7参照)。
内蔵カメラ12は、例えば、レンズ、ズーム機能、オートフォーカス機能、露光調整機能、手ぶれ補正機能、CCD撮像素子、アンプ等を備え、後述するように、CPU51からの指令に応じてキーボードを撮影して得られた画像をビデオ信号に変換して出力する。ビデオ信号はインタフェース27によってデジタル信号に変換され、コンピュータ側に出力される。
キーボード21は、複数のキースイッチが配列されたスイッチマトリクス21a、キースイッチのオン・オフを検出して位置コードをCPU側に出力するキーボードコントローラ22、各キー位置に対応した位置コード群を記憶する不揮発性メモリ23を備えている。不揮発性メモリ23には、例えば、図4(A)に示すようなキーボード21の各キー位置に割り当てられた位置コードa1,a2,a3,・・が記憶されている(図4(B)参照)。キーボードコントローラ22は、キー操作を検出すると当該キーに対応する位置コードを不揮発性メモリから読み出してCPU側に出力する。位置コードはCPU側のBIOS、OSを介して文字・記号コード等に変換されてアプリケーションソフトに送られる。
ポインティングデバイス24には、例えば、図示しないタッチパッド、左ボタンスイッチ、右ボタンスイッチ及び中央ボタンスイッチ等が含まれる。ポインティングデバイス24の出力はポインティングデバイスコントローラ25によって信号変換されてOSのメモリ内のバッファ領域に送られる。
CPU51は、OSやアプリケーションプログラム等を実行して情報処理を実行する。ROM52はBIOSプログラムやハードウェアの機能を設定するパラメータのデータ等を保持している。
メモリ53は大容量のRAM等で構成されており、CPU51が実行するOSやアプリケーションプログラムを記憶する領域や処理データを記憶する作業領域、入出力デバイスのデータ保持領域等として使用される。また、各種入力デバイスのフラグを記憶する領域、キーボード等の各種入力デバイスの出力信号を対応する情報コードに置き換える定義テーブルを備える。実施形態では、OSがキーボード21から出力される位置コード(スキャンコード)を文字情報や操作情報等に置き換え、アプリケーションプログラム等に送る。
ハードディスク54は、ノートパソコン全体の制御を行うためのOS、各種デバイスのドライバソフトウェア、ユーティリティプログラム、アプリケーションプログラム等を記憶する。CPU51は、装置に電源が投入されるとROM52に記憶されているブートプログラムを実行してハードディスク54に記憶されているOS、デバイスドライバ、ユーティリティプログラム等をメモリ53に配置する。
OSは、ノートパソコン1の基本的な動作を制御しているものであり、各種資源を管理し、例えば、アプリケーションプログラムが発生した命令を、ドライバやBIOSに伝える。また、OSは、マルチタスク機能およびマルチウィンドウ機能を有し、アプリケーションプログラムの実行コンテキスト(あるアプリケーションプログラムが利用しているレジスタセットやメインメモリイメージ、ファイルハンドル等)やGUIの部品等のソフトウェア資源の管理も行う。OSとしては、例えば、Windows(登録商標)XP、Windows(登録商標)Vista、Windows(登録商標)7−10、Linux(登録商標)等を使用することができる。
グラフィックスアダプタ56は、CPU51の制御に従って、描画情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号を表示デバイス57に出力するためのものであり、描画情報が書き込まれるVRAMや、VRAMに書き込まれた描画情報をビデオ信号に変換して表示デバイス57に出力するグラフィックスチップ等を備えている。
表示デバイス57は、例えば、CPU51により制御されて、グラフィックスアダプタ56から供給されるビデオ信号に応じた各種情報をスクリーンに表示する液晶ディスプレイである。有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、電気泳動ディスプレイ等であってもよい。
USBインタフェース58は、CPU51が実行する印刷処理プログラムから送られる印刷データを信号形式を変換して外部接続のプリンタ60に送る。プリンタ60はいわゆるUSB接続のプリンタであるが、図示しないネットワークインタフェースを介して接続されるプリンタであっても良い。プリンタは紙やプラスチックシート等のシート状媒体31に印刷を行う。例えば、後述のようにシート状媒体31にキーボード図形を印刷することができる。
