JP6075149B2 - 学習支援プログラム、学習支援装置及び学習支援方法 - Google Patents

学習支援プログラム、学習支援装置及び学習支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、グループでの議論を支援する学習支援プログラム、学習支援装置及び学習支援方法に関する。
近年では、タブレット端末等を含む情報端末を利用した次世代型教育の実証実験等が行われており、今後はこの次世代型教育が全国的に浸透していくものと考えられる。
ところで情報端末を利用した授業の一形態では、教師が生徒全員に同じ課題を与えて生徒を複数のグループに分け、課題についてグループで議論をした結果をグループの意見として情報端末に入力させ、それを教師端末に送信させる形態が知られている。この形態において教師端末に送信されたグループの意見は、例えば教師端末からスクリーン上に表示され、さらにグループの意見の発表や全体での議論等に用いられる。
特開2003−187066号公報
例えば課題に対する賛否を代表意見とする場合、生徒は深く考えずに好ましいと思われる意見を受け入れる可能性があり、グループの議論は単に好ましいと思われる観点から課題を検討するという方向になりがちである。この場合グループの議論は、賛否が何れか一方の意見であることが前提となって進められるため、一方向の立場でしか課題が検討されない虞がある。
1つの側面では、本発明は、グループで議論を行う際に、複数の視点から課題を検討させるように支援する学習支援プログラム、学習支援装置及び学習支援方法を提供することを目的としている。
一様態によれば、コンピュータに、収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する処理と、前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を、前記意見情報を題材とした議論を促すメッセージと共に出力する処理と、を実行させる。
上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、上記各処理を手順としてコンピュータにより実行させる方法、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
グループで議論を行う際に、複数の視点から課題を検討させるように支援することができる。
学習支援システムの構成の例を示す図である。 教師端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 生徒データベースの一例を示す図である。 課題データベースの一例を示す図である。 生徒意見データベースの一例を示す第一の図である。 グループ意見データベースの一例を示す図である。 教師端末の機能を説明する図である。 教師端末の動作を説明する第一のフローチャートである。 グルーピング部の処理を説明する第一のフローチャートである。 グルーピング部の処理を説明する第二のフローチャートである。 メッセージ通知部の処理を説明するフローチャートである。 教師端末に表示される課題選択画面の例を示す図である。 生徒端末に表示される回答画面の例を示す図である。 教師端末に表示される生徒意見一覧画面の例を示す図である。 教師端末に表示される生徒意見一覧画面の別の例を示す図である。 生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第一の図である。 生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第二の図である。 生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第三の図である。 影響意見フラグがセットされた生徒意見データベースの例を示す図である。 教師端末に表示されるグループ意見画面の例を示す第一の図である。 生徒端末に表示される二次議論の議論内容送信画面の例を示す第一の図である。 生徒端末に表示される二次議論の議論内容送信画面の例を示す第二の図である。 二次議論の結果が格納されたグループ意見データベースの例を示す図である。 教師端末に表示されるグループ意見画面の例を示す第二の図である。 生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第四の図である。
以下に図面を参照して実施例について説明する。図1は、学習支援システムの構成の例を示す図である。
本実施例の学習支援システム100は、学習支援サーバ200と複数の情報端末300とを有する。本実施例の学習支援サーバ200と複数の情報端末300とは、ネットワークを介して接続されている。
本実施例の学習支援システム100は、例えば各生徒に同じ課題を与えて生徒をグループに分け、グループで課題について議論させた結果をグループの意見としてまとめる授業等に用いられる。本実施例のグループの意見には、例えば課題に対する賛否とグループ内で決定されたグループの代表意見を含む。
本実施例の学習支援システム100を授業に用いられる場合、学習支援サーバ200は教師用の端末となり、情報端末300は生徒用の端末となる。よって以下の説明では、学習支援サーバ200を教師端末200と呼び、情報端末300を生徒端末300と呼ぶ。
教師端末200及び生徒端末300は、それぞれがタブレット端末であっても良い。また教師端末200は、例えばデスクトップ型あるいはノートブック型のコンピュータであり、生徒端末300がタブレット端末であっても良い。
本実施例の教師端末200は、生徒データベース210、課題データベース220、生徒意見データベース230、グループ意見データベース240を有し、教師用プログラム250がインストールされている。本実施例の教師用プログラム250は、学習支援プログラムを含む。
また本実施例の生徒端末300は、生徒用プログラム310がインストールされている。本実施例の生徒用プログラム310は、本実施例の学習支援システム100において後述する処理を生徒端末300に実行させるプログラムである。
本実施例の学習支援システム100において、教師端末200は、各グループでの議論において、賛否両者の視点から課題を検討させるように支援する。より具体的には教師端末200は、グループ内の各生徒の賛否意見(賛否)に偏りがある場合に、多数派の立場と少数派の立場の両方から課題を検討させるように議論の題材を生徒端末300へ送信する。
