JP6076111B2 - 塊状細胞評価方法および塊状細胞評価装置 - Google Patents

塊状細胞評価方法および塊状細胞評価装置 Download PDF

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Description

本発明は、塊状細胞評価方法および塊状細胞評価装置に関するものである。
従来、例えば実験用動物の心臓臓器から心筋細胞を分離・摘出し、それをシャーレ等において培養した初代培養細胞を作成し、この初代培養細胞を用いて心筋細胞の評価を行っていた。初代培養すると、或る期間で細胞が単層の状態(シート状)にて水平方向に増殖し、各心筋細胞が同期して拍動(収縮・弛緩)をするようになる。しかし、このように初代培養された細胞は、ヒトの物ではなく、種の違いがあることから、ヒトの心筋細胞についての心毒性評価等での利用に適していない。
近年では、iPS細胞またはES細胞等の幹細胞を培養する技術の進歩に伴い、細胞の3次元集合体である塊状細胞を人工的に作成することができるようになり、この塊状細胞の評価(例えば、薬剤が投与されたときの塊状細胞の変化の評価)が重要になってきている。ヒトiPS細胞またはヒトES細胞から作られる心筋細胞を試料として用い薬効評価を行うことは、ヒト由来の細胞を利用することができることから、薬の薬効および安全性を評価する上で極めて重要なことである。ヒトiPS細胞またはヒトES細胞から作られる心筋細胞の3次元集合体である心筋塊は、心筋細胞だけでなく細胞周辺を保持する繊維芽細胞等も混合されて培養されたものであり、ヒトの心臓に近似した条件で評価することが可能である。
ところで、細胞の2次元集合体であるシート状細胞については評価方法が非特許文献1に提案されている。シート状心筋は心筋細胞をほぼ100%になるように分取して培養されたものであるから、シート状心筋の評価は実際の心臓とは異なる状態での評価となる。また、シート状細胞は、個々の細胞がシャーレの底面等の基板に接着していることから、薬効による動きの変化が当該接着によって抑制されているので、正確な動きの評価を行うことができない。
これに対して、塊状細胞では、基板近傍の細胞の動きは基板との接着により抑制されるものの、基板から離れた箇所にある細胞の動きは上記抑制効果が少ない。それ故、塊状細胞は、シート状細胞と比べて正確に動きを評価することができ、また、薬効による動きの変化を生理的に反映し易く、創薬上の心毒性評価等をする上で好適な状態である。
Hayakawa T, "Noninvasiveevaluation of contractile behavior of cardiomyocyte monolayers based on motionvector analysis," Tissue Engineering Part C, Vol.18, No.1, pp.21-32, 2012. Peterson DW, Griffith DW Jr, Napolitano CA., "Decreasedmyocardial contractility in papillary muscles from atherosclerotic rabbits," CircRes. 1979 Sep;45(3):338-46. 茆原るり、"心筋細胞興奮収縮連関におよぼす第3のキナーゼ系 Rhoキナーゼの役割について"埼玉医科大学雑誌 第31巻 第2号 平成16年4月103
非特許文献1に記載された方法は、2次元的な動きをするシート状細胞を評価することを意図したものであり、3次元的な動きをする塊状細胞を評価することは困難である。本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、塊状細胞の動きを容易に評価することができる方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の塊状細胞評価方法は、(1) 