JP6080664B2 - 掘削ガン - Google Patents

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本発明は、掘削ガンに関する。
地面の掘削を行う場合に地下埋設物が密集していることがある。例えば住宅地等においては、地下埋設物として、上水道管や下水道管、ガス配管等が密集している。このような場所では、地下埋設物に損傷を与えることを避けるため、作業者がスコップを用いて手作業で掘削を行うことがある。他方で、ノズルヘッドから水を噴射して土砂を除去する装置もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−249829号公報
上記のように、作業者がスコップを用いて手作業で掘削を行うのでは、掘削作業に多大な時間がかかってしまう。また、上記のようにノズルヘッドから水を噴射して土砂を除去する装置を用いることも可能ではあるが、地下埋設物が密集している場合に噴出位置や噴出方向を繰り返し調整しなければならず、作業時間を十分に短縮できない可能性がある。
したがって、本発明は、地下埋設物が密集している場合であっても容易に地面の掘削作業を行うことができる掘削ガンの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、グリップ部と、該グリップ部の前側に並設されるレバーと、圧縮気体供給源に接続される気体供給源接続部と、加圧液体供給源に接続される液体供給源接続部と、前記気体供給源接続部に導入される圧縮気体の供給・停止を前記レバーの操作により切り替える気体供給切替部と、該気体供給切替部からの圧縮気体の供給先を二方向とする分岐部と、該分岐部から下側に延出し該分岐部から導入された圧縮気体により前記液体供給源接続部に導入される加圧液体の供給・停止を切り替える液体供給切替部と、前記分岐部の前部に連結されて該分岐部から前方に延出する前方延出配管と、該前方延出配管の前端部に連結されて下方に延出する下方延出配管と、該下方延出配管の下端部に連結されて前方に延出する端管と、該端管に回転可能に支持され前記前方延出配管、前記下方延出配管および前記端管を介して導入される圧縮気体を放出するとともに放出反力で回転するスピンノズルと、前記液体供給切替部から前方に延出し前記下方延出配管の下端部に連結される液体配管と、該液体配管に連結され前記端管内で前方に延出して液体を前記スピンノズル内に放出する内管と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記スピンノズルが、前記端管の内周面にベアリングを介して回転可能に支持されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記前方延出配管には該前方延出配管に沿ってスライド可能なスライドグリップが取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、作業者がグリップ部を握ってその前側に並設されているレバーを操作すると、気体供給切替部が、気体供給源接続部に導入されている圧縮気体を分岐部に流す状態となる。分岐部で一方に流れる圧縮気体は、分岐部の前部から前方に延出する前方延出配管、前方延出配管の前端部から下方に延出する下方延出配管および下方延出配管の下端部から前方に延出する端管を通って、スピンノズルから放出される。その際に、スピンノズルは放出反力で回転することになる。また、分岐部で他方に流れる圧縮気体は、液体供給切替部に導入されることになり、その結果、液体供給切替部が液体供給源接続部に導入されている加圧液体を液体配管に供給する状態になる。液体配管に供給された加圧液体は、端管内で前方に延出する内管を通ってスピンノズル内に放出されることになり、上記した気体と混合されて、回転するスピンノズルから噴出する。そして、作業者は、旋回するスピンノズルの先端から噴出する気液混合流体で掘削を行うことになる。このような掘削ガンを用いることにより、手持ち操作が可能となり、気液混合流体の噴出位置や噴出方向を容易に調整することができるため、地下埋設物が密集している場合であっても容易に地面の掘削作業を行うことができる。また、気液混合流体で掘削を行うことになるため、液体の使用量を抑えることができる。加えて、気体をスピンノズルに流すための配管においては、分岐部から前方に延出する前方延出配管の前端部から下方延出配管を下方に延出させ、この下方延出配管の下端部から前方に端管を延出させており、他方で、液体をスピンノズルに流すための配管においては、液体供給切替部を分岐部から下側に延出させて、液体供給切替部と下方延出配管の下端部とを結んで液体配管を配置している。このため、気体および液体をスピンノズルに流すための配管全体の幅を抑えてコンパクト化することができる。よって、掘削作業の作業性を向上させることができる。
