JP6072784B2 - ピストンアセンブリを有するロータリーピストン機関および当該ロータリーピストン機関を有する車両並びにピストンアセンブリの製造方法 - Google Patents

ピストンアセンブリを有するロータリーピストン機関および当該ロータリーピストン機関を有する車両並びにピストンアセンブリの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ピストンアセンブリを有するロータリーピストン機関と、当該ロータリーピストン機関を有する車両と、ピストンアセンブリの製造方法と、に関する。ロータリーピストン機関は特に、電気駆動車において、発電機を有するレンジエクステンダーでの使用に適している。特にロータリーピストン機関は、ロータリー機関として形成されている。本発明は、ロータリーピストン機関において、レンジエクステンダーに関係なく、あるいは車両に関係なく、有利に利用されてもよい。
従来技術から、ロータリーピストンが、偏心シャフトに転がり軸受あるいは滑り軸受と共に取り付けられているロータリーピストン機関が知られている。ロータリーピストンは、隣り合うサイドプレートの間に、もしくはロータリーピストン機関のハウジングからガイドされている。以下において、軸受リングとは、転がり軸受の外側軸受リングとも、滑り軸受の軸受ブッシュとも理解され得る。
ロータリーピストン機関の構造のいくつかは、寿命が不充分である。
それゆえ本発明の課題は、特に寿命の長さで傑出した、改良されたロータリーピストン機関を提供することである。
この課題は、本発明に従えば、独立請求項の教示によって解決される。本発明の好ましい様態は、従属請求項の対象である。請求項9は、本発明に係るロータリーピストン機関の使用法と駆動条件とを挙げている。請求項10は、本発明に係るロータリーピストン機関を有する車両を挙げている。請求項11は、ピストンアセンブリの製造方法を挙げている。
本発明に係るロータリーピストン機関は、ピストンアセンブリを備え、当該ピストンアセンブリは、特にロータリーピストン機関の偏心シャフトに軸受されている。ピストンアセンブリは、ロータリーピストンを備える。ロータリーピストンは、以下に第1回転軸と呼ばれるその回転軸回りに、ロータリーピストン機関内部で回転する。ロータリーピストンは、孔軸が付属した中央孔と、特に湾曲した少なくとも2つの第1境界面を備える。孔軸は、第1回転軸とほぼ一致する。ピストンアセンブリはさらに、ほぼ中空円筒状の軸受リングを備える。軸受リングは、少なくとも部分的に中央孔にはめ込まれるように意図されている。しかもピストンアセンブリは、少なくとも1つの結合体を備え、当該結合体は、ロータリーピストンと軸受リングとを形状接続的に接合するように意図されている。特に結合体は、少なくとも一時的に、第1回転軸に沿ってもしくは特に第1回転軸に対して軸方向に、あるいは逆方向に、力をロータリーピストンから軸受リングに伝達するように意図されている。
ロータリーピストン機関の本発明に係る構成では、ロータリーピストンの第1回転軸に沿ってもしくは特に第1回転軸に対して軸方向に、ロータリーピストンに対して相対的に、軸受リングが望ましくない移動を行うのを妨げる。結合体が、形状接続によってロータリーピストンを軸受リングと接合することによって、軸受リングとロータリーピストンの望ましくない相対的運動を妨げる。そうして、軸受リング、ロータリーピストン、ハウジングもしくは隣り合うサイドプレートの摩耗の上昇に対処し、基になる課題が解決される。さらに有利には、転がり部材もしくはブッシュもしくは偏心シャフトは、ほぼ影響を受けないままである。
以下において本発明は、ほぼ三角形のピストンが、エンジンハウジング内に設けられた偏心シャフトで回転するロータリーピストンエンジンに関して記述される。しかし本発明は、ピストンに2つ、4つあるいはそれ以上の角部を有するロータリーピストンエンジンでも適用可能である。さらに本発明は、互いに並列して設けられた2つ、3つあるいはそれ以上のピストンを有するロータリーピストンエンジンでも使用され得る。
本発明の主旨におけるロータリーピストン機関とは、特に、ロータリーピストンを有する内燃機関と理解され得、ロータリーピストンは駆動時に、その回転軸回りに回転し、特に回転軸は駆動時に、閉じた軌道、特に円軌道をたどる。
本発明の主旨におけるロータリーピストンとは、特にロータリーピストン機関の駆動中に、ロータリーピストン機関のハウジング内部で回転軸回りに回転し、かつ特にロータリーピストン機関の偏心シャフトに対するトルクを引き起こす部材と理解され得る。特に、偏心シャフトと相互作用し、かつ偏心シャフトに軸受されるために、ロータリーピストンは、孔軸を有する中央孔を備える。通常ロータリーピストンは、湾曲した3つの第1境界面を備えるが、本願発明は、ほぼ三角形のロータリーピストンに限定されていない。ロータリーピストン機関のハウジングとともに、第1境界面が燃焼室を形成する。第1境界面は、ロータリーピストン機関の駆動時に、一時的に、燃焼プロセスのガス圧を印加されている。実質的に、ロータリーピストンの孔軸は、その回転軸もしくは第1回転軸に相当する。
本発明の主旨における軸受リングとは、特に、ロータリーピストンの中央孔に挿入可能な部材と理解され得る。軸受リングは、ロータリーピストン機関の駆動時に、少なくとも部分的に好ましくは完全に、中央孔に受容されている。好適には軸受リングは、転がり軸受の外側軸受リングとして、あるいは滑り軸受の軸受ブッシュとして形成されている。特に、軸受リングは、ロータリーピストンをロータリーピストン機関の偏心シャフトに軸受するのに役立っている。特に、軸受リングは、ロータリーピストンと偏心シャフトとの間の、転がり部材の摺動面として使われる。特に、軸受リングは、ロータリーピストンが偏心シャフトに滑り軸受されている場合は、偏心シャフトの領域の摺動面として使われる。好適には、特に中央孔が内歯車と同時に構成されているならば、ほぼ中空円筒状の軸受リングは、中央孔の奥行もしくは長さよりも、もしくは、第1回転軸に沿ったロータリーピストンの厚さよりも、短くもしくは幅狭もしくは小さい。
本発明の主旨における結合体とは、特にロータリーピストンを軸受リングと形状接続的に接合する部材と理解され得る。有利には、結合体は形状接続によって、特に第1回転軸に対して好適には軸方向に、もしくは第1回転軸もしくは孔軸の方向に、軸受リングが中央孔内部で望ましくない移動を行うのを妨げる。有利には、少なくとも1つの結合体は特に、少なくとも一時的に、第1回転軸に沿って、ロータリーピストンと軸受リングとの間で力を伝達するのに使われる。軸受リングが、ロータリーピストン機関の駆動中に、中央孔内で特にロータリーピストンの軸受からの反動力によって、やむなく移動してしまう場合には、結合体が、軸受リングをその場所に留める抵抗力を行使する。