図2は、教師端末のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施例の教師端末200は、それぞれバスBで相互に接続されている表示操作装置21,ドライブ装置22,補助記憶装置23,メモリ装置24,演算処理装置25及びインターフェース装置26を有する。
表示操作装置21は、タッチパネル等であり、各種信号の入力と各種情報の表示をするために用いられる。
インターフェース装置26は、モデム,LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
教師用プログラム250は、教師端末200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。教師用プログラム250は例えば記録媒体27の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。教師用プログラム250を記録した記録媒体27は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また教師用プログラム250を記録した記録媒体27がドライブ装置22にセットされると、教師用プログラム250は記録媒体27からドライブ装置22を介して補助記憶装置23にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた教師用プログラム250は、インターフェース装置26を介して補助記憶装置23にインストールされる。
補助記憶装置23は、インストールされた教師用プログラム250を格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。メモリ装置24は、コンピュータの起動時に補助記憶装置23から教師用プログラム250を読み出して格納する。そして、演算処理装置25はメモリ装置24に格納された教師用プログラム250に従って、後述するような各種処理を実現している。
尚本実施例の教師端末200は、例えばデスクトップ型あるいはノートブック型のコンピュータであっても良い。その場合教師端末200は、表示操作装置21の代わりに、キーボードやマウス等を含む入力装置と、ディスプレイ等を含む出力装置とを有する。
本実施例の生徒端末300のハードウェア構成は、教師端末200と同様であるから説明を省略する。
以下に図3乃至図6を参照して教師端末200に格納された各データベースについて説明する。本実施例の各データベースは、例えば教師端末200の補助記憶装置23やメモリ装置24等の所定の記憶領域に格納される。
図3は、生徒データベースの一例を示す図である。本実施例の生徒データベース210は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。生徒データベース210は、生徒端末300毎に割り振られた生徒識別子(生徒ID)、生徒氏名、生徒が属するグループ名、生徒端末300のIPアドレスが対応付けられて格納されている。
IPアドレスは、生徒端末300を識別する情報である。また本実施例では、後述する教師用プログラム250の処理により、生徒IDがグルーピングされてグループ名が付与さる。図3の例は、グループ名が付与された後の例である。
図4は、課題データベースの一例を示す図である。本実施例の課題データベース220は、例えば教師端末200を操作する教師等により予め登録されている。本実施例の課題データベース220では、課題毎に付与された課題IDと課題内容が対応付けられている。
本実施例で課題とは、各生徒に与えられる問題や題目である。また本実施例の課題は、実際には課題の内容を示すテキストデータであるが、以下の説明では、課題の内容を示すテキストデータを課題と呼ぶ。
図5は、生徒意見データベースの一例を示す第一の図である。
本実施例の生徒意見データベース230は、課題ID毎に、生徒ID、生徒氏名、課題に対する生徒の賛否を示す賛否情報、賛否に対応した生徒の賛否意見を示す賛否意見情報、影響意見フラグの有無を示す影響意見フラグ欄が対応付けられている。賛否情報は、生徒端末300に表示される後述する回答画面において賛否の何れかが選択された場合に、生徒意見データベース230に格納される。賛否意見情報は、生徒端末300に表示される後述する回答画面において、賛否意見情報が入力された場合に、生徒意見データベース230に格納される。尚本実施例では、賛否情報と賛否意見情報とを含む情報を意見情報と呼ぶ。
本実施例の賛否情報は、例えば賛成か反対のどちらを選択したかを示す情報である。以下の説明では、賛否情報を賛否と呼ぶ。また本実施例の賛否意見情報は、例えば生徒端末300で選択された賛否に対応して入力されたテキストデータである。以下の説明では、賛否意見情報を賛否意見と呼ぶ。本実施例の影響意見フラグについては後述する。
図6は、グループ意見データベースの一例を示す図である。グループ意見データベース240は、課題についてグループで議論を行った後のグループの代表意見情報が格納される。本実施例のグループの代表意見情報には、グループとしての課題に対する賛否と、グループ内で決定された賛否意見とが含まれる。以下の説明では、グループ内で決定された賛否意見をグループの代表意見と呼ぶ。
本実施例のグループ意見データベース240は、課題ID毎に、グループID、一次議論における賛否、一次議論における代表意見、二次議論における賛否、二次議論における代表意見が対応付けられている。
一次議論とは、課題が与えられてから一度目のグループによる議論である。二次議論とは、一次議論により課題に対するグループの意見が決まった後に、再度議題が与えられた場合に行われる二度目のグループによる議論である。
本実施例のグループ意見データベース240は、グループによる議論が進み、グループ毎の賛否や代表意見が教師端末200に送信される度に更新される。
次に図7を参照して本実施例の教師端末200の機能について説明する。以下に説明する各部の処理は、教師用プログラム250を実行することで実現される。図7は、教師端末の機能を説明する図である。
本実施例の教師端末200は、画面生成部261、画面送信部262、グルーピング部263、生徒意見更新部264、グループ意見更新部265、表示制御部266、メッセージ通知部270を有する。
