JP6071758B2 - メディア攪拌式粉砕機 - Google Patents

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Description

本発明は、メディア攪拌式粉砕機に関する。本発明のメディア攪拌式粉砕機は、インキ、塗料、顔料、セラミック、金属、無機物、誘電材、フェライト、トナー、ガラス、製紙用コーティングカラー、他ナノ粒子等の原料をビーズ状粉砕・分散メディアと混合して微細粒子に粉砕または分散するための使用に特に適しているが、これに限定されるものではない。
メディア攪拌式粉砕機としては、特開2005−199125号公報で提案されたメディア攪拌ミルが知られている。
上記特開2005−199125号公報で提案されたメディア攪拌ミルは、上部を閉鎖する端板を有し、内部に粉砕メディアを収容する粉砕室が設けられる粉砕タンクと、該粉砕タンクに回転可能に設けられる回転軸と、該回転軸の前記粉砕室内に位置する部分に設けられて、回転軸と一体に回転可能な攪拌分離部材とを備えたメディア攪拌ミルであって、前記粉砕室の内壁面と前記攪拌部材の外周面とを、互いに合致する形状に形成するとともに、前記攪拌分離部材の外周面から攪拌部材の中心部に貫通し、その部分から前記回転軸の中心部を貫通して前記粉砕室外に連通する分離排出路と、前記攪拌部材の上下面間を前記回転軸の軸線方向に貫通して、前記粉砕室内の上部と下部との間を相互に連通する圧力緩和孔とを設けたことを特徴とするものである。
しかしながら、前記のような構造のメディア攪拌ミルにあっては、遠心力が最大となる最大径部に粉砕メディアが密集しやすく、局所的となり、分散力、粉砕力が場所によってばらばらとなり、その差が大きい。そのため、原料の分散、粉砕が均一に行われず、高品質の製品を得ることが困難であるという問題がある。
そこで、本願出願人は、日本国特願2009−103529号(特開2010−253339号)にて、良質な粉砕、分散作用により、高品質の製品を得ることのできるメディア攪拌式粉砕機を提案した。
この特許願で提案されたメディア攪拌式粉砕機は、ビーズ状粉砕メディアを収容した竪型円筒形の粉砕室を有する粉砕容器、この粉砕容器に設けられた原料スラリー供給口、前記粉砕室の下部であって、該粉砕室の軸心とほぼ同軸の回転軸を持つ撹拌部材、および前記粉砕室内であって、前記撹拌部材の上方に設けられたメディア分離部材を備えたメディア攪拌式粉砕機において、前記粉砕室下方部分を半径方向に分割し、粉砕室下方部分内方部と環状の粉砕室下方部分外方部とを構成する案内環を設け、前記粉砕室下方部分外方部を粉砕メディアと原料スラリーの混合物の上昇通路としたことを特徴とするものである。
この日本国特願2009−103529号で提案されたメディア攪拌式粉砕機においては、上記したように、粉砕室内に案内環を設置したことにより、粉砕メディアと原料スラリーの混合物が、円周方向に移動する流れ、すなわち一次流れと、粉砕室の半径方向外方に粉砕容器の内壁に向かって移動し、続いて案内環と粉砕容器の間の上昇通路を上昇し、ついで中央部から案内環の内部を通って下降し攪拌部材に戻る運動を規則的に繰返すことができる流れ、すなわち二次流れとの混合流れ、すなわち螺旋流とすることができることから、粉砕室に対するビーズの容積割合が少なくても粉砕メディアの偏析がある程度抑えられ、粉砕・分散効率を向上できる。
しかしながら、この特許出願で提案されたメディア攪拌式粉砕機で形成される螺旋流は、その二次流れが弱く、不安定であり、力に遠心力による偏析があったりして、螺旋流内での粉砕メディアの偏析が生じて、粉砕が均一でなく、あまりエネルギー効率が良くないという問題があった。
特開2005−199125号公報 特開2010−253339号公報
そこで、本発明は、粉砕メディアと原料スラリーの混合物に、遠心力による力の偏析がなく、均一化され、安定した螺旋流を生じさせ、これによって、粉砕・分散をエネルギー効率良くかつ均一に行うことのできるメディア攪拌式粉砕機を提供することを目的とするものである。
上記課題は、下記(1)〜(17)の構成のメディア攪拌式粉砕機によって達成される。
(1)