好ましい様態を解説するために、「孔内壁」および「軸受リング外面」の概念が紹介される。孔内壁は、特に径方向で、ロータリーピストンの中央孔を画定する。さらに軸受リングは、孔内壁に対向しているいわゆる軸受リング外面を備える。軸受リング外面は、軸受リングが中央孔に受容されていれば、孔内壁に隣り合って設けられている。
以下において、本発明の好ましい様態と実施形態とが記述される。
好ましい第1の様態に従えば、軸受リング外面および/あるいは孔内壁は、特に斜面、好適には面取り部として形成されているインサート補助を備える。有利には、インサート補助は、特に軸受リングを中央孔内に設置するのを容易にするのに使われる。好適には、ほぼ中空円筒状の軸受リングおよび/あるいは孔内壁は、両端部にそれぞれ1つの面取り部を備える。有利には、それによって、中央孔にはめ込まれる前に軸受リングを方向付ける手間が減る。
好ましい第2の様態に従えば、少なくとも1つの結合体には、中央孔の半径に沿って作用する力が印加されている。以下において、これは、「径方向力」もしくは「径方向負荷」と呼ばれる。有利には径方向力は、ピストンアセンブリを規定通りに駆動するために予め決められた位置に結合体を移動させるかあるいは押しやるのに使われる。有利には、はめ込まれた結合体は、径方向力によって、その予め決められた位置で保持されている。好適には径方向力は、バネ装置によって結合体に及ぼされ、バネ装置は、特にエラストマー部材、螺旋バネ、円板バネ、板バネあるいは圧縮された流体ボリュームとして形成されている。好適には結合体には、オイル圧によって結合体の境界面に引き起こされている径方向力が印加されている。好適には存在する結合体の複数あるいはすべてには、それぞれ径方向力が印加されている。
好ましい第1の実施形態に従えば、孔内壁は、少なくとも1つの第1凹部もしくは孔内壁凹部を備える。好適には第1凹部は、孔内壁からロータリーピストンの材料へと延在する。第1凹部は、特に、少なくとも1つの結合体を部分的に受容するのに役立つ。好適には孔内壁は、2つ、3つ、4つあるいはそれ以上の第1凹部を備える。軸受リング外面は、特に、少なくとも1つの結合体を部分的に受容するのに役立つ、少なくとも1つの第2凹部もしくは軸受リング凹部を備える。同一の結合体が、ピストンアセンブリを駆動するために、第1凹部によっても第2凹部によっても、特に形状接続的に受容されている。有利には、結合体は、特に形状接続によって、ロータリーピストンと軸受リングとの間で力を伝えることができるようになっている。好適には、孔内壁の複数の様々な位置に、それぞれ1つの第1凹部と第2凹部とが、特に向かい合って設けられており、それぞれ1つの結合体を特に形状接続的に受容する。有利には、軸受リングとロータリーピストンとの間で伝達されるべき力は、複数の結合体に分散されている。好適には結合体は、ほぼピン形状、円筒状、角柱形あるいは楔形で、長手軸を有して形成されており、中央孔の半径に沿って設けられており、結合体を受容する第1凹部は、特に止まり穴としてロータリーピストンに形成されている。好適には、第2凹部は、貫通孔あるいは好ましくは止まり穴として軸受リングに形成されている。有利には、凹部によって特に形状接続的に受容されている結合体は、軸受リングが中央孔内部で第1回転軸に沿って望ましくない移動を行うのを妨げる。
好ましい第1の実施形態は、軸受リングを中央孔に容易にはめ込むために、有利には、好ましい第1の様態(インサート補助)と組み合わせ可能である。好ましい第1の実施形態を好ましい第2の様態と組み合わせて、軸受リングが中央孔にはめ込まれる前に、結合体を、径方向力に逆らって第1凹部あるいは第2凹部にほぼ完全に埋めてよい。有利には、軸受リングがその予め決められた位置に配置された後に、径方向力は、結合体を少なくとも部分的に、向かい合う第1凹部あるいは第2凹部に入り込ませる。そうして軸受リングは、その位置で特に軸方向に固定されている。
好ましい第2の実施形態に従えば、孔内壁は、中央孔の周囲にリング状の第1凹部を備え、当該第1凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特にロータリーピストンの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。軸受リング外面は、中央孔の周囲にリング状の第2凹部を備え、当該第2凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特に軸受リングの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。少なくとも1つの結合体は、特にピストンアセンブリの駆動状況において、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。好適には、複数の結合体が、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。好適には、少なくとも1つの結合体は、第1凹部と第2凹部の断面に適合する多角形の断面を備える。好適には、少なくとも1つの結合体は、それぞれ第1凹部と第2凹部とに、面で当接する。有利には、結合体は、特にロータリーピストンと軸受リングとの間の力伝達のために、ロータリーピストンを軸受リングと形状接続的に接合する。有利には、結合体は、軸受リングが中央孔内部で第1回転軸に沿って望ましくない移動を行うのを妨げる。
好ましい第2の実施形態の一様態に従えば、結合体は接続リングとして形成されている。接続リングの内径は、好ましくは軸受リングの外径よりも小さい。好ましくは、接続リングは、第3凹部によって中断されており、以下においてリング部と呼ばれる。それでリング部として形成された結合体は、孔内壁の一部にのみ沿って、好適には、リング状の第1凹部あるいは第2凹部に沿って、その円周の10°と350°との間、さらに好ましくは190°と340°との間、さらに好ましくは200°と330°との間、さらに好ましくは200°と330°との間、さらに好ましくは210°と320°との間、さらに好ましくは220°と310°との間、さらに好ましくは230°と300°との間、さらに好ましくは240°と290°との間、特に好ましくは250°と280°との間で延在する。
好ましい第2の実施形態のさらなる一様態に従えば、特にほぼリング状の結合体は、特に内径が変化する、弾性的に変形された状態に移行可能である。好適には、結合体は、弾性物質、好適には鋼物質、特に好ましくはバネ鋼から作られている。弾性的に変形された好ましい第1の状態において、結合体の内径は、軸受リングの外径よりも大きい。この状態において、結合体は、有利には第2凹部にはめ込まれ得る。弾性的に変形された好ましい第2の状態において、結合体の外径は、好適には軸受リングの外径ほど大きくなく、好ましくは中央孔の直径ほど大きくない。この状態において、有利には、結合体がはめ込まれた軸受リングは、中央孔にはめ込まれ得る。さらに有利には、軸受リングがその予め決められた位置に配置された後に、弾性復元力は、緩んだ状態をとる結合体を少なくとも部分的に、第1凹部に入り込ませる。そうして軸受リングは、その位置で確保されている。
