JP6071235B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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本発明は、光路切換機構に反射率可変の光反射手段を用いた撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関する。
従来、撮像装置の一つである一眼レフカメラにおいては、撮像の際にはミラーアップをする必要があり、このため撮像の際には光学ファインダで被写体像(光学像)を観察することができない。
一方、撮像の際にも光学ファインダで被写体像を観察できるようにするため、ハーフミラー用いることによってミラーアップを不要とした一眼レフカメラがある(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の一眼レフカメラは、撮影レンズ、ハーフミラー、撮像素子、焦点板、ペンタプリズム、および接眼レンズを備えている。そして、焦点板、ペンタプリズム、および接眼レンズによって光学ファインダが構成されている。
特許文献1に記載の一眼レフカメラでは、光軸に対して45度に傾けてハーフミラーが配置されており、撮影レンズから入射した被写体像がハーフミラーによって分光(分岐)されて、ハーフミラーを透過した光は撮像素子の撮像面に結像する。一方、ハーフミラーで反射した光は光軸に対して90度の角度で上方に向かい、焦点板およびペンタプリズムを介して接眼レンズに導かれる。
特開2002−182268号公報
ところで、特許文献1に記載の一眼レフカメラにおいて、光学ファインダにおける光学像を明るくしようとすると、必然的に反射率の高いハーフミラーを用いて光学ファインダに入射する光量を大きくする必要がある。
ところが、ハーフミラーの反射率を高くすると、不可避的に撮像素子に入射する光量が低くなってしまい、撮像のための十分な光量が得られなくなってしまう。
従って、本発明の目的は、撮像の際のミラーアップを不要とするとともに、光学ファインダにおいて十分明るい光学像が観察でき、かつ撮像素子に対しても十分な光量を入射させることのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明による撮像装置は、撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダとを有する撮像装置であって、前記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段と、静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、前記モード選択手段によって前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明による制御方法は、撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダと、記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段とを有する撮像装置の制御方法であって、静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択ステップと、前記モード選択ステップで前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダと、記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段とを有する撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、
静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択ステップと、前記モード選択ステップで前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御ステップとを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、撮像の際のミラーアップを不要とするとともに、光学ファインダにおいて十分明るい光学像が観察でき、かつ撮像素子に対しても十分な光量を入射させることができる。
本発明の実施の形態による撮像装置の一つである一眼レフカメラの構成を示す図である。 図1に示す一眼レフカメラにおける制御系を示すブロック図である。 図1に示す一眼レフカメラにおける静止画撮影の際の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す一眼レフカメラにおける動画撮影の際の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態による撮像装置の一つである一眼レフカメラの構成を示す図である。
図1において、一眼レフカメラはカメラボディ1を備えており、このカメラボディ1にはレンズマウント10を介して撮影光学系を有する撮影レンズユニット2が着脱可能に装着されている。なお、撮影光学系を有する撮影レンズユニット2は交換可能ではなく、カメラボディ1に一体的に固定されていてもよい。
カメラボディ1には光路切換部3、フィルタ4、撮像素子5、焦点板6、像反転部7、接眼レンズ系8、および測光素子9が配置されている。そして、焦点板6、像反転部7、接眼レンズ系8、および測光素子9によって光学ファインダが構成される。