請求項2に係る発明によれば、スピンノズルが、端管の内周面にベアリングを介して回転可能に支持されているため、スピンノズルとともに回転する部品がベアリングのインナレースとなり、回転部品の重量を抑えることができる。したがって、スピンノズルがより高速で回転可能となる。
請求項3に係る発明によれば、スライドグリップが前方延出配管にスライド可能に取り付けられているため、スライドグリップの位置調整が可能となる。また、スライドグリップが前方延出配管をスライドするため、スライドグリップのスライドを案内するための専用の部品が不要になり、部品点数およびコストを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る掘削ガンを示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る掘削ガンを示す図1のA−A断面図である。 本発明の第1実施形態に係る掘削ガンの先端部を示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る掘削ガンの先端部を示す図1のB矢視図である。 本発明の第1実施形態に係る掘削ガンを示す図1のC−C断面図である。 本発明の第2実施形態に係る掘削ガンの先端部を示す側断面図である。
本発明の第1実施形態に係る掘削ガンを図1〜図5を参照して以下に説明する。
図1に示す第1実施形態に係る掘削ガン10は、操作者が一人で手持ち操作可能なもので、使用時に操作者の一方の手で把持される手元側のグリップ部12と、グリップ部12の一端側からグリップ部12に対して傾斜して延出するボディ部13とを有するガン本体14と、ガン本体14のボディ部13のグリップ部12とは反対側に取り付けられた分岐部材(分岐部)15と、分岐部材15からガン本体14とは反対方向に延出する気体配管16と、気体配管16の分岐部材15とは反対側に回転可能に支持された先端のスピンノズル17と、スピンノズル17を覆うカバー18と、気体配管16にスライド可能に設けられて操作者の他方の手で把持されるスライドグリップ19とを有している。
気体配管16は、分岐部材15からガン本体14とは反対方向に直線状に延出する最も長い長配管(前方延出配管)21と、この長配管21の分岐部材15とは反対側の端部から垂直に延出する長配管21より短い短配管(下方延出配管)22と、この短配管22の長配管21とは反対側の端部から長配管21と平行をなして長配管21とは反対方向に延出する端管23とを有している。以下の説明では、気体配管16の中で最も長い長配管21が水平に配置され、この長配管21側から見てグリップ部12がボディ部13から鉛直下方に延出する基本姿勢をもって掘削ガン10を説明する。
ガン本体14は、グリップ部12のスピンノズル17側つまり前側に並設されるレバー25を有している。ボディ部13には、グリップ部12とは反対側の先端部の下部に、圧縮気体供給源としてのエアコンプレッサ26に接続される接続部材(気体供給源接続部)27が鉛直下方に突出するように設けられている。また、ボディ部13には、グリップ部12とは反対側の先端部の前部に前方に開口する前部連結部28が設けられている。
レバー25は、ボディ部13に内蔵された気体供給切替部30を開閉させる。具体的に、気体供給切替部30は、レバー25がグリップ部12側に揺動するように操作されると、接続部材27と前部連結部28とを繋ぐ図示略の内部流路を開き、この内部流路を介して接続部材27と前部連結部28とを連通させる。他方、気体供給切替部30は、レバー25のグリップ部12側への揺動操作が解除され、図示略のバネによってレバー25がグリップ部12から離れるように揺動すると、接続部材27と前部連結部28とを繋ぐ内部流路を閉じ、この内部流路を介しての接続部材27と前部連結部28との連通を遮断する。つまり、ガン本体14の気体供給切替部30は、接続部材27に導入される圧縮気体の供給・停止をレバー25の操作により切り替える。
分岐部材15は、金属製であり、ガン本体14の前部連結部28に螺合されることで前部連結部28から前方に突出する。図2に示すように、分岐部材15は、前方に開口する前部連結部32と、側方に開口する側部連結部33とを有しており、図1に示す気体供給切替部30から前部連結部28を介して分岐部材15内に導入される圧縮気体を前部連結部32と図2に示す側部連結部33との二方向に分流させる。つまり、分岐部材15は、気体供給切替部30からの圧縮気体の供給先を二方向とする。