画面生成部261は、後述する各種画面を生成する。画面送信部262は、画面生成部261が作成した各種画面を送信先となる生徒端末300へ送信する。グルーピング部263は、生徒をグループに分ける。より具体的にはグルーピング部263は、生徒データベース210と後述するグループの人数とを参照し、生徒IDにグループ名を割り当てる。生徒意見更新部264は、生徒端末300から生徒毎の課題に対する賛否及び賛否意見を受信すると、生徒意見データベース230を更新する。グループ意見更新部265は、生徒端末300からグループ毎の課題に対する賛否及び代表意見を受信すると、グループ意見データベース240を更新する。表示制御部266は、教師端末200による表示を制御する。
メッセージ通知部270は、二次議論を行わせるグループを特定し、特定されたグループに対して二次議論の題材となるメッセージを通知する。
本実施例のメッセージ通知部270は、偏り検知部271、フラグ判断部272、意見検索部273を有する。本実施例では、偏り検知部271とフラグ判断部272により、二次議論を行わせるグループを特定する。
偏り検知部271は、グループの各生徒の課題に対する賛否の偏りを検知する。フラグ判断部272は、生徒意見データベース230を参照し、グループ内の生徒の賛否意見に対して影響意見フラグが設定されているか否かを判断する。意見検索部273は、他のグループの生徒の賛否意見から、二次議論の題材となる賛否意見を検索する。本実施例のメッセージ通知部270の有する各部の処理の詳細は後述する。
以下に図8を参照して本実施例の教師端末200の動作を説明する。図8は、教師端末の動作を説明する第一のフローチャートである。
本実施例の教師端末200は、表示制御部266により、課題データベース220を参照して課題選択画面を生成し、表示操作装置21に表示させる(ステップS801)。続いて教師端末200は、課題選択画面において課題IDが選択されたか否かを判断する(ステップS802)。ステップS802において課題IDが選択されていない場合、教師端末200は課題IDが選択されるまで待機する。
ステップS802において課題IDが選択されると、教師端末200は、画面生成部261により、選択された課題IDに対応した生徒毎の回答画面を生成し、画面送信部262により生徒端末300へ送信する(ステップS803)。続いて教師端末200は、生徒端末300において回答画面に入力された賛否及び賛否意見を受信したか否かを判断する(ステップS804)。ステップS804において賛否及び賛否意見を受信していない場合、教師端末200は賛否及び賛否意見を受信するまで待機する。
ステップS804において、生徒端末300から賛否及び賛否意見を受信すると、生徒意見更新部264により生徒意見データベース230を更新する(ステップS805)。続いて教師端末200は、生徒意見データベース230を参照し、授業に参加している生徒全員の賛否及び賛否意見が生徒意見データベース230に格納されたか否かを判断する(ステップS806)。ステップS806において全員分の賛否及び賛否意見が格納されていない場合、教師端末200はステップS804へ戻る。
ステップS806で全員分の賛否及び賛否意見が格納されていた場合、教師端末200は表示制御部266により生徒意見一覧画面を表示操作装置21に表示させる(ステップS807)。
続いて教師端末200のグルーピング部263は、生徒意見一覧画面において、グルーピング要求とグループの定員数を受け付けたか否かを判断する(ステップS808)。ステップS808においてグルーピング要求とグループの定員数を受け付けない場合、教師端末200はグルーピング要求とグループの定員数を受け付けるまで待機する。
ステップS808においてグルーピング要求とグループの定員数を受け付けると、グルーピング部263はグルーピング処理を行う(ステップS809)。グルーピング処理の詳細は後述する。
ステップS809においてグルーピング処理が終了すると、教師端末200は、表示制御部266により、グルーピングした結果を反映させた生徒意見一覧画面を表示操作装置21に表示させる(ステップS810)。
続いて教師端末200は、生徒意見一覧画面において一次議論の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS811)。ステップS811において一次議論の開始要求を受け付けていない場合、教師端末200は一次議論の開始を受け付けるまで待機する。ステップS811において一次議論の開始要求を受け付けると、画面生成部261は、議論内容送信画面を生成し、画面送信部262は生成した画面を生徒端末300に送信する(ステップS812)。
次に教師端末200は、各グループから代表意見と、グループ内の各生徒の賛否意見から選択された影響意見とを受信したか否かを判断する(ステップS813)。本実施例の影響意見とは、例えば議論により代表意見を決定する際にグループ内の生徒達により影響を受けた賛否意見と見なされ、生徒達により選択された賛否意見である。ステップS813で代表意見と影響意見とを受信しない場合、教師端末200は代表意見と影響意見とを受信するまで待機する。
ステップS813で代表意見と影響意見とを受信すると、教師端末200はグループ意見更新部265によりグループ意見データベース240に代表意見を格納する(ステップS814)。続いて教師端末200は、生徒意見更新部264により、生徒意見データベース230の影響意見に選択された生徒の生徒IDと対応する影響意見フラグ欄に影響意見フラグをセットする(ステップS815)。
続いて教師端末200は、全てのグループについて代表意見がグループ意見データベース240に格納されたか否かを判断する(ステップS816)。ステップS816において全てのグループの代表意見が格納されていない場合、教師端末200はステップS813に戻る。ステップS816において全てのグループの代表意見が格納されていた場合、教師端末200は、表示制御部266によりグループ意見表示画面を表示操作装置21に表示させる(ステップS817)。
続いて教師端末200は、グループ意見表示画面において二次議論の開始要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS818)。ステップS818において二次議論の開始要求を受け付けていない場合、教師端末200は二次議論の開始要求を受け付けるまで待機する。
