JP6074710B2 - アース線取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、アース線取付具に関するものである。
従来、内部に電線を挿通する金属製の電線管を相互に接続する電線管接続部材があった(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された電線管接続部材は、電線管を相互に接続した状態でそれぞれの電線管と導通するように設けられており、電線管接続部材の側面には、アース線を接続するための接地用ネジがねじ込まれている。
特開平10−274369号公報
上述した電線管接続部材は、電線管の継ぎ目部分に設けられるため、一端側を所定位置に接続したアース線の他端側を、電線管の継ぎ目付近まで引き延ばす必要があり、施工性が悪かった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、施工性のよいアース線取付具を提供することにある。
このアース線取付具において、金属製の電線管の外周よりも長いバンド、及び前記バンドの一端側に設けられて前記電線管の外周面に巻きつけられた前記バンドの他端側を係止する係止部を有する結束部と、金属板から形成され、アース線を取り付けるためのねじ端子部、及び前記バンドの長手方向において移動自在となるように前記バンドに取り付けられる取付部を有する取付具本体とを備え、前記取付具本体は、前記ねじ端子部が設けられた部位が前記バンドから離れるように、前記ねじ端子部と前記取付部との間を折り曲げた折曲部を有することを特徴とする。
本発明によれば、取付具本体を電線管の外周面における所望の位置に取り付けることができて、且つねじ端子部がバンドから離れるように設けられているので、アース線をねじ端子部に接続する作業がしやすくなる。
本実施形態のアース線取付具を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 同上の要部を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 同上の施工方法を説明するための説明図である。
以下に、本実施形態の説明として、金属製の円筒状の電線管に取り付けられるアース線取付具について図1〜図3を参照して説明する。尚、電線管は、例えば日本工業規格(JIS C 8305)で規定された電線保護のための金属製のパイプであるが、電線管はJIS C 8305の規格に沿うものに限定されず、適宜の金属製の電線管であってよい。また、以下の説明では図1(a)に示す向きを基準として上下左右の方向を規定し、図1(b)における左右方向を前後方向として説明するが、この方向は説明の便宜上定義するものであり、実際の使用状態での方向を上記の方向に限定するものではない。
アース線取付具1は、取付具本体2と結束部3とで構成される。
取付具本体2は、図2(a)に示すように平面視の形状がT形に形成された金属板20からなる。金属板20の上側の幅広部分には、上下方向の中間部分を前側に折り曲げた折曲部5が設けられており、金属板20は、折曲部5よりも上側の折曲片21と、折曲部5よりも下側の取付部22とを一体に備える。
折曲片21には、ねじ孔21aが設けられており、ねじ孔21aの右側には、取付具本体2が接地用の部材であることを示すためのマーク21bが設けられている。ねじ孔21aは、バーリング加工によって折曲片21の背面に形成された筒部21cの内周面をねじ加工して形成される。ねじ孔21aには、アース線(図示せず)を取り付けるためのねじ(図示せず)がねじ込まれる。尚、ねじ孔21aは、バーリング加工によって形成されることに限定されず、適宜の方法でねじを固定できればよい。例えばねじ孔21aは、折曲片21に孔を設けてその孔と同心となるように取り付けられたナット等で形成されていてもよい。
取付部22には取付孔4が設けられており、取付孔4は、折曲片21と取付部22との角に設けられた左右方向に長い長円形状の長孔4aと、取付部22の下側に設けられた左右方向に長い長円形状の長孔4bとで形成される。取付部22における長孔4aと長孔4bとの間には、上下方向に長い長孔22aが形成されており、長孔22aが形成されていない場合に比べて取付部22が前後方向に撓みやすくなっている。
結束部3は、図1に示すように係止部31とバンド32とで構成されている。
係止部31は、金属材料(例えばSUS316等)または樹脂材料(例えばナイロン6,6等)により上下方向の両端面(バンド32の長手方向における両端面)が開口している矩形筒状に形成されており、係止部31の前面には、前方に突出する膨出部31aが設けられている。膨出部31aの内部には、膨出部31aの内側面から係止部31の背面方向に突出する係止爪31cが設けられている。