図1に示すように、気体配管16は、上記した長配管21が、分岐部材15の前部の前部連結部32に螺合により連結されて分岐部材15から前方に延出する金属製の配管本体35と、図3に示すように配管本体35の前端部に螺合により連結される金属製の連結部材36とを有している。連結部材36には、鉛直下方に向け開口する下部連結部37が形成されている。
短配管22は、長配管21の前端部となる連結部材36の下部連結部37に螺合により連結されて鉛直下方に延出する金属製の配管本体40と、配管本体40の下端部に螺合により連結される金属製の連結部材41とを有している。短配管22の下端部となる連結部材41には、後方に向け開口する後部連結部42と、前方に向け開口する前部連結部43とが形成されている。
端管23は、金属製であり、短配管22の下端部となる連結部材41の前部連結部43に螺合により連結されて前方に延出する。
端管23には、その外周部の前後にベアリング45,46が設けられており、これらベアリング45,46はスピンノズル17を回転可能に支持している。つまり、スピンノズル17は端管23に回転可能に支持されている。スピンノズル17は、ベアリング45,46のアウタレースに内周面が嵌合固定される金属製の円筒体47と、円筒体47の端部に固定される金属製の環状体48と、環状体48の内周部に固定され、端管23の前方にて斜め前方に延出する金属製のノズル本体49とを有している。スピンノズル17は、長配管21、短配管22および端管23を介して導入される圧縮気体をノズル本体49から外部に放出することになり、その際に、放出反力がスピンノズル17に回転力を生じさせるように、ノズル本体49が図4に示すように曲げられている。図3に示すスピンノズル17は、ベアリング45,46のアウタレースと一体に回転する。ノズル本体49には、スピンノズル17が回転する際に生じる振動を抑制するバランサ50がノズル本体49の長さ方向および周方向に位置調整可能となるように取り付けられている。
カバー18は、端管23におけるスピンノズル17と短配管22の連結部材41との間に嵌合される合成ゴム製の嵌合部材54と、嵌合部材54の外周部に接合されてスピンノズル17を覆う透明な合成樹脂製のカバー本体55とを有している。カバー本体55は、嵌合部材54に後端が接合されて円筒体47と同軸状に配置される円筒部56と、円筒部56の前端から前方ほど径が大きくなるように拡径する錐形筒部57とを有している。
第1実施形態に係る掘削ガン10は、図2に示すように、分岐部材15の側部連結部33に、分岐部材15から側方に突出した後に下側に延出するように液体供給切替部60が連結されている。この液体供給切替部60は、分岐部材15の側部連結部33に螺合により連結され側部連結部33から導入される圧縮空気で作動する上部の作動部61と、作動部61の下部に前後方向に延在して設けられ前部連結部62と後部連結部63との連通・遮断を切り替える切替部64とを有している。後部連結部63は、後方に向け開口しており、この後部連結部63には、下方に開口する下部連結部66を有する連結部材67が螺合により連結されている。
連結部材67の下部連結部66には、ツマミ68の手動操作量に応じて流路面積を全閉から全開まで無段階で変更する流量調整弁69が上端部において連結されている。流量調整弁69は、分岐部材15から液体供給切替部60が突出する側方とは反対の側方にツマミ68を突出させる姿勢で連結部材67に取り付けられている。この流量調整弁69の下部には、図1に示すように加圧液体供給源であるウォータポンプ71に接続される接続部材(液体供給源接続部)72が連結されている。よって、液体供給切替部60は、作動部61が分岐部材15から導入された圧縮気体の圧力により作動して切替部64を駆動し、接続部材72に導入される加圧液体の前部連結部62への供給・停止を切り替える。ウォータポンプ71は、エアコンプレッサ26から供給される圧縮気体によって駆動されて、タンク73に貯留された水を吸引し加圧して吐出するものである。勿論、電動で水を吸引し加圧して吐出するウォータポンプを用いてもよい。
液体供給切替部60の前部連結部62には、液体配管75の一端が連結されており、液体配管75の他端は短配管22の下端部の連結部材41の後部連結部42に連結されている。つまり、液体配管75は、液体供給切替部60から前方に延出して短配管22の下端部に連結される。液体配管75は、液体供給切替部60の前部連結部62に螺合により連結される金属製の連結部材76と、短配管22の連結部材41の後部連結部42に螺合により連結される金属製の連結部材77と、これら連結部材76,77同士を結ぶ合成樹脂製の可撓性のチューブ78とを有している。なお、上記した流量調整弁69を、上記のように接続部材72と液体供給切替部60との間に設けるのではなく、液体配管75に設けても良い。