ステップS818において二次議論の開始要求を受け付けた場合、教師端末200は、メッセージ通知部270によりメッセージ通知処理を行う(ステップS819)。メッセージ通知処理の詳細は後述する。
続いて教師端末200は、各グループから代表意見を受信したか否かを判断する(ステップS820)。ステップS820において代表意見を受信しない場合、教師端末200は代表意見を受信するまで待機する。ステップS820において代表意見を受信した場合、教師端末200は、グループ意見更新部265により、受信した代表意見をグループ意見データベース240に格納する(ステップS821)。
続いて教師端末200は、全てのグループの二次議論における代表意見がグループ意見データベース240に格納されたか否かを判断する(ステップS822)。ステップS822において全てのグループの代表意見が格納されていない場合、教師端末200はステップS820へ戻る。ステップS822において全てのグループの代表意見が格納されていた場合、教師端末200は、表示制御部266により二次議論の代表意見が反映されたグループ意見画面を表示操作装置21に表示させ(ステップS823)、処理を終了する。
次に図9を参照して、ステップS809におけるグルーピング部263の処理を説明する。図9は、グルーピング部の処理を説明する第一のフローチャートである。
グルーピング部263は、生徒データベース210と生徒意見データベース230を参照し、グループ名が格納されていない生徒IDのうち、先頭の生徒IDの賛否を取得する(ステップS901)。先頭の生徒IDとは、番号が最も若い生徒IDであっても良い。
続いてグルーピング部263は、取得した生徒IDにグループ名を割り振り、生徒データベース210に割り振ったグループ名を格納する(ステップS902)。続いてグルーピング部263は、生徒データベース210と生徒意見データベース230を参照し、グループが割り振られておらず、且つ取得した生徒IDの賛否と賛否が同じ生徒IDが存在するか否かを判断する(ステップS903)。
ステップS903において該当する生徒IDが存在しない場合、賛否が異なり、且つグループ名が割り振られていない生徒IDを取得する(ステップS904)。ステップS903において該当する生徒IDが存在する場合、該当する生徒にステップS902で割り振ったグループ名を割り振る(ステップS905)。
続いてグルーピング部263は、グループの定員数に至ったか否かを判断する(ステップS906)。ステップS906で定数に至っていない場合、グルーピング部263はステップS903に戻る。ステップS906で定数に至った場合、グルーピング部263は、全ての生徒IDにグループ名が割り振られたか否かを判断する(ステップS907)。ステップS907において全ての生徒IDにグループが割り振られていない場合、グルーピング部263はステップS901へ戻る。ステップS907において全ての生徒IDにグループが割り振られた場合、グルーピング部263は処理を終了する。
尚本実施例のグルーピング部263によるグルーピングの処理は、上記の処理に限定されない。本実施例のグルーピング部263は、例えばランダムにグルーピングを行っても良い。以下に図10を参照して本実施例のグルーピング部263によるグルーピングの処理の他の例を説明する。
図10は、グルーピング部の処理を説明する第二のフローチャートである。
グルーピング部263は、生徒データベース210と生徒意見データベース230を参照し、グループ名が格納されていない生徒IDのうち、先頭の生徒IDの賛否を取得する(ステップS1001)。先頭の生徒IDとは、番号が最も若い生徒IDであっても良い。続いてグルーピング部263は、取得した生徒IDにグループ名を割り振り、生徒データベース210に割り振ったグループ名を格納する(ステップS1002)。
続いてグルーピング部263は、生徒意見データベース230からグループ名が格納されていない生徒IDをランダムに取得する(ステップS1003)。続いてグルーピング部263は、取得した生徒IDに対し、ステップS1002で割り振ったグループ名を割り振る(ステップS1004)。具体的にはグルーピング部263は、生徒意見データベース230においてステップS1003で取得した生徒IDと対応するグループ名の欄に、ステップS1002で割り振ったグループ名を格納する。
続いてグルーピング部263は、グループの人数が定員に達したか否かを判断する(ステップS1005)。ステップS1005で定員に達していない場合、グルーピング部263は、ステップS1003へ戻る。ステップS1005で定員に達した場合、グルーピング部263は、生徒データベース210において全ての生徒IDに対してグループ名が割り当てられたか否かを判断する(ステップS1006)。ステップS1006で全ての生徒IDにグループ名が割り当てられていない場合、グルーピング部263は、ステップS1001に戻る。ステップS1006において全ての生徒IDにグループ名が割り当てられた場合、グルーピング部263は処理を終了する。
次に図11を参照して、図8のステップS819におけるメッセージ通知部270の処理を説明する。図11は、メッセージ通知部の処理を説明するフローチャートである。
メッセージ通知部270において、偏り検知部271は、生徒データベース210と生徒意見データベース230を参照し、最初のグループ内の各生徒の賛否を取得する(ステップS1101)。続いて偏り検知部271は、取得した各生徒の賛否において、賛否の何れかが半数を超えるか否かを判断する(ステップS1102)。
ステップS1102において半数を超えない場合、メッセージ通知部270は後述するステップS1107へ進む。ステップS1102において半数を超える場合、フラグ判断部272は、生徒データベース210と生徒意見データベース230とを参照し、グループ内の少数の賛否意見に影響意見フラグがセットされているか否かを判断する(ステップS1103)。
ステップS1103において影響意見フラグがセットされている場合、メッセージ通知部270は後述するステップS1107へ進む。ステップS1103において影響意見フラグがセットされていない場合、意見検索部273は、生徒意見データベース230から、ステップS1102で少数派とされた賛否と同じで、且つ影響意見フラグがセットされた他のグループの賛否意見を検索する(ステップS1104)。