好ましい第2の実施形態は、軸受リングを中央孔に容易にはめ込むために、有利には、好ましい第1の様態(インサート補助)と組み合わせ可能である。
好ましい第3の実施形態に従えば、孔内壁は、中央孔の周囲にリング状の第1凹部を備え、当該第1凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特にロータリーピストンの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。軸受リング外面は、中央孔の周囲にリング状の第2凹部を備え、当該第2凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特に軸受リングの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。少なくとも1つの結合体は、特にピストンアセンブリの駆動状況において、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。好適には、複数の結合体が、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。
この好ましい実施形態の少なくとも1つの結合体は、カバー面もしくは外被面と底面とを有する細長い幾何学形状によって優れている。少なくとも1つの結合体は、底面から、第1回転軸周囲の第1凹部もしくは第2凹部にほぼ従う主要延在方向に沿って延在する。主要延在方向に沿った、結合体の個々の断面積は、それぞれ第1凹部や第2凹部の断面積よりも小さい。カバー面は主要延在方向に沿って、それぞれの法線分力を第1凹部と第2凹部に伝達するように意図されている数多くの接触領域を備える。この結合体は、特に接触領域によって、法線分力を凹部に伝達するのに使われる。結合体は、特に完全に第1凹部および/あるいは第2凹部の中に圧縮可能な性質がある。軸受リングを中央孔にはめ込む準備のために、結合体は、大部分、好適には全体が、第1凹部あるいは第2凹部にはめ込まれてよく、その際好適には、弾性的に変形された状態に移行される。軸受リングが中央孔にはめ込まれた後と特に第1凹部と第2凹部とが互いに整列された後とに、結合体は、当該結合体を受容する第1凹部あるいは第2凹部に向かい合う凹部に部分的に入り込むことによって、部分的に、好適には完全に緩む。好適には結合体は、向かい合う凹部に入り込んだ後も、特に軸受リングとロータリーピストンとの間の力伝達を改善するために、弾性的に変形されたままである。向かい合う凹部に部分的に入り込んだ場合には、接触領域は、特に法線分力を凹部に伝達するために、向かい合う凹部とも接触してよい。有利には、弾性的に変形された結合体は、特に第1回転軸に対する円周方向にも、軸受リングとロータリーピストンとが望ましくない相対的移動を行うのを妨げる。
結合体を作るために、好適には、主要延在方向を有する長く伸びた原材料、特に固化されて結合体に冷間成形、好適には押出成形される、特にワイヤあるいはベルトが用いられる。その際長く伸びた原材料は、主要延在方向を横切る平面で繰り返し移動させられ、原材料が特に固化される。好ましくは特に規則的な幾何学形状の例は、円筒状の渦巻きと、好適にはほぼ変わらない周期を有する雷文模様とである。特に好ましくは、原材料の移動は、互いに垂直な2つの平面で波状に行われる。
この好ましい実施形態は、軸受リングを中央孔に容易にはめ込むために、有利には、好ましい第1の様態(インサート補助)と組み合わせ可能である。
好ましい第4の実施形態に従えば、孔内壁は、中央孔の周囲にリング状の第1凹部を備え、当該第1凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特にロータリーピストンの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。軸受リング外面は、中央孔の周囲にリング状の第2凹部を備え、当該第2凹部は、特に周回溝として、特に長方形、U字型あるいはV字型の断面を有して、および/あるいは特に軸受リングの材料に形成されている。好適には、周回溝の対称平面は、第1回転軸に対して垂直に配向されている。少なくとも1つの結合体は、特にピストンアセンブリの駆動状況において、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。好適には、複数の結合体が、第1凹部にも第2凹部にも特に形状接続的に受容されている。
この好ましい実施形態の少なくとも1つの結合体は、ほぼ長方形の断面で優れている。結合体は、第1回転軸に対して内側の結合体円周面と外側の結合体円周面と、2つの端面と、を備える。端面はそれぞれ、結合体円周面に対してほぼ垂直に、かつ第1回転軸に対してほぼ垂直に設けられている。結合体円周面と結合体の端面とは特に、法線分力を第1凹部と第2凹部とに伝達するように意図されている。
この好ましい実施形態の一様態に従えば、結合体は接続リングとして形成されている。接続リングの内径は、軸受リングの外径よりも小さい。特に好ましくは、接続リングは、第3凹部によって中断されており、以下においてリング部と呼ばれる。それでリング部として形成された結合体は、孔内壁の一部にのみ沿って、好適には、リング状の凹部に沿って、その円周の10°と350°との間、さらに好ましくは190°と340°との間、さらに好ましくは200°と330°との間、さらに好ましくは200°と330°との間、さらに好ましくは210°と320°との間、さらに好ましくは220°と310°との間、さらに好ましくは230°と300°との間、さらに好ましくは240°と290°との間、特に好ましくは250°と280°との間で延在する。
この好ましい実施形態のさらなる一様態に従えば、結合体は、特に内径が変化する、弾性的に変形された状態に移行可能である。好適には、この弾性的に変形可能な結合体は、リング部として形成されている。結合体の断面の面積は、結合体を受容する第1凹部もしくは第2凹部の断面よりも小さい。好適には、結合体は、弾性物質、好適には鋼物質、特に好ましくはバネ鋼から作られている。弾性的に変形された好ましい第1の状態において、結合体の内径は、軸受リングの外径よりも大きい。この状態において、結合体は、有利には第2凹部にはめ込まれ得る。弾性的に変形された好ましい第2の状態において、結合体の外径は、軸受リングの外径よりも小さい。この状態において、有利には、結合体がはめ込まれた軸受リングは、中央孔にはめ込まれ得る。さらに有利には、軸受リングがその予め決められた位置に配置された後に、弾性復元力は、緩んだ状態をとる結合体を少なくとも部分的に、第1凹部に入り込ませる。そうして軸受リングは、その軸方向の位置で確保されている。
