JP6076021B2 - インラインローラアッセンブリ - Google Patents

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Description

この発明は、インラインローラアッセンブリ、特にインラインローラ形式のスケート靴、スケートボード及びスキー板に関する。
インラインスケートは、ローラが進行方向に一列に並べて取り付けられていることから、傾きやすいので曲がりやすく、ローラスケートとは異なる趣がある。インラインスケートには、ブレーキ無しのものとブレーキ付きのものが市販されている。ブレーキの付いていないインラインスケートを履いてスケーティング中に制動するときは、両足のかかとの間隔を広げる(ボーゲン)か又は片足のつま先を外側に向けて他方の足のかかとに付ける(Tストップ)ことにより、ローラに路面に対する摩擦を生じさせる。
ブレーキ付きの靴やボードにおけるブレーキ機構としては、ヒールブレーキ(特許文献1)が一般的である。また、商品化されているか定かでないが、ローラの横に摩擦要素をローラ側面と接触可能に配置するとともに、足を載せるプラットフォームを水平方向に揺動可能にボードに取り付け、プラットフォームと摩擦要素を関節運動手段で連結したアイテムも提案されている(特許文献2)。このアイテムを装着して制動するときは、両足をボーゲンの形にしてプラットフォームを揺動させることにより、関節運動手段を介して摩擦要素をローラに接触させる。
特開平8−52250号公報 特表2011−529361号公報
しかし、ブレーキ無しの靴を使用する場合、ボーゲンでは大部分の初心者が足を交差して転倒してしまうし、Tストップでは路面との接地面積が少なくなるためにバランスが取りにくく転倒しやすい。
ヒールブレーキにしても、ブレーキパッドを路面に接触させるためにつま先を上げなければならず、危険である。
一方、前記アイテムの場合、ローラと摩擦要素との接触面積が小さいので制動力が弱いうえに、摩擦要素のすり減りが速くて寿命が短い。また、図面から察するに部品点数が多い割に各部品の強度が弱く壊れやすい。
それ故、この発明の課題は、安全性及び耐久性に優れたインラインローラ形式のスケート、スケートボード、スキーを安価に提供することにある。
その課題を解決するために、この発明のインラインローラアッセンブリは、
乗り手の第一の足を載せるベースと、前記ベースの下部における前後にそれぞれ配置されて路面上で転動する少なくともつのローラとを備えるものにおいて、ホルダ、ストッパ及びブレーキを備える。
ホルダは、前記ベースに固定され、前記ベースに直交する回転軸を有して、その回転軸を中心として前記ローラの一つを旋回可能に保持するものであればよい。尚、この明細書において、ローラの「旋回」とは、ベースに対する相対的運動をいう。
ストッパは、前記ホルダに保持されたローラが路面と接している状態で前記ベースを前記乗り手の第二の足に近づかせようとする外力が前記ベースに作用したときに、ローラの第一の方向における過度の旋回を阻止するものであればよい。
ブレーキは、ローラが路面と接している状態で前記ベースを前記乗り手の第二の足から遠ざけようとする外力が前記ベースに作用したときに、ローラの第二の方向における過度の旋回を阻止するとともにローラを弾力的に制動するものであればよい。
この発明のアッセンブリは通常、構造的に互いに鏡像の関係にある右足用と左足用とが準備されて、両者が対になって用いられるが、必要により片足にのみ用いられても良い。アッセンブリが、スケートであるときはベースは靴と一体であってよく、スケートボードやスキーであるときはベースに公知のビンディングなどが設けられていることにより、ベースと靴とが着脱可能であってよい。
いずれにしても乗り手は靴を履いてベースに足を載せてアッセンブリを使用する。ブレーキ操作は、アッセンブリを装着した足が他方の足から遠ざかるように脚に力を入れる。アッセンブリを両足に装着しているときは、両足のかかとを拡げる方向に力を入れればよい。ローラは接地させたままでよく、足を浮かせる必要は無い。するとローラがベースに対して相対的に旋回してブレーキによって制動される。誤ってブレーキ操作することを避けるために両足を狭める方向に力を入れたとしてもストッパによりローラの過度の旋回が阻止されるので、ローラが横ずりしたり、意図しない制動がかかったりすることはほとんどない。
