JP6075536B2 - 重量選別機 - Google Patents

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Description

本発明は、被計量物を計量コンベヤに載置して搬送しながらその重量を計測して、重量に基づく選別を行うための重量選別機に関する。
かかる重量選別機では、被計量物を計量コンベヤによって搬送しながら、前記被計量物の重量を計量手段によって計量し、計量された重量に応じて、前記計量コンベヤの下流側で被計量物を選別するようにしている。
被計量物には、様々な種類があるが、例えば食品の場合には、高度な食品衛生管理が要求され、毎日終業後などに水や湯、場合によっては次亜塩素酸を含む洗浄液で計量コンベヤ周辺部を洗浄している。このため、計量手段を構成するロードセル等の荷重センサに、洗浄液が付着して腐食などが生じないように、荷重センサをケース内に収容している。
しかし、ケースを完全な密封構造にすると、ケース内の気体が温度変化によって、膨張、或いは収縮すると、ケース外の大気との間に圧力差が生じ、その差圧によって荷重センサの零点が変化して計測誤差をもたらす。
そこで、例えば図7に示すように、荷重センサ40の可動端に連結されて計量コンベヤ41の荷重を受ける計量コンベヤ支持金具42とケース43との非接触な間隙部に、ラビリンス構造の防水蓋44を設け、空気の流通を可能として、ケース43の内外で圧力差が生じないようにしている。
しかし、ラビリンス構造の防水蓋44では、ケース内に自然の状態で滞留している空気の流入、流出量は大きくないので、一旦、水蒸気を含んだ空気がケース43内に滞在し、温度の低い冷凍食品を次々計量するような場合には、計量コンベヤ支持金具42を介して荷重センサ40が冷却され、接触する空気が飽和水蒸気量に到達して荷重センサ40の表面に結露が生じる。
結露によってケース43内に生じた水が抜けるようにケース43の底部には、洗浄の際に水の浸入がないような小さい排水孔45を設けている。
荷重センサ40であるロードセルの表面に結露が生じると、水分が歪みゲージの内部へ浸入して絶縁抵抗を低下させたり、歪みゲージの樹脂カバーを膨潤させたり、起歪部の金属弾性体を腐食させたりするので荷重信号に誤差を与える。
このため、本件出願人は、結露の回避対策として、ロードセルを計量状態と待機状態とに明確に切り替え、待機状態では、ロードセルの各歪ゲージに対して、計量状態とは異なる電圧を与えることで、当該ロードセルの歪ゲージをヒータとして動作させ、別途ヒータを設けなくてもロードセルに結露が発生することを回避する技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2010−122140号公報
しかしながら、上記特許文献1では、計量状態、すなわち、稼働運転中には、ロードセルの歪ゲージをヒータとして動作させることはできないので、例えば、冷凍された食品を取り扱うような場合に生じる結露を回避することはできず、また、ロードセルが、歪ゲージ式でない、例えば、弦振動式のロードセル等では、適用できないといった課題がある。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、電力の消費を抑制しつつ、結露を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の重量選別機は、被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、前記収容ボックス内の空気を、前記導入用流路を介して前記計量ユニット内に導入する空気導入手段を備え、前記空気導入手段に対する電源の供給、遮断を切換えて、空気の導入の駆動を選択する駆動選択部を備える
本発明によると、収容ボックス内の空気は、電源印加によって発熱する電装品が収容されているので、電装品から発せられた熱で加温され、この加温された空気が、計量ユニット内に導入されるので、冷凍食品などの処理のために当該重量選別機が低温雰囲気中に置かれたとしても、計量ユニット内では温度低下が起こらず、計量ユニット内の空気に含まれる水分が結露することはない。
また、収容ボックス内の電装品の発熱を利用して計量ユニットを加温するので、
重量選別機として動作に必要な通常の電力で結露を防止することができる。
空気導入手段としては、エアポンプ、フアンあるいはブロワなどが好ましい。
本発明によると、収容ボックス内の加温された空気を、空気導入手段によって、計量ユニット内に強制的に導入し、計量ユニット内を十分に加温することができる。
また、環境条件に応じて、例えば、気温が高く、計量ユニットでの結露の虞がないようなときには、空気導入手段に対する電源を遮断して駆動させないようにし、電力消費を低減することができる。