フィルタ4は、赤外カットフィルタおよびローパスフィルタなどによって構成される。撮像素子5および焦点板6は、光軸11上において光路切換部3からの距離が等価な位置に配置されている。
撮像素子5には、撮影光学系を通過した被写体像(光学像)が結像し、撮像素子5は、光電変換によって光学像に応じた電気信号(アナログ信号又は画像信号)を出力する。撮像素子5として、例えば、CMOSセンサが用いられる。なお、CMOSセンサの代わりにCCDセンサなどの他の撮像デバイスを用いるようにしてもよい。
像反転部7は、ペンタプリズム、ペンタダハミラー、又は複数のミラーの組み合わせによって構成される。
光路切換部(光反射部)3は光軸11に対して45度傾けて配置され、撮影レンズユニット2から入射した光は光路切換部3によって分光(分岐)される。光路切換部3を透過した光は撮像素子5の撮像面に結像する。一方、光路切換部3で反射した光は、光軸11に対して90度の角度で上方に向かい、焦点板6および像反転部7を介して接眼レンズ系8に導かれる。
光路切換部3の一面(撮影レンズユニット側の面)には、反射率可変の調光ミラー12が配置されており、後述するように、調光ミラー12の反射率を変更することによって、撮像素子5および光学ファインダに入射する光量を調整することができる。つまり、調光ミラー12の反射率を上げれば、反射光路(光学ファインダ側)への入射光量が多くなって、光学ファインダに十分な光量を入射させることができる。
一方、調光ミラー12の反射率を下げれば、透過光路(撮像素子5側)への入射光量が多くなって、撮像素子5に十分な光量を入射させることができる。従って、調光ミラー12の反射率を変更することによって、光学ファインダおよび撮像素子5に入射する光量を調整することができる。
調光ミラー12として、例えば、特開2007−102197号公報に記載されたエレクトロクロミックによる調光ミラーが用いられる。この調光ミラーは電圧の印加によって可逆的に反射率を変更することができる。
図示のように、調光ミラー12には反射率制御部13が接続されている。反射率制御部13は調光ミラー12に印加する電圧を変化させて、撮影レンズユニット2から入射した入射光を反射させる反射状態と透過させる透過状態とに調光ミラー12を制御する。
前述のように、調光ミラー12の反射率を上げれば、光学ファインダに入射する光量が増加するので、ユーザは明瞭に被写体像を観察することができる。一方、反射率を下げれば、調光ミラー12における透過光量が増加して、撮像素子5に十分な光量が入射する結果、被写体の撮影が可能な状態となる。
なお、ここでは、調光ミラー12の透過状態とは、入射光を略完全に透過する透明状態から所定の割合で入射光を透過させる半透過状態までを含むものとする。
図2は、図1に示す一眼レフカメラにおける制御系を示すブロック図である。
制御部21は、例えば、MPUであり、一眼レフカメラの各種処理を制御する。制御部21には、撮像素子5、測光素子9、反射率制御部13、撮影モード選択スイッチ22(モード選択手段)、静止画撮影ボタン23、および動画撮影ボタン24が接続され、ここでは、制御部21は撮像素子5および反射率制御部13を制御する。
撮影モード選択スイッチ22はユーザによって操作される。撮影モード選択スイッチ22によって静止画撮影モード又は動画撮影モードが選択撮影モードとして選択されると、制御部21は撮像素子5に選択撮影モードに応じた制御信号を出力する。
なお、ここで、動画は、複数枚の画像(以下フレーム画像と呼ぶ)によって構成される。そして、ユーザがリアルタイム動画像として認識することができるように、1秒間の動画を構成するフレーム画像の枚数は15枚以上であることが好ましい。
測光素子9は、像反転部7で分岐された光を用いて、被写体像の輝度を測定する。そして、測光素子9は測光結果である測光情報(輝度情報)を制御部21に出力する。制御部21は測光情報に応じて露出条件を判定する。つまり、制御部21は測光情報に応じて露出条件を決定する露出制御を行うことになる。
ここで、露出条件とは、静止画像を1枚撮影するか又はフレーム画像1枚を撮影する際における調光ミラー12の反射率(以下露出反射率と呼ぶ)および露光時間(露出時間ともいう)のことをいう。
静止画撮影ボタン23は、ユーザによる半押し状態と全押し状態とが区別される2段階押し込みスイッチである。静止画撮影ボタン23の半押し状態を検出すると、制御部21は合焦および測光制御を開始する。そして、静止画撮影ボタン23の全押し状態を検出すると、制御部21は静止画の本撮影動作を開始する。
ユーザが動画撮影ボタン24を押し下げると、制御部21は動画の撮影を開始する。そして、ユーザが動画の撮影中に再度動画撮影ボタン24を押し下げると、制御部21は動画撮影動作を停止する。
図3は、図1に示す一眼レフカメラにおける静止画撮影の際の動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザが撮影モード選択スイッチ22によって静止画撮影モードを選択すると(ここでは、撮影モード選択スイッチ22による選択が撮影指示となる)、前述のように静止画撮影が開始される。制御部21は反射率制御部13を制御して調光ミラー12の反射率を所定の第1の反射率に上げて、光学ファインダに対する入射光量を大きくする(ステップS31)。光学ファインダに対する入射光量が大きくなることによって、ユーザは容易に光学ファインダ内で構図の確認を行うことができる。
前述の第1の反射率は測光素子9による測光に必要な光量が確保される範囲であれば、ユーザが設定するようにしてもよいが、この場合、光学ファインダにおける光学像が明るくなるようにするためには、第1の反射率は60%以上であることが望ましい。