図3に示すように、液体配管75の連結部材77には、金属製の内管80が一端側において固定されており、この内管80は、短配管22の連結部材41内を通り、端管23内で前方に延出する。内管80は、先端がスピンノズル17のノズル本体49内に配置されており、液体配管75から導入された液体をスピンノズル17のノズル本体49内に放出する。
図5に示すように、スライドグリップ19は、長配管21の配管本体35に沿ってスライド可能かつ配管本体35を中心に回転可能となるように配管本体35に取り付けられている。スライドグリップ19は、配管本体35を嵌合させる嵌合穴85が形成されたベース部材86と、このベース部材86に螺合されるネジ軸部87を有するグリップ本体88とからなっている。グリップ本体88のネジ軸部87は嵌合穴85に対し進退可能であり、よって嵌合穴85内の配管本体35に対し進退可能となっている。つまり、スライドグリップ19は、グリップ本体88のネジ軸部87が、ベース部材86に対し緩められて配管本体35から離れた状態では配管本体35上をスライド可能かつ配管本体35を中心に回転可能であり、ベース部材86に締め込まれて配管本体35に当接すると、配管本体35に対し固定される。図1に示すように、スライドグリップ19と液体配管75のチューブ78とには、環状部材90が巻かれており、これによりチューブ78をスライドグリップ19に対し拘束してその不要な変位を規制している。
以上に述べた第1実施形態の掘削ガン10を用いて地面を掘削する場合、作業者は、掘削ガン10の接続部材27にエアコンプレッサ26を接続し、接続部材72にウォータポンプ71を接続する。この状態で、作業者が、ガン本体14のグリップ部12を一方の手で握るとともに適宜の位置に固定されたスライドグリップ19を他方の手で握って、グリップ部12の前側に並設されているレバー25を一方の手の指で手前に引くと、気体供給切替部30が、接続部材27に導入されている圧縮空気を分岐部材15に流す状態となる。すると、分岐部材15から一方に流れる圧縮空気が、分岐部材15の前部から前方に延出する長配管21、長配管21の前端部から下方に延出する短配管22および短配管22の下端部から前方に延出する端管23を通って、スピンノズル17から放出される。その際に、スピンノズル17は放出反力で回転することになる。また、分岐部材15から他方に流れる圧縮空気は、液体供給切替部60に導入されることになり、その結果、液体供給切替部60が接続部材72に加圧状態で導入されている水を液体配管75に供給する状態になる。液体配管75に供給された水は、端管23内で前方に延出する内管80を通ってスピンノズル17のノズル本体49内に放出されることになり、上記した圧縮空気と混合されて、回転するスピンノズル17のノズル本体49から噴出する。そして、作業者は、このように旋回するスピンノズル17の先端から噴出するエアと水の気液混合流体で掘削を行うことになる。
上記のような手持ち操作可能な掘削ガン10を用いることにより、気液混合流体の噴出位置や噴出方向を容易に調整することができるため、地下埋設物が密集している場合であっても容易に地面の掘削作業を行うことができる。また、気液混合流体で掘削を行うことになるため、液体である水の使用量を抑えることができる。加えて、圧縮空気をスピンノズル17に流すための配管において、分岐部材15から前方に延出する長配管21の前端部から短配管22を下方に延出させ、この短配管22の下端部から前方に端管23を延出させており、水をスピンノズル17に流すための配管において、液体供給切替部60を分岐部材15の下側に延出させて、液体供給切替部60と短配管22の下端部とを結んで液体配管75を配置している。このため、気体および液体をスピンノズル17に流すための配管全体の幅を抑えてコンパクト化することができる。よって、掘削作業の作業性を向上させることができる。
また、スライドグリップ19が長配管21の配管本体35にスライド可能に取り付けられているため、スライドグリップ19の位置調整が可能となる。よって、掘削作業の作業性をさらに向上させることができる。また、スライドグリップ19が長配管21の配管本体35をスライドするため、スライドグリップ19のスライドを案内するための専用の部品が不要になり、部品点数およびコストを低減することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る掘削ガンを図6を参照して第1実施形態との相違部分を中心に説明する。
