JP6080095B2 - 無線通信システム及びプログラム - Google Patents

無線通信システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6080095B2
JP6080095B2 JP2012168699A JP2012168699A JP6080095B2 JP 6080095 B2 JP6080095 B2 JP 6080095B2 JP 2012168699 A JP2012168699 A JP 2012168699A JP 2012168699 A JP2012168699 A JP 2012168699A JP 6080095 B2 JP6080095 B2 JP 6080095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
unit
terminal
communication
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012168699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014027612A (ja
Inventor
正哲 菊地
正哲 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012168699A priority Critical patent/JP6080095B2/ja
Publication of JP2014027612A publication Critical patent/JP2014027612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6080095B2 publication Critical patent/JP6080095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末を備えた無線通信システム及びプログラムに関する。
近年、農作業や家庭菜園向けに土壌水分量測定装置が開発されており、このような土壌水分量測定装置を多点に設置することによって測定精度を上げるようにしている。この場合、多数の測定装置から測定データ(センサデータ)を収集するために、その後のデータ処理を含めて、無線LAN(Local Area Network)などの汎用的な通信機能を備えたPC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォンと呼ばれる多機能型携帯電話機などの汎用機器(情報収集端末)を使用することが望まれているが、土壌水分量測定装置は、電池駆動のセンサで計測し、そのデータを無線通信により外部に送信するようにしているため、省電力化(特に待機電力)が大きな課題となってしまう。
そこで、多数の測定装置の中から親機として機能する測定装置が他の測定装置(子機)から測定データ(センサデータ)を収集するようにすれば、汎用機器(情報収集端末)は、親機との間で通信を行うたけで、各測定装置によって測定されたセンサデータを収集することが可能となる。このように多数の測定装置に対して親子関係を設定する技術として、従来では、親機で各端末間のデータのトラフィックを監視し、総受信データ量の多い端末を親機に最適な端末として選定し、新たな親機としてネットワークの再構築を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−152216号公報
しかしながら、上述した特許文献の技術にあっては、システム自体として電力を低減することができるが、親機側での電力が増え、一つの親機が常に受信データ量が多い場合には、親機の電力が切れてしまい、ネットワーク全体に支障を起こす危険性があった。このように、親機を決定するだけでなく、親機を変更するタイミングが重要となる。
本発明の課題は、親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末を備えた無線通信システムにおいて適切なタイミングで親機を変更できるようにすることである。
前記課題を達成するため、本発明の一態様は、複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ前記親機を変更可能で、該無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含み、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能な無線通信システムであって、前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する通信制御手段と、前記センサ手段によって検知されたセンサデータの変化量が所定値以上であるかを判別するデータ判別手段とを備え、前記通信制御手段は、前記データ判別手段によりセンサデータの変化量が所定値以上であると判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードを前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える、ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
また、前記課題を達成するため、本発明の他の態様は、複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ親機を変更可能で、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能であり、前記無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含む無線通信システムであって、前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する通信制御手段と、所定のユーザ操作が行われたかを判別する操作判別手段を更に備え、前記通信制御手段は、前記操作判別手段により所定のユーザ操作が行われたと判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードとして、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替えるようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
本発明によれば、親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末を備えた無線通信システムにおいて適切なタイミングで親機を変更することができる。
無線通信システムとして適用した植物育成環境測定システムに使用される無線通信端末(センサ通信端末)を説明するための図。 無線通信システム(植物育成環境測定システム)を示したブロック図。 汎用プロトコル通信及び省電力独自プロトコル通信を説明するための図。 センサ通信端末1の基本的な構成要素を示したブロック図。 センサ通信端末1の初回起動(新規導入)時に周辺に存在している他のセンサ通信端末1との間で親子関係を決定する動作を示したフローチャート。 自機が親機1−Pとして機能している場合に他のセンサ通信端末1が初回起動(新規導入)された際における親機1−Pの動作を示したフローチャート。 親子関係を変更する場合の親機1−P側の動作を示したフローチャート。 親子関係を変更する場合の各子機1−C側の動作を示したフローチャート。 子機1−Cの動作を示したフローチャート。 各子機1−Cから親機1−Pに測定データ(センサデータ)を集約する場合の親機1−P側での動作を示したフローチャート。 各子機1−Cから親機1−Pに測定データ(センサデータ)を集約する場合の子機1−C側での動作を示したフローチャート。 第2実施形態において、親機1−Pを変更する際の親機1−P側の動作を示したフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