塊状細胞にレーザ光を照射して、そのレーザ光照射により塊状細胞において生じた前方散乱光によるスペックル像を時系列で時刻t〜tそれぞれに取得するスペックル像取得ステップと、(2) このスペックル像取得ステップにおいて取得された時刻t〜tのうちの各時刻tのスペックル像のスペックルコントラスト値Kを算出し、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxを求め、各スペックルコントラスト値Kを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'を求めるSC算出ステップと、(3) このSC算出ステップにおいて求められた各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K' またはこれから得られる相関時間τもしくは速さVに基づいて、塊状細胞の動きを評価する評価ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明の塊状細胞評価方法は、スペックル像取得ステップの前または途中に塊状細胞に薬剤を投与する薬剤投与ステップを更に備えるのが好適であり、この場合、評価ステップにおいて、塊状細胞の動きの評価結果に基づいて、薬剤が塊状細胞に与える影響を評価するのが好適である。
本発明の塊状細胞評価装置は、(1) レーザ光を出力するレーザ光源と、(2) このレーザ光源から出力されたレーザ光が塊状細胞に照射されることにより塊状細胞において生じた前方散乱光によるスペックル像を時系列で時刻t〜tそれぞれに取得するスペックル像取得部と、(3) このスペックル像取得部により取得された時刻t〜tのうちの各時刻tのスペックル像のスペックルコントラスト値Kを算出し、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxを求め、各スペックルコントラスト値Kを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'を求めるSC算出部と、(4) このSC算出部により求められた各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K' またはこれから得られる相関時間τもしくは速さVに基づいて、塊状細胞の動きを評価する評価部と、を備えることを特徴とする。
本発明の塊状細胞評価装置は、スペックル像取得部によるスペックル像取得の前または途中に塊状細胞に薬剤を投与する薬剤投与手段を更に備えるのが好適であり、この場合、評価部が、塊状細胞の動きの評価結果に基づいて、薬剤が塊状細胞に与える影響を評価するのが好適である。
本発明の塊状細胞評価方法では、SC算出ステップにおいて、各時刻tのスペックル像を、複数画素で構成される複数の区画像に区画化し、各区画像に対してスペックルコントラスト値Kを算出するのが好適である。また、本発明の塊状細胞評価装置では、SC算出部が、各時刻tのスペックル像を、複数画素で構成される複数の区画像に区画化し、各区画像に対してスペックルコントラスト値Kを算出するのが好適である。この場合、以降、各区画像に対して、K’、τおよび速さVを算出して、これらのパラメータの2次元マッピング像を得て塊状細胞の動きを評価することになる。
本発明によれば、塊状細胞の動きを容易に評価することができる。
本実施形態の塊状細胞評価装置1の構成を示す図である。 本実施例で取得されたスペックル像の写真である。 本実施例で求められた各時刻tの速さVを示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の塊状細胞評価装置1の構成を示す図である。同図は倒立顕微鏡の構成を示している。塊状細胞評価装置1は、レーザ光源10、スペックル像取得部20、SC算出部30、評価部40および記憶部50を備える。塊状細胞評価装置1は、細胞の3次元集合体である塊状細胞90の動きを評価するものである。塊状細胞90は培養液91とともにシャーレ92に容れられ、このシャーレ92はステージ93上に置かれる。塊状細胞90は、例えば、ヒトiPS細胞またはヒトES細胞から作られる心筋細胞の3次元集合体である心筋塊である。心筋塊は、心筋細胞だけでなく繊維芽細胞等も混合されて培養されたものである。
レーザ光源10は、ステージ93に対し上方に設けられている。レーザ光源10は、レーザ光を出力して該レーザ光をシャーレ92内の塊状細胞90に照射する。レーザ光源10として任意のものが用いられ得る。レーザ光源10から出力されるレーザ光は、ビームエクスパンダによりビーム径が拡大された後に塊状細胞90に照射されてもよい。
スペックル像取得部20は、レーザ光源10から出力されたレーザ光が塊状細胞90に照射されることにより塊状細胞90において生じた前方散乱光による2次元スペックル像を取得する。スペックル像取得部20は、このようなスペックル像を時系列で時刻t〜tそれぞれに取得する。スペックル像取得部20は、対物レンズ21、ミラー22、結像レンズ23および撮像部24を含む。