)本発明の重量選別機は、被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、前記空気流路は、前記導入用流路によって前記計量ユニット内に導入された空気を前記収容ボックスへ帰還させる帰還用流路を更に含み、前記導入用流路及び前記帰還用流路によって、空気循環流路が形成され、前記計量ユニット内の空気を、前記帰還用流路を介して前記収容ボックスへ帰還させる空気帰還手段を備え、前記空気帰還手段に対する電源の供給、遮断を切換えて、空気の帰還の駆動を選択する駆動選択部を備える。
空気帰還手段としては、エアポンプ、フアンあるいはブロワなどが好ましい。
本発明によると、収容ボックス内の空気は、電源印加によって発熱する電装品が収容されているので、電装品から発せられた熱で加温され、この加温された空気が、計量ユニット内に導入されるので、冷凍食品などの処理のために当該重量選別機が低温雰囲気中に置かれたとしても、計量ユニット内では温度低下が起こらず、計量ユニット内の空気に含まれる水分が結露することはない。また、収容ボックス内の電装品の発熱を利用して計量ユニットを加温するので、重量選別機として動作に必要な通常の電力で結露を防止することができる。
また、計量ユニット内に導入された空気を、空気帰還手段によって、収容ボックス内に強制的に戻して収容ボックスで加温することができる。
更に、環境条件に応じて、例えば、気温が高く、計量ユニットでの結露の虞がないようなときには、空気帰還手段に対する電源を遮断して駆動させないようにし、電力消費を低減することができる。
)本発明の重量選別機は、被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、前記収容ボックス内は、電源印加によって発熱する複数の前記電装品が収容されると共に、前記電装品をそれぞれ含む複数の回路部分に区分され、各回路部分への電源の供給、遮断を切換えて、駆動する回路部分を選択することによって発熱レベルを選択する発熱レベル選択部を備える
本発明によると、収容ボックス内の空気は、電源印加によって発熱する電装品が収容されているので、電装品から発せられた熱で加温され、この加温された空気が、計量ユニット内に導入されるので、冷凍食品などの処理のために当該重量選別機が低温雰囲気中に置かれたとしても、計量ユニット内では温度低下が起こらず、計量ユニット内の空気に含まれる水分が結露することはない。また、収容ボックス内の電装品の発熱を利用して計量ユニットを加温するので、重量選別機として動作に必要な通常の電力で結露を防止することができる。
更に、電源印加によって発熱する電装品を含む複数の回路部分の内、電源を供給して駆動する回路部分を選択することによって、収容ボックス内の発熱レベルを選択することができ、この選択した発熱レベルによって加温された空気を計量ユニットに導入することができるので、計量ユニットの加温レベルを、環境条件、例えば、季節に応じて選択することができ、当該重量選別機の運転停止時における結露を防止することができる。しかも、環境条件に応じて、結露の防止に必要な回路部分のみを選択して駆動すればよく、電力消費を低減することができる。
(4)本発明の重量選別機は、被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、前記収容ボックスは、電源装置及びコンベヤ駆動用のモータドライバを収容し、前記電装品は、前記電源装置及び前記モータドライバに備えられた発熱部品を含むものである。
本発明によると、収容ボックス内の空気は、電源印加によって発熱する電装品が収容されているので、電装品から発せられた熱で加温され、この加温された空気が、計量ユニット内に導入されるので、冷凍食品などの処理のために当該重量選別機が低温雰囲気中に置かれたとしても、計量ユニット内では温度低下が起こらず、計量ユニット内の空気に含まれる水分が結露することはない。また、収容ボックス内の電装品の発熱を利用して計量ユニットを加温するので、重量選別機として動作に必要な通常の電力で結露を防止することができる。
(5)本発明の他の実施態様では、前記収容ボックス内の空気を、前記導入用流路を介して前記計量ユニット内に導入する空気導入手段を備える。
この実施態様によると、収容ボックス内の加温された空気を、空気導入手段によって、計量ユニット内に強制的に導入し、計量ユニット内を十分に加温することができる。
(6)本発明の好ましい実施態様では、前記空気流路は、前記導入用流路によって前記計量ユニット内に導入された空気を前記収容ボックスへ帰還させる帰還用流路を更に含み、前記導入用流路及び前記帰還用流路によって、空気循環流路が形成される
この実施態様によると、計量ユニットと収容ボックスとを繋ぐ空気循環流路を介して、収容ボックス内の加温された空気を計量ユニット内に導入する一方、計量ユニット内の空気を収容ボックスに戻すことができ、計量ユニット内の加温を円滑に行って結露を防止することができる。また、空気循環流路内に流入する外部から空気の量は少ないので、空気循環流路内の空気の温度の低下が抑制され、効率的に空気を加温することができる。