先ず、図1〜図11を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、無線通信システムとして植物育成環境測定システムに適用した場合を例示したもので、図1は、植物育成環境測定システムに使用される無線通信端末(センサ通信端末)を説明するための図である。
無線通信端末(センサ通信端末)1は、植木や草花などの植物の生育環境を測定する無線通信機能を備えた端末装置で、その筺体全体は、細長状の中空の棒体を成し、その中空棒体の全体は、先細り状に形成され、その下部(例えば、略下半分)を鉢2の土壌内に埋め込む構成となっている。また、筺体の下部側表面には、通気・通水用として複数個の細孔1aが形成され、上端一側部には弧状の取手1bが突出形成(一体成型)されている。
このように構成された無線通信端末(センサ通信端末)1は、鉢2毎に1か所あるいは数か所ずつ配置され、家屋全体としては多数個配置されている。この家屋全体に配置された複数台のセンサ通信端末1によって無線通信システム(植物育成環境測定システム)を構築するようにしている。各センサ通信端末1は、親機又は子機として機能可能なもので、他のセンサ通信端末1との間で測定データ(センサデータ)の送受信が可能となっている。この場合、親機として機能するセンサ通信端末1を親機1−Pと呼称し、子機として機能する各センサ通信端末1を子機1−Cと呼称すると、この親機1−Pは、各子機1−Cから測定データ(センサデータ)を受信して集約するようにしている。なお、親機1−Pと子機1−Cとを区別しないときには、センサ通信端末1と呼称するものとする。
図2は、無線通信システム(植物育成環境測定システム)を示したブロック図である。
無線通信システム(植物育成環境測定システム)は、家屋全体に配置された複数台のセンサ通信端末1と、汎用機器としての情報収集端末3を有する構成で、センサ通信端末1と情報収集端末3とは無線LAN(Local Area Network)など汎用的な通信によって測定データ(センサデータ)を送受信するようにしている。情報収集端末3は、PC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォンと呼ばれる多機能型携帯電話機などであり、センサ通信端末1との間で通信可能な端末装置である。
無線通信システム(植物育成環境測定システム)においては、複数台のセンサ通信端末1の中からその一台を親機1−Pとして決定し、他のセンサ通信端末1を子機1−Cとして決定する親子関係の変更処理を所定の周期で行うようにしている。その際、センサ通信端末1毎にその端末状況をそれぞれ取得し、この各端末状況に基づいて親機1−Pを決定すると共に、親機1−Pを決定する周期を変更するようにしている。すなわち、センサ通信端末1毎の端末状況として電池残量を取得し、その中から電池残量が最も多いセンサ通信端末1を親機1−Pとして選定すると共に、その他のセンサ通信端末1を全て子機1−Cとして選定するようにしている。なお、図示の例では、電池マーク内の斜線は、電池残量を示し、「A」、「B」、「C」で示されるセンサ通信端末1のうち、「B」の端末の電池残量が最も多いために、この「B」が親機1−Pとして選定される。
また、無線通信システム(植物育成環境測定システム)においては、情報収集端末3と親機1−Pとの間では無線LAN(WLAN)及び標準的なインターネットプロトコル(TCP/IP)を使用した汎用プロトコル通信を行うのに対し、親機1−Pと子機1−Cとの間では省電力独自プロトコル通信を行うようにしている。この場合、親機1−Pは、汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モード(第1の通信モード)で待機している状態において、情報収集端末3からのアクセス要求に応答して情報収集端末3との通信を開始するようにしている。また、子機1−Cは、例えば、一日に一回のように定期的に親機1−Pとの間で省電力独自プロトコル通信が可能な省電力通信モード(第2の通信モード)で待機するようにしている。更に、子機1−C側において、所定のキー操作が行われたり、大きな振動が加わったりした所定のイベント発生時は、その子機1−Cと情報収集端末3との間で汎用プロトコル通信を行うようにしている。
図3は、汎用プロトコル通信と省電力独自プロトコル通信を説明するための図である。
汎用プロトコル通信は、上述したように無線LAN(WLAN)及び標準的なインターネットプロトコル(TCP/IP)を使用した通信で、図3(1)は、その汎用プロトコルの通信パケットを例示した図である。省電力独自プロトコル通信は、無線送信出力を極力抑えることにより省電力通信を実現する通信で、図3(2)は、上述の汎用プロトコルパケットを簡素化(短縮化)した互換性の無い独自プロトコルによる通信パケットを例示した図で、例えば、ファームヘッダー、IPヘッダーなどの制御情報を簡素化する一方、「端末ID」、「データ」、「エラー訂正」の項目を有する構成となっている。
図4は、センサ通信端末1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、二次電池12−1を備えた電源制御部12からの電力供給によって動作し、その制御プログラムを記録したROM11−1や測定データ(センサデータ)などを記憶可能なRAM11−2などを内蔵し、このプログラムに応じてこのセンサ通信端末1の全体動作を制御する中央演算処理装置である。電源制御部12は、電源電池12−1からの出力を規定の電圧に変換するもので、電池12−1の電池残量を検出する電池残量部12−2を有している。電池残量部12−2は、電池12−1の電圧をデジタル値(電池電圧値)に変換するもので、例えば、電池12−1の放電特性に応じて電池残量(%)を検出するようにしている。
センサ通信端末1には、植物育成環境測定するための各種のセンサとして、日の当たり具合を測定する照度センサ13と、外気温度を測定する温度センサ14と、外気湿度を測定する湿度センサ15、鉢2内の土壌の水分量(湿度)を測定する土壌水分量センサ16のほか、センサ通信端末1に加わった振動や姿勢を検出するための加速度センサ17が設けられている。CPU11は、照度センサ13、温度センサ14、湿度センサ15、土壌水分量センサ16によって測定された測定データ(センサデータ)を取得すると共に時計部18から測定日時を取得し、このセンサデータを測定日時に対応付けてRAM11−2に順次記憶するようにしている。
CPU11は、照度センサ13、温度センサ14、湿度センサ15、土壌水分量センサ16からのセンサデータに基づいて、そのいずれかのセンサデータが大きく変化したか否かを判別したり、ユーザが何らかのアクションとして所定の操作を行ったか否かを加速度センサ17からの検出結果やスイッチ部19からのキー操作信号に基づいて判別したりするようにしている。すなわち、CPU11は、加速度センサ17からの検出結果に基づいて所定のユーザ操作(例えば、鉢2内への抜き差し操作など)が行われたかを判別したり、スイッチ部19からのキー操作信号に基づいて所定のユーザ操作(所定のキー操作)が行われたかを判別したりするようにしている。
WLAN通信部20は、上述の汎用プロトコル通信を行う通信部である。専用省電力無線部21は、上述の省電力独自プロトコル通信を行う通信部である。専用省電力無線部21は、図3(2)に示したように汎用プロトコルパケットを簡素化(短縮化)して通信時間を減らしたり、無線送信出力を絞り込んだりして低消費電力通信を実現している装置である。なお、専用省電力無線部21は、送信出力制御によって通信規格を逸脱した低消費電力通信を行ってもよいし、例えば、毎日0時から5分間だけ通信を行えるなど、単に時刻と連動した間欠送受信であってもよい。
次に、第1実施形態における無線通信システム(植物育成環境測定システム)の動作概念を図5〜図11に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図5〜図11は、無線通信システム(植物育成環境測定システム)の全体動作のうち、第1実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートである。更に、図5は、この第1実施形態の特徴部分のうち、センサ通信端末1の初回起動(新規導入)時に周辺に存在している他のセンサ通信端末1との間で親子関係を決定する動作を示したフローチャートである。