上部を閉鎖する端板を有し、ビーズ状粉砕メディアを収容した竪型円筒形の粉砕室を有する粉砕容器、この粉砕容器に設けられた原料スラリー供給口、前記粉砕室の下部であって、該粉砕室の軸心とほぼ同軸の回転軸を持つ撹拌部材、および前記粉砕室内であって、前記撹拌部材の上方に設けられたメディア分離部材を備えたメディア攪拌式粉砕機において、前記粉砕室下方部分を半径方向に分割し、粉砕室下方部分内方部と環状の粉砕室下方部分外方部とを構成する案内環を設け、原料スラリーと粉砕メディアの混合物の流れを、粉砕室の周方向への一次流れと、前記案内環を中心として、前記粉砕室下方部分外方部を上昇通路とし、粉砕室下方部分内方部を下降通路とする循環流路を流れる二次流れが混合した螺旋流とするとともに、粉砕室内に、この螺旋流の一次流れを抑制する一方、二次流れを強化して前記螺旋流を安定化する回転流動抑制手段を設け、この回転流動抑制手段が十字状であって、前記案内環内部に設けられ、この回転流動抑制手段が設けられた案内環が前記撹拌部材の上方に設けられていることを特徴とするメディア攪拌式粉砕機。
(2)
前記回転流動抑制手段が、前記案内環の内部に設けられ、板状体を組み合わせて形成されたものである上記(1)のメディア攪拌式粉砕機。
(3)
前記メディア分離部材が、前記端板に設けられたメディア分離部材収容手段に形成され、下部が前記粉砕室に開口した下面開口となっている円筒形のメディア分離部材収納室内に配置されており、このメディア分離部材収納室の内径が、前記メディア分離部材の外径より大きく、前記粉砕室の内径より小さい上記(1)または(2)のメディア攪拌式粉砕機。
(4)
前記メディア分離部材収納室の半径が、メディア分離部材の半径より10〜30mm大きい上記(3)のメディア攪拌式粉砕機。
(5)
前記メディア分離部材が、円形の天板、この天板に対し軸方向に間隔をもって配置された円形の底板、およびこれらの天板と底板の間で、周方向に間隔をもって配置された複数の羽根部材を備えている上記(1)〜(4)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(6)
前記天板と底板の間に環状の中間板を設け、前記メディア分離部材を多段構造とした上記(5)のメディア攪拌式粉砕機。
(7)
前記案内環は内部に環状空間を有し、前記粉砕容器に取り付けられた複数のパイプによって支えられ、該パイプを用いて前記環状空間に通水排水が可能な構造である上記(1)〜(6)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(8)
前記パイプが粉砕容器の上方から延び、下端で前記案内環を支持している上記(7)のメディア攪拌式粉砕機。
(9)
前記端板の前記下面開口を取り囲み、前記粉砕室内の前記粉砕メディアが前記分離部材収容室内に流れ込むのを規制するメディア流規制手段を設けた上記(3)〜(8)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(10)
前記メディア流規制手段が、内部空間を有する下向きに先細の円錐台形状の案内部材として構成され、前記攪拌部材の作用により、上昇してくる原料スラリーと粉砕メディアの混合物を下向きの流れに変えるようになっている上記(9)のメディア攪拌式粉砕機。
(11)
前記メディア分離部材収容手段の内周壁に少なくとも1つの突起を設けると共に、該突起に案内部材の周方向に延び、前記粉砕メディアが流通する流通通路を設けた(3)〜(10)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(12)
前記突起が、前記メディア分離部材収容手段の内周壁に底辺を有する三角形形状である上記(11)のメディア攪拌式粉砕機。
(13)
前記流通通路が、前記メディア分離部材収容手段の三角形の基部に設けられている上記(11)または(12)のメディア攪拌式粉砕機。
(14)
前記メディア分離部材は、先端縮径部および基部拡径部を備えたほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材本体を備え、このメディア分離部材本体には、前記先端縮径部近傍の少なくとも1つの入口部からその周壁に沿って前記基部拡径部の環状の出口部まで延びる前記混合物の移送通路が設けられており、前記入口部は、前記混合物を吸い込み、前記移送通路に流入させるための混合物吸い込み孔として作用するものであり、前記移送通路には、その環状の出口部近傍に、該環状の出口部に沿ってメディアのポンプ作用を行うための羽根部材が複数配列されており、更に前記移送通路の前記羽根が形成された部分より上流側で分岐した原料スラリー出口通路が設けられている上記(1)〜(13)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(15)