(7)本発明の他の実施態様では、前記計量ユニット内の空気を、前記帰還用流路を介して前記収容ボックスへ帰還させる空気帰還手段を備える
この実施態様によると、計量ユニット内に導入された空気を、空気帰還手段によって、収容ボックス内に強制的に戻して収容ボックスで加温することができる。
なお、本発明では、前記駆動選択部と前記発熱レベル選択部とを連動させるようにしてもよい。この場合、例えば、収容ボックス内の回路部分を選択して駆動すると、空気導入手段や空気帰還手段を連動して駆動することができ、収容ボックス内の選択された回路部分の発熱によって加温された空気を、強制的に計量ユニットに導入し、計量ユニット内の空気を強制的に収容ボックスに戻すことができる。
このように、本発明によれば、収容ボックス内の電装品の発熱を利用して計量ユニットを加温するので、重量選別機として動作に必要な通常の電力で、荷重センサを収容した計量ユニットの結露を防止することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る重量選別機の全体斜視図である。 図2は計量ユニットと制御ボックスとの連通状態を示す図である。 図3は別実施形態における計量ユニットと制御ボックスとの連通状態を示す図である。 図4は更に別の実施形態における配線接続構成を示す図である。 図5は別の実施形態における計量ユニットと制御ボックスとの連通状態を示す図である。 図6は更に別の実施形態における計量ユニットと制御ボックスとの連通状態を示す図である。 図7は従来例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施形態1]
図1に、本発明の一実施形態に係る重量選別機の全体が示されている。この重量選別機は、例えば、被計量物搬送ラインの途中などに設置して使用するものであり、計量コンベヤ1、この計量コンベヤ1に被計量物を搬入する搬入コンベヤ2、ロードセル等の荷重センサを備える計量手段としての荷重計測部3、及び、重量選別のための境界重量値などの各種の設定を行う共に、計量結果等を表示する設定表示器6を有する制御ボックス11などを、床置き設置した基台5に装備して構成されている。
この重量選別機では、搬入コンベヤ2に供給されてきた被計量物を計量コンベヤ1に移載して搬送し、この搬送の間に被計量物を含む計量コンベヤ1全体の重量を荷重計測部3で計量することで、被計量物の重量を算出し、被計量物重量が、例えば、「軽量」、「適量」、又は、「過量」のいずれであるかを判別し、後段の振分け装置(図示せず)で振分け選別する。
計量コンベヤ1の下方の荷重計測部3には、図2に示すように、金属あるいは樹脂製のユニットケース4内に、ロードセルからなる荷重センサ8を収容した計量ユニット7が装備されている。荷重センサ8の固定側(図では右側)の端部は、ユニットケース4に立設された固定部取付け具25に取付ボルト26を介して取付けられ、荷重センサ8の可動側(図では左側)の端部は、計量コンベヤ1を支持する支持台27の荷重を受ける荷重支持金具28が連結されたブラケット29に、取付ボルト30を介して取付けられる。
ブラケット29には、支持台27及び荷重支持金具28を介して計量コンベヤ1の荷重が作用し、このブラケット29に連結された荷重センサ8の可動側の端部が撓むことによって、計量コンベヤ1全体の重量を計測する。
ここで、荷重支持金具28は、ブラケット29を介して荷重センサ8の可動側の端部に取り付けられているので、ユニットケース4などとの間に摩擦力などの抵抗力が作用しないように、荷重支持金具28とユニットケース4との間には、それらを非接触とする間隙が形成されている。
計量コンベヤ1の周辺部を洗浄する場合に、前記間隙から洗浄液がユニットケース4内に浸入しないように、荷重支持金具28とユニットケース4との間には、ラビリンス構造の防水蓋31が設置されている。
このように、ラビリンス構造を用いることによって、空気は、ユニットケース4内に流入或いは流出するので、ユニットケース4内の気圧と大気の間で圧力差は生じず、圧力差による計測誤差をなくすことができる。
この実施形態では、稼働運転中、例えば冷凍食品の重量選別を行っているような場合に、計量ユニット7で結露が生じないように、次のように構成している。
すなわち、計量ユニット7のユニットケース4と上記制御ボックス11とが、チューブやダクト等からなる通気管9によって連通接続されて、制御ボックス11内の空気を計量ユニット7のユニットケース4内に導入するための導入用流路が形成されている。通気管9の材質は、特に限定されず、金属、樹脂あるいはゴムであってもよいが、後述のファン18の駆動よる振動が計量ユニット7に伝わらないように、柔軟な樹脂やゴムが好ましい。