先ず、初回起動された新規導入のセンサ通信端末1は、その周辺に複数のセンサ通信端末1同士によって親子関係が確立されているグループが存在しているかを検索するために、汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モード(第1の通信モード)に切り換えられている状態において、周辺に存在している他のセンサ通信端末1を汎用プロトコル通信により検索する処理を行う(図5のステップA1)。なお、ユーザ操作により予め任意に設定した範囲、例えば、半径10メートルなどを検索対象の周辺としてもよい。
いま、このような端末検索を行った結果、新規導入のセンサ通信端末1の周辺に他のセンサ通信端末1が存在せず、自機のみ存在しているときには(ステップA2でNO)、自機を親機として情報収集端末3との通信が可能となるように通常の通信モードのまま待機状態となって(ステップA3)、親機としての動作を開始する。また、端末検索を行った結果、周辺に他のセンサ通信端末1が存在していれば(ステップA2でYES)、その通信端末(相手端末)1は、既に親機として機能しているセンサ通信端末1であるかを調べ(ステップA4)、親機ではなければ(ステップA4でNO)、その相手端末に対して親機となるよう親機依頼を行うと共に、自機が子機となるためにその端末IDなどを子機登録用として送信する処理を行う(ステップA5)。
次に、新規導入のセンサ通信端末1は、自機(子機1−C)と親機1−Pとの通信を可能とするために、親機1−P側の時計部18の日時データを受信して自機の時計部18に設定する日時同期(日時修正)処理を行うと共に(ステップA6)、親機1−Pから次回の通信日時(次に親子間通信を行うタイミング)を受信して記憶させる処理を行う(ステップA7)。なお、日時同期処理としては、子機1−Cから日時データを受信してそれを補正した後、子機1−C側に返信するようにしてもよい(以下、同様)。そして、通信を停止(ステップA8)させた後、子機としての動作を開始する。
図6は、自機が親機1−Pとして機能している場合に他のセンサ通信端末1が初回起動(新規導入)された際における親機1−Pの動作を示したフローチャートである。
先ず、親機1−Pは、初回起動(新規導入)された他のセンサ通信端末1から汎用プロトコル通信による端末検索を受信したかを調べ(ステップB1でYES)、その端末検索を受信しなければ(ステップB1でNO)、汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モードのまま待機状態となって(ステップB6)、親機としての動作を継続する。また、端末検索を受信したときには(ステップB1でYES)、その相手端末に対して子機となるように指示する(ステップB2)。そして、この子機1−Cから送信された端末IDなどを受信して子機として登録する処理を行う(ステップB3)。
次に、自機(親機)の時計部18の日時を子機1−C側に送信する日時同期処理を行うと共に(ステップB4)、次回の通信日時を子機1−C側に送信する処理(ステップB5)を行った後、通常の通信モードのまま待機状態となって(ステップB6)、親機としての動作を継続する。なお、通常の通信モードの状態においては、PCやスマートフォンなどといった一般的な情報収集端末3がいつでもアクセスできる状態であり、情報収集端末3の要求に対して、親機1−P内で保有している各子機1−Cのセンサデータを即座に提供することが可能となる。
図7は、親子関係を変更する場合の親機1−P側の動作を示したフローチャートであり、図8は、親子関係を変更する場合の各子機1−C側の動作を示したフローチャートである。この図7及び図8に示す親子関係の変更処理は、複数台のセンサ通信端末1の中からその一台を親機1−Pとして選定し、他のセンサ通信端末1を全て子機1−Cとして選定する処理であり、所定のタイミング毎に実行開始される。この場合、本実施形態においては、所定のタイミング毎として、例えば、7日周期毎に実行開始するようにしている。
先ず、親機1−Pは、親機変更の日時になったかを調べる(図7のステップC1)。例えば、前回の親機変更日時から所定期間(例えば、7日)を過ぎたかを調べたり、所定曜日の所定時刻(例えば、日曜日の午前00時00分00秒)に達したかを調べたりする。いま、親機変更の日時ではなければ(ステップC1でNO)、図7のフローから抜けるが、親機変更の日時であれば(ステップC1でYES)、各子機1−Cに対して親機の変更を行うことを通知する(ステップC2)。
各子機1−C側では、親機変更の日時になったかを調べ(図8のステップD1)、親機変更の日時ではなければ(ステップD1でNO)、図8のフローから抜けるが、親機変更の日時であれば(ステップD1でYES)、省電力独自プロトコル通信が可能な省電力通信モードで待機状態となる(ステップD2)。この待機状態において、親機1−Pから親機変更通知を受信したかを調べ(ステップD3)、その変更通知を受信しなければ(ステップD3でNO)、次のステップD5に移行するが、親機1−Pから親機変更通知を受信したときには(ステップD3でYES)、電源制御部12の電池残量部12−2で検出された電池残量(%)を取得し、現在の端末状況として親機1−Pに送信する(ステップD4)。
親機1−P側では各子機1−Cから電池残量(各端末状況)をそれぞれ受信すると、各電池残量を比較することによって電池残量が最大(最多)の端末を次回の親機として選定する(図7のステップC3)。そして、その最大の電池残量は20%未満であるかを調べる(ステップC4)。ここで、最大の電池残量が20%以上であれば(ステップC4でNO)、基本的な周期として予め設定されている次回の親機を決める日時(親機変更の日時)を7日後の00時00分00秒に設定するが(ステップC5)、最大の電池残量が20%未満であれば(ステップC4でYES)、電池残量が少ない状況で長時間の親機として機能させないようにするために、次回の親機を決める日時(親機変更の日時)を2日後の00時00分00秒に設定する(ステップC6)。これによって設定した親機変更の日時を全ての子機1−Cに対して通知する処理を行う(ステップC7)。
そして、親機1−Pは、自機(親機)の時計部18の日時を子機1−C側に送信する日時同期処理を行うと共に(ステップC8)、次回の通信日時を子機1−C側に送信する通知処理(ステップC9)を行った後、次回、親機となる端末(電池残量が最大の端末)はどの端末であるかを通知するために、その端末IDなどを各センサ通信端末1に対して送信する(ステップC10)。ここで、次回も自機が親機であれば(ステップC11でYES)、汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モードで待機状態となって(ステップC14)、親機としての動作を開始するが、次回の親機は他の端末であれば(ステップC11でNO)、各子機1−Cから収集した測定データ(センサデータ)を次に親機となるセンサ通信端末1に対して送信してセンサデータの引継ぎを行う(ステップC12)。そして、通信を停止(ステップC13)させた後、子機としての動作を開始する。
各子機1−C側では、親機1−Pから次回の親機を決める日時(親機変更の日時)を受信したときには(図8のステップD5でYES)、次回の親機を決める日時(親機変更の日時)を設定する処理を行い(ステップD6)、時計の同期を受信したときには(ステップD7でYES)、時計の同期処理を行い(ステップD8)、次回の通信日時の通知を受信したときには(ステップD9でYES)、次回の通信日時を設定する処理を行う(ステップD10)。