なお、図2は本実施の形態を説明するために、本実施の形態に関連する主要なハードウェアの構成および接続関係を簡略化して記載したに過ぎないものである。ノートパソコン1を構成するには多くのデバイスが使われる。しかしそれらは当業者には周知であるので、ここでは詳しく言及しない。図で記載した複数のブロックを1個の集積回路もしくは装置としたり、逆に1個のブロックを複数の集積回路もしくは装置に分割して構成したりすることも、当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。また、各々のデバイスの間を接続するバスおよびインターフェース等の種類はあくまで一例に過ぎず、それら以外の接続であっても当業者が任意に選択することができる範囲においては本発明の範囲に含まれる。
図3は、ノートパソコンによるキースイッチ再配置処理を説明するフローチャートである。
使用者が図示しないメニュー画面からギー位置再配置プログラムの実行を指令すると、割込みイベントが発生し、CPUは再配置プログラムを実行する(ステップS10)。再配置プログラムには、以下のような処理が含まれる。
CPU51は、表示デバイス57のスクリーンにキー再配置処理の手順を説明する画面を表示し、その後キーボード画像の入手方法を選択する画面を表示する。例えば、CPU51は、カメラ12でキーボード21を直接撮影する「直接撮影」、変更後キーボードをシート状媒体31に印刷する「作成」、予め撮影して保存した変更後キーボード画像をファイルから読み出す「ファイル」のいずれかを選択する案内画面を表示する(ステップS12)。
使用者は、シート状媒体31を準備している場合、キーキャップを取り換えた場合、キーボード21に変更後キーの文字・記号等を表示したキートップシールを貼り付けた場合には、カメラ12でそれらをキー配列を変更した変更後のキーボードとして撮影することができる。これらの場合、使用者によって、「直接撮影」が選択されたことを受け付ける(ステップS12;直接撮影)。その後、キーボード撮影(ステップS16)を実行する。このとき、使用者は、ディスプレイ筐体10の傾斜角度やカメラ角度・ズーム等を調整してディスプレイに表示されるキーボード画像が撮影範囲12aに収まるように設定して撮影を指令する。その後、撮影した画像をキーボード画像として読み取り、キーボード画像をメモリ53の所定領域に記憶する(ステップS18)。
使用者は、所望のキー配列に変更したキーボードのシート状媒体31の画像や、キートップを取り換えたり、所望のキートップシールを貼ったりしたキーボードの画像を、ノートパソコン1とは別体の撮像機器で予め取得しておいて、HDDやネットワーク上の記憶装置等に保存しておくこともできる。この場合、使用者は、当該保存しておいた画像を読み出す「ファイル」を選択し、CPU51は、この選択を受け付ける(ステップS12;ファイル)。その後、当該画像をキーボード画像として読み取る(ステップS18)。
使用者は、キーボード印刷プログラムを実行してシート状媒体31を作成する(ステップS12;作成)こともできる。キーボード印刷プログラムは、例えば、作図ソフトウェアとキーボードのテンプレートを含み、白地キートップのキーボード図形(テンプレート)に予め用意されたキートップのアイコンをポインティングデバイスで選択して適宜な位置に配置することにより、あるいは白地キートップに文字や図形等をキーボードによって書き込むことによって所望の変更後キーボードの図形を作成する。
例えば、図5(A)に示すように、アルファベット配列部分をQUERY配置からABC…配置に変更する。このキーボード図形を紙やブラスチックシート等へシート状媒体31として印刷する(ステップS14)。シート状媒体31は使用者によってカメラ12の撮影対象位置(キーボード21の上)に載置され、シート状媒体31を撮影するキーボード撮影が実行される(ステップS16)。このとき、使用者はシート状媒体31をキーボード上に載置し、ディスプレイ筐体10の傾斜角度やカメラ角度・ズーム等を調整して、ディスプレイ57に表示されるシート状媒体31の画像が撮影範囲12aに収まるように設定して撮影の指令を行う。その後、撮影した画像をキーボード画像として読み取り、メモリ53の所定領域に記憶する(ステップS18)。
次に、CPU51は、位置コードの割り当て処理を行う(ステップS20)。この処理では、キーボード画像のパターン認識処理によって、キーボード画像から変更後キーボードの第2キー配列と各キーの文字・記号の判別を行い、配列が変更されたキーボードの各キーに位置コードを割り当てる。CPU51は、変更後キーボードの画像データをパターン認識処理して変更後キーボードの各キーの位置(i,j)と各キーの文字・記号を判別し、各キーに割り当てられるメモリ上のアドレスM(i,j)に、判別した文字・記号に対応した位置コードを記憶する。パターン認識の手法としては、例えば、各キーの各キートップの画像のテンプレートとキーボード画像の合致度を評価するテンプレートマッチング法を使用することができるが、テンプレートマッチング法に限定されるものではなく、パターンの特徴をデータベースと比較する特徴抽出法、ニューラルネットワークによる方法等、他の認識方法であっても良い。