この好ましい実施形態のさらなる一様態に従えば、端面の少なくとも1つは、波形状の形を備える。波形状の端面に沿って、いわゆる端面隆起部が形成されている。端面隆起部は、特に、第1凹部および/あるいは第2凹部に接触するのと、特に第1凹部および/あるいは第2凹部に法線分力を伝達するのと、に役立っている。好適には、2つの端面は、波状に端面隆起部を有して形成されている。結合体が、端面隆起部の領域においてのみ、わずかなサイズ公差を有して加工されればよいので、有利には、端面隆起部により、結合体の製造費用が減る。さらに有利には、端面隆起部は、軸受リングとロータリーピストンとの間の潤滑材を交換できるのを可能にする。結合体のある位置で、第1端面の端面隆起部に対して、向かい合う端面の端面隆起部が向かい合っていないならば、有利には、結合体は、第1凹部あるいは第2凹部にはめ込まれて、当該凹部において弾性的に変形させられ得る。有利には、弾性復元力は、結合体と第1凹部および/あるいは第2凹部との間のより良好な接触をもたらす。有利には、弾性的に変形された結合体は、特に第1回転軸に対する円周方向にも、軸受リングとロータリーピストンとが望ましくない相対的移動を行うのを妨げる。
この実施形態の安全部材を作るために好ましいのは、主要延在方向を有する長く伸びた原材料、特に固化されて安全部材に冷間成形、好適には押出成形される、特にワイヤあるいはベルトである。
この好ましい実施形態のさらなる一様態に従えば、結合体円周面あるいは結合体の端面の少なくとも1つは、少なくとも1つの端面突起部を備える。端面の少なくとも1つの端面突起部のみが、特に法線分力を伝達するために、第1凹部および/あるいは第2凹部と接触するように意図されている。好適には、2つの端面は、端面突起部を有して形成されている。端面突起部が、結合体を第1凹部あるいは第2凹部にはめ込む際に、限定的に変形可能であるので、有利には、端面隆起部により、結合体の製造費用が減る。さらに有利には、端面突起部は、軸受リングとロータリーピストンとの間の潤滑材を交換できるのを可能にする。この実施形態の安全部材を作るために好ましいのは、主要延在方向を有する長く伸びた原材料、特にワイヤあるいはベルトであり、原材料は、特に固化されて安全部材に冷間成形、好適には押出成形される。
この好ましい実施形態のさらなる一様態に従えば、リング部としての結合体の形成と弾性的に変形可能な結合体としての形成と、端面隆起部と、が組み合わされている。結合体のわずかな領域のみが、わずかなサイズ公差を有して作られればよいので、有利には、結合体の製造コストが下がる。軸受リングを中央孔にはめ込む前に、結合体を、凹部の1つに埋めることができるので、さらに有利には、結合体をバネ弾性的に形成することで、ピストンアセンブリの製造の費用が下がる。
この好ましい実施形態のさらなる一様態に従えば、リング部としての結合体の形成と弾性的に変形可能な結合体としての形成は、端面突起部と組み合わされている。好適には、結合体の円周面も、特に好ましくは、第1回転軸に対して外側の結合体円周面も、少なくとも1つの突起部を備える。結合体のわずかな領域のみが、わずかなサイズ公差を有して作られればよいので、有利には、結合体の製造コストが下がる。軸受リングを中央孔にはめ込む前に、結合体を、凹部の1つに埋めることができるので、さらに有利には、結合体をバネ弾性的に形成することで、ピストンアセンブリの製造の費用が下がる。
好ましい第4の実施形態は、軸受リングを中央孔に容易にはめ込むために、有利には、好ましい第1の様態(インサート補助)と組み合わせ可能である。
好ましいさらなる一実施形態に従えば、結合体は予め決められた断面を備える。予め決められた断面を有する結合体の形は、特に、法線分力を第1凹部および/あるいは第2凹部に伝達するのに役立つ。そのために、特に、線状あるいは面状で、特に力伝達に適した、一方の結合体と他方の第1凹部および/あるいは第2凹部との間の接触を可能にする断面が、適している。そうして断面は、第1凹部および/あるいは第2凹部の接触に意図されている、特に複数の角部あるいは頂点を備える。好適には断面は、三角形、四角形、多角形、長方形、正方形、円形、X字型あるいはU字型に形成されている。好適には断面は、リング状、楕円形あるいは卵形に形成されている。好適には結合体はねじれているので、同一の角部もしくは頂点が、特に力伝達のために、様々な凹部に当接する。
好ましいさらなる一実施形態に従えば、結合体は、少なくとも1つの金属物質を有して形成されている。このように形成されることで、結合体は、たとえば多くのプラスチックよりも、より大きな表面圧力もしくは負荷に耐える。有利には、この結合体は、大きなサイズ公差を有して製造可能である。好適には金属物質は、鉄、アルミニウム、銅、亜鉛(その他)およびこれらの金属の合金を含有する一群から選択されている。好適には金属物質は、結合体の製造前に、長く伸びて、特に好ましくはワイヤあるいはベルトとして形成されている。
好ましいさらなる一実施形態に従えば、結合体は、成形法、好適には加圧成形法で作られている。特に物質は、成形中に固化される。有利には、成形法で作られた結合体は、サイズ公差がわずかである。好適には金属物質は、結合体の製造前に、長く伸びて形成されており、特に好ましくはワイヤあるいはベルトとして形成されている。好適には結合体は、特にサイズ精度の改善と特に物質のより高い固化のために、押出プレス法で特に好ましくは冷間押出プレスによって作られる。好適には金属物質は、結合体の製造前に、長く伸びて、特に好ましくはワイヤあるいはベルトとして形成されている。
有利には、本発明に係るロータリーピストン機関は、ピストンアセンブリを備える。その際ロータリーピストン機関は、特にロータリー機関として形成されている。ロータリーピストンは、ロータリーピストン機関の偏心シャフトで、特に転がり軸受あるいは滑り軸受によって軸受されている。その際、本発明に係るピストンアセンブリの軸受リングは、転がり軸受の外側軸受リングとして、あるいは滑り軸受の軸受ブッシュとして形成されている。外側軸受リングあるいは軸受ブッシュは、ロータリーピストンの中央孔内に設けられている。特にロータリーピストン機関の摩耗を少なくするために、軸受リングはロータリーピストンの第1回転軸に沿って、少なくとも1つの結合体によって、実質的に特に軸方向に移動不可能に受容されている。有利には、軸受リングとロータリーピストンとの、提案される形状接続的接合は、省スペースで確実な軸方向の固定をもたらす。