ここでステップS1103の意味について説明する。本実施例のステップS1103では、グループ内の各生徒の賛否において人数が多い方がグループとしての賛否となっているか否かを判断している。影響意見フラグは、グループの賛否と代表意見を決定する際に影響を受けた意見である。よって課題に対する賛否のうち、グループの賛否として選択された方の賛否意見には、影響意見フラグがセットされることになる。
したがって少数派の賛否意見に対して影響意見フラグがセットされていない場合とは、多数派の賛否意見に対して影響意見フラグがセットされており、多数派の意見がグループの賛否となっていることを意味している。
また例えば多数派の意見がグループの賛否となっており、且つ少数派の賛否意見に対して影響意見フラグがセットされていた場合には、少数派の賛否意見についても代表意見の決定に影響を与えたと生徒が感じる程度に議論されたことを示す。したがってこの場合本実施例では、賛否両者の視点に立って議論が行われたものと判断する。
続いて画面生成部261は、意見検索部273により該当する賛否意見が存在したか否かを判断する(ステップS1105)。ステップS1105において該当する賛否意見が存在しない場合、メッセージ通知部270は後述するステップS1107へ進む。ステップS1105において該当する賛否意見が存在する場合、画面生成部261は、該当する賛否意見を含むメッセージを含む議論内容送信画面を生成し、画面送信部262は生成した画面をこのグループの生徒の生徒端末300に送信する(ステップS1106)。ここで生成される議論内容生成画面は、二次議論の開始を促す画面である。
続いてメッセージ通知部270は、次のグループが存在するか否かを判断する(ステップS1107)。ステップS1107において次のグループが存在する場合、メッセージ通知部270はステップS1101へ戻る。ステップS1107において次のグループが存在しない場合、メッセージ通知部270は処理を終了する。
以上のように本実施例では、グループ内で課題に対する賛否が何れか一方に偏っており、且つグループ内の少数派の賛否意見に影響意見フラグがセットされていない場合、代表意見が多数派の意見と同じであり、一次議論は賛否の何れか一方の立場に立った議論であると判断する。そこで本実施例では、グループ内の少数派の意見と賛否が同じであり、且つ他のグループ内で代表意見の決定に影響を与えたと思われる賛否意見を議論の題材としてグループに提供し、二次議論の開始を促す。
以下に教師端末200及び生徒端末300に表示される画面の例を参照して、本実施例の教師端末200の処理を具体的に説明する。
図12は、教師端末に表示される課題選択画面の例を示す図である。本実施例の教師端末200は、課題選択画面121の選択ボタン122において課題が選択されて課題送信ボタン123が操作されると、画面生成部261により選択された課題の回答画面を生成する。
以下の例では、課題選択画面121において課題ID0002が選択された場合について説明する。
図13は、生徒端末に表示される回答画面の例を示す図である。図13に示す回答画面131は、課題ID0002に対応する回答画面である。本実施例の教師端末200は、回答画面131を授業に参加している全ての生徒の生徒端末300に送信する。
生徒端末300は、回答画面131において、賛否の選択欄132において課題に対する賛否が選択され、意見欄133に生徒の賛否意見が入力された後に、回答の送信ボタン134が操作されると、選択された賛否と入力された賛否意見を教師端末200に送信する。教師端末200は、生徒端末300から賛否及び賛否意見を受信すると、生徒意見更新部264により生徒意見データベース230を更新する。
図5に示す生徒意見データベース230は、生徒端末300から受信した課題ID0002の課題に対する賛否及び賛否意見が格納された例である。
図14は、教師端末に表示される生徒意見一覧画面の例を示す図である。本実施例の教師端末200は、生徒意見データベース230に全ての生徒の賛否及び賛否意見が格納されると、生徒意見一覧画面141を表示操作装置21に表示させる。
生徒意見一覧画面141には、生徒氏名と、賛否及び賛否意見とが対応付けられた一覧として表示される。また生徒意見一覧画面141には、グルーピング要求を行うグルーピング要求ボタン142と、グループの定員を入力する入力ボタン143とが表示されている。また生徒意見一覧画面141には、一次議論の開始要求を行う一次議論開始ボタン144が表示されている。
教師端末200は、生徒意見一覧画面141において、入力ボタン143によりグループの定数が入力され、グルーピング要求ボタン142の操作によりグルーピング要求を受け付けると、グルーピング部263による処理を開始する。
図15は、教師端末に表示される生徒意見一覧画面の別の例を示す図である。図15に示す生徒意見一覧画面141Aは、グルーピング部263による処理が終了した後の生徒意見一覧画面である。生徒意見一覧画面141Aには、生徒氏名とグループ名が対応付けられて表示されている。また生徒意見一覧画面141Aでは、グルーピングが終了していることから、グループの定員を入力する入力ボタン143の表示が消去される。図15の例では、グループの定員が4名であり、AAさん,BBさん,CCさん,DDさんがグループ1にグルーピングされたことがわかる。
本実施例の教師端末200は、生徒意見一覧画面141Aにおいて、一次議論開始ボタン144が操作されて一次議論の開始要求を受け付けると、グループ毎の議論内容送信画面を生成して生徒端末300へ送信する。
図16は、生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第一の図である。図16に示す議論内容送信画面161は、グループ1の生徒のうち、議論の司会者役の生徒の生徒端末300に表示される画面である。本実施例では、例えばグルーピング部263によるグルーピングの際に、1つのグループ内に司会者役の生徒をランダムに選択しても良い。この場合例えば生徒データベース210においてグループ内での司会者役に選択された生徒の生徒IDに対して司会者フラグ等をセットしても良い。
議論内容送信画面161には、グループ1の生徒の賛否意見において、課題に賛成の意見を表示させる賛成意見欄162と、課題に反対の意見を表示させる反対意見欄163とが表示される。賛成意見欄162と反対意見欄163には、生徒氏名と、賛否意見と、影響意見フラグ欄とが対応付けられて表示される。図16に示すグループ1の例では、課題に対して賛成の生徒のみであり、反対の生徒は存在しない。