バンド32は、金属材料(例えばSUS316等)または樹脂材料(例えばナイロン6,6等)により長細の帯状に形成されており、係止部31の内部を挿通している。バンド32の下端側には、先端が先細の先端部32aが形成されている。バンド32の前面には、例えばバンド32の幅方向に沿う係止溝(図示せず)が、バンド32の長手方向に連なるように複数設けられている。バンド32は、係止溝を設けた面が係止爪31cに対向するようにして係止部31の内部を挿通しており、係止部31の上下両側の開口部からバンド32の両端がそれぞれ突出している。係止部31の上側の開口部から突出したバンド32の上側の先端部分は、係止部31の背面側に折り返されて、例えば超音波溶着等によって係止部31の背面に固定されている。係止部31の上側の開口部には、挿通しているバンド32の表面と係止部31とによって挿入孔31bが形成されており、係止部31の下側の開口部には、挿通しているバンド32の表面と係止部31とによって取出孔31dが形成されている。
結束部3の膨出部31aが前方を向いた状態で、バンド32の先端部32aを取付具本体2の背面から長孔4aに挿入することで、バンド32が長孔4aを挿通して取付部22の前方に突出する。長孔4aを挿通した先端部32aを、取付部22の前面から長孔4bに挿入することにより、取付具本体2がバンド32に沿って移動自在な状態で結束部3に取り付けられる。
ここで、アース線取付具1を電線管に取り付ける方法について図3を用いて説明する。
結束部3の長手方向が電線管6の周方向に沿うように取付具本体2の背面を電線管6の外周面に当接させ、バンド32の先端部32aを挿入孔31bに挿入することで、バンド32が電線管6に環状に巻きつけられる。係止部31を挿通した先端部32aを、取出孔31dから引き出して取付具本体2の背面から長孔4aに挿入することにより、先端部32aが取付具本体2の前方に突出する。先端部32aを取付具本体2の前方に引き出して、係止部31を挿通するバンド32を係止部31から前方に引き出すことにより、バンド32が電線管6の周面に沿って締まる。尚、本実施形態では、バンド32を電線管6に環状に巻きつけた後に、取出孔31dから突出したバンド32は長孔4aを挿通しているが、取出孔31dから突出したバンド32は長孔4aを挿通しなくてもよい。例えば、取出孔31dから突出したバンド32が長孔4aまで届かない場合や、バンド32を締めた後に取出孔31dから突出したバンド32を切り取った場合には、バンド32は長孔4aを挿通しなくてもよい。
バンド32の先端部32aを挿入孔31bに挿入すると、係止部31の内部に設けられた係止爪31cがバンド32の表面に設けられた係止溝に嵌合する。係止爪31cには、挿入孔31bに挿入されたバンド32が抜けないようにするためのかえし(図示せず)が設けられており、一旦バンド32を締めると緩まないので、バンド32は電線管6を締め付けた状態で係止部31に係止される。
取付部22は、バンド32と電線管6とによって挟まれて撓んだ状態で電線管6の外周面に当接する。取付部22と電線管6とが接することで、取付具本体2は電線管6と電気的に接続する。取付具本体2は、取付部22の背面を電線管6の外周面に当接させた状態で電線管6に取り付けられるので、取付部22の前方に折り曲げられている折曲片21が、電線管6の径方向の外向きに突出する。折曲片21に設けられているねじ孔21aにアース線(図示せず)の一端側をねじ(図示せず)で固定し、アース線の他端側を接地することにより、電線管6が接地される。
以上説明したように、本実施形態のアース線取付具1は、結束部3と、取付具本体2とを備える。結束部3は、金属製の電線管6の外周よりも長いバンド32と、バンド32の一端側に設けられて電線管6の外周面に巻きつけられたバンド32の他端側を係止する係止部31とを有する。取付具本体2は、金属板20から形成され、アース線を取り付けるためのねじ孔21a(ねじ端子部)と、バンド32の長手方向において移動自在となるようにバンド32に取り付けられる取付部22を有する。取付具本体2は、ねじ孔21aが設けられた部位がバンド32から離れるように、ねじ孔21aと取付部22との間を折り曲げた折曲部5を有する。
取付具本体2を電線管6の外周面における所望の位置に取り付けることができて、且つねじ孔21aがバンド32から離れるように設けられているので、アース線をねじ孔21aに接続する作業がしやすくなる。また取付部22は、バンド32と電線管6とによって挟持されることにより電線管6の外周面に沿って撓むので、取付具本体2が、より安定した状態で電線管6の外周面に取り付けられることも好ましい。
1 アース線取付具
2 取付具本体
20 金属板
21 折曲片
21a ねじ孔
22 取付部
3 結束部
31 係止部
31c 係止爪
32 バンド
4 取付孔
4a,4b 長孔
5 折曲部
6 電線管

Claims (1)

  1. 金属製の電線管の外周よりも長いバンド、及び前記バンドの一端側に設けられて前記電線管の外周面に巻きつけられた前記バンドの他端側を係止する係止部を有する結束部と、
    金属板から形成され、アース線を取り付けるためのねじ端子部、及び前記バンドの長手方向において移動自在となるように前記バンドに取り付けられる取付部を有する取付具本体とを備え、
    前記取付具本体は、前記ねじ端子部が設けられた部位が前記バンドから離れるように、前記ねじ端子部と前記取付部との間を折り曲げた折曲部を有することを特徴とするアース線取付具。
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