JP6073581B2 - きな粉様風味を有する米および米粉 - Google Patents
きな粉様風味を有する米および米粉 Download PDFInfo
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Description
(1)米を加熱する工程
を包含する、方法を提供する。
本明細書において「食品」とは、すべての飲食物をいい、食べるものである食料および飲むものである飲料を含む。たとえば、パン、パウンドケーキ、エネルギーバー、うどん、そば、アイスクリーム、ミルクプリン、乳飲料、きな粉風飲料が挙げられ、米加工品等の加工食品も包含されることが理解される。食品としては、例えば当該米を用いて炊いた米飯、発芽米、かゆ、餅等米をそのまま利用した食品、米を粉砕して得られる米粉はもちろんのこと、その米粉を利用した加工食品、例えば、ビーフンのような麺類、米粉を用いたパン類、あられ、おかき、せんべい等のような米菓子、ケーキ、クッキー等の洋菓子、饅頭等の和菓子等米粉を原材料とした種々の菓子、きな粉風飲料、乳飲料等の飲料等、米および米粉を原材料として用いた食品すべてを意味する。
本発明の好ましい実施形態を、以下に掲げる。以下に提供される実施形態は、本発明のよりよい理解のために提供されるものであり、本発明の範囲は以下の記載に限定されるべきでない。従って、当業者は、本明細書中の記載を参酌して、本発明の範囲内で適宜改変を行うことができることは明らかである。
1つの局面において、本発明は、加熱処理した米または該米に由来する成分を含む、きな粉のにおいもしくは味またはにおいおよび味の両方を有するきな粉を含まない食品または食品添加物を提供する。本発明の食品は、飲むものである飲料および食べるものである食料を含む。本発明における加熱処理は、最終的にきな粉の味、におい、味またはその両方およびにおいの両方が生じる限りどのような条件であってもよい。
好ましい実施形態では、本発明の食品または食品添加物は、血液中および内臓中の中性脂肪量の抑制または脂肪蓄積抑制効果のあるものである。特に、この効果は、本発明においてwx/ae米を用いて生産した場合に顕著である。
は加工食品の原料として、または有効成分とする血液中または内臓中の中性脂肪抑制剤等として使用することができる。その結果、高脂肪食の摂取下における血中中性脂肪量の上昇が抑制され、内臓への脂肪の蓄積が防止される。そして、本発明の食品または食品添加物は、通常のものと同様に炊飯できるので、日常の食餌である米飯として食することができる。従って、きな粉に代えてこの米を使用すれば、普通の食生活によって高脂血症に起因する脳卒中および心臓病、さらには内臓脂肪の蓄積およびそれに起因する内臓疾患の発症率を低減させることができる。
〔試料の作製〕
ジャポニカ米である金南風の受精卵細胞をN−メチル−N−ニトロソウレア(MNU)で処理して変異させたwx変異米EM21(GBSSI欠損株:Satoh and Omuraら(J. Fac. Agric., Kyushu Univ. 1979, 24, 165− 174;1979)の方法による)と、ae変異米EM16(BEIIb欠損株)を交配して、ダブルミュータントwx/ae株を得ることができる。このようなwx/ae種としては、たとえば九州大学のAMF18株(アミロモチとして、品種登録出願されている(出願番号:25244))等を挙げることができる。
また、コントロールとして、うるち種の金南風(WT)、wx変異体であるEM21、ae変異米であるEM16を用いた。
オーブンを用いて、野生種のうるち米からアミロース合成酵素I(GBSSI)とアミロペクチン枝作り酵素IIb(BEIIb)の双方を欠失した二重変異体(wx/ae)米の玄米を焙煎処理した。120、130、140、150、160、170、180、190、200、210、220、230若しくは240℃に設定したオーブン内で予め熱しておいた鉄板に、玄米150gを均等に並べ、表1の時間条件に従い、玄米を焙煎した。玄米を焙煎後、粉砕機(大阪ケミカル株式会社、ワンダーブレンダー)を用いて粉砕し、焙煎玄米粉試料を調製した。
実施例1の方法に従って、二重変異体(wx/ae)米の玄米を用いず、うるち種の金南風、wx変異体であるEM21もしくはae変異米であるEM16の玄米を用いて焙煎玄米粉試料を調製した。180℃に設定したオーブン内で予め熱しておいた鉄板に、玄米150gを均等に並べ、15分間玄米を焙煎した。玄米を焙煎後、粉砕機を用いて粉砕し、焙煎玄米粉試料を調製した。
実施例1で得られた焙煎玄米粉を、男性9名、女性3名からなる被験者ににおいをかがせ、きな粉の香り(におい)の強弱を評価した。香り(におい)の官能評価は◎>○>▲>△>×の5段階で評価を行い、最もきな粉の香り(におい)が強いものを◎とした。各被験者の評価から平均点数を求め、得られた結果を下記表1に示す。
wx/ae米の未焙煎の玄米粉および実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理した焙煎玄米粉を財団法人日本食品分析センターにて総食物繊維含量を測定した。
得られた結果を下記表2に示す。
実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理した焙煎玄米粉および比較例1で得られた焙煎玄米粉を、男性9名、女性3名からなる被験者ににおいをかがせ、きな粉の香り(におい)の強弱を評価した。香り(におい)の官能評価は◎>○>▲>△>×の5段階で評価を行い、最もきな粉の香り(におい)が強いものを◎とした。各被験者の評価から平均点数を求め、得られた結果を下記表3に示す。
実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理した焙煎玄米粉および比較例1で得られたうるち米の焙煎玄米粉を、男性9名、女性3名からなる被験者に食してもらい、きな粉の味の強弱を評価した。味の官能評価は◎>○>▲>△>×の5段階で評価を行い、最もきな粉の味が強いものを◎とした。各被験者の評価から平均点数を求め、得られた結果を下記表4に示す。
