JP2006278211A - コネクタキャップのケーブル取付構造 - Google Patents

コネクタキャップのケーブル取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 屋外で使用されるケーブル先端に設けられたコネクタのコネクタキャップのケーブル取付構造において、取り扱い環境において頑丈であり、製造上の組立作業性、品質信頼性、及び取扱い上の安全性を向上させことが可能なコネクタキャップのケーブル取付構造を提供する。
【解決手段】 ケーブル連結金具106をケーブル101に取り付ける際には、まず、ケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aの付いた重なり部分を開き、ケーブル101に挟み込んだ後、ネジ12の先端をケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aに片側から差し込み、ネジ止め用穴11aの反対側からとび出たネジ12の先端に座金13、ケーブル連結金具106、カラー16、バネ座金14の順に挿入し、ナット15で締め付けることでケーブル101に固定される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、屋外にて使用される無線機や通信機器などの通信ケーブルや電線ケーブルなどのケーブルの先端に設けられたコネクタに塵埃や傷が付かないように被覆されるコネクタキャップに係り、特に、ケーブル本体に確実に固定することができ、ケーブルの配線作業時や機器の運用中におけるコネクタキャップの脱落防止及びケーブルの取扱い上での安全性に有効なコネクタキャップのケーブル取付構造に関するものである。
屋外で無線機や通信機器などの配線に使用される通信ケーブルや電線ケーブルなどのケーブルは、無線機本体などに配設されたコネクタ、或いは、別のケーブルのコネクタに接続するためのコネクタを先端に備えており、ケーブルの先端に設けられたコネクタは、ケーブル収納時や機器の配線作業を行う際に、塵埃や傷が付かないように通常コネクタキャップで被覆されている。このようなコネクタキャップは、コネクタから取り外す際に、ケーブル本体からコネクタキャップのみ離脱するのを防止するために、脱落防止用ワイヤなどを介してケーブル本体に繋がれた状態になっている。また、脱落防止用ワイヤは、コネクタキャップの取り付け及び取り外しが容易に行え、また、取り外した際に、機器の運用の妨げにならないような適当な長さで形成されている。
ここで、従来のコネクタキャップのケーブル取付構造について図面を参照して説明する。図7は従来のコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図であり、図8は図7のコネクタキャップ103の構成を示す正面図及び平面図であり、また、図9は図8のケーブル連結金具106の詳細を示す正面図及び平面図である。図8に示すように、コネクタキャップ103は、脱落防止用ロープ104の片方の端に加締められたキャップ取付金具105を介して加締め或いは熱溶着などの方法で脱落防止用ロープ104に繋がれている。また、脱落防止用ロープ104のもう一方の端には、コネクタキャップ103を脱落防止用ロープ104を介してケーブル101に連結するためのケーブル連結金具106が加締められている。
また、図7に示すように、ケーブル101には、ケーブル101とケーブル101の先端に設けられたコネクタ102とを連結する部分を保護するために、ゴム系、またはウレタン系の樹脂成形によって形成された部品(以下、ブーツと称する)108が取り付けられており、そのブーツ108には、貫通穴を有するフック部109が形成されている。そこで、脱落防止用ロープ104に取り付けられたケーブル連結金具106に金属製の結合用リング107を取り付け、その結合用リング107をブーツ108のフック部109に引っ掛けることによって、コネクタキャップ103が脱落防止用ロープ104を介してケーブル101に保持される構造となっている。
また、他のコネクタキャップのケーブル取付構造として、光ファイバ導線コネクタの保護スリーブ(前記ブーツに相当)において、該保護スリーブの外壁に軟質線体が連設され、該軟質線体の末端がコネクタ末端を被覆可能な防塵キャップに連接される構造とすることにより、該保護スリーブは光ファイバ導線コネクタを保護する作用を有するほかに、防塵キャップによりこのコネクタの末端を保護して防塵の作用を達成している例がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−195099号公報