続いて、制御部21は静止画撮影ボタン23が半押しされたか否かを判定する(ステップS32)。ここでは、静止画撮影ボタン23の半押しは第1の状態である(所定の第2の操作)。静止画撮影ボタン23が半押しされないと(ステップS32において、NO)、制御部21は待機する。構図の確認が完了して、ユーザが静止画撮影ボタン23を半押すると(ステップS32において、YES)、制御部21は測光素子9によって測光を行う(ステップS33)。そして、制御部21は測光情報に基づいて露出条件を判定する(ステップS34)。
静止画像取得のための露出条件を判定した後、制御部21は静止画撮影ボタン23が全押しされたか否かを判定する(ステップS35)。ここで、静止画撮影ボタン23の全押しは第2の状態である(所定の第1の操作)。静止画撮影ボタン23が全押しされないと(ステップS35において、NO)、制御部21は待機する。
ユーザが静止画撮影ボタン23を全押しすると(ステップS35において、YES)、制御部21は調光ミラー12の反射率を、前述の第1の反射率からステップS34で判定した露出条件に応じた露出反射率(第2の反射率)に低下させる(ステップS36)。これによって、制御部21は撮像素子5に対する入射光量を大きくして、静止画像の取得を開始する(ステップS37:画像取得)。
続いて、制御部21は、ステップS34で判定した露出条件に応じた露出時間が経過したか否かを判定する(ステップS38)。露出時間が経過しないと(ステップS38において、NO)、制御部21はステップS37の処理に戻って、画像の取得を行う。一方、露出時間が経過すると(ステップS38において、YES)、つまり、画像の取得が完了すると、制御部21は静止画の撮影を終了する。
なお、静止画撮影ボタン23が全押しされた後においても、光学ファインダに光が入射して、被写体像の観察ができるようにするため、調光ミラー12の露出反射率は0%としないようにする。また、調光ミラー12の反射率を最大とする場合であっても、その反射率を必ずしも100%としなくてもよい。
図4は、図1に示す一眼レフカメラにおける動画撮影の際の動作を説明するためのフローチャートである。
ユーザが撮影モード選択スイッチ22によって動画撮影モードを選択すると、前述のように動画撮影が開始される。制御部21は反射率制御部13を制御して調光ミラー12の反射率を所定の第1の反射率に上げて、光学ファインダに対する入射光量を大きくする(ステップS41)。続いて、制御部21は測光素子9によって測光を行う(ステップS42)。そして、制御部21は測光情報に基づいて、1フレーム分の画像を取得するための露出条件を判定する(ステップS43)。
前述の第1の反射率は測光素子9による測光に必要な光量が確保される範囲であれば、ユーザが設定するようにしてもよいが、この場合、光学ファインダにおける光学像が明るくなるようにして、ユーザが動画撮影前の構図確認をしやすくするため、第1の反射率は60%以上であることが望ましい。
続いて、制御部21は動画撮影ボタン24が押し下げられたか否かを判定する(ステップS44)。動画撮影ボタン24が押し下げられないと(ステップS44において、NO)、制御部21は待機する。ユーザが動画撮影ボタン24を押し下げると(ステップS44において、YES)、制御部21は調光ミラー12の反射率を、前述の第1の反射率からステップS43で判定した露出条件に応じた露出反射率(第2の反射率)に低下させる(ステップS45)。これによって、制御部21は撮像素子5に対する入射光量を大きくして、動画1フレームの取得を開始する(ステップS36:画像取得)。
続いて、制御部21は、ステップS43で判定した露出条件に応じた露出時間が経過したか否かを判定する(ステップS47)。露出時間が経過しないと(ステップS47において、NO)、制御部21はステップS46の処理に戻って、画像の取得を行う。
一方、露出時間が経過すると(ステップS47において、YES)、つまり、動画1フレームの取得が完了すると、制御部21は調光ミラー12の反射率を高くして(例えば、露出反射率から第1の反射率として)、光学ファインダに対する光の入射量を多くする(ステップS48)。このように、光学ファインダに対する光の入射量を多くすれば、次フレームの画像取得に当たって、ユーザは光学ファインダで被写体像を良好に観察することができる。
なお、測光素子9による測光で必要な光量が確保される範囲であれば、ステップS48において、ユーザが調光ミラー12の反射率は設定するようにしてもよいが、光学ファインダにおける被写体像を明るくするためには反射率を60%以上とすることが望ましい。
続いて、制御部21は動画撮影ボタン24が再度押し下げられたか(再度操作されたか)否かを判定する(ステップS49)。動画撮影ボタン24がユーザによって押し下げられないと(ステップS49において、NO)、制御部21は動画撮影終了指示がないとして、ステップS42の処理に戻って次の動画1フレームの撮像を行う。
一方、動画撮影ボタン24がユーザによって押し下げられると(ステップS49において、YES)、制御部21は動画撮影終了指示があったとして、動画撮影を終了する。
このようにして、動画撮影の際には、動画1フレーム分の撮像動作中に撮像素子5に入射する光量を多くする時間と光学ファインダに入射する光量を多くする時間とがあるので、動画の撮影を行うとともに、光学ファインダにおける被写体像の観察を行うことができる。