有利には、軸受リングを中央孔に特に軸方向に固定することによって、軸受の寿命が改善されている。好適には、本発明に係るピストンアセンブリを有するロータリーピストン機関は、特に車両において、電気エネルギーの調達に発電機を駆動するために意図されている。有利には、本発明に係るこのロータリーピストン機関は、レシプロ内燃機関よりも小さい振動で駆動可能である。さらに有利には、ロータリーピストンを有するロータリーピストン機関の始動は、レシプロ内燃機関の始動よりも、車両の乗客に気づかれにくい。好ましくはロータリーピストン機関は、一時的に、少なくとも1KW、2KW、5KW、10KW、20KW、50KW、100KW、200KWあるいはそれ以上の機械出力を出す。好ましくは、そのために内燃ピストン機関は、特に同一の偏心シャフトに軸受されている複数のピストンアセンブリを備える。好適にはロータリーピストン機関は、周囲温度が−40℃から+100℃の間で駆動可能である。
有利には車両は、少なくとも1つのピストンアセンブリを有する本発明に係るロータリーピストン機関を備える。いわゆる「レンジエクステンダー」の一部として、このロータリーピストン機関は、少なくとも一時的に、発電機に、電気エネルギーに変換するための機械エネルギーを供給する。電気エネルギーは、特に整流されて、車両の電気化学的エネルギー貯蔵装置もしくは二次バッテリーおよび/あるいは車両の電気モータに供給される。電気モータは、車両の少なくとも1つの車輪を駆動するように意図されている。有利には、電気化学的エネルギー貯蔵装置に貯蔵されたエネルギーが、車両が目的地に到着するのに充分ではない場合に、ロータリーピストン機関が始動させられる。有利には、二次バッテリーから取り出し可能な電気出力が、電気モータの需要を下回る場合に、ロータリーピストン機関が始動させられる。
本発明に係るピストンアセンブリを作るために準備されるべきは、中央孔を有するロータリーピストンと、ほぼ中空円筒状の軸受リングと、少なくとも1つの結合体と、である。中央孔は少なくとも1つの第1凹部を備え、軸受リングは少なくとも1つの第2凹部を備える。これらの凹部は、少なくとも1つの結合体を受容するために意図されている。製造方法は、2つの製作ステップを特徴とし、これらのステップの時間的順番は、請求項中の番号付けによって強制されない。以下において、2つの時間的順番の優先が、記述される。
ピストンアセンブリの好ましい第1の製造方法に従えば、軸受リングがまず中央孔、特に軸受リングの駆動に応じた位置にはめ込まれる。第1凹部と第2凹部とが、整列させられる。続いて、少なくとも1つの結合体が、第2凹部を通って第1凹部の中まで形状接続的にはめ込まれる。有利には軸受リングは、中央孔内部で、結合体による形状接続によって、第1回転軸に沿った望ましくない移動から保護される。
好ましい第2の製造方法に従えば、まず少なくとも1つの結合体が、特にバネ装置からの径方向力に逆らって、軸受リングあるいはロータリーピストン内の第1凹部あるいは第2凹部に設けられ、好適にはほぼ完全にはめ込まれる。続いて、軸受リングが中央孔にはめ込まれる。第1凹部と第2凹部とは、少なくとも1つの結合体が、当該結合体を受容する凹部に向かい合う凹部に、特に径方向力によって、部分的にのみ押し込められるように、互いに整列させられる。有利には軸受リングは、中央孔内部で、結合体による形状接続によって、第1回転軸に沿った望ましくない移動から保護される。
好ましい第3の製造方法に従えば、まず少なくとも1つの結合体が、特に、完全に第1凹部あるいは第2凹部に埋められるように、第1凹部あるいは第2凹部にはめ込まれる。好適にはその際、少なくとも1つの結合体は、弾性的に変形された状態に移行される。続いて、軸受リングが、中央孔内部のその予め決められた位置にはめ込まれる。第1凹部と第2凹部とが、整列させられる。凹部が整列させられた後、弾性的に変形された結合体は、自ら緩んだ状態をとり、本発明に従えば、当該結合体を受容する凹部から、向かい合う凹部に、部分的にのみ移動する。有利には軸受リングは、中央孔内部で、結合体による形状接続によって、第1回転軸に沿った望ましくない移動から保護される。
本願発明のさらなる利点と特徴と利用の可能性は、図と関連して、以下の記述からもたらされる。図に示されるのは以下である。
好ましい第2の実施形態に従った、組み立てられた状態の本発明に係るピストンアセンブリを示す図である。 結合体の波状の端面を有する、好ましい第4の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリと、結合体と、を示す図である。 好ましい第2の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリの断面図と、拡大図と、インサート補助としての面取り部を有する軸受リングを示す図である。 結合体の波状の端面を有する、好ましい第4の実施形態に従った、分解された状態の本発明に係るピストンアセンブリを示す図である。 図4に記載のピストンアセンブリであって、結合体が孔内壁の第1凹部にはめ込まれているピストンアセンブリを示す図である。 図4および図5に記載のピストンアセンブリであって、軸受リングが部分的に中央孔に受容されているピストンアセンブリを示す図である。 図4、図5および図6に記載のピストンアセンブリであって、軸受リングがその駆動に応じた位置に設けられているピストンアセンブリを示す図である。 好ましい第1の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリを示す部分図である。 ワイヤから作られた結合体を有する、好ましい第3の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリを示す部分図である。 端面突起部と、外側結合体円周面の突起部とを備える弾性的に変形可能な結合体を有する、好ましい第4の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリを示す部分図である。
図1は、好ましい第2の実施形態に従った、組み立てられた状態の本発明に係るピストンアセンブリ1を示している。ピストンアセンブリ1は、転がり軸受によって偏心シャフト46に軸受されている。組み立てられた状態で表わされているのは、転がり軸受の外側軸受リング7と、ロータリーピストン2と、第1凹部と第2凹部にはめ込まれた結合体8と、である。有利には、結合体は形状接続によって、外側軸受リング7がロータリーピストン2の中央孔内部で望ましくない移動を行うのを妨げる。
図2は、結合体8の波状の端面17を有する、好ましい第4の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリ1と、結合体8と、を示している。ロータリーピストン2は、中央孔3と、湾曲した3つの第1境界面4と、孔軸5と、第1回転軸6と、を備える。本件では、孔軸5と第1回転軸6とは一致する。ロータリーピストンは、表わされていない偏心シャフトと相互作用するための内歯車20も備える。中央孔3内には、外側軸受リング7と結合体8とが、両方とも断面図で表わされて、設けられている。結合体8は、第3凹部16によって中断されており、波状の端面17を備える。有利には、端面隆起部は、軸受リングとロータリーピストンとの間の潤滑材を交換できるのを可能にする。端面隆起部21、21aは、互いに向かい合っている。端面隆起部21、21aは、第1凹部と第2凹部との当接、もしくは形状接続的な接合に意図されている。結合体8は、特に中央孔3内に軸受リング7をはめ込むために、弾性的に変形された状態に移行可能である。