そして、次回の親機通知を受信すると(ステップD11)、次回は自機が親機であるかを調べ(ステップD12)、次回の親機は他の端末であれば(ステップD12でNO)、通信を停止(ステップD15)した後、子機としての動作を開始する。また、次回は自機が親機であれば(ステップD12でYES)、現在の親機1−Pからの測定データ(センサデータ)を受信して記憶することによりセンサデータの引継ぎを行う(ステップD13)。そして、親機として機能可能とするために汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モードで待機状態となって(ステップD14)、親機としての動作を開始する。
図9は、子機1−Cの動作を示したフローチャートである。
先ず、子機1−Cは、センサデータを親機1−Pに送信する送信日時、例えば、毎日の所定時刻(00時00分00秒)に達したかを調べ(ステップE1)、送信日時であれば(ステップE1でYES)、省電力通信モードで待機状態となって(ステップE2)、受信待ちとなるが、センサデータの送信日時でなければ(ステップE1でNO)、センサ計測タイミングになったかを調べる(ステップE3)。
すなわち、例えば、1時間毎のように各種センサ13〜16を一定時間毎に計測する計測タイミングになったかを調べ、センサ計測タイミングでなければ(ステップE3でNO)、所定のユーザ操作が行われたかを調べるステップE6に移るが、センサ計測タイミングであれば(ステップE3でYES)、照度センサ13、温度センサ14、湿度センサ15、土壌水分量センサ16からその測定データとしてセンサデータを取得すると共に、時計部18の計時データを測定日時として取得してRAM11−2内に記憶させる(ステップE4)。
そして、測定した各センサデータのうち、少なくともそのいずれかのセンサデータが大きく変化したかを調べる(ステップE5)。すなわち、センサ毎に前回と今回のセンサデータを比較することにより変化量を求め、その変化量が所定値以上であるか否かによってセンサデータが大きく変化したか否かを判別する。いま、いずれのセンサデータにも大きな変化がなければ(ステップE5でNO)、所定のユーザ操作が行われたかを調べるステップE6に移るが、いずれかのセンサデータに大きな変化があれば(ステップE5でYES)、例えば、水やり、雨降りなどのように急激に環境か変化した場合であり、情報収集端末3からのアクセス要求に応答可能とするために通常の通信モードで待機状態となる(ステップE7)。
このように通常の通信モードでの待機状態において、各子機1−Cは、再度、照度センサ13、温度センサ14、湿度センサ15、土壌水分量センサ16からセンサデータを取得すると共に、時計部18の計時データを測定日時として取得してRAM11−2内に記憶させる処理を行う(ステップE8)。そして、通常の通信モードで待機を開始してから一定時間(例えば、15分)が経過したかを調べ(ステップE9)、一定時間の経過前であれば(ステップE9でNO)、情報収集端末3からアクセス要求を受けたかを調べる(ステップE11)。いま、一定時間内に情報収集端末3からアクセス要求がなければ(ステップE11でNO)、上述のステップE7に戻り、以下、センサ計測を行いながら待機状態をそのまま継続する。
ここで、一定時間が経過しても情報収集端末3からアクセス要求がなければ(ステップE9でNO)、通信を停止(ステップE10)した後、図9のフローから抜ける。また、一定時間が経過する前に情報収集端末3からアクセス要求を受けたときには(ステップE11でYES)、その要求に応答してRAM11−2内の各センサデータを情報収集端末3に対して送信する動作を行う(ステップE12)。そして、通信を停止(ステップE10)した後、図9のフローから抜ける。
一方、ステップE6は、ユーザが何らかのアクションとして所定のユーザ操作を行ったか否かを加速度センサ17からの検出結果やスイッチ部19からのキー操作信号に基づいて判別するもので、加速度センサ17からの検出結果に基づいて筐体に加わった振動の大きさや振動の状態、筐体の姿勢の変化などを認識し、それに応じて所定のユーザ操作(例えば、鉢2内への抜き差し操作など)が行われたかを判別したり、スイッチ部19からのキー操作信号に基づいて所定のユーザ操作(例えば、端末起動操作など)が行われたかを判別したりする。
このような所定のユーザ操作(鉢2内への抜き差し操作、端末起動操作など)が行われた場合には(ステップE6でYES)、上述したようにセンサデータが大きく変化した場合と同様の処理を行う。すなわち、情報収集端末3からのアクセス要求に応答可能とするために通常の通信モードで待機状態となる(ステップE7)。以下、センサ計測を行いながら一定時間、待機状態を継続するが、一定時間内に情報収集端末3からアクセス要求を受けたときには、各センサデータをその情報収集端末3に対して送信する(ステップE7〜E12)。
図10、図11は、親機1−Pと子機1−C間で測定データ(センサデータ)を集約する場合の動作を示したフローチャートで、図10は、親機1−P側での動作を示し、図11は、子機1−C側での動作を示したフローチャートである。
先ず、親機1−Pは、センサデータの集約日時(例えば、毎日の所定時:12時00
分00秒)であるかを調べ(図10のステップF1)、集約日時でなければ(ステップF1でNO)、図10のフローから抜けるが、集約日時であれば(ステップF1でYES)、通常の通信モードから省電力通信モードへの切り替えを行う(ステップF2)。この状態において親機1−Pは、各子機1−Cに対してセンサデータを送信すべきことを要求する送信依頼を行う(ステップF3)。
一方、各子機1−C側においては、センサデータの集約日時(例えば、毎日の所定時刻)であるかを調べ(図11のステップG1)、集約日時でなければ(ステップG1でNO)、図11のフローから抜けるが、集約日時であれば(ステップG1でYES)、省電力通信モードで待機状態となる(ステップG2)。この状態において親機1−Pからセンサデータの送信依頼を受信すると(ステップG3)、各センサデータとその測定日時をRAM11−2からそれぞれ読み出して親機1−Pに送信する(ステップG4)。
親機1−Pは、各子機1−Cからセンサデータを受信すると、各センサデータを端末別にRAM11−2内に収集記憶させる(図10のステップF4)。そして、親機1−Pは、時計同期処理を行うと共に(ステップF5)、次回の通信日時の通知処理(ステップF6)を行った後、通常の通信モードで待機状態となり(ステップF7)、図10のフローから抜ける。
各子機1−Cは、親機1−Pから時計の同期を受信したときには、時計の同期処理を行い(図11のステップG5)、次回の通信日時の通知を受信したときには、その通信日時を設定する処理を行う(ステップG6)。通信を停止(ステップG7)した後、図11のフローから抜ける。
以上のように第1実施形態の無線通信システム(植物育成環境測定システム)は、親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末1の中から親機として機能させる無線通信端末1を所定のタイミングで決定すると共に、親機として機能している無線通信端末1の状況に基づいて、親機を決定するタイミングを変更するようにしたので、適切なタイミングで親機を変更することができ、親機として機能する期間を短くすることにより親機への過負荷による突然の電池切れを防ぐことが可能となり、また、親機として機能する期間を長くすることにより親子切り替えに伴うデータの移管などによる無駄な電力消費を防ぐことができ、システム全体として適切な省電力化を実現することが可能となり、実用性に富んだものとなる。
無線通信システムは、無線通信端末1毎にその端末状況をそれぞれ取得し、各端末状況に基づいて、親機を決定するタイミングを変更するようにしたので、親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末1の中から最適な無線通信端末1の状況に基づいて親機を決定するタイミングを変更することができる。
無線通信システムは、複数台の無線通信端末1の中から親機として機能させる無線通信端末1を所定の周期で決定する場合に、各端末状況に基づいてその周期を変更するようにしたので、その基本的な周期を例えば、7日毎とすれば、7日毎の周期を2日毎の周期に変更することができ、親機の負荷を大幅に軽減することができる。