通気管9はユニットケース4内の空気と制御ボックス11内の空気が自然状態で混合し易いようにするため、できるだけ口径が大きく長さの短いものが選択される。より好ましい構成として、通気管9の一端が接続される制御ボックス11の上部内壁には、強制的に速やかにボックス内の空気を排気して通気管9を介して計量ユニット7のユニットケース4へ導入するために、エアポンプやファン等からなる空気導入手段、この例では、モータ駆動される排気用のファン18が、設けられている。この空気導入手段としては、フアン18に代えて、排気用のエアポンプを用いてもよく、エアポンプとしては、ダイヤフラム式、ベローズ式やピストン式等の種々の方式のエアポンプを用いることができる。
通気管9の他端は、計量ユニット7のユニットケース4の一方の側壁に設けられた接続口4aに接続されている。ユニットケース4内には、接続口4aから導入される空気が、荷重センサ8に連結されているブラケット29に直接当って計測に影響を与えるのを防止するために、接続口4aに対向して遮蔽板32が立設されている。この遮蔽板32は、ユニットケース4の底壁に形成された小さな排水孔4bの上方を覆って、洗浄の際の洗浄液の浸入を防止するための防水用の鍔部32aが形成されている。
計量ユニット7はユニットケース4内の空気が、すぐに外気と入れ換わることはないが、上述のラビリンス構造の防水蓋31及び排水孔4bによって、除々に入れ換わる程度の通気性、いわゆる、半通気性を有しているので、ユニットケース4の内外で常に気圧差が殆ど生じない。
制御ボックス11は、ステンレス鋼板等で縦長の箱状に構成される。この制御ボックス11には、計量コンベヤ1の駆動制御等を行うと共に、荷重センサ8の出力に基づいて、被計量物の重量等を演算する制御演算用の基板を含む基板ユニット12、各部に電源を供給する電源装置13、コンベヤ駆動用のモータドライバ14、電源ラインのノイズを除去するノイズフィルタ15、サーキットプロテクタ16、端子台17、等が組み込まれている。
このように制御ボックス11には、電源の印加によって発熱する電装品、例えば、発熱部品が実装された複数の基板を含む基板ユニット12、電源装置13、及び、モータドライバ14等が収容されており、収容ボックスとしての機能を有する。制御ボックス11内の回路に電源が印加されると、制御ボックス11内の回路が動作して発熱するので、制御ボックス11内の空気は加温される。
この制御ボックス11も計量ユニット7と同様に半通気性であり、内部の空気は、簡単には外部へ流出されず内部に止まるが、ファン18によって制御ボックス11内の空気が計量ユニット7へ送られることによって、その分の空気が外部から流入する。
電源が投入される稼働運転中には、制御ボックス11内の基板ユニット12、電源装置13、及び、モータドライバ14等に備えられた、抵抗、CPU、IC、スイッチング素子等の発熱部品からの発熱によってボックス内の空気が加温される。
また、制御ユニット11の上部内壁に設置された排気用のファン18を駆動することによって、制御ボックス11内で加温されて上昇した空気が、排気されて通気管9を介して計量ユニット7のユニットケース4内に導入される。ユニットケース4内に導入されて充満した空気は、上述のラビリンス構造の防水蓋31や排水孔4bから外部へ流出する。
防水蓋31の間隙や排水孔4bの開口面積が小さいので、ユニットケース4内の空気が静止状態であると、ユニットケース4内と外気の間で空気の交換が遅いが、通気管9を介して制御ボックス11からユニットケース4内に加温された空気が導入されると、ユニットケース4内に滞在する空気は、これらの小面積の間隙等であってもユニットケース4内の空気の動きに応じて外部へ流出し、ユニットケース4内の全体が、速やかに加温された空気で満たされ、結露を防止することができる。
このように稼働運転中には、制御ボックス11で加温された空気が、計量ユニット7のユニットケース4内に導入されるので、温度の低い冷凍食品の重量選別を行うような場合に、ユニットケース4内で結露が発生するのを防止することができる。
また、稼働運転中に、制御ボックス11内の電装品からの発熱によって加温された空気を計量ユニット7に供給して結露を防止するので、重量選別機としての動作に必要な通常の電力で結露を防止でき、ヒ一ター等を設けて計量ユニットを加温して結露を防止する構成に比べて、消費電力を低減することができる。
[実施形態2]
図3は、本発明の他の実施形態の図2に対応する図であり、図2に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
この実施形態では、計量ユニット7のユニットケース4と制御ボックス11とが、チューブやダクト等からなる通気管10によって連通接続されて、計量ユニット7のユニットケース4内に導入された空気を、制御ボックスに戻す、すなわち、帰還させるための帰還用流路が形成されている。