前記メディア分離部材は、ほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材中心部材、および全体として中空円錐台形状で、周辺が前記メディア分離部材中心部材の周辺と間隔を隔てて配置されたメディア分離部材外側部材を備え、前記メディア分離部材中心部材の周辺とメディア分離部材外側部材の周辺の間の間隙によって前記移送通路が形成されている上記(1)〜(13)のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
(16) 前記メディア分離部材外側部材の先端が、前記メディア分離部材中心部材の先端部に固定されている上記(15)のメディア攪拌式粉砕機。
(17)
前記メディア分離部材外側部材の先端部材が、円形の先端端板とされており、この円形の先端端板に前記混合物吸い込み孔が形成されている上記(16)のメディア攪拌式粉砕機。
以上説明したように、メディア攪拌式粉砕機によれば、粉砕メディアと原料スラリーの混合物の螺旋流を、この螺旋流の粉砕室周方向の回転流動すなわち一次流れを抑制する一方で、その二次流れ(案内環を中心とする循環流)を強化し、これによって上記螺旋流を安定化させ、流れの中の粉砕メディアの分布の均一化が図れ、エネルギー効率がよい粉砕・分散に最適な高頻度剪断流動とすることができる。
なお、本発明のような回転流動抑制手段を構じなくても、良好な螺旋流が形成される場合があるが、これは、上記混合物の粘性等の条件が全て整った場合の偶然の産物であり、本発明のように完全なヘリコイド流が常に形成されるものではない。
本発明の実施態様によるメディア攪拌式粉砕機を示す断面図である。 図1の線A−Aに沿う断面図である。 回転流動抑制手段を模式的に示した図である。 メディア分離部材収容室内の水平断面図である。 図1の線B−Bに沿う断面図である。 遠心式メディア分離部材の変形例を示す拡大断面図である。 図6に示した遠心式メディア分離部材の底面図である。 図6に示した遠心式メディア分離部材の先端部近傍の水平断面図である。 遠心式メディア分離部材の更に他の変形例を示す拡大断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態によるメディア攪拌式粉砕機について説明する。
図1は、本発明の実施の形態によるメディア攪拌式粉砕機10を示すものであり、このメディア攪拌式粉砕機10は、上部を閉鎖する端板12aを有する竪型円筒形の粉砕容器12を備えている。この粉砕容器12は、内部に円柱状の粉砕室14を備えており、この粉砕室14内にスラリー状の原料を導入するための原料スラリー供給口16を有している。
上記粉砕容器12の粉砕室14の内部下部中央には、攪拌部材22が回転自在に配置されている。攪拌部材22は、羽根車であり、例えば、ボス22aの周囲に固定され、上下に間隔を置いて配置された一対の環状板22b,22cとそれらの間に配置された複数の羽根22dで構成されている。
上記撹拌部材22には、上端がこの撹拌部材22のハブ22aに取り付けられ、そこから粉砕容器12および上記フレーム18を軸方向下方に貫通して延びる撹拌部材駆動軸である回転駆動軸24が固定されている。この回転駆動軸24は、その下方端部が、図示しない周知の駆動機構を介して駆動源に接続されており、図に矢印で示す方向に回転駆動される。この回転駆動軸24の回転軸(回転軸線)は粉砕室14の中心軸を通っていることが好ましい。なお、上記回転駆動軸24には、軸封25(メカニカルシール等)が設けられている。
前記攪拌部材22は、上記した遠心羽根の他、斜流羽根の構造であっても良い。
メディア攪拌式粉砕機において周知のように、粉砕容器12の内部には、ビーズ状の粉砕メディア30(なお、図においては極めて拡大して示した)が収納されている。この粉砕メディア30は、その直径が0.02〜2mmのものを用いることができる。この粉砕メディアの総容積は、粉砕室の容積の30%〜75%である。通常のメディア攪拌式粉砕機においては、粉砕メディアの総容積が、粉砕室の容積の75%〜90%であるので、本発明のメディア攪拌式粉砕機は、拘束力が小さくソフトな粉砕・分散が可能である。