しかしながら、図7に示すような構造においては、ブーツ108がゴム系、またはウレタン系の樹脂成形によって形成されることから、ブーツ108のフック部109の穴に結合用リング107を通すことにより、結合用リング107がフック部109の穴の中で回転等の動きを発生させ、フック部109の磨耗、破損等を引き起こす恐れがあった。
また、屋外で使用されるケーブルの場合、用途によっては、全長が数十メートルにも及ぶものがあり、ケーブルの敷設作業時、または、運用中に、ケーブルが地面を引き摺り回されることから、樹脂成形により形成されるブーツのフック部109や特許文献1の保護スリーブの軟質線体では、取り扱い上、破損に繋がる事態が十二分に予想される。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたもので、屋外で使用されるケーブル先端に設けられたコネクタのコネクタキャップのケーブル取付構造において、取り扱い環境において頑丈であり、製造上の組立作業性、品質信頼性、及び取扱い上の安全性を向上させことが可能なコネクタキャップのケーブル取付構造を提供することを目的とする。
このため、本発明では、ケーブル先端に設けられたコネクタを被覆するコネクタキャップのケーブル取付構造であって、コネクタキャップと、ケーブルを弾性的に挟み込んで保持するケーブルクランプと、前記コネクタキャップに片端が固定され、もう一方の端に前記ケーブルクランプとの連結手段を有するロープと、前記ケーブルに前記ケーブルクランプを固定するとともに、前記連結手段を前記ケーブルクランプに回転可能に固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ケーブル先端に設けられたコネクタを被覆するコネクタキャップのケーブル取付構造を、コネクタキャップと、ケーブルを弾性的に挟み込んで保持するケーブルクランプと、前記コネクタキャップに片端が固定され、もう一方の端に前記ケーブルクランプとの連結手段を有するロープと、前記ケーブルに前記ケーブルクランプを固定するとともに、前記連結手段を前記ケーブルクランプに回転可能に固定する固定手段と、を備えた構成としたので、ケーブルクランプを使ってケーブルにコネクタキャップを頑丈に固定することができ、ケーブルの敷設作業時及び運用中でのコネクタキャップの破損やケーブルからの脱落を防止することができることから、信頼性の向上に繋がるという優れた効果を発揮する。更に、コネクタキャップをケーブルに繋いでいるロープの連結手段がケーブルクランプに回転可能に固定される構成としたので、取り扱い上の安全性向上が図れるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明のケーブル先端に設けられたコネクタを被覆するコネクタキャップのケーブル取付構造は、コネクタキャップと、ケーブルを弾性的に挟み込んで保持するケーブルクランプと、前記コネクタキャップに片端が固定され、もう一方の端に前記ケーブルクランプとの連結手段を有するロープと、前記ケーブルに前記ケーブルクランプを固定するとともに、前記連結手段を前記ケーブルクランプに回転可能に固定する固定手段と、を備えた構成としたので、ケーブルクランプを使ってケーブルにコネクタキャップを頑丈に固定することができ、ケーブルの敷設作業時及び運用中でのコネクタキャップの破損やケーブルからの脱落を防止することができるものである。更に、コネクタキャップをケーブルに繋いでいるロープの連結手段がケーブルクランプに回転可能に固定される構成としたので、取り扱い上の安全性向上が図れるものである。
まず、本発明の第1の実施の形態について図を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図であり、図2は図1のA部の構成を示す説明図である。また、図3は図2のケーブルクランプ11の詳細を示す正面図、側面図及び斜視図である。
図1及び図2に示すように、コネクタキャップ103からキャップ取付金具105、脱落防止用ロープ104及びケーブル連結金具106へと繋がる構成は従来と同様であるが、ケーブル連結金具106をケーブルクランプ11を介してケーブル101に保持させる構造(図1のA部)が従来と異なっている。ケーブル連結金具106をケーブル101に取り付ける際には、図2に示すように、まず、図3のプラスチック製のケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aの付いた重なり部分を開き、ケーブル101に挟み込んだ後、ネジ12の先端をケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aに片側から差し込み、ネジ止め用穴11aの反対側からとび出たネジ12の先端に座金13、ケーブル連結金具106、バネ座金14の順に挿入し、ナット15で締め付けることでケーブル101に固定される。