無線通信システムは、各端末状況に基づいて親機として機能させる無線通信端末1を決定するようにしたので、現在の状況にマッチした適切な無線通信端末1を親機として選定することが可能となる。
無線通信システムは、各無線通信端末1から取得する端末状況をその電池残量としたので、電池を電源とする無線通信端末1とって有効なものとなる。
無線通信システムは、親機1−Pと子機1−Cとを予め決められている通信タイミング毎に通信待機状態に設定するようにしたので、通信待機電力を大幅に減らすことが可能となる。
無線通信システムにおいて子機1−Cは、センサデータを親機1−Pに送信すると、親機1−Pは、子機1−Cからのセンサデータを受信して記憶すると共に、このセンサデータを情報収集端末3に送信するようにしたので、親機1−Pにセンサデータを集約させることができると共に、親機1−Pのみが情報収集端末3と汎用の通信方式で通信することができ、情報収集端末3との通信レスポンスを落とさずに済むようになる。
親機1−Pと情報収集端末3との間では第1の通信モード(汎用プロトコル通信が可能な通常の通信モード)でセンサデータを送受信し、子機1−Cと親機1−Pとの間では第2の通信モード(省電力独自プロトコル通信が可能な省電力通信モード)でセンサデータを送受信するようにしたので、親子間の通信モードを低出力通信としたり、通信手順を簡略化したりすることで通信電力を大幅に減らし、システム全体の低消費電力化を実現することが可能となる。
子機1−Cは、センサデータの変化量が所定値以上である場合に、第2の通信モードから第1の通信モードに一時的に切り替えるようにしたので、子機1−Cに水がかかるなど、センサデータが大きく変化したときには直ちに情報収集端末3との間でリアルタイムにセンサデータをやり取りすることができる。
子機1−Cは、加速度センサ17からの検出結果やスイッチ部19からのキー操作信号に基づいて所定のユーザ操作が行われことを検出すると、第2の通信モードから第1の通信モードに一時的に切り替えるようにしたので、子機1−Cの抜き差しなどが行われたときには直ちに情報収集端末3との間でリアルタイムにセンサデータをやり取りすることができる。
親機1−Pは、自己の状況に基づいて状況に基づいて、親機を決定するタイミングを変更するようにしたので、適切なタイミングで親機を変更することができ、親機として機能する期間を短くすることにより親機への過負荷による突然の電池切れを防ぐことが可能となり、また、親機として機能する期間を長くすることにより親子切り替えに伴うデータの移管などによる無駄な電力消費を防ぐことができ、システム全体として適切な省電力化を実現することが可能となり、実用性に富んだものとなる。
なお、上述した第1実施形態においては、所定の周期毎に親機を決定するようにしたが、親機を決定するタイミング(日時)をその都度決定するようにしてもよく、また、季節や植物の成長に応じて親機を決定するタイミングを決定するようにしてもよい。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図12を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、複数台のセンサ通信端末1の端末状況に応じて親機を決定する所定のタイミング(周期)を変更するようにしたが、この第2実施形態においては、親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況に応じて親機を決定する所定のタイミング(周期)を変更するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
第2実施形態において、親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況とは、先ず、第1に、その通信時での送信電力値(電波強度)を意味し、親機を決定する周期を通信電波の送信出力(電波強度)に応じて変更するようにしている。これは、一般に消費電力を抑えるために無線通信が良好に行える環境下においては、通信電波の送信出力を抑えるようにしている。したがって、親機1−Pの電池消耗も抑えられて、長期間、親機1−Pとして機能させることが可能となるために、電波強度に応じて親機を決定する周期を変更するようにしている。
また、第2に、親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況とは、その間での通信頻度を意味するもので、その間での通信頻度に応じて親機1−Pの電池消耗が大きく異なるために、親機を決定する周期を通信頻度に応じて変更するようにしている。親機1−Pは、情報収集端末3と通信を行う毎にその送信電力値を検出して履歴情報として記憶すると共に、その通信回数を履歴情報として記憶するようにしている。
図12は、親機1−Pを変更する際の親機1−P側の動作を示したフローチャートである。
先ず。親機1−Pは、親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況に応じて親機を決定する周期を変更する場合に、通信状況として通信頻度を優先する設定が行われているかを調べる。ここで、通信状況として通信頻度を優先するか送信電力値(電波強度)を優先するかをユーザ操作により任意に設定可能となっている。
いま、通信頻度の優先が設定されている場合には(ステップH1でYES)、情報収集端末3との間での1週間分の通信回数を読み出し(ステップH2)、この1週間分の通信回数を基に1日当たりの平均通信回数(通信頻度)を求め(ステップH3)、その1日当たりの平均通信回数(通信頻度)は、2回以上であるかを調べる(ステップH4)。ここで、1日当たりの平均通信回数(通信頻度)が1回以下であれば(ステップH4でNO)、図12のフローから抜けるが、2回以上であれば(ステップH4でYES)、親機を決定する周期を24時間後に設定する処理を行う(ステップH5)。
また、送信電力値(電波強度)の優先が設定されている場合には(ステップH1でNO)、情報収集端末3との通信時の送信電力値(電波強度)の履歴を読み出し取得し(ステップH6)、その送信電力値は最大定格出力電力の1/2以下であるかを調べる(ステップH7)。ここで、送信電力値が最大定格出力電力の1/2を超えている場合には(ステップH7でNO)、図12のフローから抜けるが、1/2以下であれば(ステップH7でYES)、親機を決定する周期を2倍に変更する(ステップH8)。例えば、基本的な周期が2日毎であれば、4日毎の周期に変更する。
以上のように、第2実施形態における無線通信システム(植物育成環境測定システム)は、親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況に応じて親機を決定するタイミングを変更するようにしたので、第1実施形態と同様の効果を有し、適切なタイミングで親機を変更することができ、親機として機能する期間を短くすることにより親機の過負荷による突然の電池切れを防ぐことができ、また、親機として機能する期間を長くすることにより親子切り替えに伴うデータの移管などでの無駄な電力消費を防ぐことができ、システム全体として適切な省電力化を実現することが可能となり、実用性に富んだものとなる。
情報収集端末3との通信電波の送信出力(電波強度)に応じて親機を決定する周期を変更するようにしたので、小さい電力で通信ができる無線通信が良好に行える環境下においては、親機を決定する周期を長くすることで、親子の切り替えが少なくなり、センサデータの移管などでの無駄な電力消費を防ぐことが、親機1−Pの電池消耗が抑えて長期間、親機1−Pとして機能させることが可能となる。
情報収集端末3との通信頻度に応じて親機を決定する周期を変更するようにしたので、想定を超える頻度で通信が行われることにより親機1−Pが急激に電池消耗してしまうことを防ぐことができ、また、通信頻度が少ない場合でも親子切り替えを頻繁に行うことによりデータの移管などでの無駄な電力消費を防ぐことができる。
親機1−Pは、情報収集端末3との間での通信状況に応じて親機を決定するタイミングを変更するようにしたので、適切なタイミングで親機を変更することができる。