第2実施形態においては、第1実施形態の端管23とは異なる端管93が、短配管22の下端部となる連結部材41の前部連結部43に連結されている。端管93は、短配管22の下端部から前方に延出しており、短配管22の連結部材41の前部連結部43に螺合により連結されて前方に延出する小径管95と、小径管95の前端部に螺合により連結されて前方に延出する小径管95より大径の大径管96と、大径管96の前端部に螺合により連結される蓋部材97とからなっている。そして、スピンノズル98が、先端側が曲げられた一つの金属製の管材からなっており、このスピンノズル98の基端側の直線部分に前後に離間してベアリング99,100が取り付けられている。これらベアリング99,100が端管93の大径管96の内周面に支持されている。なお、蓋部材97は、ベアリング99に当接することでスピンノズル98が端管93から抜け出すことを規制している。
以上により、第2実施形態においては、スピンノズル98が、端管93の大径管96の内周面にベアリング99,100を介して回転可能に支持されており、ベアリング99,100のインナレースと一体に回転する。スピンノズル98も、長配管21、短配管22および端管93を介して導入される圧縮気体を外部に放出することになり、その際に、放出反力が回転力を生じるように曲げられている。
以上に述べた第2実施形態によれば、スピンノズル98が、端管93の内周面にベアリング99,100を介して回転可能に支持されているため、スピンノズル98とともに回転する部品がベアリング99,100のインナレースとなり、回転部品の重量を抑えることができる。したがって、スピンノズル17がより高速で回転可能となる。
なお、第2実施形態において、ベアリング99,100をメンテナンスする必要が生じた場合には、端管93の蓋部材97を、螺合を解除することにより大径管96から取り外して、大径管96からスピンノズル98を抜けば、スピンノズル98とともにベアリング99,100が大径管96から抜き出されることになる。したがって、ベアリング99,100のメンテナンスが容易となる。
10 掘削ガン
12 グリップ部
15 分岐部材(分岐部)
17,98 スピンノズル
19 スライドグリップ
21 長配管(前方延出配管)
22 短配管(下方延出配管)
23,93 端管
25 レバー
26 エアコンプレッサ(圧縮気体供給源)
27 接続部材(気体供給源接続部)
30 気体供給切替部
45,46,99,100 ベアリング
60 液体供給切替部
71 ウォータポンプ(加圧液体供給源)
72 接続部材(液体供給源接続部)
75 液体配管
80 内管

Claims (3)

  1. グリップ部と、
    該グリップ部の前側に並設されるレバーと、
    圧縮気体供給源に接続される気体供給源接続部と、
    加圧液体供給源に接続される液体供給源接続部と、
    前記気体供給源接続部に導入される圧縮気体の供給・停止を前記レバーの操作により切り替える気体供給切替部と、
    該気体供給切替部からの圧縮気体の供給先を二方向とする分岐部と、
    該分岐部から下側に延出し該分岐部から導入された圧縮気体により前記液体供給源接続部に導入される加圧液体の供給・停止を切り替える液体供給切替部と、
    前記分岐部の前部に連結されて該分岐部から前方に延出する前方延出配管と、
    該前方延出配管の前端部に連結されて下方に延出する下方延出配管と、
    該下方延出配管の下端部に連結されて前方に延出する端管と、
    該端管に回転可能に支持され前記前方延出配管、前記下方延出配管および前記端管を介して導入される圧縮気体を放出するとともに放出反力で回転するスピンノズルと、
    前記液体供給切替部から前方に延出し前記下方延出配管の下端部に連結される液体配管と、
    該液体配管に連結され前記端管内で前方に延出して液体を前記スピンノズル内に放出する内管と、
    を有することを特徴とする掘削ガン。
  2. 前記スピンノズルが、前記端管の内周面にベアリングを介して回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載の掘削ガン。
  3. 前記前方延出配管には該前方延出配管に沿ってスライド可能なスライドグリップが取り付けられていることを特徴とする請求項1または2記載の掘削ガン。
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