この帰還用流路と、制御ボックス11内の空気を計量ユニット7のユニットケース4内に導入するための通気管9からなる導入用流路とによって、制御ボックス11内の空気を計量ユニット7のユニットケース4内に導入する一方、ユニットケース4内の空気を、強制的に速やかに制御ボックス11へ戻す空気循環流路が形成される。
通気管10の一端が接続される制御ボックス11の下部内壁には、強制的にボックス内へ空気を吸引して通気管10を介してユニットケース4内の空気を帰還させるために、エアポンプやファン等からなる空気帰還手段、この例では、モータ駆動される吸気用のファン33が、設けられている。このように吸気用のファン33を、制御ボックス11の下部に設置することによって、制御ボックス11内に吸引された空気を、制御ボックス11内の発熱部品によって効率的に加温することができる。
通気管10の他端は、計量ユニット7のユニットケース4の他方の側壁に設けられた接続口4cに接続されている。ユニットケース4内には、接続口4cから吸引される空気の流れが、荷重センサ8による計測に影響を与えるのを防止するために、接続口4cに対向して遮蔽板34が立設されている。
また、この実施形態では、上述の実施形態に比べて制御ボックス11の密閉性を高めている。
電源が投入される稼働運転時には、制御ボックス11内の基板ユニット12、電源装置13、および、モータドライバ14に備えられた電子部品等からの発熱によって加温された空気が、制御ユニット11の上部のファン18によって強制的に排気されて通気管9を介して計量ユニット7のユニットケース4内に導入される。また、計量ユニット7のユニットケース4内に導入された空気は、制御ユニット11の下部の吸気用のファン33によって強制的に吸引されて、通気管10を介して制御ボックス11へ戻される。
その他の構成は、上述の実施形態1と同様である。
この実施形態によれば、計量ユニット7のユニットケース4内の空気を、再び制御ボックス11内に帰還させることによって、制御ボックス11内では殆ど空気を外部から取り込む必要が無く、しかも、計量ユニット7へ送った加温空気が帰還するので加温空気の温度低下が少ない。
なお、他の実施形態として、空気導入手段としてのファン18、及び、空気帰還手段としてのファン33のいずれか一方は、省略してもよい。
[実施形態3]
上述の各実施形態では、稼働運転中に、制御ボックス11内の電子部品等からの発熱によって加温された空気を、計量ユニット7のユニットケース4内に導入して結露を防止するようにしている。
しかしながら、気温が高く、冷凍食品以外の重量選別を行うような場合には、結露の虞がなく、計量ユニット7に制御ボックス11内の空気を供給して加温する必要がなく、かかる場合に、上記ファン18,33を駆動するのは無駄に電力を消費することになる。
一方、稼働運転をしていない運転停止中であっても、環境条件、例えば季節によっては、稼働運転を停止した運転停止中の気温の低下によって、結露が生じる場合があり、かかる場合の結露を、電力の消費を抑えながら防止することが望まれる。
そこで、この実施形態では、制御ボックス11内を、電源の印加によって発熱する電装品をそれぞれ含む複数の回路ユニットに区分し、各回路ユニットへの電源の供給、遮断を選択できるようにして、環境条件等に応じて、電源を印加する回路ユニットを選択して、制御ボックス11内の発熱レベル、したがって、制御ボックス11で加温された空気が導入される計量ユニット7の加温レベルを選択できるようにしている。
具体的には、荷重センサの励磁も兼ねる計測・A/D変換回路系と、CPUを含む演算制御回路系へ与える電源の入り切りをスイッチを介して別系統とし、稼働運転中は、双方の回路系に電源を印加し、稼動運転停止時は、その時々の環境条件等に応じて電源のオン、オフを選択できるようし、電力消費を抑えて節電を図るようにしている。
図4は、この実施形態の要部の配線接続構成を示すブロック図であり、上述の各実施形態に対応する部分には、同一の参照符号を付す。この実施形態の制御ボックス11と計量ユニット7との連通状態、及び、計量ユニット7の構成は、図3に示される上記実施形態2と同様である。
この実施形態では、制御ボックス11には、交流100Vの元電源の供給、遮断を行う元電源スイッチSW0と、運転のON/OFFを行う運転ON/OFFスイッチSW3と、後述のように電源を印加する回路ユニットを選択するための第1,第2スイッチSW1,SW2とが設けられている。各スイッチSW0,SW1,SW2,SW3は、上述の図1の設定表示器6とは別に、制御ボックス11に操作可能に設けられている。
この制御ボックス11では、稼動運転停止時には、環境条件等に応じて、制御ボックス11内の発熱レベルを選択できるようにするために、計量ユニット7からの荷重信号が入力される計測・A/D変換回路を主とする第1回路ユニットA1と、デジタル演算、表示回路を主とする第2回路ユニットA2と、計量コンベヤ用モータ37の駆動回路を主とする第3回路ユニットA3とに区分し、各回路ユニットA1,A2,A3には、電源回路PWUからの電源が個別に電源ラインを介して供給できるように構成している。