wx/ae米の白米を用い、実施例1と同様に180℃で15分間焙煎処理した焙煎白米粉および実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち180℃で15分間焙煎処理したものを、試験例1のように官能試験をおこなった結果を下記表5に示す。
wx/ae米の糠を用い、実施例1と同様に180℃で15分間焙煎処理した焙煎糠および実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理したものを、試験例1のように官能試験をおこなった結果を下記表6に示す。
wx/ae米の発芽玄米を用いて同様の実験を行った。より詳細には、実施例1と同様の条件でwx/ae米の発芽玄米を焙煎処理し、試験例1のように官能試験をおこなった結果を下記表7に示す。
wx/ae米の玄米を、蒸し器(アサダ金属株式会社、蒸気式蒸し器)を用いて120℃で40分間水蒸気による加熱処理した。玄米を加熱処理後、水きりして余剰な水分を除去した後、粉砕機を用いて粉砕し、水蒸気加熱玄米粉試料を調製した。得られた水蒸気加熱玄米粉および実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理したものを、試験例1のように官能試験をおこなった結果を下記表8に示す。
wx/ae米の玄米を予め4℃で18時間浸水し、その後水切りをした含水処理玄米を用い、実施例1と同様の条件でwx/ae米の含水玄米の焙煎を行い、試験例1または2のように官能試験をおこなった結果を下記表9に示す。
実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理したもの、きな粉(市販品:大豆由来)および米ぬかと発芽玄米を焙煎し製粉したもの(特許文献4の市販品)を、試験例1のように官能試験をおこなった結果を下記表10に示す。
その結果、wx/ae米は米粉であるにもかかわらずきな粉と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈することが分かった。一方、市販のきな粉風玄米である玄きな粉と比較すると、wx/ae米の玄米焙煎粉は「きな粉のにおい」に優れていることが分かった。
(実施例6A:機器分析による本物度の比較)
実施例1で得たwx/ae米の焙煎玄米粉のうち、180℃で15分間焙煎処理したもの、きな粉(市販品:大豆由来)および比較例1で得られたうるち米の焙煎玄米粉を、におい識別装置(株式会社島津製作所、FF−2A)を用いて分析した。得られた結果の内、芳香族系の基準ガスとの類似度を示した値を下記表10Aに示す。
下記表11に掲げる処方の全原料をパンミキサーに投入した。生地が繋がり塊(ドウ)が形成されるまで撹拌混合した。ドウを50gずつに分割し、手で丸めた生地を10分間静置し休ませた。その後、生地を平たくのばし、再度、手で丸めた生地を、庫内温度37℃〜38℃、庫内湿度70%〜75%のホイロにて30分間発酵させた。発酵後、庫内温度205℃〜210℃のオーブンにて15分間焼成し、米パンを調製した。
注2:原材料:精製米ぬか、発芽玄米粉、米胚芽(株式会社のざわ/商品名「玄きな粉−げんきなこ−」)
注3:米パン用小麦蛋白ミックス/原材料:粉末状小麦たん白、麦芽糖(グリコ栄養食品株式会社)
得られた米パンについて官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例8は、米粉であるにもかかわらず比較例5と同等もしくはそれ以上の強いきなこ風味を呈する結果となった。また、本実施例で用いた条件では、比較例6および比較例7は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様に米パンの官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
下記表12に掲げる処方の内、無塩バター、メープルシロップ、砂糖をハンドミキサーにて混ぜ合わせた。更に、ハンドミキサーにて撹拌しながら全卵を加えて混ぜ合わせた。そこへ、予め混合した粉体原料を篩い入れ、へらで混ぜ合わせ、最後に、牛乳を加え、へらで混ぜ合わせた。型に流し込み、オーブンにて(180℃下40分間)焼成しパウンドケーキを調製した。
注2:原材料:精製米ぬか、発芽玄米粉、米胚芽(株式会社のざわ/商品名「玄きな粉−げんきなこ−」)
得られたパウンドケーキについて官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例9は、米粉でありながらも比較例8と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈する結果となった。本実施例で用いた条件では、比較例9および比較例10は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様にパウンドケーキの官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
下記表13に掲げる処方の内、ミキサーに無塩バター、メープルシロップ、砂糖を加え、撹拌混合した。そこへ、予め混合した粉体原料、オレンジピール、水を入れ、生地が繋がり塊(ドウ)が形成されるまで撹拌混合した。バー形態に成形し、オーブンにて(170℃下20分間)焼成しエネルギーバーを調製した。
注2:原材料:精製米ぬか、発芽玄米粉、米胚芽(株式会社のざわ/商品名「玄きな粉−げんきなこ−」)