なお、静止画撮影の場合と同様に、光学ファインダに光が入射して被写体像の観察ができるようにするため、調光ミラー12の露出反射率は0%としないようにすることが望ましい。また、調光ミラー12の反射率を最大とする場合であっても、その反射率を必ずしも100%としなくてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態では、調光ミラー12の反射率を制御することによって、撮像素子5および光学ファインダに対する入射光量を必要に応じて調節することができる。その結果、光学ファインダにおいて明るい状態で被写体像(ファインダ像)を観察できるばかりでなく、撮像素子5に対しても十分な光量を入射させることができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、制御部21、反射率制御部13、および測光素子9が制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、この制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
3 光路切換部
5 撮像素子
8 接眼レンズ系
9 測光素子
12 調光ミラー
13 反射率制御部
21 制御部
22 撮影モード選択スイッチ
23 静止画撮影ボタン
24 動画撮影ボタン

Claims (9)

  1. 撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダとを有する撮像装置であって、
    前記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段と、
    静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段によって前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記光反射手段の反射率を前記第1の反射率とした後、所定の第2の操作があると、前記光学ファインダに導かれる光学像に基づいて測光を行って、撮影の際における前記光反射手段の反射率である前記第2の反射率および露出時間を決定する露出制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記モード選択手段によって前記静止画撮影モードが選択された場合、前記第2の操作は、静止画撮影を行うための静止画撮影ボタンを半押して前記静止画撮影ボタンを第1の状態とする操作であり、前記第1の操作は、前記静止画撮影ボタンを全押して前記静止画撮影ボタンを第2の状態とする操作であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は前記静止画撮影ボタンが前記第1の状態となると前記露出制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記静止画撮影ボタンが前記第2の状態となると、前記制御手段は前記光反射手段の反射率を第2の反射率に制御して、前記撮像素子から前記画像信号を取得することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記モード選択手段によって前記動画撮影モードが選択されると、前記光反射手段の反射率を前記第1の反射率に制御した後前記光学ファインダに導かれる光学像に基づいて測光を行い、前記測光の結果に応じて前記動画撮影の際における前記光反射手段の反射率を前記第2の反射率として設定するとともに露出時間を決定する露出制御を行って、前記第1の操作である動画撮影を行うための動画撮影ボタンが操作されると、前記光反射手段の反射率を前記第2の反射率に制御し、前記露光時間が経過すると、前記光反射手段の反射率を前記第2の反射率から前記第1の反射率に制御して、前記動画撮影ボタンが再度操作されなければ、前記露出制御を行うことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記光反射手段は、電圧の印加に応じて反射率が変化する調光ミラーを備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダと、記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択ステップと、
    前記モード選択ステップで前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  9. 撮影光学系を通過した光学像に応じた画像信号を出力する撮像素子と、前記光学像を観察するための光学ファインダと、記撮影光学系を通過した光学像を透過させて前記撮像素子に導くととともに前記撮影光学系を通過した光学像を反射して前記光学ファインダに導く反射率可変の光反射手段とを有する撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    静止画撮影を行う静止画撮影モードおよび動画撮影を行う動画撮影モードのいずれか一方を選択するモード選択ステップと、
    前記モード選択ステップで前記静止画撮影モードおよび前記動画撮影モードのいずれか一方が選択されると、前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも多くする第1の反射率に制御した後、所定の第1の操作があると前記光反射手段の反射率を、前記光学ファインダに入射する光学像の光量を前記撮像素子に入射する光学像の光量よりも少なくする第2の反射率に制御する制御ステップとを実行させることを特徴とする制御プログラム。
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