対物レンズ21は、ステージ93に対して下方に設けられている。対物レンズ21は、レーザ光源10から出力されたレーザ光が塊状細胞90に照射されることにより該塊状細胞90において生じた前方散乱光を受光する。この前方散乱光は、対物レンズ21、ミラー22および結像レンズ23を経て、撮像部24の撮像面に到達する。撮像部24は例えばCCDカメラまたはCMOSカメラにより構成される。
レーザ光源10から出力されたレーザ光のうち塊状細胞90で散乱されなかった光が対物レンズ21に入射しないように、塊状細胞90へのレーザ光入射方向と対物レンズ21の光軸方向とがなす角度は適切に設定されているのが好ましい。このようにすることで、撮像部24の撮像面が受光する光は、塊状細胞90において生じた前方散乱光が主な成分となり、鮮明なスペックル像を得ることができる。
倒立顕微鏡の構成ではなく正立顕微鏡の構成であってもよい。後者の場合には、ステージ93に対し下方にレーザ光源10が設けられ、ステージ93に対し上方に対物レンズ21が設けられる。
塊状細胞90は、個々には10μm程度の大きさの細胞が3次元に集合したものであり、全体として数百μmの大きさを有する。塊状細胞90の全体を観察したい場合には、観察視野を確保するために対物レンズ21の倍率は低い方が好ましい。対物レンズ21の倍率は例えば4倍または10倍である。または、塊状細胞90の全体を視野内に収めることができない場合には、塊状細胞90の一部を視野内に収めるようにしてもよい。
塊状細胞90は、対物レンズ21の光軸方向に厚みを有し、対物レンズ21の焦点深度内に収まらない場合がある。しかし、スペックル像は、焦点面だけでなく焦点面を外れたところでも形成される性質を有することから、対物レンズ21の光軸方向位置は重要ではない。対物レンズ21の焦点面は塊状細胞90の内部にあればよい。
スペックル像取得部20により各スペックル像を取得する際の露光時間は、動きのある塊状細胞90から得られるスペックル像のコントラストに影響するので、鮮明なスペックル像を得ることができるように1ms〜30ms程度の適切な時間に設定されることが好ましい。本実施形態では露光時間は重要なパラメータである。そもそも、試料の動きによってスペックルコントラストが変化する理由は、試料の動きに伴ってスペックル像の光強度が露光時間内に明暗を繰り返すことで時間的に平均化されるからである。したがって、露光時間が試料の動きに対して十分に短い場合には、スペックルコントラストは変化しないことになる。一方、露光時間が試料の動きに対して十分に長い場合には、スペックルコントラストは変化しないことになる。したがって、適当な露光時間に設定する必要がある。
動物の心筋及び乳頭筋の場合、非特許文献2,3によると、収縮ピークに達するまでの時間は約200〜400msec、弛緩に要する時間は約400〜800msecである。拍動を強める又は弱める薬効評価を考えた場合には、速度は1/10〜10倍程度を想定する必要があり、収縮と弛緩の解析で考慮すべき時間範囲は20〜8000msecとなる。ただし、動物とヒト等の種によってビートレートは異なるので、収縮と弛緩を解析する時間範囲としてはさらに広げて、1〜10000msecを考慮すべきと考える。
露光時間Δtは、以下の2つの条件から考慮されるべきである。第1の条件は、心筋塊の心拍の周波数をfとし、カメラのフレームレート(Hz)をfとしたとき、f>fを満たす露光時間Δtである必要がある。この関係式を満たさないカメラのフレームレートでは、心筋塊の収縮・弛緩時の速度の分離が不可能である。なお、カメラのフレームレートfと露光時間Δtとの間にはf<1/Δt の関係があることから、f>f を満たす露光時間Δtを決定することができる。
第2の条件は、心筋塊が動く速さをVとし、スペックル像がぶれなく得られるときの露光時間をΔとすれば、サンプリング定理と併せて、速度変化による光の位相変化量(2π/λ)VΔtが、少なくともπ以下である必要がある。つまり、Δt<λ/Vであることが必要となる。たとえば、中心波長0.633μmのHeNeレーザーを照明光に使用し、心筋塊の速さをV=10μ/sとしたとき、露光時間は約Δt=63msと試算される。実際にはこの得られた数値の1/2から1/10の値の露光時間が好ましい。
前記適切な露光時間は、移動する物体から発生するスペックル像がぶれなく撮影できるまでの充分短い露光時間(または十分早いフレームレート)にて一旦撮影し、その時系列スペックル画像をコンピュータのメモリに蓄積した後、コンピュータ上にて適当な枚数のフレーム間の積算を行い、疑似的に適切な露光時間に調整してもよい。