また議論内容送信画面161には、一次議論において決定されたグループ1の代表意見が入力される代表意見入力欄164、一次議論において決定されたグループ1の課題に対する賛否を入力する賛否欄165が表示される。さらに議論内容送信画面161には、二次議論において決定されたグループ1の代表意見が入力される代表意見入力欄166、二次議論において決定されたグループ1の課題に対する賛否を入力する賛否欄167が表示される。
そして、議論内容送信画面161には、一次議論による代表意見と賛否を教師端末200に送信するための送信ボタン168、二次議論による代表意見と賛否を教師端末200に送信するための送信ボタン169が表示される。
図17は、生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第二の図である。図17に示す議論内容送信画面171は、グループ1の生徒のうち、司会者役以外の生徒の生徒端末300に表示される画面である。
議論内容送信画面171には、グループ1の生徒の賛否意見において、課題に賛成の意見を表示させる賛成意見欄172と、課題に反対の意見を表示させる反対意見欄173とが表示される。議論内容送信画面171の賛成意見欄172と反対意見欄173は、それぞれ生徒氏名と賛否意見とが対応付けられて表示される。
図18は、生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第三の図である。図18の議論内容送信画面161Aは、一次議論が終わった後のグループ1の司会者役の生徒の生徒端末300に表示される画面である。
議論内容送信画面161Aでは、代表意見入力欄164に一次議論で決定された代表意見が入力されており、賛否欄165で一次議論において決定された課題に対する賛否が選択されている。また議論内容送信画面161Aでは、各生徒の賛否意見が表示された賛成意見欄162の影響意見フラグ欄において、一次議論において影響を受けたとされる賛否意見に影響意見フラグがセットされている。
司会者役の生徒は、グループにおいて影響意見となる賛否意見が選択されると、議論内容送信画面161Aにおいて選択された賛否意見と対応する影響意見フラグ欄を選択することで、影響意見フラグをセットしても良い。図18に示す議論内容送信画面161Aでは、CCさんの賛否意見と、DDさんの賛否意見が影響意見として選択されている。
議論内容送信画面161Aにおいて、司会者役の生徒が送信ボタン168を操作すると、一次議論の結果である代表意見と賛否とが教師端末200に送信される。このとき生徒端末300は、影響意見として選択された生徒の生徒氏名又は生徒IDも教師端末200へ送信する。
教師端末200は、グループ意見更新部265により受信したグループ毎の代表意見と賛否とをグループ意見データベース240に格納する(図6参照)。また教師端末200は、生徒意見更新部264により、生徒意見データベース230において賛否意見が影響意見に選択された生徒の生徒IDと対応する影響意見フラグ欄に影響意見フラグをセットする。
図19は、影響意見フラグがセットされた生徒意見データベースの例を示す図である。図18の議論内容送信画面161Aにおいて、影響意見として賛否意見が選択された生徒はCCさんとDDさんである。よって生徒意見更新部264は、生徒意見データベース230のCCさんの生徒IDと、DDさんの生徒IDとに対応した影響意見フラグ欄に影響意見フラグをセットする。また図19に示す生徒意見データベース230の例では、グループ2において意見が影響意見に選ばれたFFさんの生徒IDと対応した影響意見フラグ欄にも影響意見フラグがセットされている。
教師端末200は、全てのグループにおいて一次議論が終了し、グループ毎の代表意見と賛否とがグループ意見データベース240に格納されると、表示制御部266によりグループ意見画面を表示操作装置21に表示させる。
図20は、教師端末に表示されるグループ意見画面の例を示す第一の図である。図20のグループ意見画面201は、一次議論が終了した状態の画面である。グループ意見画面201では、課題選択画面121で選択された課題と、グループ意見表示欄202が表示される。またグループ意見画面201では、二次議論の開始要求を行う二次議論の開始要求ボタン203が表示される。
グループ意見表示欄202には、グループ名と、一次議論の結果であるグループの賛否及び代表意見と、二次議論の結果であるグループの賛否及び代表意見と、グループのメンバとが対応付けられて表示される。図20の例では、一次議論が終わり、二次議論がまだ行われていない状態を示しており、一次議論の結果である賛否と代表意見が表示されている。
本実施例の教師端末200は、グループ意見画面201において教師により二次議論の開始要求ボタン203が操作されると、二次議論の開始を促す議論内容送信画面を生成し、各グループの生徒端末300に送信する。
図21は、生徒端末に表示される二次議論の議論内容送信画面の例を示す第一の図である。図21の議論内容送信画面161Bは、教師端末200において二次議論の開始要求を受け付けた際にグループ1の司会者役の生徒の生徒端末300に表示される画面である。
以下に図3と図19を参照して教師端末200による議論内容送信画面161Bの生成について説明する。
グループ1に属する生徒の賛否は、全員が賛成である。したがって教師端末200のメッセージ通知部270は、偏り検知部271により、グループ1の賛否が偏っていると判断する。またグループ1に属する生徒は、全員が賛成であり、グループ内の意見に反対の意見が存在しない。
よってフラグ判断部272は、グループ1の意見のうち少数派の賛否意見に影響意見フラグが立っていないと判断する。続いて教師端末200は、意見検索部273により、グループ1以外のグループにおいて、反対意見であり且つ影響意見に選択された賛否意見を生徒意見データベース230内から検索する。
図19の生徒意見データベース230では、FFさんがグループ2に属しており、賛否が反対であり且つ影響意見フラグがセットされている。したがって意見検索部273は、FFさんの賛否意見を二次議論の題材として取得する。
本実施例の画面生成部261は、二次議論の題材として取得した賛否意見と、二次議論の開始を促すメッセージとを表示させた議論内容送信画面161Bを生成し、グループ1の司会者役の生徒の生徒端末300に送信する。