上記粉砕容器12の粉砕室14の内部上方であって粉砕室14の中心部近傍には、上記該攪拌部材と軸方向に間隔をおいて対向して配置され、原料スラリー内に分散したメディア30を該原料から分離するための遠心分離式メディア分離部材32が設けられている。このメディア分離部材32は、下部に内部に空間を有する筒状の本体を有するボス32aおよび該本体の下部を閉鎖する閉鎖板32bを備えている。上記ボス32aの本体には、複数の開孔が設けられ、そこから原料スラリーのみが上記本体内の空間に導入されるようになっている。このメディア分離部材32は、上記該攪拌部材22と同軸に配置されていることが好ましいが、軸がずれていてもよい。このメディア分離部材32には、中空の回転駆動軸34が固定されている。この駆動軸34は、端板12aを貫通して上方に延び、その端部は、図示しない周知の駆動機構を介して駆動源に接続されており、図に矢印で示す方向に回転駆動される。なお、上記回転駆動軸34には、軸封36(メカニカルシール等)が設けられている。
上記駆動軸34の中空部は、メディア分離部材32の内部空間に連通し、原料スラリー出口38を形成している。上記メディア分離部材としては、従来のスクリーンを用いることもできる。
前記遠心分離式前記メディア分離部材としては、円形の天板、この天板に対し軸方向に間隔をもって配置された円形の底板、およびこれらの天板と底板の間で、周方向に間隔をもって配置された複数の羽根部材を備えている構造のものであってよい。また前記天板と底板の間に環状の中間板32cを設け、前記メディア分離部材を多段構造としてもよい。
粉砕容器12の外周には、冷媒体または熱媒体(通常は冷媒体であって、冷却水)を通すためのジャケット40が設けられており、粉砕室14内を温調可能にしている。このジャケット40には、下方部分に冷却水を導入するための冷却水入口42、上方部分に冷却水を排出するための冷却水出口46が設けられている。
粉砕容器12は、上記端板12aを取り外すことにより、粉砕容器12を開いて、容易にメンテナンスができるようになっている。
本発明のメディア攪拌式粉砕機においては、上記攪拌部材22は、周速5〜30m/sの範囲の回転速度で駆動が可能であり、メディア分離部材32は、10〜20m/sの範囲の回転速度で駆動が可能である。
上記粉砕室14内の下部には、案内環50が配置されている。この案内環50は、内周環板52、その外周方向に間隔を隔てた外周環板54,下辺を構成する環状の下環板56および上辺を構成する上環板58から構成されており、内部は液密となっている。
この案内環50は、前記粉砕室14下方部分を半径方向に分割し、粉砕室下方部分内方部14aと環状の粉砕室下方部分外方部14bとを構成する。前記粉砕室下方部分内方部14aは、粉砕メディアと原料スラリーの混合物の下降通路の機能を果たし、粉砕室下方部分外方部14bは、粉砕メディアと原料スラリーの混合物の上昇通路の機能を果たす。したがって、粉砕メディアと原料スラリーの混合物の流れは、粉砕室14内部において、円周方向に移動する流れ、すなわち一次流れと、粉砕室の半径方向外方に粉砕容器の内壁に向かって移動し、続いて案内環と粉砕容器の間の上昇通路を上昇し、ついで中央部から案内環の内部を通って下降し攪拌部材に戻る運動を規則的に繰返すことができる流れ、すなわち二次流れとの混合流れ、すなわち螺旋流となる。なお、上記したように、この螺旋流には、その二次流れが弱く、不安定であるという問題があった。
また、前記案内環50の内部空間には、該内部空間を通って粉砕室14内を軸方向下方に流れる粉砕メディアと原料スラリーの混合物の循環流の前記二次流れ強化するとともに、回転流動を抑制するようにした回転流動抑制手段92(図2、図3)が設けられている。この回転流動抑制手段92は、板状体を組み合わせて形成された十字状のものであることが好ましい。前記混合物の主に攪拌部材22および案内環50の作用により形成される円周方向の流れ(一次流れ)および軸方向の循環流(二次流れ)の混合流を、新たに設けられたこの回転流動抑制手段92により、二次流れを強化して、安定した螺旋流とする。これにより、この流れの中にある粉砕メディアの分布を均一化するとともに、遠心力による力の偏析をなくし、粉砕メディア間に活発な剪断力を発生させ、粉砕メディアの機能をさらに向上させる。なお、図2において、回転流動抑制手段92の下の攪拌部材22の一部が現れているが、これは作図の都合であり、実際には、現れない。
前記案内環50は、上記した構造であるので環状空間50aを有し、前記粉砕容器に取り付けられた複数のパイプ60a、60b(図2参照)によって支えられ、該パイプ60a、60bを用いて前記環状空間に冷却水の通水排水が可能な構造である。従って、本発明では、原料スラリーを粉砕容器12内部からも冷却できる。
前記パイプ60a、60bは、図に示したように粉砕容器12の上方から延び、下端で前記案内環50を支持していることが好ましい。