露光時間によってスペックルコントラストは変動する。したがって、スペックルコントラストから速さを定量的に求める際に、スペックルコントラスト値を露光時間Tで規格化するのが好ましい。なお、露光時間が試料の動きに対して十分短い場合、および、露光時間が試料の動きに対して十分長い場合には、スペックルコントラスト値を露光時間Tで規格化しても、正しい速さは得られない。
記憶部50は、スペックル像取得部20により時刻t〜tのうちの各時刻tに取得されたスペックル像I(x,y)を記憶する。x,yは、2次元スペックル像における位置を表す座標値であり、撮像部24がCCDである場合のように2次元画素構造を有する場合には画素位置を表す座標値である。また、記憶部50は、後述するSC算出部30により得られた結果をも記憶する。
SC算出部30は、記憶部50により記憶された各時刻tのスペックル像Iのスペックルコントラスト値Kを算出する。SC算出部30は、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxを求める。SC算出部30は、各時刻tのスペックルコントラスト値Kを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'を求める。そして、評価部40は、SC算出部30により求められた各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K'に基づいて、塊状細胞90の動きを評価する。
なお、後述するように、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K',相関時間τおよび速さVの三者の間には相互依存性が存在するので、塊状細胞90の動きの評価は、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K',相関時間τおよび速さVの何れに基づいてもよい。
薬剤投与手段が設けられるのが好適である。この薬剤投与手段は、スペックル像取得部20によるスペックル像取得の前または途中に塊状細胞90に薬剤を投与する。このとき、評価部40は、塊状細胞90の動きの評価結果に基づいて、薬剤投与手段により投与された薬剤が塊状細胞90に与える影響を評価する。
本実施形態の塊状細胞評価方法は、塊状細胞評価装置1を用いて行われ得る。本実施形態の塊状細胞評価方法は、スペックル像取得ステップ、SC算出ステップおよび評価ステップを順に行う。
スペックル像取得ステップにおいて、レーザ光源10により塊状細胞90にレーザ光が照射される。そして、スペックル像取得部20により、そのレーザ光照射により塊状細胞90において生じた前方散乱光によるスペックル像が時系列で時刻t〜tそれぞれに取得される。各時刻tに取得されたスペックル像I(x,y)は記憶部50により記憶される。
SC算出ステップにおいて、SC算出部30により、各時刻tのスペックル像のスペックルコントラスト値Kが算出され、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxが求められ、各時刻tのスペックルコントラスト値Kが最大値Kmaxで規格化されて規格化スペックルコントラスト値K'が求められる。そして、評価ステップにおいて、評価部40により、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K'に基づいて、塊状細胞の動きが評価される。
スペックル像取得ステップの前または途中に薬剤投与手段により塊状細胞90に薬剤を投与する薬剤投与ステップを更に備えるのが好適である。この場合、評価ステップにおいて、評価部40により、塊状細胞の動きの評価結果に基づいて、薬剤が塊状細胞に与える影響が評価される。
次に、SC算出部30および評価部40それぞれの処理(スペックル像取得ステップおよびSC算出ステップそれぞれの処理)の内容について更に詳細に説明する。先ず、スペックル像I(x,y)の各位置(x,y)を中心とするウィンドウサイズ2W+1の領域にある (2W+1)個の画素の輝度の平均値Imeanおよび標準偏差σを求める。各位置(x,y)のスペックルコントラスト値Kを、これら平均値Imeanおよび標準偏差σから下記(1)式により算出する。各時刻tのスペックル像I(x,y)の全画素についてスペックルコントラスト値Kを求めることで、スペックル像I(x,y)に対するスペックルコントラスト像K(x,y)を算出する。