なお、電源の種類は複数あり、それぞれの回路ユニットA1〜A3では、1種類又は複数種類を必要とするが、図4では、簡略化のため各回路ユニットA1〜A3で1本のみ必要とするものとして表している。
電源回路PWUには、元電源スイッチSW0及びトランス35を介して電源が供給される。
電源回路PWUや各回路ユニットA1〜A3等に含まれない、その他の電装品36には、元電源スイッチSW0及び運転ON/OFFスイッチSW3を介して電源が供給される。その他の電装品36には、連動する3つのリレー接点♯1を有するリレーが含まれている。
電源回路PWUと各回路ユニットA1〜A3との各電源ラインには、前記リレーの各リレー接点♯1がそれぞれ設けられている。また、第1,第2回路ユニットA1,A2の電源ラインには、各リレー接点♯1に並列に、発熱レベル選択部としての上記第1,第2スイッチSW1,SW2が設けられており、各スイッチSW1,SW2を操作することによって、後述のように、第1回路ユニットA1、第2回路ユニットA2、または、両回路ユニットA1,A2のいずれかを選択して駆動することができる。
第1,第2回路ユニットA1,A2は、それぞれ電源の印加によって発熱する電装品がそれぞれ含まれており、電源印加時の発熱量の大きさは、デジタル演算、表示回路を主とするCPUを含む第2回路ユニットA2が、計測・A/D変換回路を主とする第1回路ユニットA1に比べて大きい。
したがって、制御ユニット11内の発熱レベルは、第1回路ユニットA1を駆動したとき、第2回路ユニットA2を駆動したとき、両回路ユニットA1,A2を駆動したときの順で大きくなる。
第1,第2スイッチSW1,SW2にそれぞれ連動する、駆動選択部としのて第1,第2連動スイッチSW1´,SW2´が、電源回路PWUから各ファン18.33へ電源を供給する電源ラインに設けられている。
この実施形態では、作業者が、元電源スイッチSW0をオンし、更に運転ON/OFFスイッチSW3をオンすると、その他の電装品36に含まれる上記リレーが励磁されて3つのリレー接点#1がオンし、電源回路PWUから各回路ユニットA1〜A3へ電源が供給され、重量選別機としての動作に必要な電源が各部に供給される。
次に、この実施形態の稼働運転中及び運転停止時における結露防止の動作について説明する。
稼働運転中
元電源スイッチSW0がオンされると共に、運転ON/OFFスイッチSW3がオンされる稼働運転中には、その他の電装品36に含まれるリレーに通電されて連動する3つの接点#1が共にオンし、電源回路PWUから各回路ユニットA1〜A3へ電源が供給されて重量選別機としての動作を行なう。
(1)この稼働運転において、例えば、気温が高い、乾燥している等の理由で計量ユニット7内の加温を要しない場合には、第1,第2スイッチSW1,SW2を共にオフする。これによって、各スイッチSW1,SW2に連動する第1,第2連動スイッチSW1´,SW2´が共にオフし、排気用及び吸気用の各ファン18,33を共に停止させて節電を図ることができる。
(2)稼動運転において、例えば、冷凍食品の重量選別を行って結露を防止するために、計量ユニット7の加温が必要である場合には、第1,第2スイッチSW1,SW2を共にオンし、連動する第1,第2連動スイッチSW1´,SW2´が共にオンされ、排気用及び吸気用の各ファン18,33を共に駆動する。これによって、制御ボックス11内で加温された空気が、計量ユニット7に送られる。この場合は、上記図3の実施形態2と同様の動作となり、節電効果はない。
運転停止時
運転停止時における結露対策は、本来の重量選別機としての機能ではないので、できるだけ小電力で済ませることが重要である。
結露は、気温やそのときの空気が含む水蒸気量によって左右されるので、いつも同じ条件で空気を加温する必要はない。計量ユニット7の結露を防止するためには、計量ユニット7の周囲温度、湿度に応じて加温した空気を送込む必要がある。
そこで、元電源スイッチSW0がオンされ、運転ON/OFFスイッチSW3がオフされている稼働運転停止時には、次のように第1,第2スイッチSW1,SW2を選択的にオン、オフすることで節電を図っている。
(1)例えば、極めて高温であって、計量ユニット7を加温する必要がない場合には、第1,第2スイッチSW1,SW2を共にオフし、これによって、連動する第1,第2連動スイッチSW1´,SW2´がオフし、排気用及び吸気用の各ファン18,33を共に停止させて節電を図る。同時に、各リレー接点♯1が共にオフするので、各回路ユニットA1,A2,A3へ電源は印加されず、トランス35、電源回路PWUのみの電力消費となる。