なお、第2実施形態においては、第1実施形態との繋がりについては特に言及しなかったが、第1実施形態で示したように各端末状況に応じて親機を決定する周期を変更した後に、その周期を更に親機1−Pと情報収集端末3との間での通信状況に応じて修正(変更)するようにしてもよい。このように第1実施形態と第2実施形態の2段階で変更する処理を行えば、第1実施形態よりも木目細かな変更が可能となる。
また、上述した各実施形態においては、無線通信システムとして植物育成環境測定システムに適用した場合を例示したが、これに限らず、その他の観測システムなどに適用可能であることは勿論である。
また、無線通信端末としては、植物育成環境測定用のセンサ通信端末に限らず、例えば、携帯電話機、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、デジタルカメラ、タブレット端末などであってもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末を備えた無線通信システムであって、
前記複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する決定手段と、
前記親機として機能している無線通信端末の状況に基づいて、前記決定手段によって親機を決定するタイミングを変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
前記無線通信端末毎にその端末状況をそれぞれ取得する状況取得手段を更に備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
前記決定手段は、前記複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定の周期で決定し、
前記変更手段は、前記状況取得手段によって取得された各端末状況に基づいて、前記親機決定手段によって親機を決定する周期を変更する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項2あるいは請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
前記決定手段は、前記状況取得手段によって取得された各端末状況に基づいて、親機として機能させる無線通信端末を決定する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
前記複数台の無線通信端末は、電源電池の残量を検出する電池残量検出手段を更に備え、
前記状況取得手段は、前記無線通信端末毎にその端末状況を取得する場合に、前記無線通信端末に備えられている前記電池残量検出手段によって検出された電池残量をそれぞれ取得する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
前記決定手段は、親機として決定した無線通信端末を除く他の無線通信端末を子機として機能する無線通信端末として決定し、
前記決定手段によって決定された親機として機能する無線通信端末と子機として機能する無線通信端末とを予め決められている通信タイミング毎に通信待機状態に設定する設定手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の無線通信システムにおいて、
当該無線通信システムは、前記親機として機能する無線通信端末との間でデータの送受信を行う情報収集端末を更に備え、
前記複数台の無線通信端末は、周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサデータ記憶手段を更に備え、
前記決定手段は、親機として決定した無線通信端末を除く他の無線通信端末を子機として機能する無線通信端末として決定し、
前記子機として機能する無線通信端末は、自己のセンサ手段によって検知されたセンサデータを前記親機として機能する前記無線通信端末に送信し、
前記親機として機能する無線通信端末は、前記子機として機能する無線通信端末からのセンサデータを受信して前記センサデータ記憶手段にそれぞれ記憶させた状態において、前記センサデータ記憶手段内の各センサデータを前記情報収集端末に送信する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の無線通信システムにおいて、
前記親機として機能する無線通信端末と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機として機能する無線通信端末と前記親機として機能する無線通信端末との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する通信制御手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の無線通信システムにおいて、
前記センサ手段によって検知されたセンサデータの変化量が所定値以上であるかを判別するデータ判別手段を更に備え、
前記通信制御手段は、前記データ判別手段によりセンサデータの変化量が所定値以上であると判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードを前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の無線通信システムにおいて、
所定のユーザ操作が行われたかを判別する操作判別手段を更に備え、
前記通信制御手段は、前記操作判別手段により所定のユーザ操作が行われたと判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードとして、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末と、前記親機として機能する無線通信端末との間でデータの送受信を行う情報収集端末とを備えた無線通信システムであって、
前記複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミング毎に決定する親機決定手段と、
前記親機として機能している無線通信端末と前記情報収集端末との間での通信状況を取得する状況取得手段と、
前記状況取得手段によって取得された通信状況に基づいて、前記親機決定手段によって親機を決定するタイミングを変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の無線通信システムにおいて、
前記状況取得手段は、前記親機として機能する無線通信端末と前記情報収集端末との間で行われた通信時の電波強度を通信状況として取得する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の無線通信システムにおいて、
前記状況取得手段は、前記親機として機能する無線通信端末と前記情報収集端末との間で行われた通信の頻度を通信状況として取得する、
ようにしたことを特徴とする無線通信システムである。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する決定手段と、
前記親機の状況に基づいて、前記親機を決定するタイミングを変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信端末である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する決定手段と、
前記親機として機能している無線通信端末と前記情報収集端末との間での通信状況を取得する取得手段と、
前記取得された通信状況に基づいて、前記親機を決定するタイミングを変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする無線通信端末である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
コンピュータに対して、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する機能と、