前記案内環50は、図に示したようにその下端が前記撹拌部材22の上端以上にあり、そしてその上端が前記メディア分離部材32の下端と下方に所定の間隔を隔てた位置にあることが好ましい。
前記案内環の外周壁と粉砕容器の内周壁の間の間隔は、10〜50mmであることが好ましい。上記間隔が、上記の下限未満であると、ビーズの動きを拘束しすぎであり、上限を越えると、自由度が増しすぎる。
前記案内環の高さは、粉砕室の高さの1/3〜2/3であることが好ましい。上記高さが、上記の下限未満であると、ビーズの流れのコントロールが不十分になり、上限を越えると、ビーズの流れのスムーズさが損なわれる。
前記端板12aの中央部は、図1に示したように周囲部分より厚くされた肉厚部70(メディア分離部材の高さより厚い)とされており、さらにその中央部には、貫孔72が設けられている。この貫孔72は、図1に示したように、メディア分離部材32が回転自在に収容されている。すなわち、貫孔72は、前記メディア分離部材32を収容したメディア分離部材収容室あるいはメディア分離室となっており、肉厚部70がメディア分離部材収容手段を構成している。メディア分離部材収容室を形成するには、端板12a全体を肉厚部70の厚みとしてもよいが、材料費がかかったり、装置の重量が大きくなったりするので、現実的ではない。
前記端板12aの下面中央部には、前記粉砕室14内の前記粉砕・分散メディア30が前記分離部材収容室内に流れ込むのを規制するメディア流規制手段80が設けられている。このメディア流規制手段80は、内部に、前記貫孔72に連続した円筒状の空間82を有し、下方に向かって先細となった円錐台形状の案内部材として構成されており、外周面が案内面84とされている。このメディア流規制手段80は、前記攪拌部材22の作用により、上昇してくる原料スラリーとビーズ状粉砕メディアの混合物を案内面84に沿う下向きの流れに変え、混合物の流動の不安定要素を排除する機能をも有する。そして、この規制された原料スラリーとビーズ状粉砕メディアの混合物の流れにより、粉砕室14内でフリーに流動するメディアを極力規制することで、メディア分離部材32の周りのメディアの濃度を下げたり、メディア分離部材に飛翔するメディアを制限し、メディア分離部材の分離能力を向上させる。
また、前記メディア流規制手段80の内部空間には、該内部空間を介して粉砕室からメディア分離部材収容室内に流れ込む混合物の流れの乱れを防止するための回転流動抑制手段90(図1)を設けることが好ましい。この回転流動抑制手段90は、板状体を組み合わせて形成された十字状のものであることが好ましい。この回転流動抑制手段90を設けることにより、メディア分離部材収容室内の混合物の螺旋流の二次流れが強化され、螺旋流が安定化されることにより、メディア分離部材の機能がさらに向上する。
さらに、上記メディア分離部材収容手段(肉厚部70)の内周面74には、少なくとも1つ、好ましくは複数(図4参照)の流れ制御用突起76が設けられている。
この流れ制御用突起76は、図4に示されているように水平断面形状が内周面74に底辺を有するほぼ三角形であり、その基部(底辺近傍)76aにメディア流通用の流通路76bが形成されている。上記流れ制御用突起76の三角形のメディア30が流れ込む側の辺、すなわち向かい側辺76cと前記内周面74とのなす角αは、鋭角にされていることが好ましい。
角αを鋭角にすることにより、向かい側辺76cによりメディアを上記メディア分離部材収容手段(肉厚部70)の内周面74方向、すなわちメディア分離部材32から離れる方向に向け、メディア分離部材32周囲のメディア濃度を下げ、メディア分離部材32のメディア分離機能を向上させることが好ましい。
なお、上記のように角αを鋭角にすると、この角度部分にメディアが滞ってしまうが、本実施の形態においては、流れ制御用突起76の三角形の基部部分に周方向に貫通したメディア通路76dを設け、メディアをこのメディア通路76dを通して、下流側に流すようにし、これによって、上記角度部分にメディアが滞ってしまうことを防止した。
なお、上記メディア通路76dは、その形成位置を、流れ制御用突起76の高さ位置で変化させてもよい。
上記した実施形態では、端板12に肉厚部70を設け、この肉厚部にメディア分離部材収容室を設けたが、メディア流規制手段80の内部をメディア分離部材収容室としてもよい。