図5(B)は、記憶領域M(i,j)に対して、判別した第2キー配列の文字・記号を例示している。この図では、説明の便宜上、各記憶領域に格納された文字・記号は英数字等で表示されているが、実際には適宜な文字・記号のコード信号を使用することができる。
図5(C)は、記憶領域M(i,j)に対して、第2キー配列の位置コードを割り当てた結果を例示している。このような、変更後キーボード画像のキー位置判別、キー表示の認識、メモリMへの格納、該当する第1位置コードの割り当てを、判別した各キーについて実行する。
CPU51は、キーボードコントローラ22に接続される不揮発性メモリ23に第2位置コード群を書き込み、第1位置コード群を第2位置コード群に更新する(ステップS22)。その後、CPU51は処理に使用したメモリ領域を開放して本ルーチンを終了し、メインプログラム等に戻る(ステップS24)。
この結果、使用者が第2キー配置に変更した変更後キーボードを操作すると、キー表示に対応した第1位置コードのキーボード出力がコンピュータに出力されるので、キーボードのキー配置の変更に伴ってコンピュータ側のBIOSやOSを変更する必要がなく具合が良い。
なお、キーボードコントローラ22の不揮発性メモリ23に第1位置コード群及び第2位置コード群の両方を記憶し、キーボード等からコンピュータに指令を与えていずれかの位置コードを選択できるようにしても良い。
(他のキー位置の変更例)
図6は、キー位置変更後のキーボードを印刷したシート状媒体の他の例を説明する説明図である。図3に示す処理と同様の手順によって変更後キーボードに対応した位置コードを得ることができる(ステップS18〜S22参照)。同図(A)は、シート状媒体31の例を示しており、キー位置変更後の第2配列のキーボード画像が印刷されている。この例ではキーボードの機能キー部分のFnとCtrlの位置が入れ替えられている。この画像はカメラ12等で読み取られてコンピュータ内に記憶される(ステップS18)。上述のように、このキーボード画像はパターン認識処理プログラムによって処理され、変更後キーボード画像のキー位置判別、キー表示の認識、メモリMへの格納、該当する第1位置コードの割り当てが行われる(ステップS20)。
図6(B)は、コンピュータ内のメモリ53の記憶領域M(i,j)に記憶されている、キーボード21のスイッチマトリクスにおける各キーの位置と、キー表示と、位置コード(アドレス)の関係を表すマップである。この例では、説明の簡単のために、位置コードは表配列の横のアドレスi=1〜12,縦のアドレスj=a〜fによってa1,a2,a3・・・f7,f8のように表されるが、これに限定されるものではない。各キーの位置コードとしてはOSの仕様等で規定されている、いわゆるスキャンコードを使用することができる。位置コードはキー位置に対応づけられて不揮発性メモリ23に記憶される(ステップS22)。
図6(C)は、使用者がキーボード21のキーを操作したときに、キーボードコントローラ22が出力する位置コードをキートップに表示したものである。上述のように、位置コードはキー位置のアドレスで示されている。FnとCtrlの位置が入れ替えられているが、Ctrlキーを押すと元の位置コードf2が出力される。Fnキーを押すと元の位置コードf1が出力される。他のキーについては配置が変更されていないので元の位置コードが出力される。このように、この実施例においても、変更後キーボードのキー出力は変更前のキーボードの同じ表示のキーと同じ出力であるのでコンピュータ側のBIOSやOSを変更する必要がない。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態の他の例を説明する説明図である。この実施形態では、ノートパソコンの内蔵カメラではなく、外部カメラ41を使用している。外部カメラ41としては、市販のUSB接続のカメラを使用することができる。また、図示しないスマートフォン等の携帯端末機器のカメラで撮影したキーボード画像やスキャナで取り込んだキーボード画像を、当該機器からUSB接続、Wi−Hi接続、メモリカード等によってノートパソコンに取り込んで使用することができる。
以上説明した本発明の実施形態によれば、キーボードのキー位置を変更した場合、コンピュータが変更後のキーボードの画像から変更前の第1位置コード群を再配置してなる第2位置コード群を形成するので、使用者によるキーボードのキー位置の変更が容易である。また、使用者の技量に依存しないので、キー位置変更に伴う誤操作等のトラブル発生が軽減される。