(2)計量ユニット7の環境条件に応じて、例えば、気温の高い時期であって、第1回路ユニットA1の発熱レベル程度の加温が必要である場合には、元電源スイッチSW0に加えて、第1スイッチSW1のみをオンする。これによって、第1スイッチSW1に連動する第1連動スイッチSW1´がオンし、排気用及び吸気用の各ファン18,33が共に駆動されて、電源回路PWUと第1回路ユニットA1のみの電源印加によって加温された制御ボックス11内の空気が計量ユニット7へ送られる。
この場合、計量ユニット7の加温の程度は低いが、第2回路ユニットA2へ電源を供給しないので、その分、節電を図ることができる。
(3)計量ユニット7の環境条件に応じて、例えば、気温が中くらいの時期であって、第1回路ユニットA1よりも発熱が大きい第2回路ユニットA2の発熱レベル程度の加温が必要である場合には、元電源スイッチSW0に加えて、第2スイッチSW2のみをオンする。これによって、第2スイッチSW2に連動する第2連動スイッチSW2´がオンし、排気用及び吸気用の各ファン18,33が共に駆動されて、電源回路PWUと第2回路ユニットA2のみの電源印加によって加温された制御ボックス11内の空気が計量ユニット7へ送られる。
この場合、計量ユニット7の加温は、中程度となり、第1回路ユニットA1へ電源を供給しないので、その分、節電を図ることができる。
(4)計量ユニット7の環境条件に応じて、例えば、気温が低い時期であって、第2回路ユニットA2の発熱レベルによる加温よりも更に加温が必要である場合には、元電源スイッチSW0に加えて、第1,第2スイッチSW1,SW2を共にオンする。これによって、第1,第2スイッチSW1,SW2に連動する第1,第2連動スイッチSW1´,SW2´が共にオンし、排気用及び吸気用の各ファン18,33が共に駆動されて、電源回路PWUと、第1,第2回路ユニットA1,A2の電源印加によって加温された制御ボックス11内の空気が計量ユニット7へ送られる。
この場合は、節電効果はないが、加温レベルが大きいものとなる。
以上のようにして、稼働運転中及び運転停止時において、環境条件に応じて、電力消費を抑制しながら、計量ユニット7のユニットケース4内での結露を防止することができる。
なお、この実施形態では、第1回路ユニットA1、第2回路ユニットA2、または、両回路ユニットA1,A2のいずれかを選択して駆動することで3段階の発熱レベルを選択できるようにしたけれども、3段階に限らず、2段階、あるいは、4段階以上の発熱レベルを選択できるようにしてもよい。
また、この実施形態では、排気用及び吸気用の両ファン18,33を設けたけれども、上述の実施形態1と同様に、排気用のファン18のみを設けてもよい。
[実施形態4]
図5は、本発明の他の実施形態の図2に対応する図であり、対応する部分には、同一の参照符号を付す。
この実施形態では、コンプレッサ21などで加圧すると共に、除湿フィルタ22で水分を除去した乾燥外気を制御ボックス11に送り込み、加温された制御ボックス11内の空気を、上部の通気管9を介して計量ユニット7に送り込むようにしてもよい。この場合、吸気用のファン18を省略することができ、制御ボックス11の上部から計量ユニット7へ乾燥した加温空気を供給し、計量ユニット7の空気は、ラビリンス構造の防水蓋31や排水孔4bから外部へ流出する。
[実施形態5]
図6は、本発明の他の実施形態の図3に対応する図であり、対応する部分には、同一の参照符号を付す。
この実施形態では、制御ボックス11内に除湿器19を配備し、制御ボックス11内の空気を除湿し、ドレン水を排水管20から排出するようにしてもよい。この場合、制御ボックス11内で除湿されて加温された空気を、計量ユニット7に供給することができるので、計量ユニット7内での結露の発生を、より効果的に防止することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)計量ユニット7と制御ボックス11とを繋ぐ空気循環流路の途中に、エアポンプやファン等を設け、空気を強制的に循環させるようにしてもよい。
(2)計量ユニット7内の温度及び制御ボックス11内の温度をそれぞれ検出する温度センサをそれぞれ設け、両温度センサの検出出力を、制御ボックス11内の制御用回路に与え、制御用回路では、計量ユニット7内の温度と制御ボックス11内の温度に、予め設定した所定以上の温度差が生じたときに、ファン18やファン33を駆動させて空気を強制的に循環させるようにしてもよい。
この構成によると、制御ボックス11内の加温された空気が、計量ユニット7内に十分に導入されず、計量ユニット7内の温度と制御ボックス11内の温度に、所定以上の温度差が生じたときには、ファン18やファン33が作動して、制御ボックス11内の加温された空気が、計量ユニット7内に十分に導入されるので、計量ユニット7内での結露を防止することができる。また、必要な時のみ、ファン18,33を作動させることができるので、省電力を図ることができる。