議論内容送信画面161Bには、他のグループの賛否意見を題材とし二次議論の開始を促すメッセージ211と、題材として取得した他のグループの賛否意見が表示される題材意見欄212とが表示される。題材意見欄212には、題材として取得されたFFさんの賛否意見が表示される。
以上のようにグループ1の一次議論では、課題に対してグループ1に属する生徒全員が賛成の立場であり、且つ反対の立場において影響意見に選択された賛否意見が存在しない。本実施例では、この場合にはグループ1の一次議論では、反対の立場で深く議論されずにグループの賛否と代表意見とが決定されており、議論が不十分であったと判断する。そこで本実施例では、他のグループで影響意見に選択された反対の賛否意見を題材としてグループ1に提供し、反対の立場からの二次議論の開始を促す。
すなわち本実施例では、グループ内で賛否に偏りがある場合に、少数派の意見と賛否が同じ他のグループの賛否意見を二次議論の題材として提供することで、多数派と少数派の両方の立場に立って課題を検討させるように支援することができる。
図22は、生徒端末に表示される二次議論の議論内容送信画面の例を示す第二の図である。図22の議論内容送信画面161Cは、一次議論が終了したときにグループ2の司会者役の生徒の生徒端末300に表示される画面である。
議論内容送信画面161Cでは、賛成意見欄162Aには、3人の賛成意見が表示されており、反対意見欄163Aには1人の反対意見が表示されている。また反対意見欄163Aの影響意見フラグ欄には、FFさんの賛否意見に影響意見フラグがセットされている。また議論内容送信画面161Cにおいて、一次議論の結果として選択された賛否は反対である。
この状態で、教師端末200が二次議論の開始要求を受け付けた場合について以下に説明する。
グループ2に属する生徒の賛否は、賛成が3人で反対が1人である。したがって教師端末200のメッセージ通知部270は、偏り検知部271により、グループ2の賛否が偏っていると判断する。
続いてフラグ判断部272は、グループ2の意見のうち少数派の賛否意見に影響意見フラグが立っているか否かを判断する。グループ2の意見のうち少数派の賛否意見は、反対の意見であり、影響意見フラグがセットされている。
本実施例では、少数派の賛否意見に影響意見フラグがセットされている場合には、少数派の立場に立った議論も十分行われたと判断する。よって教師端末200は、意見検索部273による賛否意見の検索を行わず、グループ2には二次議論の題材を提供(表示)しない。この場合教師端末200は、議論内容送信画面161Cに、二次議論の開始を促すメッセージのみを表示させても良い。
各グループにおいて二次議論が行われ、教師端末200が二次議論の結果の賛否と代表意見とを受信すると、グループ意見更新部265は、受信した賛否と代表意見とをグループ意見データベース240に格納する。
図23は、二次議論の結果が格納されたグループ意見データベースの例を示す図である。図23に示すグループ意見データベース240Aは、二次議論の結果の賛否と代表意見とがグループ毎に格納されている。
教師端末200は、グループ意見データベース240に全てのグループの二次議論の結果が格納されると、表示制御部266により、表示操作装置21にグループ意見画面を表示させる。
図24は、教師端末に表示されるグループ意見画面の例を示す第二の図である。図24のグループ意見画面201Aは、二次議論が終了した状態の画面である。グループ意見画面201Aでは、課題選択画面121で選択された課題と、グループ意見表示欄202Aが表示される。グループ意見表示欄202Aには、グループ名と、一次議論の結果であるグループの賛否及び代表意見と、二次議論の結果であるグループの賛否及び代表意見と、グループのメンバとが表示される。
またグループ意見画面201Aでは、二次議論が終了した状態であるから、二次議論の開始要求を行う開始要求ボタン203は表示されない。
以上のように本実施例では、グループ内の課題に対する賛否の割合と、代表意見の決定に影響を及ぼしたとして選択された賛否意見の賛否とに基づき、課題に対して賛否両方の立場から十分な議論がされたか否かを判断する。そして議論が不十分であると判断された場合に、グループの代表意見と賛否が反対の他のグループの意見を題材として提供し、再度議論を行わせることで、賛否両者の立場から課題を検討させるように支援できる。
尚上記の説明では、グループの代表意見は、グループの司会者役の生徒の生徒端末300に表示された議論内容送信画面161の代表意見欄164に入力されるものとしたが、これに限定されない。グループの代表意見は、例えばグループに属する生徒の賛否意見から選択されても良い。
図25は、生徒端末に表示される一次議論の議論内容送信画面の例を示す第四の図である。
図25に示す議論内容送信画面161Dの賛成意見欄162Bと反対意見欄163Bには、影響意見フラグ欄の代わりに代表意見選択欄251、252がそれぞれに設けられている。図25の例では、議論内容送信画面161Dにおいて代表意見選択欄251、252において選択された意見が代表意見となる。この場合生徒意見データベース230では、代表意見に選択された生徒の生徒IDと対応する影響意見フラグ欄にフラグがセットされても良い。
また図25には示していないが、例えば議論内容送信画面161Dには代表意見選択欄251、252に加えて影響意見フラグ欄も設けられていても良い。この場合生徒意見データベース230では、代表意見に選択された生徒の生徒IDと対応する影響意見フラグ欄と、影響意見に選択された生徒の生徒IDと対応する影響意見フラグ欄とにフラグがセットされても良い。
以上のように本実施例ではグループ内で賛否に偏りがある場合に、少数派の意見と賛否が同じ他のグループの賛否意見を二次議論の題材として提供することで、賛否両者の視点から議論を行わせるように支援できる。したがって本実施例では、例えば教師が各グループの代表意見の賛否を確認し、グループ毎に代表意見の賛否と逆の賛否意見を二次議論の題材として提示するという煩雑な作業を省くこともできる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
コンピュータに、
収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する処理と、