各時刻tのスペックルコントラスト像K(x,y)の全画素のスペックルコントラスト値の平均値(平均スペックルコントラスト値)Kn_meanを求める。N個の平均スペックルコントラスト値K1_mean〜KN_meanのうちの最大値Kmaxを求める。そして、各時刻tの平均スペックルコントラスト値Kn_meanを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'(=Kn_mean/Kmax)を求める。
このような規格化を行うのは以下の理由による。すなわち、理論的には、理想的な条件下で静止試料から得られる十分発達したスペックル(fully developed speckle)のコントラスト値は1であることが知られている。また、一般にスペックルコントラスト値は1以下であることが知られている。一方、試料が静止していても、実際の条件は理想的な条件と異なっている。実際には、例えば迷光やレーザ光の可干渉距離により、静止試料から得られるスペックルのコントラスト値は1とならない場合がある。このような理論値と実測値との相違は、試料の動きの評価を行う際には問題となる。そこで、上述したような規格化を行う。
そして、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K'から下記(2)式により相関時間τを求め、各時刻tの相関時間τから下記(3)式により速さVを求める。なお、Tは各スペックル像を取得する際の露光時間であり、λはレーザ光波長である。また、スペックルコントラスト値と相関時間との間の関係式としては(2)式以外のものも知られている。
なお、各時刻tのスペックルコントラスト像K(x,y)から平均スペックルコントラスト値Kn_meanを求める演算操作は(2)式の後に行ってもよい。その場合は、相関時間像τ(x,y)から平均相関時間τn_meanを演算する。また、上記平均演算は(3)式の後に行ってもよく、この場合、相関時間像τ(x,y)から速さ像V(x,y)を求め、その後に平均速さVを求めてもよい。
また、SC算出部30は、得られたスペックル像I(x,y)を、適当な複数画素で構成される複数の区画像I (m)に区画化してもよい。この場合、以後、それぞれの区画像I (m)に対して、K、K’、τおよび速さVを算出して、これらのパラメータの2次元マッピング像を得て塊状細胞90の動きを評価する。なおI (m)のmは、区画番号を表す。
(2)式および(3)式に示されるように、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K',相関時間τおよび速さVの三者の間には相互依存性が存在する。したがって、各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K',相関時間τおよび速さVの何れも、塊状細胞90の動きを評価する点では同等であり、塊状細胞90の動きの評価の指標として用いられ得る。
次に、本実施形態の塊状細胞評価装置および塊状細胞評価方法の実施例について説明する。本実施例では、評価対象の塊状細胞90は、大きさ約600μmの心筋塊であった。レーザ光源10は、波長633nmのレーザ光を出力するHeNeレーザ光源であった。対物レンズ21の倍率は10倍であった。撮像部24は、画素数が512×512であるCCDカメラであり、1画素の大きさが16x16μmであった。撮像部24による撮像の際の露光時間は10msであり、フレームレートは100fpsであった。
図2は、本実施例で取得されたスペックル像の写真である。同図に示されるスペックル像A〜Cそれぞれの視野の大きさは0.82×0.82μmである。スペックル像Aは、心筋塊が停止期間にあるときの像である。スペックル像Bは、心筋塊が収縮期にあるときの像である。また、スペックル像Cは、心筋塊が弛緩期にあるときの像である。
心筋塊が停止期間にあるときのスペックル像Aでは、スペックルパターン(明暗パターン)が鮮明に観察される。これに対して、心筋塊が収縮期にあるときのスペックル像Bでは、スペックルパターンが低減している。心筋塊の拍動(伸縮)に伴い、スペックルパターンは明暗を繰り返す。露光時間に対して十分に早く明暗を繰りかえすことから、心筋塊が収縮期にあるときのスペックル像Bでは、スペックルパターンがぶれて見え、言い換えればコントラストの低下を招いている。このように、スペックルパターンのコントラストと試料の動きの速さとの間には相関がある。この相関に基づいて、スペックルコントラストK'から相関時間τを求めることができ、更に速さVを求めることができる。