(3)計量ユニット7の防水蓋31は、ラビリンス構造に限らず、例えば、金属製の蛇腹を使用し、ユニットケース4に通気孔を形成して半通気性としてもよい。
(4)上述の各実施形態では、加温された空気は、制御ボックス11内のものを使用したが、重量選別機の中で、制御ボックス11の他に発熱する電装品を収容したボックスがあれば、そのボックスで加温された空気を使用してもよい。
(5)通気管9,10の径を大きくし、寸法を短くしてファン1833を用いることなく、制御ボックス11内の加温空気を計量ユニット7に自然対流によって供給するようにしてもよい。
1 計量コンベヤ
3 荷重計測部
4 ユニットケース
7 計量ユニット
11 制御ボックス(収容ボックス)
18,33 ファン
19 除湿器
A1〜A3 第1〜第3回路ユニット
SW0 元電源スイッチ
SW1〜SW2 第1,第2スイッチ
SW3 運転ON/OFFスイッチ
SW1´,SW2´ 第1,第2連動スイッチ

Claims (7)

  1. 被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、
    前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、
    前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、
    前記収容ボックス内の空気を、前記導入用流路を介して前記計量ユニット内に導入する空気導入手段を備え、
    前記空気導入手段に対する電源の供給、遮断を切換えて、空気の導入の駆動を選択する駆動選択部を備える、
    ことを特徴とする重量選別機。
  2. 被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、
    前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、
    前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、
    前記空気流路は、前記導入用流路によって前記計量ユニット内に導入された空気を前記収容ボックスへ帰還させる帰還用流路を更に含み、前記導入用流路及び前記帰還用流路によって、空気循環流路が形成され、
    前記計量ユニット内の空気を、前記帰還用流路を介して前記収容ボックスへ帰還させる空気帰還手段を備え、
    前記空気帰還手段に対する電源の供給、遮断を切換えて、空気の帰還の駆動を選択する駆動選択部を備える、
    ことを特徴とする重量選別機。
  3. 被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、
    前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、
    前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、
    前記収容ボックス内は、電源印加によって発熱する複数の前記電装品が収容されると共に、前記電装品をそれぞれ含む複数の回路部分に区分され、各回路部分への電源の供給、遮断を切換えて、駆動する回路部分を選択することによって発熱レベルを選択する発熱レベル選択部を備える、
    ことを特徴とする重量選別機。
  4. 被計量物を搬送する計量コンベヤと、該計量コンベヤ上の被計量物の重量を検出するための荷重センサを収容した計量ユニットと、電源印加によって発熱する電装品を収容した収容ボックスとを備える重量選別機であって、
    前記計量ユニットと前記収容ボックスとが、連通接続されて空気流路が形成され、
    前記空気流路は、前記収容ボックス内の空気を前記計量ユニット内に導入する導入用流路を含み、
    前記収容ボックスは、電源装置及びコンベヤ駆動用のモータドライバを収容し、前記電装品は、前記電源装置及び前記モータドライバに備えられた発熱部品を含む、
    ことを特徴とする重量選別機。
  5. 前記収容ボックス内の空気を、前記導入用流路を介して前記計量ユニット内に導入する空気導入手段を備える、
    請求項4に記載の重量選別機。
  6. 前記空気流路は、前記導入用流路によって前記計量ユニット内に導入された空気を前記収容ボックスへ帰還させる帰還用流路を更に含み、前記導入用流路及び前記帰還用流路によって、空気循環流路が形成される、
    請求項4または5に記載の重量選別機。
  7. 前記計量ユニット内の空気を、前記帰還用流路を介して前記収容ボックスへ帰還させる空気帰還手段を備える、
    請求項6に記載の重量選別機。
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