換言すれば、前記端板の下面に配置され、前記メディア分離部材を収容したメディア分離部材収容室を有するメディア分離部材収容手段を備えるとともに、このメディア分離部材収容手段の外周面を、前記粉砕室内の前記粉砕・分散メディアが前記分離部材収容室内に流れ込むのを規制するメディア流規制手段としてもよい。
このとき、前記メディア分離部材収容手段は、前記端板の下面中央部に配置され、前記筒状の内部空間を有する下向きに先細の円錐台形状の部材により構成されており、該円錐台形状の部材の外周面が、前記攪拌部材の作用により、上昇してくる原料スラリーとビーズ状粉砕・分散メディアの混合物を下向きの流れに変える案内部材として構成されている。
この実施形態においても、上記実施形態と同様、前記メディア分離部材収容手段の内周壁に少なくとも1つの突起を設けると共に、該突起に該メディア分離部材収容手段の周方向に延び、前記ビーズ状粉砕・分散メディアが流通する流通通路を設け、メディアの外側への流れを作る。
作動においては、原料スラリー供給口16から原料である被粉砕粒子を含む原料スラリーを粉砕室14に導入しながら撹拌部材22を回転駆動する。粉砕室14内に導入されたスラリーは、粉砕室14内にすでに形成されているスラリーとメディア30の回転流れに乗って攪拌部材22の方向に下降移動されて、攪拌部材22により撹拌混合される。このとき、原料スラリーと粉砕・分散メディアの混合物の流れは、回転流動抑制手段92により、前記二次流れが強化され、安定した螺旋流となる。この後、スラリーとメディア30は、半径方向外方に粉砕容器12の内壁まで移動され、この後撹拌混合された上記スラリーとメディア30は、今度は粉砕室14の内壁と案内環50の間の上昇通路を上昇移動する流れfとなり、そして上昇しきると、今度は先の下降する流れとなる。
一方、メディア分離部材収納室内において、原料スラリーおよびメディアにはメディア分離部材32により回転運動が与えられる。この回転運動により、質量の大きいメディアは半径方向外向きに付勢され、スラリーから分離される。この場合、被粉砕粒子のうち、粉砕が不十分で粒子サイズが大きいものもメディアと同様に挙動する。一方、十分に粉砕されて質量が小さくなった粒子を含むスラリーは、メディア分離部材32の内部空間に入り、回転軸34内部の原料出口38を介してメディア攪拌式粉砕機外部へ排出される。この構成により、上記の整った流れ中に、原料粒子は、自由に運動する粉砕メディアの接触により良質な破砕、分散が行われ、その結果、高品質の製品がえられる。また、本発明のメディア攪拌式粉砕機によれば、上記の作用により、粒度分布幅の狭い粉砕を達成することが可能になる。また、粉砕メディアの量も少なくて済む。
なお、本発明のメディア攪拌式粉砕機においては、攪拌部材22が、メディア分離部材32から十分に離隔されているので、該メディア分離部材32の干渉が極めて少ない。
本メディア攪拌式粉砕機においては、図6、図7、図8に示したような遠心式メディア分離部材132を用いることもできる。この遠心式メディア分離部材132は、先端縮径部134aおよび基部拡径部134bを備えたほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材本体134を備えている。上記基部拡径部134bの中心に、駆動軸130の下端が固定され、該駆動軸130が回転することによって、メディア分離部材132が回転するようになっている。上記メディア分離部材本体134には、前記先端縮径部134a近傍の少なくとも1つの入口部135aからその周壁に沿って前記基部拡径部134bの環状の出口部135bまで延びる前記混合物の移送通路135が設けられている。前記入口部135aは、前記混合物を吸い込み、前記移送通路135に流入させるための混合物吸い込み孔として作用する。前記移送通路135には、その環状の出口部135b近傍に、該環状の出口部に沿ってメディアのポンプ作用を行うための羽根部材137が複数配列されている。更に、前記移送通路135の前記羽根部材137が形成された部分より上流側には、そこから分岐した原料スラリー出口通路139が設けられている。
前記メディア分離部材本体134の前記基部拡径部134bの内部には、ほぼ円盤状の空間である処理済み原料スラリー収集用空間139が形成されており、この処理済み原料スラリー収集用空間139には、前記原料スラリー出口通路139aおよび原料スラリー出口131が連通されている。