尚、ケーブルクランプのケーブルを挟み込むための輪の大きさは、使用するケーブルの線径に合わせて適当に選択できるようになっている。これによって、ケーブルクランプでケーブルにコネクタキャップを頑丈に固定することができ、ケーブルの敷設作業時及び運用中でのコネクタキャップの破損やケーブルからの脱落を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図を参照して詳細に説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係るコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図であり、図5は図4のB部の構成を示す説明図である。また、図6は図5のカラー16の詳細を示す正面図及び断面図である。
図4及び図5に示すように、コネクタキャップ103からキャップ取付金具105、脱落防止用ロープ104及びケーブル連結金具106へと繋がる構成は従来と同様であるが、ケーブル連結金具106をケーブルクランプ11を介してケーブル101に保持させる構造(図4のB部)が従来と異なっている。ケーブル連結金具106をケーブル101に取り付ける際には、図5に示すように、まず、図3のプラスチック製のケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aの付いた重なり部分を開き、ケーブル101に挟み込んだ後、ネジ12の先端をケーブルクランプ11のネジ止め用穴11aに片側から差し込み、ネジ止め用穴11aの反対側からとび出たネジ12の先端に座金13、ケーブル連結金具106、カラー16、バネ座金14の順に挿入し、ナット15で締め付けることでケーブル101に固定される。ここで、図9に示すように、ケーブル連結金具106の穴径をd、厚さをtとし、また、図6に示すように、カラー16の軸径をD、段差をHとした場合、ケーブル連結金具106の穴径dとカラー16の軸径Dの関係は数1とする。
Figure 2006278211
また、カラー16の段差Hとケーブル連結金具106の厚さtの関係は数2とする。
Figure 2006278211
数1及び数2の関係を満たすことによって、ケーブル連結金具106を図4のJ方向に自由に回転させることができるようになる。これによって、ケーブルクランプでケーブルにコネクタキャップを頑丈に固定することができ、ケーブルの敷設作業時及び運用中でのコネクタキャップの破損やケーブルからの脱落を防止することができる。更に、コネクタキャップをケーブルに繋いでいるロープの連結手段が自由に回転することができるので、取り扱い上の安全性向上が図れる。
本発明の第1の実施の形態に係るコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図である。 図1のA部の構成を示す説明図である。 図2のケーブルクランプ11の詳細を示す正面図、側面図及び斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図である。 図4のB部の構成を示す説明図である。 図5のカラー16の詳細を示す正面図及び断面図である。 従来のコネクタキャップのケーブル取付構造を示す正面図である。 図7のコネクタキャップ103の構成を示す正面図及び平面図である。 図8のケーブル連結金具106の詳細を示す正面図及び平面図である。
符号の説明
11…ケーブルクランプ、 11a…ネジ止め用穴、 12…ネジ、 13…座金、 14…バネ座金、 15…ナット、 16…カラー、
101…ケーブル、 102…コネクタ、 103…コネクタキャップ、 104…脱落防止用ロープ、 105…キャップ取付金具、 106…ケーブル連結金具、 107…結合用リング、 108…ブーツ、 109…フック部

Claims (1)

  1. ケーブル先端に設けられたコネクタを被覆するコネクタキャップのケーブル取付構造であって、
    コネクタキャップと、ケーブルを弾性的に挟み込んで保持するケーブルクランプと、前記コネクタキャップに片端が固定され、もう一方の端に前記ケーブルクランプとの連結手段を有するロープと、前記ケーブルに前記ケーブルクランプを固定するとともに、前記連結手段を前記ケーブルクランプに回転可能に固定する固定手段と、を備えたことを特徴とするコネクタキャップのケーブル取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014120467A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Seiko Ryo 保護カバーを有する複合型接続装置

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