前記親機として機能している自己の無線通信端末の状況に基づいて、前記親機を決定するタイミングを変更する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
コンピュータに対して、
親機又は子機として機能可能な複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する機能と、
前記親機として機能している無線通信端末と前記情報収集端末との間での通信状況を取得する機能と、
前記取得された通信状況に基づいて、前記親機を決定するタイミングを変更する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 無線通信端末(センサ通信端末)
1−P 親機
1−C 子機
3 情報収集端末
11 CPU
11−1 ROM
11−2 RAM
12 電源制御部
12−1 二次電池
12−2 電池残量部
13 照度センサ
14 温度センサ14
15 湿度センサ
16 土壌水分量センサ
17 加速度センサ
18 時計部
19 スイッチ部
20 WLAN通信部
21 専用省電力無線部

Claims (14)

  1. 複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ前記親機を変更可能で、該無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含み、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能な無線通信システムであって、
    前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する通信制御手段と、
    前記センサ手段によって検知されたセンサデータの変化量が所定値以上であるかを判別するデータ判別手段とを備え、
    前記通信制御手段は、前記データ判別手段によりセンサデータの変化量が所定値以上であると判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードを前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える、
    ようにしたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ親機を変更可能で、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能であり、前記無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含む無線通信システムであって、
    前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する通信制御手段と、
    所定のユーザ操作が行われたかを判別する操作判別手段を更に備え、
    前記通信制御手段は、前記操作判別手段により所定のユーザ操作が行われたと判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードとして、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える、
    ようにしたことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記無線通信端末毎にその端末状況をそれぞれ取得する状況取得手段を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定の周期で決定する決定手段と、
    前記状況取得手段によって取得された各端末状況に基づいて、前記決定手段によって親機を決定する周期を変更する変更手段と、を更に備えた
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記決定手段は、前記状況取得手段によって取得された各端末状況に基づいて、親機として機能させる無線通信端末を決定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記決定手段は、親機として決定した無線通信端末を除く他の無線通信端末を子機として機能する無線通信端末として決定し、
    前記決定手段によって決定された親機として機能する無線通信端末と子機として機能する無線通信端末とを予め決められている通信タイミング毎に通信停止状態から復帰し受信待ちを行う通信待機状態に設定する設定手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記複数台の無線通信端末は、電源電池の残量を検出する電池残量検出手段を更に備え、
    前記状況取得手段は、前記無線通信端末毎にその端末状況を取得する場合に、前記無線通信端末に備えられている前記電池残量検出手段によって検出された電池残量をそれぞれ取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3〜請求項のいずれかに記載の無線通信システム。
  8. 前記複数台の無線通信端末の中から親機として機能させる無線通信端末を所定のタイミングで決定する決定手段と、
    前記親機として機能している無線通信端末と前記情報収集端末との間での通信状況を取得する状況取得手段と、
    前記状況取得手段によって取得された通信状況に基づいて、前記決定手段によって親機を決定するタイミングを変更する変更手段と、を更に備えた
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信システム。
  9. 前記状況取得手段は、前記親機として機能する無線通信端末と前記情報収集端末との間で行われた通信時の電波強度を通信状況として取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記状況取得手段は、前記親機として機能する無線通信端末と前記情報収集端末との間で行われた通信の頻度を通信状況として取得する、
    ようにしたことを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。
  11. 請求項1に記載の無線通信システムにおける無線通信端末。
  12. 請求項2に記載の無線通信システムにおける無線通信端末。
  13. 複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ前記親機を変更可能で、該無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含み、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能で、前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する無線通信システムにおける前記無線通信端末のコンピュータを、
    前記センサ手段によって検知されたセンサデータの変化量が所定値以上であるかを判別するデータ判別手段と、
    前記データ判別手段によりセンサデータの変化量が所定値以上であると判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードを前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える通信制御手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 複数台の無線通信端末のいずれかを親機として機能させるとともに他を子機として機能させ、かつ前記親機を変更可能で、該無線通信端末は周囲環境を検知するセンサ手段及び前記センサ手段によって検知されたセンサデータを記憶するセンサデータ記憶手段を含み、前記親機との間でデータの送受信を行う情報収集端末と接続可能で、前記親機と前記情報収集端末との間では第1の通信モードで前記センサデータを送受信し、前記子機と前記親機との間では第2の通信モードで前記センサデータを送受信する無線通信システムにおける前記無線通信端末のコンピュータを、