前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を出力する処理と、を実行させる学習支援プログラム。
(付記2)
前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一の及び第二の意見情報の割合から、前記グループ内で意見の偏りの有無を検知する処理を実行させ、
前記判断する処理は、
前記偏りが検知されたとき、前記グループにおいて収集された数が多い方の意見情報に前記代表意見情報が含まれるか否かを判断する付記1記載の学習支援プログラム。
(付記3)
前記出力する処理は、
他のグループに属する複数の情報端末から収集された第一及び第二の意見情報において、
前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一及び第二の意見情報のうち数が少ない方の意見情報と対応する意見情報と、議論を促すメッセージとを含む画面を生成し、前記画面を前記グループに属する複数の情報端末の何れかに送信する付記2記載の学習支援プログラム。
(付記4)
前記出力する処理は、
収集された第一及び第二の意見情報と、前記代表意見情報の決定に際し影響を及ぼしたことを示すフラグ欄とが対応付けられた記憶部を参照し、
前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一及び第二の意見情報のうち、数が少ない方の意見情報と対応する前記フラグ欄にフラグがセットされていないとき、前記出力する処理を実行する付記3記載の学習支援プログラム。
(付記5)
前記出力する処理は、
前記画面を生成する際に、前記記憶部を参照し、
前記他のグループに属する複数の情報端末から収集された第一及び第二の意見情報において、前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一及び第二の意見情報のうち数が少ない方の意見情報と対応し、且つ前記フラグがセットされている意見情報を含む画面を生成する付記4記載の学習支援プログラム。
(付記6)
前記第一の意見情報と第二の意見情報とは、
課題データが格納された課題記憶部において選択された課題データによる示される課題内容に対する賛成意見と反対意見とを示す情報である付記1乃至5の何れか一項に記載の学習支援プログラム。
(付記7)
収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する判断処理部と、
前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を出力する出力処理部と、を有する学習支援サーバ。
(付記8)
コンピュータによる学習支援方法であって、該コンピュータが、
収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断し、
前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を出力する学習支援方法。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から
逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100 学習支援システム
200 教師端末
210 生徒データベース
220 課題データベース
230 生徒意見データベース
240 グループ意見データベース
250 教師用プログラム
270 メッセージ通知部
300 生徒端末
310 生徒用プログラム

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する処理と、
    前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を、前記意見情報を題材とした議論を促すメッセージと共に出力する処理と、を実行させる学習支援プログラム。
  2. 前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一の及び第二の意見情報の割合から、前記グループ内で意見の偏りの有無を検知する処理を実行させ、
    前記判断する処理は、
    前記偏りが検知されたとき、前記グループにおいて収集された数が多い方の意見情報に前記代表意見情報が含まれるか否かを判断する請求項1記載の学習支援プログラム。
  3. 前記出力する処理は、
    他のグループに属する複数の情報端末から収集された第一及び第二の意見情報において、
    前記グループに属する複数の情報端末から収集された前記第一及び第二の意見情報のうち数が少ない方の意見情報と対応する意見情報と、議論を促すメッセージとを含む画面を生成し、前記画面を前記グループに属する複数の情報端末の何れかに送信する請求項2記載の学習支援プログラム。
  4. コンピュータに、
    収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する処理と、
    前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、他のグループにおいて収集された第一及び第二の意見情報において、前記収集された数が少ない方の意見情報と賛否が同じ意見情報を、前記賛否が同じ意見情報を題材とした議論を促すメッセージと共に出力する処理と、を実行させる学習支援プログラム。
  5. 収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断する判断処理部と、
    前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を、前記意見情報を題材とした議論を促すメッセージと共に出力する出力処理部と、を有する学習支援サーバ。
  6. コンピュータによる学習支援方法であって、該コンピュータが、
    収集された第一及び第二の意見情報のうち、収集された数が多い方の意見情報にグループの代表意見情報が含まれるか否かを判断し、
    前記代表意見情報が前記数が多い方の意見情報に含まれる場合に、前記第一及び第二の意見情報のうち収集された数が少ない方の意見情報を、前記意見情報を題材とした議論を促すメッセージと共に出力する学習支援方法。
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