ホルダとストッパの好ましい組み合わせにおいては、前記ホルダが前記ローラを伴って旋回するホルダ本体を有し、前記ストッパが円柱状のポストからなり、そのポストの先端が前記ホルダ本体の軌道上に位置するように前記ストッパが前記ベースに固定されている。このようにすれば、ホルダ本体がストッパに当たるだけでローラの過度の旋回が阻止されるので、ローラの過剰な摩耗を防ぐことができる。
前記ブレーキは、好ましくは前記ベースに固定されたブラケット及びこのブラケットに支持されたゴムパッドからなる。この場合、前記ローラが所定の角度旋回したとき、前記ゴムパッドに前記ローラが当たることにより、前記ローラが制動される。しかもゴムパッドがブラケットに支持されているので、ゴムパッドがローラとの衝突時に逃げることなく弾性変形して、その衝撃を吸収する。ローラが角度をなしてゴムパッドに当たるので、制動力が強い割にゴムパッドはあまり摩耗しない。
前記少なくとも二つのローラのうち前記ホルダに保持されるローラ並びにそれに対応するストッパ及びブレーキは、前記ベースの前部すなわちつま先側と後部すなわちかかと側のどちらに配置されていてもよく、好ましくはつま先側、特に好ましくは前後部の各々に配置される。前後部に各々に配置することで、確実な制動を可能にするとともに、いずれか一方のブレーキが破損した場合でも他方で制動可能となるからである。
以上のように、この発明のアッセンブリによれば、両足を着地したまま制動することができるので、安全性に優れる。また、部品点数が少ないので耐久性に優れる。
実施形態の右足用インラインスケートを示す正面図である。 同じく背面図である。 同じく平面図である。 同じく底面図である。 (a)は実施形態のインラインスケートを履いて前進を制動している状態を示す平面図、(b)は上り坂を歩いている状態を示す平面図である。
実施形態のインラインスケートの構成を図1〜図4とともに説明する。図示されているインラインスケートは、右足用であるが、左足用は右足用と対象の関係にあるので、以下の説明は特に断り無い限り、両方に当てはまる。また、以下の説明において「内側」とは他方の足に近い側、「外側」とはその反対側を指す。
インラインスケート1は、乗り手の足を載せるベース2と、ベース2の下部にあって路面上で転動する3つのローラ3、4、5とを備える。ベース2は、本実施形態では靴6と一体になっている。ローラ3、4、5は、いずれもベース2の下面に固定されたホルダ7、8、9によってそれぞれ旋回可能に保持されている。ベース2の下面における前ローラ3及び後ローラ5の外側にはそれぞれストッパ10、11、内側にはそれぞれブレーキ12、13が備えられている。
ホルダ7は、ベース2に固定されたスラスト軸受け7aと、軸受け7aに支持されてベース2に直交する回転軸7bを有し、ローラ3を回転軸7bから偏芯した位置で回転可能に保持する本体7cとからなる。ローラ3が回転軸7bから偏芯しているので、回転軸7bを中心とする本体7cの回転に伴ってローラ3が旋回する。ホルダ8、9も同じくローラ4、5のためにスラスト軸受け8a、9a、回転軸8b、9b及び本体8c、9cを有する。
ストッパ10は、この実施形態ではホルダ本体7cの軌道範囲であって軸受け7aの外側後端部付近に、ベース2と直交して突出するように設けられた円柱状のポストからなる。ストッパ11も同様である。
ブレーキ12は、ベース2に固定された肉厚の金属製ブラケット12a及びブラケット12aに主面全体が支持された平板状のゴムパッド12bからなる。ブラケット12aは、ゴムパッド12bが軸受け7aの内側後端部付近に位置するようにベース2に取り付けられている。ブレーキ13も同様である。
前ローラ3及び後ローラ5は、ブレーキ12、13及びストッパ10、11の存在故に、その旋回範囲が下から眺めて時計のほぼ4時と7時の間に制限されている。