    所定のユーザ操作が行われたかを判別する操作判別手段と、
    前記操作判別手段により所定のユーザ操作が行われたと判別された場合に、前記子機として機能する無線通信端末の通信モードとして、前記第2の通信モードから前記第1の通信モードに一時的に切り替える通信制御手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
JP2012168699A 2012-07-30 2012-07-30 無線通信システム及びプログラム Active JP6080095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012168699A JP6080095B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 無線通信システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012168699A JP6080095B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 無線通信システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014027612A JP2014027612A (ja) 2014-02-06
JP6080095B2 true JP6080095B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=50200842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012168699A Active JP6080095B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 無線通信システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6080095B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027722A1 (ja) * 2014-08-21 2016-02-25 アプリックスIpホールディングス株式会社 センサシステム及びセンサシステムの制御方法
JP6473092B2 (ja) * 2016-02-16 2019-02-20 日本電信電話株式会社 無線端末、センサネットワークシステム、および無線通信制御方法
JP6874619B2 (ja) * 2017-09-25 2021-05-19 サクサ株式会社 無線通信システム
JP6738855B2 (ja) * 2018-05-15 2020-08-12 ソフトバンク株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、情報処理装置の制御プログラム、無線通信装置、無線通信装置の制御方法、及び、無線通信装置の制御プログラム
JP2019135869A (ja) * 2019-04-10 2019-08-15 パイオニア株式会社 端末装置、プログラム及び記録媒体
WO2024057719A1 (ja) * 2022-09-15 2024-03-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 端末、通信システム、および、端末の同期方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20060017576A (ko) * 2003-06-02 2006-02-24 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 마스터/슬래이브 스위칭 프로세스를 수행하는 디바이스, 방법, 및 프로그램
JP4825601B2 (ja) * 2006-06-28 2011-11-30 日本電信電話株式会社 バイタル情報遠隔観察システムとそのバイタル情報送信ユニット
JP5122402B2 (ja) * 2008-08-28 2013-01-16 三洋電機株式会社 無線装置
JP2010193290A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 省電力通信制御方法、無線通信システムおよび無線基地局

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014027612A (ja) 2014-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6080095B2 (ja) 無線通信システム及びプログラム
US9800718B2 (en) Method for controlling wearable electronic devices, central apparatus, and central device
CN102427516A (zh) 对数字电视显示器进行亮度调节的方法及系统
WO2007092700A3 (en) Method and system for facilitating command of a group
US9936451B2 (en) Communication system for sensor networks
EP2543216A1 (en) System and methods for wireless sensor networks
CN113825219B (zh) 一种人体数据搜集方法及装置
JP2020521204A (ja) 知能感知装置及び感知システム
CN105072569A (zh) 一种为移动终端省电的方法及装置
CN109458718A (zh) 空调控制系统及方法
US20180054347A1 (en) Router
CN107526344A (zh) 一种监控管理方法及物联网服务器
CN101815133A (zh) 移动通信装置及其省电方法
CN108711276A (zh) 一种应用于电网微型传感器系统的网关设备
US20160174058A1 (en) Device discovery
CN202068585U (zh) 基于ZigBee协议的数据采集及传输系统
JP2015141537A (ja) 圃場観測装置、および圃場観測システム
Antolín et al. Reliable lifespan evaluation of a remote environment monitoring system based on wireless sensor networks and global system for mobile communications
JP6027503B2 (ja) センサネットワークシステム
CN103327581B (zh) 用于温室无线监控的通讯方法及装置
Zhang et al. An adaptive clustering routing algorithm for energy harvesting-wireless sensor networks
US20160360487A1 (en) System and Method for Wirelessly Uploading and Downloading Information
JP2015026925A (ja) センサネットワークシステムおよびクレードル装置
US20240007835A1 (en) Ultra low power wireless sensor module selectively connectable to various sensors
CN208736474U (zh) 一种二氧化碳、温湿度合一监测终端

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6080095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170108