前記メディア分離部材本体134は、ほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材中心部材140、および全体として中空円錐台形状で、周辺が前記メディア分離部材中心部材140の周辺と間隔を隔てて配置されたメディア分離部材外側部材141(図8参照)を備え、前記メディア分離部材中心部材の周辺とメディア分離部材外側部材の周辺の間の間隙によって前記移送通路135が形成されている。
本メディア分離部材本体134の構造は、前記メディア分離部材外側部材141の先端部が、前記メディア分離部材中心部材140の先端部に固定されている構造となっていることが好ましい。
前記メディア分離部材外側部材141の先端部は、図6および図7に示したように円形の先端端板141aとされており、この円形の先端端板141aに前記混合物吸い込み孔(入口部135a)が形成されている。
作動においては、一部のメディアがメディア分離部材収納室内に導かれるが、このメディアは、メディア分離部材収容室内で回転するメディア分離部材132により次のようにして処理済み原料スラリーから分離され、再び粉砕室14内に戻される。
すなわち、メディア分離部材132が回転すると、メディア分離部材本体134の前記基部拡径部134b側の前記移送通路135の部分に設けた羽根部材137によりポンプ作用が発生し。主としてこのポンプ作用により、移送通路135内のスラリー等を出口部135bから外方に放出することとなり、この放出により、入口部135aには、吸引力(吸い込み力)が働いて、前記スラリー等に入口部135aからの流れが生ずるとともに、回転運動が与えられる。この回転運動により、大きくて重いメディアは半径方向外向きに付勢され、スラリーから分離される。この場合、被粉砕粒子のうち、粉砕が不十分で粒子サイズが大きいものもメディアと同様に挙動する。一方、十分に粉砕されて小さくて軽くなった粒子を含むスラリーは、原料スラリー出口通路139、処理済み原料スラリー収集用空間140および原料スラリー出口131を介してメディア攪拌式粉砕機外部へ排出される。
本メディア分離部材は上記した構造であるので、該メディア分離部材内部およびその周辺におけるメディア含有原料スラリーの流れが安定し、乱れの無い場が形成され、良好なメディア分離が可能となる。
なお、図6等に示したメディア分離部材においては、メディア分離部材全体が回転する構造、すなわちメディア分離部材中心部材およびメディア分離部材外側部材が一緒になって回転する構造のものについて説明したが、図9に示したように、メディア分離部材外側部材を固定しておき、メディア分離部材中心部材のみを回転する構造のものとしてもよい。
10 メディア攪拌式粉砕機
12 粉砕容器
14 粉砕室
16 原料スラリー供給口
18 フレーム
22 攪拌部材
24 回転駆動軸
25 軸封
30 粉砕メディア
32 メディア分離部材
32a ハブ部
32b 閉鎖板
34 中空駆動軸
36 軸封
38 原料出口
40 ジャケット
40a 冷却水入口
40b 冷却水出口
50 案内環
52 内周環板
54 外周環板
56 下環板
58 上環板
60a パイプ
60b パイプ
70 肉厚部(メディア分離部材収容手段)
72 貫孔(メディア分離部材収容室)
74 メディア分離部材収容手段(肉厚部70)の内周部
76 突起
80 メディア流規制手段
82 円筒状の空間
84 案内面
90 回転流動抑制手段
92 回転流動抑制手段

Claims (17)

  1. 上部を閉鎖する端板を有し、ビーズ状粉砕メディアを収容した竪型円筒形の粉砕室を有する粉砕容器、この粉砕容器に設けられた原料スラリー供給口、前記粉砕室の下部であって、該粉砕室の軸心とほぼ同軸の回転軸を持つ撹拌部材、および前記粉砕室内であって、前記撹拌部材の上方に設けられたメディア分離部材を備えたメディア攪拌式粉砕機において、前記粉砕室下方部分を半径方向に分割し、粉砕室下方部分内方部と環状の粉砕室下方部分外方部とを構成する案内環を設け、原料スラリーと粉砕メディアの混合物の流れを、粉砕室の周方向への一次流れと、前記案内環を中心として、前記粉砕室下方部分外方部を上昇通路とし、粉砕室下方部分内方部を下降通路とする循環流路を流れる二次流れが混合した螺旋流とするとともに、粉砕室内に、この螺旋流の一次流れを抑制する一方、二次流れを強化して前記螺旋流を安定化する回転流動抑制手段を設け、この回転流動抑制手段が十字状であって、前記案内環内部に設けられ、この回転流動抑制手段が設けられた案内環が前記撹拌部材の上方に設けられていることを特徴とするメディア攪拌式粉砕機。
  2. 前記回転流動抑制手段が、前記案内環の内部に設けられ、板状体を組み合わせて形成されたものである請求項1のメディア攪拌式粉砕機。