特に、ノートパソコンの場合、キーボード21がコンピュータ筐体20に固定されており、外付けキーボードを使用するディスクトップタイプパソコンのようにキーボード21を簡単には交換できないのでので、キーボード21のキー配置・配列を変更可能とする本発明は特に効果的である。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明は、コンピュータ入力装置であるキーボードや、キーボードを備える各種の情報処理装置に用いて好適なものである。
1 ノートパソコン(情報処理装置)
10 ディスプレイ筐体(第2筐体)
11 表示器
12 カメラ
12a カメラの撮影範囲
20 コンピュータ筐体(第1筐体)
21 キーボード
22 キーボードコントローラ
23 書き換え可能な不揮発性メモリ
24 ポインティングデバイス
31 シート状媒体(文字・記号印刷体)
41 外部カメラ
51 CPU
53 メモリ

Claims (6)

  1. 複数のキーが配置されたキーボードによる入力を受け付ける情報処理装置であって、
    前記キーボードのキー配列における各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶手段と、
    キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列の画像を取得する画像取得部と、
    前記変更後のキー配列の画像から変更されたキーの配置を認識して、前記変更後のキー配列に対応した位置コードを生成する認識処理手段と、
    前記変更後のキー配列に対応した位置コードを、前記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 更に、前記変更後のキー配列のキーボードのキー操作に対応した位置コードを出力するキーボードコントローラを備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変更後のキー配列の画像は、シート状媒体に印刷されたキー配列を撮影することで取得された画像であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 複数のキーが配置されたキーボードによる入力を受け付ける情報処理装置であって、
    前記キーボードが配置された第1筐体と、
    前記第1筐体とヒンジを介して結合されカメラが配置された第2筐体と、
    前記キーボードのキー配列における各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶手段と、
    キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列を前記カメラで撮影した画像を取得する画像取得部と、
    前記変更後のキー配列の画像から得られた前記変更後のキー配列に対応した位置コードを、前記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て手段と、
    を備える情報処理装置。
  5. 情報処理装置による複数のキーが配置されたキーボードのキー配置変更方法であって、
    前記キーボードのキー配列における各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶過程と、
    キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列の画像を取得する画像取得過程と、
    前記変更後のキー配列の画像から変更されたキーの配置を認識して、前記変更後のキー配列に対応した位置コードを生成する認識処理過程と、
    前記変更後のキー配列に対応した位置コードを、前記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て過程と、
    を含む変更方法
  6. キーボードを備える第1筐体と、該第1筐体とヒンジを介して結合されカメラが配置された第2筐体を含む情報処理装置によるキー配置の変更方法であって、
    前記キーボードのキー配列における各キーに割り当てられた位置コードを記憶する位置コード記憶過程と、
    キー配列の少なくとも一部のキーの配置位置が変更された変更後のキー配列を前記カメラで撮影した画像を取得する画像取得過程と、
    前記変更後のキー配列の画像から得られた前記変更後のキー配列に対応した位置コードを、前記変更後のキー配列に割り当てる位置コード割り当て過程と、
    を含む変更方法。
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