得られたエネルギーバーについて官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例10は、米粉でありながらも比較例11と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈する結果となった。本実施例で用いた条件では、比較例12および比較例13は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様にエネルギーバーの官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
下記表14に掲げる処方の内、牛乳に砂糖を加え、木べらでよく混ぜ合わせ砂糖を溶かした。そこへくず粉他、粉体原料を加え、木べらでよく混ぜ合わせた。木べらで掻き混ぜながら、粘度が出て滑らかな状態になるまで加熱した。ゼリーカップに充填し、氷浴にて急冷し、ミルクプリンを調製した。
得られたミルクプリンについて官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例10は、米粉でありながらも比較例14と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈する結果となった。本実施例で用いた条件では、比較例15および比較例16は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様にミルクプリンの官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
下記表15に掲げる処方の内、牛乳、生クリーム、砂糖、粉体原料を、木べらでよく混ぜ合わせ、砂糖と粉体原料を良く溶かす。アイスクリームフリーザーによりアイスクリームを調製した。
得られたアイスクリームについて官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例11は、米粉でありながらも比較例17と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈する結果となった。本実施例で用いた条件では、比較例18、および比較例19は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様にアイスクリームの官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
下記表16に掲げる処方の全原料を真空ミキサーに投入し、混練する。形成された生地の塊(ドウ)を、製麺機にて、複合、圧延、切り出しを行ない麺線とし、うどんを調製した。得られたうどんを茹でたものについて官能評価を行なった。
注2:A−グルG:小麦グルテン(グリコ栄養食品株式会社)。 「A−グル」はグリコ栄養食品株式会社の登録商標。
下記表17に掲げる処方の全原料を真空ミキサーに投入し、混練した。形成された生地の塊(ドウ)を、製麺機にて、複合、圧延、切り出しを行ない麺線とし、そばを調製した。得られたそばを茹でたものについて官能評価を行なった。
注2:A−グルWP:小麦グルテン(グリコ栄養食品株式会社)。「A−グル」はグリコ栄養食品株式会社の登録商標。
下記表18に掲げる処方の全てを撹拌混合し、きな粉風飲料を調製した。
得られたきな粉風飲料について官能評価を行なった。wx/ae玄米焙煎粉(180℃加熱処理)を添加した実施例14は、米粉でありながらも比較例26と同等もしくはそれ以上の強いきな粉風味を呈する結果となった。本実施例で用いた条件では、比較例27および比較例28は、いわゆる通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。なお、本実施例でwx/ae米に対して用いたのと同様の条件で調製したwx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉を用いて同様にきな粉風飲料の官能評価を行ったが、wx変異米EM21およびae変異米EM16の焙煎玄米粉の添加区では通常の焙煎臭、焦げ臭を呈するのみで、きな粉風味を全く呈しない結果となった。
Claims (6)
- きな粉のにおい及び/又は味を有する焙煎玄米又は焙煎玄米粉の製造方法であって、
wx/ae米の玄米又はwx/ae米の玄米粉を130℃以上でかつ210℃以下で焙煎する工程を含む方法。 - 130℃でかつ120分以上か、140℃でかつ60分〜120分か、150℃でかつ30分〜60分か、160℃でかつ20分〜60分か、170℃でかつ10分〜45分か、180℃でかつ5分〜30分か、190℃でかつ5分〜20分か、200℃でかつ5分〜10分か、または210℃でかつ5分で焙煎する請求項1に記載の方法。
- wx/ae米の玄米又はwx/ae米の玄米粉に、きな粉のにおい及び/又は味を付加する方法であって、
wx/ae米の玄米又はwx/ae米の玄米粉を130℃以上でかつ210℃以下で焙煎する工程を含む方法。 - 130℃でかつ120分以上か、140℃でかつ60分〜120分か、150℃でかつ30分〜60分か、160℃でかつ20分〜60分か、170℃でかつ10分〜45分か、180℃でかつ5分〜30分か、190℃でかつ5分〜20分か、200℃でかつ5分〜10分か、または210℃でかつ5分で焙煎する請求項3に記載の方法。
- きな粉のにおい及び/又は味を有する食品又は食品添加物を製造する方法であって、
wx/ae米の玄米及び/又はwx/ae米の玄米粉を130℃以上でかつ210℃以下で焙煎する工程を含む方法。 - 130℃でかつ120分以上か、140℃でかつ60分〜120分か、150℃でかつ30分〜60分か、160℃でかつ20分〜60分か、170℃でかつ10分〜45分か、180℃でかつ5分〜30分か、190℃でかつ5分〜20分か、200℃でかつ5分〜10分か、または210℃でかつ5分で焙煎する請求項5に記載の方法。
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