  3. 前記メディア分離部材が、前記端板に設けられたメディア分離部材収容手段に形成され、下部が前記粉砕室に開口した下面開口となっている円筒形のメディア分離部材収納室内に配置されており、このメディア分離部材収納室の内径が、前記メディア分離部材の外径より大きく、前記粉砕室の内径より小さい請求項1または2のメディア攪拌式粉砕機。
  4. 前記メディア分離部材収納室の半径が、メディア分離部材の半径より10〜30mm大きい請求項3のメディア攪拌式粉砕機。
  5. 前記メディア分離部材が、円形の天板、この天板に対し軸方向に間隔をもって配置された円形の底板、およびこれらの天板と底板の間で、周方向に間隔をもって配置された複数の羽根部材を備えている請求項1〜4のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  6. 前記天板と底板の間に環状の中間板を設け、前記メディア分離部材を多段構造とした請求項5のメディア攪拌式粉砕機。
  7. 前記案内環は内部に環状空間を有し、前記粉砕容器に取り付けられた複数のパイプによって支えられ、該パイプを用いて前記環状空間に通水排水が可能な構造である請求項1〜6のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  8. 前記パイプが粉砕容器の上方から延び、下端で前記案内環を支持している請求項7のメディア攪拌式粉砕機。
  9. 前記端板の前記下面開口を取り囲み、前記粉砕室内の前記粉砕メディアが前記分離部材収容室内に流れ込むのを規制するメディア流規制手段を設けた請求項3〜8のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  10. 前記メディア流規制手段が、内部空間を有する下向きに先細の円錐台形状の案内部材として構成され、前記攪拌部材の作用により、上昇してくる原料スラリーと粉砕メディアの混合物を下向きの流れに変えるようになっている請求項9のメディア攪拌式粉砕機。
  11. 前記メディア分離部材収容手段の内周壁に少なくとも1つの突起を設けると共に、該突起に案内部材の周方向に延び、前記粉砕メディアが流通する流通通路を設けた請求項3〜10のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  12. 前記突起が、前記メディア分離部材収容手段の内周壁に底辺を有する三角形形状である請求項11のメディア攪拌式粉砕機。
  13. 前記流通通路が、前記メディア分離部材収容手段の三角形の基部に設けられている請求項11または12のメディア攪拌式粉砕機。
  14. 前記メディア分離部材は、先端縮径部および基部拡径部を備えたほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材本体を備え、このメディア分離部材本体には、前記先端縮径部近傍の少なくとも1つの入口部からその周壁に沿って前記基部拡径部の環状の出口部まで延びる前記混合物の移送通路が設けられており、前記入口部は、前記混合物を吸い込み、前記移送通路に流入させるための混合物吸い込み孔として作用するものであり、前記移送通路には、その環状の出口部近傍に、該環状の出口部に沿ってメディアのポンプ作用を行うための羽根部材が複数配列されており、更に前記移送通路の前記羽根が形成された部分より上流側で分岐した原料スラリー出口通路が設けられている請求項1〜13のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  15. 前記メディア分離部材は、ほぼ円錐形状または円錐台形状のメディア分離部材中心部材、および全体として中空円錐台形状で、周辺が前記メディア分離部材中心部材の周辺と間隔を隔てて配置されたメディア分離部材外側部材を備え、前記メディア分離部材中心部材の周辺とメディア分離部材外側部材の周辺の間の間隙によって前記移送通路が形成されている請求項1〜13のいずれかのメディア攪拌式粉砕機。
  16. 前記メディア分離部材外側部材の先端が、前記メディア分離部材中心部材の先端部に固定されている請求項15のメディア攪拌式粉砕機。
  17. 前記メディア分離部材外側部材の先端部材が、円形の先端端板とされており、この円形の先端端板に前記混合物吸い込み孔が形成されている請求項16のメディア攪拌式粉砕機。
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