図3は、好ましい第2の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリ1の断面図と、2つの拡大図と、を示している。ロータリーピストン2に外側軸受リング7がはめ込まれており、接続リング8によって、ロータリーピストン2内部での望ましくない軸方向の移動から保護されている。軸受リング7は、ロータリーピストン2に容易にはめ込むための面取り部14を備える。孔内壁9と軸受リング外面11とは、一致する。接続リング8は、第1凹部10の中にも、第2凹部12によっても受容されていることも、表わされている。
図4は、結合体8の波状の端面を有する、好ましい第4の実施形態に従った、分解された状態の本発明に係るピストンアセンブリ1を示している。孔内壁9に、周回溝として第1凹部10が付けられている。外側軸受リング7もしくはその軸受リング外面11に、周回溝として第2凹部12が取り付けられている。軸受リング7は、2つの面取り部14を備える。
図5は、図4に記載のピストンアセンブリ1であって、結合体8が孔内壁9の第1凹部10にはめ込まれているピストンアセンブリ1を示している。結合体8は接続リングとして形成されており、弾性的に応力がかけられた状態で第1凹部10にはめ込まれる。それから外側軸受リング7を、ロータリーピストン2の中央孔にはめ込むことができる。
図6は、図4および図5に記載のピストンアセンブリ1であって、外側軸受リング7が部分的に中央孔に受容されているピストンアセンブリ1を示している。外側軸受リング7は、中央孔内部のその予め決められた位置にまだ達していない。
図7は、図4、図5および図6に記載のピストンアセンブリ1であって、外側軸受リング7が、ロータリーピストン2内部のその駆動に応じた位置に設けられているピストンアセンブリ1を示している。外側軸受リング7が、その予め決められた位置に達したのち、接続リング8は、視認不可能な第2凹部内に部分的に移動して緩んだことは、表わされていない。
図8は、好ましい第1の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリ1の部分図を示している。
図8aは、本発明に係るピストンアセンブリを示しており、軸受リング7が、シリンダ孔内部のその予め決められた位置に設けられている。そうして、第1凹部10と第2凹部12とは、互いに向かい合う。孔内壁9と軸受リング外面11とは、互いに接触する。結合体8は長方形の断面を備え、特に結合体8は中空円筒の一部分として形成されている。第1凹部10と第2凹部12とはそれぞれ、長方形の断面を有する溝として形成されている。結合体8は、第1凹部10と第2凹部12とによって形状接続的に受容されている。結合体8には、バネ19によって、ロータリーピストン2の方向に径方向力が印加されている。結合体8が第1凹部10と第2凹部12とに形状接続されることによって、外側軸受リング7は、ロータリーピストン2に対する望ましくない移動から保護されている。
図8bは、本発明に係るピストンアセンブリの断面図を示しており、軸受リング7は、中央孔内部のその予め決められた位置にまだ達していない。そうして、バネ負荷がかけられた結合体8は、ほぼ完全に第2凹部12に受容されている。予め決められた位置に到達すると、第1凹部10と第2凹部12とが整列させられることになる。結合体8は、第1凹部10に押し込められることになる。
図9は、ワイヤから作られた結合体8を有する、好ましい第3の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリの部分図を示している。有利には結合体8は、第1凹部10と第2凹部12とに沿った主要延在方向に沿って、延在する。
図9aは、V字型の第1凹部10を有するロータリーピストン2と、同様にV字型の第2凹部12を有する外側軸受リング7と、好ましい第3の実施形態に従った結合体8と、の断面図を示している。4つの円で表わされているが、結合体8は、溝として形成された第1凹部10と第2凹部12とに沿った主要延在方向を有する、加圧成形された唯1本のワイヤのみから成る。円によって、結合体8の様々な位置にある断面a、b、c、dが表わされている。そうして結合体8は、その主要延在方向に沿った様々な位置で、第1凹部10と第2凹部12の様々な境界面に接触する。結合体8は、弾性的に変形された状態で、第1凹部10と第2凹部12とから形成される空間を占める。そうして、結合体8の接触領域は、ロータリーピストン2にも外側軸受リング7にも形状接続的に力伝達するために、第1凹部10の境界面と第2凹部12の境界面に対して、押し付けられる。
図9bは、V字型の溝として形成されている第2凹部12が取り付けられた軸受リング7を示している。第2凹部12に沿って、加圧成形されたワイヤとして形成されている結合体8が延在している。その主要延在方向に沿って、結合体8は、複数の接触領域15、15a、15b、15c、15dを備える。接触領域15bおよび15cは、第2凹部12の境界面に接触する。接触領域15aおよび15dは、ロータリーピストンの、表わされていない第1凹部の境界面に接触する。結合体8は、弾性的に変形されている。
図10aは、端面突起部18、18a、18b、18cを備える弾性的に変形可能な結合体8を有する、好ましい第4の実施形態に従った、本発明に係るピストンアセンブリの部分図を示している。外側軸受リング7は、溝として形成されている第2凹部12を備える。第2凹部12に、結合体8がはめ込まれている。結合体8は、それぞれ法線分力を第2凹部12に伝達する複数の端面突起部18、18a、18b、18cを備える。そうして、結合体8は、第2凹部12に形状接続的に受容される。結合体8は、同様に、孔内壁の第1凹部に形状接続的に受容されていることは、表わされていない。好適には結合体8は、表わされていない第1凹部と第2凹部12とから成る空間を、弾性的に変形された状態で占める。端面突起部18、18a、18b、18cのみがわずかなサイズ公差を備えればよいので、この実施形態に従って形成されることで、有利には製造コストが削減される。有利には、この実施形態によって材料とエネルギーとが節約される。さらに有利には、端面突起部は、軸受リングとロータリーピストンとの間の潤滑材を交換できるのを可能にする。好適には結合体8は、中断された接続リングとして形成されている。有利にはこの接続リングは、軸受リング7が中央孔にはめ込まれる前に、ほぼ完全に第2凹部12に埋め込み可能であり、特に結合体8は、弾性的に変形された状態に移行される。