インラインスケート1を使用するときは、靴6を履いてベース2に足を載せる。走行操作は、公知のインラインスケートを装着したときと同様であってよい。ブレーキをかけるときは、図5(a)に示すようにローラ3、4、5を接地させたままで両足のかかとを拡げるような方向(白抜き矢印方向)に力を入れる。足を浮かせる必要は無い。するとローラ3、5がベース2に対して相対的に旋回する。現実にはローラ3、4、5は路面から摩擦抵抗を受けているので、両足のベース2の長寸方向に沿う中心線がローラ3、5に対して角度を増すように末広がりになる。そして、ローラ3、5がゴムパッド12b、13bに当たると、ゴムパッド12b、13bがブラケット12a、13aから反力を受けながら僅かに弾性変形して衝撃を吸収し、ローラ3、5を制動する。ローラ3、5が角度をなしてゴムパッド12b、13bに当たるので、制動力が強い割にゴムパッド12b、13bはあまり摩耗しない。
誤ってブレーキ操作することを避けるために両足を狭める方向に力を入れたとしてもホルダ本体7c、9cがストッパ10、11に当たることによりローラ3、5の過度の旋回が阻止されるので、ローラ3、5が横ずりしたり、意図しない制動がかかったりすることはほとんどない。
上り坂においては、一旦両足のつま先の間隔を拡げた後、図5(b)に示すように軸足のかかとを外側に踏ん張って他方の足を前に進める。軸足側のローラ3、5がブレーキ12、13で制動されているので、軸足が後退することなく、確実に上り坂を歩くことができる。
インラインスケート1は、両足を着地したまま制動することができるので、転倒しにくく安全性に優れる。前後にブレーキが付いているので、前後のいずれかのブレーキが不測の事態によって効かなくなっても、他のブレーキで制動することができる。しかもローラ3、5がゴムパッド12b、13bに対して角度をなして当たるので、制動力が大きい割にゴムパッド12b、13bの摩耗量は少なくて済む。また、部品点数が少なく、ブレーキの駆動源であるベース2と作用点であるゴムパッド12b、13bとが実質的に直結しているので耐久性に優れる。
尚、中ローラ8は、ベース2を補強するために設けられており、ベース2の強度によっては不要である。
1 インラインスケート
2 ベース
3、4、5 ローラ
6 靴
7、8、9 ホルダ
10、11 ストッパ
12、13 ブレーキ

Claims (3)

  1. 乗り手の第一の足を載せるベースと、前記ベースの下部における前後にそれぞれ配置されて路面上で転動する少なくともつのローラとを備えるものにおいて、
    前記ベースに固定され、前記ベースに直交する回転軸を有して、その回転軸を中心として前記ローラの一つを旋回可能に保持するホルダと、
    前記ホルダに保持されたローラが路面と接している状態で前記ベースを前記乗り手の第二の足に近づかせようとする外力が前記ベースに作用したときに、ローラの第一の方向における過度の旋回を阻止するストッパと、
    ローラが路面と接している状態で前記ベースを前記乗り手の第二の足から遠ざけようとする外力が前記ベースに作用したときに、ローラの第二の方向における過度の旋回を阻止するとともにローラを弾力的に制動するブレーキと
    を備えることを特徴とするインラインローラアッセンブリ。
  2. 前記ホルダが同ホルダに保持されたローラを伴って旋回するホルダ本体を有し、前記ストッパが円柱状のポストからなり、そのポストの先端が前記ホルダ本体の軌道上に位置するように前記ストッパが前記ベースに固定されている請求項1に記載のインラインローラアッセンブリ。
  3. 前記ブレーキが前記ベースに固定されたブラケット及びこのブラケットに支持されたゴムパッドからなり、前記ホルダに保持されたローラが所定の角度旋回したとき、前記ゴムパッドにローラが当たることにより、ローラが制動される請求項1に記載のインラインローラアッセンブリ。
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