図3は、本実施例で求められた各時刻tの速さVを示すグラフである。同図中で、ピーク1,3,5,7,9は心筋塊の収縮期の最大加速時を表し、ピーク2,4,6,8,10は心筋塊の弛緩期の最大加速時を表している。また、図2のスペックル像A〜Cそれぞれを取得した時刻を、図3中でA〜Cにより表している。この図3から、心筋塊の動き(例えば、各ピークが現れる間隔、収縮期ピークの大きさ、弛緩期ピークの大きさ、収縮期ピークおよび弛緩期ピークそれぞれの大きさの差または比)を評価することができる。さらに、心筋塊の動きの評価結果に基づいて、薬剤が心筋塊に与える影響を評価することができる。
1…塊状細胞評価装置、10…レーザ光源、20…スペックル像取得部、21…対物レンズ、22…ミラー、23…結像レンズ、24…撮像部、30…SC算出部、40…評価部、50…記憶部、90…塊状細胞、91…培養液、92…シャーレ、93…ステージ。

Claims (6)

  1. 塊状細胞にレーザ光を照射して、そのレーザ光照射により前記塊状細胞において生じた前方散乱光によるスペックル像を時系列で時刻t〜tそれぞれに取得するスペックル像取得ステップと、
    このスペックル像取得ステップにおいて取得された時刻t〜tのうちの各時刻tのスペックル像のスペックルコントラスト値Kを算出し、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxを求め、各スペックルコントラスト値Kを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'を求めるSC算出ステップと、
    このSC算出ステップにおいて求められた各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K' またはこれから得られる相関時間τもしくは速さVに基づいて、前記塊状細胞の動きを評価する評価ステップと、
    を備えることを特徴とする塊状細胞評価方法。
  2. 前記スペックル像取得ステップの前または途中に前記塊状細胞に薬剤を投与する薬剤投与ステップを更に備え、
    前記評価ステップにおいて、前記塊状細胞の動きの評価結果に基づいて、前記薬剤が前記塊状細胞に与える影響を評価する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の塊状細胞評価方法。
  3. 前記SC算出ステップにおいて、各時刻tのスペックル像を、複数画素で構成される複数の区画像に区画化し、各区画像に対してスペックルコントラスト値Kを算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の塊状細胞評価方法。
  4. レーザ光を出力するレーザ光源と、
    このレーザ光源から出力されたレーザ光が塊状細胞に照射されることにより前記塊状細胞において生じた前方散乱光によるスペックル像を時系列で時刻t〜tそれぞれに取得するスペックル像取得部と、
    このスペックル像取得部により取得された時刻t〜tのうちの各時刻tのスペックル像のスペックルコントラスト値Kを算出し、これらスペックルコントラスト値K〜Kのうちの最大値Kmaxを求め、各スペックルコントラスト値Kを最大値Kmaxで規格化して規格化スペックルコントラスト値K'を求めるSC算出部と、
    このSC算出部により求められた各時刻tの規格化スペックルコントラスト値K' またはこれから得られる相関時間τもしくは速さVに基づいて、前記塊状細胞の動きを評価する評価部と、
    を備えることを特徴とする塊状細胞評価装置。
  5. 前記スペックル像取得部によるスペックル像取得の前または途中に前記塊状細胞に薬剤を投与する薬剤投与手段を更に備え、
    前記評価部が、前記塊状細胞の動きの評価結果に基づいて、前記薬剤が前記塊状細胞に与える影響を評価する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の塊状細胞評価装置。
  6. 前記SC算出部が、各時刻tのスペックル像を、複数画素で構成される複数の区画像に区画化し、各区画像に対してスペックルコントラスト値Kを算出する、ことを特徴とする請求項4に記載の塊状細胞評価装置。
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