図10bは、結合体円周面が同様に突起部18aを備える結合体8を示している。結合体円周面全体の代わりに突起部18aのみが、わずかなサイズ公差を有して作られればよいので、この突起部18aは、特に材料と加工コストの節約に役立つ。さらに有利には、端面突起部は、軸受リングとロータリーピストンとの間の潤滑材を交換できるのを可能にする。
[付記項1]
特にロータリーピストン機関(41)用のピストンアセンブリ(1)であって、該ピストンアセンブリ(1)は、
‐ロータリーピストン(2)であって、該ロータリーピストン(2)は、第1回転軸(6)と、孔軸(5)を有する中央孔(3)と、特に湾曲した少なくとも2つの第1境界面(4)と、を備え、前記孔軸(5)はほぼ前記第1回転軸(6)に相当する、ロータリーピストン(2)と、
‐少なくとも部分的に前記中央孔(3)に挿入可能な、ほぼ中空円筒状の軸受リング(7)と、
‐前記ロータリーピストン(2)と前記軸受リング(7)とを形状接続的に接合するように形成されており、かつ少なくとも一時的に、前記第1回転軸(6)に対して相反する両方の軸方向に、ロータリーピストン(2)と軸受リング(7)との間で力を伝達するように形成されている、少なくとも1つの結合体(8)と、
を備える、ピストンアセンブリ(1)。
[付記項2]
‐前記中央孔(3)は孔内壁(9)によって画定されており、該孔内壁(9)は少なくとも1つの第1凹部(10)を備え、
‐前記軸受リング(7)は軸受リング外面(11)を備え、該軸受リング外面(11)は少なくとも1つの第2凹部(12)を備え、好適には該第2凹部(12)は貫通孔として前記軸受リング(7)に形成されており、および/あるいは、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、少なくとも部分的に、前記第1凹部(10)にも前記第2凹部(12)にも特に形状接続的に受容されている、
ことを特徴とする付記項1に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項3]
前記軸受リング外面(11)および/あるいは前記孔内壁(9)は、少なくとも領域によってはインサート補助(14)を備え、該インサート補助(14)は特に、前記軸受リング(7)を前記中央孔(3)内に設置するのを容易にするように意図されていることを特徴とする付記項1あるいは2に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項4]
少なくとも1つの前記結合体(8)は、好適にはバネ装置(19)によって、前記中央孔(3)に対して径方向負荷を印加されていることを特徴とする付記項1から3のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項5]
‐前記孔内壁(9)は、ほぼリング状の第1凹部(10)を備え、
‐前記軸受リング外面(11)は、ほぼリング状の第2凹部(12)を備え、および/あるいは、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、少なくとも部分的に、前記第1凹部(10)にも前記第2凹部(12)にも特に形状接続的に受容されており、
‐好適には前記結合体(8)は、特に好ましくは第3凹部(16)を有して、ほぼリング状に形成されており、
‐特に好ましくは、少なくとも1つの前記結合体(8)は、緩んだ状態から弾性的に変形された状態に移行可能である、
ことを特徴とする付記項1から4のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項6]
‐前記孔内壁(9)は、ほぼリング状の第1凹部(10)を備え、
‐前記軸受リング外面(11)は、ほぼリング状の第2凹部(12)を備え、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、少なくとも部分的に、前記第1凹部(10)にも前記第2凹部(12)にも特に形状接続的に受容されており、および/あるいは、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)はカバー面を備え、該カバー面は複数の接触領域(15、15a、15b、15c、15d)を備え、ある接触領域(15、15a、15b、15c、15d)は、法線分力を第1凹部(10)に伝達するように意図されており、かつ別の接触領域(15、15a、15b、15c、15d)は、法線分力を第2凹部(12)に伝達するように意図されている、
ことを特徴とする付記項1から5のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項7]
少なくとも1つの前記結合体(8)は、
‐結合体円周面を有するほぼ長方形の断面を形成し、前記結合体円周面は、前記孔内壁(9)に対してほぼ平行に設けられており、および/あるいは、
‐少なくとも1つの端面(17)を備え、該端面(17)は少なくとも領域によっては、前記第1回転軸(6)もしくは前記結合体円周面に対して垂直に配向されており、好適には前記端面(17)は、領域によっては、第1凹部(10)にも第2凹部(12)にも当接し、好適には少なくとも1つの前記端面(17)は、領域によっては、法線分力を第1凹部(10)および/あるいは第2凹部(12)に伝達するように意図されており、
‐好適には、少なくとも1つの前記端面(17)は、特に好ましくは少なくとも1つの端面隆起部(21、21a)を有して波状に形成されており、特に、少なくとも1つの前記端面隆起部(21、21a)は、第1凹部(10)および/あるいは第2凹部(12)に接触するように意図されており、
‐好適には少なくとも1つの前記端面(17)は、少なくとも1つの端面突起部(18、18a、18b、18c)を備え、特に少なくとも1つの該端面突起部(18、18a、18b、18c)は、第1凹部(10)および/あるいは第2凹部(12)に特に面で当接するように意図されており、好適には少なくとも1つの前記端面突起部(18、18a、18b、18c)は、法線分力を第1凹部(10)および/あるいは第2凹部(12)に伝達するように意図されている、
ことを特徴とする付記項1から6のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項8]
‐少なくとも1つの前記結合体(8)の断面は特に、三角形、四角形、多角形、長方形、正方形、円形、リング状、楕円形、X字型あるいはU字型に形成されており、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)の材質は、金属、好適には鉄、アルミニウム、銅、亜鉛あるいはこれらの合金を備え、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、成形法によって作られており、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、加圧成形法、好適には押出プレス特に好ましくは冷間押出プレスによって作られており、および/あるいは、
‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、ワイヤ状あるいはベルト状の原材料から作られている、
ことを特徴とする付記項1から7のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
[付記項9]
付記項1から8のいずれか1項に記載の少なくとも1つのピストンアセンブリ(1)を有するロータリーピストン機関(41)であって、前記ピストンアセンブリ(1)が、特に転がり軸受あるいは滑り軸受によって、偏心シャフト(46)に軸受されている、ロータリーピストン機関(41)。
[付記項10]
少なくとも、
‐付記項9に記載のロータリーピストン機関(41)、
を備える車両(40)特に電気車両。
1 ピストンアセンブリ、2 ロータリーピストン、3 中央孔、4 境界面、5 孔軸、6 回転軸、7 軸受リング、8 結合体、9 孔内壁、10 第1凹部、11 軸受リング外面、12 第2凹部、14 面取り部/インサート補助、15,15a,15b,15c,15d 接触領域、16 第3凹部、17 端面、18,18a,18b,18c 端面突起部、19 バネ、20 内歯車、21,21a 端面隆起部、40 車両、41 ロータリーピストン機関、46 偏心シャフト、a,b,c,d 結合体の断面

Claims (10)

  1. ロータリーピストン機関(41)用のピストンアセンブリ(1)であって、該ピストンアセンブリ(1)は、
    ‐ロータリーピストン(2)であって、該ロータリーピストン(2)は、第1回転軸(6)と、孔軸(5)を有する中央孔(3)と、少なくとも2つの第1境界面(4)と、を備え、前記孔軸(5)はほぼ前記第1回転軸(6)に相当する、ロータリーピストン(2)と、
    ‐少なくとも部分的に前記中央孔(3)に挿入可能な、ほぼ中空円筒状の軸受リング(7)と、
    ‐前記ロータリーピストン(2)と前記軸受リング(7)とを形状接続的に接合するように形成されており、かつ少なくとも一時的に、前記第1回転軸(6)に対して相反する両方の軸方向に、ロータリーピストン(2)と軸受リング(7)との間で力を伝達するように形成されている、少なくとも1つの結合体(8)と、
    を備え
    少なくとも1つの前記結合体(8)には、前記中央孔(3)に対して径方向負荷が印加されている、ピストンアセンブリ(1)。
  2. 少なくとも1つの前記結合体(8)は、バネ装置(19)によって、前記径方向負荷を印加されていることを特徴とする請求項1に記載のピストンアセンブリ(1)。
  3. ‐前記中央孔(3)は孔内壁(9)によって画定されており、該孔内壁(9)は少なくとも1つの第1凹部(10)を備え、前記軸受リング(7)は軸受リング外面(11)を備え、該軸受リング外面(11)は少なくとも1つの第2凹部(12)を備え、
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、少なくとも一時的に、前記第1凹部(10)にも前記第2凹部(12)にも受容されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のピストンアセンブリ(1)。
  4. 前記軸受リング外面(11)および/あるいは前記孔内壁(9)は、少なくとも領域によってはインサート補助(14)を備え、該インサート補助(14)は、前記軸受リング(7)を前記中央孔(3)内に設置するのを容易にするように意図されていることを特徴とする請求項3に記載のピストンアセンブリ(1)。
  5. ‐前記孔内壁(9)は、ほぼリング状の第1凹部(10)を備え、
    ‐前記軸受リング外面(11)は、ほぼリング状の第2凹部(12)を備え、
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、少なくとも部分的に、前記第1凹部(10)にも前記第2凹部(12)にも受容されている、
    とを特徴とする請求項3または4に記載のピストンアセンブリ(1)。
  6. 少なくとも1つの前記結合体(8)は、
    ‐結合体円周面を有するほぼ長方形の断面を形成し、前記結合体円周面は、前記孔内壁(9)に対してほぼ平行に設けられているかつ/または
    ‐少なくとも1つの端面(17)を備え、該端面(17)は少なくとも領域によっては、前記第1回転軸(6)もしくは前記結合体円周面に対して垂直に配向されている、
    とを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
  7. ‐少なくとも1つの前記結合体(8)はカバー面を備え、該カバー面は複数の接触領域(15、15a、15b、15c、15d)を備え、一の前記接触領域(15、15a、15b、15c、15d)は、法線分力を第1凹部(10)に伝達するように意図されており、かつ別の接触領域(15、15a、15b、15c、15d)は、法線分力を第2凹部(12)に伝達するように意図されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
  8. ‐少なくとも1つの前記結合体(8)の断面は、三角形、四角形、多角形、長方形、正方形、円形、リング状、楕円形、X字型あるいはU字型に形成されているかつ/または、
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)の材質は、金属を備えかつ/または、
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、成形法によって作られているかつ/または、
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、加圧成形法によって作られているかつ/または
    ‐少なくとも1つの前記結合体(8)は、ワイヤ状あるいはベルト状の原材料から作られている、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のピストンアセンブリ(1)。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の少なくとも1つのピストンアセンブリ(1)を有するロータリーピストン機関(41)であって、前記ピストンアセンブリ(1)が、偏心シャフト(46)に軸受されている、ロータリーピストン機関(41)。
  10. 少なくとも、
    ‐請求項9に記載のロータリーピストン機関(41)、
    を備える車両(40)。
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